JP4882059B2 - Bagging platform - Google Patents
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Description
本発明は、サッカー台と呼ばれる袋詰め作業台のうち、特に、顧客による袋詰め作業を支援する袋詰め作業台に関する。 The present invention relates to a bagging work table that supports a customer's bagging work among bag working tables called soccer tables.
スーパーマーケットや量販店等の店舗では、商品登録後の商品や購入後の商品を袋詰めするために用いられるサッカー台と呼ばれる袋詰め作業台を設置している。このような袋詰め作業台は、一例として、チェックアウトレーンとして設けられ、キャッシャーとは別に配備されたサッカーと呼ばれる店員が商品登録後の商品を袋詰めするために用いられる。別の一例として、チェックアウトレーンとは別個に設置されて顧客が購入後の商品を袋詰めするために用いられる。 In stores such as supermarkets and mass retailers, a bagging work table called a soccer table used for bagging products after product registration and products after purchase is installed. Such a bagging work table is provided as a checkout lane as an example, and is used by a store clerk called soccer, which is provided separately from the cashier, to bag products after product registration. As another example, it is installed separately from the checkout lane and is used by the customer to bag the product after purchase.
特許文献1には、手動機構(図3参照)又は油圧機構(図1参照)によって天板を昇降可能にしたサッカー台が記載されている。 Patent Document 1 describes a soccer table in which a top plate can be raised and lowered by a manual mechanism (see FIG. 3) or a hydraulic mechanism (see FIG. 1).
近年、車椅子ユーザに利便性をもたらすためのバリアフリー等の社会的インフラ整備が進められている。このようなバリアフリー化は、スーパーマーケットや量販店等の店舗においても促進されている。 In recent years, social infrastructure development such as barrier-free has been promoted to provide convenience for wheelchair users. Such barrier-free operation is also promoted in stores such as supermarkets and mass retailers.
ところが、顧客による袋詰め作業を支援する袋詰め作業台においては、立ったままの作業を念頭において設計されているため、車椅子ユーザにとって使いやすいものではない。この点、特許文献1には、天板を昇降させることができるサッカー台が開示されていることから、顧客による袋詰め作業を支援する袋詰め作業台においても、天板を昇降させ得るようにすることが想定される。しかし、車椅子ユーザに使いやすくするためには、天板を相当程度低める必要があり、現実性に乏しい。 However, since the bagging work table that supports the bagging work by the customer is designed with the work of standing up in mind, it is not easy for wheelchair users to use. In this regard, Patent Document 1 discloses a soccer table that can raise and lower the top board, so that the top board can be raised and lowered even in a bagging work table that supports bagging work by a customer. It is assumed that However, in order to make it easy for wheelchair users to use, it is necessary to lower the top plate to a considerable extent, which is not realistic.
しかも、この種の袋詰め作業台は、一般的に複数のユーザの同時使用を可能にするように設計されているので、例えば車椅子ユーザが天板を下げてしまうと、車椅子ユーザと同時に立ったまま作業をするユーザにとっては作業がしにくくなってしまうことが予想される。 Moreover, since this type of bagging work table is generally designed to allow simultaneous use by a plurality of users, for example, when a wheelchair user lowers the top board, he / she stands at the same time as the wheelchair user. It is expected that it will be difficult for the user who works as it is.
本発明の目的は、車椅子ユーザにとって袋詰めの作業性を良好にすることができる袋詰め作業台を得ることである。 An object of the present invention is to obtain a bagging work table that can improve bagging workability for wheelchair users.
本発明の袋詰め作業台は、買物かごを載せるための載置面を有する構造体と、後方側を支点として前方側が下降するように前記構造体に回動可能に取り付けられ、上面が前記載置面を構成する載置台と、前記載置台の回動範囲を規制して当該載置台を水平位置と傾斜位置とに位置付ける回動規制部と、前記載置台に前記傾斜位置から前記水平位置に向う付勢力を付与し、買物かごによる負荷がかかっていないときに前記載置台を前記水平位置に復帰させる復帰機構と、操作部を有し、前記載置台を前記水平位置で支持する状態を前記操作部の操作に応じて解除するラッチ機構と、を備える。 The bagging workbench of the present invention has a structure having a mounting surface for placing a shopping basket, and is pivotally attached to the structure so that the front side descends with the rear side as a fulcrum, and the upper surface is described above A mounting table that constitutes a mounting surface; a rotation restricting portion that regulates a rotation range of the mounting table to position the mounting table at a horizontal position and an inclined position; and the mounting table from the inclined position to the horizontal position. A state of supporting the mounting table in the horizontal position, including a return mechanism that applies a biasing force to the front and returns the mounting table to the horizontal position when no load is applied by the shopping basket; and an operation unit. And a latch mechanism that is released in response to an operation of the operation unit.
本発明によれば、載置台を傾斜位置に位置付けるとその載置台に載せられている買物かごの取出口をユーザに向けることができ、これにより、車椅子ユーザの袋詰め作業をしやすいものにすることができる。 According to the present invention, when the mounting table is positioned at the inclined position, the exit of the shopping basket placed on the mounting table can be directed to the user, thereby making it easier for the wheelchair user to pack the bag. be able to.
本発明の実施の一形態を図1ないし図11に基づいて説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1は、袋詰め作業台の斜視図である。袋詰め作業台101は、天板102を脚部103で支える構造体104を基礎として構成されている。脚部103は、一対の側板105とこれらの側板105を連結する裏板106とによって形成されている。天板102は、4枚の載置台107とこれらの載置台107を取り囲むように設けられた枠体108とによって形成されている。このような構造上、天板102の下方には、一対の側板105と裏板106とによって囲まれた空間部Sが形成されている。この空間部Sは、車椅子ユーザ(図示せず)が車椅子に乗ったままその脚部を収納可能な程度の大きさに設定されている。
FIG. 1 is a perspective view of a bagging work table. The bagging work table 101 is configured on the basis of a
枠体108は脚部103に固定されて支持され、4枚の載置台107は枠体108に回動可能に取り付けられている。つまり、載置台107は、ユーザが位置する側である袋詰め作業台101の前方部分の側が下降するように、その後方部分を支軸SA1(図3、図7〜図11参照)によって枠体108に回動可能に取り付けられている(図6参照)。このような載置台107は、その上面に買物かご109(図3参照)を載置するための載置面107aを形成し、買物かご109の投影面よりも僅かに大きく形成されている。そして、買物かご109を位置決めするために、載置面107aの前方部分には、突部としての突条110が突出形成されている。
The
載置台107の載置面107aは、構造体の上面に設けられ、買物かごを載せるための載置面の一部を構成する。載置面の残りの一部は、枠体108の前方上面領域によって形成されている。この領域は、載置面108aである。
The
枠体108には、その前面に、個々の載置台107に対応させて操作部としての操作ボタン111が設けられている。これらの操作ボタン111は、載置台107の前方部分を下降させるために用いられる。
An
図2は、操作ボタン111に設けられた作業支援マークの正面図である。載置台107の前方部分を下降させるのは、車椅子ユーザの使用の便宜のためである。つまり、載置台107の前方部分を下降させて傾ければ、この載置台107に載置されている買物かご109の取出口がユーザに向けられる。この態勢は、車椅子ユーザにとって買物かご109に対する品物の取出しが極めてやりやすい態勢である。これにより、載置台107の前方部分を下降させれば、車椅子ユーザに良好な袋詰め作業性を提供することができる。このような事情から、操作ボタン111を押下することになるユーザは、第一義的には車椅子ユーザということになる。
FIG. 2 is a front view of the work support mark provided on the
そこで、図2に示すように、操作ボタン111の操作側端部には、車椅子を表現する作業支援マーク112が描かれている。車椅子ユーザは、作業支援マーク112を見ることで、直感的に操作ボタン111を押下することになるであろう。
Therefore, as shown in FIG. 2, a
もっとも、載置台107の前方部分を下降させた場合に袋詰め作業が容易になるのは、車椅子ユーザに限らず、子供等の背が低いユーザ全般に共通する事象である。 However, when the front portion of the mounting table 107 is lowered, it is an event common to not only wheelchair users but also all short users such as children.
図3は、載置台107に載置された買物かご109を傾斜配置させるための機構を示す縦断断面図である。枠体108は、載置台107の下方に位置させて窪み113を有している。この窪み113は、枠体108に固定されている上面開口の凹状部材114によって形成されている。凹状部材114は、前方部分が下降した載置台107の最下方位置を規制する。これにより、載置台107は、図3に示す水平位置HPと前方部分が凹状部材114の底部に支えられる傾斜位置IP(図7及び図8参照)との間に位置付けられる。この場合、凹状部材114の底部は、傾斜位置IPに位置する載置台107の回動範囲をそれ以上回動しないように規制している。その意味で、凹状部材114は、載置台107の回動範囲を規制して当該載置台107を傾斜位置IPに位置付けるが故に、載置台107の回動範囲を水平位置HPと傾斜位置IPとの間に規制する回動規制部の一部を構成している。
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a mechanism for incliningly arranging the
図3に示すように、袋詰め作業台101は、復帰機構115とラッチ機構116とを有している。
As shown in FIG. 3, the bagging work table 101 includes a
復帰機構115は、載置台107に傾斜位置IPから水平位置HPに向う付勢力を付与し、買物かご109による負荷がかかっていないという条件で載置台107を水平位置HPに復帰させる機構である。このような復帰機構115は、圧縮コイルばね117を主体として構成されている。つまり、圧縮コイルばね117は、載置台107の支軸SA1の近傍に位置させて、凹状部材114の底部と載置台107との間に圧縮状態で配置されている。圧縮コイルばね117は、載置台107に買物かご109が載置されている場合、たとえ買物かご109が空であったとしても、載置台107の前方部分の自由落下を許容する伸び強さに設定されている。そして、このような圧縮コイルばね117の伸び強さは、傾斜位置IPに位置する載置台107から買物かご109が取り去られた場合、換言すると買物かご109による負荷がかかっていないという条件で、載置台107を水平位置HPに復帰させる程度にも設定されている。
The
このような構造の復帰機構115は、更に、水平位置HPから傾斜位置IPに向けての載置台107の自由落下を緩衝するダンパ118をも備えている。ダンパ118は、一例としてガススプリングによって構成されている。このようなダンパ118は、載置台107の支軸SA1の近傍に位置させて、凹状部材114の底部と載置台107との間に配置されている。
The
ラッチ機構116は、前述した操作ボタン111とキャッチャ119とを有し、載置台107及びその周辺機構に第1の状態と第2の状態と第3の状態とを生じさせる。第1の状態は、キャッチャ119によって載置台107を水平位置HPで支持する状態である。第2の状態は、操作ボタン111の操作に応じてキャッチャ119による載置台107の支持を支持解除する状態である。そして、第3の状態は、復帰機構115によって復帰動作する載置台107をキャッチャ119の部分で通過許容する状態である。
The
図4は、ラッチ機構116を示す縦断側面図である。まず、ラッチ機構116を説明する前に、回動規制部について説明する。前述したように、凹状部材114は、載置台107の回動範囲を規制して当該載置台107を傾斜位置IPに位置付けるが故に、載置台107の回動範囲を水平位置HPと傾斜位置IPとの間に規制する回動規制部の一部を構成している。これに対して、回動規制部の他の一部を構成する機構、つまり、載置台107の回動範囲を規制して当該載置台107を水平位置HPに位置付けるための機構として、載置台107の両側部には一対のストッパ120が設けられている。これらのストッパ120は、図4に示すように、枠体108に当接し、載置台107が水平位置HPよりも更に上方に向けて回動することを阻止している。
FIG. 4 is a vertical side view showing the
ラッチ機構116について説明する。ラッチ機構116の主体をなすのは、前述したキャッチャ119である。キャッチャ119は、支軸SA2を介して枠体108に回動可能に取り付けられ、水平位置HPに位置する載置台107を支持する支持位置SP(図3、図8、図10も参照)と当該支持位置SPから退避する退避位置EP(図7参照)とに変位する。つまり、キャッチャ119はフック部121を備え、支持位置SPにおいては、フック部121によって載置台107の前方部分下面を支持することができるように形成されている。そして、キャッチャ119が回動して退避位置EPに位置付けられると、載置台107の回動軌跡上からフック部121が退避し、もはや載置台107を支持し得ない状態となる。
The
キャッチャ119は、通常、支持位置SPに位置付けられている。これを実現しているのは付勢部としての引張コイルばね122である。つまり、枠体108には、操作ボタン111を保持するための保持フレーム123がネジ止めされており、この保持フレーム123とキャッチャ119との間に引張コイルばね122が引っ張り力を発揮できる状態で掛け渡されている。キャッチャ119に対する引張コイルばね122の連結位置は、キャッチャ119の支軸SA2よりも上方位置である。これにより、キャッチャ119は、その上方部分が袋詰め作業台101の前方方向に引っ張られることになるので、フック部121が支持位置SPに位置付けられる方向に付勢されることになる。
The
ラッチ機構116は、操作ボタン111の操作により生ずる運動をキャッチャ119の退避位置EPへの移動運動として当該キャッチャ119に伝達する第1の動力伝達部124を備えている。つまり、操作ボタン111は、図4に示すように棒状部材であり、枠体108を貫通してキャッチャ119に接触する位置まで延出している。その接触位置は、支軸SA2と引張コイルばね122が掛け渡されている位置との間の位置である。枠体108の内部では、保持フレーム123が操作ボタン111を保持している。操作ボタン111は、その中央よりもやや先端側に位置させて、フランジ125を有している。フランジ125は、枠体108の直ぐ裏面側に位置付けられている。そして、フランジ125と保持フレーム123との間には、操作ボタン111を挿通させる第2の圧縮コイルばね126が圧縮状態で配置されている。そこで、操作ボタン111は、作業支援マーク112が付されているその操作側端部の押し込み操作を受け付け、押し込んだ状態で指が離されると、第2の圧縮コイルばね126の伸び力によって元の位置に復帰する。この際、操作ボタン111は、前述したように、キャッチャ119に接触する位置まで延出しているので、操作側端部が押し込み操作されると、キャッチャ119を押圧する。押圧位置は、前述したように、支軸SA2と引張コイルばね122が掛け渡されている位置との間の位置である。そこで、この位置を押圧されたキャッチャ119は、支軸SA2を中心として図4中の時計方向に回動する。これによって、キャッチャ119は、そのフック部121を退避位置EPに移動させる。
The
図5は、ラッチ機構116を構成する操作ボタン111の取り付け構造を示す斜視図である。前述した操作ボタン111の取り付け構造は、図5を参照することでより一層理解し易いものとなる。
FIG. 5 is a perspective view showing a mounting structure of the
図4を再び参照する。ラッチ機構116は、水平位置HPに向けて復帰する載置台107の運動をキャッチャ119の退避位置EPへの移動運動として当該キャッチャ119に伝達する第2の動力伝達部127を備えている。つまり、キャッチャ119は、水平位置HPに向けて復帰する載置台107が当接することに応じてキャッチャ119を退避位置EPに変位させるカム面128を備えている。このカム面128は、フック部121の下方に位置させて形成されている。そして、支軸SA2を中心としてフック部121の頂部を半径とする円弧を想定し、この円弧よりも緩やかな曲面をなしている。そこで、水平位置HPに向けて復帰する載置台107がカム面128に当接すると、載置台107の当接部分はカム面128を滑りながら上昇を進め、これに応じてキャッチャ119が支軸SA2を中心として図4中の時計方向に回動することになる。その結果、キャッチャ119は、そのフック部121を退避位置EPに退避させ、載置台107の通過を許容する。
Reference is again made to FIG. The
なお、本実施の形態では、カム面128として円弧状のものを示したが、カム面128は必ずしも円弧状である必要はなく、直線状でも良い。
In the present embodiment, the
このような構成において、袋詰め作業台101は、顧客であるユーザによる購入済み商品の袋詰め作業を支援する。つまり、ユーザは、載置台107の載置面107aに購入済み商品を入れた買物かご109を載置する。これにより、立ったまま作業をするユーザに良好な袋詰め作業性を提供することができる。
In such a configuration, the bagging work table 101 supports the bagging work of purchased products by a user who is a customer. That is, the user places the
これに対して、ユーザが車椅子ユーザや背が低いユーザである場合、載置台107の載置面107aに載置した買物かご109を自分の方向に傾け、商品の取り出しを容易にすることができる。そのためには、載置台107の載置面107aに購入済み商品を入れた買物かご109を載置した後、操作ボタン111を押下する。これにより、操作ボタン111が押し込まれ、その先端部がキャッチャ119を押圧して回動させる。回動方向は、図4中の時計方向である。これにより、キャッチャ119は、フック部121が載置台107を支持している支持位置SPから退避位置EPに変位し、フック部121による載置台107の支持を解除する。すると、載置台107の自由端側が自由落下する。
On the other hand, when the user is a wheelchair user or a short user, the
図6は、買物かご109を傾斜配置した状態を示す袋詰め作業台101の斜視図である。載置台107の自由端側が自由落下すると、載置台107は傾斜配置され、傾斜位置IPに位置付けられる。これに伴い、載置台107の載置面107aに載置されている買物かご109も傾斜配置される。その結果、買物かご109は、図6に示すような状態、つまり、ユーザの方向に取出口が向けられた状態で保持される。したがって、車椅子ユーザや背が低いユーザにしてみると、買物かご109が自分の方向に傾けられた状態となるので、商品の取り出しが容易になる。これにより、車椅子ユーザや背が低いユーザに良好な袋詰め作業性を提供することができる。
FIG. 6 is a perspective view of the bagging work table 101 showing a state in which the
この際、構造体104を構成する枠体108の前方上面領域に形成されている載置面108aは、買物かご109から取り出した商品を入れるレジ袋を置くための台として役立つ。つまり、ユーザは、載置面108aにレジ袋を広げ、買物かご109から取り出した商品を次々と入れることができる。
At this time, the mounting
また、載置台107の自由端側が自由落下するに際しては、袋詰め作業台101に設けられているダンパ118が載置台107の自由落下を緩衝する。これにより、載置台107は急激に自由落下せず、緩やかに落下する。このため、操作ボタン111が押下された際、買物かご109の状態遷移を緩やかで洗練されたものとすることができる。とりわけ、視線位置が低い車椅子ユーザにとっては、買物かご109の状態遷移が目の前で繰り広げられることになるため、急激な状態遷移動作が展開されるとドキッとした心理になる。これに対して、そのような状態遷移動作が緩やかであれば、車椅子ユーザに心理的負担を与えずに済む。そればかりか、洗練された買物かご109の状態遷移の様子は、車椅子ユーザであると非車椅子ユーザであると、を問わずにそれを見る者に愉悦感さえ与えることができる。
Further, when the free end side of the mounting table 107 falls freely, a
更に、載置台107が傾斜位置IPに位置付けられると、買物かご109は載置台107を滑ろうとする。これに対して、突条110がこれを塞き止め、買物かご109を確実に位置保持する。
Further, when the mounting table 107 is positioned at the inclined position IP, the
図7は、載置台107に載置された買物かご109を傾斜配置させるために操作ボタン111を押下した直後の状態を示す縦断側面図である。載置台107は、その自由端が凹状部材114の底部に到達するまで回動し、その位置で位置保持される。このような載置台107の保持位置は、傾斜位置IPである。この際、ユーザが未だ操作ボタン111から指を離していないと想定すると、ラッチ機構116におけるキャッチャ119は、退避位置EPに位置付けられていることになる。
FIG. 7 is a longitudinal side view showing a state immediately after the
図8は、載置台107に載置された買物かご109を傾斜配置させるために操作ボタン111を押下した後に操作ボタン111から指を離した状態を示す縦断側面図である。ユーザが操作ボタン111から指を離すと、ラッチ機構116におけるキャッチャ119は、退避位置EP(図7参照)から支持位置SPに復帰する。操作ボタン111から指を離すと、図4に示すように、第2の圧縮コイルばね126が操作ボタン111を初期位置に復帰させ、これに応じてキャッチャ119が引張コイルばね122に引っ張られて図4中の反時計方向に回動し、フック部121を支持位置SPに位置付けるからである。
FIG. 8 is a vertical cross-sectional side view showing a state in which a finger is released from the
図9は、傾斜配置された買物かご109を取り去った直後の袋詰め作業台101の斜視図である。その後、例えば車椅子ユーザは、空になった買物かご109を取り去る。この瞬間、載置台107は、傾斜位置IPに位置付けられている。
FIG. 9 is a perspective view of the bagging work table 101 immediately after the
図10は、傾斜配置された買物かご109を取り去った後に載置台107が元の位置に復帰する一過程の状態を示す縦断断面図である。これに対して、例えば車椅子ユーザは、空になった買物かご109を取り去ると、傾斜位置IPに位置付けられている載置台107は圧縮コイルばね117の復元力によって水平位置HPに向けて上昇回動する。そして、キャッチャ119が載置台107の回動軌跡に干渉する支持位置SPに位置付けられていることから、上昇回動する載置台107の先端部がキャッチャ119に当接する。
FIG. 10 is a vertical cross-sectional view showing a state of one process in which the placing table 107 returns to the original position after the
図11は、図10に示す状態から載置台107の復帰動作が更に進んだ状態を示す縦断側面図である。上昇回動する載置台107の先端部が当接するのは、キャッチャ119に形成されているカム面128である。水平位置HPに向けて復帰する載置台107がカム面128に当接すると、載置台107の当接部分はカム面128を滑りながら上昇を進め、これに応じてキャッチャ119が支軸SA2を中心として図4中の時計方向に回動することになる。その結果、キャッチャ119は、そのフック部121を退避位置EPに退避させ、載置台107の通過を許容する。したがって、上昇回動する載置台107は、図3及び図4に示す支持位置SPに復帰する。
FIG. 11 is a longitudinal side view showing a state in which the return operation of the mounting table 107 has further advanced from the state shown in FIG. It is a
104…構造体、107…載置台、107a…載置面、109…買物かご、110…突条(突部)、111…操作ボタン(操作部)、114…凹状部材(回動規制部)、115…復帰機構、116…ラッチ機構、118…ダンパ、119…キャッチャ、120…ストッパ(回動規制部)、122…引張コイルばね(付勢部)、124…第1の動力伝達部、127…第2の動力伝達部、128…カム面、HP…水平位置、IP…傾斜位置、S…空間部、SP…支持位置、EP…退避位置
DESCRIPTION OF
Claims (9)
後方側を支点として前方側が下降するように前記構造体に回動可能に取り付けられ、上面が前記載置面を構成する載置台と、
前記載置台の回動範囲を規制して当該載置台を水平位置と傾斜位置とに位置付ける回動規制部と、
前記載置台に前記傾斜位置から前記水平位置に向う付勢力を付与し、買物かごによる負荷がかかっていないときに前記載置台を前記水平位置に復帰させる復帰機構と、
操作部を有し、前記載置台を前記水平位置で支持する状態を前記操作部の操作に応じて解除するラッチ機構と、
を備える袋詰め作業台。 A structure having a mounting surface for placing a shopping basket;
A mounting table that is pivotally attached to the structure so that the front side descends with the rear side as a fulcrum, and the upper surface constitutes the mounting surface;
A rotation restricting portion for restricting a rotation range of the mounting table and positioning the mounting table at a horizontal position and an inclined position;
Applying a biasing force toward the horizontal position from the inclined position to the mounting table, and a return mechanism for returning the mounting table to the horizontal position when no load is applied by a shopping basket;
A latch mechanism that has an operation unit and releases the state of supporting the mounting table in the horizontal position according to the operation of the operation unit;
A bagging workbench comprising
前記水平位置に位置する前記載置台を支持する支持位置と当該支持位置から退避する退避位置とに変位するキャッチャと、
前記キャッチャを付勢して前記支持位置に位置付ける付勢部と、
前記操作部の操作により生ずる運動を前記キャッチャの前記退避位置への移動運動として当該キャッチャに伝達する第1の動力伝達部と、
前記水平位置に向けて復帰する前記載置台の運動を前記キャッチャの前記退避位置への移動運動として当該キャッチャに伝達する第2の動力伝達部と、
を備える、請求項2記載の袋詰め作業台。 The latch mechanism is
A catcher that is displaced to a support position that supports the mounting table located in the horizontal position and a retreat position that retreats from the support position;
A biasing portion that biases the catcher and positions the catcher at the support position;
A first power transmission unit that transmits the movement generated by the operation of the operation unit to the catcher as a movement of the catcher to the retracted position;
A second power transmission unit that transmits the movement of the mounting table that returns to the horizontal position to the catcher as a movement movement of the catcher to the retracted position;
The bagging workbench according to claim 2, comprising:
The bagging work table according to any one of claims 1 to 8, wherein a plurality of mounting tables are arranged in a row.
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