JP4893678B2 - 他車両検出装置、他車両検出方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

他車両検出装置、他車両検出方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、料金所において他車両の検出を行う他車両検出装置、他車両検出方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両運転時の事故防止の観点から、車両の周辺に位置する人や自転車等の障害物をレーダや撮像したカメラの画像等によって検出し、障害物との衝突を防止するために運転者に対する警告や車両制御を行う運転支援装置を搭載する車両が増加している。例えば、特開平11−328591号公報には、後続車をレーダ装置によって検出し、後続車との距離や距離の変化率が一定条件を満たした場合に警告や車両制御を行う技術について記載されている。
一方、高速道路や有料道路に設けられている料金所では、運転者が料金を支払ったり、通行券を受け取る為の複数のゲートが設けられている。ここで、多数の車両がこの料金所を通過する際には、各車両はゲート毎に一旦別れて料金所を通過し、その後に再び道路上で合流することが行われていた。そして、この合流を行う際に、他のゲートを通過した車両と接触する虞があった。そこで、上述した運転支援装置を料金所を通過する際に適用し、合流前において合流を行う際に接触する虞のある他車両についての警告等を行うことが考えられる。
特開平11−328591号公報(第3頁、図2〜図5)
しかしながら、上述した運転支援装置を料金所を通過する際に適用することには、以下の問題があった。
即ち、料金所では、複数のゲートを備えており、そのゲートの種類も様々である。例えば、近年ではゲートの種類はETC対応ゲートとETC非対応ゲートの2種類に基本的に区分される。そして、車両がゲートを通過するのに要する時間は、通過するゲートの種類によって異なる。例えば、ETC対応ゲートを通過する車両は、ETC非対応ゲートを通過する車両と比較して、基本的に通過に要する時間は短くなる。
従って、前記特許文献1のように後続車両を検出する場合と比較して、警告対象とする他車両を検出することが難しい為、合流の際に自車両と接触する虞が無い他車両を警告対象の車両として検出してしまい、その他車両についての警告を行ってしまう虞がある。
以上より、料金所を通過する他車両を検出する場合には、ゲート通過前やゲート通過中において警告対象とする他車両(即ち、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両)の現在位置を予測し、予測される範囲を含むように検出範囲を設定することが望ましい。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる他車両検出装置、他車両検出方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る他車両検出装置(1)は、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別手段(3)と、他車両を検出する他車両検出手段(3)と、前記ゲート識別手段の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出手段で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定手段(3)と、を有し、前記検出範囲設定手段は、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
尚、「ゲートの種類」とは、例えばETC対応ゲートやETC非対応ゲートがある。
また、請求項2に係る他車両検出装置(1)は、請求項1に記載の他車両検出装置において、前記検出範囲設定手段(3)は、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
尚、「ETC対応ゲート」とはETC(Electronic Toll Collection System)によるノンストップ自動料金収受システムに対応したゲートである。そして、ETC対応ゲートを車両が通過する際には、無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行う。即ち、料金所で車両を停止させることなく通過できる。
一方で、「ETC非対応ゲート」は上記のノンストップ自動料金収受システムに対応していないゲートである。そして、ETC非対応ゲートを車両が通過する際には、一旦車両を停車させ、係員や自動機と料金や通行券の受け渡しを行う。
また、請求項3に係る他車両検出装置(1)は、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別手段(3)と、他車両を検出する他車両検出手段(3)と、前記ゲート識別手段の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出手段で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定手段(3)と、を有し、前記検出範囲設定手段(3)は、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
また、請求項4に係る他車両検出方法は、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別ステップ(S3)と、他車両を検出する他車両検出ステップ(S12)と、前記ゲート識別ステップの識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出ステップで検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定ステップ(S6〜S11)と、を有し、前記検出範囲設定ステップは、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
更に、請求項5に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに搭載され、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別機能(S3)と、他車両を検出する他車両検出機能(S12)と、前記ゲート識別機能の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出機能で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定機能(S6〜S11)と、を実行させるコンピュータプログラムであって、前記検出範囲設定機能は、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
また、請求項6に係る他車両検出方法は、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別ステップ(S3)と、他車両を検出する他車両検出ステップ(S12)と、前記ゲート識別ステップの識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出ステップで検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定ステップ(S6〜S11)と、を有し、前記検出範囲設定ステップは、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とすることを特徴とする。
更に、請求項7に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに搭載され、料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別機能(S3)と、他車両を検出する他車両検出機能(S12)と、前記ゲート識別機能の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出機能で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定機能(S6〜S11)と、を実行させるコンピュータプログラムであって、前記検出範囲設定機能は、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に記載の他車両検出装置によれば、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告を行う場合においても、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
また、ETC対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC非対応ゲートを他車両が通過する所要時間が長いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
また、請求項2に記載の他車両検出装置によれば、ETC非対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC対応ゲートを他車両が通過する所要時間が短いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
また、請求項3に記載の他車両検出装置によれば、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告を行う場合においても、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
また、ETC非対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC対応ゲートを他車両が通過する所要時間が短いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
また、請求項4に記載の他車両検出方法によれば、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告を行う場合においても、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
また、ETC対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC非対応ゲートを他車両が通過する所要時間が長いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
更に、請求項5に記載のコンピュータプログラムによれば、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲をコンピュータに適切に設定させることにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告を行う場合においても、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
また、ETC対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC非対応ゲートを他車両が通過する所要時間が長いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
また、請求項6に記載の他車両検出方法及び請求項7に記載のコンピュータプログラムによれば、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告を行う場合においても、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
ETC非対応ゲートを自車両が通過する所要時間より、ETC対応ゲートを他車両が通過する所要時間が短いことを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
以下、本発明に係る他車両検出装置について具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る他車両検出装置1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る他車両検出装置1の概略構成図、図2は本実施形態に係る他車両検出装置1の制御系を模式的に示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る他車両検出装置1は、車両2に対して設置された車両検出ECU(ゲート識別手段、他車両検出手段、検出範囲設定手段)3と、左方カメラ4と、右方カメラ5と、液晶ディスプレイ6と、スピーカ7と、カメラパラメータDB8と、画像DB9と、地図情報DB10と、車両検出ECU3に接続されたGPS11、車速センサ12、ステアリングセンサ13、ジャイロセンサ14等の各種センサで構成されている。
また、車両検出ECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)3は、料金所を通過する際に自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を検出して警告する他車両検出処理(図3、図4参照)等を行う電子制御ユニットである。尚、車両検出ECU3はナビゲーション装置の制御に使用するECUと兼用してもよい。また、車両検出ECU3の詳細な構成については後述する。
左方カメラ4や右方カメラ5は、例えばCCD等の固体撮像素子を用い、水平画角が大きい(例えば150°)広角カメラである。また、左方カメラ4は車両2の左側のドアミラーに取り付けられ、光軸方向を水平より所定角度下方に向けて設置される。右方カメラ5は車両2の右側のドアミラーに取り付けられ、光軸方向を水平より所定角度下方に向けて設置される。そして、左方カメラ4及び右方カメラ5は走行時及び停車時に異なる撮像範囲21、22をそれぞれ撮像し、その撮像された撮像画像は画像DB9に一旦記憶される。その後に、後述のように車両検出ECU3は、料金所を通過する際に自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を画像DB9に記憶された撮像画像から検出する。また、他車両を検出する際の検出範囲は、後述のように自車両の通過するゲートの種類と他車両の通過するゲートの種類との関係によって変更するように構成されている。
液晶ディスプレイ6は、車両2の室内のセンターコンソール又はパネル面に備え付けられ、自車周辺の地図画像を表示する。また、本実施形態に係る他車両検出装置1では、特に自車両が料金所を通過する場合に、その後の合流において自車両と接触する虞のある他車両が検出された場合には、警告を表示する。尚、液晶ディスプレイ6はナビゲーション装置に使用するものと兼用してもよい。
スピーカ7は、車両2の室内のセンターコンソール又はパネル面に備え付けられ、音声案内や警告音を出力する。また、本実施形態に係る他車両検出装置1では、特に自車両が料金所を通過する場合に、その後の合流において自車両と接触する虞のある他車両が検出された場合には、その旨を警告する警告音声を出力する。
また、カメラパラメータDB8は、左方カメラ4及び右方カメラ5に関する各種パラメータが記憶された記憶手段である。例えば本実施形態ではカメラパラメータDB8に記憶される情報として、左方カメラ4及び右方カメラ5の車両2に対する設置位置、設置角度、水平画角、垂直画角等が記憶される。
一方、画像DB9は、左方カメラ4及び右方カメラ5によって撮像された撮像画像を記憶する記憶手段である。そして、車両検出ECU3は、カメラパラメータDB8に記憶された各種パラメータを用いて、画像DB9に記憶された撮像画像に対して所定の画像処理を施すことにより、車両周辺に位置する他車両を検出する。
地図情報DB10は、各種地図データが記録されている。具体的には、道路(リンク)形状に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、地図、道路、交通情報等の画像を液晶ディスプレイ6に描画するための画像描画データ等から構成されている。また、特に本実施形態において地図情報DB10には、高速道路や有料道路に設置されている料金所に関する情報が記憶される。具体的には、料金所が備えるゲートの数、ゲートの種類(本実施形態ではETC対応ゲート又はETC非対応ゲートのいずれか)、ゲートの位置や並び順等に関する情報である。
また、GPS11は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、自車両の現在地や現在時刻を検出可能とする。
また、車速センサ12は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両2の車輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号を車両検出ECU3に出力する。そして、車両検出ECU3は発生するパルスを計数することにより車輪の回転速度や移動距離を算出する。
また、ステアリングセンサ13は、ステアリング装置の内部に取り付けられており、ステアリングの回動角を検出可能とするセンサである。
ジャイロセンサ14は、車両2の旋回角を検出可能とするセンサである。また、ジャイロセンサ14によって検出された旋回角を積分することにより、自車方位を検出することができる。
次に、車両検出ECU3の詳細について図2を用いて説明すると、車両検出ECU3はCPU31を核として構成されており、CPU31には記憶手段であるROM32及びRAM33が接続されている。そして、ROM32には左方カメラ4や右方カメラ5等の制御上必要な各種のプログラム等が格納されている。また、RAM33は後述の他車両検出処理プログラム(図3、図4)の他、CPU31で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
続いて、前記構成を有する本実施形態に係る他車両検出装置1の車両検出ECU3が実行する他車両検出処理プログラムについて図3及び図4に基づき説明する。図3及び図4は本実施形態に係る他車両検出処理プログラムのフローチャートである。ここで、他車両検出処理プログラムは、車両のイグニションがONされた後に所定間隔(例えば200msec毎)で繰り返し実行され、料金所を通過する際に自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を検出して警告する処理を行うプログラムである。尚、以下の図3及び図4にフローチャートで示されるプログラムは車両検出ECU3が備えているROM32やRAM33に記憶されており、CPU31により実行される。
他車両検出処理プログラムでは、先ずステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU31は、GPS11やジャイロセンサ14の検出結果に基づいて、自車両の現在位置や自車方位等に関する自車情報を取得する。また、地図情報DB10に記憶された地図情報に基づいて、自車両の現在位置を地図上で特定するマップマッチング処理についても行う。
次に、S2においてCPU31は、前記S1で取得した自車両の現在位置や自車方位と地図情報DB10に記憶された地図情報に基づいて、自車両の進行方向前方に料金所があるか否か判定する。
そして、自車両の進行方向前方に料金所があると判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。一方、自車両の進行方向前方に料金所が無いと判定された場合(S2:NO)には、当該他車両検出処理プログラムを終了する。
S3においてCPU31は、前記S1で取得した自車両の現在位置と、地図情報DB10に記憶された地図情報の内、特に料金所に関する情報(料金所が備えるゲートの数、ゲートの種類(本実施形態ではETC対応ゲート又はETC非対応ゲートのいずれか)、ゲートの位置や並び順等)に基づいて自車両が通過するゲートの種類を識別する。尚、車両の前方環境を撮像するカメラを設置し、撮像した画像に対して画像認識処理を行うことにより、自車両の通過するゲートの種類を識別することとしても良い。また、上記S3がゲート識別手段の処理に相当する。
続いて、S4においてCPU31は、検出対象とする他車両の通過する可能性のあるゲート(自車両の通過するゲートは除く)を特定する。そして、以降の処理では前記S4で特定されたゲートを通過する他車両のみを検出対象とする。本実施形態では、前記S4で特定されるゲートは自車両の通過するゲートに隣接するゲートとする。
尚、右方向又は左方向のいずれか一方のみに隣接するゲートを特定しても良い。また、隣接するゲートに対して隣接するゲートについても特定しても良い。更に、料金所の備える全ゲートを特定しても良い。
以下の、S5〜S11の処理は前記S4で特定したゲート単位でループして実行し、前記S4で特定した全ゲートに対する処理が終了するまで繰り返し行う。
先ず、S5においてCPU31は、処理対象となるゲートの種類を識別する。具体的には、前記S1で取得した自車両の現在位置と、地図情報DB10に記憶された地図情報の内、特に料金所に関する情報(料金所が備えるゲートの数、ゲートの種類(本実施形態ではETC対応ゲート又はETC非対応ゲートのいずれか)、ゲートの位置や並び順等)に基づいて処理対象のゲートの種類を識別する。
その後、S6においてCPU31は、前記S3の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートか否か判定する。尚、ETC対応ゲートとはETC(Electronic Toll Collection System)によるノンストップ自動料金収受システムに対応したゲートである。そして、ETC対応ゲートを車両が通過する際には、無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行う。即ち、料金所で車両を停止させることなく通過できる。
一方で、ETC非対応ゲートは上記のノンストップ自動料金収受システムに対応していないゲートである。そして、ETC非対応ゲートを車両が通過する際には、一旦車両を停車させ、係員や自動機と料金や通行券の受け渡しを行う。
そして、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであると判定された場合(S6:YES)には、S7へと移行する。それに対して、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであると判定された場合(S6:NO)には、S10へと移行する。
S7においてCPU31は、前記S5の識別結果に基づいて、処理対象となるゲート(即ち、検出対象とする他車両の通過する可能性のあるゲート)がETC対応ゲートか否か判定する。
そして、処理対象となるゲートがETC対応ゲートであると判定された場合(S7:YES)には、S8へと移行する。それに対して、処理対象となるゲートがETC非対応ゲートであると判定された場合(S7:NO)には、S9へと移行する。
S8においては、後述のS12において処理対象となるゲートを通過する他車両を検出する検出範囲を、自車両の左側方及び右側方の内、処理対象のゲート方向に設定する。
一方、S9においては、後述のS12において処理対象となるゲートを通過する他車両を検出する検出範囲を、自車両の左前方及び右前方の内、処理対象のゲート方向に設定する。これは、ETC非対応ゲートを通過する車両は、ETC対応ゲートを通過する車両と比較して、ゲート途中で一旦停車しなければならない為、通過するのに長時間必要となることに基づくものである。即ち、自車両がETC対応ゲートを通過し、他車両がETC非対応ゲートを通過する場合には、ゲート通過後の合流を行う際に自車両と接触する虞のある他車両はゲート通過時において自車両より前方を走行していると予測されるからである。
ここで、例えば図5は自車両2が料金所でETC対応ゲート41を通過する場合であって、且つ左側にETC非対応ゲート42が隣接し、右側にETC対応ゲート43が隣接する場合において前記S8及びS9で設定される検出範囲を説明した図である。また、図5に示す例では、自車両2の通過するゲートに隣接する2つのゲートのみを、検出対象とする他車両の通過するゲートとして特定(S4)した場合を示す。
図5に示す例では、自車両2において設定される他車両の検出範囲は、左側に隣接するETC非対応ゲート42を対象としては、左前方の限定された範囲44が検出範囲に設定される(S9)。一方、右側に隣接するETC対応ゲート43を対象としては、右側方の限定された範囲45が検出範囲に設定される(S8)。
また、S10においてCPU31は、前記S5の識別結果に基づいて、S7と同じく処理対象となるゲート(即ち、検出対象とする他車両の通過する可能性のあるゲート)がETC対応ゲートか否か判定する。
そして、処理対象となるゲートがETC対応ゲートであると判定された場合(S10:YES)には、S11へと移行する。それに対して、処理対象となるゲートがETC非対応ゲートであると判定された場合(S10:NO)には、S8へと移行する。
S11においては、後述のS12において処理対象となるゲートを通過する他車両を検出する検出範囲を、自車両の左後方及び右後方の内、処理対象のゲート方向に設定する。これは、ETC非対応ゲートを通過する車両は、ETC対応ゲートを通過する車両と比較して、ゲート途中で一旦停車しなければならない為、通過するのに長時間必要となることに基づくものである。即ち、自車両がETC非対応ゲートを通過し、他車両がETC対応ゲートを通過する場合には、ゲート通過後の合流を行う際に自車両と接触する虞のある他車両はゲート通過時において自車両より後方を走行していると予測されるからである。
その後、未処理の特定ゲートが残っている場合にはS5へと戻り、同様にしてS5〜S11の処理を行う。一方、前記S4で特定された全ゲートに対するS5〜S11の処理が終了した場合にはS12へと移行する。
ここで、例えば図6は自車両2が料金所でETC非対応ゲート51を通過する場合であって、且つ左側にETC対応ゲート52が隣接し、右側にETC非対応ゲート53が隣接する場合において前記S8及びS11で設定される検出範囲を説明した図である。また、図6に示す例では、自車両2の通過するゲートに隣接する2つのゲートのみを、検出対象とする他車両の通過するゲートとして特定(S4)した場合を示す。
図6に示す例では、自車両2において設定される他車両の検出範囲は、左側に隣接するETC対応ゲート52を対象としては、左後方の限定された範囲54が検出範囲に設定される(S11)。一方、右側に隣接するETC非対応ゲート53を対象としては、右側方の限定された範囲55が検出範囲に設定される(S8)。尚、上記S6〜S11が検出範囲設定手段の処理に相当する。
続いて、S12においてCPU31は、前記S6〜S11において設定された検出範囲に基づいて、他ゲートを通過する他車両を検出する。具体的には、左方カメラ4及び右方カメラ5により撮像した各撮像画像中において、S6〜S11において設定された検出範囲に相当する画像範囲に対して画像認識処理を行い、他車両を検出する。尚、検出対象となるのは、前記S4で特定されたゲート(本実施形態では自車両の通過するゲートに隣接するゲート)を通過する他車両である。
ここで、以下に前記S12における他車両の検出方法について簡単に説明する。先ず、CPU31は、左方カメラ4及び右方カメラ5で撮像した撮像画像から他車両を検出する為に、路面と障害物を輝度差に基づいて輝度補正を行う。その後、障害物を画像から分離する2値化処理、歪みを補正する幾何学処理、画像の雑音を除去する平滑化処理等を行い、路面と障害物との境界線を検出する。
その後、CPU31は、撮像画像とROM32に記憶された各テンプレート画像とのパターンマッチングを施すことにより、撮像画像中に検出された障害物の種類を算定する。その結果、S6〜S11において設定された検出範囲に位置する他車両を検出することができる。
尚、前記S12において検出処理を実行するタイミングは自車両の通過するゲートの種類によって異なる。
(A)自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートである場合
先ず、CPU31は、GPS11により検出した自車の現在位置と地図情報DB10に記憶された地図情報に基づいて自車両のゲートへの進入を判定する。そして、自車両がゲート内へ進入したと判定された場合には、車速センサ12や図示しないアクセルセンサやブレーキセンサの検出結果に基づいて、自車両がゲート通過中に停車し、その後に加速を行ったことを検出する。そして、自車両の加速を検出したタイミングで前記S12の検出処理を行う。
(B)自車両の通過するゲートがETC対応ゲートである場合
CPU31は、GPS11により検出した自車の現在位置と地図情報DB10に記憶された地図情報に基づいて自車両のゲートへの進入を判定する。そして、自車両がゲート内へ進入したと判定されたタイミングで前記S12の検出処理を行う。
ここで、図7は自車両2が料金所でETC非対応ゲート61を通過する場合であって、且つ左側にETC対応ゲート62が隣接し、右側にETC対応ゲート63が隣接する場合における前記S12の検出処理の一例を示した図である。
そして、自車両2が料金所でETC非対応ゲート61を通過する場合には、自車両がゲート通過中に停車し、その後に加速を行った時点で検出範囲64、65により前記S12の検出処理を行う。従って、図7に示すようにETC対応ゲート62に他車両66と他車両67が走行し、ETC対応ゲート63に他車両68が走行している場合には、検出範囲64内に位置する他車両66のみが検出される。
また、図8は自車両2が料金所でETC対応ゲート71を通過する場合であって、且つ左側にETC非対応ゲート72が隣接し、右側にETC非対応ゲート73が隣接する場合における前記S12の検出処理の一例を示した図である。
そして、自車両2が料金所でETC対応ゲート71を通過する場合には、自車両がゲートに進入した時点で検出範囲74、75により前記S12の検出処理を行う。従って、図8に示すようにETC非対応ゲート72に他車両76と他車両77が走行し、ETC非対応ゲート73に他車両78が走行している場合には、検出範囲75内に位置する他車両78のみが検出される。
尚、上記S12が他車両検出手段の処理に相当する。
次に、S13においてCPU31は、前記S12の検出結果に基づいて、S6〜S11において設定された検出範囲に他車両を検出したか否か、即ち、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出したか否か判定する。
そして、他車両を検出したと判定された場合(S13:YES)には、S14へと移行する。一方、他車両を検出しないと判定された場合(S13:NO)には、当該他車両検出処理プログラムを終了する。
S14においてCPU31は、自車両が料金所のゲートを通過したか否か判定する。その結果、自車両がゲートを通過したと判定された場合(S14:YES)には、S15へと移行する。一方、自車両がゲートを通過していないと判定された場合(S14:NO)には、通過するまで待機する。
S15においてCPU31は、他車両に対する警告処理を行う。具体的には、その後の合流において自車両と接触する虞のある他車両が存在することを警告する文章を液晶ディスプレイ6に表示したり、警告する音声をスピーカから出力する。また、検出された他車両の位置を示すマークを、液晶ディスプレイ6に表示された地図上に重畳して表示するようにしても良い。
その後、S16においてCPU31は、自車両が料金所のゲート通過後に所定距離(例えば50m)走行したか否か判定する。そして、自車両が料金所のゲート通過後に所定距離走行したと判定された場合(S16:YES)には、検出した他車両に対する警告を解除する(S17)。それに対して、自車両が料金所のゲート通過後に所定距離走行していないと判定された場合(S16:NO)には、継続して警告を行う。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る他車両検出装置1では、自車両が料金所を通過する場合に、自車両の通過するゲートの種類を識別し(S3)、検出対象とする他車両が通過するゲート(例えば自車両の通過するゲートに隣接するゲート)の種類を識別し(S4、S5)、自車両の通過するゲートの種類と検出対象とする他車両が通過するゲートの種類とに基づいて検出範囲を設定し(S6〜S11)、設定した検出範囲に基づいて他車両を検出する(S12)ので、料金所を通過する際に他車両を検出する検出範囲を適切に設定することにより、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とすることができる。従って、検出結果に基づいて他車両の警告(S15)を行う場合において、警告対象とする必要のある他車両に関する警告を行うことができる。
また、自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し(S8)、自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し(S9)、自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定する(S11)ので、ETC対応ゲートを車両が通過する所要時間とETC非対応ゲートを車両が通過する所要時間とが異なることを考慮し、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両を検出対象とした適切な検出範囲を設定することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では自車両の通過するゲートに隣接するゲートを通過する他車両を検出することとしているが、自車両において案内経路が設定されている場合には、設定された案内経路に基づいて検出対象とする他車両の通過するゲートを変更しても良い。
例えば、図9に示すようにETC非対応ゲート81〜84を備えた料金所において自車両2がゲート83を通過する場合であって、且つ自車両2に設定された案内経路85が料金所通過後に左側の道路へと進入する経路である場合には、左側に位置する全ゲート(図9ではゲート81、82)を通過する他車両を検出対象とするようにしても良い。
その結果、自車両2において設定される他車両の検出範囲は、左側に位置するゲート81、82を対象としては、左側方の限定された範囲86が検出範囲に設定される。一方、右側に隣接するゲート84を対象としては、右側方の限定された範囲87が検出範囲に設定される。以上より、自車両の走行予定経路に基づいて、合流の際に自車両と接触の虞のある他車両が通過するゲートをより正確に特定し、適切な検出範囲を設定することが可能となる。
また、本実施形態では合流の際に自車両と接触の虞のある他車両が検出された場合に、液晶ディスプレイ6やスピーカ7を用いて検出することとしているが、ステアリング制御やAT制御等の車両の自動制御を行うようにしても良い。
また、本実施形態では他車両の検出にカメラを用いているが、ミリ波レーダを用いたレーダ装置によって検出することとしても良い。また、音波センサ等によって検出することとしても良い。そして、上記レーダ装置において検出範囲を変更する際には、ミリ波の照射範囲を変更したり、レーダ装置の車体に対する設置角度を変えるようにするのが望ましい。
本実施形態に係る他車両検出装置の概略構成図である。 本実施形態に係る他車両検出装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る他車両検出処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る他車両検出処理プログラムのフローチャートである。 自車両が料金所でETC対応ゲートを通過する場合であって、且つ左側にETC非対応ゲートが隣接し、右側にETC対応ゲートが隣接する場合において設定される検出範囲を説明した図である。 自車両が料金所でETC非対応ゲートを通過する場合であって、且つ左側にETC対応ゲートが隣接し、右側にETC非対応ゲートが隣接する場合において設定される検出範囲を説明した図である。 自車両が料金所でETC非対応ゲートを通過する場合であって、且つ左側にETC対応ゲートが隣接し、右側にETC対応ゲートが隣接する場合における検出処理の一例を示した図である。 自車両が料金所でETC対応ゲートを通過する場合であって、且つ左側にETC非対応ゲートが隣接し、右側にETC非対応ゲートが隣接する場合における検出処理の一例を示した図である。 他の実施形態を説明した図である。
符号の説明
1 他車両検出装置
2 車両
3 車両検出ECU
4 左方カメラ
5 右方カメラ
31 CPU
32 ROM
33 RAM

Claims (7)

  1. 料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別手段と、
    他車両を検出する他車両検出手段と、
    前記ゲート識別手段の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出手段で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定手段と、を有し、
    前記検出範囲設定手段は、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする他車両検出装置。
  2. 前記検出範囲設定手段は、
    自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする請求項1に記載の他車両検出装置。
  3. 料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別手段と、
    他車両を検出する他車両検出手段と、
    前記ゲート識別手段の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出手段で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定手段と、を有し、
    前記検出範囲設定手段は、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする他車両検出装置。
  4. 料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別ステップと、
    他車両を検出する他車両検出ステップと、
    前記ゲート識別ステップの識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出ステップで検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定ステップと、を有し、
    前記検出範囲設定ステップは、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする他車両検出方法。
  5. コンピュータに搭載され、
    料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別機能と、
    他車両を検出する他車両検出機能と、
    前記ゲート識別機能の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出機能で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定機能と、
    を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記検出範囲設定機能は、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC非対応ゲートである場合に、自車両の左前方及び右前方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別ステップと、
    他車両を検出する他車両検出ステップと、
    前記ゲート識別ステップの識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出ステップで検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定ステップと、を有し、
    前記検出範囲設定ステップは、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とする他車両検出方法。
  7. コンピュータに搭載され、
    料金所にある各ゲートの種類を識別するゲート識別機能と、
    他車両を検出する他車両検出機能と、
    前記ゲート識別機能の識別結果に基づいて、自車両の通過するゲート以外の他のゲートを通過する他車両を前記他車両検出機能で検出する際の検出範囲を設定する検出範囲設定機能と、
    を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記検出範囲設定機能は、
    自車両の通過するゲートと検出対象とする他車両の通過する他のゲートが同種類のゲートである場合に、自車両の左側方及び右側方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定し、
    自車両の通過するゲートがETC非対応ゲートであって、検出対象とする他車両の通過する他のゲートがETC対応ゲートである場合に、自車両の左後方及び右後方の少なくともいずれか一方を検出範囲に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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