JP4868686B2 - デジタル放送信号多重送出装置 - Google Patents
デジタル放送信号多重送出装置Info
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、衛星放送、地上波放送等のデジタル放送システムにおいて、データ放送を行うためのデジタル放送信号多重送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル放送技術の確立に伴い、通信衛星や放送衛星を使用する衛星放送システムではデジタル放送が開始され、さらに地上波放送システムにおいてもデジタル放送への移行が計画されている。
上記デジタル放送の放送局では、テレビジョン放送に加えて、文字放送等のデータ放送も行っている。データ放送では、各種の情報番組を放送しており、その中にはテレビジョン放送番組に連動した情報や、またテレビジョン放送番組とは独立した情報等を提供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記放送局では、多重化出力レート、つまり放送波の帯域幅が予め固定されているため、データ放送により伝送すべきデータを多重化出力レートからテレビジョン放送番組の映像及び音声の伝送レートを差し引いたレートで出力しなければならない。しかし、映像及び音声の伝送レートは、番組や映像シーンに応じて変化し、急激に下がった場合に、多重化装置からデータ放送パケットが高いレートで出力されることがある。このとき、データ放送に関する規格、運用規定に準拠しないストリームが出力される可能性があった。
このため、様々な放送の番組編成や運用形態に対応しきれず、その結果、放送の番組編成や運用形態に制限が発生していた。
この発明の目的は、第1のサービス放送信号のパケット量の変動に応じて、第2のサービス放送パケットを、任意の送出レートで効率的に第1のサービス放送信号に多重して送出し得るデジタル放送信号多重送出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
(1)多重化部にて第1のサービス放送番組の素材を示す第1のサービス素材情報を含んだ第1のサービス放送信号を所定の放送帯域中の少なくとも一部の帯域に割り当てて送出するとともに、互いに送出レートが異なり、それぞれ第1のサービス放送番組とは異なる第2のサービス放送番組の素材を示すパケット構造の複数の第2のサービス素材情報、第2のサービス放送番組に関する制御情報を示すパケット構造の周期情報を含んだ第2のサービス放送信号を第1のサービス放送信号に割り当てられていない残りの帯域に割り当て、第1のサービス放送信号の帯域占有率に応じた送出レートで送出するものであって、第2のサービス放送信号を送出すべく送出レート範囲内の第2のサービス放送番組ごとの任意の送出レートを示すレート情報を取得するレート情報取得手段と、第2のサービス放送信号をバッファに所定パケット数分格納し、要求に応じて多重化部に供給する信号供給手段と、バッファに保存された第2のサービス放送信号の各パケットの内容を識別する識別手段と、識別手段の識別結果及びレート情報取得手段で取得したレート情報に基づいてバッファから第2のサービス放送信号を読み出し、多重化部に対し第2のサービス放送信号を第1のサービス放送信号に多重させる多重制御手段とを備えるようにしたものである。なお、レート情報は、第2のサービス放送番組ごとに運用規定に準拠した最大送出レートのうちの任意の送出レートを示すものである。
【0005】
(1)の発明によれば、第1のサービス放送信号の帯域占有率が最小を示す場合に、外部から取得したレート情報に基づいて運用規定に準拠した送出レートを守るように第2のサービス放送信号が第1のサービス放送信号に多重されて送出されるので、運用規定に従った最適なデータ伝送を行うことができる。
【0006】
(2)レート情報取得手段は、多重化部を制御する多重制御部との通信によりレート情報を取得することを特徴とする。
(2)の発明によれば、多重制御部といった既知の装置との通信によりレート情報を取得できるので、レート情報を取得するために新たな信号ラインを必要とせずに済む。
【0007】
(3)第2のサービス放送信号を生成するとともに、第2のサービス放送信号のパケット間に第2のサービス放送番組ごとの任意の送出レートを示すレート情報パケットを挿入して多重化部へ伝送する信号生成部をさらに備え、レート情報取得手段は、第2のサービス放送信号からレート情報パケットを抽出することを特徴とする。
【0008】
(3)の発明によれば、第2のサービス放送信号を生成する信号生成部にて、第2のサービス放送信号のパケット間に任意の送出レートを示すレート情報パケットを挿入して多重化部へ伝送されることになるので、レート情報を伝送する専用信号ラインを不要にすることができ、その分システム全体の信号ラインを減らしてシステムの配線構造を簡素化することができる。また、レート情報パケットをバッファから読み出したタイミングで、上限レートの更新を行うため、信号生成部が上限レートを更新した際に、多重化部側で時間差を生じさせることなく上限レートを更新できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係るデジタル放送信号多重送出装置が適用される局内システムの一実施形態を示すブロック構成図である。
このシステムは、同図に示すように、エンコーダ(ENC)11,12と、マルチプレクサ(MUX)13と、符号化多重制御部(EMC)14と、データ放送送出部15と、自動番組送出制御部(APC)16と、局内時計17と、データサーバ(DS)18とを備えている。
【0010】
エンコーダ11は、テレビジョン放送番組の映像信号をMPEG2符号化方式で圧縮符号化してビットストリームを生成し、マルチプレクサ13に出力する。エンコーダ12は、テレビジョン放送番組の音声信号をAAC(Advanced Audio Coding)符号化方式で圧縮符号化してビットストリームを生成し、マルチプレクサ13に出力する。
【0011】
マルチプレクサ13は、各エンコーダ11,12の出力と、データ放送送出部15から出力されるデータ放送パケットとを多重化し、トランスポートストリームとして送出する。また、符号化多重制御部14から出力される情報を元に、PMT(Program Map Table)、PAT(Program Association Table)等のデータを生成し、トランスポートストリームに多重する。
【0012】
符号化多重制御部14は、自動番組送出制御部16から提供される指示情報、放送スケジュールデータ及び局内時計17で計測される編成時刻に基づいてエンコーダ11,12及びマルチプレクサ13を制御する。なお、PMT、PATには、番組に関する情報やトランスポートストリーム中にデータ放送用データが含まれているか否かを示す情報が含まれている。
【0013】
データ放送送出部15は、自動番組送出制御部16から提供される指示情報に基づいて、データ放送パケットをマルチプレクサ13に送出するものである。また、データサーバ18からの編成情報及びレート情報に基づいて、サービス番組を示すデータ放送パケット、各種サービス番組を示すパケット及び番組に関する制御情報を含むDII(Download Information Indication)パケット、運用規定に準拠した上限レートを示すレート情報パケットを生成する。
【0014】
自動番組送出制御部16は、データサーバ18から提供される放送スケジュールデータ及び局内時計17で計測される番組編成時刻に従って、符号化多重部14及びデータ放送送出部15に対し指示情報を送出して符号化多重部14の符号化多重処理を制御し、またデータ放送送出部15の送出処理を制御するようにしている。
【0015】
図2は、上記マルチプレクサ13の具体的構成を示すブロック図である。
マルチプレクサ13は、同図に示すように、メモリバッファ131〜133、パケット識別部134、セレクタ135、多重制御部136、上限レート検出・ヌル差し替え部137、レート監視部138を備えている。
【0016】
メモリバッファ131は、エンコーダ11からのパケット列を所定個数いったん保持する。メモリバッファ132は、エンコーダ12からのパケット列を所定個数いったん保持する。メモリバッファ133は、データ放送送出部15からのパケット列を所定個数いったん保持する。パケット識別部134は、これらのメモリバッファ131〜133に保持された各パケットの内容を識別する。
【0017】
セレクタ135は、各メモリバッファ131〜133の出力を選択的に導出する。上限レート検出・ヌル差し替え部137は、セレクタ135の出力からレート情報パケットを検出し、この検出結果をレート監視部138に通知するとともに、該レート情報パケットの挿入位置にヌルパケットを挿入してTSとして送出する。レート監視部138は、上限レート検出・ヌル差し替え部137による検出結果から例えば運用規定に準拠したデータ放送の上限レートを求め、この上限レートを多重制御部136に設定する。
多重制御部136は、パケット識別部134の識別結果及びレート監視部138にて設定された上限レートに基づいて、各メモリバッファ131〜133に保持されたパケットの読み出し制御を行い、セレクタ135の切替制御を行う。
【0018】
次に、上記構成において、以下にその処理動作を説明する。
まず、データ放送の伝送帯域は、図3に示すように、テレビジョン放送番組の映像/音声で使用する帯域のうちの残りの帯域を使用することが伝送の基本概念になっている。デジタル放送における映像/音声は、MPEG2で規定される圧縮符号化技術を採用していることから映像シーンによりテレビジョン放送用の帯域が変動することになる。
【0019】
特に、テレビジョン放送用の帯域が最も狭くなると、あるデータ放送番組によってはデータ放送パケットを送出すべき上限レートを超えてしまうことになる。また、データ放送では、図4に示すように、番組によっては上限レートが変わってくる。そこで、データ放送送出部15における上限レートとマルチプレクサ13における上限レートを共有することが考えられる。この場合のマルチプレクサ13の上限レート変更処理の様子を図5(a),(b)に示す。
【0020】
図5(a)はデータ放送送出部15の出力、図5(b)はマルチプレクサ13の出力を示し、各図において、A〜Hは1Mbpsのデータ放送パケット(2サービス)、a〜hは0.1Mbpsのデータ放送パケット(1サービス)であることを示している。ここでは、ある時刻にデータ放送サービスを2サービスから1サービスに変更する番組編成を想定する。
【0021】
ここで、データ放送送出部15では、データサーバ18から通知されるレート情報や編成情報に従って、データ放送パケット間にマルチプレクサ13の上限レート、つまり運用規定に準拠したデータ放送サービスごとの上限レートを記述したレート情報パケットを挿入しTSとしてマルチプレクサ13に出力する。この場合、2サービスのデータ放送パケットの上限レートを記述したレート情報パケットを2サービスのデータ放送パケットの先頭に付加するようにし、1サービスのデータ放送パケットの上限レートを記述したレート情報パケットを1サービスのデータ放送パケットの先頭に付加するようにする。
【0022】
マルチプレクサ13では、データ放送送出部15からのTSをメモリバッファ133に入力し、所定個数のパケットを順次保持する。このメモリバッファ133に保持されたパケットはパケット識別部134によって識別され、その識別結果は多重制御部136に通知される。また、メモリバッファ133に保持されたパケットは、多重制御部136によって、テレビジョン放送の帯域幅の変動に応じた送出レートで読み出され、セレクタ135に供給される。
【0023】
セレクタ135により導出されるレート情報パケットは、上限レート検出・ヌル差し替え部137によって検出され、その検出結果はレート監視部138に通知される。レート監視部138は、上限レート検出・ヌル差し替え部137によって検出された上限レートを多重制御部136にセットする。
【0024】
この多重制御部136では、セットされた上限レート及びパケット識別部134の識別結果に基づいて、DIIパケット切替タイミング信号、データ放送パケット切替タイミング信号をバッファ133及びセレクタ135に出力する。つまり、データ放送サービスに関する規格、運用規定に準拠した送出が可能となるように、メモリバッファ133の読み出し制御及びセレクタ135の切替制御を実行する。これにより、運用規定に準拠しながら、ある切替時刻以前は最大1Mbpsまで有効にデータ放送パケットを送出することができ、切替時刻以降は最大0.1Mbpsまで有効にデータ放送パケットを送出することができる。また、このようなシステムを構築することにより、データ放送サービスのイベントの構成、イベント内の送出の変更に対応することが可能となり、放送形態の多様化が実現できる。
【0025】
以上のように上記実施形態によれば、テレビジョン放送信号の帯域占有率が最小を示す場合に、マルチプレクサ13にて任意に設定された上限レートに基づいてデータ放送信号がテレビジョン放送信号に多重されて送出されるので、任意の上限レートに従った最適なデータ伝送を行うことができる。
【0026】
また、上記実施形態によれば、データ放送送出部15にて、データ放送パケット間に運用規定に準拠した上限レートを記述したレート情報パケットを挿入してマルチプレクサ13へ伝送するようにしているので、レート情報を伝送する専用信号ラインを不要にすることができ、その分システム全体の信号ラインを減らしてシステムの配線構造を簡素化することができる。また、マルチプレクサ13において、レート情報パケットをメモリバッファ133から読み出したタイミングで、テレビジョン放送の帯域幅の変動に応じたレートからレート情報パケットに記述された上限レートへの更新を行うため、データ放送送出部15が上限レートを更新した際に、マルチプレクサ13側で時間差を生じさせることなく上限レートを更新できる。
【0027】
なお、上記実施形態では、データ放送送出部15からデータ放送番組ごとの上限レート情報を受け取る例について説明したが、これに限ることなく、例えば符号化多重制御装置14からデータ放送サービスごとの上限レート情報を受け取るようにしてもよい。この場合、データ放送送出部15の処理負荷を軽減することができる。また、符号化多重制御装置14といった既知の装置との通信によりレート情報を取得できるので、レート情報を取得するために新たな信号ラインを必要とせずに済む。
また、マルチプレクサ13に保守端末を接続して、上限レートを任意に更新するようにしてもよい。この場合、マルチプレクサ13と保守端末との間を接続するためのインタフェースを必要とするが、ユーザの好みに応じて、最適なデータ放送パケットの送出を行うことができる。
【0028】
さらに、上記実施形態では、固定受信サービスによるテレビジョン放送システムを対象に説明したが、例えば携帯型受信端末を使用した移動体向けの放送システムや携帯端末向けの放送システムにも適用可能である。また、専用線網やインターネットを利用したコンピュータシステムにも適用可能である。
その他、局内システムの種類や構成、マルチプレクサの種類や構成、レート情報の更新手順、データ放送以外のサービス放送等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、第1のサービス放送信号のパケット量の変動に応じて、第2のサービス放送パケットを、任意の送出レートで効率的に第1のサービス放送信号に多重して送出し得るデジタル放送信号多重送出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタル放送信号多重送出装置が適用される局内システムの一実施形態を示すブロック図。
【図2】図1に示したマルチプレクサの具体的構成を示すブロック図
【図3】同実施形態におけるテレビジョン放送信号とデータ放送信号との帯域関係を示すタイミングチャート。
【図4】同実施形態におけるデータ放送のサービス番組を変更した際の帯域関係を示すタイミングチャート。
【図5】同実施形態における処理動作を説明するためのタイミング図。
【符号の説明】
11,12…エンコーダ(ENC)、
13…マルチプレクサ(MUX)、
14…符号化多重制御部(EMC)、
15…データ放送送出部、
16…自動番組送出制御部(APC)、
17…局内時計、
18…データサーバ(DS)、
131〜133…メモリバッファ、
134…パケット識別部、
135…セレクタ、
136…多重制御部、
137…上限レート検出・ヌル差し替え部、
138…レート監視部。
Claims (5)
- 多重化部にて所定の放送帯域中の少なくとも一部の帯域に割り当てられ、かつ第1のサービス放送番組の素材を示す第1のサービス素材情報を含んだ帯域が変動する第1のサービス放送信号と、前記放送帯域中の前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域に割り当てられ、第2のサービス放送番組の素材を示すパケット構造の複数の第2のサービス素材情報、前記第2のサービス放送番組に関する制御情報を示すパケット構造の周期情報を含んだ第2のサービス放送信号とを送出するデジタル放送信号多重送出装置であって、
前記第2のサービス放送番組ごとに前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域内で固定された上限帯域幅を示すレート情報を取得するレート情報取得手段と、
前記第2のサービス放送信号をバッファに所定パケット数分格納し、要求に応じて前記多重化部に供給する信号供給手段と、
前記バッファに保存された第2のサービス放送信号の各パケットの内容を識別する識別手段と、
前記識別手段の識別結果に基づいて前記バッファから前記第2のサービス放送信号を読み出し、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅が前記レート情報に示される上限帯域幅より大きい場合に、前記上限帯域幅を前記第2のサービス放送信号に割り当てて前記多重化部に対し前記第2のサービス放送信号を前記第1のサービス放送信号に多重させ、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅が前記レート情報に示される上限帯域幅より小さい場合に、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅を前記第2のサービス放送信号に割り当てて前記多重化部に対し前記第2のサービス放送信号を前記第1のサービス放送信号に多重させる多重制御手段とを具備したことを特徴とするデジタル放送信号多重送出装置。 - 前記レート情報取得手段は、前記多重化部を制御する多重制御部との通信により前記レート情報を取得することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送信号多重送出装置。
- 前記第2のサービス放送信号を生成するとともに、前記第2のサービス放送信号のパケット間に前記第2のサービス番組ごとの任意の送出レートを示すレート情報パケットを挿入して前記多重化部へ伝送する信号生成部をさらに備え、
前記レート情報取得手段は、前記第2のサービス放送信号からレート情報パケットを抽出することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送信号多重送出装置。 - 前記レート情報は、前記第2のサービス放送番組ごとに運用規定に準拠した最大送出レートのうちの任意の送出レートを示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタル放送信号多重送出装置。
- 多重化部にて所定の放送帯域中の少なくとも一部の帯域に割り当てられ、かつ第1のサービス放送番組の素材を示す第1のサービス素材情報を含んだ第1のサービス放送信号と、前記放送帯域中の前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域に割り当てられ、第2のサービス放送番組の素材を示す第2のサービス素材情報、前記第2のサービス放送番組に関する制御情報を示すデータの周期情報を含んだ第2のサービス放送信号とを送出するデジタル放送信号多重送出装置であって、
前記第2のサービス放送番組ごとに前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域内で固定された上限帯域幅を示すレート情報を取得するレート情報取得手段と、
前記第2のサービス放送信号をバッファに所定量分格納し、要求に応じて前記多重化部に供給する信号供給手段と、
前記バッファに保存された第2のサービス放送信号の内容を識別する識別手段と、
前記識別手段の識別結果に基づいて前記バッファから前記第2のサービス放送信号を読み出し、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅が前記レート情報に示される上限帯域幅より大きい場合に、前記上限帯域幅を前記第2のサービス放送信号に割り当てて前記多重化部に対し前記第2のサービス放送信号を前記第1のサービス放送信号に多重させ、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅が前記レート情報に示される上限帯域幅より小さい場合に、前記第1のサービス放送信号が割り当てられていない帯域幅を前記第2のサービス放送信号に割り当てて前記多重化部に対し前記第2のサービス放送信号を前記第1のサービス放送信号に多重させる多重制御手段とを具備したことを特徴とするデジタル放送信号多重送出装置。
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