JP4875430B2 - Control device for key interlock actuator - Google Patents
Control device for key interlock actuator Download PDFInfo
- Publication number
- JP4875430B2 JP4875430B2 JP2006205812A JP2006205812A JP4875430B2 JP 4875430 B2 JP4875430 B2 JP 4875430B2 JP 2006205812 A JP2006205812 A JP 2006205812A JP 2006205812 A JP2006205812 A JP 2006205812A JP 4875430 B2 JP4875430 B2 JP 4875430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- temperature
- keep solenoid
- interlocking member
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 21
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 55
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 2
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000000415 inactivating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
本発明は、キーによって回動操作されるキーロータと、自動変速機のシフトレバーとを連係させたキーインターロック装置を、「ロック」状態と、「アンロック」状態に切り換え作動させるキーインターロックアクチュエータの制御装置に関するものである。 The present invention relates to a key interlock actuator that operates a key interlock device in which a key rotor rotated by a key and a shift lever of an automatic transmission are linked to each other between a “locked” state and an “unlocked” state. This relates to the control device.
キーインターロックアクチュエータにて駆動されるこの種のキーインターロック装置は、基本的には、シフトレバーがパーキングポジション以外のポジションにシフトされた状態では、キーロータを作動位置である「ACC」位置から「LOCK」位置へ回動することを阻止する構成となっている。 In this type of key interlock device driven by a key interlock actuator, basically, when the shift lever is shifted to a position other than the parking position, the key rotor is moved from the “ACC” position, which is the operating position, to “ It is configured to prevent rotation to the “LOCK” position.
そして、シフトレバーをパーキングポジションに位置した状態でシフトノブボタンを押操作してキーインターロック装置のロックの解除を行なったり、シフトレバーをパーキングポジション以外に位置させた場合のキーインターロック装置をロックさせるようになっている。
このキーインターロック装置のロックの解除である「アンロック」作動や、ロックを行なう「ロック」作動の制御をキーインターロックアクチュエータにて行なっている。
Then, the key interlock device is unlocked by pressing the shift knob button while the shift lever is in the parking position, or the key interlock device is locked when the shift lever is positioned at a position other than the parking position. It is like that.
The key interlock actuator controls the “unlock” operation for unlocking the key interlock device and the “lock” operation for locking.
上記キーインターロック装置の「アンロック」や「ロック」の作動を行なう駆動源としてキープソレノイドを用いたキーインターロックアクチュエータがある。このキーインターロックアクチュエータにおいて、例えば、キーインターロック装置の「アンロック」、「ロック」の操作は、オートマチックのシフトレバーをパーキングポジション(P位置)の位置に位置させてシフトノブボタンを操作することによりなされている。
しかし、このシフトノブボタンの操作を連続操作をした場合、キープソレノイドが連続通電となり、キープソレノイドのコイルの発熱により、最悪コイルが溶断したり、予め取り付けられている温度ヒューズが溶断したり、結果として完全に機能が停止してしまうという問題があった。
There is a key interlock actuator using a keep solenoid as a drive source for performing the “unlock” and “lock” operations of the key interlock device. In this key interlock actuator, for example, “unlock” and “lock” operation of the key interlock device is performed by operating the shift knob button with the automatic shift lever positioned at the parking position (P position). Has been made.
However, if this shift knob button is operated continuously, the keep solenoid is energized continuously, the heat generated by the coil of the keep solenoid, the worst coil is blown, or the pre-installed temperature fuse is blown. There was a problem that the function stopped completely.
キーインターロック装置において、ロック動作を行なわしめるのに、ソレノイドを用いているものとして、例えば、下記に挙げる特許文献1がある。
In the key interlock device, there is, for example,
この特許文献1では、キーシリンダがアクセサリー位置(「ACC」位置)に設定されたときにのみソレノイドに通電して、キーシリンダのオフ位置への回動操作を阻止するロック動作を行なっている。また、イグニッションキーを回動させた場合に、ソレノイドへの通電を遮断し、ソレノイドへの通電時間を少なくして、ソレノイドのコイルの温度上昇が少なくなるようにしている。
In
しかしながら、かかる特許文献1では、イグニッションキーを連続して操作した場合、ソレノイドのコイルが自己発熱を行ない、温度上昇を来して、上述したように、最悪コイルが溶断したり、予め取り付けられている温度ヒューズが溶断したり、結果として完全に機能が停止してしまうという問題がある。
However, in
また、一般の電気回路において、ソレノイドの温度上昇を防止するようにしたものとして、例えば、下記に挙げる特許文献2〜4がある。
Further, in general electric circuits, there are
上記特許文献2は、直流ソレノイドのコイルを2分割し、吸着時には分割した一方のコイルに通電し、所定時間後にコイル全体に保持電流を流すようにして、大きな駆動電流が流れるのはプランジャーの吸着初期の短時間だけとし、ソレノイドの温度上昇を抑制するようにしたものである。
また、特許文献3では、スイッチング素子の異常時に、正特性サーミスタ、充電抵抗、ソレノイドに電流が流れ続けることで、正特性サーミスタに流れる電流量が増加し、該正特性サーミスタの自己発熱によって抵抗値が急増する。この正特性サーミスタの抵抗値の急増によりソレノイドへの通電電流が大幅に減少し、ソレノイドの過熱や焼損を防止するようにしている。
In the above-mentioned
Further, in
また、特許文献4においては、ソレノイドを駆動するのに、通常は、パルスにて駆動しているが、異常時に、連続信号が与えられた場合でも、所定時間だけソレノイドが駆動されるようにしたものである。 In Patent Document 4, the solenoid is normally driven by a pulse, but the solenoid is driven only for a predetermined time even when a continuous signal is given at the time of abnormality. Is.
これら特許文献2〜4においては、特許文献1の場合と同様に、連続してソレノイドが駆動された場合、ソレノイドの発熱に対する防止手段がなく、やはり、ソレノイドのコイルが自己発熱を行ない、温度上昇を来して、上述したように、最悪コイルが溶断したり、予め取り付けられている温度ヒューズが溶断したり、結果として完全に機能が停止してしまうという問題がある。
In these
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持ったキーインターロックアクチュエータの制御装置を提供するものである。
(1)ソレノイドが所定の温度以上になった場合には、ソレノイドの駆動を停止し、ソレノイドのコイルや予め取り付けられているヒューズが溶断するのを防ぐこと。
(2)簡単なハードウエア回路にて温度検出回路を形成し、回路的にも低コスト化を図ること。
The present invention has been provided in view of the above-described problems, and provides a control device for a key interlock actuator having at least the following objects.
(1) When the solenoid reaches a predetermined temperature or higher, stop driving the solenoid and prevent the coil of the solenoid and the preinstalled fuse from being blown.
(2) A temperature detection circuit is formed with a simple hardware circuit to reduce the cost in terms of circuit.
そこで、本発明の請求項1に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置では、シフトレバー141がパーキングポジションに位置し、規制部材28に対して連動部材42が移動可能な状態のときにキーの回転操作が可能な「アンロック」状態と、
前記シフトレバー141がパーキングポジション以外に位置し、前記連動部材42に対して前記規制部材28は移動が規制され、前記連動部材42は移動可能な「ロック」状態との関係を有するキーインターロック装置を備え、
前記連動部材42を駆動する駆動源として、瞬時通電で駆動が可能なキープソレノイド66と、このキープソレノイド66の温度を検出する温度検出手段と、前記ロック作動、アンロック作動が連続操作された場合における前記温度検出手段による前記キープソレノイド66の検出温度が所定の温度以上になった場合に、該キープソレノイド66への通電を遮断する制御手段とを備えていることを特徴としている。
Therefore, in the key interlock actuator control device according to the first aspect of the present invention, the key is rotated when the
A key interlock device in which the
As a drive source for driving the interlocking
請求項2に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置では、前記温度検出手段として、サーミスタからなる温度センサー160と、この温度センサー160と直列に接続した抵抗Rからなる分圧回路153とで構成し、温度上昇に伴って前記サーミスタの抵抗値が変化した結果前記抵抗Rの両端電圧が所定のしきい値を越えた場合に前記キープソレノイド66への通電を遮断するようにしていることを特徴としている。
In the key interlock actuator control apparatus according to
請求項3に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置では、前記温度検出手段にて検出される温度が所定の温度以下になった場合に、その時点の制御信号に応じた通常の制御に復帰させる手段を備えていることを特徴としている。
4. The key interlock actuator control device according to
本発明の請求項1に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置によれば、連動部材42を駆動する駆動源として、瞬時通電で駆動が可能なキープソレノイド66と、このキープソレノイド66の温度を検出する温度検出手段と、前記ロック作動、アンロック作動が連続操作された場合における前記温度検出手段による前記キープソレノイド66の検出温度が所定の温度以上になった場合に、該キープソレノイド66への通電を遮断する制御手段とを備えているので、キープソレノイド66が所定の温度以上になった場合には、キープソレノイド66への通電が遮断され、これにより、キープソレノイド66のコイル97や予め取り付けられているヒューズが溶断するのを防止することができ、機能の停止を防ぐことができる。
According to the control device for the key interlock actuator of the first aspect of the present invention, the keep
請求項2に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置によれば、温度検出手段として、サーミスタからなる温度センサー160と、この温度センサー160と直列に接続した抵抗Rからなる分圧回路153とで構成しているので、簡単なハードウエア回路にて温度検出手段を構成することができ、回路的にも低コスト化を図ることができる。
According to the control device for the key interlock actuator according to
請求項3に記載のキーインターロックアクチュエータの制御装置によれば、温度検出手段にて検出される温度が所定の温度以下になった場合に、その時点の制御信号に応じた通常の制御に復帰させる手段を備えているので、キープソレノイド66のコイル97等の溶断に至らない温度でコイル97への通電を中止し、キープソレノイド66のコイル97の温度が低下すると、通常に復帰し、運転者には違和感や不安感を与えることもない。
According to the control device for the key interlock actuator according to
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。先ず、本発明のキーインターロックアクチュエータを説明する前に、キーインターロックアクチュエータにて作動されて、キーシリンダの「LOCK」位置から「ACC」位置への回動阻止と、「ACC」位置から「LOCK」位置への回動阻止するキーインターロック装置の構成について図1〜図7により説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. First, before describing the key interlock actuator of the present invention, the key interlock actuator is operated to prevent the key cylinder from rotating from the “LOCK” position to the “ACC” position, and from the “ACC” position to “ The configuration of the key interlock device for preventing the rotation to the “LOCK” position will be described with reference to FIGS.
図1において、筒状のハウジング11の前部の内部には、周知な構成のシリンダ錠12が配設されており、このシリンダ錠12にはキーロータ13が回動可能に設けられている。
このキーロータ13は、施錠位置たる「LOCK」位置でキー孔13aに対するキー(図示せず)の抜き差しが可能で、差し込まれたキーが矢印A方向へ回動操作されることに伴い、それぞれ作動位置たる「ACC」、「ON」、及び「START」位置へ順に回動され、その作動位置ではキーの抜き取りが出来ない構成となっている。
In FIG. 1, a
The
また、キーロータ13の後方には、該キーロータ13と一体に回動されるカム部材14が設けられており、このカム部材14を介して、後方に設けられているイグニッションスイッチ15が操作されるようになっている。カム部材14には、前部寄りの外周部に、キーインターロック装置用の第1のカム凸部16と第2のカム凸部17が設けられ、また後部寄りの外周部に、ステアリングロック用のカム凸部18が設けられている。
なお、このカム部材14は、シリンダ錠12をハウジング11に組み込む前にハウジング11の前面開口部側からハウジング11内に挿入して組み込まれる。
Further, a
The
上記第1のカム凸部16と第2のカム凸部17のうち、第1のカム凸部16には、図4にも示すように、後部側の角部部分に斜面からなる第1のカム面19が形成されている。また、第2のカム凸部17には、前部側の角部部分に斜面からなる第2のカム面20が形成されていると共に、前面部を規制部21としている。この規制部21は、カム部材14の軸方向に対して直交する面となっている。
Of the first
ハウジング11内において、カム部材14の前部に対応する外周部部分には、規制部材収容部22及び連動部材収容部23が設けられ、また、カム部材14の後部に対応する部分には、ステアリングロック用収容部24が設けられている。この場合、規制部材収容部22はカム部材14の軸方向に沿って延び、また、連動部材収容部23は、この規制部材収容部22に対して斜めに交差する方向に延びている。連動部材収容部23の一端部には、挿入口23aが形成されている。
In the
連動部材収容部23には、後述する本発明のキーインターロックアクチュエータを構成しているコントロールケーブル40のインナーケーブル41のケーブルエンドに接続されている連動部材42が、当該連動部材収容部23の長手方向に沿って移動(スライド)可能に収容されている。この連動部材42は、連動部材収容部23に対して一端部の挿入口23aから挿入されるようにしている。
また、コントロールケーブル40のアウターケーシング43の端部には合成樹脂製のケーシングキャップ44が装着されており、このケーシングキャップ44の両側の側片45に係合孔46がそれぞれ穿孔されている。この係合孔46を、カバー33の端部の外面に突設された係合凸部33aに係合させることで、カバー33を介して連動部材収容部23側にケーシングキャップ44が取り付けられている。
An interlocking
A synthetic
なお、図1〜図7において示しているコントロールケーブル40の連動部材42やケーシングキャップ44の形状は、後述する形状と少し異なっているが、機能的には同じである。
The shapes of the interlocking
また、コントロールケーブル40の他端部は、後述するようにインナーケーブル41により連動部材42を連動部材収容部23内においてその長手方向にスライドさせるソレノイドが設けられていて、シフトレバーの操作により上記ソレノイドが制御されて、連動部材42がスライド制御されるようになっている。
すなわち、連動部材42は、シフトレバーのシフトノブボタン142(図21参照)が押されることに伴い、図2に示す第1の位置へ移動され、また、シフトレバーのシフトノブボタン142が離されることに伴い、図6に示す第2の位置へ移動されるようになっている。
The other end of the
That is, the interlocking
上記連動部材42には、図2中左側部に係止凹部47が形成されており、この係止凹部47において、図2中上部側の係止面48は、連動部材42の移動方向に対して斜めに交差する斜面となっている。
A locking
規制部材収容部22には、規制部材28が上記連動部材42を跨ぐようにして、当該規制部材収容部22の長手方向(カム部材14の軸方向)に沿って移動可能に収容されている。規制部材28は、図3に示すように、一端部に第1の凸部29を有すると共に、他端部にはこの第1の凸部29より長い第2の凸部30を有している。
規制部材28の第1の凸部29が規制部材収容部22の底面上をスライドすると共に、第2の凸部30が規制部材収容部22の底部に形成された孔31を通してカム部材14側へ突出している。第2の凸部30の基端部には、係止凸部32が形成されている。
In the restricting
The first
規制部材収容部22及び連動部材収容部23の図1中上面側の開口面は、カバー33により閉塞されるようになっている。このカバー33は、周縁部の下部に複数個の係合爪33bを有していて、この係合爪33bを連動部材収容部23の周縁部下部の凸部23bに係合させることにより、ハウジング11に対して着脱可能に装着されている。
このカバー33の装着状態で、連動部材収容部23の上記挿入口23aが開放されていて、この状態で、その挿入口23aから上記連動部材42を挿入してケーシングキャップ44の係合孔46をカバー33の係合凸部33aに係合させるようにしている。
The opening surfaces on the upper surface side in FIG. 1 of the regulating
When the cover 33 is attached, the
一方、上記ステアリングロック用収容部24には、図示はしないが、ステアリングロック用のカム凸部18により移動される可動枠及びロックバー、並びにこれらをステアリングシャフト側へ付勢するバネが収容されるようになっている。そして、上記キーロータ13が「LOCK」位置へ回動され、且つキーが抜き取られたときに、ロックバーの先端部がステアリングシャフトに係合して当該ステアリングシャフトをロックし、キーロータ13が作動位置へ回動されたときには、そのロックが解除されるように構成されている。
On the other hand, the steering
次に、上記構成の作用について説明する。キーロータ13が「LOCK」位置に位置され、且つ、シフトレバーがパーキングポジションに位置された状態では、カム部材14、規制部材28及び連動部材42は図2及び図3に示す状態となっている。
Next, the operation of the above configuration will be described. When the
すなわち、カム部材14における第2のカム凸部17が規制部材収容部22と対応する位置にあり、この第2のカム凸部17の規制部21が規制部材28の第2の凸部30の側面に当接することにより、規制部材28が図2に示す規制位置に保持されている。また、ステアリングロック用のロックバーがステアリングシャフトに係合することにより、ステアリングシャフトがロックされた状態となっている。
インナーケーブル41を介して連動する連動部材42は、図2に示す第1の位置に位置されている。この状態では、連動部材42の係止凹部47に、規制部材28の係止凸部32部分が挿入された状態となっており、また、規制部材28の第1の凸部29の内面と連動部材42の右側面との間には所定の隙間が形成された状態となっている。
That is, the second cam
The interlocking
図2の状態で、キーロータ13のキー孔13aをキーに差し込んで、そのキーによりキーロータ13を作動位置方向である矢印Aの方向へ回動させると、カム部材14における第1のカム凸部16の第1のカム面19が、規制部材28における第2の凸部30を押すことにより、規制部材28が矢印Cの方向へ移動されるようになる。
このとき、キーロータ13が作動位置の一つである「ACC」位置まで回動されると、規制部材28は図5に示す規制解除位置まで移動される。
In the state of FIG. 2, when the
At this time, when the
この状態では、規制部材28の係止凸部32が連動部材42の係止凹部47から退出した位置にあり、連動部材42の矢印B方向及び反対方向への移動が許容された状態となっている。
また、キーロータ13が作動位置の一つである「ACC」位置まで回動されることに伴い、ステアリングシャフトに対するロックバーの係合が外れて、ステアリングシャフトのロックが解除されるようになる。
In this state, the locking
Further, as the
図5の状態(キーロータ13が「ON」位置まで回動され、且つ、シフトレバーがパーキングポジションにある状態)で、シフトレバーのシフトノブボタンが押されると、インナーケーブル41を介して連動部材42が矢印Bの方向へ引っ張られて、図6に示す第2の位置へ移動される。
When the shift knob button of the shift lever is pressed in the state shown in FIG. 5 (the
連動部材42が第2の位置へ移動した状態では、連動部材42の主体部が、規制部材28における第1の凸部29と係止凸部32との間に挿入された状態となっていて、この連動部材42により、規制部材28の左右方向(矢印C方向及び矢印Cとは反対方向)への移動が規制された状態となっている(図7参照)。
In a state where the interlocking
この図6及び図7の状態で、キーロータ13を作動位置から「LOCK」位置へ回動させようとすると、カム部材14における第2のカム凸部17の第2のカム面20が規制部材28の第2の凸部30を押して、規制部材28を矢印Cとは反対方向(規制位置方向)へ移動させようとするが、規制部材28を移動させることはできないため、キーロータ13を「LOCK」位置まで回動させることができない。
したがって、シフトレバーがパーキングポジション以外のポジションにある状態では、キーロータ13を「LOCK」位置まで回動させることができないから、不用意にキーが抜かれたり、ステアリングシャフトがロックされたりすることが防止される。
6 and 7, when the
Therefore, when the shift lever is in a position other than the parking position, the
図6の状態(キーロータ13が作動位置に回動され、且つ、シフトレバーがパーキングポジション以外のポジションにある状態)で、シフトレバーをパーキングポジションへシフトすると、連動部材42が矢印Bとは反対方向へ移動して図5に示す第1の位置に位置されるようになる。
この状態では、連動部材42の係止凹部47が規制部材28の係止凸部32と対応する状態となっており、規制部材28の矢印Cとは反対方向への移動が許容された状態となっている。
When the shift lever is shifted to the parking position in the state of FIG. 6 (the
In this state, the locking
図5の状態で、キーロータ13を作動位置から「LOCK」位置方向へ回動させると、第2のカム凸部17の第2のカム面20が規制部材28の第2の凸部30を押すことにより、規制部材28を矢印Cとは反対方向(規制位置方向)へ移動させるようになる。
したがって、キーロータ13が作動位置にある状態で、シフトレバーのシフトノブボタンが離されると、キーロータ13を「LOCK」位置まで回動させることができるようになる。
When the
Accordingly, when the shift knob button of the shift lever is released while the
キーロータ13を「LOCK」位置まで回動させると、図2に示すように、規制部材28は規制位置へ移動され、規制部21により規制位置に保持されるようになり、連動部材42が第1の位置から第2の位置へ移動することが規制されるようになる。
また、キーロータ13を「LOCK」位置まで回動させることに伴い、キーをキーロータ13から抜き取ることができるようになると共に、ステアリングシャフトがロックバーによりロックされるようになる。
When the
Further, as the
このように、規制部材28を図2に示す規制位置から図5及び図6に示す規制解除位置へ移動させることは、カム部材14の第1のカム面19にて行ない、また、規制解除位置から規制位置へ移動させることは、カム部材14の第2のカム面20にて行なうようにしている。
なお、上記図1〜図7に示したキーインターロック装置は、例として挙げたものであり、従来のシフトレバーとキーインターロックケーブルで機械的に接続されている場合や、電気的に連動部材42の移動を制御する本発明の場合にも適用できる構成となっている。
In this way, the
The key interlock device shown in FIG. 1 to FIG. 7 is given as an example. When the key interlock device is mechanically connected with a conventional shift lever and a key interlock cable, or an electrically interlocking member. The configuration is also applicable to the case of the present invention in which the movement of 42 is controlled.
次に、上記キーインターロック装置を駆動する本発明のキーインターロックアクチュエータについて説明する。図8はキーインターロックアクチュエータ1の全体を示し、図8(a)は平面図を、図8(b)は正面図をそれぞれ示している。
Next, the key interlock actuator of the present invention for driving the key interlock device will be described. 8 shows the entire
図8において、このキーインターロックアクチュエータ1は、箱状のアクチュエータ本体60と、このアクチュエータ本体60から導出されている上記コントロールケーブル40とで構成されている。コントロールケーブル40の一端側には上記連動部材42が設けられていて、他端側はアクチュエータ本体60内に挿入されている。
アクチュエータ本体60の外殻を構成しているケース68は、ベース61と、このベース61の上に配置される四角枠状の中ケース62と、この中ケース62の上面の開口面を覆設するカバー63とで構成されている。なお、これら、ベース61、中ケース62及びカバー63は合成樹脂製としている。
In FIG. 8, the
A
図9はカバー63及び中ケース62を外した場合のアクチュエータ本体60の平面図を示し、図10はベース61を示している。図9及び図10に示すように、ベース61の上面に各種の部品が実装されるようになっており、ベース61の左側には(図10(a)参照)、周囲に複数の位置決め片64にて囲まれることで形成されるソレノイド収容部65が設けられている。
そして、このソレノイド収容部65にキープソレノイド66を配置し、周囲の複数の位置決め片64にてキープソレノイド66の前後左右の位置決めを行なっている。また、キープソレノイド66の上下方向の位置決めは上記中ケース62にて行なっている。
FIG. 9 is a plan view of the
A
また、ベース61には底面が閉塞された円筒状の軸支部67が形成されており、この軸支部67にはレバー120(図9参照)を軸支すべく図14に示すシャフト70が軸支されるようになっている。図14に示すように、このシャフト70の略中央部分には鍔部71が一体に周設されており、この鍔部71より下方の下部72に図15に示すレバー120の軸穴121を挿通し、シャフト70の下端部分を上記軸支部67に挿入するようにしている。
また、シャフト70の鍔部71より上方の上部73に図9に示すようにコイル状のスプリング110を配置するようにしている。
The
Further, a
図10(a)に示すように、レバー120の回動時にベース61との衝突音を防止するためのゴム製のストッパ74(74a、74b)(図9参照)を装着するためのストッパ収容部75(75a、75b)がベース61に形成されている。
上記ストッパ74は、図9に示すように、断面を略凸字状に形成されており、その突出部分は略波形に形成された突出部76とし、レバー120の側面が当接した際に、この突出部76にて受けるようにしている。この突出部76を略波形に形成していることで、単に平面とした場合よりも、一層弾力性を富ませて、レバー120の側面が当たった場合の衝撃自体と、この衝撃による衝撃音(打音)を無くすようにしている。
As shown in FIG. 10A, a stopper accommodating portion for mounting rubber stoppers 74 (74a, 74b) (see FIG. 9) for preventing a collision sound with the base 61 when the
As shown in FIG. 9, the
図11は中ケース62を示し、図11(a)は中ケース62の平面図を、(b)は破断側面図を、(c)は底面図を、(d)は破断正面図をそれぞれ示している。中ケース62の両側の側面下部には、ベース61の両側の側面上部に設けた係合突起77(図10(c)参照)と係合する略コ字型の係合片85が設けられている。
中ケース62の前後の側面の下部には略三角形状の取付部78がそれぞれ突設されており、この取付部78にはネジ79(図8(a)参照)を挿通させる挿通孔80が穿孔されている。そして、上記ベース61の係合突起77に中ケース62の係合片85を係合させると共に、ネジ79を挿通孔80を介してベース61に設けたねじ穴81に螺着することで、中ケース62がベース61に装着される。
11 shows the
At the lower portions of the front and rear side surfaces of the
なお、図10に示すように、ベース61には車のインパネ内にキーインターロックアクチュエータ1を配置固定するための取付片82が一体に突設されていて、この取付片82にボルト挿通用の挿通孔83が穿孔されている。
As shown in FIG. 10, a mounting
また、図11に示すように中ケース62には中板86が水平面上に一体に形成されており、この中板86の下面には下面を開口した円筒状の軸支部87が一体に形成されている。この軸支部87に上記シャフト70の上部73が軸支されるようになっており、中ケース62の軸支部87とベース61の軸支部67にシャフト70が軸支される。
Further, as shown in FIG. 11, an
図12はカバー63を示しており、図12(a)はカバー63の平面図を、(b)は破断側面図をそれぞれ示している。偏平なカバー63の各辺には先端部分を鉤型にした弾性を有する係止片90がそれぞれ一体に垂設されており、この係止片90が挿入係止される係止部91が図11に示す中ケース62の各側面の上部にそれぞれ形成されている。
カバー63の係止片90を中ケース62の係止部91にそれぞれ挿入係止すると共に、カバー63の中央部分に穿孔している穴92にネジ93(図8(a)参照)を中ケース62のボス状のねじ穴94に螺着することで、カバー63が中ケース62に確実に保持固定されることになる。
FIG. 12 shows the
The locking
図13はキープソレノイド66を示し、図13(a)はキープソレノイド66の平面図を、(b)は側面図を、(c)は正面図をそれぞれ示している。このキープソレノイド66は、外殻を構成しているヨーク96と、このヨーク96内に配置されて磁気回路を形成するコイル97と、このコイル97の側方に配置されて磁気回路の一部に組み込まれている永久磁石98と、この永久磁石98及びコイル97の中心部分をスライドして吸引、復帰する棒状のプランジャー99と、コイル97に接続している複数本のリード線100と、このリード線100の先端に接続されていて外部からの電源を受けるためのコネクタ101等で構成されている。
FIG. 13 shows the
上記キープソレノイド66は、磁気回路上の一部に永久磁石98を組み込んだもので、瞬間電流を吸引力発生用コイルに流すだけでプランジャー99を吸引し、電流を遮断しても、永久磁石98の磁気によりそのままプランジャー99を吸着保持しているものである。また、保持力解除用コイルに電流を瞬間流すとプランジャー99は復帰する。
The keep
このキープソレノイド66をベース61上に配置した場合、該キープソレノイド66から導出されているリード線100は、中ケース62の中板86の開口部102(図11(a)参照)を介して引き回すと共に、先端のコネクタ101はキープソレノイド66を制御するための制御回路を実装したプリント基板103(図8(a)参照)に接続されるようになっている。
また、図8に示すように、上記プリント基板103には外部との接続用のコネクタ104が実装されていて、このコネクタ104は、中ケース62の側面に開口した開口部105(図11(d)参照)より露出させている。
When the
Further, as shown in FIG. 8, a
次に、コントロールケーブル40の構成について説明する。図17(a)はコントロールケーブル40の正面図を示し、(b)は要部平面図を示している。コントロールケーブル40を構成しているアウターケーシング43の一方の端部には、円筒状のクランプ材50にて該アウターケーシング43とケーシングキャップ44とをカシメて、該クランプ材50にてケーシングキャップ44とアウターケーシング43とを一体的に保持固定している。
また、アウターケーシング43の他方側には、略円筒状のキャップ51がクランプ材50にて上記と同様に保持固定されている。上記キャップ51の先端側には溝52が周設されており、また、この溝52より先端側に至るほど細径に形成されている。
Next, the configuration of the
A substantially
上記アウターケーシング43内にはインナーケーブル41がスライド自在に挿通されており、インナーケーブル41の一端側には上述したように金属製の連動部材42が固着されており、また、インナーケーブル41の他端側には金属製の球体53が固着されている。
図18に示すように、金属製の連動部材42の先端面には略矢印状の突起54が一体に突設されており、この突起54に図19に示すゴム製のストッパ55が装着されるようになっている。すなわち、このストッパ55の内部には凹所56が形成されていて、この凹所56に連動部材42の突起54を嵌め込むことで、ストッパ55が連動部材42の先端面に装着される。
An
As shown in FIG. 18, a substantially arrow-shaped
次に、アクチュエータ本体60のベース61上でシャフト70にて軸支されるレバー120について説明する。図15に示すように、合成樹脂製のレバー120の基部にはシャフト70の上部73が挿入される軸穴121が穿設されており、この軸穴121の近辺の上面には円柱状の突起122が一体に突設されている。
図9に示すように、レバー120をシャフト70にて軸支すると共に、シャフト70の上部73に挿通したスプリング110を鍔部71上に配置し、該スプリング110の一端に形成した略U字状の係止部111を突起122に引っ掛け係止している。また、スプリング110の他端112はキープソレノイド66の側面に当接係止し、このスプリング110の付勢力によりレバー120を図9の右方に付勢している。
Next, the
As shown in FIG. 9, the
また、図9及び図15に示すように、レバー120の先端側には底面が閉塞され、上面を開口した円形で凹状の球体収容部123が形成されており、この球体収容部123内にはインナーケーブル41の球体53が収容配置されるようになっている。
この球体収容部123の底面は、球体53の曲面に沿うように半球状に形成されており、また、この凹状の球体収容部123には、レバー120の上面と側方に連通する垂直スリット124が形成されている。さらには、球体収容部123からレバー120の側方と上記垂直スリット124に連通する水平スリット125が形成されている。
As shown in FIGS. 9 and 15, the bottom surface of the
The bottom surface of the spherical
図16は図15(a)において、矢印B方向に見た図を示しており、インナーケーブル41の球体53をレバー120の球体収容部123に収容配置する場合には以下のようにして行なう。すなわち、インナーケーブル41を垂直スリット124に合わせながら球体53を球体収容部123内に入れる。このとき、インナーケーブル41を垂直スリット124の下方へと挿入しながら球体53を球体収容部123に挿入する。
次いで、図9に示すように、インナーケーブル41を垂直スリット124から水平スリット125へと入れることで、インナーケーブル41が横方向にアクチュエータ本体60から導出される形となる。
FIG. 16 shows a view seen in the direction of arrow B in FIG. 15A. When the
Next, as shown in FIG. 9, the
また、図13に示すように、キープソレノイド66のプランジャー99の先端にはスリット114が形成され、さらに、このスリット114と直交する形で穴115が貫通して設けてある。一方、図15に示すように、レバー120の基部側は偏平に形成された連結部126に楕円形状の連結穴127が穿孔されており、このレバー120の連結部126にキープソレノイド66のプランジャー99のスリット114を遊嵌挿入する。
そして、図9に示すように、ピン116をプランジャー99の穴115とレバー120の連結穴127に挿入し、レバー120とプランジャー99とを連結する。ピン116とプランジャー99の穴115とは圧入された状態であり、ピン116とレバー120の連結穴127とは遊嵌されている状態である。
As shown in FIG. 13, a
Then, as shown in FIG. 9, the
また、図9及び図15に示すように、レバー120の左側の平坦面の部分をストッパ74aに当接する当接面133とし、レバー120の右側の平坦面の部分をストッパ74bに当接する当接面134としている。
Further, as shown in FIGS. 9 and 15, the left flat surface portion of the
ここで、図9に示すように、コントロールケーブル40のキャップ51は、ベース61の側壁129に位置決め固定されるようになっている。すなわち、図10に示すように、ベース61の側壁129には上端面を開口した略U字状の切欠部130が形成されており、この切欠部130の内寸法を、キャップ51の溝52の外径より少し大きく設定して、切欠部130にキャップ51の溝52を挿入可能としている。
そして、図11(b)に示すように、中ケース62の下端より垂設した舌片131を切欠部130の上部に挿入し、舌片131の先端の半円形状の部分がキャップ51の溝52に挿入される。このようにして、キャップ51の溝52がベース61の切欠部130と中ケース62の舌片131とで挟持され、キャップ51はベース61と中ケース62とで前後左右、上下方向に位置決め配置されることになる。
Here, as shown in FIG. 9, the
Then, as shown in FIG. 11 (b), the
また、レバー120をベース61上に配置した場合には、図9及び図10に示すように、ベース61に開口した開口部139からレバー120の先端部135が突出するようになっている。これは、作業者がインパネ内に手を入れてレバー120の操作、つまりアクチュエータ本体60を手動でも操作ができるようにしたものである。
Further, when the
上記のようにして構成されるキーインターロックアクチュエータ1を車のインパネ内に配置した状態を図20に示す。シフトレバー141の頭部の側面には図20及び図21に示すように、シフトノブボタン142が設けられており、このシフトノブボタン142に連動するロックピン143は、車体に固定されているディテントプレート144のディテント溝145に係合離脱自在に位置している。
機構自体は周知であるので説明は省略するが、シフトレバー141がパーキングポジションに位置した状態で、シフトノブボタン142を押し込むことで、機構を介してロックピン143が下方に移動させられ、該ロックピン143がディテント溝145から離脱することで、シフトレバー141をパーキングポジション(P位置)から他のポジションへシフトさせることができる。
FIG. 20 shows a state where the
Although the mechanism itself is well known and will not be described, the
本発明では、シフトレバー141が「P位置」で、シフトノブボタン142の操作状態(押されているか、押されていないか)を検出するP位置検出スイッチ146を、ディテントプレート144に設けている。図21(a)はシフトレバー141が「P位置」であって、シフトノブボタン142が押されていない状態を示しており、そのため、ロックピン143は上方に位置してディテントプレート144のディテント溝145に位置している。これにより、ロックピン143がP位置検出スイッチ146のアクチュエータ147を上方へ付勢していることで、P位置検出スイッチ146はオフ状態となっている。
In the present invention, the
次に、図21(b)に示すように、シフトレバー141が「P位置」で、シフトノブボタン142を押し込むと、ロックピン143は下方に移動するため、P位置検出スイッチ146のアクチュエータ147からロックピン143が離れることで、アクチュエータ147は復帰し、これにより、P位置検出スイッチ146はオン状態となる。
Next, as shown in FIG. 21B, when the
図22は、本発明に関する電気制御関係のブロック図を示し、キーインターロックアクチュエータ1には、プリント基板103に実装されている制御装置150が設けられている。この制御装置150にバッテリからの電源電圧+B、ACCスイッチ35(アクセサリースイッチ)、イグニッションスイッチ15、上記P位置検出スイッチ146、オートマチックトランスミッションのECUに設けられシフトレバー141のP位置を検出するP位置スイッチ148、及びブレーキスイッチ164からの信号が入力されるようになっている。
FIG. 22 is a block diagram showing electrical control related to the present invention, and the
また、制御装置150は、上記各スイッチからの信号を処理する信号処理回路151と、この信号処理回路151からの信号により上記キープソレノイド66を駆動するキープソレノイド駆動回路152と、キープソレノイド66のコイル97の表面付近に取り付けられているサーミスタからなる温度センサー160と直列回路を構成する分圧回路153と、この分圧回路153を構成している抵抗Rの両端電圧V1を検出する電圧検出回路154と、後述するように予め設定した電圧値(しきい値)を越えた場合(あるいは下がった場合:正特性サーミスタを使用した場合)に上記キープソレノイド駆動回路152を不動作(停止)させるキャンセル回路155等で構成されている。
ここで、P位置検出スイッチ146が「オフ」の状態(図21(a)参照)では、図22に示すように、P位置検出スイッチ146がグランド(GND)には接続されず、信号処理回路151には「Hレベル」として電圧Vccが入力される。また、P位置検出スイッチ146が「オン」の状態(図21(b)参照)では、P位置検出スイッチ146が「Lレベル」としてグランドに接続されることになる。すなわち、ここでは、P位置検出スイッチ146の信号レベルとして、オンがGND(Lレベル)、オフがVcc(Hレベル)としている。
The
Here, when the P
そして、イグニッションスイッチ15、P位置検出スイッチ146及びP位置スイッチ148からの信号の状態によって、キーインターロックアクチュエータ1の制御装置150の信号処理回路151及びキープソレノイド駆動回路152により、キープソレノイド66を駆動制御することで、図8に示すように、連動部材42を押し出したり(アンロック作動状態)、連動部材42を引き戻したり(ロック作動状態)するものである。
The keep
ここで、「アンロック作動状態」とは、図5に対応するものであり、連動部材42を連動部材収容部23の図中の上部に位置させた状態で(シフトレバー141がP位置の状態)、且つ規制部材28が図中の左方に移動して、連動部材42と規制部材28との係合が解除された状態をいう。この「アンロック」の状態では、キーを「LOCK」位置に回動操作が可能である。
Here, the “unlocked operation state” corresponds to FIG. 5, in a state where the interlocking
また、「ロック作動状態」とは、図6に対応するものであり、連動部材42を連動部材収容部23の図中の下部に位置させた状態で(シフトレバー141がP位置以外の状態)、かつ規制部材28が図中の左方に移動して、連動部材収容部23と規制部材28とが係合している状態をいう。この「ロック」の状態では、連動部材42により規制部材28の左右方向への移動が規制され、キーを「ACC」位置から「LOCK」位置への回動が阻止されている状態である。
Further, the “locking operation state” corresponds to FIG. 6, in a state where the interlocking
次に、キーインターロックアクチュエータ1の機構的な動作について説明する。キーをシリンダ錠12に差し込んで、「LOCK」位置から「ACC」位置を介して「ON」位置まで回動させ、さらに「START」位置まで回動させてエンジンを始動させる。エンジンを始動させるとキーは「ON」位置に戻る。
Next, the mechanical operation of the
ここで、キーインターロックアクチュエータ1の「アンロック」作動の条件は、図23に示すように、イグニッションスイッチ15がオン、シフトレバー141がパーキングポジション(P位置)で、シフトノブボタン142を押さない場合(P位置検出スイッチ146がオフの場合)としている(図21(a)参照)。
また、「ロック」作動の条件は、図24に示すように、イグニッションスイッチ15がオン、シフトレバー141がP位置で、シフトノブボタン142を押した場合(P位置検出スイッチ146がオンの場合)としている(図21(b)参照)。
Here, as shown in FIG. 23, the condition of the “unlock” operation of the
As shown in FIG. 24, the condition of the “lock” operation is as follows when the
シフトレバー141が「P位置」にあって、シフトレバー141のシフトノブボタン142を押さない状態では、図21(a)に示すように、ロックピン143は上部に位置しているので、P位置検出スイッチ146はオフとなっている。この初期状態では、アクチュエータ本体60のキープソレノイド66のプランジャー99が復帰している状態であり(プランジャー99が突出して、図9のレバー120が実線で示す位置)、インナーケーブル41は、アクチュエータ本体60より押し出されている状態である。したがって、連動部材42は図5に対応する位置に位置し、「アンロック」状態となっている(図8参照)。
When the
次に、図21(b)に示すように、シフトレバー141が「P位置」にあって、運転者がシフトレバー141のシフトノブボタン142を押すと、ロックピン143がP位置検出スイッチ146から離れるため、P位置検出スイッチ146はオンとなる。この状態では、制御装置150(図22参照)の信号処理回路151内の機能的なブロック図である図24に示すように、イグニッションスイッチ15とP位置スイッチ148からのHレベルの信号がアンドゲートG1に入力されることで、このアンドゲートG1の出力はHレベルとなる。また、P位置検出スイッチ146からオン信号であるLレベルの信号がアンドゲートG2に入力されることで、アンドゲートG2はLレベルの信号を出力する。
Next, as illustrated in FIG. 21B, when the
上記アンドゲートG2のLレベルの信号により、キープソレノイド駆動回路152は、キープソレノイド66の吸引力発生用のコイル97aに瞬時通電をするように制御し、この吸引力発生用のコイル97aが通電されることで、プランジャー99がスプリング110の付勢力に抗して吸引される。プランジャー99が吸引されて、コイル97aへの通電が遮断されても、永久磁石98の保持力にてプランジャー99は吸引された状態で保持されている。
In response to the L level signal of the AND gate G2, the keep
プランジャー99が吸引されると、レバー120はシャフト70を軸にして図9に示す二点鎖線の位置まで回動させられる。これにより、インナーケーブル41が引かれることで、連動部材42も引かれ、「ロック」作動される(図8参照)。この「ロック」の状態では、連動部材42は図6に示すように、連動部材収容部23内で図中のB方向に移動させられる。
When the
運転者がシフトレバー141をシフトノブボタン142を押しながらP位置に戻した後に、シフトノブボタン142を離すと、図21(a)に示すように、ロックピン143が上昇してP位置検出スイッチ146はオフとなる。P位置検出スイッチ146がオフすると、図23に示すように、P位置検出スイッチ146からオフ信号であるHレベルの信号が信号処理回路151内のアンドゲートG2の一方の入力端に入力されるので、このアンドゲートG2の出力はHレベルとなる。このHレベルの信号により、キープソレノイド駆動回路152は、キープソレノイド66の保持力解除用のコイル97bに瞬時通電をするように制御し、この保持力解除用のコイル97aが通電されることで、プランジャー99は復帰して突き出される。
キープソレノイド66の保持力解除用のコイル97bへの通電が遮断されても、レバー120はスプリング110の付勢力により図9に示す実線の位置で保持されており、インナーケーブル41は突き出された状態を保持している。
When the driver returns the
Even when the energization to the
プランジャー99が突き出されると、図9に示すように、レバー120はシャフト70を介して図中の反時計方向に回動し、このレバー120の回動によりインナーケーブル41が押し出されて、「アンロック」の作動を行なう(図8参照)。
この「アンロック」状態において、キーの回動操作が可能である。
When the
In this “unlocked” state, the key can be turned.
ここで、シフトレバー141のシフトノブボタン142の操作において、キーインターロックアクチュエータ1のキープソレノイド66を制御してインナーケーブル41を図8において右方に押し出す場合の連動部材42の「アンロック」作動状態と、左方にインナーケーブル41を引き戻す場合の連動部材42の「ロック」作動状態において、本発明では、インナーケーブル41をキープソレノイド66のプランジャー99により直接駆動せずに、レバー120を介在させていることで、インナーケーブル41のストローク量を増大させることができる。
Here, in the operation of the
すなわち、図9に示すように、キープソレノイド66のプランジャー99は、シャフト70にて回動自在としたレバー120の基部側とピン116を介して回動自在に連結し、このプランジャー99の直線運動をレバー120により回転運動に変換し、さらに、レバー120の先端側とインナーケーブル41の球体53と回動自在に連結して、レバー120の回転運動をインナーケーブル41に直線運動へと変換している。
That is, as shown in FIG. 9, the
このようにして、キープソレノイド66とインナーケーブル41との間にレバー120を介在させていることで、インナーケーブル41のストローク量を増大させることができ、キープソレノイド66の大型化を回避することができる。
このインナーケーブル41の必要ストロークをキープソレノイド66のプランジャー99の直線運動量のみで確保しようとすると、キープソレノイド66が大型化してしまうことになるが、本発明では、レバー120によりキープソレノイド66の小型化を達成している。これにより、キープソレノイド66の低コスト化、小型化を図ることができる。
In this manner, the
If the required stroke of the
また、キープソレノイド66を駆動して、連動部材42を引き戻す「ロック」作動させる場合には、該キープソレノイド66の吸引力発生用のコイル97aに瞬時通電をさせるだけである。さらに、連動部材42を突き出す「アンロック」作動をさせる場合には、キープソレノイド66の保持力解除用のコイル97bに瞬時通電をするだけで良いので、コイル97への通電時間を短くでき、省電力化を図ることができる。
Further, when the
ここで、キープソレノイド66を駆動して連動部材42を突き出す「アンロック」作動をさせた場合、連動部材42は、図1に示す連動部材収容部23の内面に当接するが、連動部材42の先端部分にはゴム製のストッパ55を設けているので、作動時の連動部材42と連動部材収容部23の内面との衝突音を小さくすることができる。
特に、キーインターロック装置は図1に示すようにシリンダ錠12側に設けられていて、運転者の近傍に位置していることから、無用な衝突音の発生もなく、運転者に違和感や不安感を与えることもない。
Here, when the
In particular, since the key interlock device is provided on the
また、レバー120の回動時においても、レバー120の一方の当接面133にはゴム製のストッパ74aが対応して配置され、他方の当接面134にはストッパ74bが対応して配置されているので、レバー120のストッパ74への衝突時に、衝撃を吸収すると共に、衝撃音も無くすようにしている。
Further, even when the
さらに、インパネ内に配置したアクチュエータ本体60の制御装置150により、イグニッションスイッチ15がオンでシフトレバー141がパーキングポジションに位置し、前記シフトノブボタン142が押された時のP位置検出スイッチ146の出力にて、前記連動部材42を駆動して「ロック」作動させ、また、イグニッションスイッチ15がオンでシフトレバー141がパーキングポジションに位置し、前記シフトノブボタン142が押されない時の前記P位置検出スイッチ146の出力にて前記連動部材42を駆動して「アンロック」作動させることができ、「ロック」作動、「アンロック」作動をスムーズに行なわせることができる。
Further, the
ここで、本発明では、図22に示すように、サーミスタからなる温度センサー160によりキープソレノイド66のコイル97の温度を常時監視しており、コイル97の温度が例えば、90℃以上の場合には、キープソレノイド駆動回路152をキャンセル回路155により不動作にして、キープソレノイド66のコイル97への通電を遮断して、コイル97の溶断を防止するようにしている。
温度センサー160には、制御装置150内で形成された安定化した電源+Vが印加されており、この温度センサー160と分圧回路153の抵抗Rとの接続点の電圧V1を電圧検出回路154により常時監視している。
Here, in the present invention, as shown in FIG. 22, the temperature of the
A stabilized power source + V formed in the
そして、温度センサー160として、負の温度特性を持ったサーミスタを使用している場合には、キープソレノイド66のコイル97の温度上昇に伴ってサーミスタの温度も上昇し、これによりサーミスタ(温度センサー160)の抵抗値も下がっていく。サーミスタの抵抗値が下がると、分圧回路153の抵抗Rの両端電圧V1が上昇し、コイル97の温度が90℃に対応した電圧値V1を越えると、電圧検出回路154からキャンセル回路155に信号を送る。
このキャンセル回路155からのキャンセル信号により、キープソレノイド駆動回路152を停止させて、P位置検出スイッチ146等から信号が入力されてもキープソレノイド66のコイル97への通電を停止するものである。
When a thermistor having a negative temperature characteristic is used as the
In response to the cancel signal from the cancel
次に、タイミングチャートを用いて電気的な動作について説明する。図25はキーインターロックアクチュエータ1の「ロック作動」で、シフトレバー141のシフトノブボタン142を押しながらキーを回した場合のタイミングチャートを示している。
ここで、図25(a)に示すロック作動許可条件とは、イグニッションスイッチ15がオンで、温度センサー160がキープソレノイド66のコイル97の温度が90℃を超えていない状態(オフ状態)で、また車のバッテリ電圧が所定以上の電圧値の場合をいう。
Next, an electrical operation will be described using a timing chart. FIG. 25 shows a timing chart when the key is turned while the
Here, the lock operation permission condition shown in FIG. 25A is that the
図25において、(b)〜(f)は制御装置150に入力される入力信号を示し、(b)はキーが「OFF」位置から「ACC」位置を介してイグニッションスイッチ15の「ON」位置までの状態を示し、(c)はキーがアクセサリー(ACC)の状態を、(d)はイグニッションスイッチ15の状態をそれぞれ示している。
(e)は、シフトレバー141のシフトノブボタン142の押操作の有無によるP位置検出スイッチ146の状態を示し、(f)はサーミスタ(温度センサー160)の状態を示しているが、サーミスタがオンとは、上記キープソレノイド66のコイル97の温度が90℃を越えた場合を示し、オフとは、90℃になっていない状態をいう。
In FIG. 25, (b) to (f) show input signals input to the
(E) shows the state of the P
また、図25の(g)〜(i)はキーインターロックの状態を示し、(g)はキープソレノイド66の作動によるロック出力を、(h)はアンロック出力を、(i)はキーインターロックによるアンロック(図5に対応した連動部材42の作動状態)、ロック(図6に対応した連動部材42の作動状態)の作動状態をそれぞれ示している。
(j)はブレーキスイッチ164等の状態によってシフトレバー141自体のロック、アンロック状態を制御するソレノイド165(図22参照)の出力を、(k)はシフトレバー141のシフトロックの状態をそれぞれ示し、ソレノイド165が停止されている状態で、シフトレバー141がロックされるようになっている。
25 (g) to (i) show the state of key interlock, (g) shows the lock output by the operation of the
(J) shows the output of a solenoid 165 (see FIG. 22) that controls the lock / unlock state of the
図25の時刻t1で、シフトレバー141のシフトノブボタン142が押されてP位置検出スイッチ146がオンになっても、(a)に示すように、ロック作動許可条件が不成立のため、「ロック」させるための信号としては受け付けられない。また、時刻t2でアクセサリースイッチ35がオンになっても、イグニッションスイッチ15がオンになっていないので、ロック作動は受け付けられない。
そして、シフトノブボタン142を押した状態で、キーをオン位置まで回動させた時刻t3で((b)参照)、イグニッションスイッチ15がオンとなるので((d)参照)、この時刻t3においてロック作動許可条件が成立する。これにより、この時刻t3で(g)に示すように、キープソレノイド66のコイル97aにT1の時間だけ瞬時的に通電され、ロック作動が行なわれる。
Even when the
The
この時間T1の経過後の時刻t4にロック出力は停止され、(i)に示すようにキーインターロック装置は「アンロック」状態から「ロック」状態に作動されることになる。 At time t4 after the elapse of time T1, the lock output is stopped, and the key interlock device is operated from the “unlocked” state to the “locked” state as shown in (i).
図26は、キーを回した後に、シフトノブボタン142を押した場合のロック作動のタイミングチャートを示している。キーを回動させて(c)に示すようにアクセサリースイッチ35がオンとなった時刻t1では、図5に示す「アンロック」状態となる(図23及び図26(h)参照)。
次に、時刻t2でシフトノブボタン142が押されてP位置検出スイッチ146がオンになると((e)参照)、キープソレノイド66のコイル97aにT1の時間だけ瞬時的に通電され、ロック作動が行なわれる。
この時間T1の経過後の時刻t3にロック出力は停止され、(i)に示すようにキーインターロック装置は「アンロック」状態から「ロック」状態に作動されることになる。
FIG. 26 shows a timing chart of the lock operation when the
Next, when the
At time t3 after the elapse of time T1, the lock output is stopped and the key interlock device is operated from the “unlocked” state to the “locked” state as shown in (i).
図27はキーインターロックアクチュエータ1の「アンロック」作動で、シフトレバー141のシフトノブボタン142を離したまま、キーを回した場合のタイミングチャートを示している。なお、ここでのアンロック作動許可条件は、アクセサリースイッチ35がオン、サーミスタ(温度センサー160)がオフ、バッテリの電圧が所定の値以上の場合である。
また、図27中の「特殊アンロック」の受け付けに関しては後述する。この特殊アンロック作動の条件としては、「ACC」位置で(アクセサリースイッチ35がオン)、イグニッションスイッチ15がオフで、且つシフトレバー141がパーキングポジションにてシフトノブボタン142を離した状態(P位置検出スイッチ146がオフの状態)である。
FIG. 27 shows a timing chart when the key is turned in the “unlock” operation of the
The reception of “special unlock” in FIG. 27 will be described later. The condition for this special unlocking operation is the state where the “ACC” position (
このアンロック作動では、シフトノブボタン142を離したままの状態であるので、P位置検出スイッチ146は(e)に示すように、オフ状態となっている(図21(a)参照)。そして、キーを「ON」位置へと回動させて、時刻t1でアクセサリースイッチ35がオンして後述する特殊アンロックの作動が受け付けられる。この時、特殊アンロック作動の条件の一つとしてアクセサリースイッチ35がオンの状態であるので、制御装置150のキープソレノイド駆動回路152にてキープソレノイド66を連動部材42が突き出す方向にアンロック作動させる((h)参照)。また、この時刻t1からキープソレノイド66のコイル97bに通電が開始される。
In this unlocking operation, since the
さらにキーを回して、時刻t2でイグニッションスイッチ15がオンすると、この時刻t2でアンロックの受け付けがなされ、キープソレノイド66のコイル97bに時刻t2からT1の時間だけ瞬時的に通電され、アンロック作動が行なわれる。この時間T1の経過後の時刻t3にアンロック出力は停止され、(i)に示すように、アンロック状態が継続している。
When the key is further turned and the
図28は、アンロック作動で、シフトレバー141のシフトノブボタン142を押しながらキーを回した後、シフトノブボタン142を離した場合のタイミングチャートを示している。
(e)に示す時刻t1でシフトレバー141のシフトノブボタン142を押すことで、P位置検出スイッチ146がオンとなる(図21(b)参照)。このシフトノブボタン142を押しながら(b)に示すようにキーを回動させて、イグニッションスイッチ15がオンとなった時刻t2でロック作動の条件が成立するので(図24参照)、ロックが受け付けられて、(g)に示すように、キープソレノイド66のコイル97aに時刻t2から時刻t3までのT1の時間だけ通電される。
FIG. 28 shows a timing chart when the
By pressing the
このT1の時間経過後の時刻t3にて、キーインターロック装置は、アンロック状態からロック状態に移行する((i)参照)。この状態で、時刻t4において、シフトノブボタン142を離すことで、P位置検出スイッチ146はオフとなり(図21(a)参照)、アンロックの条件が成立する(図23参照)。
この時刻t4でのアンロックの受け付けにより、(h)に示すように、キープソレノイド66のコイル97bには時刻t4から時刻t5までの時間T1だけ通電され、その後、停止され、キーインターロック装置は、ロック作動状態からアンロック作動状態に移行する。
At time t3 after the elapse of time T1, the key interlock device shifts from the unlocked state to the locked state (see (i)). In this state, when the
By receiving the unlock at time t4, as shown in (h), the
次に、図29により「特殊アンロック」作動について説明する。この「特殊アンロック」とは、運転者が通常では行なうことが無いであろういたずら的な操作をしたときを指す。シフトノブボタン142を押した状態で、キーを「ACC」位置に回すときに、P位置検出スイッチ146はオンになっているため、キーを回す力がそのまま係止凸部32が連動部材42を押す力になり(図6参照)、連動部材42がキープソレノイド66の力では移動できなくなる。
キープソレノイド66のアンロック作動の指示パルスは1つのため、その指示パルスのときに連動部材42が移動できないことによってアンロックにならなくても、繰り返し指示は出力されない。したがって、このような操作を運転者が行なったときは、アンロック指示が出されたにも関わらずアンロックしないことになる。
Next, the “special unlock” operation will be described with reference to FIG. This “special unlock” refers to a time when the driver performs a mischievous operation that would not normally be performed. When the key is turned to the “ACC” position while the
Since there is one instruction pulse for the unlocking operation of the
図29において、シフトレバー141のシフトノブボタン142を押している状態で、(a)に示すようにキーを「ON」位置から「ACC」位置に回した後、(e)に示すように、時刻t1でシフトノブボタン142を離すと、P位置検出スイッチ146はオンからオフになる(図21(a)参照)。
時刻t1でP位置検出スイッチ146がオフになることで、アンロック作動の条件が成立して(図24参照)、キープソレノイド66のコイル97bには時刻t1から時刻t2までのT1の時間だけ通電されて、アンロック作動を行なおうとする((i)参照)。しかし、連動部材42が移動できない状態となっているので、アンロックにはならず、ロック状態が継続する((j)参照)。なお、(g)に示す「力(ちから)」とは、キーを「OFF」位置方向へ回す力を示す。
In FIG. 29, after the key is turned from the “ON” position to the “ACC” position as shown in (a) while the
When the P
次に、図29において、時刻t2以降でキーを「ACC」位置から「ON」位置に戻すと、時刻t3でイグニッションスイッチ15がオンになり、この時刻t3で、P位置検出スイッチ146がオフとなっていることからアンロック作動の条件が成立する(図23参照)。
そして、時刻t3から時刻t4までの時間T1だけキープソレノイド66のコイル97bに通電がされ、アンロック作動が行なわれる。したがって、(j)に示すようにキーインターロック装置は、ロック状態からアンロック作動状態となる。
Next, in FIG. 29, when the key is returned from the “ACC” position to the “ON” position after time t2, the
Then, the
図30は、シフトレバー141のシフトノブボタン142を連続操作した場合のタイミングチャートを示している。(e)に示すように、シフトノブボタン142を押したり、離したり連続して操作を行なうと、その操作に応じてP位置検出スイッチ146がオンしたり、オフしたりする。この場合、キープソレノイド66のコイル97(吸引力発生用のコイル97a、保持力解除用のコイル97b)には、それぞれ瞬時的に電流が流れて、(g)(h)に示すように、ロック作動、アンロック作動が交互に行なわれる。そして、キーインターロック装置は、(i)に示すように、アンロック作動状態、ロック作動状態と交互に移行する。
図30では、キープソレノイド66のコイル97に連続して電流を流しても、温度センサー160(サーミスタ)にて90℃以上の温度を検出しない場合であり、サーミスタはオフ状態となっている。
FIG. 30 shows a timing chart when the
In FIG. 30, even when a current is continuously passed through the
時刻t1において、シフトノブボタン142を離したときにP位置検出スイッチ146がオフしてアンロック作動条件が成立し、時刻t1から時刻t2までの時間T1だけ、キープソレノイド66のコイル97bが通電されて、アンロック作動され((h)参照)、時刻t2以後にキーインターロック装置はアンロック作動状態となる。
At time t1, when the
次に、シフトノブボタン142を連続して操作することで、キープソレノイド66のコイル97の温度が90℃以上になり、この90℃以上の温度を温度センサー160であるサーミスタが検出した(サーミスタがオン)場合について説明する。コイル97の温度が90℃以上になると、図22に示す制御装置150の分圧回路153の抵抗Rの両端電圧V1がしきい値を超え、このしきい値を越えた電圧V1を電圧検出回路154が検出することで、この電圧検出回路154からキャンセル回路155に信号を送る。そして、キャンセル回路155からキープソレノイド駆動回路152にキャンセル信号を送ってキープソレノイド駆動回路152を不動作にし、キープソレノイド66のコイル97への通電を遮断するようにしている。
Next, by continuously operating the
図31はかかる場合のタイミングチャートを示し、図32はフローチャートを示している。図32において、ステップS1で作動条件が成立し、シフトノブボタン142を連続操作しても、ステップS2において、キープソレノイド66のコイル97の温度が90℃以上にならない場合は、ステップS3に移行する。このステップS3では、図25〜図30で説明したようにキーインターロックアクチュエータ1は通常の作動を行なう。
FIG. 31 shows a timing chart in such a case, and FIG. 32 shows a flowchart. In FIG. 32, if the operating condition is established in step S1 and the temperature of the
図31の(e)に示すように、シフトノブボタン142を連続して押したり、離したりした場合には、P位置検出スイッチ146がオン、オフを繰り返し、ロックの受け付け、アンロックの受け付けを行ない、(g)(h)に示すように、ロック作動、アンロック作動を行なう。これに伴い、キーインターロック装置もロック作動状態、アンロック作動状態と交互に移行する。
このシフトノブボタン142の連続操作に伴ってキープソレノイド66のコイル97に通電がされ、この連続的な通電によりコイル97の温度が上昇して90℃以上になると、(f)に示すようにサーミスタがオンする。
As shown in FIG. 31 (e), when the
As the
すなわち、温度センサー160であるサーミスタがオンするということは、図22において、サーミスタの抵抗値が下がり、分圧回路153の抵抗Rの両端電圧が上昇する。この上昇した電圧値を常時監視している電圧検出回路154が、所定以上の電圧値(コイル97の温度が90℃以上に対応した電圧値)を検出すると、電圧検出回路154は、キャンセル回路155に信号を出力し、さらにキャンセル回路155からキープソレノイド駆動回路152にキャンセル信号を出力する。
これにより、キープソレノイド駆動回路152は不動作となり、キープソレノイド66のコイル97への通電が停止される。つまり、ステップS4に示すようにキーインターロックアクチュエータ1の作動が停止されることになる。
That is, when the thermistor which is the
As a result, the keep
次に、ステップS4からステップS5に移行し、温度センサー160が85℃以下に下がるまで、P位置検出スイッチ146からの信号を受け付けないようにしている。つまり、電圧検出回路154が抵抗Rの両端電圧V1が、キープソレノイド66のコイル97の温度が85℃に対応した電圧値に低下するまで、キャンセル回路155がキープソレノイド駆動回路152にキャンセル信号を出力して、キープソレノイド駆動回路152の動作を停止させている。
そして、コイル97の温度が85℃以下となって、抵抗Rの両端電圧V1が所定の電圧以下となると、キャンセル回路155からキープソレノイド駆動回路152へのキャンセル信号が無くなり、キープソレノイド駆動回路152は通常の動作に復帰する。つまり、ステップS6に示すように、キーインターロックアクチュエータ1は復帰作動を行なう。ここで、ステップS6に示す復帰作動とは、温度センサー160が85℃以下になった時の入力信号状態に応じた作動を1度のみ行なう動作をいう。
Next, the process proceeds from step S4 to step S5, and the signal from the P
When the temperature of the
図31の例では、温度センサー160によるキープソレノイド66のコイル97の検出温度が85℃以下となった時の時刻t1(サーミスタのオフ時)では、シフトノブボタン142が押されている状態のため、P位置検出スイッチ146はオンとなっている。そのため、システムが復帰した時刻t1でロックの再受け付けが行なわれ、時刻t1から時刻t2までの時間T1だけ、ロック作動されることになる。
In the example of FIG. 31, the
このように本発明では、キープソレノイド66のコイル97が所定の温度以上(本実施形態では90℃以上)になった場合には、コイル97への通電を遮断しているので、コイル97や予め取り付けられているヒューズ(図示せず)が溶断するのを防止することができ、機能の停止を防ぐことができる。
また、コイル97等の溶断に至らない温度でコイル97への通電を中止し、キープソレノイド66のコイル97の温度が低下すると、通常に復帰し、運転者には違和感や不安感を与えることもない。
As described above, in the present invention, when the
In addition, when the current to the
さらには、キープソレノイド66のコイル97の温度を検出する温度検出回路として、サーミスタからなる温度センサー160と、抵抗Rからなる分圧回路153とで構成しているので、簡単なハードウエア回路にて温度検出回路を構成することができ、回路的にも低コスト化を図ることができる。
Furthermore, since the temperature detection circuit for detecting the temperature of the
図33は、シフトレバー141のシフトロック作動のタイミングチャートを示し、シフトロック作動許可条件として、シフトレバー141がパーキングポジションに位置している時のP位置スイッチ148がオンで、ブレーキペダルを踏んでブレーキスイッチ164がオンで、バッテリの電圧が所定以上の値の場合としている。
なお、イグニッションスイッチ15がオン、シフトレバー141がパーキングポジションに位置している状態で、ブレーキが踏まれることで、ブレーキスイッチ164がオンし、このオン信号が信号処理回路151を介してソレノイド165が例えば復帰してシフトレバー141がアンロックされる。また、このアンロックの条件が成立しない場合にシフトレバー141がロックするようにソレノイド165が駆動される。
FIG. 33 is a timing chart of the shift lock operation of the
When the
また、このブレーキスイッチ164によるソレノイド165の駆動により、シフトレバー141自体をロックしたり、アンロックするのは、上記キーインターロックアクチュエータ1によるロック作動、アンロック作動に関係なく行なわれる。
The
なお、図22に示す電圧検出回路154の構成としては、例えば、マイクロコンピュータ、コンパレータ、シュミット回路付きインバータなどで構成することができる。電圧検出回路154をマイクロコンピュータで構成した場合には、高精度、複雑な制御を行なうことができる。
なお、精度としては、マイクロコンピュータ、コンパレータ、シュミット回路付きインバータの順となる。
Note that the
The accuracy is in order of the microcomputer, the comparator, and the inverter with the Schmitt circuit.
1 キーインターロックアクチュエータ
28 規制部材
42 連動部材
66 キープソレノイド
97 コイル
141 シフトレバー
150 制御装置
153 分圧回路
160 温度センサー
R 抵抗
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記シフトレバー(141)がパーキングポジション以外に位置し、前記連動部材(42)に対して前記規制部材(28)は移動が規制され、前記連動部材(42)は移動可能な「ロック」状態との関係を有するキーインターロック装置を備え、
前記連動部材(42)を駆動する駆動源として、瞬時通電で駆動が可能なキープソレノイド(66)と、
このキープソレノイド(66)の温度を検出する温度検出手段と、
前記ロック作動、アンロック作動が連続操作された場合における前記温度検出手段による前記キープソレノイド(66)の検出温度が所定の温度以上になった場合に、該キープソレノイド(66)への通電を遮断する制御手段とを備えていることを特徴とするキーインターロックアクチュエータの制御装置。 An "unlocked" state in which the key can be rotated when the shift lever (141) is positioned at the parking position and the interlocking member (42) is movable with respect to the regulating member (28);
The shift lever (141) is located at a position other than the parking position, the restricting member (28) is restricted from moving relative to the interlocking member (42), and the interlocking member (42) is in a movable “locked” state. A key interlock device having the relationship of
As a drive source for driving the interlocking member (42), a keep solenoid (66) capable of being driven by instantaneous energization ,
Temperature detecting means for detecting the temperature of the keep solenoid (66);
When the detected temperature of the keep solenoid (66) by the temperature detecting means becomes a predetermined temperature or higher when the lock operation and the unlock operation are continuously operated, the energization to the keep solenoid (66) is cut off. And a controller for controlling the key interlock actuator.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006205812A JP4875430B2 (en) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | Control device for key interlock actuator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006205812A JP4875430B2 (en) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | Control device for key interlock actuator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008030589A JP2008030589A (en) | 2008-02-14 |
JP4875430B2 true JP4875430B2 (en) | 2012-02-15 |
Family
ID=39120464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006205812A Active JP4875430B2 (en) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | Control device for key interlock actuator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4875430B2 (en) |
-
2006
- 2006-07-28 JP JP2006205812A patent/JP4875430B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008030589A (en) | 2008-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0429193A2 (en) | Improved solenoid system for, for example, a brake/shift interlock for vehicular transmission control | |
JP5187903B2 (en) | Switch device | |
US10316554B2 (en) | Opening system for a vehicle | |
JP2007186118A (en) | Shift device | |
JP2015081564A (en) | Throttle grip device | |
US8613236B2 (en) | Shift lever device | |
JP2007014359A (en) | Buckle device and seat belt apparatus | |
JP5509832B2 (en) | Turning direction indicator | |
JP4690718B2 (en) | Steering column lock for personal ID card system | |
JP4875430B2 (en) | Control device for key interlock actuator | |
JP4796913B2 (en) | Key interlock actuator | |
JP2008245831A (en) | Seat belt device | |
KR100820458B1 (en) | Electric steering column lock apparatus | |
JP6109624B2 (en) | Electric steering lock device | |
JP4282357B2 (en) | Turn signal switch | |
JP2004049358A (en) | Buckle | |
JP2008105647A (en) | Electric steering lock device | |
JP6804351B2 (en) | Shift control device | |
JP6858608B2 (en) | Speed change control device | |
JP2003189912A (en) | Buckle | |
JP4072035B2 (en) | Electronic vehicle anti-theft device | |
JP7313011B2 (en) | engine starting device | |
KR100893288B1 (en) | Key switch for operating passenger air-bag | |
KR100262074B1 (en) | Over heat protection apparatus | |
JP2004114768A (en) | Steering device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111125 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4875430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |