JP4891347B2 - 無線デバイス上の設定可能なタスク管理を提供するための装置及び方法 - Google Patents

無線デバイス上の設定可能なタスク管理を提供するための装置及び方法 Download PDF

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[米国特許法35§119に基づく優先権主張]
本出願は2006年1月31日に出願され、そして本出願の譲受人に譲渡されそして本明細書中に参照として明確に組み込まれる、“デバイス上のデータ収集を設定するためのモバイルビュー(MobileView)動的機構”と題する米国特許仮出願番号60/763,994号に優先権を主張する。
記載される諸実施形態は一般に無線通信デバイスとコンピュータ・ネットワークに係わる。より詳しくは、記載される諸態様は無線デバイス上の、データ収集のような、実行可能なタスクの遠隔設定に関する。
無線ネットワークは、1又は複数の無線デバイスを、銅線や光ケーブルのような直接的な接続を用いないで、他のコンピュータ・デバイスに接続する。無線デバイスは、無線又は部分的に無線コンピュータ・ネットワークをわたりデータを一般的にはパケットの形で通信し、そして、該デバイスがデータ・パケットを送受信できるように、ネットワーク上の“データ”チャネル又は“通信”チャネルを開設する。無線デバイスは、しばしば、プログラムやハードウェア・コンポーネントのような、無線デバイス資源を有し、該資源は個々に及び協力的に機能してその設計及び特定のプロトコル又は設定に従って、例えばネットワーク上でデータを送受信するために開放型通信接続を使用して、データを使用するようにそして生成するように動作する。
無線通信デバイス産業の最近の傾向は広範囲の機能性を有する装置を市場に出すことである。例えば、単一の無線通信デバイスが、無線電話通信、デジタル写真撮影、無線インターネット通信、電子メール(email)及び/又はショート・メッセージ・サービス(Short Message Service)(SMS)通信、無線オーディオ及び/又はビデオのダウンロード、その他無線ネットワーク・サービス通信、等々を実行可能であり得る。更に、無線通信デバイスは、該無線通信デバイス上で実行されることが出来る無数のアプリケーションを記憶する或いは無線でアクセスする能力を備えていることがある。
これ等のデバイスの機能性が拡大するに従い、該デバイスの利用者等は、益々高い性能と信頼性を要求する。このような高い性能と信頼性を保証するために、サービス・プロバイダ、装置製造者等々は、問題又は潜在的な問題にタイミングよく対応することが出来るように、使用性能をモニタするためのアプリケーションが実装されつつある。殆どのこれ等のモニタリング型のアプリケーションは、データが、無線デバイスで収集され、そして多くの場合、後続の使用性能解析のためにネットワーク・デバイスに通信される、ことを要求する。例えば、無線電話機は、通話に関連するデータを記録することが出来る、或いは、“呼不成功”又は“呼切断”のような、イベントが生じた時データを取り込むことが出来る。
現在では、無線デバイスにおけるデータ収集を要求するアプリケーションは、アプリケーションのソース・コードに頼って、どんなデータが収集されるか、データが如何に収集されるか、及びデータ収集に関連するその他任意のパラメータ、を定義する。このようにして、もし該アプリケーションの利用者がどんなデータが収集されるか、データが如何に収集されるか或いは他の任意の関連パラメータを変更することを望む場合、該利用者は、ソース・コードを修正しそして該無線デバイスに実装されているアプリケーションを更新しなければならない。このことは、懸念の原因になる、その理由は、多くのこれ等のモニタリング型のアプリケーションでは、装置又は無線ネットワークのモニタリングされた使用性能に基づいて、利用者は、データ収集を変更したいと直ちに望むからである。サービス・プロバイダが装置又はネットワーク内の問題を識別しようと試みる場合のような、多くの場合に、データ収集の変更は、サービス・プロバイダが問題又は問題の起こる可能性をタイミングよく処理するために、動的に、進行中に、実行される必要がある。
先に記されたように、無線デバイスの機能性は、多様になり、そしてそれはそれとして、収集可能なデータは、デバイスによって変わる可能性がある。この場合、現在のモニタリング型のアプリケーションは、デバイスの機能の多様性に適合するために収集コードの点でデバイス固有である必要があり得る。更に、アプリケーションと機能性が無線デバイスに容易に追加され及び/又はそれから除去されることが出来ることを、無線デバイスの計算能力は意味する。それはそれとして、デバイスは、追加の“新”データを収集する能力があると云えるし、或いは、恐らく過去に記憶されたデータを収集する能力を最早持ち合わせていないことがあり得る。この場合、モニタリング型のアプリケーションは、“新”データを収集することが出来るソース・コードの修正を要求する、若しくは、もし過去のデータが最早利用できないのであれば、アプリケーションの機能性を保証するためにソース・コードに対する修正を要求することがあり得る。
このようにして、データ収集命令の動的設定を可能にするデータ収集システムを開発する必要が存在する。この点に関して、設定可能なデータ収集は、どんなデータが収集されるか、データが如何に収集されるか或いはデータ収集を必要とするアプリケーションのソース・コードの修正を必要とせずに他のデータ収集関連パラメータを、利用者が変更することを可能にする。このようなシステムは、ネットワークの使用性能、デバイスの使用性能等々によって指定されるような、無線デバイスに関するデータ収集を動的に変更する能力を、アプリケーションの利用者に提供する。更に、このようなシステムは、特定の無線デバイスのデータ収集の機能性に基づいて、或いは、該無線デバイス上で現在実行されているアプリケーションに基づいて、データ収集を適応させる能力を、アプリケーションの利用者に与える。
概要
本方法、装置、デバイス、コンピュータ可読媒体及びプロセッサは、データ収集のような、無線デバイス上の設定可能なタスク管理を実現する。動的に設定可能なタスク管理を実現することによって、関連するタスク実行アプリケーションにおける、或いは無線デバイス・データを必要とする任意の他のアプリケーションにおける、タスク関連のソース・コードを変更する必要性又はさもなければ修正する必要性は、最早要求されない。このような動的に設定可能なタスク管理は、どんなタスクが実行されるか、タスクが如何に実行されるか及びタスクの実行に関する任意の他のパラメータを、サービス・プロバイダ又は他の利用者が、効率的かつ動的に変更することを可能にする。
1つの実施形態では、無線通信デバイスにおける設定可能なデータ収集のための方法が明示される。該方法は、タスク設定メッセージを受信することを具備し、該メッセージは、無線通信デバイス上で生ずるように動作可能な少なくとも1つの条件、及び、該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を含む、且つ、該方法は、該それぞれの条件を検出することに基づいて、各条件に対応する各アクション識別子によって参照されるそれぞれのアクションを、実行することを具備する。1つの態様において、それぞれのアクションを実行することは、該アクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づいて、無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集することを含む。このような態様において、該対応する条件は、トリガ・イベント(triggering event)、定常イベント又は類似のイベントを含むことが出来る。収集イベントは、事前に決定されたログ位置からデータを収集すること、無線通信デバイスで生じるイベントからイベント・データを収集すること、データ・パケット要求イベント、又は類似のイベントを含むことが出来る。他の態様では、該実行されるアクションは、該デバイスをディスエーブル(disable)すること、デバイスのコンポーネントをディスエーブルすること、限定的デバイス使用を規定すること、デバイス上でアプリケーションを実行すること、デバイス上でコンポーネントを実行すること、又は類似のアクション、を含むことが出来る。該方法は、更に、少なくとも1つのアクション識別子に基づいてタスク設定メッセージから受信されるアクション・リストを参照すること、該アクション・リスト中の複数のアクションからそれぞれのアクションを、それぞれの対応するアクション識別子に基づきそれぞれの条件に対応して識別すること、及びそれぞれの条件の発生をモニタすること、を含むことが出来る。ある複数の態様では、該条件及びアクションは、更に、該条件を更に定義するパラメータと、関連する単数又は複数のアクションを含むことが出来る。
更なる関連する態様は、無線通信デバイスにおいてデータを収集するためのコンピュータ可読媒体によって明確にされる。該媒体は、そこに記憶される諸命令を含み、該命令は、タスク設定メッセージを受信するための諸命令の第1セットを具備し、該メッセージは、無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件、及び、該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を含み、且つ、該命令は、それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される、それぞれのアクションを実行するための諸命令の第2セットを具備する。別の関連する態様は、無線通信デバイス中に実装されるプロセッサ・デバイスによって明示され、該プロセッサは、タスク設定メッセージを受信する動作、ここに、該メッセージは、無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件、そして該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を含む、及びそれぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される、それぞれのアクションを実行する動作、を実行するために構成される。
更に、一態様は、設定可能なタスクを実行するのに適応された無線通信デバイスを提供する。該デバイスは、タスク設定メッセージを受信するように動作可能な通信モジュールを具備し、該メッセージは、無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件、及び、該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を具備する。該デバイスは、該通信モジュールと通信し、そして、それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照されるそれぞれのアクションを実行するように動作可能な、タスク・モジュールを具備する。
更に別の態様では、ネットワーク・デバイスにおけるデータ収集設定のための方法が明確にされる。該方法は、無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件と関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択すること、該選択された条件を具備するタスク設定メッセージ及び該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を具備するタスク設定メッセージを生成すること、及び該タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信すること、を含む、ここにおいて、少なくとも1つの無線デバイスは、該タスク設定メッセージを受信するように、且つ、それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照されるそれぞれのアクションを実行するように、動作可能である。
更なる関連する態様は、無線通信デバイスにおいてデータを収集するためのコンピュータ可読媒体によって明確にされる。該媒体は、そこに記憶される諸命令を含み、該命令は、無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件と関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するための諸命令の第1セット、タスク設定メッセージを生成するための諸命令の第2セット、ここに、該メッセージは、該選択された条件及び該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を具備する、及び、該タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信するための諸命令の第3セット、を具備する。該無線デバイスは、該タスク設定メッセージを受信して、それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照されるそれぞれのアクションを実行する。
別の関連する態様は、無線通信デバイス中に実装されるプロセッサ・デバイスによって明確にされ、該プロセッサは、無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件と関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択する動作、タスク設定メッセージを生成する動作、ここに、該メッセージは、該選択された条件及び該メッセージ中で指定される少なくとも1つのアクションをそれぞれの条件にマッピングするように動作可能な少なくとも1つの対応するアクション識別子を具備する、及び、該タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信する動作、を実行するために構成される。
更なる態様は、無線デバイス上でデータ収集を設定するためのネットワーク・デバイスを提供する。該ネットワーク・デバイスは、無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションの識別情報を受信するように動作可能なタスク設定モジュールを含む。更に、該タスク設定モジュールは、該少なくとも1つの条件、該対応する少なくとも1つのアクション、及び該少なくとも1つの条件に関連付けられる少なくとも1つのアクション識別子を具備するタスク設定メッセージを生成するように動作可能である、ここにおいて、それぞれのアクション識別子は、それぞれのアクションを該メッセージ中で指定されるそれぞれの少なくとも1つの条件にマッピングするように動作可能である。更に、該ネットワーク・デバイスは、該タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信するように動作可能な通信モジュールを含む。
このようにして、本明細書中で説明される諸態様は、無線デバイスにおける、データ収集のような動的に設定可能なタスク管理を提供する。動的に設定可能なタスク管理を提供することによって、サービス・プロバイダ等々は、どんなタスクが実行されるか、タスクが如何に実行されるか、又は無線デバイスにおけるタスクの実行に関する任意の他のパラメータを修正することが出来て、その際に関連するタスク関係のアプリケーション、又は無線デバイス・データを要求する任意の他のアプリケーション、のソース・コードを修正する必要はない。本明細書で開示される諸態様は、デバイスの実行、デバイスやネットワーク等々に関するアプリケーション又は機能によって指示されるように動的に行われる設定を実現する。
詳細な説明
開示される諸態様は、該開示される諸態様を制限するためではなく図説するために提供される、添付図面と共に下記に記載される、図面では同じ記号は同じ構成要素を表す。
本発明のデバイス、装置、方法、コンピュータ可読媒体及びプロセッサが、ここに、本発明の諸態様が示される添付図を参照して、下記に更に十分に説明される。しかしながら、そのデバイス、装置、方法、コンピュータ可読媒体及びプロセッサは、多くの異なる形式で具体化されることが出来るので、本明細書中で説明される諸態様に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これ等の諸態様は、本開示が詳細かつ完全であり当業者等に本発明の範囲を十分に伝達するために提供される。同じ記号は、一貫して同じ構成要素を表す。
1つの態様に従い、図1は、無線デバイスにおける動的に設定可能なデータ収集を提供するためのシステムの該略図による説明を提供する。該システムは、無線ネットワーク12を介して、ユーザ・マネージャ・サーバ(user manager server)のような、ネットワーク・デバイス14と無線通信する1又は複数の無線デバイス10を含む。
ネットワーク・デバイス14は、タスク設定モジュール18を実行するように動作可能である処理エンジン16を含み、該モジュールは、無線デバイスに事前に決定されたタスクを実行させるように動作可能なメッセージを生成するように動作可能である。タスクは、本明細書中では、1又は複数の事前に決定された条件の合致又は発生に基づく1又は複数の事前に決定されたアクションの実行の組合せとして定義される。該タスク設定モジュール18は、利用者にタスク条件選択オプションを提供するように動作可能である、或いは、利用者がタスク条件を定義することを可能にするように動作可能であるタスク条件セレクタ(selector)20を含むことが出来る。タスク条件22は、イベント、状態、ログ・コード、及びその発生又は検出が関連アクションを開始させるデータの内の1つ又は任意の組合せを特定する。更に、タスク条件は、スクリプト、コード又は類似のもののようなプログラミング・ロジックで定義されることが出来る。例えば、条件は、トリガ・イベント又はイベントの組合せ、定常条件又は状態、或いは無線デバイス上で発生するように又は該デバイスによって検出可能であるように動作可能な任意の利用者定義の条件を含むことが出来るが、しかしこれ等に限定されない。トリガ・イベントの例は、事前に決定されたイベント及び/又はログ・コードの発生、事前に決定されたパケット・ペイロードに適合するパケット・ペイロードの受信、デバイス・アプリケーション又は機能に対する“入”又は“切”の状態、或いは類似のイベントであるが、しかしこれ等に限定されない。定常状態の例は、事前に決定されたデータの定常的データ収集、デバイスのアプリケーションの定常的実行、デバイス機能の定常的実行或いは類似のものを含むが、しかしこれ等に限定されない。タスク条件セレクタ20は、又データ収集条件を更に定義する条件パラメータ24を含むことが出来る。
タスク設定モジュール18は、利用者にアクション選択オプションを提供するように動作可能である、或いは、利用者がアクションを定義することが出来るようにするタスク・アクション・セレクタ26を含むことが出来る。本明細書において、アクション28は、例えばデータ収集、メッセージ生成、或いは装置上における任意の他の機能又は動作のような、関連する(単数又は複数の)条件の発生又は検出と同時に行われるタスクとして定義される。該アクションがデータ収集を含む態様では、複数の例は、事前に決定されたログ識別子収集アクション、事前に決定されたイベント識別子収集アクション、パケット要求−及び−応答アクション並びに類似のアクションを含むが、しかしこれ等に限定されない。タスク・セレクタ26は、又該アクションを更に定義する1又は複数のアクション・パラメータ30の選択又は定義を提供するように動作可能である。
タスク設定モジュール18は、更に、選択された条件、アクション及び関連パラメータに基づいて設定メッセージ33(即ち、通報)を生成するように動作可能な、設定メッセージ・ジェネレータ(generator)32を含むことが出来る。更に、該設定メッセージは、条件を1又は複数のアクションと関連付けるために働く、例えば数値或いは類似の記号のような、アクション識別子34を組み込むことが出来る。一旦設定メッセージ33が生成されてしまうと、それは1又は複数の無線デバイス10に通報され、そして、1又は複数の動的に設定された条件の発生又は検出に基づいて、1又は複数の動的に設定されたアクションの実行を引き起こすように動作可能である。
無線デバイス10は、タスク・モジュール36を実行するように動作可能である処理エンジン35を含む。タスク・モジュール36は、カスタマー・ケア・レプリゼンタティブ(customer care representative)のようなサービス・プロバイダから、ネットワーク・デバイス14から、或いは別のネットワーク・デバイスから、無線デバイスに最初にダウンロードされることが出来る。それに代わって、タスク・モジュールは、該無線デバイスの製造者によってプレインストールされることが出来る、或いは、別の方法で該無線デバイスに読み込まれることが出来る。タスク・モジュール36は、受信された設定メッセージ33から、モニタされるべき条件22を決定するように動作可能であるタスク条件インタプリタ38を含むことが出来る。更に、タスク条件インタプリタ38は、受信された設定メッセージ33から、該条件に関連付けられる条件パラメータ24を決定するように動作可能である。タスク・モジュール36は、それぞれの条件にそれぞれのパラメータを適用して所望のモニタリング動作を実行するように動作可能である。タスク・モジュール36は、更に、決定された条件22と関連付けられるアクション28を、受信された設定メッセージ33から決定するように動作可能であるタスク・アクション・インタプリタ40を含むことが出来る。それによってタスク・モジュール36は、構文解析された条件22の発生をモニタするように、そして、該検出された条件の発生後直ちにそれぞれのアクション28の実行を開始するように、動作可能である。ある複数の態様に従えば、通信メッセージ33は、1つの条件22を1又は複数のアクション28に関連付けるために働く、例えば、数値或いは類似の記号のようなアクション識別子34を含むことが出来る。更に、タスク・アクション・インタプリタ40は、アクションに関連付けられるアクション・パラメータ30を設定メッセージ33から決定するように、そして、該パラメータをそれぞれのアクションの実行に適用するように、動作可能である。
図2を参照して、1つの態様に従って、設定されたデータ収集を提供するように動作可能な無線通信デバイスのブロック図を表示する。無線デバイス10は、任意の型のコンピュータ化された無線デバイスを含むことが出来て、その例は、セルラ電話機、携帯情報端末(Personal Digital Assistant)(PDA)、双方向テキスト・ページャ、携帯コンピュータ、及び、無線通信ポータルを有しそしてしかもネットワーク又はインターネットへの有線接続を有することが出来る分離型コンピュータ・プラットフォームですらある。無線デバイスは、リモート・スレーブであることが出来るし、或いは、例えばリモート・センサ、診断ツール、データ・リレー及び類似のデバイスのような、その最終利用者を持たず単に無線ネットワーク12を介してデータを通信するだけである他のデバイスであることが出来る。デジタル署名されたライセンスを創成するための装置と方法は、従って、無線モデム、PCMCIAカード、接続端末、パソコン、電話機、或いはそれ等の任意の組合せ又は部分組合せ、を制限なしに含んでいる有線又は無線通信ポータルを含む、任意の型の無線デバイス又はコンピュータ・モジュール上で実行されることが出来る。
無線デバイス10は、コンピュータ・プラットフォーム44を含み、該コンピュータ・プラットフォーム44は、無線ネットワーク12を介してデータを伝送することが出来、そして、ルーチンとアプリケーションを受信し実行することが出来そして、ユーザ・マネージャ・サーバ又は無線ネットワーク12に接続される別のコンピュータ・デバイスのような、ネットワーク・デバイス14から送信されるデータをオプションで表示することが出来る。コンピュータ・プラットフォーム44は、メモリ及び/又はデータ・レジストリ(registry)46を含み、それ等は、読み出し専用メモリ及び/又はランダム・アクセス・メモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、或いはコンピュータ・プラットフォームに共通の任意のメモリのような、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含むことが出来る。更に、データ・レジストリ46は、1又は複数のフラッシュ・メモリ・セルを含むことが出来る、或いは、磁性媒体、光学媒体、テープ、或いはソフト又はハード・ディスクのような、任意の2次又は3次記憶デバイスであることが出来る。
更に、コンピュータ・プラットフォーム44は、又処理エンジン35を含み、該エンジンは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit)(“ASIC”)、或いは他のチップ・セット、プロセッサ、論理回路、又は他のデータ処理デバイスであることが出来る。処理エンジン35又はASICのような他のプロセッサは、無線デバイス10のデータ・レジストリ46内に記憶されるタスク・モジュール36のような、任意の常駐プログラムとのインターフェースを行うアプリケーション・プログラミング・インターフェース(application programming interface)(“API”)層48を実行することが出来る。API48は、一般的にはそれぞれの無線デバイスを実行するランタイム環境である。1つのこのようなランタイム環境は、カリフォルニア州サンディエゴのクァルコム社(Qualcomm Inc.)によって開発されたブリュー(登録商標)(Binary Runtime Environment for Wireless(登録商標))(BREW(登録商標))ソフトウェアである。他のランタイム環境が、例えば、無線演算装置上でアプリケーションの実行を制御するように動作するものが、利用されることが出来る。
ある複数の態様では、API48は、タスク・モジュール36のような、コンピュータ・プラットフォーム44上で動作するプログラムと処理エンジン35のデータ及び機能性との間のインターフェースを提供する1又は複数の静的エクステンション47を含むことが出来る。API48は、更に、タスク・モジュール36のような、コンピュータ・プラットフォーム上で動作するプログラムと処理エンジン35のデータ及び機能性との間の代替及び/又は補助的インターフェースを提供する1又は複数の動的エクステンション49を含むことが出来る。特に、動的エクステンション49は、静的エクステンション47に更なる機能性を追加することが出来る、かくして動的エクステンション49は、静的エクステンション47を利用し、それゆえ、コンピュータ・プラットフォーム44上で動作するプログラムにデータを供給する前に該追加の機能性を実行することが出来る。更に、ある複数の態様では、動的エクステンション49は、コンピュータ・プラットフォーム44上で動作する複数のプログラムにわたる冗長コードに関連付けられることができ、従って冗長な所望の機能性に対する共通インターフェースを提供し、それによって、そのようなコードを記憶するために必要とされるメモリのような、無線デバイスの資源を節約する。
処理エンジン35は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びそれらの組合せで組み込まれる種々の処理サブシステム50を含み、それは無線ネットワーク12上で無線デバイス10の機能性と無線デバイスの動作性をイネーブルにする。1つの態様では、タスク・モジュール36は、無線デバイスの種々のサブシステム50の任意のものからデータを収集することが出来る。例えば、1つの態様では、処理エンジン35は、処理サブシステム50の1つ又は組合せを含むことが出来る、このような処理サブシステム50の例として、音声、不揮発性メモリ、ファイル・システム、送信、受信、検索ソフト、物理層、リンク層、呼処理層、主制御、遠隔処理、音楽、オーディオ、ハンドセット、電力管理、診断、デジタル信号プロセッサ、ボコーダ(vocoder)、メッセージング、電話マネジャー、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))、ブルートゥース・ロケーション・ポジション(Location-Position)(LPOS)、位置決定、位置エンジン、利用者インターフェース、スリープ、セキュリティ、認証、USIM/SIM、音声サービス、グラフィックス、USB、ビデオ・サービス、カメラ/カムコーダ(camcorder)インターフェースと関連表示ドライバ、MPEG、GPRS等々のようなマルチメディア、が他の機能性アプリケーションと共にある。該サブシステムは、無線デバイス上で動作可能な任意のデータ又はデータ・サービスを含むことが出来て、該デバイスの運用上の機能性を具体化する、ことは注意されるべきである。
無線デバイスが符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)(CDMA)デバイスとして定義される1つの例では、処理サブシステム50は、該無線デバイスのプロセッサに送られる通信を受信するための1又は複数の受信コンポーネント、メッセージを処理することに関連付けられる起動、認証、ハンドオフ、データ交換、メッセージング・プロトコル、内部処理及び意思決定等々を処理するための通話処理コンポーネント、及び/又はシステム決定コンポーネント、及び、該無線デバイスのプロセッサから、例えばハンドセット・コンポーネント、無線ネットワーク12、無線ネットワーク・コンポーネント、及び無線ネットワークに接続される他のデバイスに通信を送るための送信コンポーネント、を含むことが出来るがこれ等に限定されない。CDMA無線デバイスの態様において、呼処理コンポーネントは、大部分の呼処理のタスクを処理することが出来る、他方、システム決定コンポーネントは、呼処理コンポーネントによって参照される高度な意思決定タスクと同様に、複数のシステムから通信すべき適切なシステムを選択することに関するタスクを処理することが出来る。その上、CDMA無線デバイスの処理サブシステムは、更に、サブシステムを評価するための1又は複数の診断コンポーネント、ファクシミリ通信を処理するためのファックス・コンポーネント、通話の型を特徴づけてロギングするための通話マネジャー・コンポーネント、テキスト送受信のためのメッセージング・コンポーネント、及び、データ通話の確立と保持のような全てのデータ関連通信を処理するためのデータ・サービス・コンポーネント、を含むことが出来る。更に、処理サブシステムは、全地球測位システム(Global Positioning System)(GPS)又は類似のシステムのような、該デバイスの地理的位置を決定するための位置センシング・コンポーネントを含むことが出来る。
コンピュータ・プラットフォーム44のデータ・レジストリ46は、タスク・モジュール36を含む。タスク・モジュール36は、受信された設定メッセージ33から、1又は複数の条件22を決定し、そして、該決定された条件に従って(単数又は複数の)アクションを実行するように動作可能である、タスク条件インタプリタ38を含む。
先に論じられたように、タスク条件22は、(単数又は複数の)アクションの開始のために要求されるイベント又は状態を識別する。タスク条件は、スクリプト、コード或いは類似のもののような、プログラミング・ロジックで定義されることが出来る。タスク条件22は、トリガ・イベントを含むことが出来るがこれに限定されない。トリガ・イベントでは、特定のイベントの発生が、データ収集や類似のアクションのようなあるアクションを開始させる。例えば、1つの態様では、条件22及び/又は条件パラメータ24によって識別されるような事前に決定されたパケット・ペイロードと比較してパケット・ペイロード適合又は不適合は、データ収集のためのトリガ・イベントとして働くことが出来る。別のタスク条件22は、定常データ収集のような定常条件を含むことが出来る。定常条件では、事前に決定されたデータが定常的に(即ち、連続的に)収集される、或いは、装置アプリケーション又は機能の定常的実行が行われる。
(単数又は複数の)アクションの発生が続いて起こる前に、複数のタスク条件が満たされなければならないように、プログラム可能なロジックが設定されることが出来るということは、又注意されるべきであるし、そして今までに述べられた態様の範囲内にある。例えば、1つの態様では、1又は複数の事前に定義されたタスク・アクションが行われる前に第1トリガ・イベントが生じ続いて第2トリガ・イベントが生じなければならないように、第1トリガ・イベントと第2トリガ・イベントが設定される。複数の条件が設定される例では、該複数の条件が設定された順序で生じる(例えば、第1トリガ・イベント条件の後に第2トリガ・イベント条件が続く)場合にのみ(単数又は複数の)あるタスク・アクションが生じるように、該複数の条件が設定されることが出来る。或いはそれに代わり、一旦全ての条件が、それ等が生じる順序とは無関係に、生じると(単数又は複数の)タスク・アクションが行われるように、該複数の条件が設定されることが出来る。
それに加えて、タスク条件インタプリタ38は、受信された設定メッセージ33から、タスク条件22と関連付けられる任意の条件パラメータ24を決定して該パラメータを該条件に適用するように動作可能である。条件パラメータ24の諸例は、例えば図8〜図14に関連して、以下に詳細に説明される。
タスク・モジュール36は、更に、受信された設定メッセージ33から、アクション28を決定して関連条件22に従ってアクションを実行するように動作可能であるタスク・アクション・インタプリタ40を含む。その上、タスク・アクション・インタプリタ40は、受信された設定メッセージ33から、アクション28に関連付けられるアクション・パラメータ30を決定して該アクション・パラメータ30を該アクションに適用するように動作可能である。
ある複数の態様では、アクション28は、データ収集アクションを含むことが出来る。例えば、アクション28は、ログ・データ72及び/又はイベント・データ76のようなデータベース74中に格納されることが出来るデータの収集、パケット要求−及び−応答データの収集及び類似のデータ収集を規定することが出来る。例えば、事前に決定されたログ識別子に関連付けられるデータ、通話ログ、インターネット・セッション・ログ又は類似のログのような、ログ・データ72が収集されて、データベース74のようなデバイス・メモリ中に及び/又は処理エンジン35及び/又は処理サブシステム50のレジストリ内部に記憶されることが出来る。イベント・データ76は、通信プロトコルによって定義されるような、又は無線メッセージ内で定義されるような事前に決定されたイベント識別子に関連付けられるデータ、及び/又は通信サブシステムによって事前に決定される特定のシナリオに対応する任意のデータを具備することが出来る。イベント・データ76は、データベース74のようなデバイス・メモリ中に及び/又は処理エンジン35及び/又は処理サブシステム50のレジストリ内部に記憶されることが出来る。例えば、イベント・データ76は、切断される通話(即ち、“呼切断”イベント・データ)或いは呼接続確立失敗(即ち、“呼不成功”イベント・データ)に対応することが出来る。要求−及び−応答データは、設定メッセージ33内部の特定の命令によって定義され、そのメッセージはタスク・モジュール36が該無線デバイス上の1つの又は特定のデータ・パケットを収集するための問い合わせ(query)を発するように命じる。例えば、設定メッセージ33は、該デバイスに特定のデータ・パケットを収集するように(即ち、“要求するように”)命ずる要求−及び−応答アクションを含むことが出来る。要求−及び−応答アクションは、1回のみの要求として設定されることが出来る、或いは、要求−及び−応答アクションは、該要求が事前に決定された間隔で(例えば、5秒毎に1回)或いは事前に決定された時点で行われるように設定されることが出来る。イベント・データ76の更なる例は、無線(over-the-air)(OTA)メッセージ又はOTAメッセージの任意の部分を含む。
他の態様では、アクション28は、該無線デバイスに関連付けられる任意の他のアプリケーション又は機能の起動又は終了することを含む。複数の例は、該デバイス又はデバイス・コンポーネントをディスエーブルにすること、限定的デバイス使用を規定すること、もし特定の条件が満たされるならば、デバイス・コンポーネント又はデバイス上のアプリケーションを実行すること、を含む。例えば、ある条件は、バッテリー・レベルの閾値を定義することが出来て、もしバッテリー・レベルが該閾値未満に低下すれば、その場合続いて起こるアクションは、バッテリー電力を保持するためにある事前に定められたデバイス・コンポーネントをディスエーブルにすることである。
更に、タスク・アクション・インタプリタ40は、受信された設定メッセージ33から、アクション28に関連付けられる任意のアクション・パラメータ30を決定して該アクション・パラメータ30を該関連するアクションに適用するように動作可能である。アクション・パラメータ30の諸例は、例えば図8〜図14に関連して、以下に詳細に説明される。
アクション28がデータ収集によって定義されるある複数の態様では、収集されたデータは、1又は複数の収集データ・ログ78として記憶されて、更なる処理と解析のためにネットワーク・デバイス14に通信されることが出来る。収集されたデータがネットワーク・デバイスに通信される諸態様では、タスク・モジュール36は、データ・レポータ(reporter)80を更に含み、該データ・レポータは、受信された設定メッセージ33から、ネットワーク・デバイス14又は他の任意のネットワークの構成要素への収集データの通信を設定するデータ報告パラメータ82を決定する。例えば、データ報告パラメータ82は、収集データが如何にネットワーク・デバイスに通信されるべきかについての指示を含むことが出来て、該収集データを通信するためのタイミングを定義することが出来る。例えば、該データは、動作中基準で、例えば毎時、毎日、毎週、等々、事前に決定された間隔基準で、事前に定義されたトリガ・イベントの発生時に、或いは事前に決定された関係先、例えばサービス・プロバイダ、ネットワーク・デバイス及び/又は無線デバイス利用者、の依頼で、ネットワーク・デバイスに通信されるように設定されることが出来る。
その上、コンピュータ・プラットフォーム44は、更に、それぞれタスク条件インタプリタ38とタスク・アクション・インタプリタ40によって決定されるような、それぞれの1又は複数の構文解析された条件22、及び/又は1又は複数の条件パラメータ24、及び/又は1又は複数の構文解析されたアクション28、及び/又は1又は複数のアクション・パラメータ30、に基づいて動的にインスタンス化される(instantiated)1又は複数のリスナー・エージェント(listener agent)51を含むことが出来る。例えば、リスナー・エージェント51は、API48中で、又はメモリ46の任意の領域で、インスタンス化されることが出来る、そして更に、タスク・モジュール36のようなインスタンス化したプログラムと処理エンジン35との間で、静的エクステンション47と動的エクステンション49の内の1つ又は両方を介して、通信することが出来る。更に、それぞれのリスナー・エージェント51は、条件22、条件パラメータ24、アクション28及びアクション・パラメータ30の任意の組合せの内の1つのもの又は複数に対応することが出来る。例えば、1より多くのアクション28又はアクション・パラメータ30が共通の条件22の発生に依存することがあり、そして従って、単一のリスナー・エージェント51が、例えば、メモリのようなデバイス資源を保存するために、1より多くのアクション28又はアクション・パラメータ30に対応してインスタンス化されることが出来る。例えば、リスナー・エージェント51は、条件22及び/又は条件パラメータ24及び/又は構文解析されたアクション28及び/又はアクション・パラメータ30によって定義されるようなアクションをモニタするために及び/又は実行するために、所与のイベント識別子、ログ・コード識別子、及び/又は任意の他のパラメータに、対応することが出来る。それぞれのリスナー・エージェント51は、対応する条件22及び/又は条件パラメータ24及び/又は構文解析されたアクション28及び/又はアクション・パラメータ30の発生に対して処理エンジン35をモニタするように動作可能である、そして、イベント識別子の発生をロギングしたり、ログ・コードのペイロードをロギングしたりするように、該条件及び/又は条件パラメータに関連付けられるデータを記録するように動作可能である。その上、例えば、それぞれのリスナー51は、代替的に或いは追加的に、タスク・モジュール36のような関心事のプログラムが、条件及び/又は条件パラメータの発生を知らせることが出来て、それによって、アクション・パラメータ30に基づくアクション28を開始する。
先に記したように、コンピュータ・プラットフォーム44は、無線デバイス10と無線ネットワーク12との間の通信と同様に無線デバイス10の種々のコンポーネント間の通信を可能にする通信モジュール84を更に含むことが出来て、該モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びそれ等の組合せにおいて具体化される。該通信モジュールは、無線通信接続を確立するために、必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれ等の組合せ含むことが出来る。通信モジュール84は、ネットワーク・デバイス14からタスク設定メッセージ/通信33を受信する、そして、ある複数の態様では、該タスクに関連するデータ78を更なる処理と解析のためにネットワーク・デバイスに通信する。
それに加えて、無線デバイス10は、無線デバイスへの入力を生成するための入力機構86と該無線デバイスの利用者による消費のための情報を生成するための出力機構88を有する。例えば、入力機構86は、キー又はキーボード、マウス、タッチスクリーン・ディスプレイ、音声認識モジュールに付随するマイクロフォン、等々のような機構を含むことが出来る。更に、例えば、出力機構88は、ディスプレイ、音声スピーカ、触感フィードバック機構、等々を含むことが出来る。
図3を参照して、別の態様によれば、ユーザ・マネージャ・サーバのようなネットワーク・デバイス14のブロック図が図説される。ネットワーク・デバイスは、少なくとも1つの任意の型のハードウェア、サーバ、パーソナル・コンピュータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、或いは特殊用途又は汎用演算デバイスの何れかの任意の演算デバイス、を具備することが出来る。更に、ネットワーク・デバイス14によって動作される又は実行されるような本明細書中に記載されるモジュール及びアプリケーションは、該ネットワーク・デバイス14上で完全に実行されることが出来る、或いはそれに替わり、他の態様では、分離した複数のサーバ又はコンピュータ・デバイスが、利用可能なフォーマットでデータを関係先に提供するために、及び/又は、無線デバイス10とネットワーク・デバイス14により実行されるモジュールやアプリケーションとの間のデータ流れ制御の分離した層を提供するために、同調して動作することが出来る。
ネットワーク・デバイス14は、ネットワーク12を介してデータを送受信することが出来、そして、ルーチンとアプリケーションを実行することが出来るコンピュータ・プラットフォーム120を有する。コンピュータ・プラットフォーム120は、データ記憶装置122を含み、該記憶装置は、読み出し専用メモリ及び/又はランダム・アクセス・メモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、或いはコンピュータ・プラットフォームに共通の任意のメモリのような、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを具備することが出来る。更に、データ記憶装置122は、1又は複数のフラッシュ・メモリ・セルを含むことが出来る、或いは、磁性媒体、光学媒体、テープ、若しくはソフト又はハード・ディスクのような、任意の2次又は3次記憶デバイスであり得る。更に、コンピュータ・プラットフォーム120は、又処理エンジン16を含み、該エンジンは、特定用途向け集積回路(“ASIC”)、又は他のチップ・セット、プロセッサ、論理回路、或いは他のデータ処理デバイスであることが出来る。コンピュータ・プラットフォーム120は、更に、ネットワーク・デバイス14と無線ネットワーク12との間の通信と同様にネットワーク・デバイス14の種々のコンポーネント間の通信を可能にする通信モジュール130を更に含むことが出来て、該モジュールは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びそれ等の組合せにおいて具体化される。該通信モジュールは、無線通信接続を確立するために、必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれ等の組合せ含むことが出来る。
ネットワーク・デバイス14のデータ記憶装置122は、タスク設定モジュール18を含む。先に述べられたように、タスク設定モジュール18は、条件22と関連する条件パラメータ24の選択を規定するように動作可能であるタスク条件セレクタ20を含む。例えば、タスク条件の選択は、サービス・プロバイダ代表者、ネットワーク・デバイス管理者或いは該ネットワーク・デバイスへのアクセス権を有する任意の他の認可された構成員、によって実行される。
更に、タスク条件セレクタ20は、該選択された条件と関連付けられる条件パラメータ24の選択を提供するように動作可能である。条件パラメータ24の諸例は、例えば図8〜図14に関連して、以下に詳細に説明される。
タスク設定モジュール18は、アクション28及び関連するアクション・パラメータ30の選択を実現するように動作可能であるタスク・アクション・セレクタ26を更に含む。アクション28の選択/設定は、一般的には関連する条件の選択/設定に対応し、そしてそのような物として、サービス・プロバイダ代表者、ネットワーク・デバイス管理者或いは該ネットワーク・デバイスへのアクセス権を有する任意の他の認可された構成員、によって実行されることが出来る。
それに加えて、タスク・アクション・セレクタ26は、選択されたアクション28と関連付けられるアクション・パラメータ30の選択を提供するように動作可能である。アクション・パラメータは、更に該アクションを定義する及び/又は制限する。アクション・パラメータ30の諸例は、例えば図8〜図14に関連して、以下に詳細に説明される。
タスク設定モジュール18は、データ報告パラメータ82の選択を規定するように動作可能であるデータ報告セレクタ124をオプションで含むことが出来る。データ報告パラメータは、収集されたデータのようなアクション28に関するデータを、更なる処理と解析のために、ネットワーク・デバイス又はネットワークに接続された他のデバイスに通信することに関連する諸特性を定義する。例えば、データ報告パラメータは、データを通信するための間隔を含むことが出来て、該通信は、例えば、連続通信、事前に決定された間隔の通信(例えば毎時、毎日、毎週、毎月、等々)、事前に定義されたイベントで起動される通信、サービス・プロバイダ代表者依頼の通信、ネットワーク・デバイス管理者依頼の通信、及び/又は無線デバイス利用者依頼の通信、及び類似の通信、である。
データ収集設定モジュール18は、選択されたデータ収集条件、アクション及び関連パラメータに基づいて設定メッセージ33を生成するように動作可能である設定メッセージ・ジェネレータ32を更に含むことが出来る。設定メッセージは、選択された条件22が特定のアクション28に対応する1又は複数のアクション識別子34に関連付けられるように設定されることが出来る。設定メッセージの更に詳細な説明は、以下図6と図7に関連して記載される。一旦設定メッセージ33が生成されると、通信モジュール130は、メッセージ33が1又は複数の無線デバイス10に通信されることを可能にする。
図1をもう1度参照して、無線ネットワーク12は、無線デバイス10とネットワーク・デバイス14のような無線ネットワーク12に接続される任意のデバイスとの間の無線通信を可能にするために、少なくとも部分的に運用可能な任意の通信ネットワークを含む。更に、無線ネットワーク12は、全てのネットワーク・コンポーネントとネットワークを形成する全ての接続デバイスを含むことが出来る。例えば、無線ネットワーク12は、以下の少なくとも1つ又は任意の組合せを含むことが出来る、即ち、セルラ電話ネットワーク;例えば、順方向リンク専用(Forward Link Only)(FLO)ネットワークのようなマルチキャスト・ネットワーク、カリフォルニア州サンディエゴのクゥアルコム社から利用可能なメディアフロー(登録商標)(MEDIAFLO(登録商標))システム;デジタル・ビデオ放送(digital video broadcasting)(DVB)ネットワーク、例えば、衛星テレビのためのDVB−S、ケーブル・テレビのためのDVB−C、地上波テレビのためのDVB−T、ハンドヘルド機器のための地上波テレビ放送のためのDVB−H;地上波電話ネットワーク;衛星電話ネットワーク;赤外線ネットワーク、例えば、赤外線データ通信技術(Infrared Data Association)(IrDA)に基づくネットワーク;短距離無線ネットワーク;BLUETOOTH技術ネットワーク;ジグビー(ZIGBEE)プロトコル・ネットワーク;超広帯域(ultra wide band)(UWB)プロトコル・ネットワーク;家庭無線周波数(home radio frequency)(HomeRF)ネットワーク;共有無線接続プロトコル(shared wireless access protocol)(SWAP)ネットワーク;広帯域ネットワーク、例えば、無線イーサネット(登録商標)適合アライアンス(wireless Ethernet(登録商標)compatibility alliance)(WECA)ネットワーク、無線フィデリティ・アライアンス(wireless fidelity alliance)(“Wi−Fi Alliance”)ネットワーク、及び802.11ネットワーク:一般電話回線ネットワーク:公共異種通信ネットワーク、例えば、インターネット:非公開通信ネットワーク:及び地上移動体無線ネットワーク、である。
電話ネットワークの好適な例は、アナログ及びデジタル・ネットワーク/技術の少なくとも1つ又は任意の組合せ含み、その例は、符号分割多元接続(code division multiple access)(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(universal mobile telecommunications system)(UMTS)、アドバンスト・モバイル・フォーン・サービス(advanced mobile phone service)(AMPS)、時分割多元接続(time division multiple access)(TDMA)、周波数分割多元接続(frequency division multiple access)(FDMA)、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)(OFDMA)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(global system for mobile communications)(GSM)、単一搬送波(single carrier)(1X)無線伝送技術(radio transmission technology)(RTT)、エボリューション・データ・オンリー(evolution data only)(EV−DO)技術、ゼネラル・パケット・ラジオ・サービス(general packet radio service)(GPRS)、エンハンスト・データGSMエンバイロンメント(enhanced data GSM environment)(EDGE)、高速下り回線パケット・アクセス(high speed downlink data packet access)(HSPDA)、アナログ及びデジタル衛星システム、及び無線通信ネットワークとデータ通信ネットワークの内少なくとも1つで使用されることが出来る任意の他の技術/プロトコル、である。
図4を参照すると、1つの具体的な態様では、データ収集のための無線デバイス10は、セルラ電話機を具備する。セルラ電話システム100は、無線ネットワーク12と通信する複数の無線デバイス10を含むことが出来て、該無線ネットワーク12は、通信キャリア・ネットワーク104を介して有線ネットワーク102に接続される。無線デバイス10は、演算能力を向上させながら製造されており、そしてしばしば無線ネットワーク12を介して音声とデータを含むパケットを通信することが出来る。先に説明されたように、これ等の“スマート”無線デバイス10は、該デバイスのローカル・コンピュータ・プラットフォーム44上に常駐するAPI46を有し、該APIは、ソフトウェア開発者がセルラ電話機10上で動作するソフトウェア・アプリケーションを創りそして該デバイス上である特定の機能性を制御することを可能にする。図3は、セルラ無線ネットワークの諸構成要素及び本発明のシステムの1つの態様の諸要素の相互関係を更に十分に説明する代表的な略図である。セルラ無線ネットワーク12は、単に例示的なものであって、無線デバイス10のような遠隔モジュールが相互間で、及び/又は、無線ネットワークキャリア及び/又はサーバを含むがこれ等に限定されない無線ネットワーク12の諸構成要素との間で、無線通信する任意のシステムを含むことが出来る。
システム100では、ネットワーク・デバイス14は、有線ネットワーク102(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク、LAN)を介して、タスク設定モジュール18又は類似のモジュールを記憶するための独立したデータ格納庫106と通信することが出来る。更に、データ管理サーバ108は、ネットワーク・デバイス14と通信して後処理能力、データ流れ制御等々を提供する。ネットワーク・デバイス14、データ格納庫106及びデータ管理サーバ108は、セルラ電話通信サービスを提供するために必要とされる任意の他のネットワーク・コンポーネントと共にセルラ電話システム100上に存在することが出来る。ネットワーク・デバイス14及び/又はデータ管理サーバ108は、データ回線110と112を介してキャリア・ネットワーク104及び無線ネットワーク12と通信する。該データ回線は、インターネット、セキュア(secure)LAN、WAN,又は他のネットワークのようなデータ回線であることが出来る。キャリア・ネットワーク104は、移動通信交換局(mobile switching center)(“MSC”)114に送られるメッセージ(一般にデータ・パケットである)を制御する。更に、キャリア・ネットワーク104は、インターネット及び/又はPOTS(既存のアナログ電話サービス“plain old telephone service”)のようなネットワーク112によってMSC114と通信する。一般的に、ネットワーク112では、ネットワーク又はインターネット部分は、データを転送し、そしてPOTS部分は音声情報を転送する。MSC114は、データ転送のためのデータ・ネットワーク及び/又はインターネット部分、及び音声情報のためのPOTS部分のような、別のネットワーク118によって多数の基地局(base stations)(“BTS”)116に接続されることが出来る。BTS116は、最終的に、ショート・メッセージ・サービス(short messaging service)(“SMS”)又は他の無線手段によって、無線デバイス10のような無線デバイスに対して無線でメッセージを一斉送信する。
図5は、一態様に従う、タスク設定メッセージ33の構造のブロック説明図を提供する。設定メッセージ33は、標準的メッセージ・データを含むことが出来る静的構成ブロック210を含むことが出来て、該メッセージ・データは、例えば、媒体アクセス制御(Media Access Control)(MAC)アドレス、ネットワーク・デバイスのネットワーク・アドレス、無線デバイスのIPアドレス、設定メッセージが通信される時のタイムスタンプ及び任意の他のヘッダ形式の情報の内の1つ又は任意の組合せである。更に、設定メッセージ33は、条件及び該条件に関連付けられるアクション識別子のリストを含むタスク条件ブロックを含むことが出来る、及び、該アクション識別子に相関付けられるアクションのリストを含むアクション・ブロックを含むことが出来るカスタムな、動的設定可能構成ブロック220を含むことが出来る。
図6は、一態様に従う、カスタム設定メッセージ33の更に詳細なブロック説明図を提供する。特に、図6は、動的に設定可能な条件部分と動的に設定可能なアクション部分を含むことが出来るカスタム設定可能構成220を詳説する。1つの態様では、条件部分は、条件リスト・サイズ・ブロック222と条件リスト・ブロック224を含むことが出来る。条件リスト・サイズ・ブロック222は、メッセージの条件部分の、変化することが出来るサイズを識別する。条件リスト・ブロック224は、所与のタスク、即ちデータを収集するための条件のような、無線デバイス上で行われる(単数又は複数の)アクションを開始するために使用される動的に設定可能な条件のリスティングを識別する。1つの態様では、条件リスト・ブロック224は、条件リスト・メッセージ配列230を含むことが出来る。該メッセージ配列230は、1又は複数の動的設定可能なデータ収集条件22を定義し、各収集条件は、1又は複数の関連する動的設定可能な条件パラメータ24を必要とすることがある。更に、条件リスト・メッセージ配列230は、それぞれの条件22を1又は複数のアクション識別子(IDs)34に関連付けることが出来て、該識別子34は、それぞれ該条件の検出又は発生時に実行するための1又は複数のアクションに対応する。それぞれのアクションID34は、カスタム設定可能なメッセージ33において特定されるアクション、例えば、該メッセージの動的に設定可能なアクション部分においてリストされる1又は複数のアクション28、に対応する値である。ある複数の態様では、例えば、カスタム設定可能なメッセージ33のアクション部分は、アクション・リスト・サイズ・ブロック226とアクション・リスト・ブロック228を含むことが出来る。アクション・リスト・サイズ・ブロック226は、カスタム設定メッセージ33の動的に設定可能なアクション部分の、変化することが出来るサイズを識別する。アクション・リスト・ブロック228は、動的に設定可能なアクション28のリスティングを識別する。それぞれのアクション28は、データ収集アクションのような、該条件の検出/発生と同時に行われるアクションのタイプを識別する値を具備することが出来る。1つの態様では、アクション・リスト・ブロック228は、それぞれのアクションID34をそれぞれのアクション28に相関付ける又はマッピングするアクション・リスト・メッセージ配列250を含むことが出来る、ここで、それぞれのアクション28は、1又は複数の関連する動的設定可能なアクション・パラメータ30に従って実行されることが出来る。換言すれば、カスタム設定可能なメッセージ部分220は、容易に変更可能なデータ構成を提供し、それは1又は複数のアクションが1又は複数の条件の検出又は発生に基づいて無線デバイス上で実行されることを可能にする。それぞれの条件とアクションは、それぞれの条件/アクションを更に定義、修正又は制限することができる1又は複数の条件/アクション・パラメータを必要とすることがある。それに加えて、カスタム設定メッセージ部分220は、対応する条件識別子によって相互参照されることが出来るアクションと条件の関連データベースを提供することによって、高度に効率的なかつ簡潔な構造を提供する。このような物として、多数のタスク・トリガ条件がアクション識別子によって同一のアクションを実行するように定義され、それによって、所与のアクションに関連付けられるデータが該メッセージ内に唯1度だけリストされることを可能にする。
図7は、一態様に従い、タスク条件の1又は複数のアクションへのマッピング、具体的には、データ収集条件の1又は複数のデータ収集アクションへのマッピングを図説する。それぞれのタスク設定メッセージ33は、条件リスト・メッセージ配列230とアクション・リスト・メッセージ配列250を具備することが出来る。示されるように、条件リスト・メッセージ配列230は、それぞれの条件22を1又は複数のアクション識別子(IDs)34にマッピングする。アクションID34は、アクション・リスト・メッセージ配列250内のアクション28にマッピングされる。示されるように、第1トリガ・イベント条件22は、アクションID“1”、“3”及び“4”34に対応し、該IDは、アクション・パラメータ30に基づきデータを収集する、例えばそれぞれ、所与のログ識別子に基づきログ・データを収集する、所与のイベント識別子に基づきイベント・データを収集する、及び、要求−及び−応答メッセージの結果を収集する、アクション28に対応する。第2トリガ・イベント条件は、アクションID“1”、“2”及び“3”34に対応し、該IDは、アクション・パラメータ30に基づきデータを収集する、例えばそれぞれ、所与のログ識別子に基づきログ・データを収集する、及び、所与のイベント識別子に基づきイベント・データを収集する、アクション28に対応する。定常収集条件22は、アクションID“5”、“6”及び“7”34に対応し、該IDは、それぞれ、所与のログ識別子に基づきログ・データを収集すること、所与のイベント識別子に基づきイベント・データを収集すること、及び、所与の要求−及び−応答メッセージの結果を収集すること、に対応する。図7は、それぞれの条件が3つのアクションにマッピングされる例を示すけれども、設定メッセージ内の諸条件が任意の数のアクションに独立にマッピングされるように、他の諸態様が規定することは、注意されるべきである。例えば、あるトリガ・イベント条件は、1つのイベント・アクションにマッピングされることが出来、そして、ある定常収集条件は、2つのイベント・アクション、2つのログ・アクション及び2つの要求−及び−応答アクション、総計6つのアクションにマッピングされることが出来る。
先に記されたように、諸条件と諸アクションは、任意の条件又はアクションが、関連パラメータを有し、それが該条件又はアクションを更に定義するように、一般的には設定される。
行われるアクションがデータ収集によって定義される態様に関連する条件パラメータ24の例は、条件識別情報(ID)、条件優先度、条件オーバーフロー・オプション、条件バッファ・サイズ、条件バッファ限度、条件閾値、前条件時間と後条件時間によって定義される収集間隔、ペイロード・サイズ及び/又はペイロード・ブロックを含むペイロード適合基準、該条件に関連付けられるアクション個数及び該関連付けられるアクションのリスティング、を含むがこれ等に限定されない。
条件識別パラメータは、一般的には、イベント識別子のような、特定のトリガ・イベントに関係する値である、或いは定常収集の場合、条件識別パラメータは、特別の値、例えば、ログ、イベント、要求−及び−応答パケット及び/又は類似のもののような全ての関連するパラメータ及び/又はアクションの定常収集を可能にする許容最大値又は任意の他の値であることが出来る。
条件優先度パラメータは、条件に割り当てられる優先度であって、その結果、無線デバイス上には限られた資源しか存在せず且つ多数の条件が存在する場合、該条件の評価及び/又は関連するアクションの成果が格付けされることが出来る。例えば、優先度パラメータは、収集されたデータのアプリケーションへの配信に優先順位を与えることが出来る。ある複数の態様では、例えば、比較的高い優先度値は、該条件が評価される及び/又は関連するアクションが行われることを保証する、他方、比較的低い優先度値は、資源が利用可能である場合には、該条件が評価される及び/又は関連するアクションが実行されることを指示する。
条件オーバーフロー・オプション・パラメータは、一次記憶バッファが収集されたデータで満たされる場合に行われるアクションを定義するためのオーバーフロー・リスナー・パラメータを設定する。オプション・パラメータは、バッファが満たされている場合データを“落とす”、バッファが満たされている場合収集されたデータを“上書き”して破棄する、バッファが満たされる又は最大記憶量に近づいている場合利用者に“通知する”こと、及び類似のアクションを含むが、これ等に限定されない。条件オーバーフローは、オプションの組合せを指示する値に設定されることが出来る。
条件バッファ・サイズ・パラメータは、特定された条件のためのデータの収集に割り当てられる記憶容量の大きさを設定し、そして、条件バッファ限度パラメータは、割り当てられた記憶容量中の使用可能な容量の大きさを設定する。条件閾値パラメータは、記憶容量が最大割り当て容量に近づきつつあるという収集アプリケーションの通知を起動するバッファ利用に対する閾値をセットする。閾値に対する特別な値は、記憶容量が最大割り当てに近づいても収集アプリケーションには、何の通知も送られないことを、指図することが出来る、或いは別の特別な値は、あるトリガ・イベントが発生する毎に、該アプリケーションが通知されることを指図することが出来る。
先に記されたように、条件間隔パラメータは、前条件時間と後条件時間を含むことが出来る。前条件時間は、データ収集のような、アクションが行われるためのトリガ・イベントの発生に先立つ時間である。例えば、もし該前条件時間が2秒に設定されるならば、トリガ・イベントの発生に先立つ2秒までに行われる諸アクションに対してデータ収集が行われる。後条件時間は、データ収集のような、それぞれのアクションが行われるべきトリガ・イベントの発生後の時間である。例えば、もし該後条件時間が4秒に設定されるならば、トリガ・イベントの発生後4秒までに行われる諸アクションに対してデータ収集が行われる。
ペイロード適合又は不適合基準パラメータは、ペイロード・ブロック内に見つけられる適合値又は不適合値、ペイロード・ブロックの適合サイズ又は不適合サイズ、データ・ブロックにおけるペイロードのオフセット位置及び類似のもの、を含むことが出来るがこれ等に限定されない。
アクション・パラメータは、行われるべきアクションを更に定義するパラメータを含むことが出来る。アクション・パラメータ30の例は、アクション・サンプリング速度、ロギング値、ロギング優先度、ロギング・ロジック、ロギング・オーバーフロー・オプション、ロギング・バッファ・サイズ、ロギング・バッファ限度、ロギング閾値、ペイロード・オフセット、及びペイロード・サイズを含むがこれ等に限定されない。更に、これ等のアクション・パラメータのあるものは、あるアクションのタイプ又は別の関連アクション・パラメータに特有である。例えば、ログ・コード及び/又はイベントIDの収集は、ログ又はイベント識別、主及び代替ロギング又はイベント優先度、アクション・オーバーフロー・オプション、アクション・バッファ・サイズ及び限界、アクション閾値、ペイロード・サイズとペイロード値とペイロード・オフセットを含むペイロード適合基準、及び付加的アクション・ロジックの内の1つ又は任意の組合せを含むがこれ等に限定されないパラメータに関連付けられることが出来る。更に、要求−及び−応答アクションは、要求されるパケットのサイズ、該要求されるパケットを含むブロック及び付属のアクション・ロジックの内の1つ又は任意の組合せを含むがこれ等に限定されないパラメータに関連付けられることが出来る。
アクション・サンプリング速度パラメータは、該アクションがサンプリングされる速度を定義するために設定されることが出来る。一般的には、該サンプリング速度は、1秒当りのパケット数で定義される。更に、例として、もし該サンプリング速度が毎秒4パケットであるならば、該サンプリング速度は、該時間内で最初の4パケット、該時間内で最後の4パケット、該時間内で無作為収集のパケット、を収集するように更に設定されることが出来る、或いは他の任意の想定し得る収集方式が定義されることが出来る。ある態様では、サンプリング速度は、サンプリング速度が設定されてない(即ち、全てのデータ・パケットが収集されるべきである)ことを示す特別な値(例えば、許容される最大値)に設定されることが出来る。
ログ・データ、イベント・データ及び要求−及び−応答データを収集することに関係する付加的アクション・ロジックは、データの収集のために定義されるべき付加的規則を認める。設定メッセージのアクション・ロジック・フィールドは、該付加的規則に対応する1又は複数の値を含むことが出来る。付加的アクション・ロジック規則の例は、ペイロード不適合(即ち、パケットのペイロードが先行パケットのペイロードと異なる場合にだけ、収集する)を含み、もしペイロードが適合する場合には、収集しないこと、デバイスの起動時に限り要求−及び−応答、それぞれのログ・ファイル書き込みの開始時に要求−及び−応答、及び類似のもの、を含むことが出来るが、これ等に限定されない。
ログ値又はイベント値は、ログ・コード又は収集されるイベントに対応する識別情報(ID)又はコードを具備する。
主ロギング又はイベント優先度は、該アクションのための収集優先度を定義するために設定される値である。一般的には、多数のアクションが同時に行われる可能性がある場合、優先度を定義するために値が割り当てられる。
アクション・オーバーフロー・オプションは、一時記憶バッファが収集されたデータで一杯になる場合に行われるアクションを定義するために、オーバーフロー・リスナー・パラメータを設定する。オプション・パラメータは、バッファが満たされている場合データを“落とす”、バッファが満たされている場合収集されたデータを “上書き”して破棄する、バッファが満たされる又は最大記憶量に近づいている場合利用者に“通知する”、こと及び類似のアクションを含むがこれ等に限定されない。アクション・オーバーフローは、オプションの組合せを指示する値に設定されることが出来る。
アクション・バッファ・サイズは、特定されたアクションのためのデータの収集に割り当てられるアクション・バッファ内の記憶容量の大きさを設定する、そして、アクション・バッファ限度は、割り当てられた記憶容量中の使用可能な容量の大きさを設定する。アクション閾値は、記憶容量が最大割り当て容量に近づきつあるという収集アプリケーションの通知を起動するバッファ利用に対する閾値をセットする。アクション閾値に対する特別な値は、記憶容量が最大割り当てに近づいても収集アプリケーションには、何の通知も送られない、ことを指定することが出来る、或いは別の特別な値は、該アプリケーションは該アクションが収集される毎に通知されることを指定することが出来る。
更に、アクション・パラメータは、例えば、もし該収集アクションがペイロード適合を更に要求するならば、ペイロード適合基準を含むことが出来る。ペイロード適合パラメータは、ペイロード・ブロック内に見つけられる適合値、ペイロード・ブロックの適合サイズ、ブロック内のペイロード位置のオフセット及び類似のパラメータを含むことが出来るがこれ等に限定されない。
複数の態様に従い、図8〜図14は、設定された条件及びアクションに従って実行されるデータ収集アクションの時系列表、ブロック図及びログ・ファイルの説明を提供する。図8は、トリガ・イベントのような、条件22の一例を提供し、該条件は、該トリガ・イベント条件識別番号(ID)を値“267”として、発生前時間を3秒(3)として、及び発生後時間を7秒(7)として定義する条件パラメータ24を含む。発生前時間と発生後時間は、収集ウィンドウ310を具備する時間間隔を定義する。トリガ・イベント条件22は、対応する識別子値“1”、“3”及び“4”を有する3つのアクション識別子34にマッピングされる。3つのアクション識別子34は、それぞれ、ログID“0x4003”のペイロードを記録するためのデータ収集アクション28、イベントID“268”の発生を記録するためのデータ収集アクション28、ログID“0x4105”のペイロードを記録するためのデータ収集アクション28、に対応する。条件22は、イベントID“267”の発生に基づくトリガ条件であって、その発生は、条件パラメータ24に基づく収集ウィンドウの定義を引き起こし、そして更にアクション28によって定義されるアクションを引き起こす。時系列表300を参照すると、イベントID“267”を有するトリガ・イベント22の最初の発生は、収集ウィンドウ310を設定し、それは該トリガ・イベント以前の(即ち、前時間)3秒及び該トリガ・イベント以後の(即ち、後時間)7秒として定義される。特に、該アクションは、ログID“0x4003”、イベントID“268”中に見つけられる値をロギングすること及びログID“0x4105”中の値をロギングすること、を定義する。このようにして、データ収集の設定されたアクションは、収集ウィンドウ期間中に、全ての検出される条件に対して、例えば、設定されたイベントIDとログ・コードの全ての発生に対して、行われる。このような物として、そして、定義されたアクション28に対応する全てのデータをトリガ・イベント“267”22と同様に含むログ・ファイル320が編集される。データ収集は、条件22及び/又は条件パラメータ24が該ログ・ファイル中に含まれるように或いは含まれないように、設定されることが出来るということは注意されるべきである。
図9は、条件22の例、例えばトリガ・イベント条件識別番号(ID)をイベントID“267”として、前時間間隔を5秒(5)として、及び後時間間隔を10秒(10)に定義するパラメータ22を含むトリガ・イベント条件、を提供する。トリガ・イベント条件22は、対応する識別子値“1”、“3”及び“5”を有する3つのアクション識別子34にマッピングされる。該アクション識別子34は、ログID“0x4003”を有するログ収集アクション28、イベントID“268”を有するイベント収集アクション28、及び1(1)のペイロード・サイズと“0x01”の値を有するデータを要求することに対応するアクション・パラメータ30を有する要求−及び−応答アクション28、に対応する。時系列表300を参照して、トリガ・イベント“267”22の最初の発生は、該トリガ・イベント以前の(即ち、前時間)5秒及び該トリガ・イベント以後の(即ち、後時間)10秒として定義される収集ウィンドウ310を設定する。条件22の発生、イベントID“267”に基づくトリガ条件、は、条件パラメータ24に基づく収集ウィンドウの定義を引き起こし、そして更にアクション28によって定義されるアクションを引き起こす。特に、該アクションは、ログID“0x4003”、イベントID“268”中に見つけられる値をロギングすること、及びペイロード・サイズ“1”と値 “0x01”を有するデータ・パケットに対する1度限りの要求への応答をロギングすること、を定義する。このようにして、収集ウィンドウ内の期間中に行われる全ての定義されたアクション28の収集が行われ、そして、1度限りの要求−及び−応答アクション28がペイロード・サイズ“1”とペイロード値“0x01”を有するパケットに対して行われる。定義されたアクション28に対応する全てのデータをトリガ・イベント“267”条件22と同様に含む、ログ・ファイル320が収集される。
図10は、条件22の例、例えば、イベント識別番号(ID)の最大値、値“0xFFFFFFFF”により定常収集に応じて定義する条件パラメータ24を含む定常収集条件、を提供する。定常収集条件22は、対応する識別子値“1”、“3”及び“4”を有する3つのアクション識別子34にマッピングされる。アクション識別子34は、ログID“0x4003”を有するログ収集アクション28、イベントID“268”を有するイベント収集アクション28、及びログID“0x4105”を有するログ収集アクション28、に対応する。時系列表300を参照して、定常収集は、定義されたアクション28の全ての発生が収集されることを決定する。特に、該アクションは、結果として、ログID“0x4003”中に見つけられる値の定常ロギング、イベントID“268”の定常ロギング、及び、ペイロード・サイズ“1”と値 “0x01”を有するデータ・パケットに対して3秒間隔で実施される要求により受信される応答の定常ロギング、をもたらす。このようにして、定義されたアクション28に対応する全てのデータを含むログ・ファイル320が収集される。定常収集条件は、連続的に行われるように設定されることが出来るし、又は、有限な期間の間行われるように設定されることが出来る、ということは注意されるべきである。
図11は、条件22の例、例えば、イベント識別番号(ID)の最大値、値“0xFFFFFFFF”により定常収集に応じて定義する条件パラメータ24を含む定常収集条件、を提供する。定常収集条件22は、対応する識別子値“1”、“3”及び“6”を有する3つのアクション識別子34にマッピングされる。アクション識別子34は、ログID“0x4003”を有するログ収集アクション28、イベントID“268”を有するイベント収集アクション28、及びペイロード・サイズ1(1)と値 “0x01”とサンプル速度3秒を有するデータを要求することに対応するアクション・パラメータ30を有する要求−及び−応答アクション28、に対応する。定義されたサンプル速度は、3秒毎に1度行われる要求−及び−応答の照会を実現する。時系列表300を参照して、定常収集は、定義されたアクション28の全ての発生が収集されることを決定する。特に、値の定常ロギングは、ログID“0x4003”中に見つけられ、イベントID“268”の定常ロギング、及び、要求−及び−応答照会の定常ロギングは、ペイロード・サイズ“1”とペイロード値 “0x01”を有するデータ・パケットに対して3秒のサンプル速度で実施される。このようにして、定義されたアクション28に対応する全てのデータを含むログ・ファイル320が編集される。
図12は、条件22の例、例えば、イベント識別番号(ID)の最大値、値“0xFFFFFFFF”により定常収集に応じて定義する条件パラメータ24を含む定常収集条件、を提供する。定常収集条件22は、対応する識別子値“1”、“3”及び“4”を有する3つのアクション識別子34にマッピングされる。アクション識別子34は、ID値“0x4003”を有するログ収集アクション28、ID値“268”を有するイベント収集アクション28、及びログ収集アクション28、に対応する。それぞれのアクションは、ペイロード適合パラメータを有する。例えば、ログ収集アクション28は、1の値(1)を有するペイロード・サイズ適合アクション・パラメータ30、2の値(2)を有するペイロード・オフセット適合アクション・パラメータ30、及び、値“0x01”を有するペイロード・ブロック適合アクション・パラメータ30を含む。ログ収集アクション28は、1の値(1)を有するペイロード・サイズ適合アクション・パラメータ30、0の値(0)を有するペイロード・オフセット適合アクション・パラメータ30、及び、値“0x00”を有するペイロード・ブロック適合アクション・パラメータ30を含む。ログ収集アクション28は、1の値(1)を有するペイロード・サイズ適合アクション・パラメータ30、4の値(4)を有するペイロード・オフセット適合アクション・パラメータ30、及び、値“0x03”を有するペイロード・ブロック適合アクション・パラメータ30を含む。時系列表300を参照して、定常収集は、アクション・パラメータ30によって定義されるような、必要なペイロード適合を有する定義されたアクション28の全ての発生が収集されることを決定する。例えば、アクション28の最初の発生330、ログ収集アクションID0x4003は、必要なペイロード適合基準、ペイロード・サイズ1、オフセット2及びブロック値“01”、を含み、従って対応するログ“0x4003”が収集される。しかしながら、アクション28の第2の発生332、ログ収集アクション“0x4105”、は、必要なペイロード適合基準;ペイロード・ブロック値が“06”であるが故に、1のペイロード・サイズ、オフセット4及びブロック値“03”、を含まない。従って、対応するログ“0x4105”は、収集されない。同様に、アクション28の第4及び第5の発生336と338は、ペイロード適合を実現しそして収集される、他方、第3の発生334は、ペイロード適合を実現せずそして収集されない。このようにして、定義されたアクション28に対応し且つ必要なペイロード適合基準を有する全てのデータを含む、ログ・ファイル320が収集される。
図13は、条件22の例、例えば、イベント識別番号(ID)の最大値、値“0xFFFFFFFF”により定常収集に応じて定義する条件パラメータ24を含む定常収集条件、を提供する。定常収集条件22は、対応する識別子値“1”及び“4”を有する2つのアクション識別子34にマッピングされる。アクション識別子34は、ログID“0x4003”を有するログ収集アクション28、及びログID“0x4105”を有するログ収集アクション28、に対応する。更に、それぞれのアクションは、関連するサンプル速度アクション・パラメータ30を有する、即ち、ログ収集アクションID“0x4003”28は、毎秒4(4)サンプルのサンプリング速度アクション・パラメータ30値を含み、そして、ログ収集アクションID“0x4105”28は、毎秒2(2)サンプルのサンプリング速度アクション・パラメータ30値を含む。時系列表300を参照して、定常収集とサンプリングは、1秒間隔内にあるログ収集アクションID“0x4003”の最初の4つの発生が収集され、そして、1秒間隔内にあるログ収集アクションID“0x4105”の最初の2つの発生が収集される、ことを決定する。所定の時間間隔の間に行われる他の全てのログ収集の発生は、必ずしも収集されない。本例は、所定の時間間隔内におけるアクションの最初の発生の収集を実現するが、データ収集は、所定の時間間隔内におけるランダムな発生の収集を実現するように設定されることが出来るし、或いは、収集は、他の任意の事前に決定された方式に従って行われることが出来る。このようにして、定義されたアクション28に対応し且つ所定のサンプリング速度パラメータに従って収集された全てのデータ・ログを含む、ログ・ファイル320が収集される。
図14は、条件22の例、例えば、イベント識別番号(ID)の最大値、例えば値“0xFFFFFFFF”、により定常収集に応じて定義する条件パラメータ24を含む定常データ収集条件、を提供する。換言すれば、値“0xFFFFFFFF”は、関連する1又は複数のアクション28を、オプションによりそれぞれの1又は複数のアクション・パラメータ30に基づいて、定常的に実行することを表す事前に決定された値を具備することが出来る。本例では、定常条件22は、対応する識別子値“1”を有する1つのアクション識別子34にマッピングされる。アクション識別子34は、ログID“0x4003”を有するログ収集アクション28に対応する。ログ収集アクション28は、論理値“1”を有するアクション・ロジック・パラメータ30を含む。本例では、論理値“1”は、メッセージのペイロードが先行メッセージのペイロードと異なる場合に限り収集することを規定する収集規則にマッピングされる。ログ収集アクション28は、更に、値2(2)を有するペイロード・サイズ適合パラメータ、値2(2)を有するペイロード・オフセット適合パラメータ、及び、値“0x0000”を有するペイロード・ブロック適合パラメータ、のようなペイロード適合アクション・パラメータ30を含む。このようにして、該収集アクション28は、(2)2のサイズのペイロード・ブロックとオフセット(2)2が先行メッセージのペイロードと異なる場合には、ログID“0x4003”を有するログを収集するだけである。時系列表300を参照して、定常収集は、必要なペイロードの違いを有する定義されたアクション28の全ての発生が収集されることを決定する。示されるように、第1、第4及び第5発生340,346及び348は、先行ペイロードと比較したときに必要なペイロード不適合を規定しており、そしてそのようなものとして、収集される。それに対して、第2及び第3発生342及び344は、先行ペイロードと比較したときに必要なペイロード不適合を規定しない、そしてそれはそれとして、収集されない。第1発生340は、先行発生を規定しない、そしてそのようなものとして、図説される態様では、“先行”ペイロードと適合しないと扱われる、ことが特記される。このようにして、定義されたアクション28に対応し且つ必要なペイロード相違基準を有する全てのデータを含むログ・ファイル320が編集される。
図15を参照して、1つの態様に従い、無線デバイス上におけるデータ収集のようなアクションを設定するための方法の流れ図が示される。イベント400では、諸条件と諸アクションが、ネットワーク・デバイスで実行可能なタスク選択モジュール及び/又はロジック内で、定義される。イベント410では、該タスク設定モジュール及び/又はロジックは、ネットワーク・デバイスにおいて実行され、該ネットワーク・デバイスは、ネットワーク管理者又はサービス・プロバイダがデータ収集条件のようなタスク条件を選択することを可能にする。データ収集条件は、何時データが収集されるべきか、及びある複数の態様では、データが収集されるべきかどうか、を決定する。プログラム可能なロジック内で設定されることが出来るデータ収集条件の例は、定常収集条件、トリガ・イベント収集条件及び類似の条件を含むがこれ等に限定されない。条件の選択を規定することに加えて、該モジュール及び/又はロジックは、更にアクションに対する条件を定義するデータ収集条件に関連付けられる付加パラメータの選択を規定することが出来る。
イベント420では、何らかのアクションが該条件に関連付けられるかどうかの判定が行われる。ある複数の態様では、該条件それ自体がタスクとして働き、その場合、該条件に関連付けられるアクションはない。もし該条件に関連付けられる(単数又は複数の)アクションがない場合、プロセスは、イベント440に進行して、更なる条件の評価が行われる。
もし該条件が関連する(単数又は複数の)アクションを有するならば、その場合イベント430では、一旦該条件が選択されてしまうと該モジュール及び/又はロジックは、データ収集アクションのような、1又は複数のアクションの選択を規定する。データ収集アクションは、条件が満たされた時どのようなデータが収集されるべきかを定義する。データ収集アクションの例は、ログ・データを収集すること、イベント・データを収集すること、要求−及び−応答データを収集すること、及び類似のアクションを含むが、これ等に限定されない。アクションの選択を規定することに加えて、該モジュール及び/又はロジックは、更にアクションを定義する、アクションに関連付けられる付加パラメータの選択を規定することが出来る。
判断440では、更なる条件が選択されるべきかどうかに関して判定が行われる。一般的には、更なる条件選択は、多数のデータ選択アクションのような更なるアクションを実行する必要性によって指示される。もし更なる条件選択が認可されるならば、プロセスは更なる選択のためにイベント410に戻る。
もし全ての条件と関連アクションが既に選択されているならば、その場合イベント450において、設定メッセージが生成される。多くの態様では、該メッセージの構成は、該アプリケーションに関係するパラメータを含む静的構成と、長さが変化し条件とアクションを含むカスタム設定可能な構成、とを含む。ある複数の態様では、設定メッセージは、諸条件を1又は複数のアクションIDにマッピングし、そして該アクションIDは、該アクション・パラメータを含むアクション・ブロックのリスティングに対応する。
イベント460では、一旦設定メッセージが生成されてしまうと、それは該メッセージを受信する1又は複数の無線デバイスに通信され、データ収集設定を決定し、そして、該決定された設定に従いデータ収集を実行する。多くの態様では、該設定メッセージは、無線で通信されるけれども、もし該無線デバイスが無線通信と有線通信双方に対応するならば、有線媒体を介して該設定メッセージを通信することも可能である。
図16を参照して、1つの態様に従い、無線デバイス上における設定可能なデータ収集を提供するための方法の流れ図が提示される。イベント500では、無線デバイスは、タスク設定メッセージを受信する。該メッセージは、データ収集条件又は類似の条件のような、1又は複数のタスク条件を含む。更に、それぞれのタスク条件は、一般的には、一旦該条件が満たされると行われるべき、データ収集のようなアクションを定義する1又は複数の関連するアクションを有する。データ収集アクションの例は、ログ・データを収集すること、イベント・データを収集すること、要求−及び−応答データを収集すること、及び類似のアクションを含むがこれ等に限定されない。
イベント510では、移動体デバイス内部の実行可能なモジュール及び/又はロジックは、該設定メッセージを構文解析して1又は複数の条件と該条件に関連付けられる全てのパラメータを決定する。イベント520では、該実行可能なモジュール及び/又はロジックは、該設定メッセージを更に構文解析してそれぞれの条件に関連付けられる1又は複数のアクション及び該アクションに関連付けられる全てのパラメータを決定する。該実行可能なモジュール及び/又はロジックが、データ収集条件とデー収集アクションを逐次的に、並列に或いは任意の順序で決定することが出来ることは、注意されるべきである。
イベント530では、一旦該条件及び関連アクションが決定されてしまうと、移動体デバイス内部の実行可能なモジュール及び/又はロジックは、該決定された条件及び関連アクションによって規定されるような(単数又は複数の)アクションを実行する。該アクションがデータの収集を含む複数の態様では、収集されたデータは、一般的にはロギングされるデータのフォーマットで該無線デバイスに記憶される。
例えば、ある複数の態様では、イベント530は、設定メッセージ33から構文解析されるそれぞれの条件22及び/又は条件パラメータ24及び/又はアクション28及び/又はアクション・パラメータ30、に対応するリスナー・エージェント51のインスタンス化を具備する。それぞれのリスナー・エージェント51は、その対応する条件22及び/又は条件パラメータ24の発生に対して処理エンジン35をモニタし、そして、アクション・パラメータ30に基づいて後続のアクション28を開始する。例えば、図8を参照して、タスク・モジュール36は、設定メッセージ33を構文解析し、そして、リスナー・エージェント51を、イベントID267、ログID0x4003、イベントID268、及びログID0x4105のそれぞれに対して、インスタンス化する。イベントID267に対応するリスナー・エージェント51は、使用可能にされてタスク・モジュール36と通信し、それによってタスク・モジュール36に設定されたトリガ・イベントの発生を通知する。同時に、他のリスナー・エージェントは、それぞれに対応するログ・コードIDとイベントIDの発生に関連付けられるデータを一時記憶する。ある複数の態様では、対応するリスナー・エージェントからイベントID267の発生の通知を受信すると、タスク・モジュール36は、ログID0x4003、イベントID268、及びログID0x4105に対応するリスナー・エージェントからの一時記憶されたデータを要求する。更に、タスク・モジュール36と関連付けられるロジックが発生前と発生後の条件パラメータに従って該一時記憶されたデータをフィルタ処理し、そして次に該フィルタ処理されたデータをデータ・ログ78中に記録する。
オプションのイベント540では、収集されたデータは、一般的には無線で、ネットワーク・デバイスに通信される。例えば、データ・ログ78は、ユーザ・マネージャ・デバイスのような、ネットワーク・デバイス14に転送される。多くの場合、サービス・プロバイダ又はネットワーク管理者は、ネットワーク及び/又はデバイスの使用性能をモニタするために収集されたデータへの接続を望む。収集されたデータの通信は、該無線デバイスで生じたイベントの発生に基づいて、或いは、ネットワーク管理者、サービス・プロバイダ及び/又は無線装置利用者の依頼に基づいて、該データが収集される場合と同じく、事前に決定された間隔で行われることが出来る。データ収集−設定メッセージは、又収集されたデータの通信に関する設定、例えば、収集されたデータが如何に何時ネットワーク・デバイスに通信されるべきか、を与えることが出来る。
本明細書中で開示された諸実施形態と関連して説明された種々の説明的なロジック、論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array)(FPGA)又は他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリート・ゲート(discrete gate)又はトランジスタ・ロジック(transistor logic)、ディスクリート・ハードウェア部品(discrete hardware components)、或いは本明細書に記載された諸機能を実行するために設計されたそれ等の任意の組合せ、を用いて実装又は実行されることが出来る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであって良い、しかし、その代わりに、該プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、制御器、マイクロ制御器、或いはステート・マシンであって良い。プロセッサは、計算するデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合された1又は複数のマイクロプロセッサ、或いは任意の他のこのような構成、として実装されることも可能である。
更に、本明細書中で開示された諸実施形態に関連して説明された方法或いはアルゴリズムの諸ステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、或いは両者の組合せにおいて、具体化されることが可能である。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、或いは他の任意の公知の記憶媒体形式、中に常駐することが出来る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが該記憶媒体から情報を読み、該記憶媒体に情報を書くことが出来るように、プロセッサと接続されている。それに代わって、記憶媒体は、プロセッサと一体になることも出来る。プロセッサと記憶媒体は、ASICの中に常駐することが可能である。該ASICは、利用者端末の中に常駐することが出来る。それに代わって、プロセッサと記憶媒体は、利用者端末中で個別的部品として常駐することが可能である。更に、ある複数の態様では、方法又はアルゴリズムの諸ステップ及び/又は諸アクションは、機械可読媒体及び/又はコンピュータ可読媒体上の諸命令の1つ又は任意の組合せ又はセットとして常駐することが出来る。
これまでの開示は、説明的な態様及び/又は実施形態を示すけれども、種々の変更と修正が、説明された態様及び/又は添付された請求の範囲によって定義される実施形態の範囲から逸脱することなく、本明細書において行われることが出来たことは注意されるべきである。更に、説明された実施形態の諸構成要素が単数で記載又は主張されることがあるけれども、単数への制限が明白に述べられてない限り、複数が想定される。更に、任意の態様及び/又は実施形態の全て又は一部という記述は、他に説明がない限り、任意の他の態様及び/又は実施形態の全て又は一部という記述を用いて利用されることが出来る。
このようにして、記載された態様は、無線デバイスにおけるデータ収集管理のような、設定可能なタスク管理を規定する。設定可能なデータ収集は、データ収集条件及び関連するデータ収集アクションが、モニタリング・アプリケーション或いはサービス・プロバイダの要求のような、データ収集アプリケーションの要求に基づいて設定されることを可能にする。このような設定可能なデータ収集は、データ収集の変更が必要である場合におけるデータ収集アプリケーションのソース・コードを変更する必要性を取り除く。データ収集及び関連する収集アクションに対する設定条件に加えて、記載された態様は、該条件とアクションに関連付けられるパラメータを設定することを規定する。説明されたデータ収集方式の設定可能な特性は、利用者が飛行中及び/又は動的にデータ収集を修正することを可能にする。
本発明の多くの修正と他の実施形態は、先述の説明と関連図面で提示された教示の利益を有し、本発明が関係する当業者には思い浮かぶであろう。したがって、本発明は開示された具体的な実施形態に限定されないということ、及び、修正と他の実施形態は添付された特許請求の範囲内に含められるように意図されるということ、が理解されるべきである。本明細書では特別な用語が使用されるけれども、それ等は包括的かつ説明的な意味でのみ使用され限定の目的のためには使用されてない。
1つの態様に従う、無線デバイスにおける設定可能なデータ収集を提供するための装置を示す該略図。 1つの態様に従う、設定可能なデータ収集を提供するように動作可能な無線通信デバイスを示すブロック図。 本発明の設定可能なデータ収集をセルラ電話デバイス・レベルで実行するためのセルラ電話ネットワークの1つの態様を示す該略図。 1つの態様に従う、データ収集を設定するように、及び、該データ収集設定パラメータを無線デバイスに通信するように動作可能なネットワーク・デバイスを示すブロック図。 1つの態様に従う、データ収集設定メッセージを示すブロック図。 別の態様に従う、条件ブロックとアクション・ブロックを詳説するデータ収集設定メッセージを示すブロック図。 別の態様に従う、条件配列とアクション配列を詳説するデータ収集設定メッセージを示すブロック図。 1つの態様に従う、トリガ・イベントと関連のログ及びイベントのデータ収集アクションを詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 別の態様に従う、トリガ・イベントと関連のログ、イベントと要求−及び−応答のデータ収集アクションを詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 1つの態様に従う、定常収集イベント条件と関連のログ及びイベントのデータ収集アクションを詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 別の態様に従う、定常収集イベント条件と関連のログ、イベントと要求−及び−応答のデータ収集アクションを詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 1つの態様に従う、定常収集イベント条件と、ペイロード・マッチングを利用する関連のログ及びイベントのデータ収集アクションを詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 1つの態様に従う、定常収集イベント条件と、特定のサンプリング速度で収集されるログを利用する関連のログ・データ収集アクション、を詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 1つの態様に従う、定常収集イベント条件と、ロギング・ロジックを実行する関連のログ・アクション、を詳説する設定されたデータ収集のブロック図と時系列表の例を示す図。 別の態様に従う、ネットワーク・デバイスにおいて無線デバイス・データ収集を設定するための方法を示す流れ図 1つの態様に従う、無線デバイスにおける設定されたデータ収集を提供するための方法を示す流れ図。

Claims (44)

  1. 無線通信デバイスにおいてタスクを実行するための方法であって、
    タスク設定メッセージを受信すること、前記タスク設定メッセージは、前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件と、前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子と、を具備し、
    各条件の前記発生をモニタすること、
    前記それぞれのアクション識別子に基づいて前記アクション・リストを参照すること、ここで、前記アクション識別子は、それぞれ個々の条件に対応する前記アクション・リスト中の複数の動的に設定可能なアクションから各アクションを識別し、および、
    前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行すること
    を具備する方法。
  2. 各条件と各アクションの内の少なくとも1つに基づいて前記無線通信デバイス上のリスナー・エージェントを動的にインスタンス化すること(instantiating)を更に具備する、ここに、各リスナー・エージェントは、前記それぞれの条件の発生を検出することと各対応するアクションの前記実行を開始することの内の少なくとも1つを実行するように動作可能である、請求項1の方法。
  3. 実行することは、前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集することを更に具備する、請求項1の方法。
  4. 実行することは、前記無線通信デバイス上で発生するトリガ・イベントを検出することに基づいて、前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集することを更に具備する、請求項1の方法。
  5. 実行することは、前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを定常的に収集することを更に具備する、請求項1の方法。
  6. 実行することは、前記無線通信デバイス上の事前に決定されたログ位置からデータを収集することを更に具備する、ここに、前記事前に決定されたログ位置は、前記それぞれのアクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づく、請求項1の方法。
  7. 実行することは、前記無線通信デバイス上の処理サブシステムから事前に決定されたイベント・データを収集することを更に具備する、ここに、前記事前に決定されたイベント・データは、前記それぞれのアクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づく、請求項1の方法。
  8. 実行することは、前記それぞれのアクション識別子に対応する第1アクション・パラメータに基づいてデータ・パケットを要求すること、及び前記それぞれのアクション識別子に対応する第2アクション・パラメータに基づいて前記データ・パケットの少なくとも一部を記録すること、を更に具備する、請求項1の方法。
  9. 実行することは、前記デバイスをディスエーブル(disable)すること、デバイス・コンポーネントをディスエーブルすること、限定されたデバイス使用を規定すること、前記デバイス上でアプリケーションを実行すること、及び前記デバイスのコンポーネントを実行させること、の内少なくとも1つを更に具備する、請求項1の方法。
  10. 実行することは、少なくとも1つの条件パラメータに基づいて各条件をモニタすることを更に具備する、請求項1の方法。
  11. 少なくとも1つの条件パラメータに基づいて各条件をモニタすることは、条件優先度、条件オーバーフロー、条件バッファ・サイズ、条件バッファ限度、条件閾値、収集間隔、及びペイロード適合基準、から構成されるグループから選択される少なくとも1つの条件パラメータに基づいて各条件をモニタすることを更に具備する、請求項10の方法。
  12. 受信することは、前記無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの動的に設定可能な条件及び少なくとも1つの動的に設定可能な対応するアクション識別子を具備する前記タスク設定メッセージを受信することを更に具備する、請求項1の方法。
  13. 実行することは、第1アクション優先度、代替アクション優先度、アクション・オーバーフロー、アクション・バッファ・サイズ、アクション・バッファ限度、アクション閾値、ペイロード適合基準及び付加アクション・ロジック、から構成されるグループから選択される少なくとも1つのアクション・パラメータに従い各アクション識別子によって参照される各アクションを実行することを具備する、請求項1の方法。
  14. コンピュータに下記の手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体
    タスク設定メッセージを受信すること、前記タスク設定メッセージは、前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件と、前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子と、を具備し、
    各条件の前記発生をモニタすること、
    前記それぞれのアクション識別子に基づいて前記アクション・リストを参照すること、ここで、前記アクション識別子は、それぞれ個々の条件に対応する前記アクション・リスト中の複数の動的に設定可能なアクションから各アクションを識別し、および、
    前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行すること。
  15. 無線通信デバイス中に実装され、下記の動作を実行するために構成される少なくとも1つのプロセッサ・デバイスであって、前記動作は、
    タスク設定メッセージを受信する動作、前記タスク設定メッセージは、前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件と、前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子と、を具備し、
    各条件の前記発生をモニタする動作、
    前記それぞれのアクション識別子に基づいて前記アクション・リストを参照する動作、ここで、前記アクション識別子は、それぞれ個々の条件に対応する前記アクション・リスト中の複数の動的に設定可能なアクションから各アクションを識別し、および、
    前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行する動作
    である、プロセッサ・デバイス。
  16. 設定可能なタスクを実行することに適応する無線通信デバイスであって、
    タスク設定メッセージを受信するように構成された通信モジュール、前記タスク設定メッセージは、前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件と、前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子、を具備し、
    前記それぞれのアクション識別子に基づいて前記アクション・リストを参照するように構成された処理エンジン、ここで、前記アクション識別子は、それぞれ個々の条件に対応する前記アクション・リスト中の複数の動的に設定可能なアクションから各アクションを識別し、および、
    前記通信モジュールと通信するタスク・モジュールであって、各条件の前記発生をモニタするように、および前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するように構成されたタスク・モジュール
    を具備する無線通信デバイス。
  17. 各条件と各アクションの内の少なくとも1つに基づいて前記無線通信デバイス上で動的にインスタンス化されるリスナー・エージェントを更に具備する、ここに、各リスナー・エージェントは、前記それぞれの条件の発生を検出することと各対応するアクションの前記実行を開始することの内の少なくとも1つを実行するように動作可能である、請求項16の無線通信デバイス。
  18. 前記タスク・モジュールは、前記アクション識別子に対応するアクション・パラメータに従い前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集するように動作可能であるデータ収集モジュールを具備する、請求項16の無線通信デバイス。
  19. 前記タスク・モジュールは、データ収集モジュールを具備する、ここに、前記少なくとも1つの条件はトリガ・イベントを検出することを具備する、及びここに、前記少なくとも1つのアクションは前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集することを具備する、請求項16の無線通信デバイス。
  20. 前記タスク・モジュールは、データ収集モジュールを具備する、ここに、前記少なくとも1つの条件は定常条件を具備し、及びここに、前記少なくとも1つのアクションは前記無線通信デバイスの処理サブシステムから事前に決定されたデータを収集することを具備し、ここに、前記事前に決定されたデータは前記アクション識別子に対応する収集パラメータに基づく、請求項16の無線通信デバイス。
  21. 前記タスク・モジュールは、データ収集モジュールを具備する、及びここに、前記少なくとも1つのアクションは前記無線通信デバイス上の事前に決定されたログ位置から事前に決定されデータを収集することを具備し、ここに、前記事前に決定されたログ位置は前記それぞれのアクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づく、請求項16の無線通信デバイス。
  22. 前記タスク・モジュールは、データ収集モジュールを具備する、及びここに、前記少なくとも1つのアクションは前記無線通信デバイス上の処理サブシステムから事前に決定されたイベント・データを収集することを具備し、ここに、前記事前に決定されたイベント・データは前記それぞれのアクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づく、請求項16の無線通信デバイス。
  23. 前記タスク・モジュールは、前記それぞれのアクション識別子に対応する第1アクション・パラメータに基づいてデータ・パケットを要求するように、及び前記それぞれのアクション識別子に対応する第2アクション・パラメータに基づいて前記データ・パケットの少なくとも一部を記録するように、動作可能なデータ収集モジュールを具備する、請求項16の無線通信デバイス。
  24. 前記少なくとも1つのアクションは、前記デバイスをディスエーブルすること、デバイスのコンポーネントをディスエーブルすること、限定されたデバイス使用を規定すること、前記デバイス上でアプリケーションを実行すること、及び前記アクション識別子に対応するアクション・パラメータに基づいて前記デバイス上のコンポーネントを動作させること、の内の少なくとも1つを具備する、請求項16の無線通信デバイス。
  25. 無線通信デバイスであって、
    タスク設定メッセージを受信するための手段、前記タスク設定メッセージは、前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件と、前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子と、を具備し、
    各条件の前記発生をモニタするための手段、
    前記それぞれのアクション識別子に基づいて前記アクション・リストを参照するための手段、ここで、前記アクション識別子は、それぞれ個々の条件に対応する前記アクション・リスト中の複数の動的に設定可能なアクションから各アクションを識別し、および、
    前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するための手段
    を具備する無線通信デバイス。
  26. タスク設定のための方法であって、
    無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択すること、
    前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記選択された条件前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子、を具備するタスク設定メッセージを生成すること、
    前記タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信すること、ここに、少なくとも1つの無線デバイスは、前記タスク設定メッセージを受信するように、及び前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するように、動作可能である、
    を具備する方法。
  27. 前記タスク設定メッセージの通信は、各条件と各アクションの内の少なくとも1つに基づいて前記無線通信デバイス上のリスナー・エージェントの動的なインスタンス化を起動することを具備する、ここに、各リスナー・エージェントは前記それぞれの条件の発生を検出することと各々の対応するアクションの前記実行を開始することの内の少なくとも1つを実行するように動作可能である、請求項26の方法。
  28. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数のデータ収集条件及び各データ収集条件に関連付けられる少なくとも1つのデータ収集アクションを選択することを更に具備する、請求項26の方法。
  29. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、複数の条件の内の1つをトリガ・イベント条件として更に定義する、請求項26の方法。
  30. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、複数の条件の内の1つを定常イベント条件として更に定義する、請求項26の方法。
  31. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、複数の前記アクションの内の1つをログ・データ収集アクションとして更に定義する、請求項26の方法。
  32. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、複数の前記アクションの内の1つをイベント・データ収集アクションとして更に定義する、請求項26の方法。
  33. 無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択することは、複数の前記アクションの内の1つをデータ・パケット要求アクションとして更に定義する、請求項26の方法。
  34. コンピュータに下記の手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体
    無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択すること、
    前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記選択された条件前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子、を具備するタスク設定メッセージを生成すること、
    前記タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信すること、ここに、少なくとも1つの無線デバイスは、前記タスク設定メッセージを受信するように、及び前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するように、動作可能である。
  35. ネットワーク・デバイス中に実装され、下記の動作を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ・デバイス
    無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択する動作
    前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記選択された条件前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子、を具備するタスク設定メッセージを生成する動作
    前記タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信する動作、ここに、少なくとも1つの無線デバイスは、前記タスク設定メッセージを受信するように、及び前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するように動作可能である。
  36. 無線デバイス上のデータ収集を設定するためのネットワーク・デバイスであって、
    無線通信デバイス上で発生するように動作可能な少なくとも1つの条件、及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクション、の識別情報を受信するように動作可能なタスク設定モジュール、ここに、前記タスク設定モジュールは、タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記少なくとも1つの条件前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、各条件に関連付けられる前記少なくとも1つのアクションを含む、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記少なくとも1つの条件に関連付けられる少なくとも1つのアクション識別子、を具備するタスク設定メッセージを生成するように更に動作可能である、ここに、各アクション識別子は前記メッセージで指定される前記それぞれの少なくとも1つの条件に前記アクション・リストで識別される前記それぞれの動的に設定可能なアクションをマッピングするように動作可能である、及び
    前記タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信するように動作可能な通信モジュール
    を具備するネットワーク・デバイス。
  37. 前記タスク設定メッセージは、各条件と各アクションとの内の少なくとも1つに基づいてリスナー・エージェントを動的にインスタンス化するために各無線デバイス上で動作可能である、ここに、各リスナー・エージェントはそれぞれの条件の発生を検出すること及び各対応するアクションの実行を開始することの内の少なくとも1つを実行するように動作可能である、請求項36のネットワーク・デバイス。
  38. 前記タスク設定モジュールは、複数の前記条件の内の1つをデータ収集条件として及び複数の前記アクションの内の1つをデータ収集アクションとして更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  39. 無線通信デバイスで発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するように動作可能な前記タスク設定モジュールは、複数の前記条件の内の1つをトリガ・イベント条件として更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  40. 無線通信デバイスで発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するように動作可能な前記タスク設定モジュールは、複数の前記条件の内の1つを定常イベント条件として更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  41. 無線通信デバイスで発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するように動作可能な前記タスク設定モジュールは、複数のイベントの内の1つをログ・データ収集アクションとして更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  42. 無線通信デバイスで発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するように動作可能な前記タスク設定モジュールは、複数のイベントの内の1つをイベント・データ収集アクションとして更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  43. 無線通信デバイスで発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するように動作可能な前記タスク設定モジュールは、複数のイベントの内の1つをデータ・パケット要求収集アクションとして更に定義する、請求項36のネットワーク・デバイス。
  44. 無線デバイス上にタスクを設定するためのネットワーク・デバイスであって、
    無線通信デバイスにおいて発生するように動作可能な1又は複数の条件及び各条件に関連付けられる少なくとも1つのアクションを選択するための手段、
    前記タスク設定メッセージの条件部分のサイズを識別する条件リスト・サイズ・ブロックと、前記選択された条件前記タスク設定メッセージの動的に設定可能なアクション部分のサイズを識別するアクション・リスト・サイズ・ブロックと、複数の動的に設定可能なアクションを識別するアクション・リストと、前記アクション・リストにおいて識別される少なくとも1つの動的に設定可能なアクションを前記それぞれの条件にマッピングするように動作可能である少なくとも1つの対応するアクション識別子、を具備するタスク設定メッセージを生成するための手段、及
    前記タスク設定メッセージを1又は複数の無線デバイスに通信するための手段、ここに、少なくとも1つの無線デバイスは、前記タスク設定メッセージを受信するように、及び前記それぞれの条件を検出することに基づいて各条件に対応する各アクション識別子によって参照される各アクションを実行するように動作可能である
    を具備するネットワーク・デバイス。
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