JP4868570B2 - 抗カビ剤 - Google Patents
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Description
Iijima, R., Kurata, S., and Natori, S. (1993) The Journal of Biological Chemistry, 268 (16) 5, pp. 12055-12061 Lee, S. Y., Moon, H. J., Kurata, S., Natori, S., and Lee B. L. (1995) Biol. Pharm. Bull. 18 (8) 1049-1052 Jung, Y. H., Park, B. Y., Lee, D. K., Hahn, Y., Chung, J. H., Han, D. M., Moon, H. J., Lee, B. L., and Lee, Y. (1995) Mol. Cells 5, 287-292.
1)植物病原性カビ類を対象とした殺菌剤への利用
2)抗カビ活性を利用した医薬品への利用
3)抗カビ活性を利用した食品添加物への利用
4)抗カビ活性を利用した家庭用衛生品への利用
材料と方法
1.供試昆虫
実験に用いたゴミムシ類成虫は2004年5月上旬から10月にかけて、帯広市大正地区および幕別町札内地区の防風林において、生け捕りベイトトラップによって採集した。トラップは図1 に示されるように、下部に排水用の穴の開いた17.5cm×58cm×17cm(縦×横×高さ)のプラスチックプランターを用いた。約3cm角に切った新鮮なリンゴ5、6個と小枝や葉を入れたプランターの上端が地表面と同じ高さになるように土中に埋め込んだ。採集したゴミムシ類成虫は実験に使用するまで25℃、日長条件16L−8Dの条件に調整されたインキュベータ内で飼育した。飼育にはプラスチック容器(直径10cm×高さ6cm)に、霧吹きで湿らせたろ紙を敷いたものを用い、この中にゴミムシ成虫を種類ごとに5〜10頭ずつ入れた。餌として約3cm角に切った新鮮なリンゴを与え、5日おきに交換した。
体液を採取するゴミムシ類成虫の生体防御反応を誘導させるために、各個体に体液採取24時間前に大腸菌による処理を行った。用いた大腸菌Escherichia coliは本学大動物特殊疾病センターより譲り受けた菌株を供試した。本菌を37℃の温度条件下で24時間振蕩培養し、遠心分離で集菌したペレットに浸した針で、ゴミムシ各個体の腹部を刺し、25℃の温度条件下で24時間保った。大腸菌処理を行った後、各個体をジエチルエーテルに数分間さらして麻酔を施した。実体顕微鏡下でゴミムシの上翅と後翅を取り外し、腹部背側にピンセットで小さな穴を開け、マイクロシリンジを用いて約25μlの蒸留水を肩部より体内に注入した。これにより腹部の穴から押し出されたゴミムシ類成虫の体液を、ヘマクリット毛細管で吸い取り、予めフェニルチオウレアの結晶を少量入れておいたマイクロチューブに集めた。ただし、HPLC抽出前のツンベルグナガゴミムシ体液の抗カビ活性を検定する場合については、フェニルチオウレアを加えずにマイクロチューブに体液を集め、ただちに液体窒素により凍結させたものを用いた。集めた体液は佐藤ら(1999)の方法に従って、酸メタノール抽出液(メタノール:体液:酢酸=90:9:1)でホモジナイズし、10,000×gで15分間遠心分離を行い、血球を取り除いた。この上澄みをまず吸引乾燥で濃縮し、再び蒸留水に溶解し更に凍結乾燥によって乾燥させ、実験に用いるまで−80℃で保存した。ただし、吸引乾燥させた体液試料の中には非水溶性成分も含まれていたが、これらは実験には用いなかった。
ゴミムシ類成虫の体液中に含まれる抗カビ活性をもつ画分の分離とその精製は、高速液体クロマトグラフィー(以下HPLCと略す)と凍結乾燥を繰り返して行った。具体的な方法は以下に示す。
採取した体液を分離する第一段階のHPLCシステム(以下システムIと呼ぶ)は以下の通りである。HPLCは島津製作所のものとし、TSKgel ODS-80Ts カラム(4.6mm×250mm; Tosoh)を逆相として用い、試料注入口にガードカラムを取り付けた。流動条件は、まず0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)溶液を開始液として流し平衡化した後、流速1.0 ml/min 条件にて0−100%のアセトニトリル濃度勾配に従って溶出させた。アセトニトリルの濃度は0−10分までは0%、10−35分までは0−50%、35−45分までは50−100%となるように設定した。乾燥させた体液試料を0.1% TFA に溶解し、サンプル濃度が2.5 mg/200μlになるように調節した。これをMillex 0.45μmのフィルター(Millipore)でろ過し、HPLCシステムに注入した。溶出したものの検出は紫外可視分光光度計検出器(SPD-10A; Shimadzu)で220nmにおける吸光度によって行い、レコーダー(C-R6A; Shimadzu)で記録した。それぞれの画分を約10分(約10ml)ごとに分けて回収し、これを凍結乾燥した。また、同時に添加したフェニルチオウレアは個別に採取した。
第一段階で分離して得られたツンベルグナガゴミムシ体液の5画分の中で、高い抗カビ活性を示したF3およびF4の2つの画分を下記に示すHPLCシステム(システムII)により更に細かく分離した。HPLCの機器ならびにカラムについてはシステムIと同じであるが、アセトニトリルの濃度勾配を以下に示す条件とした。すなわち、F3については0.1% TFA中において5%アセトニトリルで平衡化させた後0−5分までは5%、5−40分は5−30%、40−45分は30−100%のアセトニトリル濃度勾配となるように調整した。F4画分についてはF3の場合と同様に20%アセトニトリルで平衡化した後0−5分までは20%、5−40分は20−50%、40−45分は50−100%の濃度勾配となるように調整した。なお、F3画分にフェニルチオウレアがわずかに残っていたことが判明したのでこの除去も行った。
第二段階で分離して得られたツンベルグナガゴミムシ体液に由来する、最も抗カビ活性の高かったピーク物質を精製するため、以下のHPLCシステム(システムI)により分離を
行った。これまでと同じ機器類を利用し、TSKgel Amide-80 カラム(4.6mm×250mm; Tosoh)を逆相として用いた。アセトニトリルの流動条件は、0.1% TFA 溶液中で5−100%のアセトニトリル濃度勾配において、流速0.5 ml/分として行った。アセトニトリル濃度勾配は0−5分を5%、5−40分は5−10%、40−45分は10−100%となるように調整した。溶出したものの検出システムは第一段階と同じである。
1)供試糸状菌
活性分析には植物病原性糸状菌の一種Cladosporium fulvum(トマト葉カビ病菌:本学環境微生物学研究室の小池正徳助教授より譲り受けた)を用いた。本菌を用いた理由として、第一にこれまで昆虫体液から分離された抗カビ活性ペプチドは植物病原性糸状菌に対しては高い成長抑制活性をもつものが多いこと(Fehlbaum et al. 1994, 1996; 佐藤ら, 1999; Suzuki et al. 1999; Sato et al. 2002)、第二に本菌の培養や分生子の回収が容易であるからである。C. fulvum は実験に用いる前にPotato Dextrose Agar培地上で約1週間、25℃で培養した。C. fulvum 分生子を寒天培地から筆で掻き取り滅菌水に懸濁した後、血球計算板を使い溶液中の胞子濃度を算出した。この胞子懸濁液をPotato Dextrose Broth培地(Sigma, in half-strength)に加え、培地中における胞子濃度を1.0×105 spores/ml に調整し、活性分析実験に用いた。
試料の抗カビ活性の分析には2つの生物検定法を併用して行った。第一の検定法はLiquid Growth Inhibition Assay(以下LGIA法と呼ぶ)(Iijima et al. 1993; Fehlbaum et al. 1994)を用いた。この方法は、用いた試料の液体培地中でのカビ胞子に対する成長抑制率を算出することによって示される検定法である。1×105 spores/ml に調整したC. fulvum 胞子懸濁液を、あらかじめ蒸留水に溶かし所定濃度に調整した試料50μlを入れておいたマイクロプレートのウェルにそれぞれ50μlずつ加え、25℃の暗黒条件下でインキュベートした。インキュベートする際は、試料の蒸散を防ぐためマイクロプレートをプラスチックバッグに入れ密閉した。インキュベート開始前と48時間後に595nmにおける培地の吸光度をマイクロプレートリーダー(Bio-Rad)で測定し、対照区に対する各画分の抑制率を以下に示す式により求めた。
三段階のHPLCシステムによって分離、精製された抗カビ活性画分の質量を分析するために、Tanaka et al.(1998)の方法に従い、MALDI-TOFMS(Matrix Assisted Laser Desprption/Ionization-Time of Flight Mass Spectrometry;Shimadzu)を用いた。すなわちツンベルグナガゴミムシ体液のF3-P1画分に含まれている成分の質量測定を試みた。陰イオン化基質として、α-cyano- 4-hydroxycinnamic acid (α-CHCA)を用いた。F3-P1画分を0.1% TFA溶液に溶かし135 μg/μlとした。この試料1 μlと、同様に0.1 % TFAに溶かした基質1 μlを合わせサンプルスライドに滴下し、これを約30分間乾燥させた後測定を行った。
精製をした抗カビ活性物質の構造解析をNMRにより行った。
1.ツンベルグナガゴミムシ体液の抗カビ活性
ツンベルグナガゴミムシ体液試料を2つの濃度(5.35 mg/ml および24.8 mg/ml)に調整して、抗カビ活性の生物検定を行い、LGIA法による結果を図2 に、光学法による結果を図3 に示した。低濃度処理における吸光度は対照区と同等に増加し、両者には統計的に有意な差が認められなかった(p=0.188)。光学法による結果を見ても、体液処理区において菌糸が繁茂しているのが観察され、対照区との差は認められなかった。一方、高濃度処理における48時間後の吸光度は対照区よりも有意に増加したが(p=0.015)、光学法においては48時間後においても胞子の発芽は確認されず、対照区との明らかな差が認められた。
ツンベルグナガゴミムシとマルガタナガゴミムシの体液をHPLCシステムIにより分離したところ、それぞれ図4および図5 に示される結果が得られた。図からも明らかなように、2種の体液成分の分離パターンはほぼ同じであった。
上記により分離された体液をリテンションタイム10分ごとに分けて採取し、時間の早いものから順にF1からF5とし、それぞれの抗カビ活性を調べた。ただし、F5画分については約5分間分取した。また、体液採集時に添加したフェニルチオウレアのピークはアセトニトリル濃度31%付近に現れたため、ツンベルグナガゴミムシにおいてはこれを分けて集め、一方マルガタナガゴミムシにおいてはこれを分離せずにまとめて回収した。
濃度三段階(0.1 mg/ml、0.5 mg/ml および1.0 mg/ml)に調整した各画分試料のLGIA法による検定結果を図6に示した。図からも明らかなように、F1、F2およびF5画分における結果を見ると、試料の濃度に関わらず抑制率は低い値を示した。一方、F3またはF4画分における結果を見ると、試料濃度が高くなるに従って抑制率も増加した。最も高い濃度(1.0 mg/ml)の試料における抑制率はF3においては96.2%、F4においては89.5%と高い抑制率を示した。フェニルチオウレア画分の結果をみると、0.1 mg/mlにおいても高い抑制率を示したが、0.5mg/mlおよび1.0 mg/mlにおいてはF3とほぼ同じ結果が得られた。
濃度二段階に調整した各画分試料のLGIA法による検定結果を表 2 に示した。表からも明らかなように、F1およびF5実験区では、試料濃度が0.1 mg/ml の場合は低い抑制率を示し、0.5 mg/ml と試料濃度を高くすると更に抑制率が減少した。F2 については0.1 mg/ml の場合は同様に低い値を示したが、画分濃度を高くするとわずかに抑制率が高くなった。F3 およびF4 処理区においては0.1 mg/ml 濃度では他の処理区よりも高い抑制率となり、0.5 mg/ml では更に抑制率が高くなった。
システムIにおいて分離された、ツンベルグナガゴミムシ体液のF3およびF4画分をHPLCシステムIIによって分離を行ったところ、それぞれ図9 および図10 に示される結果が得られた。
a)F3画分
上記により分離されたF3画分をリテンションタイム7から10分ごと、および大きなピーク2つに分けて採取し、溶出時間の早いものから順にF3-1〜F3-5またはF3-P1およびF3-P2とし、それぞれの抗カビ活性を調べた。
0.5 mg/ml に調整した各画分試料のLGIA法による検定結果を図11 に示した。F3-1、F3-P1およびF3-2においてそれぞれ高い抑制率を示した。一方、F3-P2、F3-4およびF3-5実験区において抑制率は非常に低い値となった。
光学法による48時間後の結果を図12 に示した。F3-P1では胞子の発芽は見られず、その後7日を経ても発芽は確認されなかった。F3-1、F3-2およびF3-3実験区では発芽は見られたが、菌糸の伸長は対照区よりも明らかに抑制されていた。一方F3-P2、F3-4およびF3-5においては対照区と同様に菌糸が繁茂しているのが観察された。
上記により分離されたF4画分をリテンションタイム10から15分ごとおよび大きなピーク2つに分けて採取し、溶出時間の早いものから順にF4-1〜F4-4またはF4-P1およびF4-P2とし、それぞれの抗カビ活性を調べた。
0.5 mg/ml に調整した各画分のLGIAによる結果を図13 に示した。図からも明らかなように全ての処理区において抑制率は低い値となった。
光学法による48時間後の結果を図14 に示した。F4-P2およびF4-3の実験区においては対照区よりも菌糸の伸長が抑制されていた。その他の実験区においては対照区と同様に菌糸が繁茂しているのが観察された。
システムIIにおいて分離されたツンベルグナガゴミムシのF3-P1画分をHPLCシステムIIIによって分離を行ったところ、図15 に示される結果が得られた。アセトニトリル濃度5.6%部分の主要ピーク(B画分)の直前にわずかなピーク(A画分)が見られた。これらを分けそれぞれについて活性を調べた。
0.5mg/ml に調整した2つの画分のLGIA法による検定の結果、抑制率がB画分実験区においては99.1 %、A画分の実験区では95.1 %となった。
光学法による48時間後の結果を図16 に示した。B画分においては胞子の発芽は見られなかった。A画分の実験区においては、胞子は発芽をしていたものの、対照区より明らかに成長は抑制されていた。この結果より、F3-P1 のB画分が抗カビ活性の主要成分であると判明した。この抗カビ活性画分は以上三段階の逆相HPLCシステムを経て単一ピークとして分離された(図17)。
ツンベルグナガゴミムシ体液のHPLCシステムIIにおいて分離したF3-P1画分を、MALDI-TOFMSを利用した質量分析器によって分析した。その結果、突出したピークは見られず、F3-P1 成分の質量を測定する事は出来なかった。FAB−MSを測定したところ、N-アセチルプロリンに相当する分子量を観測できた。
抗カビ物質のマススペクトルおよびNMRスペクトルデータは、N-アセチルプロリンの標品のそれらと一致した。これより、N-アセチルプロリンの構造を同定した。
Claims (1)
- N-アセチルプロリンを有効成分として含有する抗カビ剤。
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