JP4861793B2 - テレビ - Google Patents
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本発明の一形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有することを特徴とする表示装置である。
本発明において、表示素子は液晶素子であることが好ましい。
前記のとおりではあるが、表示素子は液晶素子に限定されるわけではなく、自発光素子であってもよい。
本実施の形態では、本発明の表示装置の概念について説明する。
図1(A)には、偏光板積層構造体を設けた表示装置の断面図、図1(B)には該表示装置の斜視図を示す。本実施の形態では、表示素子として液晶素子を有する液晶表示装置を例にして説明する。
すなわち、第1の基板101に配置された偏光板積層構造体136を形成する偏光板103、104の吸収軸と、第2の基板102に配置された偏光板積層構造体137を形成する偏光板105、106の吸収軸が直交をなすように配置され、この直交状態をクロスニコルと呼ぶ。
本実施の形態では、具体的な液晶表示装置の構成について図2を用いて説明する。
その図2には、積層構造を有する偏光板を設けた液晶表示装置の断面図を示す。
さらに、スイッチングTFT303と同時に、容量素子304を形成することができる。本実施の形態では、ゲート電極と同時に形成された導電膜、保護膜及び層間絶縁膜305、画素電極306の積層体により、容量素子304を形成する。
このような液晶表示装置に対して、偏光板積層構造体を設けたことにより、偏光板単層のときと比べて黒表示の透過率の減少が白表示よりも大きいためコントラスト比を高めることができる。
本実施の形態でも、偏光板積層構造体を有するが、上記実施の形態2と異なり、非晶質半導体膜を有するTFTを用いた液晶表示装置について説明する。
さらに、図2と同様に対向基板320を用意し、封止材328により貼り合わせる。これらの間に、液晶311を封入することにより液晶表示装置を形成することができる。
その他の構成は、図2と同様であるため、説明を省略する。
液晶表示装置における液晶の駆動方法には、基板に対して直交方向に電圧を印加する縦電界方式、基板に対して平行方向に電圧を印加する横電界方式がある。本発明の偏光板積層構造体を設ける構成は、縦電界方式であっても、横電界方式であっても適用することができる。そこで、本実施の形態4では、本発明の偏光板積層構造体を、各種液晶モードに適用した形態について説明する。
図1(A)と同様に、互いに対向するように配置された第1の基板101及び第2の基板102に、液晶素子を有する層100が挟持されている。そして第1の基板101側には、第1の偏光板103及び第2の偏光板104が重ねられた偏光板積層構造体136が設けられ、第2の基板102側には、第3の偏光板105及び第4の偏光板106が重ねられた偏光板積層構造体137が設けられている。
なお、TNモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
なお、VAモード、又はMVAモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
なお、IPSモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
また、本発明の偏光板積層構造体を横電界方式の液晶表示装置に適用すると、広視野角に加えて、高コントラスト比の表示とすることができる。このような横電界方式は、携帯用の表示装置に好適である。
図10には、FLCモード及びAFLCモードの液晶表示装置の模式図を示す。
その他、本発明は、旋光モード、散乱モード、複屈折モードの液晶表示装置、偏光板を基板の両側に配置する表示装置において適用できる。
本実施の形態では、バックライトの構成について説明する。バックライトは光源を有するバックライトユニットとして表示装置に設けられ、バックライトユニットは効率よく光を散乱させるため、光源は反射板により囲まれている。
さらに、白色を発するダイオード402(W)と、各色RGBのダイオード(LED)403、404、405とを組み合わせて用いてもよい。
なお、RGBのダイオードを有する場合、フィールドシーケンシャルモードを適用すると、時間に応じて、ダイオードを順次点灯させることによりカラー表示を行うことができる。
本実施の形態では、液晶表示装置が有する各回路等の動作について説明する。
図4には、液晶表示装置の画素部205及び駆動回路部208のシステムブロック図を示す。
例えば、2枚の偏光板が吸収軸をパラレルニコル状態に配置されている場合の透過率は下記の式で求められる。
透過率=条件Cの平行状態の輝度/条件Aの平行状態の輝度
=1387/3161×100=43.88
例えば、条件Eのとき平行状態の変化率は、(1073/1222)×100=88(%)となり、直行状態の変化率は、(0.07831/0.53700)×100=15(%)となる。
なお、変化率が100(%)未満のときは透過率が低下したことを示し、変化率が100(%)より大きいときは透過率が高くなったことを示す。
その変化率については、表1においては、平行状態の場合には偏光板2以上となる条件Cより、直交状態の場合には偏光板3枚以上となる条件Dより、その結果を示す。
なお、平行状態の透過率の変化率は、直行状態の透過率の変化率よりも大きいとは、直行状態の透過率の変化率は、平行状態の透過率の変化率よりも小さいと同義である。
その後、特に偏光板6枚以上では、直交状態の透過率の変化率は変化せず、または増加してしまった。
しかも、その場合には4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置されるとコントラスト比を高める顕著な効果が現れることがわかった。
なお、表2中における、記号「BL」、「Pol」、「\」及び「*」の意味は表1の場合と同様である。
表2の結果により、偏光板を増やしていくと、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比は偏光板4枚において急激に上昇し、それを境に、枚数が増加するに従い次第に減少していることがわかる。特に、偏光板が4枚のとき、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比が最も高くなる。
その後、偏光板5枚、7枚のときでは、直交状態の透過率の変化率は変化せず、さらには増加しており、透過率が高くなってしまったことがわかる。
しかも、その場合には実施例1の場合と同様に、4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置することによりコントラスト比を高めることがことがわかったのである。
表3の結果により、偏光板を増やしていくと、電圧印加状態の輝度と、電圧無印加状態の輝度との比が徐々に高くなり、偏光板4枚の時を境に、緩やかに減少していることが分かる。特に、偏光板が4枚のとき、電圧印加状態の輝度と、電圧無印加状態の輝度との比が最も高くなる。
しかも、その場合には実施例1及び2の場合と同様に、4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置することによりコントラスト比を高めることがことがわかったのである。
101 第1の基板
102 第2の基板
103 第1の偏光板
104 第2の偏光板
105 第3の偏光板
106 第4の偏光板
136 偏光板積層構造体
137 偏光板積層構造体
Claims (3)
- 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有することを特徴とするテレビ。 - 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、
前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とするテレビ。 - 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
前記第1の透光性基板、又は前記第2の透光性基板の内側に設けられたカラーフィルターと、
前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、
前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とするテレビ。
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