JP4892100B2 - マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション・システム及び方法 - Google Patents

マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション・システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション・システム、方法及びコンピュータ・プログラムに関する。
無線チャネルのシミュレーションは、MIMO型(Multiple−Input Multiple−Output(多入力多出力))基地局や移動端末のようなマルチアンテナ無線装置の試験において重要な役割を演じている。典型的な無線チャネルのシミュレーション・システムは、M個の送信アンテナを有する送信装置と、N個の受信アンテナを有する受信装置と、送信信号に対する(M×N)個のチャネル・モデルを実装する無線チャネル・エミュレータを含む。送信装置と受信装置はそれぞれ、送信アルゴリズムと受信アルゴリズムを実行する。
典型的な無線チャネルのシミュレーション・システムでは、チャネル係数が無線チャネル・シミュレーション・システムに提供され、これらチャネル係数が送信・受信アンテナ対間の各無線経路を特徴付けている。チャネル係数の信号伝達への物理的な影響は、多数のハードウエア資源、すなわち、プロセッサ、遅延要素、乗算器、及び加算要素などを備えているハードウエア資源で構成される処理ネットワーク上で実行される。
波動エア資源は、無線チャネル・シミュレーション・システムの精度と柔軟性に関する一次制限因子を形成する。従って、無線チャネル・シミュレーション・システムに関する改善を考慮することは、意義あるものである。
本発明の目的は、マルチアンテナ無線チャネルをシミュレートするための改善されたシステム、方法、及びコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明の態様によれば、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション・システムであって、それぞれがビーム固有送信信号を受信するよう構成されている入力バスと、変換アルゴリズムとビーム形成重みを用いてチャネル・モデルをアンテンナ領域からビーム領域に変換するよう構成された変換モジュールと、ビーム領域であらわされるチャネル・モデルに従ってビーム固有送信信号を処理するように構成された処理モジュールとを備えるシステムを提供する。
本発明の別の態様によれば、マルチアンテナ無線チャネルのシミュレーション方法であって、シミュレーション・システムへの複数のビーム固有送信信号を受信するステップと、変換アルゴリズムとビーム形成重みを用いてチャネル・モデルをアンテンナ領域からビーム領域に変換するステップと、ビーム領域で現されるチャネル・モデルに従ってビーム固有送信信号を処理することを備える方法を提供する。
本発明の更なる態様によれば、シミュレーション・システムでのマルチアンテナ無線チャネルをシミュレーションするコンピュータ・プロセスを実行するための命令のコンピュータ・プログラムを符号化するコンピュータ・プログラムであって、コンピュータ・プロセスは、シミュレーション・システムへの複数のビーム固有送信信号を受信し、変換アルゴリズムとビーム形成重みを用いてチャネル・モデルをアンテンナ領域からビーム領域に変換し、ビーム領域で現されるチャネル・モデルに従ってビーム固有送信信号を処理することを特徴とするコンピュータ・プログラムを提供する。
本発明は幾つかの利点を提供する。本発明の実施の形態では、従来技術の解決法と比較して、処理資源の必要量は実質的に低く、かくして、より大規模なアンテナ・システムとマルチユーザ事例を合理的な処理作業量でシミュレーションすることができる。更には、本発明の実施形態によれば、本発明は、現実的な干渉効果をシミュレーションすることが可能となる。
従来技術の無線チャネル・モデルを示す図である。 無線チャネル・シミュレータの従来技術の送信機の構造を示す図である。 従来技術の無線チャネル・シミュレータを示す図である。 シミュレーションされる無線通信システムの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる無線チャネル・シミュレーション・システムの第1の例を示す図である。 無線チャネル・シミュレーション・システムの実施例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる無線チャネル・シミュレーション・システムの第2の例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる無線チャネル・シミュレーション・システムの第3の例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる方法論とコンピュータ・プロセスの第1の例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる方法論とコンピュータ・プロセスの第2の例を示す図である。
図1は、MIMO型(Multiple−Input Multiple−Output(多入力多出力)無線チャネル用の従来技術の無線チャネル・シミュレーションの原理を示すものであって、該無線チャネルは、少なくとも2つの送信アンテナ122、124と、少なくとも2つの受信アンテナ126、128を用いて形成される。
図1において、送信アンテナ106、108に接続される送信機100と、受信アンテナ110、112に接続される受信機102と、無線伝送路とアンテナ122〜128からの影響をエミュレーション(模倣)する無線チャネル104とが示される。
送信機100は、送信信号122、124をそれぞれ送信アンテナ106、108に入力する。送信アンテナは、アンテナ信号Ta1,、Ta2を無線チャネル104に送信する。受信機102は、送信アンテナ106、108から発生された電磁波の一部を受信し、受信信号126、128を受信アンテナ1120、112からそれぞれ出力する。
図1は更に、伝送チャネル114、116、118、120をそれぞれ複合アンテナ領域チャネル係数h11、h12、h21、h22の観点で示している。アンテナ領域チャネル係数は、アンテナ領域のチャネル・モデルの特性を表している。
各アンテナ領域チャネル係数は、送信アンテナ122、124と受信アンテナ126、128の各組み合わせからなる一対の送信アンテナ及び受信アンテナの間の伝送チャネルの特性を表している。アンテナ領域チャネル係数はまた、チャネル・タップ及び/又はインパルス応答と呼ばれており、これらチャネル係数は、対応する信号路の振幅及び位相の特性を定義づけする。帯域幅Bを有する広帯域チャネルでは、遅延領域チャネル・タップは、伝送チャネルの周波数応答の特性を表す。
次に、図2を参照する。従来技術の送信機(TX)200は、ビーム形成アンテナ構成とビーム形成器218を含み、該ビーム形成器218は、試験信号216を受信しビーム形成重みを試験信号216に付与する。その結果、波面214がアンテナ202、204、206、208により発生され、この波面214は指向性放射パターン212として現出する。
指向性放射パターン212用の複素数化ビーム形成アンテナ重みw12、w12、w13、w14は、ビーム形成ベクトルwを形成する。典型的には、これは単位振幅位相シフターで構成され、位相シフトが一方のアンテナから他方のアンテナへと線形に生じる。仮に多種多様の並行ビームが所望される場合、各ビーム方向iは異なる重みベクトルw1と関連付けられ、これらビームの組は、ビーム形成マトリックス(W=w,w,w、w)で表すことができる。なお、w,w,w、wは、4つのビームのビーム形成ベクトルである。ビーム形成重み220は、無線チャネル・シミュレーション・システムのユーザ・インターフェースを介して送信機200へ入力される。アンテナ202〜208は、可干渉性の電磁界を与えるように配置され、この電磁界は、無線通信システムで適用される搬送波周波数の波長の1/2でアンテナ202〜208を分離して求められる。
図3に示すように、従来技術の無線チャネル・シミュレータ300は、送信アンテナからの信号Ta1、Ta2、Ta3、Ta4を受信し、これら送信アンテナ信号Ta1、Ta2、Ta3、Ta4に対してアンテナ領域チャネル・モデル302を適用する。従来技術の無線チャネル・シミュレータ300は、受信機304に送出された受信アンテナからの信号R、R、R、Rを出力する。
(4x4)の場合におけるアンテナ領域チャネル・モデル302での信号伝送は、以下のようにマトリックス・ベクトル形式で表される。
従来技術では、ビーム形成重みwは送信アンテナ信号Ta1、Ta2、Ta3、Ta4に含まれる。式(4)において、Tはwにより定義されるビーム方向での所望の送信信号である。簡易なビーム形成では、Ta1、Ta2、Ta3、Ta4はTの位相シフト・バージョンである。
従来技術の無線チャネル・シミュレーションは、乗算器、加算器及び遅延要素などのハードウエア資源あるいは中央処理装置(CPU)を有する信号空間での送信アンテナ信号Ta1、Ta2、Ta3、Ta4に対するHマトリックスの影響を受けることを含む。
従来技術の無線チャネル・シミュレーションでは、M及びNを送信アンテナ202〜208の数及び受信アンテナ306〜312の数とした場合に、基準の資源必要量はM×Nに比例している。4×4のMIMOシステムでは、基準資源必要量は16に比例する。基準資源必要量は、狭域帯域チャネルにおける1つの遅延タップ上でのマルチアンテナ無線チャネル・シミュレーションを実施するために必要なハードウエア資源を特徴付ける。
図4を参照すると、シミュレーションされる無線通信システム400は、基地局(BS)404を備えており、該基地局404は、指向性放射パターン402A、402B、402Cを形成する。これらパターンは、ビーム402A、402B、402C及び/あるいはセクタ402A、402B、402Cと称される。ビーム402A、402B、402Cは、1又は複数の移動端末(MT#1,・・・,MT#8)14A〜14Gに無線サービスを提供する。実施例では、第1のビーム(BEAM#1)402Aは移動端末14A〜14Dに提供され、第2のビーム(BEAM#2)402Bは移動端末14E、14Fに提供され、第3のビーム(BEAM#3)402Cは移動端末14G、14Hに提供される。
実施例の場合、少なくとも3個の送信アンテナ要素が3本のビーム402A、402B、402Cを形成するために必要とされる。
基地局204から移動端末14A〜14Hまでの伝送路16A〜16Hが示されている。
無線通信システム400は、MIMO、MISO(Multiple Input Single Output:多入力単一出力)及び/又はSIMO(Single Input Multiple Output:単一入力多出力)などのマルチアンテナ通信を活用する。
図5の例を参照すると、本発明の実施形態に係わる無線チャネル・シミュレーション500は、入力バス6A、6B、6C、6D、変換モジュール(TM)504、及び処理モジュール(PM)502を備える。図5は更に送信機領域(TXD)510と受信機領域(RX)512を示している。
図5の例及びその関連する説明では、4入力バス6A〜6Dと4出力バス8A〜8Dとを取り扱う。しかしながら、本発明のこの実施形態の教示を、マルチアンテナ・システムでの任意数の入出力バスを有する無線チャネル・シミュレーションに適用可能である。
送信領域510では、ビーム固有送信信号(Tb1)2A、(Tb2)2B、(Tb3)2C、(Tb4)2Dが生成され、入力バス6A〜6Dへビーム固有送信信号2A〜2Dが入力される。入力バス6A〜6Dを介して、ビーム固有送信信号2A〜2Dが処理モジュール502に到達する。入力バス6A〜6Dは接続手段を構成する。
ビーム固有送信信号2A〜2Dは、選択されたビームに指向される信号である。例えば、ビーム固有送信信号2A、2B、2Cはそれぞれ、第1のビーム402A、第2のビーム402B、第3のビーム402Cに指向される信号である。
送信領域510は、単一の送信機、例えば、基地局404、移動端末あるいはその信号伝搬がシミュレーションされる任意の送信機等を表す領域である。本発明の実施の形態では、ビーム固有送信信号2A〜2Dの各々は、異なる送信機、例えば、異なる基地局404などから発信される。
受信領域512は、単一の受信機あるいは複数の受信機を表す。実施形態では、受信領域512は、受信アンテナ群514〜520を有する単一の移動端末(14A〜14Hのいずれか)を表す。他の実施形態では、受信領域512は複数の移動端末14A〜14Hを表す領域であって、各移動端末14A〜14Hは、少なくとも一つの受信アンテナ514〜520を含む。
変換モジュール504は、アンテナ領域で表示されるチャネル・モデルH(ベクトル)と信号508のビーム形成重みWを受信し、ビーム形成重みWを用いてアンテナ領域からビーム領域へチャネル・モデルの表示を変更すアルゴリズムを実行する。アンテナ領域でのチャネル・モデルの表示は、ここではベクトルHで示されるアンテナ領域チャネル・モデルとして示される。ビーム領域でのチャネル・モデルの表示は、ここではベクトルBで示されるビーム領域チャネル・モデルとして示される。
アンテナ領域とビーム領域間の表現変換は、以下の変換式で表される。
なお、ビーム形成チャネル・モデルBは下記に示されるビーム領域係数bijで書き表しても良い。
また、送信信号Tは所定の(選択された)ビームを介して送信されてもよい。
単純な仮定では、マトリックスWはその振幅が均一であるビーム形成重みを備えている。ただし、任意のウィンドウ関数を振幅のテーパリング(先細り)に用いることができる。例えば、チェビシェフ(Chebyshev)、パートレット(Bartlett)、ハミング(Hamming)、ブラックマン-ハリス(Blackman-Harris)もしくはガウシアン(Gaussian)のウィンドウ関数をビーム整形とサイドローブ・レベルの軽減に適用することができる。実施形態では、ビームは、基地局あるいは移動端末で使用される実用上のビーム・パターンと整合するように整形されても良い。
チャネル係数bijはj番目のビームとi番目の受信アンテナで形成される無線チャネルの特性を表わしている。かくして、ビーム領域でのチャネル・モデルの表示により、無線チャネル・シミュレーション・システム500のユーザは、該当するビーム及び受信アンテナ514〜516を選択することができ、かつこの該当するビーム及び受信アンテナのみに検討分析を制限することができる。
変換モジュール504は、ビーム領域チャネル・モデル506、すなわち関連するb係数を処理モジュール502に入力する。
処理モジュール502は、ビーム領域チャネル・モデルに従うビーム固有の送信信号2A〜2Dを処理し、出力信号(R’)4A、(R’)4B、(R’)4C、(R’)4Dを、出力バス8A〜8Dを介して受信領域512に出力する。
図6を参照すると、処理モジュール600は、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなコンフィギュレーション可能(構成可能)な処理資源602A〜602Dのネットワークを構成している。コンフィギュレーション可能な処理資源12A〜12Hのネットワークは、ビーム固有送信信号2A〜2Dを受信し、かつ伝送信号12A〜12Hをビーム領域モデルにしたがってルーティングし処理する。
コンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dは、処理モジュール500と変換モジュール504を実装するように構成されて良い。
処理モジュール600は、コントローラ(CNTL)610を備えており、該コントローラは、コンフィギュレーション情報10A〜10Dをコンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dに提供する。コンフィギュレーション情報10A〜10Dは、所望のチャネル・モデルを実現するようにコンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dをコンフィギュレーション(環境設定)するために用いられる。
本発明の実施形態では、処理モジュール600は、1又は複数のデジタル・プロセッサ及びソフトウエアにて実現される。
変換部604は、処理部606にて実行されメモリ・ユニット608に格納されるコンピュータ・プログラムで実現される。実施形態では、変換部の一部は、MATLAB(MATrix LABoratory)のような汎用数学ツールで実現される。
第1のビーム402A及び第1の移動端末14Aが選択されて、あるシステムが形成されるシミュレーション状況を考察してみよう。
図7は、このようなシステムのシミュレーションに適合する無線チャネル・シミュレーション・システム700の構成を示している。送信領域510は基地局404を示しており、受信領域512は第1の移動端末14Aを示している。
送信信号(Tb1)2Aは、第1のビーム402Aに指向される送信信号を表す。信号は受信領域512の4個のアンテナ514〜520で受信される。
ビーム領域では、信号伝送の特性が第1のビーム形成チャネル(BF CH #1)704A、(BF CH #2)704B、(BF CH #3)704C、(BF CH #4)704Dで特徴付けられる。なお、ビーム形成チャネル704A、704B、704C、704Dはそれぞれ、受信アンテナ514、516、518、520と対応付けされている。ビーム形成チャネル704A〜704Dは処理モジュール702によって実現される。
各ビーム形成チャネル704A、704B、704C、704Dはそれぞれ、単一のビーム領域チャネル係数b11、b12、b13、b14で特徴づけされ、処理モジュール700のコンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dで実現される。例えば、510〜512のビーム領域チャネル・ベクトルbは、ビーム領域チャネル係数b11、b12、b13、b14を含み、該ベクトルbは、下記のようにHマトリックスとWマトリックスの要素で記述される。
ベクトルbの各要素は、ビーム形成チャネル704A、704B、704C、704Dに対応するものであって、それぞれは、1に比例する処理必要量(processing requirement)で分離1×1課題を仮想的に形成している。したがって、全体の資源必要量は4に比例しており、図3に示す基準システム300と比較して、入力バス6B〜6Dと他の用途用の計算資源とを開放している。この場合、基準システム300の基準資源必要量は3×4=12(3個の送信アンテナ、4個の受信アンテナ)に比例する。基準システム300のハードウエア資源で、超過の計算資源は、ビーム形成チャネル604A、604B、604C、604D用のチャネル・タップ数を増加するように及び/又は移動端末MT#1から基地局604への帰還チャネルをシミュレーションするように用いることができる。
更に図4を参照し、第1ビーム402Aを1次ビーム402Aとして、第2ビーム402B及び第3ビーム402Cを2次ビーム402B、402Cとして考察する。第1の移動端末14A及び第2の移動端末14Bは、受信領域806を形成している。本発明の実施形態に係わる無線チャネル・シミュレーション・システムは、2次ビーム402B、402Cによる受信領域での干渉効果をシミュレーションするように適用される。
図8に、このような無線通信のシミュレーションにする適合する無線チャネル・シミュレーション・システム800の構成を示す。
第1の入力バス6Aは、1次ビーム402Aに指向される試験信号(Tb1)808Aを受信する。試験信号808Aは、例えば、ペイロード又はパイロット信号のシミュレーションである。試験信号808Aは下記のように記述される。
b1=S+S+S+S (8)
ただし、S、S、S、Sはそれぞれ、移動端末MT#1、MT#2、MT#3、MT#4に専用の試験信号である。
第2の入力バス6Bと第3の入力バス6Cは、2次ビーム402B及び402Cで指向される干渉信号(Tb2)808B及び(Tb3)808Cをそれぞれ受信する。干渉信号808B及び808Cは下記のように記述される。
b2=S+S
b3=S+S (9)
ただし、S、S、S、Sはそれぞれ、移動端末MT#5、MT#6、MT#7、MT#8に専用の信号である。干渉信号S、S、S、Sは、干渉効果のシミュレーションに適合すれば、ペイロード信号等の任意の信号であってよい。
移動端末MT#1〜MT#8への信号s〜sの提供手法(dedication)は、CDMA(Code Division Multiple Access)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA (Time Division Multiple Access)及び/又はOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)などのマルチアクセス方法で実行(実現)される。
試験信号808Aは、第1のビーム形成チャネル(BFCH#1)804A及び第2のビーム形成チャネル(BFCH#2)804Bへ入力される。
第1のビーム形成チャネル804Aは、第1の移動通信端末14Aへの第1のビーム402Aにおける送信信号808Aの伝搬をシミュレートする。
第2のビーム形成チャネル804Bは、第2の移動端末14Bへの第1のビーム402Aにおける送信信号808Aの伝搬をシミュレートする。
干渉信号808Bは、第3のビーム形成チャネル(BFCH#3)804Cと第4のビーム形成チャネル(BFCH#4)804Dとへ入力される。
干渉信号808Cは、第5のビーム形成チャネル(BFCH#5)804Eと第6のビーム形成チャネル(BFCH#6)804Fとへ入力される。
第3のビーム形成チャネル804Cは、第1の移動端末14Aへの第2のビーム402Bにおける干渉信号808Bの伝搬をシミュレートする。
第4のビーム形成チャネル804Dは、第2の移動端末への第2のビーム402Bにおける干渉信号808Bの伝搬をシミュレートする。
第5のビーム形成チャネル804Eは、第1の移動端末14Aへの第3のビーム402Cにおける干渉信号808Cの伝搬をシミュレートする。
第6のビーム形成チャネル804Fは、第2の移動端末14Bへの第3のビーム402Cにおける干渉信号808Cの伝搬をシミュレートする。
ビーム形成チャネル804A〜804Eから出力される信号18A〜18Eのミキシングは、コンバイナ20A,20Bで実行される。コンバイナは、アンテ信号R’、R’を出力する。
この場合、ビーム形成チャネル804A〜804Fは、たとえば、コンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dのネットワークに実装される。
1次ビーム402AからMT#1のアンテナへのビーム領域チャネル応答b11は、以下のように、ベクトルHの第一の列をビーム形成重みベクトルwで乗算することにより、単一複素係数に減少する。
ただし、ベクトルHはベクトルHの第1の列を表す。第2のビーム402BからMT#1のアンテナへの干渉は同様に以下のように計算できる。
ただし、b12は第二のビーム402BからMT#1のアンテナへのビーム領域チャネル応答である。第3のビーム402Cからの干渉は同様に計算される。
式(10)と(11)は、ビーム領域モデルにより一般的なM×N課題を複数の1×1課題に分割可能であることを示している。本発明により、適切な1×1課題が選択可能となり、他方、2次的な1×1課題に対しては注意を払わなくてもよい。逆に、アンテンナ領域の解決手法では、システムの一部に注意を払う必要があるが、総体のM×N課題の解決が必要とされる。
図8は更に帰還チャネル(FBCH)812を示しており、この帰還チャネルは移動端末14A、14Bから送信機領域への帰還シグナリング無線路をシミュレーションしている。移動端末14A、14Bは、帰還信号816A、816Bを生成し、これら帰還信号はコンバイナ20Cにて組み合わされる。コンバイナ20Cは、組み合わせ帰還信号818を生成し、該帰還信号は入力バス6Dに入力される。
帰還チャネル812は、組み合わせ帰還信号を処理し、受信帰還信号814を出力する。
ビーム領域での干渉影響(干渉効果)のシミュレーションの技術的な効果は、干渉影響がシステムへの規則的な入力信号として導入されるものであるのに対して、基準システム300では、干渉影響は、典型的には、コンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dによりシステム内部で生成される。従って、ビーム領域シミュレーションにより、干渉影響に対するより現実的な考慮が提供されることとなる。
図8の実施例と関連する記載では、ビーム領域シミュレーションによりマルチユーザ・システム・レベルのシミュレーションの実現が可能となり、ここで入力信号は、基地局などの分離された送信機で生成される無線信号であり、受信領域は移動端末のような幾つかの独立した受信機を備えている。計算作業量とシステム必要量とは、明示的な考慮について関心下のビームと受信機に限定することで軽減できるものであり、他方、干渉信号源は干渉影響のみを生成するために用いられる。
図9には、本発明の実施形態に係わる一例の方法を示すフローチャートである。
該方法はステップ900で開始される。
ステップ902において、複数のビーム固有送信信号2A〜2Dがシミュレーション・システム500内で受信される。本発明の実施形態では、ビーム領域のチャネル・モデルが、コンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dをコンフィギュレーション(環境設定)するために、該コンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dに入力される。
ステップ904において、変換アルゴリズムとビーム形成重みを用いて、チャネル・モデルがアンテナ領域からビーム領域へと変換される。本発明の実施形態では、チャネル・モデルは、所定のビームについてアンテナ領域からビーム領域へと変換される。
ステップ906では、ビーム固有送信信号2A〜2Dがビーム領域で表現されるチャネル・モデルに従って処理される。本発明の実施形態では、処理工程はビーム固有送信信号2A〜2Dをコンフィギュレーション可能な処理資源602A〜602Dのネットワークで処理している。一実施形態では、ビーム固有送信信号2A〜2Dは所定のビームについて処理される。
ステップ908で、本方法が終了する。
図10には、本発明の別の実施形態に係わる方法のフローチャートが示されている。
該方法は、ステップ920で開始する。
ステップ922で、関心下のビーム402Aで指向されるビーム固有試験信号808Aが受信される。
ステップ924において、2次ビーム402B、402Cで指向されるビーム固有送干渉信号808B、808Cが受信される。
ステップ926において、ビーム固有試験信号808Aとビーム固有送干渉信号808B、808Cとが、ビーム領域で表現されるチャネル・モデルに従って処理される。
ステップ928で、方法が終了する。
本発明の実施形態は、FPGAのようなコンフィギュレーション可能な処理資源あるいはデジタル・プロセッサ及びソフトウエアにおいて実現されても良い。アンテナ領域からビーム領域への変換等の幾つかの機能を、処理部606で実行されるコンピュータ・プログラムとして実現してもよく、またメモリ・ユニット608に格納しても良い。ビーム形成マトリックスWもまた、アナログのネットワークとして実現することができる。コンピュータ・プログラムをコンピュータ読み取り可能又はプロセッサ読み取り可能なコンピュータ・プログラム配布媒体上に格納しても良い。コンピュータ・プログラム媒体は、例えば、限定されるわけではないが、電気媒体、磁気媒体、光学媒体、赤外媒体又は半導体システム、装置媒体もしくは送信媒体である。コンピュータ・プログラム記憶媒体は少なくとも以下の媒体のうち、すなわち、コンピュータ可読媒体、プログラム記憶媒体、記録媒体、コンピュータ可読メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ(EPROM)、コンピュータ可読ソフトウエア配布パッケージ、コンピュータ可読信号、コンピュータ可読通信信号、コンピュータ可読印刷物及びコンピュータ可読圧縮ソフトウエアパッケージのうちの一つを含んでよい。
本発明は添付の図面に従う実施例を参照して記述されたが、発明はそれらに限定されず、添付の特許請求の範囲内で幾つかの方法により変更できることは明らかである。

Claims (14)

  1. マルチアンテナ無線チャネルをシミュレーションするシステムにおいて、該システムは、
    それぞれがビーム固有送信信号を受信するよう構成される複数の入力バス(6A〜6C)と、
    変換アルゴリズムとビーム形成重みとを用いて、アンテナ領域からビーム領域へチャネル・モデルを変換するよう構成された変換モジュール(504)と、
    ビーム領域で表現されたチャネル・モデルに応じて、ビーム固有送信信号を処理するよう構成される処理モジュール(502)と
    を備えることを特徴とするシミュレーション・システム。
  2. 請求項1記載のシミュレーション・システムにおいて、処理モジュール(502)は、コンフィギュレーション可能な処理要素(602A〜602D)のネットワークを備え、シミュレーション・システムは更に、コンフィギュレーション可能な処理要素(602A〜602D)をコンフィギュレーションするために、ビーム領域のチャネル・モデルをコンフィギュレーション可能な処理要素(602A〜602D)に入力するよう構成されたコントローラ(10)を備えることを特徴とするシミュレーション・システム。
  3. 請求項1記載のシミュレーション・システムにおいて、変換モジュール(04)は所定のビームについて、チャネル・モデルをアンテナ領域からビーム領域へと変換するよう構成され、処理モジュール(50)は、該所定のビームについて、ビーム固有送信信号を処理するように構成されることを特徴とするシミュレーション・システム。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、第1の入力バス(6A)は、1つのビーム(602A)で指向されるビーム固有試験信号を受信するよう構成され、第2の入力バス(6B、6C)は、他のビーム(602B、602C)で指向されるビーム固有干渉信号を受信するよう構成されており、処理モジュール(50)は、ビーム領域で表現されるチャネル・モジュールに応じて、ビーム固有試験信号とビーム固有干渉信号とを処理するよう構成されることを特徴とするシミュレーション・システム。
  5. マルチアンテナ無線チャネルをシミュレーションする方法において、
    シミュレーション・システムへの複数のビーム固有送信信号を受信する受信ステップ(902)と、
    変換アルゴリズムとビーム形成重みとを用いて、アンテナ領域からビーム領域へチャネル・モデルを変換するする変換ステップ(904)と、
    ビーム領域で表現されたチャネル・モデルに応じて、ビーム固有送信信号を処理する処理ステップ(906)と
    を備えていることを特徴とする方法。
  6. 請求項5記載の方法において、処理ステップは、コンフィギュレーション可能な処理要素のネットワークによってビーム固有送信信号を処理するステップからなり、方法が更に、コンフィギュレーション可能な処理要素をコンフィギュレーションするために、ビーム領域のチャネル・モデルをコンフィギュレーション可能な処理要素に入力するステップを備えていることを特徴とする方法。
  7. 請求項5記載の方法において、該方法はさらに、所定のビームについて、チャネル・モデルをアンテナ領域からビーム領域へと変換するステップと、該所定のビームについて、ビーム固有送信信号を処理するステップを更に備えていることを特徴とする方法。
  8. 請求項5記載の方法において、該方法はさらに、
    1つのビームで指向されるビーム固有試験信号を受信する(922)するステップ(922)と、
    他のビームで指向されるビーム固有干渉信号を受信するステップ(924)と、
    ビーム領域で表現されるチャネル・モジュールに応じて、ビーム固有試験信号とビーム固有干渉信号を処理するステップ(926)とを更に備えていることを特徴とする方法。
  9. シミュレーション・システムにおいてマルチアンテナ無線チャネルをシミュレーションするコンピュータ・プロセスを実行するための命令のコンピュータ・プログラムを符号化するコンピュータ・プログラムであって、コンピュータ・プロセスは、
    シミュレーション・システムへの複数のビーム固有送信信号を受信するステップ(902)と、
    変換アルゴリズムとビーム形成重みを用いて、チャネル・モデルをアンテンナ領域からビーム領域に変換するステップ(904)と、
    ビーム領域で表されるチャネル・モデルに応じてビーム固有送信信号を処理する処理ステップ(906)と
    を備えることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  10. 請求項9記載のコンピュータ・プログラムにおいては、処理ステップは、コンフィギュレーション可能な処理要素のネットワークによってビーム固有送信信号を処理するステップであり、方法は更に、コンフィギュレーション可能な処理要素を構成するために、ビーム領域のチャネル・モデルをコンフィギュレーション可能な処理要素に入力するステップ備えていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  11. 請求項9記載のコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータはさらに、所定のビームについて、チャネル・モデルをアンテナ領域からビーム領域へと変換するステップと、該所定のビームについて、ビーム固有送信信号を処理するステップとを更に備えていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  12. 請求項9記載のコンピュータ・プログラムにおいて、コンピュータが1つのビームで指向されるビーム固有試験信号を受信する(922)するステップと、他のビームで指向されるビーム固有干渉信号を受信するステップ(924)と、ビーム領域で表現されるチャネル・モジュールに応じて、ビーム固有試験信号とビーム固有干渉信号を処理するステップ(926)とを更に備えることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  13. コンピュータ・プログラム記憶媒体であて、該媒体は、コンピュータ読み取り可能であり請求項9〜12いずれかに記載のコンピュータ・プログラムを記憶していることを特徴とするコンピュータ・プログラム記憶媒体。
  14. 請求項13記載のコンピュータ・プログラム記憶媒体において、該媒体は、少なくとも以下の媒体のうち、すなわち、コンピュータ可読媒体、プログラム記憶媒体、記録媒体、コンピュータ可読メモリ、コンピュータ可読ソフトウエア配布パッケージ、コンピュータ可読信号、コンピュータ可読通信信号、及びコンピュータ可読圧縮ソフトウエア・パッケージのうちの1つを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム記憶媒体。
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