JP4898429B2 - リニアレールコーティング装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デバイスにコーティングを適用するためのコーティング装置及び方法に関する。より詳細に言うと、本発明は、医療デバイスなどの表面ジオメトリを有するデバイスにコーティングを提供するための装置及び方法に関する。装置及び方法は、調整された雰囲気でデバイスのコーティングを規定する。
医療デバイスは、機能及びジオメトリに関して除々に複雑になっている。浸漬塗装などの従来のコーティング方法は、塗装の溶解がデバイス構造で生じることがあるため、これらの複雑なジオメトリのコーティングにふさわしくなかった。この溶解は、ウェッビング又はブリッジングを生じたり、デバイスの作用を妨げたりすることがある。スプレー塗装技術もまた、医療デバイスにコーティングを適用するために使われている。
しかしながら、スプレー塗装の現在の方法では、オペレータエラーが紹介されると共に、コーティングの均一性や効率性が低下する結果を有している。
したがって、医療デバイスをコーティングするための改良された方法や装置が必要とされている。
本発明は、表面ジオメトリを有するデバイスにコーティングを適用するための装置及び方法を提供する。特に、本発明は、相対的に小さく、複雑な表面形状を含むこともできる医療デバイスをコーティングするために使用される。本発明は、ステント又はコイルやコイル部分や切断ステントパターンを有するシリンダを含む他のデバイス等の複雑な医療デバイスを被覆するために使用されることができる。
本発明の装置は、被覆される医療デバイスを保持するための少なくとも一つのデバイス取付部を有するデバイスロテータを含んでいる。デバイス取付部は、デバイスロテータ上に配置され、デバイスロテータから外側に突出するデバイス軸の周りを回転可能である。装置は、デバイス取付部上でデバイスを適合させることができるコーティング室を含んでいる。コーティング室は、コーティングユニットと、低い湿度でデバイスにコーティングをすることができる雰囲気保持システムとを含んでいる。装置は、デバイスロテータやコーティング室、又はそれら両方の移動を許容することもできる。移動は、デバイス取付部上のデバイスがコーティング室に挿入され、コーティング室から抜き出されることを許容する。
他の実施形態では、装置は、半径方向に突出する複数のデバイス取付部を有する多数のデバイスロテータを含んでいる。デバイス装置は、第1の軸から外側へ突出する複数の放射軸について回転可能である。
本発明は、デバイスの複雑な表面ジオメトリのために調整し又は適合させ、実質的に均一なコーティングをする能力を提供する。本発明は、コーティングシステムにおけるヒューマンファクタも排除し、被覆されたデバイスの処理能力の増大を許容する。さらに、本発明は、不用な被覆の溶解を減らし、これらの被覆溶解に対するオペレータ露出を減らす。
本発明は、使用が容易である装置を提供する。デバイス取付部又はその部分は、移動可能である。その結果、オペレータは容易に挿入でき、装置を分解することなしにデバイスを移動することができる。本発明は、保持装置上でデバイスの配置の変化に起因するコーティングの変化を排除する。
本発明の上述した要約は、開示された個々の実施形態又は本発明の全ての実施を説明することを意図するものでない。特に、以下の図及び詳細な説明は、これらの実施形態を例示する。
本発明は、発明の様々な実施形態の以下の図面を考慮してより完全に理解されることができる。同じ符号は、個々の図において同じ部分を表示する。
本発明は、様々な変更や他の形態に対して柔軟である一方、その明細書は、図面に記載されている例によって示され、詳細に説明される。しかしながら、説明された特別の実施形態に発明を制限するものではないという意図が、理解されるべきものである。
概観
本発明は、デバイスロテータ及びコーティング室を含み、デバイスをコーティングするための装置に関する。デバイスロテータは、デバイスロテータ上に配置された少なくとも一つのデバイス取付部を有し、デバイス取付部はデバイス軸について回転可能になっている。コーティング室は、少なくとも一つのコーティングユニットと雰囲気保持システムを有している。雰囲気保持システムは、デバイスに対してコーティング材料を適用するコーティング室を含み、コーティング室内に含まれる湿度を監視し、調整することができる。一実施形態において、装置は、デバイス取付部をコーティング室に入れることを許容するために調整されることができる。デバイスロテータ及びコーティング室を含むコーティング装置の特徴は、例えば、医療デバイスなどのデバイス上で高分子材料の実質的に一様なコーティングの適用を許容することができる。
装置の一使用方法において、デバイスはデバイスロテータに取り付けられ、そしてデバイス開口部を通してコーティング室に案内される。コーティング室の湿度に依存し、雰囲気保持システムは、ガスを導入するために起動され、コーティング室内の湿度を減らし、コーティング中に湿度の低レベルを保持する。一般に、コーティング中にデバイスは、デバイス軸の周りを回転し、コーティング化合物の適用を受ける間、コーティング室内のスプレー通路の一般的方向に対して垂直に移動する。
本発明は、図1を参照しつつ説明される。図1は、10で示されているデバイスをコーティングするための装置の一実施形態を示す。図1に示される実施形態において、本発明はコーティング室12及びデバイスロテータ14を含んでいる。デバイスロテータ14は、デバイスロテータ14から外方向で、コーティング室12へ突出するデバイス取付部16を含んでいる。本発明の一方法によれば、デバイスはコーティングの適用に関してデバイス取付部16と連結される。デバイスロテータ14は、移動可能であり、デバイス開口部18を通ってコーティング室12へ挿入されるようにデバイス取付部16を許容でき、コーティングユニットの近傍へデバイス取付部16を移動できる。雰囲気保持システムは、デバイスがコーティングされるようにコーティング室12内で所定の湿度レベルを減らしたり、保持したりするために駆動される。本発明は、以下においてより詳細に説明される。
コーティング室
図2は、本発明によるコーティング室の一実施形態を示す。この実施形態において、コーティング室12は取付パネル21を含み、第1のパネル20aと第3のパネル20cは互いに反対側に位置し、第2のパネル20bと第4のパネル20dは互いに反対側に位置している。図1に戻って言及すると、コーティング室12は、デバイスロテータ14に対面する第1のパネル20aを有し、装置10上に配置されている。しかしながら、コーティング装置10は、デバイスロテータ14に対面するデバイス開口部18を有するあらゆるパネルで配置されることができる。他の実施形態においてコーティング室12は、デバイス開口部18を有する一つ以上のパネルを持つことができる。これは、同時又は別々に一つ以上のデバイスをコーティング室へ入れるために使用することができる。
一実施形態において、取付パネル21は、第1のパネル20aや第3のパネル20c、第2のパネル20bや第4のパネル20dを挿入し、外すためのスロット22a〜22dを含んでいる。パネルは、必要により、例えば、大量のコーティング材料がパネルに付着したときや傷が付いたときに、コーティング室12から外され、交換されることができる。パネルは、プラスチック、例えばポリプロピレン、ガラス、コーティング室内に適用されるコーティング材料と共に使用される適切な材料で製造されることができる。
第1のパネル20aは、デバイス取付部16(図1に示される)やデバイス取付部16に連結されているデバイスの通路を、コーティング室12の内及び外へ許容することができるデバイス開口部18を含むこともできる。第1のパネル20aは、プラスチック材料から製造され、デバイス開口部18は、デバイス取付部16(図1に示される)及びコーティング室へ挿入されるデバイスに対応する大きさで、ボーリング、カッティング、カービング又はドリリングによって第1のパネル20aに孔が形成される。コーティング室12の一つの有利な効果は、第1のパネルを容易に取外し可能であり、比較的安価な材料(例えば、プラスチック)から製造することができるということである。したがって、種々の異なる大きさ形状に形成されたデバイス又はデバイスホルダが、コーティング室へ挿入され、デバイス開口部18を有するパネルを単に変えることによってコーティングされる。他の場合、開口部の大きさは、デバイス取付部の大きさによって決定され、開口部の直径はデバイスの直径より大きくされる。コーティング室12は、一つ以上の開口部を持つことができ、コーティング室12へ一つ以上のデバイスを入れるために使用されることができる。
コーティング室の形状は、平坦な側部を含み、例えば、立方体又は考えられる他の形状とすることができる。例えば、コーティング室は、円弧状又は湾曲状の側部又はパネルを含むこともできる。コーティング室は、コーティングされる特別なデバイスに適合する形状に製造されることができる。
コーティングユニット
コーティング室12は、デバイスにコーティング材料を適用するためのコーティングユニットを含んでいる。図3を参照すると、コーティングユニットはノズル24を含み、ノズル24は溶液供給路26とガス供給路27をそれぞれ相互接続する。コーティングユニットは、位置決め部材30に取り付けられたノズルアーム28を含むこともできる。位置決め部材30は、取付パネル21に固定されることができる。移動可能なノズルアーム28は、コーティング開口部32(図2参照)を通り、コーティング室12の中へ案内される。ノズルは、コーティング室12へノズル24を位置決めするためのノズルアーム28の一部に取り付けられる。しかしながら、位置決め部材30はコーティング室12の如何なる部分にも固定されることができる。一実施形態において、位置決め部材30は、コーティング室12の外側のパネルに固定されている。位置決め部材30は、コーティング室12内でノズル24の位置を変えるために調整されることができる。コーティング開口部32は、マイラー(登録商標)又は本発明のプロセスで使用される材料に対して抵抗性のある他の材料でシールされることができる。
本発明に従って、かつ、デバイスロテータ14の位置からコーティング室12を見た図3に言及すると、ノズル24はデバイス開口部18に近接している。この配置は、デバイス取付部16(図1に示す)及びノズル24に隣接して配置されてコーティング室に案内されるデバイスを許容する。位置決め部材30は、コーティング室12の中に入っているときに、デバイスに隣接するノズル24の位置を規定することができる。ここで使用されている、”隣接”という言葉は、デバイス取付部16に固定され、コーティング室12内、例えばノズルのスプレー通路内にあるデバイスに対してコーティング溶液の適用を許容するために十分に近いことを意味する。コーティング室内のノズル24の位置は、任意の方向にノズルアーム28を動かすために、位置決め部材30を調整することによって変更することができる。この距離は、コーティングされるデバイスの寸法やデバイスとノズル24との間の所望の距離などのファクタに依存して調整されることができる。
溶液供給路26は、ポンプと、デバイスにコーティングされる材料の溶液を含むタンク(図示せず)とに接続されている。適切なポンプ、例えばRS232Cインターフェイスを有するDigispense2000などは、IVEKコーポレーション(ノーススプリングフィールド、VT)から得ることができる。ガス供給路27は、イナートガスを供給するガスサプライ(図示せず)に接続されている。コーティングユニットのオペレーションは、コーティング溶液及びガスをノズル24に対して供給することを含み、以下でより詳細に説明される。
図4は、溶液供給路26(図示せず)に接続することができる溶液供給通路33を有する本発明によるノズル24を示す。ノズル24は、ガス供給路27(図示せず)に接続することができるガス通路34も含んでいる。溶液供給通路33及びガス供給通路34は、ノズル24内で連結する分離した通路として形成されることができる。その結果、ガスと溶液は、一つの開口を通ってノズル24から供給される。適切な開口は、本発明の実施形態では約1.016mmである。ガスは、コーティング溶液の噴霧を良好に行うために十分な圧力で供給される。多くの実施形態において、ガスは窒素などの不活性ガスである。適切なノズルの例は、Ivekコーポレーション(ノーススプリングフィールド、バーモント)から商業的に入手可能なSonicairノズルがある。
雰囲気保持システム
コーティング室12は、ガスやコーティング室12内に含まれる蒸気をコントロールするための雰囲気保持システムを含んでいる。コーティング材料の適用は、ガス条件を調整することによって実質的に良好にされるということが判明している。湿度レベルは、コーティング室12で調整される一つのガス条件である。温度などの他のガス条件が、調整されることもできる。図2,3に示されるように、雰囲気保持システムは、湿度センサ36とガス注入口38を含んでいる。適切な雰囲気保持システムは、閉ループ制御システムであり、Proportion Air(McCordsville,IN)、例えばOmega Engineeringが提供している相対湿度プルーブ、モデルNo.HX94C(Stamford,CT)を有するQB1T/QB2Tを入手することができる。ガス注入口は、例えば6.35mmI.D(内径)、6.35mmNPT(管用テーパ)取付部とすることができる。本発明によれば、湿度センサ36は、コーティング室12の内側に含まれる水蒸気を測定することができる。図3を参照すると、湿度センサ36は、コーティング室内の湿度レベルが所望の範囲から外れたときに、ガスリレースイッチ40又は同様のデバイスを作動するために配設されることができる。ガスリレースイッチ40の作動は、ガス供給源42からコーティング室12の内面に配設されたガス注入口38へガスを流すことを許容する。ガス供給源42によって供給されたガスは、水素、ヘリウム又はきれいな冷凍空気である。他のガスが使用されることもできるが、非爆発性のガスがほとんどの実施形態で所望されている。
一般に、湿度センサ36とガス注入口38との間の距離は、湿度センサ36とノズル24との間の距離よりも大きい。示される実施形態において、湿度センサ36は、ノズル24のスプレー通路の外側に配置されている。ノズル24に接近して湿度センサ36を配置することは、デバイスに対するコーティング材料の適用において均一性や正確性を高める結果となる。この隣接する配置は、デバイスが被覆されるときにデバイスの周辺で正確な湿度の測定に反映すると考えられている。コーティング室12内の装置のこれらの部分の配置は、より一層一様で再生可能であるコーティングを得る能力の改善を提供する。
コーティング室のサイズ
本発明の他の特徴において、適切な大きさに形成されたコーティング室12は、十分な還元と湿度の安定化をもたらすということが明らかにされている。コーティング室12は、コーティング室12から水蒸気(湿度)の急速な除去と、コーティングサイクル中に所望の湿度レベルの保持とを許容する大きさである。一実施形態において、コーティング室内の容積は、約2000in3より大きくない(又は32,744cm3)。他の実施形態において、内容積は、200〜2000in3(又は約3277〜32,774cm3)の範囲である。また他の実施形態において、室内の容積は、約200in3(又は約3,277cm3)より小さくない。もしコーティング室の内容積が余りに小さいと、コーティング材料はコーティング室内に蓄積し、コーティング室12内の装置の他の部分、例えばガス注入口38や湿度センサ36の機能部分に干渉するということが判明している。したがって、コーティング室12は、約200in3(又は約3,277cm3)より小さくない。
コーティング室−他の特徴
一実施形態において、コーティング室12は、デバイスロテータ14の方向で移動可能となるように装置10に配置されることができる。例えば、コーティング室12は、デバイスロテータ14の方にコーティング室12を移動するためにスライド可能又は回転可能に配置されることができる。コーティング室12は、デバイス開口部18を通ってコーティング室12へ入れるために、デバイスロテータ14の方に移動することができる。モータを有する駆動ユニット(図示せず)は、トラック上でコーティングステーションの移動を制御することができる。
他の特徴は、コーティング室12又は装置10に追加されることができる。一実施形態において、コーティング室12又は装置10は、照明ユニット、例えば紫外線ライトを含むことができる。光露出デバイスを含む照明ユニットは、光反応性コーティングが米国特許番号第5,637,460号(「表面改質のための抑制された多機能試薬」,Swanら)や第5,714,360号(「オニウム基を含む光反応可能な水溶性架橋剤」,Swanら)(同一の出願人により、それが参考のために開示されている)で記載された物などに適用された場合に具備されることができる。また、コーティングの熱硬化が必要とされるならば、一つ以上のヒーティングユニットが具備されることもできる。動作検出ユニットが具備されることもできる。動作検出ユニットは、デバイスの移動と位置を検出するために赤外線又は可視光線検出器を使用することができる。使用可能である他の動作検出ユニットは、レーダ検出器、例えば連続波レーダシステムを含む。デバイスや装置の他の移動可能な部分の位置決めはセンサ領域で決定されることができ、この情報は、制御回路、例えばデバイスロテータのムーブメントやデバイスを特別な方向に駆動するモータの作用部と一体化されることもできる。制御回路は、情報の多重要素に基づいてアクチュエータを制御するためにマイクロプロセッサを含むこともできる。
デバイスロテータ
図5を参照すると、デバイスロテータ14は、デバイス取付部16とモータとギア(図示せず)を保持するロテータハウジング48を含むことができる。ロテータハウジング48は、トラック52の長さに沿ってスライド可能に連結されているネック50に連結されている。付加的に、ネック50は、デバイスロテータ14の垂直位置(高さ)で上下するために手動又は自動で延長可能及び引き込み可能である。調節可能ネック50は、例えば、種々の大きさのデバイスがコーティングされるときに使用することができる。トラック52は、矢印13で示された方向又は矢印13′で示されるようにコーティング室から離れる方向で、デバイスロテータ14を案内する。デバイスロテータ14は、ネック50に連結されているトラックドライブ54の運転によってトラック52上を移動することができる。トラックモータ56は、ベルト、チェーン、プーリー、コード又はギア装置であるトラックドライブ54のムーブメントを駆動することができる。トラックモータ56は、コーティング室12で、ノズルアーム28に取り付けられたノズル24に向かって、デバイス取付部を移動するために操作されることができる。ロテータハウジング48は、コーティング中はコーティング室12の外に残っている。コーティング中、トラックモータ56は、矢印13及び13′によって示される方向、したがって、デバイスに前後の移動を提供することができる。デバイス取付部16は、ロテータハウジング48内でモータによって回転されることができる。このような電気モータの一例として、日本の群馬県にあるNSK Ltd(日本精工株式会社),精密機械及び部品技術センタによって販売されているメガトルクモータがある。モータは、時計方向又は反時計方向に操作され、コンピュータ化された処理ユニット(図示せず)で制御されることができる。
図6に示される他の実施形態において、コーティング装置は、複数のデバイス取付部62を有するマルチデバイスロテータ60を含むことができる。マルチデバイスロテータ60は、第1の軸回りをどちらの方向(66又は66′)にも回転可能である第1の回転部材64を含む。第1の回転部材は、ネック69の上に取り付いている。デバイス取付部62は、第1の回転部材64の周囲に設けられ、半径方向外側に延びている。第1の回転部材64は、第1の軸68回りをモータによって回転可能に駆動される。第1の回転部材は、コーティングされる所望の数のデバイスに適合するように任意の大きさに形成され、コーティング室12でコーティングされるようにデバイスを配置することができる。マルチデバイスロテータ60は、コーティング室12内でデバイス取付部62の何れか一つに適合するように配置される。多くの実施形態において、マルチデバイスロテータ60は、第1の回転部材64の周囲に設けられる2〜8つのデバイス取付部62を有している。しかしながら、第1の回転部材64の周囲に設けられるデバイス取付部の数は、デバイス取付部62の長さ、第1の回転部材64の大きさ形状、コーティング室12の大きさ、コーティング室12に関係する第1の回転部材64の大きさ、コーティングされるデバイスの大きさ形状などの複数のファクタに依存している。したがって、8以上のデバイス取付部は、マルチデバイスロテータ60から考案されることができる。
マルチデバイスロテータ60は、第1の回転部材64を第1の軸回りで回転させ、デバイス取付部64を回転させるための駆動装置(図示せず)を含む。デバイス取付部62は、第1の軸68に垂直で、第1の回転部材64から半径方向に突出する第2の軸回りで回転することもできる。個々のデバイス取付部62に関して、複数のデバイス取付部62があるときに複数の第2の軸があるように、第2の軸がある。適切なロテータ及び駆動機構の例は、出願人によって所有されている米国特許出願番号09/657,885で発見することができる。その開示は、全体的にここに取り込まれている。
マルチデバイスロータ60は、トラック72によってコーティング室12に向かう方向とコーティング室12から離れる方向に動くことができる。トラック72は、矢印74で示される方向又は矢印74′によって示されるにコーティング室12から離れる方向に、マルチデバイスロータ60のムーブメントを案内する。使用において、マルチデバイスロテータ60は、トラック72に沿うスライドによってコーティング室12の中にデバイスを入れることができる。デバイスは、コーティング室12の中へデバイス開口部18(図示せず)を通って案内される。マルチデバイスロテータ60が、コーティング室12から離れた位置に移動したとき、第1の回転部材64は、デバイス取付部62の位置まで回転し、コーティング室12のデバイス開口部18と一直線になる。デバイス開口部18と一直線上にあるデバイス取付部62の位置決めは、マルチデバイスロテータ60が矢印74の方向でコーティング室12に向かってトラック72に沿って移動したとき、デバイス取付部62と、デバイス開口部18を通過させるように固定されたデバイスとを許容する。デバイスとデバイス取付部62がコーティング室12に案内されたとき、駆動機構は、デバイス取付部62を回転させることができ、これによって、コーティング中にコーティング室12内でデバイスの回転が生じる。コーティング中、マルチデバイスロテータは、コーティング室のデバイス軸に沿ってデバイスを動かすために、74又は74′のどちらの方向にも動くことができる。デバイスがコーティングされた後、マルチデバイスロテータ60は、コーティング室12の中からデバイス及びデバイス取付部62が後退し、コーティング室から離れる方向に移動することができる。
一実施形態において、マルチデバイスロテータ60の垂直位置は、ネック69によって調整されることができる。ネック69は、デバイスロテータ14及びデバイス取付部62の高さを上下するために手動又は自動で延長可能及び引き込み可能である。調節可能ネック50は、コーティング室12のデバイス開口部18に対してデバイス取付部62に装着されたデバイスを整列するために使用されることができる。
第1の回転部材64のデバイス取付部62上の次のデバイスをコーティングするために、第1の回転部材64は、次のデバイス取付部62及びデバイス開口部18を通ってコーティング室12へ進入させるように装着されたデバイスを位置決めすべく、第1の軸68回りを回転することができる。装着されたデバイスは、コーティングユニットのノズル24に隣接して配置されることができる。そして、コーティングが実施される。デバイスは、実質的にコーティング室12から離れる方向に動かされることができる。この過程は、マルチデバイスロテータ60に装着されている全てのデバイスがコーティングされるために繰り返される。
第1の回転部材64は、明細書で記載されている目的を達成するために、円形、四角形、三角形、六角形、八角形、他の形状等、任意の形状に形成されることができる。一実施形態において、例えば、第1の回転部材64は、六角形の回転ユニットの周囲に等間隔で配置された6つのデバイス取付部を含む六角形の回転ユニットの形態に形成されている。しかしながら、任意のデバイス取付部62は、個々の面又は回転可能部材の側面に形成されることができる。そして、デバイス取付部62の数は、例えば、コーティングステーションの寸法形状、装置の全体的寸法、コーティングされる個々のデバイスの寸法などによって決定されることができる。マルチデバイスロテータ60は、第1の軸68が装置の面に平行になるように配置されるということが想像される(装置の面に垂直な第1の軸を示す図6に比較されるように)。この装置において、マルチデバイスロテータ60は、水平面(図6示されるように)よりはむしろ垂直面内で回転する。
図に示される実施形態は、コーティング室に向かう方向及び離れる方向に移動可能である一つのデバイスロテータを有する。しかしながら、一つ以上のデバイスロテータがコーティング室と関係して形成されることが考えられる。デバイスロテータの位置決めと数は、コーティングするデバイスのオペレーションに依存する。例えば、2つのデバイスロテータは一つのコーティング室と共に操作するために配置されることができ、個々のデバイスロテータは異なる位置に配置され、コーティングを適用するためにコーティング室の中へデバイスを供給する。
デバイス取付部
図1及び図5を参照すると、デバイスロテータ14のデバイス取付部16は、デバイスロテータ14から突出して配置され、コーティング室12へ延びている。デバイス取付部16は、デバイス開口部18を介してコーティング室12に案内されるように配置されている。
図6に示される他の実施形態において、デバイス取付部62は、マルチロテータ60の第1の回転部材64から半径方向に突出し、第2の軸回りで回転可能である。この実施形態において、マルチデバイスロテータ60の一つのデバイス取付部62は、デバイス開口部18向かって並んでいる。マルチロテータ60の回転は、コーティング室へデバイス取付部62を挿入させるべく、デバイス開口部18と並ぶように、任意のデバイス取付部62を許容することができる。
図7を参照すると、一実施形態において、デバイス取付部は、グリッパキャリア80とデバイスグリッパ82を含み、グリッパキャリア80はデバイスグリッパ82から分離可能である。他の実施形態において、グリッパキャリア80とデバイスグリッパ82は、ユニット化されている。当業者は、デバイスロテータ又はデバイスグリッパ82のどちらか一方の一部としてグリッパキャリア80を備えるために、デバイスを容易に変更することができるであろう。
グリッパキャリア80とデバイスグリッパ82を有するデバイス取付部は、デバイスロテータ14上のデバイス取付部16又はマルチデバイスロテータ60上のデバイス取付部62として使用されることができる。デバイス取付部のデザインは、デバイスロテータ14及びマルチデバイスロテータ60の両方に関して交換可能にすることができる。
本発明によると、シャフト78はデバイスロテータ14(図示せず)の周囲から突出し、グリッパキャリア80に係合する。グリッパキャリア80は、適所で摩擦により保持するようにグリッパキャリア80を許容し、デバイスロテータ14から突出するシャフト78を収容することができる開口を含むことができる(グリッパキャリア80の開口に挿入されているシャフト78が示されている)。他の実施形態において、シャフト78はグリッパキャリア80が挿入されることができる開口を有することができる。グリッパキャリア80は、デバイスロテータ14又はマルチデバイスロテータ60に固定するために標準的(例えば、共通サイズ)な開口を有するように形成されることができる。シャフト78上でのグリッパキャリア80の付加的な締結は、ねじ、磁石、ピン、クランプなどによってもたらされることができる。一般に、グリッパキャリア80は、デバイスロテータ14又はマルチデバイスロテータ60から取り外し可能、再び取り付け可能である。しかしながら、グリッパキャリア80は、デバイスロテータ14又はマルチデバイスロテータ60に対して取り外しできないように取り付けられることもできる。
様々な構造が、一つのデバイスロテータを利用しつつ、本発明に係るグリッパキャリア80に使用されることができる。例えば、グリッパキャリア80は、ステントなどの医療デバイスを支持するために構成されることができると共に、異なる寸法を有する大きいデバイスを支持するために構成されることができる。本発明は、デバイスロテータに連結して使用されるグリッパキャリアを簡単に交換することによって任意の適切なデバイスを被覆するために使用されるべく適用可能であるデバイスロテータを備えることができる。
デバイスグリッパ82は、ピンセット又は異なる把持及び保持デバイスによって構成されることができる。デバイスグリッパ82は、ステントを支持するために、特別に構成されることもできる。任意に、デバイグリッパ82は、デバイスが具備されているデバイスグリッパ82の外周面にスライド可能に固定されるカラー84と連結して使用されている。したがって、カラー84は、デバイスグリッパ82上でのコーティング及び肉盛りからコーティング溶液を保持するための跳ねよけを備える。カラー84は、グリッパ/デバイス装置の付加的な安定性を提供することもできる。
デバイスグリッパ82は、グリッパキャリア80の一部分内で保持されることができ、グリッパキャリア80から容易に取り外され、グリッパキャリア80に挿入されることができる。デバイスグリッパ82は、グリッパキャリア80の孔又は溝部分(キャビティ)に保持されると共に、任意の適切な連結デバイス、例えば、ねじ、磁石、ピン、クランプなどのデバイスによって生じた摩擦力によってその部分に保持される。デバイスグリッパ82は、グリッパキャリアに80に固定するキャビティを有することもできる。
デバイス取付部16(又は62)は、所望コーティングの均一性を得るために適切な速度で回転する。速度は、コーティング溶液の粘度やデバイスの表面ジオメトリのようなファクタに依存する。一般に、デバイス取付部16(又は62)は、約50rpm(回転数/分)〜500rpmの速度で回転する。一実施形態において、デバイス取付部16は約100rpmで回転する。デバイスロテータのこの実施形態を使用するとき、コーティング溶液のために使用される溶剤は、デバイス上でのコーティングの不均一性が少なく又は回避されるように素早くフラッシュオフする。様々な溶剤は、適用されるコーティングのタイプに依存して使用されることができる。適切な溶剤は、特にテトラヒドロフランを含んでいる。
デバイスのコーティング方法
一般に、発明のオペレーションは、所望の湿度レベルを得るためにガスでコーティング室を浄化し、コーティング室の方へデバイスロテータ14を動かすことによってコーティング室へデバイスを進入させ、デバイスロテータ14のデバイス取付部16にコーティングされるデバイスを取り付けることによって行われる。デバイスは、デバイス取付部16がデバイス軸の回りを回転しながら、開口部18を通り、コーティング室12へ移動する。これによって、デバイスが回転し、デバイスがスイープ動作で前後に移動し、十分な速度と、デバイスがデバイス軸の回りを回転している間に実質的に均一なコーティングを適用する方向で、コーティング溶液がノズル24を通って供給される。この方法でコーティングされるデバイスは、ステントなどの医療デバイスである。
本発明の実施による方法は、以下の複数のステップを含んでいる:a)デバイスをコーティングする装置を準備し、装置はi)コーティングユニット及び雰囲気保持システムを有するコーティング室と、ii)少なくとも一つのデバイス取付部を有するデバイスロテータとを備え;b)デバイス取付部にデバイスを装着し;c)雰囲気保持システムの起動によってコーティング室の湿度を下げるためにコーティング室を浄化し;d)コーティング室中の下がった湿度を維持し;f)ステップd)と同時に、コーティングユニットを通るデバイス上にコーティング材料を析出させ;g)ステップf)と同時に、デバイス軸の回りでデバイス取付部を回転させる。
図1に示されている一つの実施形態において、一つのデバイス取付部を有するデバイスロテータ14は、コーティング室12へデバイスを送り、コーティング中にデバイスを回転するために使用されることができる。図6に示される他の実施形態において、複数の装着されたデバイスを有する複数のデバイス取付部62を有するマルチデバイスロテータ60は、コーティング室12へデバイスを送り、コーティング中にデバイスを回転するために使用されることができる。
ほとんどの実施形態において、デバイスは、コーティング室の方向でトラック52に沿ってスライド可能に移動することができるデバイスロテータ14によってコーティング室12へ案内される。デバイスロテータ14のムーブメントは、トラックモータ56によって駆動されるトラックドライブによって動かされる。トラックドライブ54及びトラックモータ56のオペレーションは、手動又は自動で行われ、コーティング室12、例えば雰囲気保持システムの向きに合わせられる。実施形態において、コーティング室12へのデバイスの案内は、雰囲気保持システムのオペレーションに合わせられる。例えば、所望の湿度レベルがコーティング室12で得られた際、トラックドライブ54及びトラックモータ56は、デバイスをコーティング室12の中へ案内するために駆動される。代わりに、コーティング室12は、デバイスがコーティング室へ案内された後に湿度について浄化されることができる。
デバイスは、コーティング室12の第1のパネル20a内のデバイス開口部18によってコーティング室12へ案内される。デバイス取付部16に装着されたデバイスはデバイス開口部18を通り、コーティング室12の中へ通され、コーティングユニットのノズル24の近傍で位置決めされる。一般に、デバイスの少なくとも一部分は、ノズル24に接近している”コーティング領域”に配置される。一般に、デバイスはコーティング領域のノズル24の下に配置される。本発明によると、ノズル24は、所望の距離又はノズル24とデバイスとの間の距離範囲を準備するために配置(位置決め部材30によって)されることができる。コーティング領域は、無駄を少なくするために制限されている。
コーティング領域は、コーティングされるデバイスを囲む領域を含んでいる。すなわち、デバイスの上及び周囲にスプレーされる溶液の領域によって定義されている。コーティング領域は、ノズルの相対位置、ノズルの直径、溶液の噴霧量、ノズルとコーティングされるデバイスとの距離、ノズル24から送られる溶液の速度、コーティングされるデバイスの長さのようなファクタによって決定されている。コーティング領域を最適化することは、最小の試薬の消費で所望のコーティングを得ることを許容するものである。
多くの実施形態において、本発明はコーティング材料のスプレー堆積物と関係して使用されるけれども、他の堆積方法が本発明と関係して使用されることもある。
本発明によると、コーティングされるデバイスに依存し、デバイスとノズル24との間の距離が調整されることができる。これは、コーティング室内でノズル24の位置を変更するための位置決め部材30を調整するにことよって達成されることができる。位置は、コーティング室内の任意の方向で、例えば任意のX,Y,Zに沿う方向で変更されることができる。位置決めのパラメータは、位置決め部材30の移動の制限によって達成される。代わりに、これは、例えば、デバイスロテータ14のネック50を調整することによって達成されることもできる。これによって、デバイスロテータ14、デバイス取付部16及び装着されたデバイスが上下に移動する。
コーティング室12を浄化するために、不活性ガスはガス注入口38から供給される。ガスは、湿度センサに登録されているように、適切な圧力と、コーティング室を所望の湿度レベルに保持する流速とで供給される。所望の湿度レベルは特別用途に依存する。一実施形態において、湿度はコーティング室内で約0%に保持されている。他の実施形態おいて、湿度は90%又はそれ以上になることもある。多くの用途に関して、湿度は25%と35%との間、又は約30%である。所望の湿度は、デバイス、コーティング溶液、溶剤及び所望の乾燥時間を含む種々のファクタに依存する。湿度についてコーティング室12を浄化するために、使用されることができるガスの高い初期流速は低下し、かつコーティング室12内で相対的に一定の湿度条件を保持することができるガス流速に従う。コーティング室12は、コーティング室に入れられ、又は抜き出されたデバイスと共に水蒸気で浄化されることができる。コーティング室の中で所定の湿度レベルまでコーティングされていないデバイスは、還元され、安定化される。デバイスがコーティング室12に挿入され、コーティング室12が実質的に浄化されているならば、デバイス開口部18は、デバイス及びデバイス取付部をコーティング室12の中へ挿入するまで完全に封止されていないことが望ましい。これは、水蒸気が浄化中にコーティング室から逃げることを許容する。
ガスは、コーティング中に任意の時間にコーティング室へ導入されることができる。ある場合において、ガスの流速は低下し、又はデバイスに対するコーティングの間に一時的に止められる。これは、ガス注入口38からのガスの流入がスプレーコーティングサイクルに影響するときでさえ、使用することができる。特に、このオペレーションの方法は、コーティング室12が比較的小さいときに有益となる。
デバイスがコーティング室12に挿入され、コーティング室に含まれる湿度が所望のレベルまで低下したとき、コーティングユニットは、デバイスに対してコーティングを提供するために駆動されることができる。ノズル24とデバイスの部分間の距離は、所望の距離、例えば約2cm〜約10cm、又は約4cm〜6cmの距離で一定に保持されている。コーティング溶液がノズル24を通して供給されるとき、ノズル24は、直径約0.5〜約2cm又は一実施形態おいて約1cmのスプレー堆積物パターンを形成する。スプレー堆積物パターンの直径は、使用されるノズルに依存して変化する。
ガス注入口38によってコーティング室12へ供給されるガスに加えて、ガスはスプレーノズル24によってコーティング室に供給される。ガスは、窒素のような不活性ガスであり、コーティング溶液を吹き付けるためにノズル24に対してコーティング溶液とともに供給される。典型的には、スプレーノズル24によって供給されるガス量は、ガス注入口38によって供給されるガス量よりも少ない。
コーティング溶液は、溶液源(図示せず)から供給され、ポンプ(図示せず)によって駆動され、溶液供給路26を通ってノズル24に流れる。デバイスは、回転すると共に静止することができ、又は回転すると共にコーティング中に矢印13及び13′によって示される方向に動くことができる。例えば、デバイスは、トラックドライブ54によって駆動されるトラック52上でのデバイスロテータ14の移動により、スプレー経路で前後に動かされることができる。任意の前後の動作は、任意の”スイープ”として関係付けられている。トラックドライブ54のオペレーションによって、デバイスは、スイープ動作中にデバイス軸に沿って(すなわち、矢印13及び13′に沿って)移動を続けることができる。典型的に、デバイスは50〜500回転数/分の範囲で回転し、5〜20スイープ/分の範囲で移動する。トラックドライブ54は、デバイスの所望の位置に対して均一なコーティングを提供するために、所望の速度で操作されることができる。
ノズル24を通る溶液の供給速度は、溶液の粘度が約1センチポアズ(cp)約5μl/秒〜約30μl/秒又は約10μl/秒〜20μl/秒である。供給速度は、コーティング溶液がノズル24を通って供給される速度に関係している。コーティング溶液の供給速度は、コーティング溶液の粘度やコーティング溶液と共に使用される溶剤系のようなファクタに依存して調整されることができる。例えば、テトラヒドロフラン(THF)などの溶剤が使用されたとき、素早くフラッシュオフし、供給速度は増加するのに対し、水などの溶剤が使用されたとき、より遅い供給速度が使用される。
溶液の供給は、所望の時間間隔で溶液ポンプのオペレーションによって実施される。一溶液供給ユニットは、本明細書では”ショット”として言及されている。デバイスに供給される溶液の量にしたがって、ポンプはより長い時間又は短い時間間隔で操作されることができる。ポンプが作動し、デバイスに対する溶液のスプレーを供給しているときに、デバイスは回転し、スプレー経路でデバイス軸に沿って前後に移動することができる。マルチショットは、所望されたときにデバイスに適用され、デバイスに適用される多数のショットが所望されたコーティング重量を得るために調整されている。
個々のショットに適用されるコーティング溶液の量は、使用される溶剤系及びコーティング溶液の粘度のようなファクタに依存して正確に調整されることができる。一般に、溶剤としてTHFを使用するコーティング溶液は、約50μlショット〜約70μlショット、多くの実施形態において約50μl〜約65μlショットに適用されている。このショット量に関して、典型的な3ショットは、一つのコーティングの適用例として、デバイスに適用されている。
コーティングユニットは、デバイス上でのコーティング溶液のショットの間に遅れが存するように調整されることができる。ショット又はパルス間の遅れは、適切なコーティング溶液を適用するための方法を提供する。ショット間の遅れの長さは、ショット量及び追加のコーティング溶液を適用する前のコーティング溶液を乾燥させるために必要な時間の長さのようなファクタに依存する。一般に、約2秒〜約10秒、又は約4秒〜約6秒の遅れが、THF溶剤系を含むコーティング溶液としたときに約65μlのショット量に関して使用されている。
上記パラメータは、単に典型的であり、コーティング溶液の浪費を最小にしつつ、所望のコーティング厚さ及び所望された性質を得るために調整されることができる。また、プログラム制御は、所望のコーティング厚さを得るために、コーティング条件の必要とされる調節や監視を許容するために具備されることもできる。
所望の表面コーティングを備えるために、ガスは、コーティング溶液の供給と同時に、ノズル24(図4)までガス供給通路34を通って供給されることができる。ガスは、デバイス表面に適用されるコーティング溶液を噴霧化するために、ガス源(同じガス源が雰囲気保持システムまでガスを供給するために使用されている;図示せず)からノズル24まで供給されている。一実施形態において、ガスは窒素などの不活性ガスである。ガスは、デバイスの表面で溶液を十分に噴霧化するために、適切な圧力、例えば70.3から3513.3g/cm2(又は1〜50psi)までの圧力を用意することができる。溶液の供給速度は、デバイス表面での適切なコーティング厚さ、例えば1〜50μmを形成するために調整される。ガスは、溶液がノズルを通る前後でノズルを通して供給されることができる。コーティング溶液及び所望されるガスの供給は、デバイスがコーティング領域に達する前に開始され、その結果、ノズルは、望まれない不要な堆積物や乾燥したコーティング溶液をノズルから除去するために浄化される。これは、溶液を適用する前にノズルの清浄を許容することができる。ノズル24は、残っているコーティング溶液をノズルから取り除くためやノズルの脱水を防ぐために、清浄溶液又は他の溶液と接することもできる。
コーティング溶液が適用された後、溶液の供給は材料の浪費を回避するために止められることができる。コーティングされたデバイスは、乾燥のために低下した湿度条件における時間帯に関してコーティング室12に残ることができる。所望されたとき、デバイスはコーティング領域の外へ動かされることができ、デバイス開口部18を介してコーティング室から取り出される。
デバイスロテータ14がトラック上をコーティング室から離れる方向に動かされ、デバイスがコーティング室の内側から抜き出されたとき、次のデバイスがコーティングの適用のためにデバイス取付部16に装着されることができる。一実施形態において、デバイスは、例えば、グリッパホルダからのデバイスグリッパの除去によって、デバイス取付部16から外されることができる。したがって、次のデバイスがコーティングのためにデバイス取付部に装着されることができる。任意に、デバイス取付部16とデバイスは、デバイスロテータ14のシャフトから外され、次のデバイス取付部とデバイスが装着される。他の実施形態において、マルチデバイスロテータ60は、コーティングステーション12の内側からデバイスを抜き出しつつ、トラック上でコーティングステーション12から離れる方向に動かされる。デバイス取付部62及びデバイスがコーティング室から適切に離れているとき、次のデバイス及びデバイス取付部をコーティング室へ案内するための位置へ次のデバイス取付部を進めるために、マルチデバイスロテータ60は垂直軸の回りを自由に回転する。マルチデバイスロテータの抜き出し、回転及び案内のステップは、全てのデバイスが適切にコーティングされるまで段階的に繰り返される。
一部の例では、デバイス、例えばステントをコーティングするとき、デバイスグリッパ82から半径方向に突出するステントの部分だけがコーティングされる。この場合、デバイスの全表面にコーティングすることを所望されるとき、デバイスはオペレータによってデバイスロテータから取り除かれ、交換され、デバイスの他の半分(デバイスのコーティングされていない部分)がデバイスロテータから半径方向に突出し、それによってコーティングされるように、デバイス取付部に再び装着される。コーティングオペレーションは、デバイスの第2の半分のために繰り返される。
コーティングサイクルの時間は、マルチデバイスロテータ上に装着されたデバイスの数及びデバイスに適用されるコーティング溶液のタイプを含む、様々なファクタに依存する。デバイス取付部62から離れている距離は、コーティングされるデバイスのジオメトリ、コーティングサイクルの速度、コーティング溶液などに依存して調整されることができる。付加的に、任意の乾燥又は硬化ステップの適用は、コーティングサイクルの期間に影響を与える。コーティングサイクルの時間は、任意の時間であるが、一般には少なくとも10秒から5分の範囲である。
コンポーネントの配置及び回転の結果として、本発明は、コーティング中における効率性やヒューマンファクタの減少、デバイスのコーティングの均一性などの相乗効果をもたらす。本発明は、医療デバイス、特に、均一にコーティングすることが難しい表面ジオメトリ有する医療デバイスをコーティングするための改良された装置及び方法をもたらす。多数のデバイスがコーティングされ、相対的に短い時間で多数のコーティング層が個々のデバイスに適用されることができる。
以下の例は、本発明の一実施形態の説明を補足するが単に例示であり、それゆえに、クレームされている本発明の範囲を制限しないことを理解されるものである。
例1
心臓血管のステントのコーティング
本発明の方法は、以下の例によって実施される。約18mmの長さの心臓血管のステントはデバイスグリッパに挿入され、カラーがデバイスグリッパとステントとの間をスライドする。デバイスグリッパ、ステント及びカラーは、グリッパキャリアに形成されたキャビティに挿入される。デバイスグリッパが、グリッパキャリアに挿入され、デバイスグリッパがグリッパキャリアのチャンバ内に収まるまで押され、適所で摩擦力により保持される。グリッパキャリアは、デバイスロテータのデバイス取付部のシャフト上に装着される。窒素は、約10%の相対湿度を保持するために、デバイス取付部に装着されたステントを案内する前に、湿度チャンバに導入される。
ステントは、デバイスロテータに装着され、図1に示されるように配置されると、コーティングが開始される。デバイスロテータは、コーティング室で、かつ、コーティングユニットのノズル24の下へステントを入れるために、矢印13(図5に示されるように)の方向でコーティング室へ向かって動かされる。
ステントのコーティング中、湿度は10%乃至はそれより低く保持される。THF中で、33.3重量%の溶剤(デキサメタゾン)と66.7重量%のプラスチック(ポリエチレンビニルアセテート)(PEVA)を含む5mg/mlのコーティング溶液は、溶液源からノズルまで溶液供給路を通って供給される。コーティング中、デバイスロテータは、図5で矢印13及び13′の方向として示され、デバイス取付部と平行に動かされる。前後動作の一方の半分又は一つのスイープは、水平距離で12mmの範囲におよび、約5秒で実施される。コーティングの適用と同時に、デバイス取付部は、均一なコーティングを適用するために、100rpmの速度で放射軸の回りを一定の速度で回転する。
コーティング溶液ポンプは、ステント表面で20μl/秒の溶液供給速度で供給するために調整される。コーティング溶液のワンショットは7秒続き、その間、ステントはスプレー経路で前後に1〜2回(1〜2スイープ)移動する。5秒の遅れが個々のコーティングショット間でもたらされる。コーティング溶液の7ショットの合計が、所望のコーティング厚さ得るために必要とされる。
ノズルからステントまでの距離は、コーティング溶液の最小の消費のために調整され、ステント表面にコーティングをもたらす。ノズルからステントまでの距離は、3.5cmである。窒素N2は421.8g/cm2(6psi)の速度で提供される。
適切なコーティング溶液が適用されると、溶液ポンプが閉まり、デバイスロテータが停止する。ステントはデバイスロテータから外され、コーティング室の外側の原点まで抜き出される。適用例では、ステント上に約140μg(マイクログラム)堆積する。コーティングの適用が実施されると、デバイスグリッパはデバイス取付部から外され、被覆されたステントがデバイスグリッパに装着された被覆されていないステントに置き換えられる。ステントは外され、堆積したコーティング量を決定するために重量測定される。
本発明は、種々の具体的な実施形態及び技術に関連して記載されている。しかしながら、本発明の精神と範囲内において多くのバリエーションや変更がなされることもあるということが当業者にとって明らかである。本発明はステントのコーティングに関係して記載されている一方で、当業者は様々なデバイスに対して本発明が適用可能であることを認識するであろう。
この明細書中の全ての刊行物及び特許出願は、個々の刊行物又は特許出願が具体的であり、かつ、個々に言及によって組み込まれているように、ここに組み込まれている。
デバイスロテータ及びコーティング室を含む本発明に係るコーティング装置の説明図である。 図1のコーティング室の斜視図である。 図1のコーティング室の実施形態の側面図である。 装置のノズルの断面図である。 デバイスロテータ及びコーティング室を示すコーティング装置の前断面図である。 マルチデバイスロテータ及びコーティング室を有するコーティング装置の他の実施形態である。 本発明に係るデバイス取付部の実施形態の側面図である。

Claims (23)

  1. 医療デバイスをコーティングするための装置であって、
    a.取付パネルと、
    複数の取り外し可能パネルと、
    を備え、
    前記取付パネルは複数のスロットを規定し、
    前記取り外し可能パネルに適合するコーティング室と;
    b.医療デバイスにコーティング溶液を供給するノズルと;
    c.少なくとも一つのデバイス取付部を有するデバイスロテータと;
    d.ガス注入口及び湿度センサを有する雰囲気保持システムであって、湿度センサとガス注入口との間の距離が湿度センサとノズルとの間の距離よりも大きい雰囲気保持システムと;
    を備え、
    前記コーティング室の内と外に対して、前記デバイス取付部上の前記医療デバイスの挿入と抜き出しをそれぞれ許容し;
    前記雰囲気保持システムは、前記コーティング室のガス条件を0〜90%の相対湿度の範囲内で調節し、前記ガス条件を保持する
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記デバイスロテータはトラック機構によって移動可能である請求項1記載の装置。
  3. 前記雰囲気保持システムは前記コーティング室内の湿度を低下させ、低下した湿度条件を保持する請求項1記載の装置。
  4. 前記雰囲気保持システムは、前記コーティング室内の湿度を0〜40%の相対湿度まで低下させ、低い湿度条件を保持する請求項1記載の装置。
  5. 前記コーティング室は、少なくとも一つのコーティングユニットを備え、該コーティングユニットはノズルを備える請求項1記載の装置。
  6. 前記デバイス取付部が前記コーティング室に挿入されたとき、前記ノズルは前記デバイス取付部に隣接する請求項記載の装置。
  7. 前記デバイス取付部が前記コーティング室に挿入されたとき、前記ノズルは前記デバイス取付部の上にある請求項記載の装置。
  8. 前記コーティングユニットはガス供給路及び溶液供給路を備える請求項記載の装置。
  9. 前記溶液供給路は前記ノズルに対して1〜50μl/秒のコーティング溶液を供給する請求項記載の装置。
  10. 前記コーティング室は、前記コーティング室への前記デバイスの通路を許容するデバイス開口部を有する少なくとも一つのパネルを備える請求項1記載の装置。
  11. 前記コーティング室は、32,744cmより小さい容積を有する請求項1記載の装置。
  12. 前記コーティング室の容積は3,274〜32,744cmである請求項11記載の装置。
  13. 前記デバイスロテータは、
    デバイス回転軸を備え、
    前記デバイス取付部が前記デバイス回転軸の回りを回転可能である請求項1記載の装置。
  14. 前記医療デバイスに対して適用される前記コーティングは、前記デバイス回転軸の回りで一様である請求項13記載の装置。
  15. 前記デバイス取付部は、10〜500回転数/分で前記デバイス回転軸の回りを回転する請求項13記載の装置。
  16. 前記デバイス回転体は、
    第1の軸の回りを回転可能な第1の回転部分と、
    前記第1の軸から半径方向外側に延びる前記第1の回転部分に位置する複数のデバイス取付部と、
    前記第1の軸に垂直になるように、前記デバイス取付部の平面内で前記第1の回転部分から半径方向外側に延びる複数の第2の軸と、
    を備え、
    前記デバイス取付部が前記第2の軸回りを回転可能であり、
    前記第1の回転部分がデバイス取付部を前記コーティング室と一列にするために回転する請求項1記載の装置。
  17. 前記デバイス取付部はデバイスグリッパとグリッパキャリアを備える請求項1記載の装置。
  18. 前記湿度センサと前記ノズルとの間の距離が前記湿度センサと前記ガス注入口との距離よりも小さい、請求項1記載の装置。
  19. 医療デバイスに実質的に均一なコーティングを適用する方法であって、
    a.医療デバイスをコーティングするための装置を用意するステップであって、
    前記装置が、
    i)取付パネルと、
    複数の取り外し可能パネルであって、前記取付パネルに規定される複数のスロッ
    トに適合する取り外し可能パネルと、
    医療デバイスにコーティング溶液を供給するノズルを備えるコーティングユニッ
    トと、
    ガス注入口及び湿度センサを有する雰囲気保持システムであって、湿度センサと
    ガス注入口との間の距離が湿度センサとノズルとの間の距離よりも大きい雰囲気保
    持システムと、
    を備えるコーティング室と;
    ii)デバイス軸を有する少なくとも一つのデバイス取付部を含むデバイスロータと
    を備える
    前記装置を用意するステップと;
    b.前記デバイス取付部に前記医療デバイスを装着するステップと
    c.前記雰囲気保持システムを起動し、前記コーティング室を浄化することによって、前記コーティング室の相対湿度を0〜90%の範囲内で調節するステップと
    d.前記コーティング室内に含まれる所望の湿度を保持するステップと
    e.前記コーティング室に前記デバイスを挿入するステップと
    f.ステップdと同時に前記コーティングユニットを通して前記デバイス上にコーティング材料を堆積するステップと
    g.ステップfと同時に前記デバイス軸の回りで前記デバイス取付部を回転するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  20. 浄化のステップにおいて、前記コーティング室内の湿度が0〜40%の間で調整される請求項19記載の方法。
  21. 浄化のステップにおいて、窒素がガス注入口によって前記コーティング室へ導入される請求項19記載の方法。
  22. ステップe)及びf)と同時に、前記コーティングユニットの位置に対して前記医療デバイスの位置を動かすステップをさらに備える請求項19記載の方法。
  23. 前記医療デバイスがステントである請求項19記載の方法。
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