JP4902288B2 - 医療実習室の備品管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、医療実習室の備品管理システムに関する。
医療実習では、高度な医療技術を習得するために医療用の機器、特に練習機(シミュレータ)を使用する。特に近年では、様々な疾患に対応して人体の各部分を対象とするシミュレータが作成されており(特許文献1)、又、シミュレータの用途も、手術手技や穿刺から内視鏡の使い方に至るまで多様である(特許文献2〜4)。その結果、各医療教育現場では、多種類の高価な医療用機器を抱えており、その保管・管理を安全かつ合理的に行うことの要望が強い。
これに対して従来の医療機器の保管手段というと、例えば次のようなものがある。
(a) カテーテル・輸液管等の長尺物の収容用の細長い多数の収納ケースを、棚体の前面から引き出し可能に組み込んだ医療器具用保管棚(特許文献5)。
(b)庫内に吊持する内視鏡の保管状態(特に衛生状態)を管理する保管庫(特許文献6)。
(c)医療機関の収納庫の錠を、予めコンピュータが発行するカード(担当者名・物品名・数量を記載したもの)で開くようにして入出庫の状況を管理するシステム(特許文献7)。
更に、医療以外の分野では、一定のエリアで不特定人に貸与される物品(本)にICタグを付してその所在を管理し、当該エリアからの不正持ち出しを防止するシステムが知られている(特許文献8)。
特開2005−202267 特開2001−005378 特開2005−181518 特開2006−116206 特開平10−005246 特開2002−282200 特開2000−011079 特開2006−031675
特許文献5の保管棚及び特許文献6の保管庫は、基本的に同一種類の物品を保管するためのもので、実習室で使用される様な多様な物品を収納するのに適しておらず、また、盗難などに対する対応策も不十分である。
これらの保管庫などに盗難防止用の監視用カメラを組み合わせて用いることも考えられるが、医療用のシミュレータは、等身大の嵩張るものから、人体の眼球模型の如くポケットに簡単に入ってしまうサイズのものまで多種多様であり、監視用カメラでは小型のものの持出しを阻止することが難しい。
特許文献7のシステムの如く、各物品毎に持ち出した者が記録に残るシステムであると、不法持出しを予防することにはかなりの効果があるが、大学病院等では実習授業の最初と最後に多数の生徒への備品の貸与及び返還が集中するので、一人一人に対してカードで収納庫を開錠して、各備品を貸し出した個人を記録するということをすると、入出庫の作業で授業時間の相当の部分を割かれることになり、非現実的である。
更に、特許文献8のシステムは、貸与する物品が書籍などの比較的廉価なものであれば、敢えて当該物品からICタグを剥がして持ち出そうとする人間は少ないので、実効性があるが、医療用シミュレータの様に高価なものの場合には不正持出しを十分に防止できない。
本発明は、実習室に出入りする人の流れと実習室内の収納庫からの備品の入出庫の両方を実習カリキュラムに基づいて監視することで、入出庫の効率を損ねずにかつ確実に管理し、併せて多様な大きさ・形状の備品を円滑に収納できる医療実習室の備品管理システムを提供する。
第1の手段は、実習室2と収納庫12と備品16と入室者監視手段20と在庫監視手段22と実習管理装置28とを具備し、
上記実習室2は、周囲から隔離され、かつ実習管理装置28からの入室許可指令により解錠可能な錠付きの扉6を有し、
上記収納庫12は、その実習室の内部のみから収納品を取り出せるように設けており、
上記備品16は、その収納庫内に収納された複数の医療実習用の備品であり、
上記入室者監視手段20は、個人認証手段を含み、実習室2へ扉6を通って出入りする各実習者の認証情報を実習管理装置28へ送信するように設けられており
上記在庫監視手段22は、上記備品16の一部に付設された備品識別用の識別コード発信手段と、収納庫12内に収納された備品16から発せられる識別コード信号を検知することが可能な電磁気センサーとを有することで、上記収納庫12に対する備品16の出入れを検知しかつ検知した識別コードを実習管理装置28へ送信するように構成されており、
上記実習管理装置28は、少なくとも実習カリキュラムの時間割を記録するデータベースを備えているとともに、在庫監視手段22からの各備品の入出庫の情報及び入室者監視手段20からの実習者の認証情報を記憶しており、上記実習カリキュラムの実習時間の初期又は開始前と実習時間の終期とに上記各備品の入出庫の情報に基づいて全ての備品が収納庫12にあることを感知し、収納庫12内の備品の存在を感知できないときに警報を発するように形成した。
医療実習においては、もちろん一人又は少数の実習生がバラバラの時間帯で実習室を使用することもあるが、こうした場合の備品の管理は、入出庫簿をつけるなり、指導教官が付き添うなりして、比較的容易に行うことができる。しかし、現実には、多数の実習生が所定の時間(実習時間)・所定の場所(実習室)内で備品である訓練装置を一斉に使用するという状況が少なくなく、そうした場合に備品を効率的に出し入れし、かつ確実に管理することが可能でなければならない。本手段は、こうした要請に応えるために、次の特長を有する。第1の特長は、実習時間を単位として備品の管理を行うことである。実習時間の最初と最後に一斉に入出庫することから、少なくともこの両時点で備品の所在をチェックすれば効率良く管理を行うことができるからである。大学などの医療実習において、実習生は授業料を払って教育を受ける顧客であるので、なるべく管理されている不自由さを感じさせずに通常の授業プロセスの中で自然に備品のチェックを行うことが要求される。第2の特長は、実習室内の備品の入出庫と併せて実習室への人の出入りを監視することである。大学の医療実習は、通常、大学に在籍する学生を対象とするので、身分が露顕しても備品を盗もうとする者は少ないと考えられる。実習時間に学生の一人が途中退席して、実習時間に備品の紛失が判明すれば、途中退席者が持ち出したものとほぼ断定できるので、不正持出しをすることは事実上困難である。従って本発明は、既述特許文献7のシステムのように各物品毎に貸与した個人を記録する方式に比べて、一見ルーズ(緩やか)のようで実際には信頼性の高い管理手法を提供するものである。
「実習室」は、少なくとも四方を壁で仕切られ、特定の扉からのみ出入りできるように形成されている。この扉は、IDカード等の個人認証手段を用いないと開かないようにすることが望ましく、更に実習生及び実習教官の如く特別に許可された者(特に実習カリキュラムに基づいて各実習時間に実習又は実習指導を行う者)のみが入室できるようにすることが望ましい。更に、実習時間中に勝手に実習生が入室できるようにすると、その際のどさくさに紛れて備品を不正に室外へ運び出される可能性があるので、指導教官が許可した場合を除いて扉が開かないようにすることができる。もっともより緩やかな運用として、IDカードを使用すれば自由に出入りができるが出入りの事実が記録されるようにするとともに、備品の室外持ち出しをICタグを用いて監視するようにしても良い。尚、本明細書では、IDカードを使っても扉を開けられない状態を「ロック」というものとし、このロック状態と、IDカードを使わないと扉が開かない状態とを含めて、扉を「施錠」したというものとする。
「収納庫」は、備品を収納するための一定のスペースを有する物であれば、どのような構造のものでも良い。例えばそのスペースを周囲と仕切る仕切り壁や扉なども必ずしも必要なく、単なる棚のような物でも良い。後述の好適な例では、収納庫を壁と一体化させているが、実習室内に置かれた家具タイプのものでも良い。
「備品」とは、本発明のシステムの監視下に置かれ、かつ実習訓練のために実習室の収納庫内に収納された全ての器具をいい、訓練専用のシミュレータ・練習器具・模型機でも、現実の医療に使用できる実機でも良い。
「入室者監視手段」とは、好ましくは実習時間の全体に亘って、更には実習時間外にも実習室への人の出入りを各人毎に監視することのできる手段を言う。具体的には、各入室者が何時に入室し、何時に退室したかの履歴をチェックできるようにし、特に実習時間の途中で退室する者を特定できる程度の記録を残すことが重要となる。
「在庫監視手段」は、少なくとも各備品単位で備品の出入れを監視する手段である。具体的には従来公知の如く電磁気センサーを用いて収納庫から備品を出す、或いは備品を入れる動作を直接監視するものでもよ
「実習管理装置」は、実習カリキュラムに応じて備品の所在をチェックし、各実習時間中に貸し出された備品が、その実習時間の終わりに収納庫に戻されないときには、実習室に居る実習教官或いは外部の管理員に対して警告を発する。この警告は実習室からの実習生の退出が開始される前に行うことが望ましい。また、備品紛失の警告と併せて、途中退席者がいるときにはその旨の表示を行うことが望ましい。
また本手段では、実習時間の初期又は開始前に備品の在庫をチェックすることで、その実習時間の終わりに備品が紛失したときに、その実習時間に参加していた者によって備品が無くなった(不法に持ち出されているか、或いは実習室のどこかに放置されている)ことが判るようにしている。
もっとも前の実習時間の実習生がそのまま実習室に残っていると事情が異なってくる。例えば前の実習時間から実習室に残っていた者が、次の実習時間の始めに入室者とすれ違うように退室するようなことがあると、備品の不正持出しをチェックできない可能性があるからである。そこで本手段の前提として、各実習時間の終わりに全ての実習生が退室しないと、上述の実習管理装置が警報を発するようにして、実習時間単位での実習生の総入替えを徹底することが望ましい。
「実習時間の…開始前」とは、先の実習時間の終わりに収納庫内の備品の有無を確認することを含む。
の手段は、第の手段を有し、かつ
上記実習室2の扉6は、実習管理装置28又は管理者からの退室許可指令により室内から、開扉可能に形成され、
上記実習管理装置28は、実習時間の終期に全ての備品が収納庫12にあることが感知されてから退出許可指令を発するように形成されている。
本手段では、備品の確認をした後に退出許可指令を出すようにしたから、備品の不正持出しをより確実に防止できる。もっとも実習時間中でも例えば指導教官の許可を得て中途退出できるようなシステムとすることもできる。
の手段は、第1の手段有し、かつ
上記実習管理装置28は、実習カリキュラムに基づき、各実習時間に使用する種類及び数の備品以外の備品を出庫したときに警告を発するように形成している。
本手段は、備品の不正持出しの他に、不注意により実習カリキュラムに予定のない備品を取り出すことを防止するものである。即ち、実習生は、医療機械に不慣れなことが多いので、カリキュラムと関係のない備品を収納庫から取り出してしまう可能性が高い。こうした状態を放置しておくと、実習生は、実習の終わりに他の備品とともに返せばよいと考えてそのままにしておき、結局、実習時間中に紛失してしまうといったおそれがある。そこで、本手段では、予定外の備品の取り出しに対して直ちに警告をするようにしている。
尚、実習カリキュラムで使用する予定の全ての備品を取り出さなかったときにもその旨の警告を発するようにしてもよい。この警告は、不要の備品を出庫した場合の警告と識別することが可能なものとすると良い。
の手段は、第の手段を有し、かつ
上記実習室には、備品を使用するための適数の実習エリア10が設置され、
更にこの実習エリア10内に各備品が在ることを検出する使用状態監視手段18を設置するとともに、
この使用状態監視手段から各実習エリアでの備品の使用状態のオン・オフ情報を実習管理装置28へ出力するように設け、
実習管理装置28は、収納庫12から備品が取り出されてから出庫した全ての備品に関して実習エリア10での使用状態がオンとなるまでの間、及び、少なくとも実習エリア10での備品の使用状態がオフとなってから全ての備品が収納庫12に戻されるまでの間に、実習者が実習室2から退室しようとすると警告を発するように形成している。
本手段では、実習室の内部に、備品を使用するための複数の実習エリアを設け、各エリアで使用されている備品を実習管理装置で自動的に監視するようにしている。この使用状態の備品は、機械の監視下に置かれているという点で収納庫に収納された備品と同様であり、直ちに室外へ不正に持ち出すことができない状態である。そこで全ての備品が収納庫に収納されているか、或いは実習エリアで使用されている状態の何れかであるときには、実習室からの実習生の入退室を自由とし、実習に使用する備品が収納庫からも実習エリアからもフリーとなる時間帯のみ実習室から実習生が退室すると警告を発するようにしている。実習生の退室の自由に対する制限を最小限とすることができる。
「使用状態監視手段」とは、各実習エリアで(或いは室内で)使用されていることを監視することができればどのようなものでも良い。一例として、収納庫のセンサーとは別に室側の適所(例えば天井)にセンサーを設置し、実習で使用するために収納庫から取り出したシミュレータが室内に在ることをアクティブに監視するものとしても良い。
尚、使用状態のオン・オフとは、主として電気制御装置のスイッチのオン・オフのことをいうが、それ以外の機械的手段を用いて、例えばICタグを用いて、所定の使用場所に置かれていることをオン、使用場所から離れることをオフとしても良い。
の手段は、第1の手段から第の手段の何れかを有し、かつ
在庫監視手段22のコード信号発信手段は、電気センサーに接近することで信号を検知されるICタグであり、
上記物品収納庫12は、棚板の一側から備品を出し入れ可能な備品載置棚を有し、その棚板の一側に沿って在庫監視手段22の電磁波センサーのセンサー本体に接続した2本の検出線26を配設し、
備品を出庫するときには、ICタグのコード信号がまず棚板の内側の検出線で、次に外側の検出線で順次検出され、備品を入庫するときには、ICタグのコード信号がまず棚板の外側の検出線で、次に内側の検出線で順次検出されるように構成され、
実習管理装置28は、この信号の検出順序により備品の出庫と入庫とを区別することができるように構成している。
本システムに使用される備品には、さまざまな種類があるが、全種類の備品に収納庫の特定の場所を割り当て、管理すると、備品の入出庫や棚卸の際に非常に時間がかかる。そこで本手段では、収納庫内で備品を位置的・空間的にルーズに管理することができる手段を提案している。具体的には、各備品に例えばICタグなどを付設するとともに、備品を載置する棚の部屋内方寄りと外方寄りとにそれぞれセンサーを取り付け、内外どちらのセンサーに先に反応するかによって、入庫と出庫とを区別するようにすれば良い。
の手段は、第1の手段から第の手段の何れかを有し、かつ
上記収納庫12は実習室の壁と一体化された棚として形成され、かつ収納庫の内部を室外から見ることができるようにしている。
実習室に備品として収納されるシミュレータなどの装置は、通常、高価なものであるので、例えば医療実習を行う年次に達しない学生の目にも触れるようにすることが教育上有意義である。しかしながら、本システムの性質上、実習室には実習者及び実習教官以外の者を入れないようにすることが望ましい。そこで本手段では、実習室に入らずにその備品を外部から観察できるようにしている。
の手段は、第1の手段から第の手段の何れかを有し、かつ
実習室2内に設置する実習エリア10毎にモニター19を装備させ、当該実習で使用する備品の利用方法を提供している。
第1の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○実習時間単位で備品の在庫状況を管理しており、備品がどの実習時間に紛失したのか、誰がその実習時間に実習していたのかが分かり、盗難を抑制する心理的効果を奏する。
○特にICタグを付した備品自体の不正持出しを退室時に検出する方法の様にICタグを剥ぎ取ってチェック態勢を無効とすることができず、仮にそうした手口で不法に持ち出しても人の出入りの監視より持ち出した人間が予測できるから、信頼性が高い。
○実習室2からの人の出入りと収納庫12からの備品の入出庫との両方を監視するから、その備品を誰が出庫したのかをチェックしなくとも、実習室からの備品の不正持ち出しを防止することができ、よって入出庫を円滑に行うことができる。
○小さい備品16の不正持出し防止にも有効である。
またの手段に係る発明によれば、上記実習管理装置28は、実習時間の初期又は開始前に全ての備品が収納庫12にあるのが感知されてから入室許可指令を発するから、ある実習時間中に備品の紛失が発覚したときに、当該備品が実習時間中に紛失したことが明瞭になり、盗難抑制の心理的効果が更に大きくなる。
の手段に係る発明によれば、上記実習管理装置28は、実習時間の終期に全ての備品が収納庫12にあることが感知されてから退出許可指令を発するように設けたから、管理者の許可を得て実習者が中途退出をする場合を除いて備品の盗難を確実に防止できる。
の手段に係る発明によれば、上記実習管理装置28は、実習カリキュラムに基づき、各実習時間に使用する種類及び数の備品以外の備品を出庫したときに警告を発するように形成したから、実習生が好奇心から不要な備品を取り出して室内で紛失するようなことが防止できるとともに、盗難の予防となる。
の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○各備品が出庫されてから収納庫12に戻されるまでの時間帯のうち備品の使用時間中は当該備品は本発明のシステムの監視下にあり、そしてそれ以外の時間(備品を収納庫から取り出してから実習エリアで使用し始める迄の間及び使用を終了してから収納庫に返還する迄の間)に実習生が退室しようとすると警告を発するので、備品の不法持出しを確実に防止できる。
○備品の使用時間中は、実習生が途中退室することは自由だから、行動を過度に制約されているという不自由感又は拘束感がない。
の手段に係る発明によれば、各備品16を収納庫12の備品載置棚のどこに戻しても備品が返還されたものと認識できるので、棚卸しの際などに便利である。
の手段に係る発明によれば、上記収納庫12は実習室の壁と一体化された棚として形成され、かつ収納庫の内部を室外から見ることができるようにしたから、収納された備品を展示することで教育的効果が高まる。
の手段に係る発明によれば、実習室2内に設置する実習エリア10毎にモニター19を装備させ、当該実習で使用する備品の利用方法を提供するから、実習を効率的に行うことができる。
以下図面に基づき、本発明に係る医療実習室の備品管理システムを医科大学の実習カリキュラムに適用するときの形態を説明する。このシステムは、実習室2と、収納庫12と、備品16と、使用状態監視手段18と、入室者監視手段20と、在庫監視手段22と、実習管理装置28とで構成している。
実習室2は、四方を壁4で囲まれており、扉6を施錠すると密室となるように構成されている。この扉の開閉は後述の実習管理装置によって制御されている。図示例では、指導教官用の教壇8の他に、実習を行うために3つの実習エリア10を設けている。図示の実習エリア10は、備品を置くための台座と、パーソナルコンピュータなどの載置用のテーブルとで形成している。もっともその構成は適宜変更することができる。
収納庫12は、実習室の廊下側の壁4と合体させた棚として形成されており、上下二段に形成している。収納庫の廊下側の仕切り壁は透視壁(例えば強化ガラス壁)14になっており、実習室に入ることなく、廊下側から収納品を見ることができるようにしている。
備品16は、実習に使用する各種のシミュレータなどである。これら備品の適所には、従来公知のICタグ(図示せず)を付しておくものとする。尚、図示例では、説明の簡単のために人型の全身タイプのもの及び半身タイプのものだけを記載しているが、実際には、眼球や臓器の如く人体の一部を模したものや、循環系の状態を反映する非人型の装置など多種多様である。これらシミュレータは、単なる模型ではなく、実習生が施術する治療行為に応じて患者の生体反応を巧妙に再現する精密電子機器である。
使用状態監視手段18は、上記備品の使用状態をモニターするものである。一般的には電子機器である備品のシミュレーション状態を制御・記録・表示するための装置、特にパーソナルコンピュータと兼用することができる。こうした装置は、もともとはシミュレーションの結果を記録して実習生の医療技術の評価や教育に反映させるためのものであるが、本発明においては、そうした既存の装置を備品の所在確認に転用し、備品管理に役立てることを特長としている。この使用状態監視手段は、図示例では、実習エリアのテーブルに載置しているが、他の場所、例えば備品の内部に組み込むこともできる。
入室者監視手段20は、扉6付近に付されたID(身分認証)カード読取り装置として設けられており、読み取ったID情報を実習管理装置に送信するように設けている。実習カリキュラムに参加する医学生にそれぞれIDカードを渡しておくものとする。尚、入室者監視手段として、上記IDカード読取り装置に代えて、またはこの読み取り装置とともに監視カメラを設置しても良い。
在庫監視手段22は、上記収納庫12へ入出庫される各備品のICタグと、このICタグに対応する従来公知のセンサーとして形成される。このセンサーは各備品毎に付されたICタグを個々に識別する機能を有する。このセンサーは、センサー本体24と、各棚の長手方向に並行する二条の検出線26とからなる。各検出線はICタグの接近により本体に信号を送るように設けられ、センサー本体は、外側の線→内側の線の順番で信号が送られてきたときには備品の出庫、内側の線→外側の線の順番で信号が送られてきたときには備品の入庫と判断し、各備品毎の入出庫の状況を実習管理装置に送る。尚、在庫監視手段は受動的に備品の出入れをするだけでなく、実習管理装置からの指令により、指令時点で収納庫内の各備品の有無を確認できるようにすると良い。
実習管理装置28は、実習の進行全体を管理・制御する装置であり、特に実習時間内での備品の移動と人の移動とを把握して上述の管理と制御に反映させるものである。具体的には、実習カリキュラムなどのデータベースを有し、このデータベースとして記憶した実習生のID情報などに基づいて、扉の開閉を行い、備品を検査し、備品の紛失等を認識したときには、警報機30を介して警告を発するように設ける。
尚、本システムを一つの実習室に適用する場合には、図示例の如く一つの機器(パーソナルコンピュータ)で実習管理装置としてもよいが、医科大学で複数の実習室を対象とするときには、図示の装置を端末機とし、外部に設置した装置本体に大学の実習カリキュラムなどを記憶させて用いても良い。
この実習管理装置は、実習カリキュラムに関するデータベースを有する。次の表1はそのデータベースのうち最も基本的な部分を示すものである。
Figure 0004902288

この表に掲げた全ての備品にICタグを付することが、労力の点で困難である場合には、特に紛失して困る高価な備品に限って本システムの適用対象とすることもできる。尚、この表に表したもの以外に、実習管理装置のデータベースには、各実習室内の全ての備品の種類及び数量の目録、各参加者のID情報、各シミュレータのマニュアルなどの情報が記憶されている。
更に実習管理装置の機能を説明すると、この装置は、実習カリキュラムに基づいて実習室の制御を行うものである。図6は、実習カリキュラムとシステムの動作との関係を表す図である。同図では、実習A及び実習Bに関してインターバルを挿んでそれぞれ実習時間が設定されている。各実習時間は、実習生の入室→実習準備(備品の出庫)→実習→後片付け(備品の入庫)→退室の各行程からなる。こうした一連のサイクルに応じて、実習管理装置は、人の流れと備品の移動とを管理し、少なくとも備品の有無のチェックを、実習生の入室の前と実習生の退室の前に行う。
上記構成において、本システムの作用を各行程毎に説明する。
(1)実習開始前
実習時間以外には、実習室の扉6は完全にロックされており、たとえ実習生がIDカードを使っても開けることができない。なお、この状態でも、廊下40を通過する学生が透視壁14を透して医療教材である備品を観察することができる。
(2)入室の受付
実習時間の開始時刻となると、実習管理装置28は、在庫監視手段22からの情報に基づいて在庫の有無をチェックする。全ての備品の所在が確認されると、実習管理装置からの信号により、実習生は、IDカードを入室者監視手段20に読み取らせることで、入室が許可されるようになる。この状態で入室監視手段20は入室した個人の識別コードを実習管理装置28に送り、この管理装置では各実習生毎に入室履歴を作成する。この入室履歴には、入室時間・退室時間、及び途中退室したときには、途中退室時間及び戻ってきた時間をそれぞれ記録すると良い。
尚、必須の条件ではないが、入室を受け付ける行程では、実習生が収納庫12内の備品を勝手にとると、在庫監視手段からの信号を介して、実習管理装置28が警告音を鳴らすようにしても良い。そうしないと、実習生が勝手に備品をとってそのまま扉から外に出てしまうと、不正持出しが可能となるおそれがあるからである。あるいは、この受付時間中は、IDカードを使って自由に入室できるが、指導教官の許可がない限り退室することができないように実習管理装置を設計しても良い。この場合に、指導教官は、収納庫12内の備品が無くなっていないことを在庫監視手段22で確認した上で実習管理装置に退室許可指令を与えればよい。
(3)備品の出庫から実習の準備完了まで
実習生の入室の受付が完了した後、図4の如く実習生が収納庫12から備品16を取り出すと、在庫監視手段22が備品の出庫を認識し、備品に付されたICタグのコードを、実習管理装置28に送信する。この実習管理装置28のデータベースには、その実習時間に使用するシミュレータの種類及び数量が予め記憶されている。仮にこの実習で全身タイプのシミュレータを使用することになっているのに、図5の如く別の種類のシミュレータを受験生が取ると、実習管理装置28が警報機30を作動させる。また、必要以上の数のシミュレータを取っても警報機が作動する。
受験生は、収納庫12から取り出した備品16を実習エリア10の台座の上におき、更に使用状態監視手段18を備品16に接続する。
この接続により、備品は実習管理装置28の監視下に入る。備品を収納庫12から出してから使用状態監視手段18に接続するまでの間は、備品が収納庫12とも実習エリア10とも結び付いていない、即ち紛失し易い状態であり、そのため、前述の通り扉をロックして実習生が勝手に実習室を出入りできないようにする。
(4)実習訓練
この訓練中は、実習エリア10に置かれた備品16を用いて、各種のシミュレーションを行う。シミュレーションの結果は、使用状態監視手段18を通じて実習管理装置28に集積される。仮にシミュレーション中に備品の一つを取り外したとしても、その結果として使用状態監視手段や実習管理装置との電気的接続が遮断されるので、直ちに以上が実習管理装置28に伝わり、警報機が作動する。そのため、この実習時間中は、実習生がIDカードを用いて中途退室できるようにすることができる。
(5)実習の後片付けと備品の入庫(返還)
指導教官が実習の終了を告げて、実習管理装置28に指令すると、扉は再びロックがかかり、実習生の退室は原則としてできなくなる。この状態で、使用状態監視手段18から備品であるシミュレータを外して、実習エリア10から撤去し、収納庫12に戻すと、在庫監視手段から備品が戻された旨の信号が実習管理装置28に送られる。全ての備品が収納庫に戻されたのを確認して、実習管理装置28は、扉のロック状態を解除する。これにより実習生はIDカードを使って扉から退室することができる。実習管理装置28は、各実習生の退室時を履歴として記録する。更に、この実習管理装置は、実習時間の終了から一定時間経っても退室しない実習生がいるときには警報を発し、全ての実習生が退室した後に扉6をロックする。
本発明の実施形態に係る備品管理システムの全体構成図である。 図1のシステムを外部から見た斜視図である。 図1のシステムを内部から見た斜視図である。 図1のシステムによる実習過程の説明図である。 図1のシステムによる実習過程の他の説明図である。 図1のシステムの実習カリキュラムに応じた動作説明図である。
符号の説明
2…実習室 4…壁 6…扉 8…教壇 10…実習エリア 12…収納庫
14…透視壁 16…備品 18…使用状態監視手段 19…モニター
20…入室者監視手段 22…在庫監視手段 24…センサー本体 26…検査線
28…実習管理装置
30…警報機

Claims (7)

  1. 実習室(2)と収納庫(12)と備品(16)と入室者監視手段(20)と在庫監視手段(22)と実習管理装置(28)とを具備し、
    上記実習室(2)は、周囲から隔離され、かつ実習管理装置(28)からの入室許可指令により解錠可能な錠付きの()を有し、
    上記収納庫(12)は、その実習室の内部のみから収納品を取り出せるように設けており、
    上記備品(16)は、その収納庫内に収納された複数の医療実習用の備品であり、
    上記入室者監視手段(20)は、個人認証手段を含み、実習室(2)へ扉(6)を通って出入りする各実習者の認証情報を実習管理装置(28)へ送信するように設けられており
    上記在庫監視手段(22)は、上記備品(16)の一部に付設された備品識別用の識別コード発信手段と、収納庫(12)内に収納された備品(16)から発せられる識別コード信号を検知することが可能な電磁気センサーとを有することで、上記収納庫(12)に対する備品(16)の出入れを検知しかつ検知した識別コードを実習管理装置(28)へ送信するように構成されており、
    上記実習管理装置(28)は、少なくとも実習カリキュラムの時間割を記録するデータベースを備えているとともに、在庫監視手段(22)からの各備品の入出庫の情報及び入室者監視手段(20)からの実習者の認証情報を記憶しており、上記実習カリキュラムの実習時間の初期又は開始前と実習時間の終期とに上記各備品の入出庫の情報に基づいて全ての備品が収納庫(12)にあることを感知し、収納庫(12)内の備品の存在を感知できないときに警報を発するように形成した
    ことを特徴とする、医療実習室の備品管理システム。
  2. 上記実習室(2)の扉(6)は、実習管理装置(28)又は管理者からの退室許可指令により室内から、開扉可能に形成され、
    上記実習管理装置(28)は、実習時間の終期に全ての備品が収納庫(12)にあることが感知されてから退出許可指令を発するように形成されていることを特徴とする、請求項記載の医療実習室の備品管理システム。
  3. 上記実習管理装置(28)は、実習カリキュラムに基づき、各実習時間に使用する種類及び数の備品以外の備品を出庫したときに警告を発するように形成したことを特徴とする、請求項記載の医療実習室の備品管理システム。
  4. 上記実習室には、備品を使用するための適数の実習エリア(10)が設置され、
    更にこの実習エリア(10)内に各備品が在ることを検出する使用状態監視手段(18)を設置するとともに、
    この使用状態監視手段から各実習エリアでの備品の使用状態のオン・オフ情報を実習管理装置(28)へ出力するように設け、
    実習管理装置(28)は、収納庫(12)から備品が取り出されてから出庫した全ての備品に関して実習エリア(10)での使用状態がオンとなるまでの間、及び、少なくとも実習エリア(10)での備品の使用状態がオフとなってから全ての備品が収納庫(12)に戻されるまでの間に、実習者が実習室(2)から退室しようとすると警告を発するように形成したことを特徴とする、請求項記載の医療実習室の備品管理システム。
  5. 在庫監視手段(22)のコード信号発信手段は、電気センサーに接近することで信号を検知されるICタグであり、
    上記物品収納庫(12)は、棚板の一側から備品を出し入れ可能な備品載置棚を有し、その棚板の一側に沿って在庫監視手段(22)の電磁波センサーのセンサー本体に接続した2本の検出線(26)を配設し、
    備品を出庫するときには、ICタグのコード信号がまず棚板の内側の検出線で、次に外側の検出線で順次検出され、備品を入庫するときには、ICタグのコード信号がまず棚板の外側の検出線で、次に内側の検出線で順次検出されるように構成され、
    実習管理装置(28)は、この信号の検出順序により備品の出庫と入庫とを区別することができるように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の医療実習室の備品管理システム。
  6. 上記収納庫(12)は実習室の壁と一体化された棚として形成され、かつその壁を、収納庫の内部を室外から見ることができるように透明な壁としたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の医療実習室の備品管理システム。
  7. 実習室()内に設置する実習エリア(10)毎にモニター(19)を装備させ、当該実習で使用する備品の利用方法を提供することを特徴とする、請求項1から請求項の何れかに記載の医療実習室の備品管理システム。
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