JP4896477B2 - 三角ハンドル外科用ドリルガイド - Google Patents

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Description

開示の内容
本発明が関連する分野は、外科処置に用いる医療装置であり、詳細には関節鏡ドリルガイドである。
軟組織を骨に取り付ける医療装置及び方法は当分野で周知である。整形外科再建術、特にスポーツ医療処置における特別な関心事は縫合糸アンカーである。縫合糸アンカーは、通常は外科修復部位の骨に開けられた孔に挿入して固定される。縫合糸は、通常はアンカーに取り付けられ、これを用いて骨に軟組織を近接させて修復する。多くの修復術では、常に手術が成功するように骨に対する縫合糸アンカーの正確な配置が必要であり、整形外科医のその分野における相当な技術が要求される。
ドリルホール及び縫合糸アンカーの正確な配置は、整形外科修復が関節鏡下で行われる場合に特に困難である。なぜなら、関節鏡外科手術部位へのアクセス及び視野が開放外科手術の場合よりも制限されるためである。例えば、関節鏡下バンカート修復術において、縫合糸アンカーを配置するべく関節縁に正確にドリルホールを開けるのは、経験豊かな外科医でも困難であろう。
肩回旋腱板修復、関節包唇再建術(capsulolabral reconstruction)、及び上唇前後(SLAP)病変修復術、並びに足首、膝、肘、及び足を含む他の体の関節の修復術などの関節鏡下修復術の人気が高まり、外科医がこのような外科手術を正確かつ再現可能に行う必要性が大きくなってきた。
従って、整形外科処置に用いられる縫合糸アンカーを正確に配置するための新規な装置及び方法が強く要望されている。
〔要約〕
従って、関節鏡下ドリルガイドとして有用な新規な外科器具を開示する。この器具は、先端部、基端部、チューブ壁、及び長手方向軸を有する細長いチューブ部材を有する。少なくとも2つのタング部材が、その先端部から先端側に延出している。細長いハンドルが、タングの基端側のチューブ本体に接続されている。このハンドルは、外面及び長手方向軸を有する。このハンドルは、その長手方向軸を中心に実質的に三角形の断面を有する。この外面には、少なくとも1つの触覚基準マークが設けられている。この触覚基準マークは、タング部材と所定の整合を有する。カニューレ通路が、チューブ部材及びハンドルを貫通している。この通路は、基端開口、先端開口、及びそれらの開口に連通した内腔を有する。
本発明の別の態様は、外科処置における上記した本発明の外科器具の使用方法である。
本発明のさらに別の態様は、上記した本発明の外科器具及び外科用ドリルを含むキットである。
本発明のこれら及び他の態様及び利点は、添付の図面を用いた以下の説明から明らかになるであろう。
〔説明〕
ここに開示する方法、装置、及びシステムの態様及び特徴を全体的に理解できるように、特定の例示的な実施形態を説明する。これらの実施形態の例及び特徴が図面に例示されている。当業者であれば、ここに開示する装置、システム、及び方法を適合及び変更して、これらの装置、システム、及び方法を他の用途に用いることができ、かつ本発明の範囲から逸脱することなく他の追加や変更が可能であることを理解できよう。例えば、1つの実施形態または1つの図面の一部として例示または記載された特徴を、別の実施形態または図面に用いて他の実施形態を得ることができる。このような変形形態及び変更形態は本開示の範囲に含まれるものとする。
図1に、本発明に従った三角ハンドルドリルガイド100の例示的な実施形態が例示されている。このドリルガイド100は、図示されているように、先端部104、基端部106、及び長手方向軸108を有する細長いチューブ本体102を有する。この本体は、長手方向軸108に沿った軸方向本体通路すなわち内腔112を画定するチューブ壁110を有し、カニューレ状である。本体102は、実質的に円形の断面を有するのが好ましいが、他の形状の断面を有することもできる。
チューブ本体102は、図示されているように、先端部104から先端側に延出した2つのタング部材すなわちタング114を有する。2つのタング114は、等しい長さを有するが、所望に応じて異なった長さにすることもできる。2つのタング114は、図示されているように、先端部104にV型凹部116を画定している。2つのタング114は、図示されているように、鋭利な先端部118を有するが、別の実施形態では、2つのタング114は、所望に応じて実質的に丸い先端部を有することができる。2つのタング114は、例えば人間の肩の関節縁などの骨にドリルガイド100を配置するべく骨の突起を跨ぐように適合されている。別の実施形態では、チューブ本体102の先端部104は、2つのタング114に対して1または複数の別の先端タングすなわちタング部材を含む。チューブ本体102は、骨を穿孔するべくドリルが軸方向本体通路112内を通過するのを支持するのに十分な構造的強度を有する従来の生体適合性材料から形成することができる。本体102を形成するのに好適な材料の例として、外科用のスチール、例えば302型ステンレス鋼などのステンレス鋼、アルミニウム、セラミック、及びプラスチックなどを挙げることができる。
図2に、図1の図に対して長手方向軸108を中心に約120度回転したドリルガイド100の回転した図120が示されている。図2から分かるように、2つのタング部材114は、「あり」構造(すなわち、あり型ドリルガイド)に長手方向軸108を中心に非対称に位置する(すなわち、正反対ではない)。別の実施形態では、2つのタング部材114は、長手方向軸108を中心に正反対に配置される。
チューブ本体102は、先端部104またはその近傍のチューブ壁110を貫通した1または複数の開口122を含むことができる。1または複数の開口122により、軸方向本体通路112内に配置された医療装置を見ることができる。この医療装置は、例えば骨ドリルまたは従来の外科用オブチュレータとすることができる。オブチュレータは、ドリルガイド100内に配置することができる端部が尖っていない器具である。ドリルガイド100を用いた外科処置では、ドリルガイド100を骨に配置する際にオブチュレータが軸方向本体通路112内に位置する。加えて、医療装置は、縫合糸アンカー、外科用ドリル、または他の従来の外科器具とすることができる。チューブ本体102は、4つまたはそれ以上の開口122を有するのが好ましいが、それよりも少なくすることもできる。
ドリルガイド100はまた、図示されているように、1または複数の開口122の基端側の本体102に長手方向軸108に沿って接続された細長い基端ハンドル124を有する。このハンドル124は、軸方向本体通路112に整合した軸方向ハンドル通路126を含む。すなわち、ドリルガイドは、その長手方向軸に沿って完全にカニューレ状である。ハンドル124は、図示されているように、長手方向軸108を中心とした実質的に三角形の断面128、第1の面130、第2の面132、及び第3の面134を有する。第1の面130、第2の面132、及び第3の面134は、図1及び図2の実施形態では実質的に平面で長方形として例示されている。別の実施形態では、第1の面130、第2の面132、及び第3の面134の1つまたは複数が別の形状を有することができる。ハンドル124は、長手方向にテーパ状であって、第1の面130、第2の面132、及び第3の面134のそれぞれが実質的に台形である。別の実施形態では、第1の面130、第2の面132、及び第3の面134の1つまたは複数が曲面である。ハンドル124は、本体102と同じ材料または別の従来の生体適合性材料から形成することができる。例えば、本体102は、外科用ステンレス鋼から形成し、ハンドル102は、ポリカーボネートなどの硬質プラスチックから形成することができる。別の実施形態では、本体102及びハンドル124は共に、1種類の材料から形成される。さらに別の実施形態では、ドリルガイド100は、一片の材料から単一装置として、機械加工または成形によって形成される。
ハンドル124は、本体102に対して長手方向軸108における所定の固定された回転位置を有する。ハンドル124はまた、少なくとも1つの触覚基準マークを含み、図1に示されているように、複数の基準マーク136を含む。これにより、ドリルガイド102の使用者が、ドリルガイド102の回転位置、従って、2つのタング114の回転位置を感覚的に確認することができる。すなわち、触覚基準マーク136及び2つのタング114は所定の整合を有する。基準マーク136は、ドリルガイド102を使用している時に触れて感じることができる外科器具の製造に適合したあらゆるタイプのマークとすることができる。本発明に従った触覚基準マークのタイプの例として、凸部、凹部、またはこれらの組合せ、及びローレット切りなどの表面の凹凸を挙げることができる。触覚基準マークは、ハンドル124の第1の面130、第2の面132、及び第3の面134の1つまたは複数に設けることができる。触覚基準マークはまた、ハンドル124の近接する表面と表面との間の1または複数の縁に設けることもできる。
触覚基準マーク136は、ハンドル124の表面の1または複数の溝を備えることができる。図1及び図2に例示されている実施形態では、触覚基準マーク136は、図示されているように、第1の表面130を第2の表面132及び第3の表面134から触覚で区別できるように第1の表面130に複数の離間した溝138を含む。任意選択で、ハンドル124上の1または複数の可視マーキングにより、第1の表面130を第2の表面132及び第3の表面134から区別する。別の実施形態では、触覚基準マーク136は、ハンドル124の2つ以上の表面の触覚基準マークを含み、それらの触覚基準マークは、使用者が触覚で区別できるように物理的に異なった構造を有することができる。
図1及び図2に例示されている実施形態では、複数の溝138により、長手方向軸108に実質的に平行であって2つのタング114を含む平面に平行な平面に実質的に整合した第1の平面130を触覚で確認することができる。触覚基準マーク136と2つのタング部材114とのあらゆる所定の整合を、本発明のドリルガイドに対して選択することができる。別の実施形態では、2つのタング114は、長手方向軸108を中心に正反対に配置され、触覚基準マーク136は、2つのタング114の一方と整合する。さらに別の実施形態では、2つのタング114の第1のタングが、2つのタング114の第2のタングよりも長い。さらに別の実施形態では、本発明のドリルガイドは、3つ以上のタングと、触覚基準マークが少なくとも3つのタングの内の1または複数のタングに整合した表面を有するハンドルを含む。
図3にも示されているように、ハンドルは、3つの長手方向縁140を含む。3つの長手方向縁140には丸み(r)が付けられている。別の実施形態では、3つの縁140の内の1または複数の縁が、方形、斜角、またはファセットなどの他の形状を有することができる。さらに別の実施形態では、触覚基準マークが3つの縁140の内の1または複数の縁に配置されている。図3に、図1及び図2に例示されているドリルガイド100の端面図142が例示されている。図3では、チューブ本体102は、図示されているように軸を中心に円形の断面を有する。本体102は、多角形などを含む別の形状の断面を有することもできる。図3では、軸方向本体通路112は、図示されているように円形の断面を有する。別の実施形態では、軸方向本体通路112及び軸方向ハンドル通路126の少なくとも一方が多角形の断面であり、別の形状の断面を有することもできる。
図4に、本発明の別の実施形態であるあり型ドリルガイド200の先端部が詳細に例示されている。あり型ドリルガイド200は、図示されているように、細長いチューブ本体202、先端部204、長手方向軸206、長手方向通路210を画定するチューブ壁208を含む。あり型ドリルガイド200はまた、図示されているように、本体202の先端部204から先端側に延出した2つのタング212を含む。2つのタング212は、長手方向軸206を中心に非対称に位置する。代替の実施形態では、2つのタング212は、長手方向軸206を中心に正反対に位置する。2つのタング212は、図示されているように、尖った先端214を有する。代替の実施形態では、2つのタング212の先端214は丸い。ドリル216は、図示されているように、長手方向通路210内に位置し、先端部204を越えて切断チップ218まで先端側に延出している。本体202は、通路210内のドリル216を見ることができるに、チューブ壁208に設けられた1または複数の開口220を含むことができる。ドリル216は、通路210におけるドリル216の長手方向の位置を示す可視マーク222を含むことができる。
図5に、本発明の一実施形態である鋸歯型ドリルガイド300の先端部が詳細に例示されている。鋸歯型ドリルガイド300は、図示されているように、細長いチューブ本体302、先端部304、長手方向軸306、及び長手方向通路310を画定するチューブ壁308を含む。鋸歯型ドリルガイド300は、図示されているように、先端部304から先端側に延出した周方向に位置する複数のタング312も含む。複数のタング312は、任意の数のタングを含むことができる。複数のタング312は通常、3〜20のタングを含む。例示されているように、複数のタング312は、尖った先端314を有する。別法では、タング312の先端314は、丸または他の形状の断面を有することができる。ドリル316は、図示されているように、長手方向通路310内に位置し、先端部304を越えて切断チップ318まで先端側に延出している。本体302は、通路310内のドリル316を見ることができるに、チューブ壁208に設けられた1または複数の開口220を含むことができる。ドリル318は、通路310におけるドリル316の長手方向の位置を示す可視マーク322を含むことができる。
図6に、本発明の一実施形態であるハイブリッド型ドリルガイド400の先端部が詳細に例示されている。このハイブリッド型ドリルガイド400は、図示されているように、細長いチューブ本体402、先端部404、長手方向軸406、及び長手方向通路410を画定するチューブ壁408を含む。ハイブリッド型ドリルガイド400はまた、先端部から先端側に延出した2つの第1のタング412、及び2つの第1のタング412よりも短い1または複数の第2のタング414も含む。1または複数の第2のタング414も、先端部から先端側に延出し、2つの第1のタング412の間に位置する。本発明に従った外科処置では、1または複数の第2のタング414を2つの第1のタング412と共に用いてハイブリッド型ドリルガイド400を骨に配置する。2つの第1のタング412は、図示されているように、長手方向軸406を中心に非対称に位置する。代替の実施形態では、2つの第1のタングは、長手方向軸406を中心に正反対に位置する。2つのタングは、図示されているように丸い先端416を有する。代替の実施形態では、2つのタングは平坦な先端を有する。ドリル418は、図示されているように、長手方向通路410内に位置し、先端部404を越えて切断チップ420まで先端側に延出している。本体402は、通路410内のドリル418見ることができるに、チューブ壁408に設けられた1または複数の開口422を含むことができる。ドリル418は、図示されているように、通路410におけるドリル418の長手方向の位置を示す可視マーク424を含む。
図7に、本発明の一実施形態である魚口型ドリルガイド500の先端部が詳細に例示されている。魚口型ドリルガイド500は、図示されているように、細長いチューブ本体502、先端部504、長手方向軸506、及び長手方向通路510を画定するチューブ壁508を含む。この魚口型ドリルガイド500は、先端部504から先端側に延出した第1のタング512、同様に先端部504から延出した第1のタング512よりも短い第2のタング514を含む。第1のタング512及び愛2のタング514のそれぞれは、丸い先端516を有する。代替の実施形態では、第1のタング512及び第2のタング514の少なくとも一方が平坦な先端516を有する。魚口型ドリルガイド500はまた、第1のタング512または第2のタング514よりも短い1または複数の補助タング518も含む。本発明に従った外科処置では、1または複数の補助タング518を第1のタング512及び第2のタング514と共に用いて、魚口型ドリルガイド500を骨に配置する。第2のタング514は、図示されているように、長手方向軸506を中心に第1のタング512の正反対に位置する。ドリル520は、図示されているように、長手方向通路510内に位置し、先端部504を越えて切断チップ522まで先端側に延出している。本体502は、通路510内のドリル520を見ることができるに、チューブ壁508に設けられた1または複数の開口524を含むことができる。ドリル520は、通路510におけるドリル520の長手方向の位置を示す可視マーク526を含む。
本発明に従ったドリルガイドと共に用いるドリルは、ドリルガイド内のカニューレを介して配置可能な任意の従来の骨穿孔装置とすることができる。このような骨穿孔装置は、1または複数の直線上の溝または1または複数の螺旋状の溝を有する溝付きドリルを含む。骨穿孔装置はまた、スペード型ドリル、オブチュレータなどの先の尖った骨穿孔器具、突きぎり(awl)など、及びそれらの等価物も含むことができる。
上記したドリルガイドの全ての実施形態及びそれらの等価物を外科キットに含めることができる。外科キットは、外科処置における外科医の外科器具選択作業を容易にし、外科医が選択する外科器具が互いに適切に動作するのを保障する。整形外科修復術に用いられる外科キットには、本発明に従ったドリルガイドと、そのドリルガイドを介して骨を穿孔するのに適した大きさのドリルを含む。さらなる実施形態では、キットは、ドリルガイドと共に使用するのに適した大きさのオブチュレータも含む。このようなオブチュレータは、任意選択で、断面が三角形のハンドルを有することができる。外科用キットはまた、ドリルガイドを用いて準備された骨のドリルホールに導入する縫合糸アンカーも任意選択で含むこともできる。
図8A‐図8Dに、本発明のドリルガイドを用いた整形外科修復術の例示的な実施形態が例示されている。図8Aには、穿孔ステップ600が例示されている。本発明のあり型ドリルガイド602が、分離した軟組織608を骨604に再付着させるための準備として骨ドリルホール606を正確に穿孔するべく、患者の骨604の一部を跨いで配置されている。ドリルガイド602は、本発明に従った少なくとも1つの触覚基準マークを有する断面が実質的に三角形のハンドル(不図示)を含む。穿孔ステップ600では、外科医が、ハンドルを用いてドリルガイドを保持し、少なくとも1つの触覚基準マークを用いて容易にドリルガイド602の向きを骨604に合わせることができる。例えば、外科医は、骨604に対するドリルガイド602の向きを感じ易いように触覚基準マーク上に指または親指を置くことができる、外科用ドリル610は、図示されているように、ドリル610の可視基準マーク612を用いて測ることができる深さに骨604を穿孔する。この可視基準マーク612は、ドリルガイド602の開口614を介して見ることができる。
図8Bに、軟組織を準備するステップ620が例示されている。図示されているように、1または複数の所定長さの縫合糸624を用いて従来の縫合糸アンカー622を軟組織608に取り付けられている。縫合糸アンカー622は、骨ドリルホール606内にそのアンカー622を挿入する準備として縫合糸アンカーインサーター626に取り付けられている。限定するものではないが、ねじ縫合糸アンカー、嵌合縫合糸アンカー、拡張型アンカー、トグル型縫合糸アンカー、並びに縫合糸を使用する必要がない組織アンカーなどを含むあらゆるタイプの従来の縫合糸アンカー及びその等価物を、本発明のドリルガイドを用いる本発明の外科処置に用いることができる。このような処置に用いられる組織アンカー及び任意の縫合糸は、生体吸収性または非吸収性とすることができる。図8A‐図8Dに例示されているように、縫合糸アンカー622は、手術部位に外科医が結節しなくても骨に配置できる生体分解性縫合糸アンカーである(非結節アンカー)。図8Cに、挿入ステップ640が例示されている。図示されているように、インサーター662を用いて骨ドリルホール606の途中まで縫合糸アンカー622が挿入され、軟組織608が骨604に向かって引っ張られている。図8Dに、完了した修復660が例示されている。アンカー622が骨ドリルホール606内に完全に挿入されて配置され、軟組織608が骨604に近接している。
本発明のドリルガイドは、限定するものではないが、肩、膝、足首、足、肘、及び手を含む体のあらゆる部分の外科手術に用いることができる。本発明のドリルガイドを用いることができる外科処置の例として、バンカート修復、SLAP病変修復、肩峰分離修復、回旋腱板修復、関節包移動(capsule shift)及び関節包再建、二頭筋腱固定、三角筋修復、外側及び内側の足首不安定、アキレス腱修復及び再建、足中間部再建(midfoot reconstruction)、外反母趾再建、テニス肘修復、二頭筋腱再付着、関節包外膝修復(extra capsular knee repairs)、膝蓋骨靭帯及び腱の剥離、脛骨に対する内側側副靭帯、外側側副靭帯、後斜方靭帯、または関節包の再付着、及び前側近位脛骨に対する関節包の閉止を挙げることができる。
本発明のドリルガイドは、外科手術に有用な任意の大きさにすることができる。例示的な実施形態では、本発明のドリルガイドは、直径が公称4mmの拡大シャンクを有する直径が2.9mmのドリルが軸方向本体通路を通過できるように内径が4.2mmの軸方向本体通路を含む。ある実施形態では、ドリルガイドの長手方向通路は、骨にドリルホールを開けるためのドリルの配置ができ、かつ縫合糸アンカーをその通路を介して外科部位に送れるように適合されている。
本発明のドリルガイドは、限定するものではないが、整形外科手術のためにドリルホールの正確な位置決め、外科医によるドリルガイドの取り扱い、及び関節鏡外科部位の視覚化に関連した利点を含め、様々な利点を有する。
本発明のハンドルが実質的に三角形のドリルガイドは、断面が実質的に円形または多数の面を備えた多角形であるハンドルを有する従来のドリルガイドと比較して、骨に対するドリルホールの位置決めのために角度を合わせて正確に保持することができ、肩の関節縁などの狭い突出部で特に有利である。本発明のドリルガイドの実質的に三角形のハンドル上の触覚基準マークにより、外科医は、外科処置中に目で確認しないでドリルガイドの先端チップ構造の向きを正確に測ることができる。関節鏡整形外科処置では、例えば、ドリルホールを開けるための骨表面への先端タングの配置により、外科部位が見にくい。加えて、本発明のドリルガイドまたは別の外科器具の実質的に三角形のハンドルにより、断面が実質的に円形または多数の面を有する多角形の器具に比べて、ローリングすることなく外科トレーまたは他の表面に対する器具の位置合わせの安定性が改善されている。
当業者であれば、ここに開示及び例示した構成要素の細部、材料、及び配置の様々な変更が可能であろう。詳細な実施形態を用いて本発明を説明してきたが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲及び概念から逸脱することなく変更が可能であることを理解できよう。従って、添付の特許請求の範囲は、ここに開示した実施形態によって限定されるものではない。
〔実施の態様〕
(1)外科器具であって、
先端部、基端部、チューブ壁、長手方向軸、及び実質的に前記先端部から先端側に延出した少なくとも2つのタングを有する細長いチューブ部材と、
前記少なくとも2つのタングの基端側の前記チューブ部材から延びた細長いハンドルであって、前記長手方向軸を中心に実質的に三角形の断面を有する外面を備えた、前記細長いハンドルと、
前記少なくとも2つのタングと所定の整合を有する、前記外面に設けられた少なくとも1つの触覚基準マークと、
前記チューブ部材及び前記ハンドルを貫通した、基端開口、先端開口、及びこれらの開口に連通した内腔を有するカニューレ通路と、を含む、外科器具。
(2)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記長手方向軸に対して垂直に前記チューブ壁を貫通した開口をさらに含む、外科器具。
(3)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記少なくとも2つのタングの2つが、前記長手方向軸を中心に正反対に位置する、外科器具。
(4)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記少なくとも2つのタングの2つが、前記長手方向軸を中心に非対称に位置する、外科器具。
(5)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記少なくとも2つのタングの1つが、前記少なくとも2つのタングの別のタングよりも長い、外科器具。
(6)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記少なくとも2つのタングのそれぞれが先端点で終わっている、外科器具。
(7)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記チューブ部材及び前記ハンドルが一体構造を含む、外科器具。
(8)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記少なくとも1つの触覚基準マークが複数の溝を含む、外科器具。
(9)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記チューブ部材が円形の断面を有する、外科器具。
(10)実施態様(1)に記載の外科器具であって、
前記カニューレ状通路が円形の断面を有する、外科器具。
(11)外科用ドリルガイドであって、
先端部、基端部、通路、及び長手方向軸を有する中空のチューブ本体と、
前記先端部から延出した、組織と係合するように適合された少なくとも2つの先端が尖ったタング部材と、
前記基端部から延びたカニューレ状ハンドルであって、前記長手方向軸を中心とする実質的に三角形の断面、外面、及び通路を有し、前記チューブ本体及び前記ハンドルが、外科用ドリルが前記通路を介して前記基端部から前記先端部まで前記長手方向軸に沿って移動できるように適合されている、前記カニューレ状ハンドルと、
前記少なくとも2つのタング部材に整合した、前記ハンドルの前記外面に設けられた触覚基準構造と、を含む、外科用ドリルガイド。
(12)実施態様(11)に記載の外科用ドリルガイドであって、
前記少なくとも2つのタング部材の2つが前記長手方向軸を中心に非対称に位置する、外科用ドリルガイド。
(13)実施態様(12)に記載の外科用ドリルガイドであって、
前記少なくとも2つのタング部材が2つのタングを含む、外科用ドリルガイド。
(14)実施態様(11)に記載の外科用ドリルガイドであって、
前記少なくとも2つのタング部材の1つが、前記少なくとも2つのタング部材の別のタングよりも長い、外科用ドリルガイド。
(15)実施態様(15)に記載の外科用ドリルガイドであって、
前記長手方向軸に対して垂直に前記チューブ壁を貫通した開口をさらに含む、外科用ドリルガイド。
(16)実施態様(11)に記載の外科用ドリルガイドであって、
前記チューブ本体及び前記ハンドルが一体構造を含む、外科用ドリルガイド。
(17)外科用キットであって、
(I)外科用ドリルガイドであって、
先端部、基端部、及び長手方向軸を有する中空のチューブ本体であって、前記先端部が、組織と係合するように適合された先端が尖った少なくとも2つのタング部材で終わっている、前記チューブ本体と、
前記チューブ本体の前記基端部に取り付けられたカニューレ状ハンドルであって、前記長手方向軸を中心に三角形の断面を有し、前記チューブ本体及び前記ハンドルが、外科用ドリルが前記長手方向軸に沿って前記基端部から前記先端部に移動できるように適合され、前記ハンドルが、外面、及び前記少なくとも2つのタング部材に整合した前記外面に設けられた触覚基準マークを有する、前記カニューレ状ハンドルと、を含む、前記外科用ドリルガイドと、
(II)前記外科用ドリルガイドと共に使用できるように適合された外科用ドリルと、を含む、外科用キット。
(18)実施態様(17)に記載のキットであって、
前記ドリルガイドと共に使用できるように適合されたオブチュレータをさらに含む、キット。
(19)実施態様(17)に記載のキットであって、
縫合糸アンカーをさらに含む、キット。
(20)骨に軟組織を取り付けるための方法であって、
(a)軟組織を取り付けるための骨の部位を選択するステップと、
(b)ドリルガイドを用意するステップであって、前記ドリルガイドが、
長手方向軸、先端部、基端部、前記長手方向軸に沿った挿管、及び前記先端部から先端側に延出した少なくとも2つのタング部材を有するチューブ部材と、
前記長手方向軸を中心とする実質的に三角形の断面、及び外面を有するカニューレ状ハンドルと、
前記長手方向軸を中心に前記ドリルガイドの回転位置を変えるように適合され、前記外面に設けられた前記タング部材に整合した触覚基準マークと、を含む、前記ステップと、
(c)前記ドリルガイドを前記部位に配置するステップと、
(d)前記触覚基準マークを用いて前記長手方向軸を中心に前記ドリルガイドの回転位置を合わせるステップと、
(e)前記挿管内に配置されたドリルを用いて前記骨に孔を開けるステップと、
(f)縫合糸アンカー及び外科用縫合糸を用意するステップと、
(g)組織アンカーの少なくとも一部を前記骨内に配置するステップと、
(h)前記縫合糸アンカー及び前記縫合糸を用いて前記軟組織を前記骨に近接させるステップと、を含む、方法。
(21)骨に孔を開ける方法であって、
(a)孔を開けるために骨の部位を選択するステップと、
(b)ドリルガイドを用意するステップであって、前記ドリルガイドが、長手方向軸、その長手方向軸に沿った挿管、及びカニューレ状ハンドルを有し、前記ハンドルが、外面、及び前記長手方向軸を中心に前記ドリルガイドの回転位置を合わせるように適合された前記外面に設けられた触覚基準マークを有し、前記ドリルガイドが軸方向通路を有する、前記ステップと、
(c)前記ドリルガイドを前記部位に配置するステップと、
(d)前記触覚基準マークを用いて前記長手方向軸を中心に前記ドリルガイドの回転位置を合わせるステップと、
(e)前記ドリルガイドの前記通路内に配置された穿孔装置を用いて前記骨に孔を開けるステップと、を含む、方法。
(22)実施態様(21)に記載の方法であって、
前記ハンドルが、前記長手方向軸を中心とする実質的に三角形の断面を有する、方法。
(23)実施態様(21)に記載の方法であって、
前記穿孔装置がドリルである、方法。
(24)実施態様(21)に記載の方法であって、
前記穿孔装置が突きぎり(awl)である、方法。
本発明の三角ハンドルドリルガイドの実施形態の斜視図である。 120度回転した図1の三角ハンドルドリルガイドの斜視図である。 ハンドル及び内腔を例示する、図1の三角ハンドルドリルガイドの端面図である。 本発明の一実施形態である三角ハンドルあり型ドリルガイドの先端部の斜視図である。 本発明の一実施形態である三角ハンドル鋸歯型ドリルガイドの先端部の斜視図である。 本発明の一実施形態である三角ハンドルハイブリッド型ドリルガイドの先端部の斜視図である。 本発明の一実施形態である三角ハンドル魚口型ドリルガイドの先端部の斜視図である。 本発明のドリルガイドを用いた軟組織再付着手順を例示する第1の図である。 本発明のドリルガイドを用いた軟組織再付着手順を例示する第2の図である 本発明のドリルガイドを用いた軟組織再付着手順を例示する第3の図である 本発明のドリルガイドを用いた軟組織再付着手順を例示する第4の図である

Claims (22)

  1. 外科器具であって、
    先端部、基端部、チューブ壁、長手方向軸、及び実質的に前記先端部から先端側に延出した少なくとも2つのタング部材を有する細長いチューブ部材と、
    前記少なくとも2つのタング部材の基端側の前記チューブ部材から延びた細長いハンドルであって、前記長手方向軸を中心に実質的に三角形の断面を画定する外面を備えた、細長いハンドルと、
    前記少なくとも2つのタング部材と所定の整合を有する、前記外面のうちのいずれか1つに設けられた少なくとも1つの触覚基準マークと、
    前記チューブ部材及び前記ハンドルを貫通した、基端開口、先端開口、及びこれらの開口に連通した内腔を有するカニューレ通路と、
    を含む、外科器具。
  2. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記外面のうちの、前記少なくとも1つの触覚基準マークが設けられた前記外面とは異なる1つに、前記少なくとも1つの触覚基準マークとは異なる触覚基準マークが設けられている、外科器具。
  3. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記長手方向軸に対して垂直に前記チューブ壁を貫通した開口をさらに含む、外科器具。
  4. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記少なくとも2つのタング部材の2つが、前記長手方向軸を中心に正反対に位置する、外科器具。
  5. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記少なくとも2つのタング部材の2つが、前記長手方向軸を中心に非対称に位置する、外科器具。
  6. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記少なくとも2つのタング部材の1つが、前記少なくとも2つのタング部材の別のタング部材よりも長い、外科器具。
  7. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記少なくとも2つのタング部材のそれぞれが先端点で終わっている、外科器具。
  8. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記チューブ部材及び前記ハンドルが一体構造を含む、外科器具。
  9. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記少なくとも1つの触覚基準マークが複数の溝を含む、外科器具。
  10. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記チューブ部材が円形の断面を有する、外科器具。
  11. 請求項1に記載の外科器具であって、
    前記カニューレ通路が円形の断面を有する、外科器具。
  12. 外科用ドリルガイドであって、
    先端部、基端部、通路、及び長手方向軸を有する中空のチューブ本体と、
    前記先端部から延出した、組織と係合するように適合された先端が尖った少なくとも2つのタング部材と、
    前記基端部から延びたカニューレ状ハンドルであって、前記長手方向軸を中心とする実質的に三角形の断面を画定する外面、及び通路を有し、前記チューブ本体及び前記ハンドルが、外科用ドリルが前記通路を介して前記基端部から前記先端部まで前記長手方向軸に沿って移動できるように適合されている、カニューレ状ハンドルと、
    前記少なくとも2つのタング部材に整合した、前記ハンドルの前記外面のうちのいずれか1つに設けられた触覚基準構造と、
    を含む、外科用ドリルガイド。
  13. 請求項12に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記外面のうちの、前記触覚基準構造が設けられた前記外面とは異なる1つに、前記触覚基準構造とは異なる触覚基準構造が設けられている、外科用ドリルガイド。
  14. 請求項12に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記少なくとも2つのタング部材の2つが前記長手方向軸を中心に非対称に位置する、外科用ドリルガイド。
  15. 請求項14に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記少なくとも2つのタング部材が2つのタングを含む、外科用ドリルガイド。
  16. 請求項12に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記少なくとも2つのタング部材の1つが、前記少なくとも2つのタング部材の別のタング部材よりも長い、外科用ドリルガイド。
  17. 請求項12に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記長手方向軸に対して垂直に前記チューブ本体を貫通した開口をさらに含む、外科用ドリルガイド。
  18. 請求項12に記載の外科用ドリルガイドであって、
    前記チューブ本体及び前記ハンドルが一体構造を含む、外科用ドリルガイド。
  19. 外科用キットであって、
    (I)外科用ドリルガイドであって、
    先端部、基端部、及び長手方向軸を有する中空のチューブ本体であって、前記先端部が、組織と係合するように適合された先端が尖った少なくとも2つのタング部材で終わっている、チューブ本体と、
    前記チューブ本体の前記基端部に取り付けられたカニューレ状ハンドルであって、前記長手方向軸を中心に三角形の断面を画定する外面を有し、前記チューブ本体及び前記ハンドルが、外科用ドリルが前記長手方向軸に沿って前記基端部から前記先端部に移動できるように適合され、前記ハンドルが、前記少なくとも2つのタング部材に整合した前記外面のうちのいずれか1つに設けられた触覚基準マークを有する、カニューレ状ハンドルと、
    を含む、外科用ドリルガイドと、
    (II)前記外科用ドリルガイドと共に使用できるように適合された外科用ドリルと、
    を含む、外科用キット。
  20. 請求項19に記載の外科用キットであって、
    前記外面のうちの、前記触覚基準マークが設けられた前記外面とは異なる1つに、前記触覚基準マークとは異なる触覚基準マークが設けられている、外科用キット。
  21. 請求項19に記載の外科用キットであって、
    前記ドリルガイドと共に使用できるように適合されたオブチュレータをさらに含む、外科用キット。
  22. 請求項19に記載の外科用キットであって、
    縫合糸アンカーをさらに含む、外科用キット。
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