JP4863674B2 - 電線の電波障害低減金具及び電線の電波障害低減方法 - Google Patents

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Description

本発明は、碍子を介して電線を電柱に支持する電線の引き留め部における碍子同士等の連結部の電気的接触を良好に保ち、連結部から発生する電波障害を低減するための電波障害低減装置及び電波障害低減方法に関するものである。
一般的に、図4に示すように、電線を電柱に支持する電線引き留め部1は、電柱に配設される金属製の腕金2と、この腕金2に接続金具2aを介して接続される碍子3と、電線4を握持すると共に碍子3に接続される接続具5とを有する構造である。碍子3は、電気的絶縁部である磁器部3aと、この磁器部3aの一端側に設けられる金属製のクレビス部3bと、他端側に設けられる金属製のロッド3cとからなるものである。
そして、腕金2と碍子3のクレビス部3bとの連結部6、碍子3のロッド3cと隣接する碍子3のクレビス部3bとの連結部7、隣接する碍子3のロッド3cと接続具5との連結部8はすべて金属製部材同士の連結部であり、差し込みピン9と割りピン10とにより回動自在に連結される。これらの連結部6、7、8においては、酸化腐蝕、振動等により電気的接触不良が生じて両部材間に電位差が発生し、発生した電位差による放電現象により、テレビ、ラジオ等に電波障害を引き起こすという問題点があった。
電波障害の発生を防止するためには、上述した連結部6、7、8の両側を電気的に接続することが有効であり、特許文献1には、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部とが連結されている連結部のロッドの外周面とクレビス部の内面との隙間に導電性金具を嵌着して、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビスとを導通可能にする方法が提案されている。
また、特許文献2には、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部とが連結されている連結部の回りに、自己融着粘着テープ等の導電性接着テープを碍子のロッド、隣接する碍子のクレビス部及び差し込みピンにそれぞれに密着して積層状態となるように巻き付けて、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部とを導通状態とする方法が提案されている。
さらに、特許文献3には、例えば、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部とが連結されている連結部の回りに、コーキングガンを用いて導電性シリコーンゴムを碍子のロッド、隣接する碍子のクレビス部及び差し込みピンにそれぞれ密着して被覆状態となるように塗布して、碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部とを導通状態とする方法が提案されている。
実開平4−66727号公報 実用新案登録第2570808号公報 特開平9−322364号公報
しかし、特許文献1に記載されている方法では、電線が風等により振動を繰り返し受けるために、金具が短期間で磨耗し、再び接触不良を生じるという問題点があった。
また、特許文献2に記載されている方法で、導電性接着テープを巻き付ける作業は、架空状態の電線に柔らかいテープを巻き付ける操作であり、長い棒状の作業工具を用いて巻き付ける作業は困難であるために、人間が直接手作業にて巻き付けており、危険であるという問題点があった。そのため迅速性に欠けており、短時間で簡単に電波障害低減対策を施すことができないという問題点があった。
さらに、特許文献2及び3に記載されている方法では、風雨等の影響により導電性接着テープ又は導電性シリコーンゴムが短期間で剥がれ、再び接触不良を生じるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、無停電状態にて電波障害低減対策作業を短時間で容易に施すことができ、かつ、良好な電気的接触が長期的に持続できる電線の電波障害低減金具及び電線の電波障害低減方法を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決する本発明の電線の電波障害低減金具は、碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止するための電波障害低減装置であって、前記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持するための所定の形状に所定の温度以上で変化する形状記憶合金からなる握持部と、該握持部同士を電気的に接続するための導通部とを備えることを特徴とする(第1の発明)。
本発明による電線の電波障害低減金具は、腕金、碍子の金属部、接続具をそれぞれ握持するための形状記憶合金からなる握持部と、該握持部同士を電気的に接続するための導通部とを備えることにより、腕金、碍子の金属部、接続具をそれぞれ握持するだけで腕金と碍子、碍子同士、碍子と接続具がそれぞれ導通可能に接続されるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を短時間で施すことが可能となる。
また、腕金、碍子の金属部、接続具をそれぞれ握持するための所定の形状に所定の温度以上で変化する形状記憶合金からなる握持部を用いることにより、握持部の温度が所定の温度以上になると自然に腕金、碍子の金属部、接続具をそれぞれ握持するために、握持部を遠隔操作棒で支えるだけで腕金、碍子の金属部、接続具をそれぞれ握持させることが可能となる。したがって、遠隔操作棒を使用することにより、握持作業を電線から離れた場所にて行うことができるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を安全に短時間で施すことが可能となる。
さらに、形状記憶合金からなる握持部を用いることにより、握持部が腕金、碍子の金属部、接続具を握持する握持力をあらかじめ設定することができるために、握持部を腕金、碍子の金属部、接続具に確実に取り付けることができ、電波障害低減対策の作業品質が向上すると共に長期間安定した導通を提供することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記握持部は、それぞれC字形状を有し、該握持部の内周面でそれぞれ前記一方の金属部及び前記他方の金属部を握持し、前記導通部は、前記握持部同士を接続する銅線等の導通線からなることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記導通部も形状記憶合金からなり、前記握持部と該導通部とは一体に形成され、前記握持部及び該導通部は、前記一方の金属部から前記他方の金属部までを螺旋状に握持する所定の形状に前記所定の温度以上で変化することを特徴とする。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、前記形状記憶合金としてニッケル−チタン合金を用いることを特徴とする。
第5の発明の電線の電波障害低減方法は、碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止する電波障害低減方法において、所定の温度以上で所定の形状に変化する形状記憶合金からなる握持部にて、前記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持する工程と、該握持部同士を電気的に接続する工程とを備え、前記一方の金属部と前記他方の金属部とを導通可能に接続することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、前記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持する工程は、前記一方の金属部及び前記他方の金属部にそれぞれ前記握持部を近接させ、前記握持部を所定の温度以上にして所定の形状のC字形状に変形させ、前記握持部の内周面でそれぞれ前記一方の金属部及び前記他方の金属部を握持することを特徴とする。
第7の発明の電線の電波障害低減方法は、碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止する電波障害低減方法において、前記一方の金属部又は前記他方の金属部に所定の温度以上で螺旋形状に変形する形状記憶合金を近接させ、前記形状記憶合金を所定の温度以上にして螺旋形状に変形させ、前記形状記憶合金の内周面で前記一方の金属部から前記他方の金属部までを握持し、前記一方の金属部と前記他方の金属部とを導通可能に接続することを特徴とする。
本発明による電線の電波障害低減金具を用いることにより、無停電状態にて電波障害低減対策作業を短時間で容易に施すことができ、かつ、良好な電気的接触が長期的に持続できる。
以下、本発明における好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。下記に示す説明において、図4に示す背景技術に対応する部分には同一の符号を付して、説明を省略又は簡素化する。
図1は、本発明の第一実施形態における碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の連結状態を示す図である。図1に示すように、電線4を電柱に支持する電線引き留め部20は、金属製の腕金2と、この腕金2に接続金具2aを介して接続される碍子3Aと、この碍子3Aに直列に接続される碍子3Bと、電線4を握持すると共に碍子3Bに接続される接続具5と、電波障害低減金具11とを有する構造である。
腕金2と碍子3Aのクレビス部3bとの連結部6、碍子3Aのロッド3cと隣接する碍子3Bのクレビス部3bとの連結部7、隣接する碍子3Bのロッド3cと接続具5との連結部8は、差し込みピン9と割りピン10とにより回動自在に連結される。これらのすべての連結部6、7、8は、酸化腐蝕、振動等により電気的接触不良が生じる可能性があり、本実施形態においては、例えば、碍子3Aのロッド3cと隣接する碍子3Bのクレビス部3bとの連結部7の電波障害低減方法について説明する。なお、本電波障害低減方法の適用は連結部7に限定されるものではなく、腕金2と碍子3Aのクレビス部3bとの連結部6及び隣接する碍子3Bのロッド3cと接続具5との連結部8にも同様に適用が可能である。
図2は、本発明の第一実施形態における碍子3Aのロッド3cと隣接する碍子3Bのクレビス部3bとの連結部7を拡大した図である。図2に示すように、電波障害低減金具11は、碍子3Aのロッド3c及び隣接する碍子3Bのクレビス部3bをそれぞれ握持するC字形状を有する握持部12、13と、これらの握持部12、13同士を電気的に接続する導通部14とを備え、碍子3Aのロッド3cと隣接する碍子3Bのクレビス部3bとを導通可能としている。
握持部12、13は、ニッケル−チタン合金からなる形状記憶合金からなり、内周面にてそれぞれロッド3c、クレビス部3bの溝部3dを握持するために握持部12の内径はロッド3cの外径よりやや小さいC字形状を、握持部13の内径は溝部3dの外径よりやや小さいC字形状を記憶するように製造される。ここで、ニッケル−チタン合金からなる形状記憶合金の特性として、変形を開始する温度である変態温度として設定できる最低温度は0℃程度が限界であるために、本実施形態においては、握持部12、13の所定の温度を0℃とし、0℃以上の温度になると所定の形状であるC字形状に変化するように設計した。
導通部14は、銅線等の導通線14からなり、導通線14の両端はそれぞれ握持部12、13の外周面のほぼ中心に接続される。
電波障害低減金具11を連結部7に取り付ける場合は、まず、握持部12を0℃以下、例えば、マイナス20℃程度に冷却し、外力を加えてC字形状の両端部12a、12b間の距離がロッド3cの径よりも大きくなるように両端部12a、12bを拡開する。そして、握持部12が0℃以下の状態のうちに、握持部12の中心とロッド3cの外周面の最下部がほぼ一致するように、つまり、握持部12の導通線14の取り付け位置がロッド3cの外周面の最下部となるように絶縁体からなる遠隔操作棒を用いて近接させる。すると、時間の経過とともに気温により握持部12が温められて0℃以上になると、握持部12がロッド3cを握持する形状、つまり記憶しているC字形状に変形し、ロッド3cに対して握持部12はしっかりと取り付けられる。
次に、上述した握持部12の取付方法と同様に、握持部13を0℃以下、例えば、マイナス20℃程度に冷却し、外力を加えてC字形状の両端部13a、13b間の距離が溝部3dの径よりも大きくなるように両端部13a、13bを拡開する。そして、握持部13が0℃以下の状態のうちに、握持部13の中心と溝部3dの外周面の最下部がほぼ一致するように、つまり、握持部13の導通線14の取り付け位置が溝部3dの外周面の最下部となるように遠隔操作棒を用いて近接させる。すると、時間の経過とともに気温により握持部13が温められて0℃以上になると、握持部13が溝部3dを握持する形状、つまり記憶しているC字形状に変形し、溝部3dに対して握持部13はしっかり取り付けられる。ここで、導通線14は握持部12、13間に垂れ下がり状に吊着されている。
なお、握持部12、13の握持力を増加させるために、握持部12、13の内周面に複数の突起部を設けてもよい。
握持部12、13をマイナス20℃程度に冷却する際は、例えば、保冷装置内に入れたり、液体窒素を噴射する方法を用いる。なお、握持部12、13を冷却する方法は、これらに限定されるものではなく、0℃以下に冷却することができる方法であればよい。
ロッド3c、溝部3dをそれぞれ握持するように取り付けられた握持部12、13が、季節変化又は日変化による通常の気温の低下にともない、0℃以下となった場合においては、ロッド3c、溝部3dを締め付ける力はそれぞれ低下するが、C字形状は保持されるために、ロッド3c、溝部3dから脱落することはない。そして、気温の上昇にともない、握持部12、13が0℃以上になると握持部12、13はそれぞれロッド3c、溝部3dをしっかりと握持する形状に変形するために、電波障害低減金具11は碍子同士を再び電気的に接続した状態とする。
本実施形態において、電波障害低減金具11は、碍子3の金属部を握持するための形状記憶合金からなる握持部12、13と、これらの握持部12、13同士を電気的に接続するための導通線14とを備えることにより、碍子3の金属部を握持する作業だけで碍子3同士が導通可能に接続されるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を短時間で施すことが可能となる。また、0℃以上で、碍子3の金属部を握持するための所定の形状に変化する形状記憶合金からなる握持部12、13を用いることにより、握持部12、13の温度が0℃以上になると自然に碍子3の金属部を握持するために、握持部12、13を遠隔操作棒で支えるだけで碍子3の金属部を握持させることが可能となる。したがって、遠隔操作棒を使用することにより、握持作業を電線4から離れた場所にて行うことができるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を安全に短時間で施すことが可能となる。さらに、形状記憶合金からなる握持部12、13を用いることにより、握持部12、13が碍子3の金属部を握持する握持力をあらかじめ設定することができるために、握持部12、13を碍子3の金属部に確実に取り付けることができ、電波障害低減対策の作業品質が向上すると共に長期間安定した導通を提供することが可能となる。
次に、本発明における他の実施形態を示す。下記の説明において、第一実施形態に対応する部分には同一の符号を付して、説明を省略する。
図3は、本発明の第二実施形態における碍子3Aのロッド3cと隣接する碍子3Bのクレビス部3bとの連結部7を拡大した図である。図3に示すように、電波障害低減金具51は、碍子3Aのロッド3cと碍子3Bのクレビス部3bの円錐形状部分とをそれぞれ握持するための握持部52、53と、これら握持部52、53同士を電気的に接続するとともにロッド3cとクレビス部3bとの接続部分15近傍を握持するための導通部54とを備え、握持部52、53及び導通部54は、ともに形状記憶合金からなり、一体に螺旋形状を有するように形成される。また、握持部52、53の螺旋形状の内径はそれぞれロッド3c、クレビス部3bの円錐形状部分の外径よりやや小さく、導通部54の螺旋形状の内径は接続部分15近傍の外径よりやや小さく記憶するように製造される。本実施形態においても第一実施形態と同様に、握持部52、53及び導通部54は、所定の温度である0℃以上になると所定の形状である螺旋状に変化するように設計した。
電波障害低減金具51を連結部7に取り付ける場合は、まず、電波障害低減金具51を0℃以下、例えば、マイナス20℃程度に冷却し、外力を加えて棒状に変形する。そして、電波障害低減金具51が0℃以下の状態のうちに、電波障害低減金具51の一端を遠隔操作棒で支持してロッド3cの外周面に近接させる。すると、時間の経過とともに気温により電波障害低減金具51が温められて温度が上昇し、0℃以上になると棒状の電波障害低減金具51がロッド3cからクレビス部3bまでを握持する形状、つまり記憶している螺旋形状に変形し、ロッド3cからクレビス部3bまでに電波障害低減金具51はしっかりと取り付けられる。
ロッド3cからクレビス部3bまでを握持するように取り付けられた握持部52、53及び導通部54からなる電波障害低減金具51は、季節変化又は日変化による通常の気温の低下にともない、0℃以下となった場合においては、連結部7を締め付ける力は低下するが、螺旋形状は保持されるために、連結部7から外れることはない。例えば、導通部54の締め付け力が低下しても導通部54の内径は差し込みピン9の長さよりも大きくならないために、電波障害低減金具51が水平方向に移動しようとしても差し込みピン9の両端部がストッパーの役割を果たし、水平方向に移動することはない。また、握持部53の締め付け力が低下しても、溝部3dに位置する握持部53の端部53aの内径がクレビス部3bの円錐形状部分及び碍子3Aの径よりも大きくならないために、電波障害低減金具51が水平方向に移動しようとしても端部53aがストッパーの役割を果たし、水平方向に移動することはない。したがって、電波障害低減金具51は連結部7から外れることはない。そして、気温の上昇にともない、電波障害低減金具51が0℃以上になると握持部52、53、導通部54はそれぞれロッド3cからクレビス部3bまでをしっかりと握持する形状に変形するために、電波障害低減金具11は碍子同士を再び電気的に接続した状態とする。
本実施形態において、電波障害低減金具51は、碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までを握持するための形状記憶合金からなる握持部52、53及び導通部54とを備えることにより、碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までを握持するだけで碍子3同士が導通可能に接続されるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を短時間で施すことが可能となる。また、0℃以上で、碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までを握持するための螺旋状に変化する形状記憶合金からなる握持部52、53及び導通部54を用いることにより、握持部52、53及び導通部54の温度が0℃以上になると自然に碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までを握持するために、電波障害低減金具51を遠隔操作棒で支えるだけで碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までを握持させることが可能となる。したがって、遠隔操作棒を使用することにより、握持作業を電線4から離れた場所にて行うことができるために、無停電状態にて電波障害低減対策作業を安全に短時間で施すことが可能となる。さらに、形状記憶合金からなる握持部52、53及び導通部54を用いることにより、握持部52、53及び導通部54の握持力をあらかじめ設定することができるために、碍子3Aの金属部から碍子3Bの金属部までに確実に取り付けることができ、電波障害低減対策の作業品質が向上すると共に長期間安定した導通を提供することが可能となる。
なお、上述したすべての本実施形態において、握持部12、13、52、53及び導通部54の変形する所定の温度を0℃としたが、これに限定されるものではなく、握持部12、13、52、53及び導通部54の変形する所定の温度は電線4の電圧、地域の環境温度等により適宜変更することが可能である。
また、上述したすべての本実施形態において、握持部12、13、52、53及び導通部54を冷却する温度をマイナス20℃としたが、これに限定されるものではなく、握持部12、13、52、53及び導通部54を冷却する温度は、所定の温度以下であればよい。
本発明の第一実施形態における碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の連結状態を示す図である。 本発明の第一実施形態における碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部との連結部を拡大した図である。 本発明の第二実施形態における碍子のロッドと隣接する碍子のクレビス部との連結部を拡大した図である。 一般的な碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の連結状態を示す図である。
符号の説明
1、20 電線引き留め部、2 腕金、2a 接続金具、
3(3A、3B) 碍子、
3a 磁器部、3b クレビス部、3c ロッド、3d 溝部、
4 電線、5 接続具、6、7、8 連結部、9 差し込みピン、
10 割りピン、11 電波障害低減金具、12、13 握持部、
12a、12b、13a、13b 端部、14 導通部(=導通線)、
15 接続部分、51 電波障害低減金具、52、53 握持部
53a 端部、54 導通部

Claims (7)

  1. 碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止するための電波障害低減装置であって、
    記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持するための所定の形状に所定の温度以上で変化する形状記憶合金からなる握持部と、該握持部同士を電気的に接続するための導通部とを備えることを特徴とする電線の電波障害低減金具。
  2. 前記握持部は、それぞれC字形状を有し、該握持部の内周面でそれぞれ前記一方の金属部及び前記他方の金属部を握持し、
    前記導通部は、前記握持部同士を接続する銅線等の導通線からなることを特徴とする請求項1に記載の電線の電波障害低減金具。
  3. 前記導通部も形状記憶合金からなり、前記握持部と該導通部とは一体に形成され、前記握持部及び該導通部は、前記一方の金属部から前記他方の金属部までを螺旋状に握持する所定の形状に前記所定の温度以上で変化することを特徴とする請求項1に記載の電線の電波障害低減金具。
  4. 前記形状記憶合金としてニッケル−チタン合金を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電線の電波障害低減金具。
  5. 碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止する電波障害低減方法において、
    所定の温度以上で所定の形状に変化する形状記憶合金からなる握持部にて、前記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持する工程と、
    該握持部同士を電気的に接続する工程とを備え、
    前記一方の金属部と前記他方の金属部とを導通可能に接続することを特徴とする電線の電波障害低減方法。
  6. 前記一方の金属部及び前記他方の金属部をそれぞれ握持する工程は、
    前記一方の金属部及び前記他方の金属部にそれぞれ前記握持部を近接させ、
    前記握持部を所定の温度以上にして所定の形状のC字形状に変形させ、
    前記握持部の内周面でそれぞれ前記一方の金属部及び前記他方の金属部を握持することを特徴とする請求項5に記載の電線の電波障害低減方法。
  7. 碍子を介して電線を電柱に支持する電線引き留め部の碍子同士の間又は碍子と該碍子に隣接する接続具との間で一方の金属部と他方の金属部とが接続される連結部から電波障害が発生することを防止する電波障害低減方法において、
    前記一方の金属部又は前記他方の金属部に所定の温度以上で螺旋形状に変形する形状記憶合金を近接させ、
    前記形状記憶合金を所定の温度以上にして螺旋形状に変形させ、
    前記形状記憶合金の内周面で前記一方の金属部から前記他方の金属部までを握持し、
    前記一方の金属部と前記他方の金属部とを導通可能に接続することを特徴とする電線の電波障害低減方法。
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