JP4890425B2 - マンガのコマ画像のためのマスク画像の作成方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、マスク画像の作成方法及びプログラムに関する。具体的には、本発明は、マンガのコマ画像のためのマスク画像の作成方法及びプログラムに関する。
マスク画像の作成は、様々な分野で行われている。一方で、マンガの製作過程におけるマスク画像の作成には特別に配慮すべき事項があり、一般的なマスク画像の作成方法をそのまま利用することは難しい。
例えば、近年、マンガを携帯電話やPDA、ポータブル・ゲーム機などの小型端末に配信することが盛んになっている。ページ単位で作成されたマンガをこのような携帯端末の小さな画面にそのまま表示することはできないので、ページ単位のマンガ画像から、小画面に表示できる画像を矩形で切り出す。ここで、切り出される画像はマンガのコマ領域を含むように作成され、コマ画像と呼ばれる。このコマ画像は、コマ領域と、コマ領域以外の領域すなわちマスクされた領域とを含んでいる。しかし、このコマ画像のためのマスク画像を新たに作成しなければならない場合がある。このようなマスク画像の作成はオペレータの作業によるが、それを可能な限り簡略化するためのソフトウェアツールが求められている。
このように、マンガの製作の一工程であるマスク画像の作成工程において利用できるソフトウェアツールが求められている。
上記課題を解決するため、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成する方法は、前記コマ画像のエッジ付近をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する同色領域検出ステップと、前記同色領域検出ステップにて検出された同色領域のうちのある同色領域の色を一定の基準に基づいてマスク色として定めるマスク色決定ステップと、前記マスク色決定ステップにて決定されたマスク色により、前記同色領域を含む同じ色のピクセルの広がりに対して塗りつぶし処理を行ってマスクを生成し、該マスクを前記コマ画像と同じサイズの空の画像に描画して、一時的なマスク画像であるテンポラリマスク画像を新たに作成するテンポラリマスク画像作成ステップと、前記テンポラリマスク画像作成ステップにて作成されたテンポラリマスク画像の塗りつぶされている領域と該テンポラリマスク画像の白地との境界に位置するピクセルを検出するピクセル検出ステップと、前記ピクセル検出ステップにて検出されたピクセルをもとにハフ変換を用いて、前記境界に対応する直線を検出する直線検出ステップと、前記コマ画像のサイズをある拡大率で拡大又はある縮小率で縮小したサイズの空の画像を新たに作成する空画像作成ステップと、前記空画像作成ステップで作成された空の画像に対して、前記直線検出ステップで検出された直線を前記拡大率で拡大又は前記縮小率で縮小して描画する直線描画ステップと、前記マスク色決定ステップにて決定されたマスク色により、前記直線描画ステップで描画された直線と、該直線が描画された画像のエッジとの間を塗りつぶして、最終的なマスク画像を作成するステップとを含む。
別の実施形態で、前記マスク色決定ステップは、前記同色領域検出ステップにて検出された同色領域のうちの最も広い同色領域の色をマスク色として定めるステップとすることができる。
上記問題を解決するため、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成するためのコンピュータプログラムは、マンガのコマ画像をメモリに読み込む手段と、前記コマ画像のエッジ付近をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する同色領域検出手段と、前記同色領域検出手段が検出した同色領域のうちのある同色領域の色を一定の基準に基づいてマスク色として定めて前記メモリに保存するマスク色決定手段と、前記メモリに保存されたマスク色により、前記同色領域を含む同じ色のピクセルの広がりに対して塗りつぶし処理を行ってマスクを生成し、該マスクを前記コマ画像と同じサイズの空の画像に描画して、一時的なマスク画像であるテンポラリマスク画像を新たに作成して前記メモリに保存するテンポラリマスク画像作成手段と、前記メモリに保存されたテンポラリマスク画像の塗りつぶされている領域と該テンポラリマスク画像の白地との境界に位置するピクセルを検出するピクセル検出手段と、前記ピクセル検出手段が検出したピクセルをもとにハフ変換を用いて、前記境界に対応する直線を検出する直線検出手段と、前記コマ画像のサイズをある拡大率で拡大又はある縮小率で縮小したサイズの空の画像を新たに作成して前記メモリに保存する空画像作成手段と、前記空画像作成手段が作成した空の画像に対して、前記直線検出手段で検出した直線を前記拡大率で拡大又は前記縮小率で縮小して描画する直線描画手段と、前記メモリに保存されたマスク色により、前記直線描画手段が描画した直線と、該直線が描画された画像のエッジとの間を塗りつぶして、最終的なマスク画像を作成して前記メモリに保存する最終的なマスク画像作成手段とをコンピュータに実現させる。
別の実施形態で、前記マスク色決定手段は、前記同色領域検出手段にて検出された同色領域のうちの最も広い同色領域の色をマスク色として定めて前記メモリに保存する手段とすることができる。
本発明によれば、マンガのコマ画像に適したマスク画像の作成方法及びコンピュータプログラムを提供することができる。この方法又はコンピュータプログラムにより、マンガのコマ画像のためのマスク画像を作成することで効率的にマンガを製作できる。
次に、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成する方法を実施する一つの形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1はマンガのコマ画像100を示している。コマ画像とは、上述したとおりページ単位のマンガ画像から切り出された画像をいう。
通常、このコマ画像は、マンガのページ画像中の少なくとも一つのコマを含んでいる。図1に示しているように、コマ画像100は、コマ領域110とマスクされた領域120とを含んでいる。マスクされた領域120が、コマ画像100の上端、下端、左端又は右端のいずれかに接するように、コマ画像100を切り出すのが一般的である。
図2は、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成する方法のフローチャートを示している。ステップS201から開始し、ステップS202においてコマ画像100のエッジ付近(縁に近い部分)をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する。すなわち、このステップS201は、マスクされた領域120を検出するためのものである。なお、ここでの「同色」とは厳密な同色という意味である必要はなく、ある範囲をもった同系色を「同色」と考えることができる。
このステップS202におけるスキャンの様子を図3に示している。まず、コマ画像100の上端付近を左から右の方向へカーソル310を移動させて、コマ画像100の上端付近に存在する同色領域を検出する。このカーソル310のサイズは、3×3ピクセルとすることができる。同色領域すなわちマスクされた領域は、コマ画像100のいずれかのエッジに接しているという特徴を持っているため、上端から3ピクセル分をコマ画像100の幅方向にスキャンするだけで、同色領域のうち上端付近にある部分を検出できる。次に、コマ画像100の下端付近を左から右の方向へカーソル310を移動させて、コマ画像100の下端付近に存在する同色領域を検出する。コマ画像100の左端及び右端についてもそれぞれカーソル310を上から下の方向へ移動させて、コマ画像100の左端付近及び右端付近に存在する同色領域を検出する。
ステップS203ではマスク色を決定する。決定方法は任意であるが、例えば、ステップS202で検出された同色領域のうち最も広い領域の色をマスク色として決定することができる。
ステップS204では、ステップS203で決定したマスク色を有する領域に存在するある点(ピクセル)を塗り位置として定める。この塗り位置は、図3の場合、上端付近、下端付近、左端付近及び右端付近から1点ずつ定め、計4点とすることができる。この点は、同色領域内の任意の位置に置くことができる。
ステップS205では、ステップS203で決定したマスク色と、ステップS204で定めた4点の塗り位置とに基づいて、塗りつぶし処理を行ってマスクを生成する。塗りつぶす範囲は、ステップS202で検出された同色領域がコマ画像100において占める範囲により定まる。このようにして生成されたマスクをコマ画像100と同じサイズの空の画像に描画し、一時的なマスク画像を作成する。この一時的なマスク画像をテンポラリマスク画像と呼び、図4に示している。なお、ここでの塗りつぶし処理は、例えばシード・フィル(seed fill)・アルゴリズム又はスキャン・ライン・シード・フィル(scan line seed fill)のアルゴリズムにより行うことができる。
この時点で暫定的なマスク画像であるテンポラリマスク画像400が得られている。しかし、このテンポラリマスク画像400の問題として、マスクとして塗りつぶすべきではないものの、結果的にマスクとして塗りつぶされている部分が画像400に含まれている場合がある。具体的には、図4のテンポラリマスク画像400において符号410で示されている部分である。この部分410は、図1のコマ画像100のマスク領域120に接している集中線の一部に対応しており、本来マスクとはならない部分である。部分410に対応するコマ画像100内の集中線の一部が、コマ画像100においてマスク領域120に接していてかつマスク色と同色で描画されているために、ステップS205で塗りつぶされて部分410が生まれる。
また、異なるサイズのマスク画像を再度作成する場合、このテンポラリマスク画像400を単に拡大又は縮小すると、マスク領域と白地との境界が粗くなるという問題がある。そこで、これらの問題を解決するために以下の処理を実行する。
ステップS206では、テンポラリマスク画像400のマスク領域と白地との境界に位置するピクセルを検出する。この様子を図5に示している。まず、テンポラリマスク画像400の左端から右の方向へマスク領域をスキャンして、マスク領域と白地との境界に位置するピクセルを検出する。同様に、テンポラリマスク画像400の右端から左の方向へ、上端から下の方向へ、そして下端から上の方向へマスク領域をスキャンして、マスク領域と白地との境界に位置するピクセルを検出する。このようにして検出された境界位置のピクセルを図5において黒丸で示している。
なお、テンポラリマスク画像400の左端及び右端からスキャンをする長さは、テンポラリマスク画像400の幅の半分とすることができる。そして、テンポラリマスク画像400の上端及び下端からスキャンをする長さは、テンポラリマスク画像400の高さの半分とすることができる。こうして、テンポラリマスク画像400の全体をスキャンすることができる。これは、マスク領域が画像のエッジに接しているというマンガの画像の特徴を利用したものである。
ステップS207では、ステップS206で検出されたピクセルをもとにハフ変換(Hough変換)を用いて直線を決定する。ハフ変換は、デジタル画像処理で用いられる特徴抽出法の一つであり、本発明においては、ステップS206で検出されたピクセルのうち最も多い数のピクセルを通る直線を決定するために用いる。このようにして検出された直線610及び直線620を図6に示している。
ステップS208では、図7に示すような空の画像700を新たに作成する。この画像700は、後続の処理を経て最終的なマスク画像となる。この画像700のサイズは、コマ画像100と同じサイズとすることができ、あるいはコマ画像100を拡大又は縮小したサイズとすることもできる。本実施例では、コマ画像100に対する画像700の拡大率を120%とする。
ステップS209では、ステップS208で作成された空の画像700に対して、ステップS207で検出された直線を拡大又は縮小して描画する。本実施例では、上述した画像700の拡大率120%に応じて、直線610及び620がそれぞれ拡大率120%で拡大されて描画される。このようにして描画された直線810及び820を図8に示している。
ステップS210では、ステップS209で描画された直線と画像700のエッジとの間をマスク色で塗りつぶす。本実施例では、画像700の左端と直線810との間の領域をマスク色で塗りつぶす。そして、画像700の右端と直線820との間の領域をマスク色で塗りつぶす。このようにしてできた最終的なマスク画像900を図9に示している。そして、ステップS211で手順を終了する。
次に、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成するためのコンピュータプログラムの一つの形態について図面を参照しながら説明する。
図10は、本発明に係るコンピュータプログラムを実行するコンピュータシステム1000を示している。図10に示しているように、コンピュータシステム1000は、マウスやキーボードなどの入力手段1005と、ディスプレイなどの表示手段1010と、メモリ1015などの記憶手段とを備えている。このコンピュータシステム1000は、マンガのコマ画像をメモリに読み込む手段1020と、同色領域検出手段1030と、マスク色決定手段1040と、塗り位置決定手段1050と、テンポラリマスク画像作成手段1060と、ピクセル検出手段1070と、直線検出手段1080と、空画像作成手段1085と、直線描画手段1090と、最終的なマスク画像作成手段1095とをさらに備えている。
図11は、本発明に係るマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成するコンピュータプログラムの処理のフローチャートを示している。まず、ステップS1101から開始し、ステップS1102では、マンガのコマ画像をメモリに読み込む手段1020が、マンガのコマ画像100をメモリ1015に読み込む。
ステップS1103では、同色領域検出手段1030が、メモリ1015に保存されているコマ画像100のエッジ付近(縁に近い部分)をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する。すなわち、このステップS1103では、マスクされた領域120が検出される。なお、ここでの「同色」とは厳密な同色という意味である必要はなく、ある範囲をもった同系色を「同色」と考えることができる。
このステップS1103におけるスキャンの様子を図3に示している。その詳細は、本発明に係る方法の実施例において説明したものと同じであるため、ここでは省略する。
ステップS1104では、マスク色決定手段1040がマスク色を決定して、決定したマスク色をメモリ1015に保存する。決定方法は任意であるが、例えば、ステップS1103で検出された同色領域のうち最も広い領域の色をマスク色として決定することができる。
ステップS1105では、塗り位置決定手段1050が、ステップS1104で決定したマスク色を有する領域に存在するある点(ピクセル)を塗り位置として定めて、その塗り位置をメモリ1015に保存する。この塗り位置は、図3の場合、上端付近、下端付近、左端付近及び右端付近から1点ずつ定め、計4点をメモリ1015に保存することができる。この点は、同色領域内の任意の位置に置くことができる。
ステップS1106では、テンポラリマスク画像作成手段1060が、メモリ1015に保存されているマスク色と、メモリ1015に保存されている4点の塗り位置とに基づいて、塗りつぶし処理を行ってマスクを生成する。塗りつぶす範囲は、ステップS1103で検出された同色領域がコマ画像100において占める範囲により定まる。そして、テンポラリマスク画像作成手段1060は、生成したマスクをコマ画像100と同じサイズの空の画像に描画し、一時的なマスク画像を作成してメモリ1015に保存する。この一時的なマスク画像をテンポラリマスク画像と呼び、図4に既に示したとおりである。なお、ここでの塗りつぶし処理は、例えばシード・フィル(seed fill)・アルゴリズム又はスキャン・ライン・シード・フィル(scan line seed fill)のアルゴリズムにより行うことができる。
この時点で暫定的なマスク画像であるテンポラリマスク画像400が得られている。しかし、このテンポラリマスク画像400の問題として、マスクとして塗りつぶすべきではないものの、結果的にマスクとして塗りつぶされている部分が画像400に含まれている場合がある。具体的には、図4のテンポラリマスク画像400において符号410で示されている部分である。この部分410は、図1のコマ画像100のマスク領域120に接している集中線の一部に対応しており、本来マスクとはならない部分である。部分410に対応するコマ画像100内の集中線の一部が、コマ画像100においてマスク領域120に接していてかつマスク色と同色で描画されているために、ステップS205でマスクとして塗りつぶされて部分410が生まれる。
また、異なるサイズのマスク画像を再度作成する場合、このテンポラリマスク画像400を単に拡大又は縮小すると、マスク領域と白地との境界が粗くなるという問題がある。そこで、これらの問題を解決するために以下の処理を実行する。
ステップS1107では、ピクセル検出手段1070が、メモリ1015に保存されているテンポラリマスク画像400のマスク領域と白地との境界に位置するピクセルを検出する。この様子は本発明に係る方法の実施例において図5を参照しながら説明したとおりである。
ステップS1108では、直線検出手段1080が、ステップS1107で検出されたピクセルをもとにハフ変換(Hough変換)を用いて直線を決定する。このようにして、図6に示した直線610及び直線620が検出される。
ステップS1109では、空画像作成手段1085が、図7に示すような空の画像700を新たに作成してメモリ1015に保存する。この画像700は、後続の処理を経て最終的なマスク画像となる。この画像700のサイズは、コマ画像100と同じサイズとすることができ、あるいはコマ画像100を拡大又は縮小したサイズとすることもできる。本実施例では、コマ画像100に対する画像700の拡大率を120%とする。
ステップS1110では、直線描画手段1090が、ステップS1109で作成された空の画像700に対して、ステップS1108で検出された直線を拡大又は縮小して描画する。本実施例では、上述した画像700の拡大率120%に応じて、直線610及び620がそれぞれ拡大率120%で拡大されて描画される。このようにして描画された直線810及び820を図8に示している。
ステップS1111では、最終的なマスク画像作成手段1095が、ステップS1110で描画された直線と画像700のエッジとの間をマスク色で塗りつぶす。本実施例では、最終的なマスク画像作成手段1095が、画像700の左端と直線810との間の領域をマスク色で塗りつぶす。そして、最終的なマスク画像作成手段1095が、画像700の右端と直線820との間の領域をマスク色で塗りつぶして、最終的なマスク画像900を作成し、メモリ1015に保存する。図9は、このようにしてできた最終的なマスク画像900を示している。そして、ステップS1112で手順を終了する。
本発明に係る方法及び本発明に係るコンピュータプログラムによれば、マンガのコマ画像のためのマスク画像を作成することができ、効率的にマンガを製作することができる。
マンガのコマ画像の一例を示す平面図である。 本発明に係る方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ステップS202におけるスキャンの様子を示す説明図である。 テンポラリマスク画像の一例を示す平面図である。 ステップS206においてマスク領域と白地との境界に位置するピクセルの検出の様子を示す説明図である。 ステップS207において決定された直線を示す平面図である。 ステップS208で作成された空の画像の一例を示す平面図である。 ステップS209で描画された直線を示す平面図である。 最終的なマスク画像を示す平面図である。 本発明に係るコンピュータプログラムを実行するコンピュータシステム1000のブロック図である。 本発明に係るコンピュータプログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 コマ画像
110 コマ領域
120 マスク領域
310 カーソル
400 テンポラリマスク画像
410 マスクとして塗りつぶすべきではない部分
610、620、810、820 直線
700 空の画像
900 最終的なマスク画像
1005 入力手段
1010 表示手段
1015 メモリ
1020 マンガのコマ画像をメモリに読み込む手段
1030 同色領域検出手段
1040 マスク色決定手段
1050 塗り位置決定手段
1060 テンポラリマスク画像作成手段
1070 ピクセル検出手段
1080 直線検出手段
1085 空画像作成手段
1090 直線描画手段
1095 最終的なマスク画像作成手段

Claims (4)

  1. マンガのコマ画像のエッジ付近をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する同色領域検出ステップと、
    前記同色領域検出ステップにて検出された同色領域のうちのある同色領域の色を一定の基準に基づいてマスク色として定めるマスク色決定ステップと、
    前記マスク色決定ステップにて決定されたマスク色により、前記同色領域を含む同じ色のピクセルの広がりに対して塗りつぶし処理を行ってマスクを生成し、該マスクを前記コマ画像と同じサイズの空の画像に描画して、一時的なマスク画像であるテンポラリマスク画像を新たに作成するテンポラリマスク画像作成ステップと、
    前記テンポラリマスク画像作成ステップにて作成されたテンポラリマスク画像の塗りつぶされている領域と該テンポラリマスク画像の白地との境界に位置するピクセルを検出するピクセル検出ステップと、
    前記ピクセル検出ステップにて検出されたピクセルをもとにハフ変換を用いて、前記境界に対応する直線を検出する直線検出ステップと、
    前記コマ画像のサイズをある拡大率で拡大又はある縮小率で縮小したサイズの空の画像を新たに作成する空画像作成ステップと、
    前記空画像作成ステップで作成された空の画像に対して、前記直線検出ステップで検出された直線を前記拡大率で拡大又は前記縮小率で縮小して描画する直線描画ステップと、
    前記マスク色決定ステップにて決定されたマスク色により、前記直線描画ステップで描画された直線と、該直線が描画された画像のエッジとの間を塗りつぶして、最終的なマスク画像を作成するステップと
    を含むマンガのコマ画像のためのマスク画像を作成する方法。
  2. 前記マスク色決定ステップが、前記同色領域検出ステップにて検出された同色領域のうちの最も広い同色領域の色をマスク色として定めるステップである、請求項1に記載の方法。
  3. マンガのコマ画像をメモリに読み込む手段と、
    前記コマ画像のエッジ付近をスキャンして同じ色のピクセルが広がっている同色領域を検出する同色領域検出手段と、
    前記同色領域検出手段が検出した同色領域のうちのある同色領域の色を一定の基準に基づいてマスク色として定めて前記メモリに保存するマスク色決定手段と、
    前記メモリに保存されたマスク色により、前記同色領域を含む同じ色のピクセルの広がりに対して塗りつぶし処理を行ってマスクを生成し、該マスクを前記コマ画像と同じサイズの空の画像に描画して、一時的なマスク画像であるテンポラリマスク画像を新たに作成して前記メモリに保存するテンポラリマスク画像作成手段と、
    前記メモリに保存されたテンポラリマスク画像の塗りつぶされている領域と該テンポラリマスク画像の白地との境界に位置するピクセルを検出するピクセル検出手段と、
    前記ピクセル検出手段が検出したピクセルをもとにハフ変換を用いて、前記境界に対応する直線を検出する直線検出手段と、
    前記コマ画像のサイズをある拡大率で拡大又はある縮小率で縮小したサイズの空の画像を新たに作成して前記メモリに保存する空画像作成手段と、
    前記空画像作成手段が作成した空の画像に対して、前記直線検出手段で検出した直線を前記拡大率で拡大又は前記縮小率で縮小して描画する直線描画手段と、
    前記メモリに保存されたマスク色により、前記直線描画手段が描画した直線と、該直線が描画された画像のエッジとの間を塗りつぶして、最終的なマスク画像を作成して前記メモリに保存する最終的なマスク画像作成手段と
    をコンピュータに実現させる、マンガのコマ画像のためのマスク画像を作成するためのコンピュータプログラム。
  4. 前記マスク色決定手段が、前記同色領域検出手段にて検出された同色領域のうちの最も広い同色領域の色をマスク色として定めて前記メモリに保存する手段である、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
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