JP4874242B2 - 強化されたボイスメールシステム - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]
本出願は、参照することにより全体として本出願に組み込まれる、同時係属の米国仮出願、名称「VXMLベース電話サービスシステム」、出願番号60/584,444、出願日2004年6月30日、に対する優先権を主張する。
[0002]
本出願は、参照することにより全体として本出願に組み込まれる、同時係属の米国特許出願、名称「電気通信システム用分散IPアーキテクチャ」、出願日2005年3月15日、代理人事件整理番号07001.1010、に関連する。
技術分野
[0003]
本発明は、電気通信システムに関し、より詳細には、ボイスメール等のサービスを提供する、強化されたVXMLベースの通信サービス提供システムに関する。
発明の背景
[0004]
過去数十年間、通信産業は拡大を続け、著しい技術的成長を経験し続けた。最近の通信技術によって提供されるサービスの中で最も普及しているものの1つは、ボイスメールである。ボイスメールは、拡大と、殆どの企業の経営を成功させる重要な要素としての地位の確立を続けてきた。典型的な今日のボイスメールシステムは、さまざまな形態を取ることができ、その中には、企業電話システムに接続されたパーソナルコンピュータ内で動作できるコンピュータカード、又は、企業電話システム内に若しくは通信会社が提供するサービスとして直接統合されたコンピュータカードやコンピュータコンポーネント、が含まれる。
[0005]
今日のボイスメールシステムのほとんどは、非常に複雑であり、一般にソフトウエアプログラミングに大きく依存している。これらのシステムは、単一のプラットフォームすなわちコンピュータ装置上で通常実行される、何千行ものコードを含んでいる。これらのボイスメール製品は、一般に高スキルのソフトウエアプログラマーとハードウエア開発者のチームによる多大な努力の結果として開発されるものであり、通常、ボイスメール製品を一つ発表するにも、開発、試験、デバッグ、仕上げに多くの工数が必要である。
[0006]
しかしながら、ニーズと微妙な差異が常に拡大している現在の多様な社会では、潜在顧客のすべてのニーズを満足させる単一のビジネスモデルを開発するのは、困難である。顧客の中には、自分たちのボイスメールシステムからの基本サービスパッケージを欲するものがいるだろうし、また他の顧客達は、自分たちのボイスメールシステムからの上級サービスパッケージを欲するかもしれない。従って、開発者達は多くの事業セクタを目指して製品を開発するか、ニッチ市場に深く進出することを試みるかを強いられる。時には開発者達は、より大きなマーケットシェアを獲得しようとして複数バージョンの製品を発売するであろう。これは、開発者達(主にサポート分野の)に対し新たな問題を引き起こす。販売された製品の変形種が増えれば増えるほど、会社のサポート基盤は顧客のニーズにこたえる為により複雑にならざるを得ない。
[0007]
従って、ボイスメールシステムの監視、とりわけ課金目的及びシステム目的での監視が可能な通信サービスプラットフォームに対する、技術的なニーズが存在する。更に、現代の電話ネットワーク及びボイスメールシステムは極めて複雑である。従って、ボイスメールシステムの監視、とりわけシステム障害を知らせる警報に対するニーズが存在する。本発明は、そのような解決策を提供する。
発明の概要
[0008]
本発明は、VXML(Voice eXtensible Markup Language)ページを用いる分散型ボイスメールシステムを含む。本発明の一態様は、VXML標準の機能ベースに対する拡張を生み出す、VXML強化である。このVXML強化は、課金記録の創出、警報の送信、及び統計の集計及び報告をする機能を提供する。本発明のこの態様は、そのようなサービスを提供する上で用いることができるコールタグを含んでいる。本発明は、どの機能が最も一般的に用いられているかや、ボイスメールシステムへのコール数などの追跡に用いることができる。
[0009]
簡単に説明すると、アーキテクチャとしては、本分散型ボイスメールシステムの一実施形態は、とりわけ次のように実践される。電話網と通信するメディアサーバは、分散型ボイスメールシステムのボイスメールサービスを開始するように適合しており、且つ、VXML(Voice eXtensible Markup Language)ページの少なくとも第1の部分をレンダリングするように適応されている。メディアサーバと通信するアプリケーションサーバは、VXMLページを生成し、メディアサーバにそのVXMLページを提供するように適応されている。上記XVMLページにタグが組み込まれており、メディアサーバがそのタグを処理する。ボイスメールシステムの少なくとも一部を監視するボイスメールアカウント・モニタは、タグを処理するメディアサーバにより起動される。
[0010]
本発明の実施形態は、ボイスメールサービスを提供するための提供方法として見ることも出来る。この点において、そのような方法の一実施形態は、とりわけ次のステップにより概略的にまとめることができる。すなわち、電話網から来てメディアサーバで受け取られる発呼者からの電話コールを受信し、ボイスメールサービスに対するメディアサーバからの要求をアプリケーションサーバにて受信し、前記要求の受信に応答して前記アプリケーションサーバにおいてVXML(Voice eXtensible Markup Language)ページを生成し、ここで前記VXMLページの1つの部分の中にタグが組み込まれており、少なくとも前記組み込まれたタグを有する前記VXMLページの前記1つの部分を処理し、前記組み込まれたタグを有する前記VXMLページの前記1つの部分の処理に応答して、前記分散型ボイスメールシステムの少なくとも1つの部分を監視するステップとである。
[0011]
本発明の他の、システム、方法、特徴、及び利点は、以下の図面及び詳細な説明を調べることにより、当業者には明白になるであろう。そのような更なるシステム、方法、特徴、利点は、本説明の中に含まれ、本発明の範囲の中にあり、添付の請求項により保護されることが意図されている。
発明の詳細な説明
[0017]
本発明は、通信機器(例えばPBXやボイスメールシステムなど)に対し、次世代通信プラットフォームとも表現される分散型IPアーキテクチャを提供する。本発明のアーキテクチャを利用することにより、通信機器のさまざまな機能性を多数の物理的コンポーネントで分担することができ、且つこれらの物理的コンポーネントを地理的に散在させることができる。各コンポーネントは、IPネットワークへの独立したインターフェースを介して、必要に応じて互いに通信する。電話網に接続する上での複雑さは、単一のゲートウエーコンポーネントを通して対処され、単純化されたプロトコルが通信機器の残りのコンポーネント間の、又はゲートウエーコンポーネントを介して電話網への通信を行うために用いられる。
[0018]
図で例示され且つ説明される機能性の分散はそれ自身新規の態様を有してはいるが、それは唯一の受容可能な配置ではなく、また本発明の態様は、より少ない又は多いコンポーネントを有し且つコンポーネント間での異なる機能性の配置を含むシステムの中に組み込むことが出来る、ということを理解するべきである。
[0019]
ここで、図を参照し、本発明の機能のさまざまな態様を説明する。ここでは、いくつもの図にわたって同様の標識が同様の要素を示している。
[0020]
図1は、例示的な次世代通信プラットフォーム100のコンポーネント及び接続性を例示しているシステム図である。本発明の一態様は、特にボイスメール、コール転送、及び他の通信特徴などの通信サービスを提供する、通信機器用分散型IPベースアーキテクチャである。この例示された実施形態では、次世代通信プラットフォーム100は、分散型IPアーキテクチャを有し、電話網110に接続される。電話網110は、とりわけ、無線電話網又は公衆交換電話網(PSTN)であってもよい。通信プラットフォーム100は、1またはそれ以上のメディアサーバ(MS)120、1またはそれ以上のシステム管理ユニット(SMU)130、1またはそれ以上のアプリケーションサーバ(AS)140、及び1またはそれ以上の中央データ・メッセージ・ストア(CDMS)150を有し、それらがネットワーク160によって接続されるように例示されている。通常、ネットワーク160はインターネットプロトコル(IP)ネットワークであり、このIPネットワーク上での通信が、技術的に良く知られているインターネットプロトコル(IP)に準拠するようになっている。
[0021]
実施形態の中には、通信プラットフォーム100の加入者が、ネットワーク180(一般的にはインターネット)を通してアプリケーションサーバ140と通信するコンピュータ170を介して、通信プラットフォーム100にアクセスすることができるものがある。アプリケーションサーバ140は、コンピュータ170にウエブページを提供し、それらは一般的にブラウザ(図示せず)を用いて加入者に表示される。アプリケーションサーバは、加入者が見ることが出来るアカウント情報を有するウエブページを提供することができる。一般に、通信プラットフォーム100の加入者は、通信プラットフォームにボイスメールアカウントを持つことが出来、さらに一部の実施形態では、その加入者はアプリケーションサーバ140に情報すなわち加入者カスタマイザを提供することにより、自分のボイスメールアカウントをカスタマイズすることができる。通常、上記加入者はアプリケーションサーバ140により提供されたウエブページのフィールドの中に情報を入れるかオプションを選択することにより、アプリケーションサーバ140に情報を提供することができる。
[0022]
メディアサーバ120は、簡単に記述すると、通信プラットフォーム100のコンポーネントからのIPを終端し、及び/又は電話網110からの回線交換トラフィックを終端する。メディアサーバ120はまた、トランキング及びコール制御に対しても関与する。
[0023]
アプリケーションサーバ140は、とりわけ、多様なアプリケーションに対する動的ボイスXML(VXML)ページを生成する。アプリケーションサーバ140は、このVXMLページをメディアサーバ120に提供し、メディアサーバ120はそのVXMLページを全部又は部分的にレンダリングする。アプリケーションサーバ140はまた、加入者コンピュータ170に提供されたウエブページを通して、通信プラットフォーム100への外部インターフェースを提供する。
[0024]
SMU130は、サービスプロバイダーが、集中型ウエブインターフェースから、加入者アカウントを提供及び維持し且つネットワーク要素を管理することを可能とする、管理ポータルである。
[0025]
CDMS150は、音声メッセージ及び加入者記録の格納と、通知を含む特定のアプリケーション機能の管理を行う。一部の実施形態では、CDMS150は、以下に詳細を説明する加入者カスタマイザ及び加入者属性を格納する。
[0026]
次世代通信プラットフォーム100内の各コンポーネントは、独立して拡張可能であり、また独立してネットワーク160に相互接続される。従って、上記コンポーネントは地理的に分散することができ、しかしそれでもなお、ネットワーク160上で互いに通信できる限りは、単一の通信プラットフォームとして機能する。これは最先端の通信システムでも不可能な、本発明の重要な利点である。通信プラットフォーム100のコンポーネントの中から選択したいくつかについて、以下により詳細に説明する。
メディアサーバ(MS)
[0027]
MS120は、電話網110からの回線交換トラフィックを終端させる。MS120は、本プラットフォームアーキテクチャ内のコールの始動及び制御に関与する。MS120は、声、DTMFフォーマット、又は他の信号発生理論のいずれかによるユーザからの入力を処理する(キーボード及びマウスのクリック入力をユーザから集めるウエブクライアントに酷似)。MS120は、ユーザにコンテンツを音声形式で提示する(PCクライアント上でユーザに返される図形やテキスト表示とおおむね類似)。このクライアント/サーバ方法論は、新たなアプリケーションを迅速に創造すること、及びワールドワイドウェブ上で利用可能なコンテンツをすばやく活用することを可能とする。
[0028]
MS120は、AS140に要求を出すことを通して、入ってくるコールを処理する。このアプリケーションサーバへの要求は、一般に、URL(Uniform Resource Locator)又は他のインターネット標準を、AS140に送信することによりなされる。AS140に提供される情報の中でも、とりわけMS120は到着コールの電話番号、すなわちその到着コールの発信者によってダイアルされた電話番号を通常含む。
[0029]
負荷バランサ(図示せず)が、MS120に届いたトラフィックを複数のAS140の内の1つに導くことが好ましい。この機能性は、トラフィックが稼動中のサーバ間で確実に均等配分されるようにする。MS120は、NetscapeのようなクライアントがHTMLユーザに成り代わってPC上で働くのと非常に似たような態様で、エンドユーザに代わってボイスXMLクライアントとして動作する。これらのメディアサーバは、ユーザに提示するためにボイスXMLをレンダリングするブラウザ122を備えている。
[0030]
ボイスXMLは、音声の利用が可能なソフトウエアアプリケーションの開発のための、標準ベースの記述言語である。これは、開発者達が、会話ベースの電話アプリケーションを開発するにあたって、ウエブベース(HTML)の開発専門技術を使用・活用することを意味する。
[0031]
加えて、好ましい一実施形態の中では、メディアサーバ120は民生品(COTS:commercial−off−the−shelf)のハードウエア、ソフトウエアコンポーネントで組み立てられており、且つ通信事業者向け級のサーバである。電話に特有のアプリケーション用の電話インターフェース及びリソースボードも追加される。例えば、ファクシミリカードやソフトウエアがメディアサーバ120に付加され、ファクシミリターミネーションを管理する。
アプリケーションサーバ(AS)
[0032]
次世代通信プラットフォームをモジュラー式に設計することにより、音声ダイアリング及び音声ナビゲーション、一元化された通信ソリーション、マルチメディアメッセージングサービス、プレゼンス及びアベイラビリティ管理などの強化サービスを展開するのが容易であるという、更なる利点がある。アプリケーションのプラットフォームへの追加は、標準アプリケーションサーバ140を共通プラットフォームに追加することにより達成される。
[0033]
各アプリケーションサーバ140は、アプリケーションドキュメント、例えばボイスXMLページ、HTMLページ(これらに限定されず)などを生成する。通常、VXMLページはメディアサーバ120からの要求に応答して生成され、HTMLページは加入者コンピュータ170からの要求に応答して生成される。アプリケーションサーバ140は、ウエブアプリケーション基盤をバックエンドのデータ記憶装置(例えば、CDMS150)とのインターフェースを取るために利用し、VXMLページを生成する。
[0034]
ウエブアプリケーション基盤は全体として、プレゼンテーションの詳細記述(VXML)からコアサービスのロジック(すなわちビジネスロジックの提供)を分離し、より伸張性のあるアプリケーションアーキテクチャを提供している。一実施形態では、アプリケーションサーバ140はJava(登録商標)2エンタープライズ・エディション(J2EE)環境及びJava(登録商標)サーバページ(JSP)を用い、メディアサーバのための動的VXMLページを生成する。これらのテクノロジーを結合することにより、SALT(Speech Application Language Tags)を迅速に組み込むことができ、その結果、WAP、HTML、XHTML、音声などのアプリケーション間での相互運用性(多面的な)が可能となる。これにより、エンドユーザが音声コマンドを介してデータを入力することと、WAP又はHTMLを介してプレゼンテーションを受け取ることが、同時にできるようになる。
[0035]
アプリケーションを容易に開発するための環境を作り出すために、アプリケーションサーバ140はTemplate+JSPをサポートするのが好ましい。アプリケーションは、メッセージング機能にアクセスするために、APIを用いてJSPの中に組み込まれる。これらのJSPは容易に変更が可能であり、アプリケーション動作の変更及び新たなアプリケーションの創出を極めて容易にする。
[0036]
メディアサーバ120とアプリケーションサーバ140が連携することにより、加入者に提供される特性、ボイスメール機能、及びユーザインターフェースのカスタマイズが可能となる。一実施形態では、アプリケーションサーバ140は、加入者カスタマイザをCDMS150から取得し、その加入者カスタマイザをVXMLページを生成する時に使用する。この加入者カスタマイザを用いて生成されたVXMLページは、その加入者に指定されたカスタム特性、ボイスメール機能、及びユーザインターフェースに相当する。例えば、或る加入者は、発信者に提供されるメニュー項目の順番を変えることにより、又は或るオプションなどの選択によって呼び出されたボイスメール機能を変更することにより、自身のボイスメールアカウントをカスタマイズしたいと思うかもしれない。
共通データベース及びメッセージ・ストア(CDMS)
[0037]
図2を参照すると、CDMS150は、充分な格納容量を有し、通信プラットフォーム100が多数の加入者にサービスを提供できるようにしている。CDMS150に格納されるものの中には、とりわけボイス/オーディオメッセージ202、加入者記録204、加入者アカウント情報206、アカウント属性208、及び加入者カスタマイザ210がある。いくつかの実施形態の中では、各加入者が彼ら自身のアカウント属性208を有し、また他の実施形態では、アカウント属性は複数の加入者で共有することができる。
[0038]
CDMS150は好ましくは、十分に冗長なコンポーネントを備えて設計され、且つフォールトトレランスつまり即時のフェールオーバ及び回復のために、リフレクティブメモリ及びRAID(Independent Array of Independent Disk)技術が用いられる。このことにより、関連するハードウエア及びソフトウエアコンポーネントに対するファイブナインのアベイラビリティが保証される。基幹ディスクドライブ及びRAIDコントローラのコンポーネントは、「ホットスワップ可能」で、交換のためにシステムの電源を落とす必要が無いことが好ましい。このCDMS150によって、性能低下つまりeメール格納箇所の検索及びソートに伴う不必要なeメール中心のデータベース機能性が排除され、ボイスメールの固有の特性に対する性能が最大限に発揮される。
[0039]
CDMS150は、シェルフ式eメール格納システムの標準を用いることができる。このメッセージ・ストアは、アプリケーションに対してトランスペアレントにこのメッセージ・ストアを選択することを可能とする、Java(登録商標)ミドルウエアを用いることにより抽象化され、利用できる最も効率的なストアにそれぞれのメッセージタイプを格納することを可能としている。
[0040]
ボイス/オーディオメッセージ202は、発信者が或る加入者に対しボイスメールメッセージを残した時にCDMS150上に格納される。ボイス/オーディオメッセージ202はまた、加入者間で送信及び又は転送されるボイス/オーディオメッセージを含んでいる。ボイス/オーディオメッセージ202は更に、発信者に対して再生されるその加入者の「挨拶」も含むことができる。
[0041]
それぞれの加入者に対する記録は、その加入者のための加入者記録204の中に格納される。加入者記録の中に含まれる情報には、特定の時間間隔におけるコール及び/又はファックスの回数、保存されたメッセージの数、記録されたメッセージの数、取り出されていないメッセージの数が含まれるが、これらには限定されない。
[0042]
加入者アカウント情報206には、加入者名、アカウントに対する電話番号、配布リスト、(複数の)転送電話番号、及び課金情報が含まれる。
[0043]
アカウント属性208には、メディアサーバ120でレンダリングされるVXMLページのコンテンツの増補、変更、又は制御に用いるか、又はVXMLページがレンダリングされる際の様式とすることができる、属性が含まれている。アカウント属性208の限定的でない例の中には、アプリケーションサーバ140により生成されるVXMLページの中で用いられる言語を指定することができる言語インディケータ、テンポラルインディケータ、発信番号トリガ、市外局番トリガを含むものがある。テンポラルインディケータは、時刻や曜日などに基づき加入者のボイスメールアカウントを変更するために用いることができる。市外局番トリガは、発信番号の市外局番に基づき、加入者のボイスメールアカウントを変更するために用いることができる。発信番号トリガは、発信番号に基づき、加入者のアカウントを変更するために用いることができる。実施形態の中には、加入者がコンピュータ170を用いてアカウント属性を提供することができるものもあり、また一部の実施形態の中では、加入者は属性によってどの様に自分のボイスメールアカウントを変更するかを指定することができる。上で説明された属性は限定的な例ではなく、他の属性も同様に用いることができることを、念頭におくべきである。
[0044]
加入者カスタマイザ210は、加入者がコンピュータ170を用いて提供することができる。加入者は、加入者カスタマイザを提供して、カスタマイズされたVXMLページを用意することができる。通常、加入者は、コンピュータ170を用いて通信プラットフォーム100にアクセスすることにより、加入者カスタマイザ210を提供する。アプリケーションサーバ140は、コンピュータ170上のブラウザのウインドウに表示されるウエブページを、加入者に提供する。その後、加入者はカスタマイズ可能なオプションを選択することができる。例えば、VXMLページ内の各メニュー表示に対し、加入者カスタマイザは、オプションが提示される順序、オプションの選択に関連して押されるキー、及び、例えばコールの送信、メッセージの転送、CDMS150内に格納されたメッセージの削除、CDMS150内に格納されたメッセージの削除、加入者の挨拶の変更等(但しこれらに限らず)のボイスメール機能、を規定するために用いることができる。
システム管理ユニット(SMU)
[0045]
SMU130は、サービスプロバイダーに対し、全てのネットワーク要素を管理する集中点を提供して、リモートアクセス、保守、及びバックアップ機能性を提供する。SMU130は、プロビジョニング、警告、報告、及び加入者マイグレーションのための単一インターフェースを提供する。SMU130は、新規のエレメント及びアプリケーションを有する複数のシステムの統合及びカスタマイズを行い、急激なネットワークの成長とトラフィック量の激増に悩んでいる通信事業者に対し、運用サポート及びネットワーク管理機能を提供する。
ボイスメールオペレーション
[0046]
図3を参照すると、先ずサービス要求300がメディアサーバ120にて受信される。このサービス要求は、さまざまな形態を取ることができ、また、例えば(これに限らず)、着信コールボイスコール、コール転送、着信ファクシミリ、着信テキストメッセージ、又は電話システムやボイスメールシステムに特有の各種の着信又は発信サービスなどの、多様なサービスを意味することができる。例示された実施例の中では、サービス要求300は加入者番号に対する着信コールの受信である。メディアサーバ120は、例えば(これに限らず)、自動番号識別(ANI:Automatic Number Identification)及びダイアル番号認識番号サービス(DNIS:Dialed Number Identification Number Service)などの機能を用いて、発信番号及びダイアルされた番号など(これに限らず)の情報を収集することができる。更に、メディアサーバ120は、トランキング・グループなどの他の情報も収集することもできる。
[0047]
メディアサーバ120は、通信プラットフォーム100のサービスを起動することにより、上記着信コールに応答する。このメディアサーバは、サービス起動メッセージ310をアプリケーションサーバ140に送信することにより前記サービスを起動する。一般的に、サービス起動メッセージ310はインターネットプロトコルに準拠している。サービス起動メッセージ310は、通常、コールされた番号のような情報を含んでいる。サービス起動メッセージ310はまた、どのような種類のサービスをメディアサーバが起動しているのかを判断するためにアプリケーションサーバ140が用いる、サービスタグ又は他の識別子を有している。例えば、一部の実施形態では、メディアサーバ120は前記着信コールがボイスコールなのか又はファクシミリ送信なのかを判断し、この着信コールの種類の判断に応答して、メディアサーバ120が適切なサービスタグをサービス起動メッセージ310の中に盛り込むようになっている。
[0048]
サービス要求により、そのサービスを起動する操作は大きく変わるであろう。本実施例では、メディアサーバ120は、そのサービスを起動する時に呼び出される番号を有してもよい。典型的な一実施形態では、メディアサーバ120は、アプリケーションサーバ140にURLを送信することにより上記要求を起動する。これは、典型的なウエブ指向のブラウザが、HTMLタイプのページのロードを要求する時の動作と類似している。この場合、メディアサーバ120は、アプリケーションサーバ140から特定のVXMLページを呼び出している。URLをアプリケーションサーバ140に送信するプロセスは、基本的には、アプリケーションサーバ140に、VXMLページをメディアサーバ120へ提供するよう指示する。一部の実施形態の中には,このURLがアプリケーションに対しデフォルトのVXMLページを提供するよう指示するものもある。
[0049]
アプリケーションサーバ140は、サービス起動メッセージ310の中の情報を使い、CDMS150内に格納された加入者情報を調べることができる。アプリケーションサーバ140は、アプリケーションサーバクエリ320をCDMS150に送信する。通常、アプリケーションサーバクエリ320は、サービス起動メッセージ310が持っている情報を含む。例えば、アプリケーションサーバ150は、コールされた番号を、そのコールされた番号が割り当てられた加入者に関連する加入者情報を入手するために用いることができる。
[0050]
CDMS150は、応答330をアプリケーションサーバ140に送信する。応答330は、前記コールされた番号に関連するアカウント属性208の一部又は全て、及び/又は前記コールされた番号に関連する加入者カスタマイザ210の一部又は全てを含んでもよい。
[0051]
アプリケーションサーバ140は、自身がVXMLページを生成する時に、アカウント属性208の一部又は全て及び/又は加入者カスタマイザ210の一部又は全てを使用する。通常、アプリケーションサーバ140は、一部のアカウント属性208(及び/又は加入者カスタマイザ210)を一部のVXMLページで用い、他のアカウント属性208(及び/又は加入者カスタマイザ210)を他のVXMLページに用いることができる。
[0052]
このようにして、アプリケーションサーバ140は、VXMLページ340をCDMS150から提供された上記情報に基づき形成する。この機能を実行する中で、アプリケーションサーバ140は、VXMLページ340にユーザ固有の又は他の特定のデータを挿入し、そのVXMLページ340をメディアサーバ120に渡す。
[0053]
場合によっては、メディアサーバ120は、VXMLページ340の全てを発信者にレンダリングし、またある場合には、メディアサーバは、VXMLページ340の少なくとも1つの部分をレンダリングする。例示されている実施形態では、メディアサーバ120はVXMLページ340の部分350をレンダリングする。レンダリングされた部分350は、発信者に提供される。
[0054]
一旦、レンダリングされた部分350が発信者に提供されると、発信者は更なる入力360をメディアサーバ120に提供しても良く、そしてメディアサーバ120は異なる方法で入力360に応答するかもしれない。例えば、メディアサーバ120は、VXMLページ340の同じ部分350を提供することにより入力360に応答するかもしれないし、VXMLページ340の別な部分をレンダリングすることにより入力360に応答するかもしれない。例えば、VXMLページ340は、メニュー選択であっても良い。発信者がボタンを押すか可聴メッセージを出すことにより1つの選択をする(入力360を提供する)と、メディアサーバ120がVXMLページ340上の特定のフォーム(すなわち部分)に移動する。メディアサーバ120は、次に、その特定のフォームをレンダリングし、そのレンダリングした部分370を発信者に提供するであろう。代わりに、もし更なる入力360がメニュー項目の内の1つに一致しなかった場合は、メディアサーバ120はレンダリングされた部分350を再度提供するであろう。
[0055]
場合によっては、入力360は、メディアサーバ120が要求380をアプリケーションサーバ140に送る原因になる場合がある。この要求は、通信プラットフォーム100の新規のサービスに対するものでもよく、他のVXMLページに対するものでもよい。メディアサーバ140は、別のVXMLページ390をメディアサーバ120に送信することにより要求380に応答するが、この別のVXMLページ390は通信プラットフォーム100の他のサービスに関連するものかも知れないし、ボイスメールサービスに関する他のページに関連するものかも知れない。
[0056]
例えば、この発信者が前記コールされた番号に対する通信プラットフォームの加入者で、最初のVXMLページ340がその発信者のためのボイスメールサービスの起動に関するものだと仮定する。その場合、入力350がCDMS150内に格納されたメッセージを取得するためのオプションだと仮定すると、次に第2のVXMLページ390がCDMS150内に格納されたメッセージに関連する情報を運ぶことになるであろう。
[0057]
このようにして、好都合なことに、ロードされたVXMLページ内のさまざまな箇所にジャンプするメディアサーバによって単純なやり方や動作で処理することができ、同時に、アプリケーションサーバからの追加のページを要求することにより複雑な機能を満足させることができる。
[0058]
加えて、本発明のVXMLシステムは、膨大な数のさまざまな様式で運用され、あたかもそれが各ユーザすなわち発信者にとってカスタムシステムであるかのように見えるシステムを可能にさせるが、実際はシステムは全く変更する必要などなく、むしろただ単に特定のトリガメカニズム(例えば、市外局番、発信者ID、ANI、時刻など)に関連した制御属性をプログラムし且つ使用してシステムを増補することができるのである。
ボイスメールモニタ
[0059]
図4を参照するが、いくつかの実施形態では、VXMLページ400は、アプリケーションサーバ140によってそのVXMLページ400の中に組み込まれたタグ402を有している。タグ402は、通常、オブジェクトタグ、JSPタグ、又は当業者に既知の他のタグである。一実施形態では、タグ402は、VXMLページ400を要求するメディアサーバ120に応答してVXMLページ400の中に組み込まれる、ということに留意すべきである。他の実施形態では、アプリケーションサーバ140がタグ402をVXMLページ400の中に盛り込むように指示される。場合によっては、SMU130がアプリケーションサーバ140にVXMLページ400の中に1またはそれ以上のタグを組み込むように指示し、また他の場合には、SMU130がアプリケーションサーバ140に、VXMLページ400の中にタグを組み込まないように指示する。このようにして、実施形態の一部では、VXMLページ400へのタグの組み込みはオン/オフされる。
[0060]
メディアサーバ120は、VXMLページ400をアプリケーションサーバ140から受信し、そのVXMLページ400をブラウザ122に提供する。ブラウザ122は、VXMLページ400を処理及び/又はレンダリングする。ブラウザ122は、タグ402をVXMLページ400の処理及び/又はレンダリングの最中に処理し、タグ402の処理に応答して、ブラウザ122はボイスメールアカウント・モニタ404を起動する。通常、ボイスメールアカウント・モニタ404は、ブラウザ122内で実行される。しかしながら、実施形態の中には、ボイスメールアカウント・モニタ404がブラウザ122の外で実行されるものがある。その場合、ブラウザ122はトリガ406を送り、その結果、ボイスメールアカウント・モニタ404が起動される。例えば、一実施形態では、メディアサーバ120はトリガ460をブラウザ122から受け、メディアサーバ120がボイスメールアカウント・モニタ404を起動する。しかしながら、一部の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、例えばアプリケーションサーバ140やシステム管理ユニット130などのメディアサーバ120とは異なるコンポーネント上で実行され、その場合、そのコンポーネントがトリガ406をネットワーク160経由で受信してボイスメールアカウント・モニタ404を起動する。更に、一部の実施形態では、このボイスメールアカウント・モニタは通信プラットフォーム100の複数のコンポーネント上で実行される。例えば、ボイスメールアカウント・モニタ404は、メディアサーバ120、アプリケーションサーバ140、及びシステム管理ユニット130上で実行されるサブモジュールを含むことができる。その結果として、一部の実施形態では、ブラウザ120はトリガ(又は複数のトリガ)を通信プラットフォーム100の選択されたコンポーネントに送信し、その後その選択されたコンポーネントがボイスメールアカウント・モニタ404の各自のサブモジュールをそれぞれ起動する。単純にするために、ボイスメールアカウント・モニタ404はメディアサーバ120上で実行されるように記述されているが、これは限定しない例として意図されている。
[0061]
いくつかの実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、とりわけ警報を検出するためのロジックを含んでいる。典型的には、ボイスメールアカウント・モニタ404は、電話網110からの警報を検出するためのロジックを含んでいる。また、通常、ボイスメールアカウント・モニタ404は、検出された警報に対し消極的に又は積極的に応答するロジックを含んでいる。消極的応答には、通信プラットフォーム100の1またはそれ以上のコンポーネントに警報通知を送信することが含まれている。例えば、警報を検出したことに応答してボイスメールアカウント・モニタ404は、アプリケーションサーバ140に警報通知を送信する。警報のタイプに基づき、通信プラットフォーム100のコンポーネントは、単に警報通知を無視するか、積極的に反応する。検出された警報に対するボイスメールアカウント・モニタによる積極的応答の中には、コールを終了させることや、コールの転送をすることなどが含まれるが、これに限るものではない。例えば、もしボイスメールアカウント・モニタ404が警報を検出した場合、ボイスメールアカウント・モニタ404は、警報を持っていた着信コールに関連するサービスを終了させることにより、応答することができる。
[0062]
一部の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、要求されたサービスに関連する及び/又は発信者に提供されるコンテンツに関連するデータを収集するロジックを含む。例えば、一実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404はメディアサーバ120から要求されたサービスを表にし、各サービスに対して、それがメディアサーバ120により起動される回数をカウントする。もちろん、一部の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は通信プラットフォームのサービスの内で選択されたものに対して表を作り、それらの選択されたサービスがメディアサーバ120により起動される回数をカウントすることができる。実施形態の中には、ボイスメールアカウント・モニタ404が、ブラウザ122に提供されるVXMLページのURLを用いて、データを一覧にするものもある。
[0063]
他の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、特定のコンテンツがその発信者に提供される回数をカウントする。この場合、ボイスメールアカウント・モニタ404は、「フォーム」すなわちVXMLページ400の一部分が、その発信者に提供される回数をカウントする。
[0064]
コンテンツを表にすることに加え、ボイスメールアカウント・モニタ404は、とりわけ、ボイスメールシステムの特徴を表にし、且つそれらの特徴が呼び出される回数をカウントするためのロジックを含むことができる。例えば、ボイスメールアカウント・モニタ404は、CDMS150内に格納されたメッセージを通信プラットフォーム100内の別の加入者に転送するメッセージ転送のようなボイスメール特徴を、加入者が呼び出す回数をカウントするロジックを含むことができる。
[0065]
ボイスメールアカウント・モニタ404は、自らが集めたデータをSMU130に提供するようになっている。一部の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、着信コールが終了した時に、集めたデータをSMU130に提供する。他の実施形態では、ボイスメールアカウント・モニタ404は、ある期間に亘ってデータを蓄積し、あらかじめ定められた時点に蓄積されたデータをSMU130に提供する。
レポート生成部
[0066]
図5を参照すると、システム管理ユニット150は、レポート生成部502を有している。レポート生成部502はデータ504をボイスメールアカウント・モニタ404から受け取る。レポート生成部502は、とりわけ、データ504の統計分析のためのロジックを含んでいる。レポート生成部502は、データ504を分析し、とりわけ通信プラットフォームの特徴が起動された相対的な頻度、通信プラットフォーム100へのコール回数などを測定する。
[0067]
いくつかの実施形態では、レポート生成部502は課金部506と通信している。課金部506は、レポート生成部502からのレポート508を使って、通信プラットフォーム100の加入者にサービスに対して課金する。
[0068]
本発明の上述の実施形態、特に「好ましい」又は「典型的な」実施形態のいずれもが、本発明の原理の明快な理解のためにのみ説明された単なる可能な実施例であることが、強調されなければならない。本発明の上述の(複数の)実施形態に対し、本発明の精神及び原理から実質的に離れることなく、多くの変形や変更が可能である。また、いかなる特定の実施形態も本発明の多様な態様の中の一部のみを含んでいるであろうことも、認識されるべきである。そのような変更及び変形は全て、この中の開示及び本発明の範囲内に含まれ、且つ以下の請求項により保護されるということが、意図されている。
電話網とやり取りする分散型ボイスメッセージングシステムの、典型的な実施形態を例示するブロック図である。 中央データ・メッセージ・ストアに格納されたコンテンツのブロック図である。 ボイスメールを実行するための典型的なフロー図である。 ボイスメールアカウント・モニタを有するメディアサーバのブロック図である。 レポート生成部を有するシステム管理ユニットのブロック図である。

Claims (20)

  1. 分散型ボイスメールシステムであって、
    前記分散型ボイスメールシステムのボイスメールサービスを起動し、VXML(Voice eXtensible Markup Language)ページの少なくとも第1の部分をレンダリングするように適合しており、電話網と通信するメディアサーバと、
    VXMLページを生成して、該VXMLページを前記メディアサーバに提供するように適合しており、該VXMLページの部分が該VXMLページの中に組み込まれたタグを含む、前記メディアサーバと通信するアプリケーションサーバと、
    前記タグを処理する前記メディアサーバに応答して、前記ボイスメールシステムの少なくとも1つの部分を監視する、前記メディアサーバに設けられたボイスメールアカウント・モニタとを含む、分散型ボイスメールシステム。
  2. 前記ボイスメールアカウント・モニタが、前記発信者による前記分散型ボイスメールシステムの利用に関連する情報を集める、請求項1に記載の分散型ボイスメールシステム。
  3. 前記ボイスメールアカウント・モニタが、前記VXMLページの少なくとも特定の部分がレンダリングされた回数を数えることによって情報を集める、請求項2に記載の分散型ボイスメールシステム。
  4. 前記アプリケーションサーバが、少なくとも第2のVXMLページを生成し、該第2のVXMLページを前記メディアサーバに提供し、前記メディアサーバが前記第2のVXMLページの少なくとも特定の部分をレンダリングし、且つ前記ボイスメールアカウント・モニタが、前記第2のVXMLページの少なくとも前記特定の部分がレンダリングされた回数を計算することにより情報を集める、請求項2に記載の分散型ボイスメールシステム。
  5. 前記アプリケーションサーバが、複数のVXMLページを生成して前記メディアサーバに提供するように適合し、且つ、前記ボイスメールアカウント・モニタが、該複数のVXMLページの少なくとも1つの部分がレンダリングされた回数を計算することにより情報を集める、請求項2に記載の分散型ボイスメールシステム。
  6. 前記メディアサーバと通信するシステム管理ユニットを更に含み、該システム管理ユニットが、前記計算された前記複数のVXMLページの少なくとも1つの部分がレンダリングされた回数を用いて、ボイスメールシステム利用報告書を生成するように適合した、請求項5に記載の分散型ボイスメールシステム。
  7. 前記メディアサーバと通信するシステム管理ユニットを更に含み、該システム管理ユニットが、前記集められた情報を用いて課金記録を生成するように適合した、請求項2に記載の分散型ボイスメールシステム。
  8. 前記ボイスメールモニタリングシステムが、警報を検出し、警報通知を送信する、請求項1に記載の分散型ボイスメールシステム。
  9. 前記タグが、外部VXMLタグである、請求項1に記載の分散型ボイスメールシステム。
  10. 前記タグが、JSP(Java(登録商標) Server Page)VXMLタグである、請求項1に記載の分散型ボイスメールシステム。
  11. ボイスメールサービスを提供する方法であって、
    メディアサーバにおいて、電話網から受信される発呼者からの電話コールを受信するステップと、
    アプリケーションサーバにおいて、ボイスメールサービスに対する要求を前記メディアサーバから受信するステップと、
    前記要求の受信に応答して、前記アプリケーションサーバにおいてVXML(Voice eXtensible Markup Language)ページを生成し、ここで該VXMLページの1つの部分の中にタグが組み込まれているステップと、
    前記アプリケーションサーバにおいて、少なくとも前記組み込まれたタグを有する前記VXMLページの前記部分を処理するステップと、
    前記メディアサーバに設けられたボイスメールアカウント・モニタにおいて、前記組み込まれたタグを有する前記VXMLページの前記部分の処理に応答して、前記分散型ボイスメールシステムの少なくとも1つの部分を監視するステップとを含む、方法。
  12. 前記監視するステップが、前記発呼者による前記分散型ボイスメールシステムの利用に関連する情報を収集することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記情報を収集するステップが、前記VXMLページの少なくとも特定の部分が処理される回数を計算することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記アプリケーションサーバにおいて、少なくとも第2のVXMLページを生成するステップと
    前記第2のVXMLページを前記メディアサーバに提供するステップと、
    前記メディアサーバにおいて、前記第2のVXMLページの少なくとも特定の部分を処理するステップと、
    前記第2のVXMLページの少なくとも前記特定の部分がレンダリングされる回数を計算するステップとを更に含む、請求項12に記載の方法。
  15. 複数のVXMLページをメディアサーバに提供し、該複数のVXMLページが前記アプリケーションサーバにおいて生成されるステップと、
    前記複数のVXMLページの少なくとも1つの部分がレンダリングされる回数を計算するステップとを更に含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記計算された前記複数のVXMLページの少なくとも1つの部分がレンダリングされる回数を用いて、前記メディアサーバと通信するシステム管理ユニットが、ボイスメールシステム利用報告書を生成するステップを更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記メディアサーバと通信するシステム管理ユニットが、前記収集された情報を用いて課金記録を生成するステップを更に含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記メディアサーバにおいて警報を検出するステップと、
    前記メディアサーバから警報通知を送信するステップとを更に含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記タグが、外部VXMLタグである、請求項11に記載の方法。
  20. 前記タグが、JSP(Java(登録商標) Server Page)VXMLタグである、請求項11に記載の方法。
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