JP4876459B2 - マルチプロセッサシステム、マルチプロセッサシステムの起動方法、および携帯端末 - Google Patents

マルチプロセッサシステム、マルチプロセッサシステムの起動方法、および携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプロセッサでメモリを共有しながらメモリへの誤書き込みを防ぐマルチプロセッサシステムに関する。
近年、携帯電話など通信機能を有する携帯機器では、通信機能部とアプリケーション機能部とを異なるプロセッサで制御することで、両機能とも高性能化を実現することが可能となってきた。このような複数のプロセッサを保持するシステムでは、各プロセッサが実行するプログラムを格納する不揮発性メモリがプロセッサ毎に必要である。しかしながら、携帯機器という性質上、省電力化、小型化が要求され、且つ販売競争が激化するなかで利益を追求するためにもコストダウンを進める必要がある。よって、上記のような複数のプロセッサを有するシステムではプロセッサ毎に高価な不揮発性メモリが必要となるため、省電力化、小型化、コストダウンの妨げとなっていた。
上記の問題を解決するため、複数のプロセッサでメモリを共有することが進められてきた。中でも、プログラムを格納するための不揮発性メモリを削減するために、不揮発性メモリを特定のプロセッサのみに保有させ、この不揮発性メモリに他のプロセッサが実行するメインプログラムを格納させ、上記他のプロセッサが持つ揮発性メモリに転送してその揮発性メモリ上で実行する方式が用いられることが少なくない。
上記のように、不揮発性メモリを持たない各プロセッサの揮発性メモリにメインプログラムを転送するには、以下のように動作する。まず、不揮発性メモリを持つプロセッサが、メインプログラムを転送するためのブートプログラムを、他のプロセッサの揮発性メモリに転送する。ブートプログラムを転送された各プロセッサはこれを実行することにより、自己の揮発性メモリにメインプログラムを転送する。転送終了後、メインプログラムを実行する。
上記動作を行うマルチプロセッサシステムは、例えば特許文献1に開示される。ここに開示されるマルチプロセッサシステムの起動方式は、複数の中央処理装置と、各中央処理装置ごとに設けられた書込み読出しメモリと、オペレーティングシステムを格納する二次記憶装置とを備え、以下のように動作する。一の中央処理装置のみ起動時にシステムのブートを行うイニシャルローダプログラムを格納した読み出し専用メモリを備え、他の各中央処理装置のそれぞれのイニシャルローダプログラムを二次記憶装置に格納しておき、起動時に前記一の中央処理装置がイニシャルローダプログラムを実行することにより、二次記憶装置内のイニシャルローダプログラムをそれぞれ対応する各書込み読出しメモリに転送する。
以下、図面を参照して具体的に説明する。図3は従来のマルチプロセッサシステムの構成図である。図に示すように、マルチプロセッサシステムは2つのプロセッサA(101)、プロセッサB(201)を有し、プロセッサAはメモリバス110を介して不揮発性メモリ102を制御し、プロセッサBはメモリバス210を介して揮発性メモリ202を制御する。不揮発性メモリ102には、プログラムA(103)、プログラムB(104)、ブートプログラム105が格納される。プログラムA,BはそれぞれプロセッサA,Bが実行するプログラムである。ブートプログラム105は、不揮発性メモリ102から揮発性メモリ202にプログラムBを転送するためのプログラムであり、本システムの起動時に実行される。また、プログラムAは不揮発性メモリ102から揮発性メモリ202にブートプログラム105を転送するプログラム部を含むとする。
システム起動時に、プロセッサAはプログラムAを実行する。これにより、不揮発性メモリ102からメモリバス110,210を介して揮発性メモリ202にブートプログラム105が転送される。続いて、プロセッサBが、転送されたブートプログラム105を実行する。これにより、不揮発性メモリ102からメモリバス110,210を介して揮発性メモリ202にプログラムBが転送される。
図4は上記手順により揮発性メモリ202に格納されたプログラムの配置を説明する図である。図に示すように、揮発性メモリ202の先頭アドレス0x0000番地からブートプログラム、プログラムBが順に格納され、残りの領域はワークエリアとなる。プログラムBの転送終了後、プロセッサBはプログラムBを実行する。
特開平5−242057号
従来のマルチプロセッサシステムは上記のように構成され、プロセッサBの揮発性メモリ上に転送したブートプログラムが残っているので、プロセッサBが誤ってブートプログラムを実行してしまう恐れがあり、その場合は揮発性メモリの内容が破壊されて異常な動作を起こしてしまう可能性があるという課題があった。ここで、もし誤書き込み防止の機能をハードウェアが保持していたとしても、ブートプログラムではメモリへの書き込みを行うためにこの書き込み防止機能を解除するので、誤書き込み防止の機能の効力を失ってしまう。また、プログラムが破壊されてしまうので、異常処理後に再起動をする際は再度ブートプログラムを実行してプログラムの転送をしなければならない。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、揮発性メモリ上のプログラムエリアへの誤書き込みを防止するマルチプロセッサシステム、マルチプロセッサシステムの起動方法、および携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係るマルチプロセッサシステムは、第1のプロセッサが制御する不揮発性メモリに格納されたメインプログラムを、第2のプロセッサが制御する揮発性メモリに転送し、前記第2のプロセッサは前記揮発性メモリに転送された前記メインプログラムを実行するマルチプロセッサシステムであって、
前記メインプログラムを前記揮発性メモリに転送する転送プログラムと、その転送プログラムを前記揮発性メモリのプログラムエリアからワークエリアにコピーするコピー処理とを含むブートプログラムを前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送する転送手段と、
(a)前記転送したブートプログラムのうち、前記コピー処理を実行することにより、前記転送プログラムを前記プログラムエリアから前記ワークエリアにコピーすると共に、
(b)コピーした前記転送プログラムを前記ワークエリアにおいて実行することにより、前記メインプログラムを、前記不揮発性メモリから読み出して前記プログラムエリアに書き込み、この書き込みに応じて前記プログラムエリア上から前記ブートプログラムを消去し、そして
(c)前記プログラムエリアに書き込まれた前記メインプログラムを実行することにより、前記ワークエリアにコピーされていた前記転送プログラムを消去する実行消去手段とを備えた
ことを特徴とする。
例えば前記実行消去手段は、前記メインプログラムに含まれる初期化プログラムを前記プログラムエリアにおいて実行することによって前記ワークエリアに所定値を書き込む初期化を行い、これにより前記転送プログラム前記ワークエリアから消去することができる。
本発明に係るマルチプロセッサシステムの起動方法は、第1のプロセッサが制御する不揮発性メモリに格納されたメインプログラムを、第2のプロセッサが制御する揮発性メモリに転送し、前記第2のプロセッサは前記揮発性メモリに転送された前記メインプログラムを実行するマルチプロセッサシステムの起動方法であって、
前記メインプログラムを前記揮発性メモリに転送する転送プログラムと、その転送プログラムを前記揮発性メモリのプログラムエリアからワークエリアにコピーするコピー処理とを含むブートプログラムを前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送し、
前記転送したブートプログラムのうち、前記コピー処理を実行することにより、前記転送プログラムを前記プログラムエリアから前記ワークエリアにコピーし、
コピーした前記転送プログラムを前記ワークエリアにおいて実行することにより、前記メインプログラムを、前記不揮発性メモリから読み出して前記プログラムエリアに書き込み、この書き込みに応じて前記プログラムエリア上から前記ブートプログラムを消去し、
前記プログラムエリアに書き込まれた前記メインプログラムを実行することにより、前記ワークエリアにコピーされていた前記転送プログラムを消去する
ことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、上記構成を備えるマルチプロセッサシステムを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、揮発性メモリ上のプログラムエリアへの誤書き込みを防止することができる。
次に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によるマルチプロセッサシステムの構成図である。図に示すように、このマルチプロセッサシステムは、主機能を司るメインプロセッサ401と、副機能を司るサブプロセッサ501の2つのプロセッサを備える。携帯電話など通信機能を有する携帯機器では、一例として、メインプロセッサがアプリケーション機能部を実行し、サブプロセッサが通信機能部を実行してもよい。
メインプロセッサ401は、揮発性メモリM_RAM(Random Access Memory)402と不揮発性メモリROM(Read Only Memory)403を、メモリバス404を介して制御する。M_RAM402は、ディスク装置(図示せず)等に格納されるOS(Operating System)やアプリケーションプログラム等のデータの一時保存、実行を行うワークメモリとして使用される。
ROM403はプログラムを格納するメモリであり、メインプロセッサ401が実行するプログラムM(411)、サブプロセッサ501が実行するプログラムS(412)、およびプログラムSを転送してS_RAM502に書き込むためのブートプログラム413部を格納する。プログラムSは圧縮されていてもよく、この場合はブートプログラム413はプログラムSを解凍した後にS_RAM502に書き込むプログラムとなる。
サブプロセッサ501は、揮発性メモリS_RAM502をメモリバス504を介して制御する。S_RAM502は、プログラムの一時保存、実行領域であり、先頭アドレス0x0000番地から0x7FFF番地までをプログラム格納エリアとして、0x8000番地から0xFFFFまでをワークエリアとして、マッピングされているとする。この場合、マッピングの番地は一例に過ぎず、他の番地でもよい。
また、メインプロセッサ401とサブプロセッサ501との間は、経路S−RESET422を介して接続される。S−RESET422とは、メインプロセッサ401がサブプロセッサ501に対してリセット制御を行うための信号を送出する経路である。また、メインプロセッサ401側のメモリバス404とサブプロセッサ501側のメモリバス504とは、バスの接続を制御するバスブリッジ421を介して接続される。本発明による実施の形態は、サブプロセッサ501が実行するプログラムSをS_RAM502に転送するためのブートプログラムを、本揮発性メモリのROM403からS_RAM502に転送する転送手段として、プログラムMとバスブリッジ421とメモリバス404,504とを有する。また、本実施の形態は、転送したブートプログラムを実行後に消去する実行消去手段として、プログラムSの初期化プログラムとサブプロセッサ501とを有する。
次に動作について説明する。
本マルチプロセッサシステムを起動すると、まずメインプロセッサ401はサブプロセッサ501にS−RESET422を介してリセット信号を送出する。リセット信号を送出すると、サブプロセッサは初期状態のまま動作を停止する。メインプロセッサ401は、リセット信号を送出した状態で、ROM403内のプログラムMを実行する。プログラムMは、ROM403に格納されるブートプログラム413をS_RAM502に転送するプログラム部を有する。このプログラム部にしたがって、メインプロセッサ401はブートプログラム413を読み出して、メモリバス404、バスブリッジ421およびメモリバス504を介してS_RAM502に転送する。
図2(a)〜(e)は、S_RAM502に格納されるプログラムの配置を説明するメモリマップ図である。通常のプロセッサはリセット状態の解除後先頭アドレスから順にプログラムを実行するので、図2(a)に示すように、転送されたブートプログラム413は先頭アドレス0x0000番地から順に格納される。ブートプログラム413の転送終了後、メインプロセッサ401はS−RESET422を介してサブプロセッサ501のリセット状態を解除して、引き続きROM403内のプログラムMを実行する。
サブプロセッサ501は、リセット状態が解除されると動作を開始する。すなわち、S_RAM502の0x0000番地から順次命令を読み出して実行する。ここでは転送されたブートプログラム413を実行する。上述したように、ブートプログラム413は、ROM403に格納される圧縮されたプログラムSを解凍してS_RAM502に書き込むためのプログラムである。具体的には、この処理を行うための転送プログラム部と、転送プログラム部実行のために必要な初期化処理部とを含む。サブプロセッサ501が0x0000番地から命令を読み出して実行すると、まず初期化処理部が実行される。
ブートプログラム413は転送プログラム部のコピー処理を含む。これは、ワークエリアに転送プログラム部を退避させるためである。ブートプログラム413には転送プログラム部のアドレスとコピー先のアドレスが記載されるので、初期化処理部の実行が完了するとこれに従ってサブプロセッサ501は転送プログラム部を図2(b)のようにワークエリアの先頭アドレスである0x8000番地以降にコピーする。
続いて、サブプロセッサ501は図2(c)のように実行アドレスを0x8000番地にジャンプし、コピーした転送プログラム部を実行する。これにより、ROM403に格納されたプログラムSが、メモリバス404、バスブリッジ421およびメモリバス504を介して読み出され、解凍されてS_RAM502の先頭アドレス0x0000番地からその容量分書き込まれる。
プログラムSの転送終了後、サブプロセッサ501はバスブリッジ421を制御して、メモリバス404とメモリバス504とを切断する。これによりサブプロセッサ501での動作がメインプロセッサ401に影響することを防ぐことができる。続いて、サブプロセッサ501は、図2(d)のように実行アドレスを0x0000にジャンプして、プログラムSを実行する。プログラムSは、初期化プログラムとしてワークエリア0x8000番地から0xFFFF番地の領域に“0x00“を書き込む初期化プログラムを有する。したがって、サブプロセッサ501がプログラムSを実行すると図2(e)のようにワークエリアに“0x00“が書き込まれ、これにより転送プログラム部が消去される。
以上のように、この実施の形態によるマルチプロセッサシステムでは、プログラムSを転送するためのブートプログラムをメインプロセッサ401のROM403からサブプロセッサ501のS_RAM502に転送し、そのブートプログラムを実行後に消去するようにしたので、S_RAM502への誤書き込み、およびそれによるプログラムの破壊を防止できる効果が得られる。また、プログラムの破壊の防止によりプログラム領域が保護されるので、再起動時のブート処理を削減できる効果が得られる。
本発明によるマルチプロセッサシステムの構成図である。 本発明のマルチプロセッサシステムによりS_RAMに格納されるプログラムの配置を説明する図である。 従来のマルチプロセッサシステムの構成図である。 従来のマルチプロセッサシステムにより揮発性メモリに格納されるプログラムの配置を説明する図である。
符号の説明
101 プロセッサA
102 不揮発性メモリ
103 プログラムA
104 プログラムB
105 ブートプログラム
110,210,404,504 メモリバス
201 プロセッサB
202 揮発性メモリ
402 M_RAM
403 ROM
411 プログラムM
412 プログラムS
421 バスブリッジ
422 S−RESET
501 サブプロセッサ
502 S_RAM

Claims (8)

  1. 第1のプロセッサが制御する不揮発性メモリに格納されたメインプログラムを、第2のプロセッサが制御する揮発性メモリに転送し、前記第2のプロセッサは前記揮発性メモリに転送された前記メインプログラムを実行するマルチプロセッサシステムであって、
    前記メインプログラムを前記揮発性メモリに転送する転送プログラムと、その転送プログラムを前記揮発性メモリのプログラムエリアからワークエリアにコピーするコピー処理とを含むブートプログラムを前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送する転送手段と、
    (a)前記転送したブートプログラムのうち、前記コピー処理を実行することにより、前記転送プログラムを前記プログラムエリアから前記ワークエリアにコピーすると共に、
    (b)コピーした前記転送プログラムを前記ワークエリアにおいて実行することにより、前記メインプログラムを、前記不揮発性メモリから読み出して前記プログラムエリアに書き込み、この書き込みに応じて前記プログラムエリア上から前記ブートプログラムを消去し、そして
    (c)前記プログラムエリアに書き込まれた前記メインプログラムを実行することにより、前記ワークエリアにコピーされていた前記転送プログラムを消去する実行消去手段とを備えた
    ことを特徴とするマルチプロセッサシステム。
  2. 前記実行消去手段は、
    前記メインプログラムに含まれる初期化プログラムを前記プログラムエリアにおいて実行することによって前記ワークエリアに所定値を書き込む初期化を行い、これにより前記転送プログラム前記ワークエリアから消去する
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 前記転送手段は、
    記ブートプログラムを、前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送するに際して、前記プログラムエリアの先頭アドレスから順に格納する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 前記第1のプロセッサは、
    前記第2のプロセッサの停止状態において前記転送手段を実行し、
    前記第2のプロセッサは、
    前記第1のプロセッサが前記停止状態を解除するのに応じて、前記実行消去手段を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマルチプロセッサシステム。
  5. 第1のプロセッサが制御する不揮発性メモリに格納されたメインプログラムを、第2のプロセッサが制御する揮発性メモリに転送し、前記第2のプロセッサは前記揮発性メモリに転送された前記メインプログラムを実行するマルチプロセッサシステムの起動方法であって、
    前記メインプログラムを前記揮発性メモリに転送する転送プログラムと、その転送プログラムを前記揮発性メモリのプログラムエリアからワークエリアにコピーするコピー処理とを含むブートプログラムを前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送し、
    前記転送したブートプログラムのうち、前記コピー処理を実行することにより、前記転送プログラムを前記プログラムエリアから前記ワークエリアにコピーし、
    コピーした前記転送プログラムを前記ワークエリアにおいて実行することにより、前記メインプログラムを、前記不揮発性メモリから読み出して前記プログラムエリアに書き込み、この書き込みに応じて前記プログラムエリア上から前記ブートプログラムを消去し、
    前記プログラムエリアに書き込まれた前記メインプログラムを実行することにより、前記ワークエリアにコピーされていた前記転送プログラムを消去する
    ことを特徴とするマルチプロセッサシステムの起動方法。
  6. 前記メインプログラムに含まれる初期化プログラムを前記プログラムエリアにおいて実行することによって前記ワークエリアに所定値を書き込む初期化を行い、これにより前記転送プログラム前記ワークエリアから消去する
    ことを特徴とする請求項記載のマルチプロセッサシステムの起動方法。
  7. 記ブートプログラムを、前記不揮発性メモリから前記揮発性メモリの前記プログラムエリアに転送するに際して、前記プログラムエリアの先頭アドレスから順に格納する
    ことを特徴とする請求項5または6記載のマルチプロセッサシステムの起動方法。
  8. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマルチプロセッサシステムを備えた
    ことを特徴とする携帯端末。
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