JP4866775B2 - 電力系統の系統構成作成方法およびその装置 - Google Patents
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Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、放射状系統の系統構成作成問題を、実数変数の問題に緩和させることができる手段を提供することにある。
図1は、本実施形態の系統構成作成装置の概略全体構成図の例である。図1を参照して、系統構成作成装置1は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)2、主記憶装置(RAM:Random Access Memory)3、入出力装置4および外部記憶装置5を備えて構成される。
計算処理部20は、入力装置6から伝送されるデータと、データベース9から読み込んだデータと、読取装置10から読み込んだ処理プログラムと、電力システム11から伝送されるデータとに基づいて供給力の系統構成を作成する。電力システム11は図示していないデータベースを備えている。電力システム11は、電力系統12の監視、制御を行うものである。
計算処理部20のコントロール部21は、通信回線31を介して外部の電力システム11に接続されている。この電力システム11は、実際の送電、発電、変電および配電設備などからなる電力系統12に接続されている。電力システム11は電力系統12の需給計画・運用、系統計画・運用および各設備を制御するためのシステム、電力系統12および電力系統12の状態などを示す情報を保持するための図示していないデータベースを備えている。電力系統12の状態はリレーやセンサなどにより検出され、通信回線32を介して電力システム11に通知され、電力システム11のデータベース(図示せず)に格納される。
系統計算部25はコントロール部21を介して系統作成条件設定部で作成された条件やデータ読込部23からのデータまたは前処理・定式化部24で作成された前処理および定式化により電力系統の系統構成作成の計算処理を実施する。
計算結果処理部28は、各機能部(22〜27)で設定、計算した系統作成条件、データ、作成した系統構成や目的関数の推移などや入力装置6からのデータ入力の支援のための情報などを、表示装置7に表示する。
次に、前記の構成を有する系統構成作成装置1の動作を、図3に示した本実施形態に係る系統構成作成装置1の動作手順を示すフローチャートの例を参照して説明する。この系統構成作成装置1の動作は、系統構成作成装置1のコントロール部21が、図2に示した系統構成作成装置1の機能部を適宜、呼び出して実行することで実現される。
ここで設定する系統作成条件は、後記する処理S107で使用するブランチ変数が収束しているかどうかを判定するための閉状態とするための上限閾値および開状態と判定するための下限閾値、繰り返し回数、後記する処理S105および処理S111で使用する潮流計算方法の種別選択、S109の近傍探索を行うか否かを判定するためのフラグ、処理S114の近傍探索で使用する組合せ最適化手法の種別選択などである。
また、制約条件設定画面G104のG150で示す領域は、対象系統をノードとブランチで表した系統構成(以下、系統構成G150)である。例えば、系統構成G150におけるG142はノードを示し、これには、各ノードに固有のノード番号がつけられている。この画面ではノードの円の中に表示される番号で表している。
さらに、制約条件設定画面G104の右側に表示されているボタン群(G144〜G149)は、ブランチの制約条件を場合分けして設定する場合に選択されるものである。
以下、各ボタン(G144〜G149)を選択した場合に実行される処理について説明する。
図7に示した開放ループ設定画面G106は、ループを構成する一連のブランチを指定し、放射状系統とするための必要条件、すなわちループとならないための必要条件として、このループを構成するブランチのなかの少なくとも1つのブランチは開ブランチとする必要条件を設定するものである。
また、その下方のG168で示す領域には、対象とするノード、ブランチで表した系統構成(以下、系統構成G168)が表示される。この系統構成のブランチをマウスなどで選択することにより、ループを構成するブランチを設定する。この系統構成G168は、G169の領域に表示された凡例に示すように、登録したループを構成するブランチは太い実線で示されている。複数のループが登録されているときには、いずれかのループの構成に利用されているブランチが太い実線で表示される。×印の開ブランチは、図6に示したブランチ変数設定画面G105で設定された開ブランチを、外部記憶装置5から読み込だして表示しているもので、この開放ループ設定画面G106を用いて設定するわけではない。また、選択したブランチでは点滅(ブリンク)しているものとする。
なお、「既存ループ選択」ボタンG165を選択することで実行される既存ループの選択処理を途中で中止するときは、「キャンセル」ボタンG166を選択する。
「単一ノードの自動登録」ボタンG174が選択されると、図7に示した開放ループ設定画面G106の系統構成G168の全ノードをそれぞれ単一ノードのグループとして、一括して登録する処理が実行される。通常は、各ノードとも少なくとも1つの他のノードとブランチで接続している必要がある。この処理により、それぞれのノードに対して、次の数式(5)の制約条件が追加される。例えば、ノード番号1は2つのブランチと接続されており、この2つのブランチ変数の和は1以上であることが必要である。ノード番号5では、4つのブランチと接続されており、この4つのブランチ変数の和でも1以上であることが必要である。つまり、対象のノードと接続しているノード数に関係なく、接続しているブランチ変数の総和は1以上となる。自動登録が完了すると、その右側に「OK」が表示され(図8では表示された状態を示す)、G171で示す領域の単一ノードの登録数は、その上部に表示されているノード総数と一致する。
まず、「3ブランチ以上の自動登録」ボタンG184が選択されると、系統構成G189において3つ以上のブランチを含む分枝間ブランチを自動的に登録する処理が実行される。3つ以上のブランチとしている理由は、図8に示したグループノード設定画面G107の「単一ノードの自動登録」ボタンG174を選択することで実行される処理により、2つのブランチを含む分枝間ブランチは自動登録できるためである。この「3ブランチ以上の自動登録」ボタンG184を選択することで、3つ以上のブランチを含む分枝間ブランチに対して、次の数式(6)の制約条件が追加される。例えば、系統構成G189でノード番号7、10、13、14の4つのノード間に含まれるブランチ数はそのノード数と一致し、この4つのブランチ変数の和はブランチ数から1を引いた以上となる必要がある。つまり、分枝間ブランチ数がnのときは、その間のブランチのブランチ変数の総和は、次の数式(6)を満たす必要がある。
グループの構成ブランチを系統構成G189で確認して、グループから解除するときには、「番号選択」タグの右側の「解除確定」ボタンを選択する。これにより、G181に示す領域の登録済みグループ数の表示は1つ減少する。また、解除したグループに該当する数式(6)の制約条件も削除される。
なお、「既存グループ選択」ボタンG186を選択することで実行される既存グループの選択処理を途中で中止するときは、「キャンセル」ボタンG187を選択する。
「番号選択」タブにおいて選択した番号に応じて、その右側の「コメント表示」欄にそのパターン番号のコメントが表示される。このコメントはこのパターンを登録したときに記入したものである。そして、選択したパターン番号を採用するときには、「コメント表示」欄の右側の「確定」ボタンを選択する。「確定」ボタンを選択することにより、新たに加わったグループに応じて、G181で示す領域の登録済みグループ数が変化する。更に、追加されたノードループに応じて、数式(6)に相当する制約条件が追加される。
まず、「ブランチ選択」ボタンG194が選択されると、系統構成G198においてループを構成するブランチを決める処理が実行される。「ブランチ選択」ボタンG194を選択した後、系統構成G198のブランチを選択すると、選択されたブランチはブリンクする。ブリンクしているブランチを選択するとブリンクしなくなり、新たに登録しようとしているループ構成ブランチから除かれる。ループを構成するまで、ブランチを選択する。そして、「ブランチ選択」ボタンG194の右側の「ループチェック」ボタンを選択すると、新たに選択したブリンクしているブランチが実際にループを構成しているか否かを系統構成作成装置1の前処理・定式化部24がチェックする。
一方、ループチェックの結果、ループを構成しないときには、「エラー」を表示する。引き続いて、ブランチの選択、解除により、ループチェックするか、または「キャンセル」ボタンG196を選択することにより、選択されたブリンクしているブランチのブリンクを解除する。
なお、「既存ループの選択」ボタンG195を選択することで実行される処理を途中で中止するときは、「キャンセル」ボタンG196を選択する。
また、数式(12)は、各ブランチの潮流上下限制約であり、数式(13)は各ノードの電圧上下限制約である。数式(12)の潮流上下限制約には、そのブランチのブランチ変数uiの大きさにより上下限値が変化するようになっている。すなわち、ブランチ変数がゼロのときは、そのブランチは開ブランチとなり、その両端のノードは開放されているため、そのブランチに流せる潮流はゼロとなる。閉ブランチとなったときには、そのブランチiのもともとの潮流下限値Ii,min、潮流上限値Ii,maxまで潮流を流せることになる。さらに、電圧下限値Vj,min、電圧上限値Vj,maxはブランチ変数の大きさに影響されないため、数式(13)のように示される。
「数理計画法の実行」ボタンC105を選択することで、従来公知の数理計画法を用いて最適解が算出される。この最適解となったときのブランチ変数、ブランチの潮流およびノードの電圧が計算されることになる。得られた最適解は、考慮したすべての制約条件を満たすものである。最適化計算が終了すると、「計算結果の表示」ボタンC106を選択することで、計算結果が表示される。
また、画面G111の右側には、G222で示す領域に、各ノードの電圧値が表形式で表示される。そして、「戻る」ボタンG223を選択することで、図13に示した結果の表示画面G110に画面は遷移する。
そして、「戻る」ボタンG216を選択することで、図4に示した系統作成処理画面G101に画面は遷移する。
ブランチ変数が、0.5以上のものはすべて設定した下限閾値以上になっており、かつ、それ以外のブランチはすべて設定した上限閾値以下になっている、または繰り返し回数の上限に達した場合は、分岐条件の処理S107により、処理S109の分岐条件の判定処理に進む。なお、上限閾値および下限閾値は、0<上限閾値≦1,0≦下限閾値<1,上限閾値>下限閾値の関係を満たしている。
まず、近傍探索しない場合(S109でNo)について説明する。処理S110ではブランチ変数の固定/格納の処理を実施する。この処理は、図4に示した系統作成処理画面G101における、「ブランチ変数値の条件設定」ボタンC108およびその右側の「計算実行」ボタンC109を選択することにより実行される。なお、このとき、系統作成処理画面G101の「ブランチ変数値の条件設定」ボタンC111および「組合せ最適化実行」ボタンC112は、選択不可となることが望ましい。
また、「表形式で表示」ボタンG271を選択すると、図19に示す最適計算結果の表示画面が表示される。最適計算結果の画面G117において、G281で示す領域には各ブランチの潮流値とブランチ変数の値が表形式で表示される。このG281で示す表において、すべてのブランチ変数は、0または1になっているので、電圧誤差はすべてゼロとなっている。また、G282で示す領域には各ノードの電圧が表形式で表示される。なお、「戻る」ボタンG283が選択されると、画面G117の表示は消去される。
まず、初期解を設定し、これを現在解として設定する(S201)。この際、最適解の目的関数は、初期化するために、十分の大きな値を設定しておく。また、解とはS103で設定した制約条件を満たすように未確定のブランチ変数を0または1に設定したものである。処理S106で設定したブランチ変数で大きな値のものを1に小さい値のものを0にするようにして初期解を作成する。
一方、最良解が現在までに得られている最適解より大きいときは、組合せ最適化手法として今回採用されているローカルサーチは終了となる。これにより、処理S114は終了となり、C113の完了となる。その後は、既に説明したように、処理S112により最終結果を表示する。
なお、前記の実施形態では、図4に示した系統作成処理画面G101に表示したボタンを選択することで、順次処理が実行されることとしたが、一連の処理として、その他の各表示画面を表示して、処理を実行することにしてもよい。また、各画面例は例示しただけであり、これらの画面例のレイアウトなどは適宜変更可能である。
2 中央演算処理装置
3 主記憶装置
4 入出力装置
5 外部記憶装置
11 電力システム
12 電力系統
20 系統構成作成処理部
21 コントロール部
22 系統作成条件設定部
23 データ読込部
24 前処理・定式化部
25 系統計算部
27 探索処理部
28 計算結果処理部
Claims (9)
- 電力系統の設備をノードおよびブランチで表現した系統構成において、前記ブランチの入り切り状態を示すブランチ変数であって、前記電力系統における送電ロスまたは前記ブランチの負荷率を含む評価関数の値を最小化する前記ブランチ変数を決定する系統構成作成装置における系統構成作成方法であって、
前記系統構成作成装置の記憶部は、
前記評価関数と、
前記電力系統の設備の設備特性、負荷特性、および系統運用の制約値を含む系統特性と、
前記ブランチ変数を、0ないし1の実数変数に緩和した第1制約条件と、
前記ブランチ変数の総和をMとし、前記ノードの総数をnとし、前記系統構成における閉ループの数をmとしたとき、M=n−1+mとする第2制約条件と、
前記系統特性を適用した前記電力系統の潮流方程式と、
を格納しており、
前記計算処理部の計算処理部は、
前記第1制約条件、前記第2制約条件、前記潮流方程式及び前記評価関数を前記記憶部から読み出し、
前記第1制約条件、前記第2制約条件及び前記潮流方程式を満たす前記ブランチ変数の候補を設定し、
前記設定した候補のそれぞれに基づいて前記評価関数の値を算出し、
前記評価関数の値を最小化するような前記候補を、前記ブランチ変数として決定する
ことを特徴とする電力系統の系統構成作成方法。 - 前記記憶部は、
前記系統構成において、1つのノードからなるノードグループまたはブランチにより物理的に接続可能な2つ以上のノードを集めたノードグループの少なくとも1つに対して、該ノードグループと該ノードグループを含まないノードとを接続可能な全ブランチのブランチ変数の総和を1以上とする第3制約条件を格納しており、
前記計算処理部は、
前記第3制約条件を前記記憶部から読み出し、
前記第3制約条件をさらに満たす前記ブランチ変数の候補を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 前記記憶部は、
前記系統構成において、分岐を含まず、ノードにより物理的に接続可能な2以上のブランチを集めた少なくとも1つのブランチグループに対して、該ブランチグループに含まれるブランチ変数の総和が、ブランチの数から1を引いた値以上とする第4制約条件を格納しており、
前記計算処理部は、
前記第4制約条件を前記記憶部から読み出し、
前記第4制約条件をさらに満たす前記ブランチ変数の候補を設定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 前記記憶部は、
前記系統構成において、同一のノードまたはブランチを使わないで物理的に接続可能なノード、ブランチにより少なくとも1つのループを構成したとき、このループに含まれるブランチの変数値の総和がブランチの数から1を引いた値以下とする第5制約条件を格納しており、
前記計算処理部は、
前記第5制約条件を前記記憶部から読み出し、
前記第5制約条件をさらに満たす前記ブランチ変数の候補を設定する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 前記評価関数は、前記潮流方程式における電圧誤差の線形和または二乗和からなるペナルティ項をさらに含む
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 前記記憶部は、
前記算出されたブランチ変数を1とするための上限閾値および0とするための下限閾値を格納しており、
前記計算処理部は、
前記算出されたブランチ変数が、前記上限閾値以上であれば、そのブランチ変数を1とし、前記下限閾値以下であればそのブランチ変数を0とし、前記上限閾値未満であり、前記下限閾値よりも大きければ未定とし、前記未定のブランチ変数がなくなるまで前記評価関数を最小化する前記ブランチ変数を算出する処理を繰り返す
ことを特徴とする請求項5に記載の電力系統の系統構成作成方法。
ただし、前記上限閾値および前記下限閾値は、0<上限閾値≦1,0≦下限閾値<1,上限閾値>下限閾値を満たす。 - 前記計算処理部は、
ローカルサーチ、タブサーチ、遺伝的アルゴリズム、またはシミュレーティッドアニーリングのいずれかを用いる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 前記系統構成作成装置は、出力部を備え、
前記計算処理部は、
繰り返し計算ごとのブランチ変数、前記下限閾値以上または前記上限閾値以下のブランチ変数の割合、評価関数の値、各ブランチの潮流値、各ノードの電圧値または電圧誤差、ブランチ変数の値、潮流値、電圧値のいずれかを併せて表示した系統構成、のうち少なくとも1つを前記出力部から出力する
ことを特徴とする請求項6に記載の電力系統の系統構成作成方法。 - 電力系統の設備をノードおよびブランチで表現した系統構成において、前記ブランチの入り切り状態を示すブランチ変数であって、前記電力系統における送電ロスまたは前記ブランチの負荷率と、前記電力系統の潮流方程式における電圧誤差の線形和または二乗和からなるペナルティ項とを含む評価関数の値を最小化する前記ブランチ変数を決定する系統構成作成装置であって、
前記系統構成作成装置は、
前記評価関数と、
前記電力系統の設備の設備特性、負荷特性、および系統運用の制約値を含む系統特性と、
前記ブランチ変数を1とするための上限閾値および0とするための下限閾値と、
前記ブランチ変数を、0ないし1の実数変数に緩和した第1制約条件と、
前記ブランチ変数の総和をMとし、前記ノードの総数をnとし、前記系統構成における閉ループの数をmとしたとき、M=n−1+mとする第2制約条件と、
前記系統特性を適用した前記電力系統の潮流方程式と、
を格納した記憶部と、
前記第1制約条件、前記第2制約条件、前記潮流方程式及び前記評価関数を前記記憶部から読み出し、
前記第1制約条件、前記第2制約条件及び前記潮流方程式を満たす前記ブランチ変数の候補を設定し、
前記設定した候補のそれぞれに基づいて前記評価関数の値を算出し、
前記評価関数の値を最小化するような前記候補を、前記ブランチ変数として決定し、
前記決定されたブランチ変数が、前記上限閾値以上であれば、そのブランチ変数を1とし、前記下限閾値以下であればそのブランチ変数を0とし、前記上限閾値未満であり、前記下限閾値よりも大きければ未定とし、前記未定のブランチ変数がなくなるまで前記評価関数を最小化する前記ブランチ変数を決定する処理を繰り返す計算処理部と、
を備えることを特徴とする電力系統の系統構成作成装置。
ただし、前記上限閾値および前記下限閾値は、0<上限閾値≦1,0≦下限閾値<1,上限閾値>下限閾値を満たす。
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