JP4906603B2 - 圧縮画像伸張装置及び重畳画像データ処理装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、重畳画像のデータ(重畳画像データ)の圧縮率を制御して、良好な重畳画像データの圧縮率を使用する重畳画像データ処理装置に関する。
一例として、複数の地点をカメラで監視する場合、各々の監視地点に設置したカメラの画像を1台の画像伸張装置へ伝送して、これら複数の画像を切り替えて見ること若しくは4分割画面などの手段で一度に見ることが行われる。この場合、いずれのカメラの画像がいずれの地点であるかを把握するために、各カメラの画像に監視地点を示す文字や記号や図柄などのデータを重畳することが行われる。例えば、カメラ番号に基づいて「カメラ1」などという文字若しくは監視場所に基づいて「正面ドア」などという文字を画像データに重畳することが行われる。
しかしながら、画像データに重畳された文字や記号などのデータ(重畳データ)では、画像圧縮により高周波成分が削除されて、輪郭がぼやけてしまう。このため、細部が見づらくなり、圧縮率を高くすると読み取れないことがある。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、重畳画像を効率的に処理することができる圧縮画像伸張装置を提供することを目的とする。
また、従来では、良好な重畳画像データの圧縮率を設定することについて十分な検討が為されていなかった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、重畳画像データの圧縮率を制御して、良好な重畳画像データの圧縮率を使用することができる重畳画像データ処理装置を提供することを目的とする。
すなわち、画像伸張手段が、圧縮された画像を伸張する。重畳画像変換手段が、前記画像伸張手段により伸張された重畳画像のデータを重畳画像の出力用データへ変換する。重ね合わせ手段が、前記画像伸張手段により伸張された本体の画像の出力用データと前記重畳画像変換手段により変換された重畳画像の出力用データとを重ね合わせる。出力手段が、前記重ね合わせ手段により重ね合わされた結果の画像データを出力する。
また、圧縮された本体の画像や圧縮された重畳画像は、例えば、外部(送信側)からネットワークを介して伝送されて圧縮画像伸張装置により受信されてもよく、或いは、外部の装置から直接的に圧縮画像伸張装置の記憶手段に書き込まれて記憶されてもよい。
また、重畳画像としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、本体の画像或いはその送信側或いはそれを撮像するカメラなどに関する文字や模様などの情報を用いることができる。
また、圧縮伸張の方式としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、非可逆的な方式が用いられる。
また、本体の画像の出力用データ(例えば、1フレームの画像イメージ)と重畳画像の出力用データとを重ね合わせる態様としては、特に限定はなく、例えば、本体の画像の上に重畳画像が載せられて見えるような重ね合わせが行われる。
また、画像データを出力する態様としては、例えば、画面への表示出力、プリンタによる印刷出力、他の装置(記憶媒体等でもよい)へのデータ出力など、種々なものが用いられてもよい。
すなわち、前記重畳画像変換手段は、画素の値の範囲とその画素の表示態様との対応付けを記憶する変換対応記憶手段を有している。そして、前記重畳画像変換手段は、前記変換対応記憶手段に記憶された対応付けに基づいて、前記画像伸張手段により伸張された重畳画像のデータを、当該重畳画像のデータにおける各画素の値に対応した表示態様を反映した重畳画像の出力用データへ変換する。
この場合に、前記画素の値の範囲は、圧縮劣化により発生する各画素の値の変動(誤差)を吸収することが可能な範囲である。
すなわち、対応記憶手段が、画素の値の範囲とその画素の表示態様との対応付けを記憶する。取得手段が、重畳画像のデータを取得する。圧縮手段が、前記取得手段により取得された重畳画像のデータを可変な圧縮率で圧縮する。伸張手段が、前記圧縮手段により圧縮された重畳画像のデータを伸張する。一致度検出手段が、前記対応記憶手段の記憶内容に基づいて、前記圧縮手段により圧縮される前における重畳画像のデータの各画素の値に対応する表示態様と、前記圧縮手段により圧縮された後に前記伸張手段により伸張された重畳画像のデータの各画素の値に対応する表示態様との一致度を検出する。制御手段が、前記一致度検出手段により検出された一致度が所定の条件を満たすように前記圧縮手段の圧縮率を制御し、前記一致度検出手段により検出された一致度が所定の条件を満たす圧縮率で圧縮された重畳画像のデータを出力する。
また、圧縮伸張処理の前後における重畳画像の表示態様の一致度が満たすべき所定の条件としては、種々な条件が用いられてもよく、例えば、全ての画素において表示態様が一致するといった条件を用いることができ、或いは、所定の割合以上の画素において表示態様が一致するといったように、より緩やかな条件を用いることも可能である。
また、圧縮された重畳画像データを出力する場合に、例えば、重畳画像であることを示す重畳フラグなどの情報が付加されてもよい。
本発明に係る方法では、装置において各手段が各種の処理を実行する。
本発明に係るプログラムでは、装置を構成するコンピュータに実行させるものであって、各種の機能を当該コンピュータに実現させる。
本発明に係る記録媒体では、装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記録したものであって、当該プログラムは各種の手順(処理)を当該コンピュータに実行させる。
図1には、本発明の一実施例に係る画像重畳機能付きの圧縮画像伸張装置1の一例を示してある。
本例の圧縮画像伸張装置1は、監視システムに設けられており、モニタ2と接続されているとともに、ネットワーク3と接続されている。
本例の圧縮画像伸張装置1は、画像伸張部11と、重畳フラグ検出部12と、伸張データ切り替え器13と、ライブ画像用フレームメモリ14と、重畳画像変換器15と、重畳画像用フレームメモリ16と、表示タイミング発生器17と、重ね合わせ器18と、画像表示用フレームメモリ19と、制御CPU(Central Processing Unit)20を備えている。
本例では、第1の画像(本体の画像と言う)に第2の画像(重畳画像と言う)を重ね合わせて表示する場合を示す。
圧縮された画像のデータである画像圧縮データを含む配信データが、ネットワーク3を介して画像伸張部11及び重畳フラグ検出部12に入力される。
ここで、画像としては、本体の画像又は重畳画像のいずれかが配信データに含まれており、重畳画像が含まれる場合には所定の情報を有するフラグ(重畳フラグ)が配信データに含められる。
重畳フラグ検出部12は、入力された配信データ内の画像圧縮データの構造を解析し、特定箇所に埋め込まれた重畳フラグの有無を検出する。そして、重畳フラグ検出部12は、検出された重畳フラグの有無を示す信号を重畳フラグ検出信号として伸張データ切り替え器13へ出力する。
また、重畳画像変換器15は、重畳画像について点滅などに関する表示タイミングの制御が必要である場合には、その表示タイミングの情報を含む重畳情報を表示タイミング発生器17へ出力する。
本例では、重畳画像用フレームメモリ16に格納されるデータは、そのまま画面に表示することができる画素データの並びになっている。
このように、重畳画像用フレームメモリ16は、複数枚で構成されてもよい。複数の重畳画像を保持することで、例えば、タイムコードや点滅表示のように時間で切り替わる重畳表示に対応することができ、また、複数の入力(例えば、複数のカメラ入力)に対応することも可能である。
一例として、ネットワーク3を介して入力された重畳画像のデータではなく、制御CPU20がソフトウエアで作成した画像データを重畳画像用フレームメモリ16に書き込んで重畳画像のデータとして使用することも可能であり、このように本例の圧縮画像伸張装置で重畳データを作成することも可能である。
表示タイミング発生器17は、画像表示タイミング信号を画像表示用フレームメモリ19へ出力する。これにより、画像表示用フレームメモリ19内の画像データを表示画像としてモニタ2へ出力するタイミング(例えば、表示のための同期のタイミング)を管理する。
この場合、表示タイミング発生器17は、フレームメモリ切り替えタイミング信号及び画像表示タイミング信号といった2つの信号を用いて、複数枚ある重畳画像用フレームメモリ16の切り替えを管理するとともに、画像表示用フレームメモリ19内の画像データを表示画像としてモニタ2へ出力するタイミングを管理する。これにより、例えば、タイムコード表示の切り替えや点滅表示のタイミングが、モニタ2の表示と同期するようになる。
また、他の一例として、タイムコードのように所定のタイミング毎に時間的に変化する重畳画像を表示させることが重畳情報により示された場合には、複数のフレームメモリに順次切り替えるべき重畳画像を格納して、所定のタイミング毎に出力元となるフレームメモリを順次切り替えることにより、時間的に変化する重畳画像を表示することができる。
また、一構成例として、同一の重畳画像に関して、2つのフレームメモリを用意して、入力用と出力用とで交互に切り替えて使用することにより、入出力を同時に行うことも可能である。
モニタ2は、画像表示用フレームメモリ19から入力された画像データを画面に表示する。
各送信側は、当該各送信側から出力される画像のデータに付加される識別情報(例えば、各カメラのIPアドレス)により特定され、本例では、制御CPU20が、ネットワーク3から入力された画像データに付加された識別情報に基づいて発信元となる送信側(例えば、カメラ)を識別して、その送信側に対応したフレームメモリが重畳画像用フレームメモリ16において使用されるように切り替える。
また、他の一例として、1つの送信側について、複数の重畳画像を切り替えることが行われてもよい。この場合には、例えば、1つの送信側に関する複数の重畳画像の各々に識別子(ID)を付けておいて、その送信側から送信する本体の画像データに重ね合わせるべき重畳画像の識別子を付加し、制御CPU20が、ネットワーク3から入力されたその本体の画像データに付加された識別子に基づいて、その識別子に対応した重畳画像を重ね合わせるように、重畳画像用フレームメモリ16のフレームメモリを切り替える。
本例では、カメラなどを備えた送信側の装置がネットワーク3に接続されており、圧縮した画像のデータとして、本体の画像のデータと重畳画像のデータをそれぞれ任意のタイミング(例えば、別々のタイミング)で本例の圧縮画像伸張装置1に宛てて送信する。
送信側の装置としては、例えば、パーソナルコンピュータなどからなる設定用端末装置などを用いることができる。
また、重畳画像のデータは、例えば、送信側において作成される。
具体的には、重畳画像のデータとしては、カメラの名称やタイムコードなどを画面表示するための文字フォントのデータや、模様などのグラフィックデータなどを含むデータを用いることができる。
本例の画像圧縮データは、ユーザデータヘッダ31と、ユーザデータ領域32と、圧縮データヘッダ34と、画像圧縮データ領域35から構成されている。
本例では、ユーザデータ領域32に、所定の情報を有する重畳フラグ33が含められている。この重畳フラグ33は、例えば、送信側のアプリケーション又はカメラにより生成されて画像圧縮データに含められる。また、重畳フラグ33の情報としては、送信側と受信側(本例では、圧縮画像伸張装置1)において、予め共通の情報が設定される。
なお、重畳フラグ33の位置やデータの内容としては、特に限定はなく、ユーザ独自のものでも構わず、重畳フラグ33を付ける側と検出する側とで同じアルゴリズムを採用すればよい。
また、送信側から図2に示される画像圧縮データが送信される際には、更にその外側のヘッダに送信側の識別情報(例えば、カメラの識別情報)が付加される。
なお、本例では、静止画のJPEGフォーマットの例を示したが、他の構成例として、放送用のトランスポートストリームなど、任意のフォーマットが用いられてもよい。
まず、図3(a)、(b)を参照して、画素データと量子化の関係について説明する。
図3(a)には、量子化前の画素データの値(横軸)と、量子化後の画素データの値(縦軸)との関係を示してある。本例では、量子化後の値が8段階となっている。
図3(b)には、画像圧縮後について、圧縮前の画素データの値(横軸)と、圧縮後の画素データの値(縦軸)との関係を示してある。本例では、圧縮後の値が4段階となっている。
なお、本例では、画素データの値を0.1ずつの間隔で扱っている。
例えば、重畳するデータがタイムコードや文字などである場合には、白と黒の2色があれば十分である。また、カメラからの画像データをそのまま出力する箇所は、重畳データを透明と定義すればよい。更に、重畳データの表示にアクセントを付けるために、文字などを点滅させることが考えられる。このような最低限の重畳データを用いる構成であるときには、必要となるのは、白、黒、透明、点滅の4種類を判別できる情報であり、この情報を画像の各画素毎に付加すればよい。
しかしながら、上記の定義に従った重畳データを圧縮した場合には、2ビットの量子化に相当する圧縮であると、1は0になり、3は2になってしまう。これでは、重畳画像に対して伸張処理を行っても、白と黒、透明と点滅の区別が付かなくなる。
そこで、本例では、0は白、2は黒、4は透明、6は点滅と定義する。この定義の重畳データに対して画像圧縮処理及び画像伸張処理を行ったデータは、量子化の影響を受けず、上記の定義と変わらない重畳データを得ることができる。
送信側の画像(例えば、カメラ画像)を量子化してデジタルデータ化するときに、nビットで量子化するとする。これに対して、圧縮処理がmビットの量子化に相当するとした場合には、重畳データの白や黒などの情報としては(2のm乗)の個数だけ定義することができる。
(2のn乗)/(2のm乗)=(2の(n−m)乗)
で表すことができる。
例えば、図3(b)に示される場合では、1つの情報を振り分ける値の間隔は2となり、具体的には、「白」の情報は2未満の値である0.0〜1.9の値をとり、「黒」の情報は2.0〜3.9の値をとり、「透明」の情報は4.0〜5.9の値をとり、「点滅」の情報は6.0〜7.9の値をとる。このように、重畳データの各情報は、2ずつの間隔で情報が配置される。
具体例として、256階調の場合には、重ね合わせ器18では、重畳画像が白である画素の値を250にし、重畳画像が黒である画素の値を16にし、重畳画像が透明である画素の値については何もせず(つまり、ライブ画像のままとし)、重畳画像が点滅である画素については所定のタイミング毎に白黒の置き換えなどの処理を行わせる。ここで、透明は、重畳情報を載せないところである。また、本例では、白の画素値を250とし、黒の画素値を18としたが、これは一例であり、特に限定はない。
例えば、図3(b)に示される場合では、重畳画像の特徴として、白は0.0〜1.9の範囲の画素レベルであればよく、黒は2.0〜3.9の範囲の画素レベルであればよいなどに基づいて、重畳したい画像パターンを上記の定義に従った画素レベルで作成して、カメラで撮影することにより、重畳画像として使用することができる。なお、白なら1.0、黒なら3.0などといったように、画素レベルの範囲の中央付近の値を用いると、より確実である。
なお、近年のパーソナルコンピュータ用のOS(Operating System)では、標準で、JPEG方式で記録が可能な画像編集ソフトウエアが付属しているため、このソフトウエアを用いて上記の定義に従った重畳画像を作成してJPEG方式で記録することが可能である。このようなデータに重畳フラグ33を付加して配信することで、重畳画像として使用することができる。
例えば、上記した第1実施例に示したような画像重畳機能付きの圧縮画像伸張装置1を用いることで、画像データに重畳するデータを効率的に扱うことができる。
上記した第1実施例に示したような画像重畳機能付きの圧縮画像伸張装置1による重畳データは、画像データの各画素に対応する位置のデジタル値が、通常の画像表示に使われる輝度や色差とは異なる値をとるため、重畳データを画像データと同様には視覚的に見ることができない。このため、重畳データの作成については、例えばデジタル画像編集ソフトを使用するような、視覚的な手段を用いた作成では困難である。
また、本例の重畳データは、画像データと同様に画像圧縮処理を用いてデータ量を削減することを特長とするが、圧縮率の設定によっては量子化ステップに相当するデジタル値の幅を超えてしまい、圧縮後のデータ値が重畳データの要素とは変わってしまって、例えば白や黒や透明や点滅といった属性が変わってしまうことが考えられる。これは、圧縮率を高くするほど発生すると考えられる。
なお、本例の重畳画像データ処理器の機能は、例えば、上記した第1実施例に示される圧縮画像伸張装置1に対して重畳画像データを供給する装置に設けられ、一例として、ネットワーク3を介して圧縮画像伸張装置1に対して本体の画像や重畳画像の配信データを送信する送信側の装置(例えば、カメラを備えた装置)に設けられる。
また、例えば、圧縮画像伸張装置1に対して本体の画像を供給する装置(例えば、カメラ)と重畳画像を供給する装置が別々に設けられてもよい。
本例では、画像圧縮方式としてJPEG方式を用いた場合を説明する。圧縮率はQ値により定まり、Q値が大きいほど高圧縮になる。
また、本例では、XとYは重畳画像データの各画素の横方向と縦方向の位置を示し、横方向Xは0〜Xmaxまでの値をとり、縦方向Yは0〜Ymaxまでの値をとる。S(X、Y)は、画素位置(X、Y)における重畳画像データを圧縮する前のデジタル値を示す。J(X、Y)は、圧縮データに対して伸張処理を行った後の画素位置(X、Y)におけるデジタル値(重畳画像データ圧縮伸張後のデジタル値)を示し、本例では、これを伸張重畳データJ(X、Y)と呼ぶ。
重畳データ入力の処理(ステップS1)では、重畳画像データの元になる画像データを外部から入力する。本例では、この入力される画像データとして、重畳画像の白や黒や透明や点滅などといった画面の状態(本例では、属性と称する)を視覚的に描いたデジタルデータを用いている。
JPEG圧縮伸張の処理(ステップS3)では、重畳画像データS(X、Y)に対して圧縮処理を行い、圧縮データを出力する。この圧縮データをメモリに一時的に蓄積する。同時に、蓄積した圧縮データに対して伸張処理を行い、伸張重畳データJ(X、Y)を出力する。
J(X、Y)信号レベル判定の処理(ステップS5)では、伸張重畳データJ(X、Y)の信号レベルが圧縮劣化により変化することで、白や黒や透明や点滅といった各属性の割り当てが、圧縮前の各属性と変わっていないか否かを判断する。この動作の詳細については後述する。
例えば、圧縮率の変化が小さく何度もQ値を減算して圧縮処理を繰り返すことが許されるならば、減算する値αを最小値(例えば、1)にすればよい。一方、圧縮処理の繰り返しの回数を減らすためには、信号レベルの変化が1つのステップ幅を飛び越えない範囲内で、減算する値αを例えば1より大きくして圧縮率を下げればよい。
XY更新の処理(ステップS8)では、XとYの値を次の処理すべき画素位置を示すように更新する。このXとYの更新方法としては、種々な方法が用いられてもよく、具体例として、Yを固定したままXを1増やし、XがXmaxに等しい場合のみXをゼロにして同時にYを1増やす方法を用いることができる。つまり、X方向に1ずつ画素位置を移動していき、X方向で最大に移動したらXをゼロに戻してY方向に1つ移動する。
例えば、ユーザデータヘッダ31から次の圧縮データヘッダ34までの間にはユーザデータ領域32があり、その中に重畳フラグ33が格納される。そして、重畳フラグ33は、ユーザデータ以降にある画像圧縮データ領域35のデータが重畳画像データであるか否かを識別する情報となる。
この重畳フラグ33が付加された重畳画像データの圧縮データを重畳画像データ処理器の外部へ出力する。この出力先に接続するものとしては、例えば、本例の重畳画像を扱うことが可能な圧縮画像伸張装置(例えば、図1に示される圧縮画像伸張装置1)や、記録装置や、伝送するための例えばネットワーク(例えば、図1に示されるネットワーク3)のように、デジタルデータを扱うことができる圧縮画像伸張装置や記録装置や伝送装置の全般がある。
初めに、重畳データ入力の処理(ステップS1)において、視覚的に描かれた画像データから変換処理を行った重畳画像データS(X、Y)を作成する。この画像データとしては、例えば、コンピュータの画像編集ソフトなどにより出力した画像データを使用することができる。若しくは、重畳画像データの属性である白や黒や透明や点滅といった特徴に特化した画像編集機能を持つ専用ソフトを用意してもよい。
JPEG圧縮伸張の処理(ステップS3)で、S(X、Y)の画素データを画像データとして画像圧縮処理を行い、それを伸張することで、伸張重畳データJ(X、Y)を作成する。このJ(X、Y)は最高の圧縮率で圧縮処理された後のデータであるため、各画素の信号レベルが圧縮劣化により変化している。
XY初期化の処理(ステップS4)で、XとYをゼロにして、重畳画像の先頭の画素位置にXとYを位置づける。
次に、J(X、Y)信号レベル判定の処理(ステップS5)により、現在の(X、Y)の画素位置についてS(X、Y)の信号レベルとJ(X、Y)の信号レベルを比較する。例えば、S(X、Y)の画素の属性が「透明」であったときに、J(X、Y)の画素の属性が他の属性(例えば、「黒」)に判断される信号レベルであると、この判断処理により「偽」と判定する一方、J(X、Y)の画素の属性が同じ属性(ここでは、「透明」)に判断される信号レベルであると、この判断処理により「真」と判定する。また、ここで例示した「透明」以外の他の属性についても同様な判定を行う。
この圧縮伸張処理による信号レベルの変化についての詳細については後述する。
また、J(X、Y)信号レベル判定の処理(ステップS5)で「偽」と判定された場合には、圧縮率が高すぎると判断し、Q値減算の処理(ステップS6)で圧縮率を決定するQ値を小さくして、圧縮率を下げる。そして、JPEG圧縮伸張の処理(ステップS3)から、再度、上記と同様な処理を行う。
本例では、このような処理の繰り返しが、XY最大値判定の処理(ステップS7)で全ての画素について処理が終わったことを検出するまで、何度も繰り返して行われる。
以上のような動作により、重畳画像データの作成や圧縮の処理が実行される。
重畳画像データS(X、Y)の作成後におけるある画素位置の信号レベルが図6(a)に示されるようになっているとする。重畳画像の属性は、信号レベルが高い方から、点滅、透明、黒、白の順であり、信号レベルの最大値から最小値までの間を4分割して割り当てている。この重畳画像データの信号レベルは、図の左から順に、黒、透明、黒、透明、黒と変化している。
図6(a)に示されるような信号レベルの画像データに対して圧縮伸張処理を行うと、画素位置101のような信号レベルの変化が激しい箇所において極端に劣化が生じる。図6(a)に示される信号レベルの急激な変化(図中に点線で描いたエンベロープの変化を参照)は、圧縮伸張により図6(b)に示されるエンベロープのようになだらかな曲線で表される信号レベルの変化になる。
圧縮伸張後の信号レベルの変化への対応は、このように圧縮率を制御する動作になる。
なお、重畳画像データ処理器としては、例えば、ソフトウエアで実現しても構わず、若しくは、ハードウエアで実現しても構わない。
また、本例の重畳画像データ処理器では、入力する画像データを視覚的に判別し易いデジタルデータとし、そのデジタルデータを重畳画像データに定められた複数の属性へ変換する処理を行う。
また、重畳画像データの作成処理において、画像圧縮及び伸張後における各画素位置のデータと、画像圧縮前における各画素位置のデータとを比較し、量子化ステップに相当するデジタル値の範囲に共に存在することを確認する処理を行い、2つのデジタル値が前記したステップ幅の範囲外であったときには、圧縮率を下げて、再度、画像圧縮処理及び伸張処理を行うことで、白や黒や透明や点滅などの属性(各画素の属性)が圧縮伸張処理の前後で変わらないステップ幅の間に収まる重畳画像データを作成する。
例えば、通常は、白や黒や透明や点滅などの属性を画面上においたときに、属性の境界は、ランダムノイズ的なばらまかれたものではなく、比較的一箇所に集まり易いと考えられる。具体的には、文字フォントなどでは、一番広いものとして透明部分が画面のほとんどを占めると考えられる。この場合、画像圧縮技術を使えば、有効な圧縮効果が出ると考えられる。
また、重畳画像データは、画像データの各画素に1対1に対応する「情報の集まり」である。このため、特には、人間が目で見る画像としての特性を残そうとは考えなくてもよく、例えば、ブロックノイズが出たり、エッジの再現性が下がっても、実用上で有効なデジタル値が得られれば構わない。本例では、重畳画像データを圧縮及び伸張(復号)しても、ある値の範囲内に入ればよい。
また、現在のLSIやソフトウエアコーデックの実情として、JPEG圧縮ができても、ロスレスをサポートしないものは多くある。同じJPEGであっても、ロッシーとロスレスは違う圧縮方式だと考えることができる。本例では、ロッシーの圧縮方式に対応することが可能であり、本体の画像ではない情報(重畳画像データ)を画像圧縮処理している。
図7には、本例の重畳画像データ処理器61の構成例を示してある。
本例の重畳画像データ処理器61は、例えば、図1に示されるネットワーク3に接続されている。
本例の重畳画像データ処理器61は、重畳画像の元となる画像(例えば、白、黒、灰、赤からなる画像)を入力する入力部71と、入力部71により入力された画像を重畳画像(例えば、白、黒、透明、点滅からなる画像)のデータへ変換する変換処理部72と、重畳画像データを圧縮する圧縮処理部73と、圧縮された重畳画像データを伸張する伸張処理部74と、圧縮された重畳画像データなどを外部(本例では、ネットワーク3)へ出力する出力部75と、信号レベルと表示態様(本例では、白、黒、透明、点滅といった属性)との対応などをメモリに記憶する記憶部76と、圧縮前の重畳画像データの各画素の信号レベルに対応した属性と圧縮伸張後の重畳画像データの各画素の信号レベルに対応した属性との一致度の判定や圧縮処理部73の圧縮率の制御などを行う制御部77を備えている。重畳画像の元となる画像は、必ずしも外部から入力されなくてもよく、例えばユーザ(人)の操作により、重畳画像データ処理器61において作成されてもよい。
図4には、画像重畳機能付きの圧縮画像伸張装置41の一例を示してある。
本例の圧縮画像伸張装置41は、モニタ42と接続されているとともに、ネットワーク43と接続されている。
本例の圧縮画像伸張装置41は、画像伸張部51と、ライブ画像用フレームメモリ52と、重畳画像用フレームメモリ53と、表示タイミング発生器54と、重ね合わせ器55と、画像表示用フレームメモリ56と、制御CPU(Central Processing Unit)57を備えている。
圧縮された画像のデータである画像圧縮データを含む配信データが、ネットワーク43を介して画像伸張部51に入力される。
画像伸張部51は、入力された画像圧縮データに対して画像伸張処理を実行し、伸張した画像のデータをライブ画像用フレームメモリ52へ出力する。
ライブ画像用フレーメモリ52は、画像伸張部51から入力された画像データ(ネットワーク43を介して配信された画像データ)をライブ画像として重ね合わせ器55へ出力する。
重畳画像用フレームメモリ53に格納されるデータは、そのまま画面に表示することができる画素データの並びになっている。
重畳画像用フレームメモリ53は、格納された重畳画像のデータを重ね合わせ器55へ出力する。
また、重畳画像用フレームメモリ53は、複数枚で構成されてもよい。複数の重畳画像を保持することで、例えば、複数のカメラ入力に対応することや、或いは、タイムコードや点滅表示のように時間で切り替わる重畳表示に対応することができる。
表示タイミング発生器54は、画像表示タイミング信号を画像表示用フレームメモリ56へ出力する。これにより、画像表示用フレームメモリ56内の画像データを表示画像としてモニタ42へ出力するタイミングを管理する。
モニタ42は、画像表示用フレームメモリ56から入力された画像データを画面に表示する。
以上、本発明に関する技術の背景を説明した。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
61・・重畳画像データ処理器、 71・・入力部、 72・・変換処理部、 73・・圧縮処理部、 74・・伸張処理部、 75・・出力部、 76・・記憶部、 77・・制御部、
Claims (3)
- 圧縮された画像を伸張して得られた本体の画像と重畳画像を重ね合わせて出力する圧縮画像伸張装置において、
共通の非可逆圧縮方式で個別に圧縮された前記本体の画像及び前記重畳画像の元となる画像データが入力され、該本体の画像及び該重畳画像の画像データへ伸張する画像伸張手段と、
画素の値の範囲と画素の表示態様との対応付けを記憶し、前記画像伸張手段により伸張された重畳画像のデータを、前記対応付けに基づいて各画素の値を対応する表示態様にすることにより、重畳画像の出力用データへ変換する重畳画像変換手段と、
前記画像伸張手段により伸張された本体の画像の出力用データと、前記重畳画像変換手段により変換された重畳画像の出力用データとを重ね合わせる重ね合わせ手段と、
前記重ね合わせ手段により重ね合わされた結果の画像データを出力する出力手段と、を備え、
前記共通の非可逆圧縮方式による圧縮後の画素の値の階調がmビットに相当するときに、前記重畳画像の画素の表示態様の数が2のm乗以下となることを満たすよう、前記重畳画像の元となる画像データは量子化により圧縮されるものであり、圧縮劣化により発生する画素の値の変動を、前記画素の値の範囲に留め、前記重畳画像変換手段が出力する重畳画像の出力用データが圧縮劣化の影響を受けないようにしたことを特徴とする圧縮画像伸張装置。 - 請求項1に記載の圧縮画像伸張装置において、
前記共通の非可逆圧縮方式はJPEG方式もしくはMPEG方式であり、
前記画像伸張手段に入力されるデータは、前記重畳画像の元となる画像データのヘッダーには、重畳画像であることを示す重畳フラグと、複数の重畳画像を識別するための識別子とが格納され、前記本体の画像の画像データには重畳すべき重畳画像の前記識別子が付加されるものであり、
前記画素の表示態様は、透明、所定の色及び点滅であり、
更に、前記重畳画像変換手段が出力する重畳画像の出力用データを、前記識別子に対応付けて記憶するフレームメモリを備え、
前記重ね合わせ手段は、前記本体の画像の画像データに付加された識別子に基づいて前記フレームメモリからの重畳画像の出力用データを重ね合わせることを特徴とする圧縮画像伸張装置。 - 請求項1に記載の圧縮画像伸張装置において、
該圧縮画像伸張装置は、前記本体の画像に重ね合わせる前記重畳画像のデータを圧縮して出力する重畳画像データ処理装置とネットワークを介して接続されており、
該重畳画像データ処理装置には、
画素の値の範囲とその画素の表示態様との対応付けを記憶する対応記憶手段と、
重畳画像のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された重畳画像のデータを量子化により可変な圧縮率で圧縮する圧縮手段と、
前記圧縮手段により圧縮された重畳画像のデータを伸張する伸張手段と、
前記対応記憶手段の記憶内容に基づいて、前記圧縮手段により圧縮される前における重畳画像のデータの各画素の値に対応する表示態様と前記圧縮手段により圧縮された後に前記伸張手段により伸張された重畳画像のデータの各画素の値に対応する表示態様との一致度を検出する一致度検出手段と、
前記一致度検出手段により検出された一致度が、所定の条件を満たすように前記圧縮手段の圧縮率を制御し、前記一致度検出手段により検出された一致度が所定の条件を満たす圧縮率で圧縮された重畳画像のデータを、ネットワークを介して前記圧縮画像伸張装置へ出力する制御手段と、
を備えたことを特徴とする圧縮画像伸張装置。
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