JP4885057B2 - 基地局及び基地局制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、CDMA2000 Evolution(Ultra Mobile Broadband:UMB)に採用される半接続状態(Semi Connected State)に関連する、基地局及び基地局制御方法に関する。
直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)等のテクノロジーを使って高度化されたCDMA2000シリーズの上位レイヤに実装される機能である、半接続動作(Semi Connected Operation)が知られている。
この半接続動作においては、省電力を目的として、メディアアクセス制御識別子(Media Access Control Identifier:MAC-ID)をアサインされるが、上り回線(Reverse Link:RL)を送信しない、且つ、下り回線(Forward Link:FL)のアサインされた部分の受信を続ける半接続状態(Semi Connected State)を設ける。半接続状態を設けることにより、半接続状態から通信状態(Open State)へと遷移することができるので、待受状態(Idle State)から通信状態へと遷移する場合より速くなった。
この半接続動作は、CDMA2000 Air Interface Evolution(Loosely Backwards Compatible:LBC)において採用されたものであり(非特許文献1参照)、プッシュツートーク(Push To Talk:PTT)の受信時に用いると有効である。例えば、セルラーシステム上でのPTT(プッシュツートークオンセルラー:PoC)においては2以上の端末(移動機、Access Terminal:AT)がグループとして扱われ、同時に、待機(待受状態)或いは受信状態にある。
つまり、2つ以上の端末をグループ化し、グループ内のある端末が送話しているとき、他の端末は受信状態にすることで、ディスパッチ業務グループコール等の目的に用いる。この動作スタイルでは、端末は殆どの時間を受信のみで対応する。即ち、上りの送信を最小限に抑えることが消費電力の低減に貢献する。このような、端末の消費電力の低減に関する技術については、例えば、「無線通信システム」(特許文献1参照)に開示されている。
ところで、待機状態から通話状態への移行は、アクセスステート、MAC−IDの取得などを経る必要があるため、時間がかかる。待受状態のときは、ページング監視周期(通常、1秒から10秒に設定される)でページングを監視するため、通話の開始が遅くなってしまう。従って、通話の頭の部分が途切れてしまうことが避けられなかった。
これに対し、半接続状態(Semi Connected State)を用いると、基地局からの下りの共通チャネル受信は常時行うことができる。つまり、毎フレーム単位(通常、5〜500ms)に送出される下りチャネルのアサインの情報を監視し続ける。通信状態への回復が早く「受話の頭途切れが少ない」半接続状態は、端末がMAC−IDをアサインされたままトラフィックチャネルのリソースを消費しない状態になっている。
半接続状態(Semi Connected State)とは、移動機が以下の動作をする。
(1)省電力状態
(2)上り送信(リバースコントロールチャネルの送信)はしない
(3)MAC-IDを保持する
(4)定期的に上り又は下り回線の割り当て情報(F-SCCH:Forward Shared Control Channel)をモニタする
この半接続状態は、上り送信を行うためにアクセスする(Access Attempt)と、つまり、通信状態へ遷移すると解除される。
特開2004−172772号公報 3GPP2 TSG-CC21-20061030-009R2-Qualcomm_Semi Connected_Mode.pdf
しかしながら、半接続状態(Semi Connected State)では、端末が、エアインターフェース上の各セクタ毎に割り当てられる5〜11bitの値であるMAC-IDをアサインされたまま、受信オンリーの状態になるため、MAC-IDが不足する事態が想定される。つまり、同一のセクタ内で無秩序に多くの端末が半接続状態になると、MAC-IDが不足して半接続状態を必要とするユーザ(端末)に対して半接続状態への遷移を許可することができなかったり、トラフィックチャネルの空き容量が十分あるのにMAC−IDが不足して、新たに端末が通信を開始することができない状態が想定されることになる。
このような状態を回避するため、適切な半接続状態を許可するMAC−IDの選定を行わないと、半接続状態を必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができなくなってしまう。
この発明の目的は、適切な半接続状態許可MAC−IDの選定を行って、半接続状態を必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができる基地局及び基地局制御方法を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る基地局は、自局が制御する移動機を識別するための移動機識別子を自局の移動機に割り当てる割当手段と、移動機が移動機識別子を保持したまま、該移動機が省電力になる半接続状態への遷移を許可する情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した前記半接続状態への遷移を許可する情報を前記移動機に送信する送信手段と、前記移動機識別子を割り当てている前記移動機の中で、前記半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機の該アプリケーションの使用時間を監視する監視手段と、該監視手段の監視結果に基づいて、前記移動機が前記アプリケーションを所定時間以上使用しているとともに、該移動機に割り当てた移動機識別子が半接続状態への遷移を許可されていない場合、当該移動機が半接続状態へ遷移することを許可するように前記生成手段が生成した情報を変更する変更手段と、を備えたことを特徴としている。
また、この発明に係る基地局制御方法は、自局が制御する移動機を識別するための移動機識別子を自局の移動機に割り当てる割当処理と、移動機が移動機識別子を保持したまま、該移動機が省電力になる半接続状態への遷移を許可する情報を生成する生成処理と、生成した前記半接続状態への遷移を許可する情報を前記移動機に送信する送信処理と、前記移動機識別子を割り当てている前記移動機の中で、前記半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機の該アプリケーションの使用時間を監視する監視処理と、監視結果に基づいて、前記移動機が前記アプリケーションを所定時間以上使用しているとともに、該移動機に割り当てた移動機識別子が半接続状態への遷移を許可されていない場合、当該移動機が半接続状態へ遷移することを許可するように生成した情報を変更する変更処理と、を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、適切な半接続状態(Semi Connected State)許可MAC−IDの選定が行われて、半接続状態を必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図である。図1に示すように、基地局10は、アンテナ11aを介して、例えば、携帯電話機等の無線通信端末装置である、後述する移動機21(図3参照)との間で信号の送受信を行うRF送受信部11、RF送受信部11に接続された、送信系RF回路部12及び受信系RF回路部13、送信系RF回路部12に接続された送信変調部14、受信系RF回路部13に接続された受信復調部15、送信変調部14及び受信復調部15が接続され、基地局10内の動作を制御する制御部16、制御部16に接続された記憶部17を有している。
制御部16は、ベースバンド信号処理部18、プロトコル制御部19、コアネットワークインターフェース制御部20を有している。コアネットワークインターフェース制御部20は、携帯通信網等のネットワークNに接続されている。
尚、本実施例では、「基地局」として説明しているが、「セクタ」も含むものである。
制御部16は、必要に応じ上記各構成部と協働して、基地局10またはセクタの収容量に基づき、基地局10の状態を判定して、移動機21に対し、半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を送信する送信手段として機能する。
制御部16は、必要に応じて上記各構成部と協働して、基地局10が移動機21を識別するために割り当てた移動機識別子(MAC-ID)を移動機21が保持したまま、移動機21が省電力(power saving state)になる半接続状態への遷移要求(Semi Connected start Request)を移動機21から受信する受信手段として機能し、この遷移要求に応じて基地局10の状態を判定し、基地局10の状態判定の結果、半接続状態への遷移要求に対して許可できない場合、許可できない理由(Reject Reason)を付した遷移要求に対する応答(Semi Connected start Reject)を移動機21に送信する送信手段として機能する。
基地局10は、移動機21を半接続状態へ遷移させる機能を基地局10がサポートしているか否かにより、基地局10の状態を判定し、また、基地局10またはセクタの収容量に基づき、基地局10またはセクタの状態を判定する。送信手段は、移動機21を半接続状態へ遷移させる機能を基地局10またはセクタがサポートしていない場合、基地局10またはセクタがサポートしていないことを遷移要求に対する応答に付して移動機21へ送信し、基地局10またはセクタの収容量が所定値を超えている場合、基地局10またはセクタが収容量を超えていることを遷移要求に対する応答に付して移動機21へ送信する。
この基地局10またはセクタの収容量とは、基地局10又はセクタが移動機21を識別するために割り当てた移動機識別子(例えば、MAC-ID)の使用数または残数に基づくものであり、また、基地局10またはセクタが移動機21に割り当てている通信チャネルの数または残数に基づくものである。
図2は、この発明の一実施の形態に係る移動機の構成を示すブロック図である。図2に示すように、移動機21は、アンテナ22aを介して基地局10(図1参照)との間で信号の送受信を行うRF送受信部22、RF送受信部22に接続された、送信系RF回路部23及び受信系RF回路部24、送信系RF回路部23に接続された送信変調部25、受信系RF回路部24に接続された受信復調部26、送信変調部25及び受信復調部26が接続された制御部27、制御部27に接続された記憶部28を有している。
制御部27は、ベースバンド信号処理部29、プロトコル制御部30、マンマシンインターフェース制御部31を有している。
このマンマシンインターフェース制御部31には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部32、情報入力用のキーボード等の入力装置33、スピーカ34a,34b、及びマイク35が接続されている。
制御部27は、必要に応じて上記各構成部と協働して、移動機識別子(MAC-ID)を保持したまま、移動機21を省電力(power saving state)にする半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を基地局10から受信する受信手段として機能する。
また、自機を半接続状態へ遷移させると判定した場合に、受信した半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)と、自機に割り当てられた移動機識別子(MAC-ID)に基づいて、自機を半接続状態へ遷移するための要求(Semi Connected Start)を基地局10に送信する送信手段として機能する。
制御部27は、必要に応じて上記各構成部と協働して、移動機21を識別するために基地局10から割り当てられた移動機識別子を保持したまま、移動機21を省電力にする半接続状態への遷移要求を基地局10に送信する送信手段として機能し、この遷移要求に対する応答を基地局10から受信する受信手段として機能し、受信した応答が半接続状態への遷移要求に対して許可できない旨を示している場合、応答に付されている許可できない理由に基づいて、遷移要求を再送制御する制御手段として機能する。
上述した半接続状態(Semi Connected State)とは、移動機21が以下の動作をする。
(1)省電力状態
(2)上り送信(リバースコントロールチャネルの送信)はしない
(3)MAC-IDを保持する
(4)定期的に上り又は下り回線の割り当て情報(F-SCCH:Forward Shared Control Channel)をモニタする
この半接続状態は、上り送信を行うためにアクセスする(Access Attempt)と、つまり、通信状態へ遷移すると解除される。
この制御手段は、応答に付されている許可できない理由が、移動機21を半接続状態(Semi Connected State)へ遷移させる機能を基地局10またはセクタがサポートしていない旨を示している場合、遷移要求の再送を行わず、他の基地局10またはセクタへハンドオフした場合に、新たに遷移要求を他の基地局10またはセクタに対して送信制御し、応答に付されている許可できない理由が、基地局10またはセクタの収容量が所定値を超えている旨を示している場合、所定時間経過後に、遷移要求を基地局10へ再送制御する。
ここで、特定のセクタで移動機識別子(MAC-ID)が不足してしまうことへの対応として、半接続(Semi Connected)モードになる端末(移動機21)の数の制限を実施する。
半接続(Semi Connected)モードになる移動機21の数の制限を実施するために、半接続状態(Semi Connected State)に入れる移動機21の移動機識別子を制限する。
先ず、“アクセスパラメータ(Access Parameter)”メッセージの拡張を行う。これにより、半接続状態(Semi Connected State)に入れる移動機識別子(MAC-ID)のリストを予め報知する。
移動機21は、“アクセスパラメータ(Access Parameter)”メッセージの内容を使って待受状態(Idle State)に入る。移動機21は、待受状態から通信状態(Open State)になる際に移動機識別子をアサインされ、通信状態から、自局の移動機識別子が半接続状態許可リストに入っている場合は、半接続状態への遷移要求(Semi Connected Start)メッセージを送信する。
つまり、基地局10は、半接続状態(Semi Connected State)に入る移動機21の数を自ずから制限することができ、移動機21は、自らの移動機識別子(MAC-ID)と半接続状態許可リストを比較することにより、半接続状態に入ることを拒否されるかどうかを、予め知ることができる。従って、基地局10は、半接続状態(Semi Connected State)に入る基地局(又は1セクター)当たりの移動機21の数を制限することができる。
次に、基地局10の制御方法及び移動機21の制御方法について説明する。
図3は、基地局の制御処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、先ず、基地局10が、移動機21から、移動機21が省電力になる半接続状態(Semi Connected State)への遷移要求を受信する(S101)。このとき、移動機21は、基地局10が移動機21を識別するために割り当てた移動機識別子(MAC-ID)を保持したままである。
次に、遷移要求に応じて許可できるか、基地局10又はセクタの状態を判定する(ステップS102)。この際、基地局10又はセクタは、移動機21を半接続状態へ遷移させる機能を基地局10又はセクタがサポートしているか否かにより、基地局10又はセクタの状態を判定する。また、基地局10又はセクタの現在の収容状況に基づいて基地局10又はセクタの状態を判定する。
状態判定の結果、半接続状態(Semi Connected State)への遷移要求に対して許可できる(YES)場合、移動機21を半接続状態へ遷移させ(S103)、その後、処理を終了する。一方、半接続状態への遷移要求に対して許可できない(NO)場合、許可できない理由を付した遷移要求に対する応答を移動機21へ送信し(S104)、その後、処理を終了する。
つまり、基地局10は、移動機21を半接続状態へ遷移させる機能を基地局10又はセクタがサポートしていない場合、基地局10又はセクタがサポートしていないことを遷移要求に対する応答に付して送信する。また、基地局10又はセクタは、基地局10又はセクタの収容量に基づいて状態を判定し、基地局10又はセクタの収容量が所定値を超えている場合、基地局10又はセクタが収容量を超えていることを遷移要求に対する応答に付して送信する。
図4は、移動機の制御処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、先ず、移動機21は、移動機21を省電力にする半接続状態への遷移要求を基地局10に送信する(S201)。移動機21は、移動機21を識別するために基地局10から割り当てられた移動機識別子(MAC-ID)を保持したままである。
次に、遷移要求に対する応答を基地局10から受信する(S202)。そして、受信した応答が半接続状態への遷移要求に対して許可できる旨を示しているか判定し(S203)、許可できる(YES)旨を示している場合、半接続状態への遷移を許可し半接続状態へ遷移した後(S204)、処理を終了する。
一方、許可できない(NO)旨を示している場合、応答に付されている許可できない理由に基づいて、遷移要求を再送するが、このとき、応答に付されている許可できない理由を判定し(S205)、応答に付されている許可できない理由が、移動機21を半接続状態へ遷移させる機能を基地局10又はセクタがサポートしていない旨を示している場合、遷移要求の再送を行わず、他の基地局又はセクタへハンドオフするのを待ってハンドオフした場合に、新たに遷移要求をハンドオフした他の基地局10又はセクタへ送信する(S206)。また、応答に付されている許可できない理由が、基地局10又はセクタの収容量が所定値を超えている旨を示している場合、所定時間経過後に、遷移要求を再送する(S207)。
図5は、基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。基地局10と移動機21(端末)の間における半接続状態(Semi Connected State)に関連する基本動作手順は、以下の通りになる。
図5に示すように、基地局10は、半接続状態を許可する移動機21の情報である識別子リスト(Semi Connected Permit MAC-ID List)を作成する。基地局10と移動機21は通信状態(Open State)にあって、基地局10から移動機21へ、半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を送信する。
報知メッセージのフィールドに、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を追加し、半接続(Semi Connected)動作を許可する移動機識別子(MAC-ID)のリストを報知する。
移動機21は、報知された半接続状態許可リスト(Semi Connected Permit MAC-ID List)を受信し、記憶する。そして、移動機21は、半接続状態許可リストの中の移動機識別子と自分に割り当てられた移動機識別子を比較する。
図6は、移動機識別子と半接続状態許可フラグの対応例を表にして示す説明図である。図6に示すように、半接続状態への遷移を許可する移動機識別子(MAC-ID)には半接続(Semi Connected)許可フラグを1にし、半接続状態への遷移を許可しない移動機識別子(MAC-ID)には半接続状態許可フラグを0にする。
図6に示す例では、基地局10が移動機21に対して半接続状態(Semi Connected State)への移行を許可する移動機識別子は、予め固定の領域とされており、図6の例では、半接続(Semi Connected)を許可された移動機識別子(200〜250の51個)は全体の51個となる。
半接続状態(Semi Connected State)に入ることができる移動機識別子(MAC-ID)の数が固定であるので、半接続状態が許可されていないMAC−IDがアサインされた移動機21に、半接続状態の動作をさせたい場合は、該移動機21に対して、許可されたMAC−IDをアサインし直す動作を行う。その動作としては、同一セクタ内でのハンドオフを実行すると良い。
図5の説明に戻る。次に、移動機21が半接続状態(Semi Connected State)を必要とするアプリケーションを開始する。アプリケーションの開始後、一定時間送信するデータが無い場合、且つ、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に示される自己の移動機識別子(MAC-ID)に対応する、半接続状態許可フラグが1である場合、移動機21から基地局10へ半接続開始要求(Semi Connected Start Request)を送信する。
基地局10は、半接続開始要求を受信した後、移動機21へ、半接続開始拒絶(Semi Connected Start Reject)或いは半接続開始承認(Semi Connected Start Ack)の何れかの半接続応答(Semi Connected Response)を送信する。なお、移動機21は、基地局10から報知される半接続状態許可リスト(Semi Connected Permit MAC-ID List)に従って半接続要求(Semi Connected Request)を送信すれば、半接続開始(Semi Connected Start)が拒絶(Reject)されることはないので、無駄な送信を抑えることができる。
基地局10からの半接続応答が、半接続開始承認(Semi Connected Start Ack)である場合、移動機21と基地局10は、半接続(Semi Connected)動作に入る。その後、移動機21が半接続状態(Semi Connected State)から離脱する場合は、移動機21から基地局10へ半接続終了(Semi Connected End)を送り、基地局10が移動機21へ半接続終了承認(Semi Connected End Ack)を返して半接続状態から離脱する。
一方、基地局10からの半接続応答が、半接続開始拒絶(Semi Connected Start Reject)である場合、上述した拒絶の理由に基づいて対応する。
次に、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)の生成方式について、上記説明以外の他の実施例を説明する。
(実施例1)
実施例1では、移動機21の属性情報に基づき、基地局10が半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応する。
図7は、実施例1における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。図7に示すように、基地局10の制御部16、例えば、プロトコル制御部19には、移動機21を制御する移動機制御部36が設けられており、移動機制御部36は、割当手段37、生成手段38、要求手段39、取得手段40、及び変更手段41を有している。
割当手段37は、自局(基地局)が制御する移動機21を識別するための移動機識別子(MAC-ID)を、自局の制御対象である移動機21に割り当てる。生成手段38は、自局の制御対象である移動機21が移動機識別子を保持したまま、移動機21が省電力になる半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を生成する。生成手段38が生成した半接続状態への遷移を許可する情報は、制御部(送信手段)16の制御により、移動機21に送信される。
要求手段39は、移動機識別子を割り当てている移動機21に対して、この移動機21の属性情報を要求する。取得手段40は、要求手段39の要求に対する移動機21の属性情報に関する応答を、この移動機21から取得する。変更手段41は、取得手段40により移動機21から取得した、この移動機21の属性情報に基づいて、生成手段38が生成した半接続状態への遷移を許可する情報を変更する。
図8は、実施例1における基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。図8に示すように、基地局10は、移動機21に対し移動機21の属性情報を要求する。要求を受けて、移動機21は、基地局10へ、移動機21の属性情報を回答する。基地局10は、回答された移動機21の属性情報に基づき、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)の変更、つまり、半接続状態許可フラグの変更を行う。
例えば、半接続状態許可フラグを“0”(未許可)に設定している移動機識別子を割り当てられている移動機21の属性情報に基づき、半接続状態への遷移を優先的に行う必要があると判定した場合、この半接続状態許可フラグを“1”(許可)に変更する。また、反対に、半接続状態許可フラグを“1”(許可)に設定している移動機識別子を割り当てられている移動機21の属性情報に基づき、半接続状態への遷移を優先的に行う必要がないと判定した場合、この半接続状態許可フラグを“0”(未許可)に変更する。
その後、図8には示していないが、図5のように、変更された半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)が基地局10から移動機21に送信される。そして、移動機21は、この変更された半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に基づき、自己の移動機識別子に対応する半接続状態許可フラグの内容を確認し、自己の移動機識別子に対応する半接続状態許可フラグが“1”(許可)を示している場合で、半接続状態への遷移を必要とする場合は、移動機21から基地局10へ、半接続開始要求(Semi Connected Start Request)を送信する。この要求を受け取った基地局10は、確認応答である半接続開始承認(Semi Connected Start Ack)を移動機21へ送信する。確認応答を受け取った移動機21は、半接続状態(Semi Connected State)に遷移する。
その後、半接続状態を終了する場合、移動機17が半接続終了(Semi Connected End)を基地局10へ送信し、半接続終了を受け取った基地局10は、確認応答である半接続終了承認(Semi Connected End Ack)を移動機17へ送信する。
ここで、移動機21(端末)の属性情報とは、その移動機21の属性を示す情報であり、例えば、その移動機21が通信優先度(プライオリティ)の高い特定のグループに属することを示す情報である。通信優先度の高い特定のグループとしては、警察や消防等の公共性の高いグループ、或いは一定条件下で優遇される会員グループ等がある。
移動機21が通信優先度の高い特定のグループで使用されている場合、その移動機21にアサインされた移動機識別子(MAC-ID)を半接続状態許可リストに新たに加えるとともに半接続状態許可フラグ“1”を(許可)に設定することにより、その移動機21は優先的に半接続状態(Semi Connected State)を使用することができるようにしても良い。つまり、変更手段41は、移動機21の優先度に応じて、半接続状態への遷移を許可する情報を変更する。
このように、移動機21の属性情報に基づき、基地局10が半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応することにより、移動機21の優先度に応じて、適切な半接続状態(Semi Connected State)許可MAC−IDの選定が行われて、半接続状態を必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができる。
また、移動機21においては許可される見込みのない半接続状態要求を送信する無駄が無くなり、上りの送信リソースを節約することができる。また、半接続状態を必要とする移動機21のMAC−IDを半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に効果的に組み入れることができる。
(実施例2)
実施例2では、現在、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21が半接続状態への遷移対象となるように、基地局10が半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応する。
図9は、実施例2における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。図9に示すように、基地局10の制御部16、例えば、プロトコル制御部19には、移動機21を制御する移動機制御部42が設けられており、移動機制御部42は、割当手段37、生成手段38、監視手段43、及び変更手段44を有している。即ち、移動機制御部42は、実施例1の要求手段39、取得手段40及び変更手段41に代えて、監視手段43及び変更手段44を有しており、その他の構成及び作用は移動機制御部36と略同様である。
監視手段43は、移動機識別子(MAC-ID)を割り当てている移動機21の中で、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21の、アプリケーション使用時間を監視する。
変更手段44は、監視手段43の監視結果に基づいて、半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを所定時間以上使用している移動機21が検出されると、検出された移動機21が半接続状態への遷移を許可されているか否かを判定し、この移動機21が半接続状態への遷移を許可されていない場合、この移動機21が半接続状態へ遷移することを許可するように、生成手段38が生成した半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更する。
図10は、実施例2における遷移許可情報を変更する処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、基地局10と移動機21の間で通信が開始されると、先ず、半接続状態(Semi Connected State)の適用により電力を低減することができるアプリケーションがスタートする(ステップS301)。次に、タイマを動作させ経過時間の計測をスタートする(ステップS302)。このタイマは、半接続状態の適用により電力を低減することができるアプリケーションが終了することで、リセットされる。
次に、計測した経過時間T1が一定時間を超えた(T1>一定時間)か否かを判定する(ステップS303)。判定の結果、経過時間T1が一定時間を超えていない(NO)場合、判定を繰り返し、経過時間T1が一定時間を超えている(YES)場合、移動機21のMAC−IDの半接続許可フラグを立てる(Semi Connected許可Flag=1)(ステップS304)。なお、ハンドオフ等で移動機21が該セクタのMAC−IDを失った場合には、半接続許可フラグを立てない(Semi Connected許可Flag=0)。
その後、処理を終了する。
尚、図5のように、変更された半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)は、基地局10から移動機21に送信される。そして、移動機21は、この変更された半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に基づき、自己の移動機識別子に対応する半接続状態許可フラグの内容を確認し、自己の移動機識別子に対応する半接続状態許可フラグが“1”(許可)を示している場合は、移動機21から基地局10へ半接続開始要求(Semi Connected Start Request)を送信する。
半接続状態(Semi Connected State)の適用を必要とするアプリケーションは、主にプッシュツートーク(PTT)などに用いられるものであり、ディスパッチ運用をセルラーシステムで行う場合に有効な手段である。例えば、PTTアプリケーションの使用を開始した移動機21に対して、その基地局10で許可できる移動機21の数迄、半接続状態を許可することができるようにする。例えば、PTT等に用いられる、半接続状態を必要とするアプリケーションを一定時間使用した移動機21のMAC−IDを、許可に変更したり、新たに半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可するMAC−IDとして、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)として半接続状態許可フラグを“1”(許可)に設定して、加える等の方法がある。
このように、現在、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21が半接続状態への遷移対象となるように、基地局10が半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応する。これにより、リソースに限りがあり適用に制限がある半接続状態を必要とする度合いが高い移動機21、即ち、半接続状態を利用するアプリケーションを一定時間使用している移動機21の選定が行われて、半接続状態を真に必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができる。
また、移動機21においては許可される見込みのない半接続状態要求を送信する無駄が無くなり、上りの送信リソースを節約することができる。また、半接続状態を必要とする移動機21のMAC−IDを半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に効果的に組み入れることができる。
つまり、移動機21は、既に、半接続状態が許可されたMAC−IDを有しているので、それを効果的に使用することができる。なお、待ち受けを主とし、待ち受けから発信へのレスポンスを早めることが望まれる、例えば、プッシュツートーク(PTT)を使用する場合において、特に有効である。
(実施例3)
実施例3では、現在、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21が半接続状態への遷移対象となるように、移動機21から要求があった場合に、基地局10が半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応する。
図11は、実施例3における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。図11に示すように、基地局10の制御部16、例えば、プロトコル制御部19には、移動機21を制御する移動機制御部45が設けられており、移動機制御部45は、割当手段37、記憶手段46、及び変更手段47を有している。即ち、移動機制御部45は、生成手段38、要求手段39、取得手段40及び変更手段41に代えて、記憶手段46及び変更手段47を有しており、その他の構成及び作用は移動機制御部36と同様である。
記憶手段46は、移動機21が移動機識別子(MAC-ID)を保持したまま、この移動機21が省電力になる半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を記憶する。
変更手段47は、移動機識別子(MAC-ID)を割り当てている移動機21の中で、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21を識別し、この識別された移動機21が半接続状態への遷移を許可されているか否かを判定し、この移動機21が半接続状態への遷移を許可されていない場合、記憶手段46が記憶している情報に基づいて移動機21に割り当てている移動機識別子を半接続状態へ遷移することを許可する移動機識別子に変更する。
図12は、実施例3における基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。図12に示すように、移動機21は、基地局10に対し、半接続状態(Semi Connected State)へ遷移するための半接続開始要求(Semi Connected Start Request)を送信する。また、このときに、移動機21からの要求において、移動機21が、現在、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している、例えば、プッシュツートーク(PTT)を使用していることを知らせる。つまり、基地局10は、この際に移動機21が半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを使用していることを検出する。
半接続開始要求を受信した基地局10は、要求(Request)された移動機21のMAC−IDが、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に無い場合、MAC−IDを変更する。その後、基地局10は、空き容量割り当てメッセージ(Resource Assignment Message)、即ち、MAC−IDの変更を、移動機21へ送信する。
空き容量割り当てメッセージを受信した移動機21は、空き容量割り当て承認(Resource Assignment Ack)、即ち、MAC−IDの変更確認を、基地局10へ送信する。空き容量割り当て承認を受信した基地局10は、半接続状態へ遷移するための応答である半接続開始応答(Semi Connected Start Response)、即ち、半接続(Semi Connected)許可を、移動機21へ送信する。半接続状態へ遷移するための応答を受信した移動機21は、半接続状態(Semi Connected State)となる。
その後、移動機21は、半接続終了(Semi Connected End)を、基地局10へ送信する。移動機21から半接続終了(Semi Connected End)を受信した基地局10は、半接続終了承認(Semi Connected End Ack)を、移動機21へ送信する。半接続終了承認を受け取った移動機21は、半接続状態から離脱する。
このように、半接続状態(Semi Connected State)への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機21が、半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に含まれておらず半接続状態への遷移を許可されていない場合に、移動機21が半接続状態への遷移対象となるように移動機21から要求(半接続状態を利用するアプリケーションの通知)があると、基地局10が半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を変更して、対応する。
これにより、半接続状態を利用するアプリケーションを現実に使用するに際し、半接続状態への遷移を許可されない移動機21、即ち、半接続状態への遷移を許可されないMAC−IDを割り当てられた移動機21に対し、半接続状態を許可するMAC−IDを再割り当てて半接続状態への遷移を許可する状態で受け入れる。若しくは当該移動機21に割り当てているMAC−IDの半接続状態への遷移を許可する。
これにより、半接続状態を真に必要とするユーザに対して半接続状態を許可することができ、また、移動機21においては許可される見込みのない半接続状態要求を送信する無駄が無くなり、上りの送信リソースを節約することができる。また、半接続状態を必要とする移動機21のMAC−IDを半接続状態への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)に効果的に組み入れることができる。
(実施例4)
実施例4では、基地局10が、移動機21に対して半接続状態(Semi Connected State)への遷移を許可する情報(Semi Connected Permit MAC-ID List)を無作為(ランダム)に作成する。つまり、予め固定の領域とされている、基地局10が移動機21に対して半接続状態への移行を許可する移動機割当番号(図6参照)を、無作為に発生させて、一定の数以下の無作為なMAC−IDリストを送る。その他の構成及び作用は実施例1と同様である。
図13は、実施例4における移動機識別子と半接続状態許可フラグの対応例を表にして示す説明図である。ここでは、半接続(Semi Connected)が許可されている場合のリストの例を示している。図13においては、
N MAC−ID=1024の場合
f(x)=1or0 x=0to1023 1の総数はN Semi Connected Permit以下
RND=0〜1までの間の乱数
IF RND<(N Semi Connected Permit)/(N MAC-ID)then f(x)=1 else f(x)=1
である。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。例えば、上記各実施例(実施例1〜実施例4)を適宜組み合わせた実施例としても良い。
この発明の一実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態に係る移動機の構成を示すブロック図である。 基地局の制御処理の流れを示すフローチャートである。 移動機の制御処理の流れを示すフローチャートである。 基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。 移動機識別子と半接続状態許可フラグの対応例を表にして示す説明図である。 実施例1における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。 実施例1における基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。 実施例2における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。 実施例2における遷移許可情報を変更する処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3における図1の制御部に設けられた移動機制御部の構成を示すブロック図である。 実施例3における基地局と移動機の間でのメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。 実施例4における移動機識別子と半接続状態許可フラグの対応例を表にして示す説明図である。
符号の説明
10 基地局
11a,22a アンテナ
11,22 RF送受信部
12,23 送信系RF回路部
13,24 受信系RF回路部
14,25 送信変調部
15,26 受信復調部
16,27 制御部
17,28 記憶部
18,29 ベースバンド信号処理部
19,30 プロトコル制御部
20 コアネットワークインターフェース制御部
21 移動機
31 マンマシンインターフェース制御部
32 表示部
33 入力装置
34a,34b スピーカ
35 マイク
36,42,45 移動機制御部
37 割当手段
38 生成手段
39 要求手段
40 取得手段
41,44,47 変更手段
43 監視手段
46 記憶手段
N ネットワーク

Claims (2)

  1. 自局が制御する移動機を識別するための移動機識別子を自局の移動機に割り当てる割当手段と、
    移動機が移動機識別子を保持したまま、該移動機が省電力になる半接続状態への遷移を許可する情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記半接続状態への遷移を許可する情報を前記移動機に送信する送信手段と、
    前記移動機識別子を割り当てている前記移動機の中で、前記半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機の該アプリケーションの使用時間を監視する監視手段と、
    該監視手段の監視結果に基づいて、前記移動機が前記アプリケーションを所定時間以上使用しているとともに、該移動機に割り当てた移動機識別子が半接続状態への遷移を許可されていない場合、当該移動機が半接続状態へ遷移することを許可するように前記生成手段が生成した情報を変更する変更手段と、
    を備えたことを特徴とする基地局。
  2. 自局が制御する移動機を識別するための移動機識別子を自局の移動機に割り当てる割当処理と、
    移動機が移動機識別子を保持したまま、該移動機が省電力になる半接続状態への遷移を許可する情報を生成する生成処理と、
    生成した前記半接続状態への遷移を許可する情報を前記移動機に送信する送信処理と、
    前記移動機識別子を割り当てている前記移動機の中で、前記半接続状態への遷移が有効であるアプリケーションを使用している移動機の該アプリケーションの使用時間を監視する監視処理と、
    監視結果に基づいて、前記移動機が前記アプリケーションを所定時間以上使用しているとともに、該移動機に割り当てた移動機識別子が半接続状態への遷移を許可されていない場合、当該移動機が半接続状態へ遷移することを許可するように生成した情報を変更する変更処理と、
    を備えたことを特徴とする基地局制御方法。
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