JP4875883B2 - イオン化したクラスタ、分子及び単一原子を発生するためのイオン発生装置 - Google Patents

イオン化したクラスタ、分子及び単一原子を発生するためのイオン発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4875883B2
JP4875883B2 JP2005327611A JP2005327611A JP4875883B2 JP 4875883 B2 JP4875883 B2 JP 4875883B2 JP 2005327611 A JP2005327611 A JP 2005327611A JP 2005327611 A JP2005327611 A JP 2005327611A JP 4875883 B2 JP4875883 B2 JP 4875883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
source
arc chamber
ion
dopant material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005327611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006140159A (ja
Inventor
シー オルソン ジョセフ
レナウ アンソニー
エル スマトラク ドナ
デッカールッケ カート
マーフィー ポール
エス ペレル アレクサンダー
ジェイ ロウ ラッセル
クルンチ ピーター
Original Assignee
ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド filed Critical ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド
Publication of JP2006140159A publication Critical patent/JP2006140159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4875883B2 publication Critical patent/JP4875883B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/08Ion sources; Ion guns
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J27/00Ion beam tubes
    • H01J27/02Ion sources; Ion guns
    • H01J27/08Ion sources; Ion guns using arc discharge
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0812Ionized cluster beam [ICB] sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0815Methods of ionisation
    • H01J2237/082Electron beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0822Multiple sources
    • H01J2237/0825Multiple sources for producing different ions simultaneously
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0822Multiple sources
    • H01J2237/0827Multiple sources for producing different ions sequentially
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/31701Ion implantation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

本発明は、イオンインプランタ用に好適なイオン源、特に種々の用途においてイオン化した分子、イオン化したクラスタ及びイオン化した単一原子を生成しうるイオン源に関するものである。
イオン源はイオンインプランタの重要な構成部分である。イオン源はイオンインプランタのビームラインを通過するイオンビームを生成し、半導体ウェハに到達する。イオン源は、さまざまなイオン種子および抽出電圧に対して、安定で明確なビームを生成するものが必要とされる。半導体生産設備において、イオン源を含むイオンインプランタは、保全や修繕を必要とせず長い期間、作動することが要求される。
イオンインプランタは、直接加熱陰極を有するイオン源を一般的に使用しており、このイオン源では電子を放出するフィラメントがイオン源のアークチャンバに取り付けられ、アークチャンバで非常に腐食性のあるプラズマにさらされる。このように直接加熱陰極は、比較的小さな直径のワイヤーフィラメントを含み、その結果アークチャンバ内の腐食性環境で比較的短時間で劣化し断線する。間接的に加熱された陰極イオン源はイオン源の寿命を改善するために開発されたものである。間接加熱陰極は、フィラメントからの電子の衝撃によって加熱され、熱イオン的に電子を放出する比較的大きな陰極を含む。フィラメントはアークチャンバ内でプラズマから隔離され、それにより長い寿命を持つ。前記陰極の比較的大きな構造は、長期間の動作を保証する。
このような改良にもかかわらず、イオン源は、ある動作状態においては、満足な性能を提供しない。現在の半導体デバイスの技術は、低いインプラントエネルギで得られる極めて浅い接合部の深さを必要とする。しかし、イオンインプランタは、比較的高いインプラントエネルギで効率的に動作するように一般的に設計され、極めて浅い接合部に必要とされるエネルギでは効率的に動作しない。低いインプラントエネルギでは、ウェハに到達する電流は、所望の値より以上に非常に低く、場合により殆どゼロになる。結果として、極めて長いインプラント時間が、指定の放射線量を達成するために必要とされ、スループットが低下する。イオン源は低い抽出電圧で非能率的に働くため、小さなイオン電流がウェハに到達する。更に、イオンビームは、イオンインプランタのビームラインを経て運ばれるにつれて広がり、目標の半導体ウェハよりむしろイオンインプランタの構成部へ衝突する。
低エネルギ生産性は、重い分子や原子のクラスタを走行させることで、著しく改良される。従来のホット陰極イオン源は、高出力の単一原子を生成するが、クラスタや分子を分解する傾向があり、生産性の改善を低減する。分子やクラスタを生成するイオン源は2002年9月17日に特許されたホースキのUS特許第6,452,338号に開示されている。この公開イオン源は分子やクラスタを分解させずにイオン化するために電子ビームに依存している。前記特許には、電子エネルギの範囲を20−1200eVとし、最も高いエネルギは分子を完全に分解し多価イオンを生成するために使用することが記載されている。このイオン源では抽出電流はイオン源内にプラズマがないために制限される。
半導体製造装置は、多数のイオンインプランタの必要性を低減するために広範囲にわたるインプラントパラメータで働くことが望まれる。もっと具体的に言えば、イオンインプランタは、浅い接合深さを達成するための極めて低いエネルギを含む広範囲のイオンエネルギで動作する必要がある。従来技術のイオン源は動作範囲が制限される。従って、改良されたイオン源およびイオン生成方法が必要とされている。
本発明の第1の形態によれば、イオン源が提供される。このイオン源は、アークチャンバを画定するアークチャンバ筐体と、第1の動作モードで第1のドーパント物質をアークチャンバへ供給するように構成された第1のドーパント源と、第1の動作モードで第1のドーパント物質をイオン化するように構成された第1の電子源と、第2の動作モードで第2のドーパント物質をアークチャンバへ供給するように構成された第2のドーパント源と、第2の動作モードで第2のドーパント物質をイオン化するように構成された第2の電子源とを含み、またイオン源は第1の動作モードで第1のドーパント物質のイオンを供給し、第2の動作モードで第2のドーパント物質のイオンを供給する。
第1の電子源は、第1の動作モードで比較的低温度で第1のドーパント物質をイオン化するように構成し、第2の電子源は、第2の動作モードで比較的高温度で第2のドーパント物質をイオン化するように構成することができる。第1のドーパント源は、第1の動作モードで第1のドーパント物質の分子をアークチャンバへ供給するように構成することができる。
本発明の第2の形態によれば、アークチャンバでイオンを生成する方法が提供される。この方法は、第1の動作モードでアークチャンバに第1のドーパント物質を供給し、第1の電子源を用いながら第1の動作モードで第1のドーパント物質をイオン化し、第2の動作モードでアークチャンバに第2のドーパント物質を供給し、第2の電子源を用いながら、第2の動作モードで第2のドーパント物質をイオン化するように構成し、イオン源は、第1の動作モードで第1のドーパント物質のイオンを供給し、第2の動作モードで第2のドーパント物質のイオンを供給する。
本発明の第3の形態によれば、イオン源は、アークチャンバを画定するアークチャンバ筐体と、第1の動作モードで第1のドーパント物質をアークチャンバに供給するように構成された第1のドーパント源と、第2の動作モードで第2のドーパント物質をアークチャンバへ供給するように構成された第2のドーパント物質と、アークチャンバに置かれた陰極を含む電子源と、電子電流で電圧を印加された時、電子を引き起こすように構成されたフィラメントと第1の動作モードで電子をアークチャンバへ方向付け、第2の動作モードにおいて加熱するために陰極へ電子を方向付けるように構成された制御素子とを含む。
本発明の第4の形態によれば、アークチャンバ内でイオンを生成する方法が提供される。この方法は第1の動作モードで第1のドーパント物質をアークチャンバへ供給し、第2の動作モードで第2のドーパント物質をアークチャンバへ供給し、電子をアークチャンバへ方向付けることによって、第1の動作モードで第1のドーパント物質をイオン化し、電子をアークチャンバに置かれた陰極へ方向付けることで、第2の動作モードで陰極を加熱するために第2のドーパント物質をイオン化するように構成される。
本発明の第5の形態によれば、イオン源は第1の動作モードで分子イオンを生成するように構成された分子イオン源と、第2の動作モードで原子イオンを生成するように構成された原子イオン源と、第1の動作モードでビームラインに沿って分子イオン源から分子イオンを方向付けるように構成されたスイッチング素子と、第2の動作モードでビームラインに沿って原子イオン源から原子イオンを方向付けるように構成されたスイッチング素子とを含む。
本発明の第1の実施例によるイオン源が図1に示される。このイオン源は、イオン化分子およびイオン化クラスタを生成するためのコールド動作モードと、イオン化単一原子および他の一般的なイオン種を生成するためのホット動作モードとを有する。ホット動作モードはプラズマの発生を伴うが、コールド動作モードはプラズマの発生が回避される。
抽出開口12を持つアークチャンバ筐体10はアークチャンバ14を画成する。陰極20はアークチャンバ14内の一端に配置される。陰極20に近接したアークチャンバ14の外に置かれたフィラメント30は、ホット動作モードで陰極20を加熱する。陰極20は間接加熱陰極として構成される。陰極20とフィラメント30は、ホット動作モードで電子源として機能する。ホット動作モードでイオン化すべき物質は、蒸発器/ガス源40からアークチャンバ14へ供給される。
アーク電源50は、アークチャンバ筐体10に接続された正極と陰極20へ接続された負極を有する。アーク電源50は、陰極20によって放射される電子をアークチャンバ14のプラズマ内へと加速する。
バイアス電源52は、陰極20に接続される正極とフィラメント30に接続される負極を有する。バイアス電源52は、フィラメント30によって放出される電子を陰極20へ加速することで、ホット動作モードにて陰極20を加熱する。
フィラメント電源54はフィラメント30に接続された出力端子を有する。フィラメント電源54は、フィラメント30を発熱させて電子を発生させる。発生した電子は陰極20へ加速され陰極20を加熱する。
ソースマグネット(図示していない)はアークチャンバ14内に矢印62で示す方向に磁場Bを発生する。このソースマグネットは、アークチャンバ14の両端に磁極を有する。このソースマグネットは、マグネット電源(図示していない)へと接続される。前記磁場はホット動作モードにおいて陰極20により放出された電子とアークチャンバ14内のプラズマとの相互作用を増加させる。このソースマグネットはコールド動作モードでは減勢される。
コールド動作モードで動作する電子源100は、陰極20からみてアークチャンバ14の反対端に位置する。電子源100は、アークチャンバ14の外側に位置するフィラメント110と、アークチャンバ14内に位置する加速電極112と、集束電極114とを含む。フィラメント110は、フィラメント110を加熱するためにフィラメント電源120へと接続される。加速電源122は、フィラメント110によって発生された電子を加速して電子ビームにするために加速電極112とフィラメント110との間に接続される。集束電源124は、電子をアークチャンバ筐体10の開口部を経てアークチャンバ14内へと集束させるために集中電極114とフィラメント110との間に接続される。加速電源122はフィラメントにより発生された電子を加速して約20から1000電子ボルトの範囲のエネルギを付与することが出来る。コールド動作モードでイオン化すべき物質は、蒸発器/ガス源32からアークチャンバ14へと供給される。
図1に示すイオン源は、イオン源を2つのモードで動作可能にする効率的な構成を提供し、コールド動作モードは分子とクラスタの穏やかなイオン化と保存を目的とし、ホット動作モードはプラズマの形成とイオン源の内容物の完全分解とイオン化を目標とする。この構成は、高いエネルギだけでなく低いエネルギでも、インプランタの全性能範囲に亘って高い生産性を維持出来るようにする。その基本コンセプトは、電子源をアークチャンバの両端に配置することにある。1つの電子源は、ホット動作モードで電子源として働く間接加熱陰極を含んでいる。他の電子源は、コールド動作モードでアークチャンバに供給する分子のソフトイオン化のための電子源を含んでいる。コールド動作モードで動作するための電子源に関する追加の詳細は、2002年9月17日に特許されたホースキのUS特許第6,452、338号に開示されている。非使用状態の電子源は、イオン源内の電子の寿命を向上するためのリペラとして働くように常にバイアスすることができる。従って、ホットモードでは、電子源100の構成部を、電子リペラとして働くようにバイアスすることができ、コールドモードでは陰極20を電子リペラとして働くようにバイアスすることができる。
図1を参照すると、コールドモード構成部140は、蒸発器/ガス源32、加速電源122、集束電源124、フィラメント電源120、フィラメント110及び集束電極114を有する。ホットモード構成部142は、蒸発器/ガス源40、アーク電源50、バイアス電源52とフィラメント電源54を有する。アークチャンバ筐体10及びその関連構成部は、コールドモードとホットモードで働く。このイオン源がコールドモードで働く時、ホットモード構成部142は滅勢され、抑制され、且つ又切り離される。このイオン源がホットモードで働く場合には、逆にコールドモード構成部140が滅勢され、抑制され、且つ又切り離される。
本発明の第2の実施例を図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3の実施例は、陰極20及びフィラメント30を必要とせず、電子源100がコールドとホットの両方の動作モードで電子を発生する以外は、図1の実施例に類似している。図2及び図3に、電子源100の基本構成部が示されている。加速電極112Aは、電子ビーム132の通過のための開口部130を有する環状陰極として構成される。
図2で示されるコールド動作モードにおいて、集束電極114は、電子ビームを集束して加速電極112Aの開口部130を経てアークチャンバ14(図1)へと通すようにバイアスされる。加速電極112Aはコールド動作モードにおいて良い電子放出特性を有するタングステンや他の物質で製造することができる。電子ビーム132はアークチャンバ14内で、プラズマを発生することなく、イオン化された分子やイオン化されたクラスタを生成する。
図3で示されるホット動作モードでは、フィラメント110で発生された電子は集束電極114によりデフォーカスされ、加速電極112Aに衝突する。電子は電極112Aを加熱し、アークチャンバ14内へ電子を放出する。このように、ホット動作モードでは、加速電極112Aは間接加熱陰極として働く。
本発明の追加の実施例では、インプランタ構造を、2つ以上のイオン源を含み、便利で実用的なものとする。この実施例では、2つのイオン源は設計及び動作原理が大きく相違するものとすることができる。低エネルギ生産性を改善する、特にホウ素用のクラスタや分子イオン源が開発されている。しかし、特に高出力の分子イオンを生成するイオン源は、慣用のイオン種、特に多価イオンの生成が少ないのが典型的である。分子イオン源の選択は基本的には専用の低エネルギホウ素ツールを作るための選択であり、市場では魅力的でない。これらの実施例は、どのようにして慣用のイオン種の高出力機能を維持しながら、分子イオン源の低エネルギ生産性の利点を得る問題を解決する。
本発明の第3の実施例を図4を参照して説明する。図4の実施例は、ビームラインに既に存在する要素を主に用いて、インプランタが2つのイオン源の出力を切り替えることができるようにする。このイオンインプランタは慣用の原子イオン源を有する。分子イオン源をこのインプランタに付加する。
分子イオン源を、Varian Semiconductor Equipment Associates社によって製造され販売されているVIISta810のようなイオンインプランタに付加する。分子イオン源は、動作時にその出力が加速カラムの軸方向に方向づけられるような位置に付加する。この場合、フィルタマグネットはターンオフする。このフィルタマグネットは、2つのイオン源間の選択を可能にする。フィルタマグネットがONの場合、慣用のイオン源が選ばれ、フィルタマグネットがOFFの場合、分子イオン源が選ばれる。この構成は、フィルタマグネットの低質量エネルギ積が分子イオン源に供給できる抽出電圧を制限するので、イオン源の好適な構成である。
図4につき説明すると、イオンビーム発生装置200は所望のイオン種のイオンビームを生成し、イオンビーム内のイオンを所望のエネルギまで加速し、イオンビームの質量/エネルギ分析を行なって、エネルギ及び質量汚染を取り除き、低レベルのエネルギ及び質量汚染を有する高エネルギのイオンビーム212を供給する。イオンビーム発生装置200の主な構成部は、慣用の原子イオン源220と、分子イオン源224と、ソースフィルタ230と、加減速カラム柱232と、質量分析240とを有する。慣用のイオン源220はソースフィルタ230の入力軸に沿って置き、ソースフィルタ230を付勢する。分子イオン源224は加減速カラム232の軸に沿って置き、ソースフィルタ230を滅勢する。単一イオン源を持つイオンビーム発生装置に関する追加の詳細が、2000年10月10日に特許されたレナウ他のUS特許第6,130,436号に開示されている。分子イオン源224は、例えば前記US特許第6,452,338号に記載されたタイプのものとしてもよい。
分子イオン源は、イオンインプランテーションに使用される全てのプロセスガスと互換性はない。1つのイオン源構造では、標準のインプラントガスからのみならず8価のデカボランや他の高分子量先駆ガスからも効率的にイオンビームを生成することはできない。他の実施例では、2つの物理的に分離したイオン源の間で、両イオン源を機械的に動かすことなく、イオンビームを切り替えるシステムがある。この実施例では、VIISta810イオンインプランタで使用されるようなフィルタマグネット又は事前分析マグネットを、2つの異なるイオン源からの左右からのビームを受けるように変更する。利用されるソースは、マグネットの磁場を反対にすることで、切り替えられる。1つのソースは従来からある原子イオン源であり、その他のソースは分子イオン源である。
本発明の第4の実施例を図5につき説明する。分子イオン源300と原子イオン源302はバキュームチャンバ310内に取り付けられている。分子イオン源300と原子イオン源302はビーム軸312に対して対称角で置かれている。フィルタマグネット320はバキュームチャンバ310内に分子イオン源300と原子イオン源302の下流に配置されている。フィルタマグネット320によって発生される磁場は、マグネット電流の極性を反対にすることで、逆にすることが出来る。移動可能なファラデービームセンサ330は分子イオン源300の出力端子に置かれ、移動可能なファラデービームセンサ332は原子イオン源302の出力端子に置かれる。ビームセンサ330と332は、それぞれイオン源300と302によって発生されるイオンビームの通路内及び通路外へ移動可能である。フィルタマグネット320は、イオン源300または302によって発生されるイオンビーム340をイオンインプランタのビームラインへ出力する。
イオン源302が使用される時、ビームが調整され、フィルタマグネット320がターンオンされて上向きの (図5の平面に垂直の) 磁場を発生する。これにより、イオン源302によって生成されたイオンビームがフィルタマグネット320によって偏向され、イオンインプランタへと向けられる。イオン源300へ切り替えるには、磁場が下向きに反転され、イオン源300からのイオンビームがイオンインプランタへと向けられる。移動可能なファラデービームセンサ330と332で使用されないソース出力を遮断することによって調整ビームをオンのままにすることができる。この形態はスイッチング時間を高める。
本発明の第5の実施例を図6及び図7につき説明する。分子イオン源としてのコールド動作モードでの動作が図6に示されている。原子イオン源としてのホット動作モードでの動作が図7に示されている。
抽出開口部412を有するアークチャンバ筐体410は、アークチャンバ414を画定する。種々の蒸発器/ガス源が、コールド動作モードとホット動作モードでの動作のために、図1につき記載したように、アークチャンバ414に接続されている。
冷却されたフィラメントシールド420とフィラメント422がアークチャンバ414の一端に置かれている。フィラメントシールド420は、フィラメント422からの電子をアークチャンバ414へと通すために多数の孔424を有する。フィラメント電源426は、フィラメント422へ接続される出力端子を有する。アーク電源428は、アークチャンバ筐体410とフィラメント422へと接続される出力端子を有する。間接加熱陰極430とフィラメント432は、アークチャンバ414の反対端に位置している。電源50、52及び54は、ホット動作モードに関連して記載した図1で示されている電源50、52及び54に相当する。
図6に示されるコールド動作モードでは、フィラメント422が電子を発生し、発生した電子は冷却されたフィラメントシールド420の孔424を通過し、アークチャンバ414内でドーパント物質をイオン化して分子イオンを生成する。コールド動作モードでは、陰極430は冷却されリペラ電極として働く。コールド動作モードでは、フィラメント422とフィラメントシールド420が電子源として機能する。
図7に示されるホット動作モードでは、フィラメント432が電子を発生して熱陰極430を加熱し、アークチャンバ414内に電子を発生させ、ドーパント物質をイオン化して原始イオンを生成する。ホット動作モードでは、フィラメントシールド420はリペラ電極として働く。ホット動作モードでは、フィラメント432と間接加熱陰極430が電子源として働く。
いくつかのイオンインプランタはイオンプランテーションのためにリボンイオンビームを使用する。この技術は、8価のデカボランのような重ガスを使用する分子源に拡張することが可能である。アークチャンバとグランド電極の変更により、分子イオン源からイオンインプランテーションで使用するためにリボンイオンビームを抽出するのを可能にできる。
現行のリボンイオンビーム源技術は分子種を解離するが、高電流分子ビームを形成できない。適切なアークチャンバデザインを持つ分子イオン源は、イオンインプランテーション応用に十分な電流の高分子量ビームの抽出を可能にする。
本発明のさまざまな実施例を詳細に記載したが、さまざまな変更や改良が当業者に容易に考えられる。このような変更や改良は、本発明の精神や範囲内に含まれるものと意図される。更に、当業者にとっては、ここに記載された全てのパラメータは一例であって、実際のパラメータは本発明のシステムが使用されるための特定の用途に依存することは容易に理解されるところである。従って以上の記載は、例示にすぎず、限定を意図するものではない。本発明は、以下の請求項によって特定されるもの及びその同等物によってのみ制限される。
本発明の第1の実施例によるイオン源の概要ブロック図である。 本発明の第2の実施例による電子源の概要ブロック図であり、コールド動作モードを示している。 図2の電子源の概要ブロック図であり、ホット動作モードを示している。 本発明の第3の実施例よるイオンビーム発生装置の概要ブロック図である。 本発明の第4の実施例によるイオンビーム発生装置の概要ブロック図である。 本発明の第5の実施例によるイオン源の概要図であり、コールド動作モードが示されている。 図6のイオン源の概要図であり、ホット動作モードが示されている。
符号の説明
10 アーク空間筐体
12、130 隙間
14 アーク空間
20 陰極
30 フィラメント
32、40 蒸発器
50 アーク電源
52 バイアス電源
54 フィラメント電源
62 矢印
100 電子ソース
110 フィラメント
112、112A 加速電極
114 フォーカス電源
120 フィラメント電源
122 電子加速電源
124 集束電源
132 フォーカス電子ビーム
200 イオンビーム発生器
212 活発なイオンビーム
220 従来からあるイオンビーム
224 分子イオンソース
230 ソースフィルタ
232 加減速柱
240 巨大分析
300 分子イオンソース
302 原子イオンソース
310 真空空間
312 ビーム軸
320 フィルターマグネット
330、332 ファラデービームセンサ
340 出力イオンビーム
410 アーク空間筐体
412 抽出隙間
414 アーク空間
420 フィラメントシールド
422 フィラメント
424 マルチプルホールズ
426 フィラメント電圧供給
428 アーク電圧
430 間接的に熱せられたカソード
432 フィラメント

Claims (36)

  1. アークチャンバを画定するアークチャンバ筐体と、
    第1の動作モードにおいて第1のドーパント物質を前記アークチャンバに供給するように構成された第1のドーパント源と、
    前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質をイオン化するように構成された第1の電子源と、
    第2の動作モードにおいて第2のドーパント物質を前記アークチャンバに供給するように構成された第2のドーパント源と、
    前記第2の動作モードにおいて前記第2のドーパント物質をイオン化するように構成された第2の電子源とを具えるイオン源であって、前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質のイオンを供給し、第2の動作モードにおいて前記第2のドーパント物質のイオンを供給することを特徴とするイオン源。
  2. 前記第1の電子源は、前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質を比較的低温度でイオン化するように構成され、前記第2の電子源は、前記第2の動作モードにおいて前記第2のドーパント物質を比較的高温度でイオン化するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  3. 前記第1のドーパント源は、低温蒸発器を具えることを特徴とする請求項2記載のイオン源。
  4. 前記第1のドーパント源は、前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質の分子を前記アークチャンバへ供給するように構成されていることを特徴とする請求項3記載のイオン源。
  5. 前記第1の電子源は、前記アークチャンバの外に置かれるフィラメントと、前記フィラメントによって発生される電子を前記アークチャンバ内へと加速するための加速電極とを具えることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  6. 前記第2のドーパント源は、ガス源を有することを特徴とする請求項3記載のイオン源。
  7. 前記第2の電子源は、間接加熱陰極と、該間接加熱陰極を加熱するように構成されたフィラメントとを具えることを特徴とする請求項6記載のイオン源。
  8. 前記第2の電子源は、前記第1の動作モードにおいて前記第1の電子源のためのビームダンプとして構成されていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  9. 前記第2の電子源は、前記第1の動作モードにおいて冷却されることを特徴とする請求項8記載のイオン源。
  10. 前記第1の電子源は、前記第2の動作モードにおいて電子を反発するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  11. 前記第1および第2の電子源が前記アークチャンバの対向する両端に置かれていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  12. フィラメントを加熱する電流を供給するためのフィラメント電源と、前記フィラメントと前記陰極との間に結合されたバイアス電源と、前記陰極と前記アークチャンバ筐体との間に結合されたアーク電源とを更に具えることを特徴とする請求項7記載のイオン源。
  13. 前記フィラメントを加熱する電流を供給するフィラメント電源と、前記加速電極と前記フィラメントとの間に結合された加速電源とを更に具えることを特徴とする請求項5記載のイオン源。
  14. 前記第1の電子源は、フィラメントと、該フィラメントと前記アークチャンバとの間に置かれたフィラメントシールドとを具えることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  15. 前記フィラメントシールドは、前記フィラメントによって発生される電子を通すための多数の孔を具えることを特徴とする請求項14記載のイオン源。
  16. 前記第2の電子源は、間接加熱陰極と、該間接加熱陰極を加熱するように構成されたフィラメントを具えることを特徴とする請求項14記載のイオン源。
  17. アークチャンバを画定するアークチャンバ筐体と、
    コールド動作モードにおいて第1のドーパント物質を前記アークチャンバに供給するように構成された低温蒸発器と、
    前記コールド動作モードにおいて前記第1のドーパント物質をイオン化するように構成された第1の電子源と、
    ホット動作モードにおいて第2のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するように構成されたガス源と、
    前記アークチャンバ内に置かれた間接加熱陰極及び該陰極を加熱するためのフィラメントを含む第2の電子源とを具え、前記第2の電子源は前記ホット動作モードにおいて前記第2のドーパント物質をイオン化するように構成されたイオン源であって、前記コールド動作モードにおいて前記第1のドーパント物質のイオンを供給し、前記ホット動作モードにおいて前記第2のドーパント物質のイオンを供給することを特徴とするイオン源。
  18. アークチャンバ内でイオンを発生させる方法であって、
    第1の動作モードで第1のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するステップと、
    前記第1の動作モードにおいて第1の電子源を用いて前記第1のドーパント物質をイオン化するステップと、
    第2の動作モードにおいて第2のドーパント物質をアークチャンバへ供給するステップと、
    前記第2の動作モードにおいて第2の電子源を用いて前記第2のドーパント物質をイオン化するステップとを具え、前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質のイオンを供給し、前記第2の動作モードにおいて前記第2のドーパント物質のイオンを供給することを特徴とするイオン発生方法。
  19. 前記第1の動作モードにおいて前記第2の電子源を電子ビームダンプとしてバイアスするステップを更に具えることを特徴とする請求項18記載のイオン発生方法。
  20. 前記第1の動作モードにおいて前記第2の電子源を冷却するステップを更に具えることを特徴とする請求項19記載のイオン発生方法。
  21. 前記第2の動作モードにおいて電子を反発するために前記第1の電子源をバイアスするステップを更に具えることを特徴とする請求項18記載のイオン発生方法。
  22. 前記第1の動作モードにおいて前記アークチャンバを比較的低温度に維持するステップと、前記第2の動作モードにおいて前記アークチャンバを比較的高温度に維持するステップとを更に具えることを特徴とする請求項18記載のイオン発生方法。
  23. 前記第1のドーパント物質をイオン化するステップは、比較的低温度で分子イオンを発生することを特徴とする請求項18記載のイオン発生方法。
  24. 前記第2のドーパント物質をイオン化するステップは、比較的高温度で原子イオンを発生することを特徴とする請求項23記載のイオン発生方法。
  25. アークチャンバを画定するアークチャンバ筐体と、
    第1の動作モードにおいて第1のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するように構成された第1のドーパント源と、
    第2の動作モードにおいて第2のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するように構成された第2のドーパント源と、
    前記アークチャンバ内に位置する陰極と、電流で付勢されたとき電子を発生するように構成されたフィラメントと、第1の動作モードにおいて前記電子を前記アークチャンバ内へ向けさせ、第2の動作モードにおいて前記電子を前記陰極の加熱のために前記陰極に向けさせるよう構成された制御素子とを有する電子源と、
    を具えることを特徴とするイオン源。
  26. 前記電子源は、前記第1の動作モードにおいて前記第1のドーパント物質を比較的低温度でイオン化し、前記第2の動作モードにおいて前記第2のドーパント物質を比較的高温度でイオン化するように構成されることを特徴とする請求項25記載のイオン源。
  27. 前記第1のドーパント源は、低温蒸発器を含むことを特徴とする請求項25記載のイオン源。
  28. 前記第1のドーパント源は、前記第1の動作モードにおいて前記アークチャンバ内へ前記第1のドーパント物質の分子を供給するように構成されることを特徴とする請求項27記載のイオン源。
  29. 前記電子源は、前記アークチャンバの外に置かれたフィラメントと、該フィラメントによって発生された前記電子を前記アークチャンバへと加速する加速電極とを具えることを特徴とする請求項25記載のイオン源。
  30. 前記陰極は開口部を含み、前記電子源は前記第1の動作モードにおいて前記電子を前記陰極の開口部を経て前記アークチャンバ内へと方向付ける集束電極を更に含むことを特徴とする請求項25記載のイオン源。
  31. アークチャンバ内でイオンを生成する方法であって、
    第1の動作モードにおいて第1のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するステップと、
    第2の動作モードにおいて第2のドーパント物質を前記アークチャンバへ供給するステップと、
    前記第1の動作モードにおいて電子を前記アークチャンバ内へ方向付けさせることにより前記第1のドーパント物質をイオン化するステップと、
    前記第2の動作モードにおいて前記電子を前記アークチャンバ内に置かれた陰極へ向けさせ該陰極を加熱することにより前記第2のドーパント物質をイオン化することを特徴とするイオン発生方法。
  32. 前記第1のドーパント物質をイオン化するステップは比較的低温度で分子イオンを発生し、前記第2のドーパント物質をイオン化するステップは比較的高温度で原子イオンを発生することを特徴とする請求項31記載のイオン発生方法。
  33. 第1の動作モードにおいて分子イオンを生成するように構成された分子イオン源と、
    第2の動作モードにおいて原子イオンを生成するように構成された原子イオン源と、
    前記第1の動作モードにおいて前記分子イオン源から分子イオンをビームラインに沿う方向に方向付け、前記第2の動作モードにおいて前記原子イオン源からの原子イオンを前記ビームラインに沿う向きに方向付けるスイッチング素子と、
    を具えることを特徴とするイオンビーム発生装置。
  34. 前記分子イオン源は比較的低温度で働き、前記原子イオン源は比較的高温度で働くことを特徴とする請求項33記載のイオンビーム発生装置。
  35. 前記スイッチング素子はスイッチ可能なマグネットを含むことを特徴とする請求項33記載のイオンビーム発生装置。
  36. 前記分子イオン源および前記原子イオン源のそれぞれの出力を選択的に遮断する第1および第2の遮断素子を更に具えることを特徴とする請求項33記載のイオンビーム発生装置。
JP2005327611A 2004-11-12 2005-11-11 イオン化したクラスタ、分子及び単一原子を発生するためのイオン発生装置 Active JP4875883B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US62720204P 2004-11-12 2004-11-12
US60/627,202 2004-11-12
US11/269,033 2005-11-08
US11/269,033 US7459704B2 (en) 2004-11-12 2005-11-08 Ion source configuration for production of ionized clusters, ionized molecules and ionized mono-atoms

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006140159A JP2006140159A (ja) 2006-06-01
JP4875883B2 true JP4875883B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=36620816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005327611A Active JP4875883B2 (ja) 2004-11-12 2005-11-11 イオン化したクラスタ、分子及び単一原子を発生するためのイオン発生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7459704B2 (ja)
JP (1) JP4875883B2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7838850B2 (en) * 1999-12-13 2010-11-23 Semequip, Inc. External cathode ion source
JP4820038B2 (ja) * 1999-12-13 2011-11-24 セメクイップ, インコーポレイテッド イオン注入イオン源、システム、および方法
US7819981B2 (en) 2004-10-26 2010-10-26 Advanced Technology Materials, Inc. Methods for cleaning ion implanter components
JP2010503977A (ja) * 2006-04-26 2010-02-04 アドバンスト テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド 半導体処理システムの洗浄方法
JP5371142B2 (ja) * 2006-07-14 2013-12-18 エフ・イ−・アイ・カンパニー マルチソース型のプラズマ集束イオン・ビーム・システム
US20080142039A1 (en) * 2006-12-13 2008-06-19 Advanced Technology Materials, Inc. Removal of nitride deposits
JP5652582B2 (ja) * 2007-07-31 2015-01-14 アクセリス テクノロジーズ インコーポレーテッド ハイブリッドイオン源
US7947966B2 (en) * 2007-07-31 2011-05-24 Axcelis Technologies, Inc. Double plasma ion source
KR101755970B1 (ko) 2008-02-11 2017-07-07 엔테그리스, 아이엔씨. 이온 공급원 챔버를 포함하는 이온 주입 시스템의 성능 향상 및 수명 연장 방법
US8072149B2 (en) * 2008-03-31 2011-12-06 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Unbalanced ion source
US8330118B2 (en) * 2008-05-16 2012-12-11 Semequip, Inc. Multi mode ion source
US7807961B2 (en) * 2008-10-08 2010-10-05 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Techniques for ion implantation of molecular ions
SG10201401235YA (en) * 2009-04-10 2014-09-26 Applied Materials Inc Use special ion source apparatus and implant with molecular ions to process hdd (high density magnetic disks) with patterned magnetic domains
GB2484488B (en) 2010-10-12 2013-04-17 Vg Systems Ltd Improvements in and relating to ion guns
US9761424B1 (en) 2011-09-07 2017-09-12 Nano-Product Engineering, LLC Filtered cathodic arc method, apparatus and applications thereof
US10304665B2 (en) 2011-09-07 2019-05-28 Nano-Product Engineering, LLC Reactors for plasma-assisted processes and associated methods
CN103094033A (zh) * 2011-11-07 2013-05-08 北京中科信电子装备有限公司 一种双灯丝离子源弧流平衡调节方法
US8993982B2 (en) 2013-07-15 2015-03-31 Vg Systems Limited Switchable ion gun with improved gas inlet arrangement
CN105355531B (zh) * 2015-10-30 2017-08-04 中国电子科技集团公司第四十八研究所 用于离子源的灯丝夹持装置
US11834204B1 (en) 2018-04-05 2023-12-05 Nano-Product Engineering, LLC Sources for plasma assisted electric propulsion
US11600473B2 (en) 2019-03-13 2023-03-07 Applied Materials, Inc. Ion source with biased extraction plate
US10923306B2 (en) 2019-03-13 2021-02-16 Applied Materials, Inc. Ion source with biased extraction plate
US11430898B2 (en) 2020-03-13 2022-08-30 Applied Materials, Inc. Oxygen vacancy of amorphous indium gallium zinc oxide passivation by silicon ion treatment
US20230369007A1 (en) * 2022-05-10 2023-11-16 Applied Materials, Inc. Hybrid ion source for aluminum ion generation using organoaluminium compounds and a solid target

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452338B1 (en) * 1999-12-13 2002-09-17 Semequip, Inc. Electron beam ion source with integral low-temperature vaporizer

Also Published As

Publication number Publication date
US20060169915A1 (en) 2006-08-03
US7459704B2 (en) 2008-12-02
JP2006140159A (ja) 2006-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875883B2 (ja) イオン化したクラスタ、分子及び単一原子を発生するためのイオン発生装置
US7700925B2 (en) Techniques for providing a multimode ion source
JP5026711B2 (ja) イオン注入システム及び制御方法
JP5212760B2 (ja) イオン注入装置用のイオン源およびそのためのリペラ
JP6237127B2 (ja) イオン源、その運転方法および電子銃
JP5393696B2 (ja) イオンビーム注入装置用のプラズマ電子フラッドシステム
JP6237133B2 (ja) イオン源および磁界発生方法
US8072149B2 (en) Unbalanced ion source
EP2426692A2 (en) Ion source
JP2017504148A (ja) 任意の長さのリボン状ビームイオン源
JP2008536257A (ja) 高コンダクタンスイオン源
US8183542B2 (en) Temperature controlled ion source
US5856674A (en) Filament for ion implanter plasma shower
US7947966B2 (en) Double plasma ion source
JP5524070B2 (ja) ダブルプラズマイオンソース
JP2009283459A (ja) マルチモードイオン源
CN113178371A (zh) 一种用于生产离子簇、电离分子和电离单原子的离子源
WO2002063653A1 (en) Ion source for ion implantation

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060303

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4875883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250