JP4886479B2 - 動きベクトル補正装置、動きベクトル補正プログラム、補間フレーム生成装置及び映像補正装置 - Google Patents
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フレーム全体の明滅に対しては、時間方向の低域通過フィルタを適用する方法がある(非特許文献2)。この手法では、明滅を低減することはできるが完全に取り除くことは原理的に難しい。
何れの用途においても、検出された動きベクトルが適切でないと画質が劣化してしまうため、検出された動きベクトルが適切かどうかを判断して、補正する方法が従来から提案されている(例えば、特許文献1〜6、非特許文献3)。
また、動きベクトルを補正する手法としては、周辺ベクトルの平均ベクトルに基づいて補正する手法(特許文献2〜6)や、周辺ベクトルの内の中間ベクトルに置き換える手法(特許文献1、非特許文献3)などがある。
すなわち、周囲に存在する不正ベクトルの偏差が大きく、また不正ベクトルの数が多くなる程、平均ベクトルや中間ベクトルへの影響が大きく、動きベクトルの適切な補正が困難であった。
また、この動きベクトル補正装置によって補正した動きベクトルを用いて、フレーム間を補間する補間フレームを生成する補間フレーム生成装置を提供することを他の目的とする。
さらに、この動きベクトル補正装置によって補正した動きベクトルを用いて、フラッシュなどの影響により大きく輝度変動した領域を含むフレームを補正する映像補正装置を提供することを他の目的とする。
そして、動きベクトル補正装置は、平均ベクトル算出手段によって、補正対象の動きベクトルである補正対象ベクトルが検出された単位領域の周辺の、例えば、8近傍や24近傍の単位領域において検出された動きベクトルである周辺ベクトルにおいて、所定の基準に基づいて、当該周辺ベクトルの内で向きや大きさの偏差の大きなベクトルを除外して、周辺ベクトルの平均ベクトルを算出する。
これによって、補正対象ベクトルが周辺ベクトルとの相関が低い不正なベクトルであると判断される場合に、選択的に平均ベクトルに置き換えることができる。
これによって、周囲の動きベクトルとの相関が低い不正ベクトルが複数含まれる場合であっても、これらの不正ベクトルを適切に除外して平均ベクトルを算出することができる。
そして、動きベクトル補正プログラムは、平均ベクトル算出手段によって、補正対象の動きベクトルである補正対象ベクトルが検出された単位領域の周辺の、例えば、8近傍や24近傍の単位領域において検出された動きベクトルである周辺ベクトルにおいて、所定の基準に基づいて、当該周辺ベクトルの内で向きや大きさの偏差の大きなベクトルを除外して、周辺ベクトルの平均ベクトルを算出する。
これによって、補正対象ベクトルが周辺ベクトルとの相関が低い不正なベクトルであると判断される場合に、選択的に平均ベクトルに置き換えることができる。
そして、補間フレーム生成装置は、補間フレーム生成手段によって、2つのフレームと、動きベクトル補正装置によって補正された動きベクトルとに基づいて、当該2つのフレームの間を補間する補間フレームを生成する。
これによって、補間フレーム生成装置は、不正ベクトルの影響が除去された動きベクトルに基づいて、補間フレームを生成することができる。
そして、映像補正装置は、補間フレーム生成手段によって、前フレームと、後フレームと、動きベクトル補正装置で補正した動きベクトルとに基づいて、動画像において、補正対象フレームの位置における補間フレームを生成する。
そして、この単位領域が輝度変動領域として検出された場合は、この単位領域の画素データとして補間フレーム生成装置によって生成された補間フレームの画素データを選択し、この単位領域が輝度変動領域でない場合は、補正対象フレームの画素データを選択することによって、補間フレームと補正対象フレームとを合成して補正フレームを生成する。
これによって、映像補正装置は、例えば、フラッシュなどの影響により、前後のフレームと輝度が大きく変動した領域のみを選択的に、不正ベクトルの影響が除去された動きベクトルに基づいて生成された補間フレームに置き換えて補正フレームを生成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、周辺ベクトルの中に不正ベクトルが複数含まれる場合であっても、これらの不正ベクトルを適切に除外して平均ベクトルを算出するため、動きベクトルの検出精度が悪い領域においても適切な動きベクトルに補正することができる。
請求項4に記載の発明によれば、不正ベクトルの影響が除去された動きベクトルに基づいて、補間フレームを生成するため、補間フレームにブロックノイズなどの画質劣化の発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前後のフレームと輝度が大きく変動した領域のみを選択的に、補間フレームに置き換えて補正フレームを生成するため、フラッシュなどの影響を受けずに輝度変動していない領域は、元のフレームの先鋭な画像を維持することができる。
<フレーム補正装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明の実施形態であるフレーム補正装置(映像補正装置)1の構成について説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態のフレーム補正装置の構成を示すブロック図である。
以下、各部の構成について説明する。
補間フレーム生成装置10は、フラッシュフレームfnの直前のフレームfn−1と直後のフレームfn+1とに基づき、フラッシュフレームfnに代えて使用する補間フレームfinを生成し、フレーム合成部15に出力する。
例えば、フレームの画素サイズが720×480のときに、単位ブロックを16×16の画素サイズとすると、フレームを45×30=1350個の単位ブロックに分割し、動きベクトル検出部11は、この単位ブロック毎に動きベクトルvを検出して出力する。
2つのフレーム間の動きベクトルvは、例えば、ブロックマッチング法によって検出することができる。ブロックマッチング法によれば、動きベクトルvを検出する一方のフレーム(例えば、fn−1)を、前記したように所定の単位ブロックに分割する。そして、他方のフレームfn+1における同サイズの単位ブロックの位置を様々に変化させ、フレームfn−1における補正対象ブロックとのブロック間のコストが最小となる位置を探索する方法である。このときの両フレームにおける単位ブロックの相対位置として動きベクトルvが検出される。
なお、ブロック間のコストは、例えば、両フレームのブロックの対応する画素同士の差分の絶対値の和(絶対差分和)や差分の二乗の和(差分二乗和)として算出すことができる。このブロックマッチングを、最初に単位ブロックに分割したフレームfn−1のすべての単位ブロックについて行うことによって、単位ブロック毎の動きベクトルvを得ることができる。
これによって、フラッシュフレームfnにおける動きベクトルvの推定精度を向上することができる。
また、フラッシュフレームfnと直前のフレームfn−1との間のブロック間のコストに代えて、あるいは加えて、フラッシュフレームfnと直後のフレームfn+1との間のブロック間のコストを算出して用いるようにしてもよい。
また、ブロック間のコストを他のコスト関数によって算出するようにしてもよく、さらに、ブロックマッチング法以外の方法により動きベクトルvを検出するようにしてもよい。
図3は、単位ブロックに分割されたフレームの一部分を示すものであり、3×3の9個のブロック領域を示している。
本発明は、このような不正ベクトルを除外して平均ベクトルを算出することにより、補正対象ベクトルv1の周囲に不正ベクトルが存在した場合でも、その影響を受けずに適切な補正を行うものである。
なお、参照する周辺ブロックはこれらに限定されるものではなく、例えば、5×5ブロックの内で、中心から離れた、四隅のブロックを除く20近傍の周辺ブロックにおける動きベクトルを参照するようにしてもよい。
動きベクトル保持部21は、動きベクトル検出部11(図1参照)によって、単位ブロック毎に検出された動きベクトルvを一時的に保持する記憶手段である。そして、少なくとも補正対象ベクトルvtと、この補正対象ベクトルvtを補正するために参照する周辺ベクトルvnとを保持し、これらのベクトル値を同時に参照することができるようにするための記憶手段である。動きベクトル保持部21は、保持した動きベクトルvの内で、補正対象ベクトルvtを補正処理部23の選択部23a及び差分算出部23bに出力し、周辺ベクトルvnを四分位平均ベクトル算出部22に出力する。
例えば、図3に示したように、3×3のブロック領域を参照する場合は、動きベクトル保持部21は、補正対象ベクトルvtとして動きベクトルv1を出力し、周辺ベクトルvnとして動きベクトルv2〜v9を出力する。
図5は、周辺ベクトルvn(図3に示した例では、ベクトルv2〜v9)のx成分値(又は、y成分値)の大きさを横軸に示し、その累積頻度を縦軸に示したグラフである。四分位平均ベクトルvqは、図5に示した累積頻度の中で、x成分値(又は、y成分値)の大きさが、下位の4分の1のx成分値(又は、y成分値)と、上位の4分の1のx成分値(又は、y成分値)をもつ周辺ベクトルを不正ベクトルであると判定して除外し、残りの2分の1のx成分値(又は、y成分値)の平均値をx成分値(又は、y成分値)とする平均ベクトルである。なお、本実施形態では、x成分とy成分とは、それぞれ独立に順位付けして四分位平均を算出するようにした。
これによって、周辺ベクトルvnから不正ベクトルの影響を除去した適切な平均ベクトルを算出することができる。
例えば、図3に示したように、3×3のブロック領域における周辺ベクトルvnを参照する場合は、N=8であり、上位4分の1、すなわち、1番目及び2番目のx成分値(又は、y成分値)と、下位4分の1、すなわち、7番目及び8番目のx成分値(又は、y成分値)を除外して、3番目から6番目までの4個のx成分値(又は、y成分値)の平均値が、四分位平均ベクトルvqのx成分値(又は、y成分値)となる。
あるいは、平均値との絶対差分を算出し、この絶対差分が所定の閾値以上である場合に不正ベクトルであると判断してこの成分値を除外するようにしてもよい。
また、周辺ベクトルvnの成分値の平均値及び標準偏差を算出し、各成分値の平均値からの偏差と標準偏差に基づいて、例えば、平均値からの偏差が標準偏差を超える成分値を除外するようにしてもよい。
図2に示したように、補正処理部23は、選択部23aと、差分算出部23bと、判定部23cとを備えて構成される。補正処理部23は、動きベクトル保持部21から出力された補正対象ベクトルvtを、四分位平均ベクトル算出部22から出力された周辺ベクトルの四分位平均ベクトルvqに基づいて補正し、得られた補正ベクトルvcrrを補間フレーム生成部13(図1参照)に出力する。
判定部23cは、差分算出部23bが算出した差分の絶対値|vt−vq|と、所定の閾値thr1とを比較して、補正対象ベクトルvtが補正すべき不正なベクトルかどうかを判定し、判定結果を選択部23aに出力する。
選択部23aは、式(4)に示したように、判定部23cの判定結果に基づき、差分の絶対値が閾値thr1よりも小さい場合は、補正対象ベクトルvtをそのまま補正ベクトルvcrrとして出力し、差分の絶対値が閾値thr1以上の場合は、四分位平均ベクトルvqを補正ベクトルvcrrとして出力する。
補間フレーム生成部13は、フラッシュフレームfnの直前のフレームfn−1と、直後のフレームfn+1と、動きベクトル補正部12によって出力された動きベクトルvの補正ベクトルvcrrとに基づいて、フラッシュフレームfnに代えて使用するための補間フレームfinを生成してフレーム合成部15に出力する。
ただし、式(3)において、ベクトルrは各単位ブロック内における座標を示し、fn(r)などは、フレームfnの座標rにおける輝度値などの画素データを表わす。
これによって、フラッシュが到達して輝度が上昇した近景領域と、フラッシュが到達せずに輝度変動しない背景(遠景)領域とを適切に判別することができる。
次に、図6を参照(適宜図1参照)して、フレーム補正装置(映像補正装置)1の動作について説明する。ここで、図6は、本発明の実施形態のフレーム補正装置の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、ステップS12からステップS14までの補間フレームを生成するための処理と、ステップS15のフラッシュ非到達領域を検出する処理とは、処理の順序が入れ替わってもよく、また、並行して処理を行うようにしてもよい。
<動きベクトル補正部の動作>
次に、図7を参照(適宜図1及び図2参照)して、動きベクトル補正部12の動作について説明する。ここで、図7は、本発明の実施形態の動きベクトル補正部の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7に示したフローチャートの処理は、図6に示したフローチャートのステップS13に相当する動きベクトル補正処理である。
次に、図8から図10を参照して、本発明の動きベクトル補正部12によって、動きベクトルの補正処理を行った実験結果について説明する。ここで、図8は、動きベクトルを補正するフレームの例の概要を示す図であり、図9は、図8に示したフレームから動きベクトルを検出した結果を示す図であり、図10は、図9に示した動きベクトルを補正した結果を示す図である。
図9に示したように、力士や優勝杯の輝度値が平坦な領域に、周囲のベクトルと向きや大きさが極端に異なる不正ベクトルが多く検出されていることが分る。
また、本発明のフレーム補正装置1によって、このフラッシュフレームを補正することにより、フラッシュの影響がない背景領域の輝度値は変化せず、人物領域のみが適切に補正されて、動画像として閲覧した場合にはフレーム間の動きに連続性のある良好な結果が得られることを確認した。
10 補間フレーム生成装置
11 動きベクトル検出部(動きベクトル検出手段)
12 動きベクトル補正部(動きベクトル補正装置)
13 補間フレーム生成部(補間フレーム生成手段)
14 フラッシュ非到達領域検出部(高輝度領域検出手段)
15 フレーム合成部(フレーム合成手段)
21 動きベクトル保持部
22 四分位平均ベクトル算出部(平均ベクトル算出手段)
23 補正処理部(補正処理手段)
v 動きベクトル
vcrr 補正ベクトル
vn 周辺ベクトル
vq 四分位平均ベクトル(平均ベクトル)
vt 補正対象ベクトル
fn フラッシュフレーム(補正対象フレーム)
fn−1 直前のフレーム(前フレーム)
fn+1 直後のフレーム(後フレーム)
fin 補間フレーム
f’n 補正フレーム
Claims (5)
- 動画像における所定の単位領域毎に検出された動きベクトルを補正する動きベクトル補正装置であって、
前記動画像における2つのフレーム間における動きベクトルを、前記単位領域毎に検出する動きベクトル検出手段と、
補正対象の動きベクトルである補正対象ベクトルが検出された前記単位領域の周辺の単位領域において検出された動きベクトルである周辺ベクトルにおいて、所定の基準に基づいて、当該周辺ベクトルの内で偏差の大きなベクトルを除外して、前記周辺ベクトルの平均ベクトルを算出する平均ベクトル算出手段と、
前記補正対象ベクトルと前記平均ベクトルとの差分の絶対値が所定の値よりも大きい場合は、前記平均ベクトルを選択し、前記差分の絶対値が前記所定の値以下の場合は、前記補正対象ベクトルを選択し、前記補正対象ベクトルが検出された単位領域における動きベクトルとする補正処理手段と、を備え、
前記動きベクトル検出手段は、
ブロックマッチング法による動きベクトルの検出として、
前記動画像における任意のフレームである注目フレームについて、時間的に前の前フレーム及び前記注目フレームに対して時間的に後の後フレーム間の輝度値を用いたブロック間コストと、
前記注目フレーム及び前記前フレーム間、又は前記注目フレーム及び前記後フレーム間の何れかのエッジ情報、あるいは、前記注目フレーム及び前記前フレーム間と前記注目フレーム及び前記後フレーム間とのエッジ情報を用いたブロック間コストと、を算出し、
前記輝度値を用いたブロック間コストと前記エッジ情報を用いたブロック間コストとの和が最小になる動きベクトルを検出する
ことを特徴とする動きベクトル補正装置。 - 前記平均ベクトル算出手段は、前記周辺ベクトルの成分毎に、成分値の大きさが上位の4分の1及び下位の4分の1の成分値を除外して平均値を算出し、当該平均値を成分とするベクトルを前記平均ベクトルとすることを特徴とする請求項1に記載の動きベクトル補正装置。
- 動画像における所定の単位領域毎に検出された動きベクトルを補正するために、コンピュータを、
前記動画像における2つのフレーム間における動きベクトルを、前記単位領域毎に検出する動きベクトル検出手段、
補正対象の動きベクトルである補正対象ベクトルが検出された前記単位領域の周辺の単位領域において検出された動きベクトルである周辺ベクトルにおいて、所定の基準に基づいて、当該周辺ベクトルの内の偏差の大きなベクトルを除外して、前記周辺ベクトルの平均ベクトルを算出する平均ベクトル算出手段、
前記補正対象ベクトルと前記平均ベクトルとの差分の絶対値が所定の値よりも大きい場合は、前記平均ベクトルを選択し、前記差分の絶対値が前記所定の値以下の場合は、前記補正対象ベクトルを選択し、前記補正対象ベクトルが検出された単位領域における動きベクトルとする補正処理手段、として機能させ、
前記動きベクトル検出手段は、
ブロックマッチング法による動きベクトルの検出として、
前記動画像における任意のフレームである注目フレームについて、時間的に前の前フレーム及び前記注目フレームに対して時間的に後の後フレーム間の輝度値を用いたブロック間コストと、
前記注目フレーム及び前記前フレーム間、又は前記注目フレーム及び前記後フレーム間の何れかのエッジ情報、あるいは、前記注目フレーム及び前記前フレーム間と前記注目フレーム及び前記後フレーム間とのエッジ情報を用いたブロック間コストと、を算出し、
前記輝度値を用いたブロック間コストと前記エッジ情報を用いたブロック間コストとの和が最小になる動きベクトルを検出する
ことを特徴とする動きベクトル補正プログラム。 - 動画像における2つのフレーム間における動きベクトルを、所定の単位領域毎に検出し、当該動きベクトルを補正する請求項1又は請求項2に記載の動きベクトル補正装置と、
前記2つのフレームと、前記動きベクトル補正装置によって補正された動きベクトルとに基づいて、前記2つのフレーム間を補間する補間フレームを生成する補間フレーム生成手段と、
を備えることを特徴とする補間フレーム生成装置。 - 動画像において時間的に前の前フレーム及び時間的に後の後フレームに対して輝度変動が大きい輝度変動領域を含むフレームを補正する映像補正装置であって、
前記輝度変動領域を含む補正対象フレームに対して、前記前フレーム及び前記後フレーム間の動きベクトルを、所定の単位領域毎に検出し、当該動きベクトルを補正する請求項1又は請求項2に記載の動きベクトル補正装置と、
前記前フレームと、前記後フレームと、前記動きベクトル補正装置によって補正された動きベクトルとに基づいて、前記動画像において、前記補正対象フレームの位置における補間フレームを生成する補間フレーム生成手段と、
前記前フレーム又は前記後フレームと、前記補正対象フレームとを比較して、前記補正対象フレームにおいて、前記単位領域毎に、所定の基準に基づいて、輝度変動が大きい輝度変動領域かどうかを検出する輝度変動領域検出手段と、
前記輝度変動領域検出手段によって前記単位領域が輝度変動領域として検出された場合は、当該単位領域の画素データとして前記補間フレーム生成装置によって生成された補間フレームの画素データを選択し、前記単位領域が輝度変動領域でない場合は、前記補正対象フレームの画素データを選択することによって、前記補間フレームと前記補正対象フレームとを合成して補正フレームを生成するフレーム合成手段と、
を備えることを特徴とする映像補正装置。
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