JP4861793B2 - テレビ - Google Patents

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本発明は、コントラスト比を高めるための表示装置の構成に関する。
従来のブラウン管と比べて、非常に薄型、軽量化を図った表示装置、所謂フラットパネルディスプレイにつき、開発が進められている。そのフラットパネルディスプレイにおいて、表示素子として液晶素子を有する液晶表示装置、自発光素子を有する発光装置、電子線を利用したFED(フィールドエミッションディスプレイ)等が競合しており、付加価値を高め、他製品と差別化するために低消費電力化、高コントラスト比化が求められている。
一般的に、液晶表示装置には、互いの基板にそれぞれ一枚の偏光板が設けられており、コントラスト比を維持している。コントラスト比が高まるにつれ、きれいな黒表示を行うことができ、ホームシアターのように暗室で映像を見る場合に、高い表示品質を提供することができる。
例えば、偏光板の偏光度不足および偏光度の不均一分布により発生する表示の不均一性とコントラスト比を改善するため、液晶セルの視認側にある基板の外側に第1の偏光板を設け、視認側と反対の基板の外側に第2の偏光板を設け、当該基板側に設けられた補助光源からの光を第2の偏光板を通して偏光させて液晶セルを通過する際、その偏光度を高めるために第3の偏光板を設ける構成が提案されている(特許文献1参照)。
国際公開第00/34821号パンフレット
前記のとおりではあるものの、その後もコントラスト比を高める要求は留まることはなく、液晶表示装置においてコントラスト向上の研究がされている。また偏光度の高い偏光板は、その価格が高いことが問題となる。
上記課題を鑑み本発明は、互いに対向するように配置された透光性基板に、それぞれ複数の偏光板を重ねた偏光板積層構造体を設けることを特徴とする。その偏光板積層構造体は、複数の偏光板を重ねた積層構造を有するものであり、その偏光板積層構造体と基板間には波長板、位相差板を有してもよい。
以下に本発明の具体的な構成を示す。
本発明の一形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有することを特徴とする表示装置である。
本発明の別形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とする表示装置である。
本発明の別形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の間に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板、又は前記第2の透光性基板の内側に設けられたカラーフィルターと、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とする表示装置である。
本発明の別形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、しかも前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置され、かつその際における透過率変化が前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とをパラレルニコルに配置した際の透過率変化よりも小さいことを特徴とする表示装置である。
本発明の別形態は、互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、前記第1の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、前記第2の透光性基板の外側に複数の偏光板が重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、しかも前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置され、かつ前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とをパラレルニコルに配置した際の透過率と、前記クロスニコルとなるように配置された際の透過率の比が、第1の透光性基板の外側及び第2の透光性基板の外側に、それぞれ単層の偏光板をパラレルニコルに配置した際の透過率と、第1の透光性基板の外側及び第2の透光性基板の外側に、それぞれ単層の偏光板をクロスニコルに配置した際の透過率の比よりも高いことを特徴とする表示装置である。
本発明において、偏光板積層構造体とは、複数の偏光板の光透過面が接するように重ねて配置されていることをいい、例えば2枚の偏光板の場合には、第1の偏光板と、第2の偏光板の光透過面が接するように重ねて配置されていることをいう。
本発明において、表示素子は液晶素子であることが好ましい。
前記のとおりではあるが、表示素子は液晶素子に限定されるわけではなく、自発光素子であってもよい。
本発明において、1つの透光性基板上に、複数の偏光板の光透過面を重ねて設けるといった簡便な構造により、表示装置のコントラスト比を高めることができる。
以下において、本発明について、発明を実施するための最良の形態を含む、各種実施の形態を図面に基づいて説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の表示装置の概念について説明する。
図1(A)には、偏光板積層構造体を設けた表示装置の断面図、図1(B)には該表示装置の斜視図を示す。本実施の形態では、表示素子として液晶素子を有する液晶表示装置を例にして説明する。
図1(A)に示すように、互いに対向するように配置された第1の基板101及び第2の基板102に、液晶素子を有する層100が挟持されている。それら基板は、透光性を有する絶縁基板(以下、透光性基板とも記す)とする。それには、例えばバリウムホウケイ酸ガラスや、アルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、石英基板等を用いることができる。さらには、ポリエチレン−テレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)に代表されるプラスチック基板、アクリル等の可撓性を有する基板を適用することもできる。
基板の外側、つまり液晶素子を有する層と接しない側には、偏光板の光透過面が積層された偏光板積層構造体が設けられている。すなわち、第1の基板101側には、第1の偏光板103及び第2の偏光板104の光透過面が重ねられた偏光板積層構造体136が設けられ、第2の基板102側には、第3の偏光板105及び第4の偏光板106が同様に重ねられた偏光板積層構造体137が設けられている。
これら偏光板は、公知の材料から形成することができ、例えば基板側から接着層、TAC(トリアセチルセルロース)、PVA(ポリビニルアルコール)とヨウ素の混合層、TACが順に積層された構成を用いることができる。PVA(ポリビニルアルコール)とヨウ素の混合層により、偏光度を制御することができる。また偏光板とは、その形状から偏光フィルムと呼ぶこともある。
図1(B)に示すように、第1の偏光板103の吸収軸と、第2の偏光板104の吸収軸とを平行となるように積層する。この平行状態を、パラレルニコルと呼ぶ。同様に、第3の偏光板105の吸収軸と、第4の偏光板106の吸収軸とを平行となるように、つまりパラレルニコルとなるように積層する。
このように複数の偏光板が積層された構造のものを、本発明では偏光板積層構造体といい、2つの偏光板積層構造体は、それらを形成する偏光板の吸収軸が直交をなすように配置される。
すなわち、第1の基板101に配置された偏光板積層構造体136を形成する偏光板103、104の吸収軸と、第2の基板102に配置された偏光板積層構造体137を形成する偏光板105、106の吸収軸が直交をなすように配置され、この直交状態をクロスニコルと呼ぶ。
なお、偏光板の特性上、吸収軸と直交方向には透過軸がある。そのため、透過軸同士が平行となる場合もパラレルニコルと呼ぶことができる。また、透過軸同士が直交となる場合もクロスニコルと呼ぶことができる。
このように偏光板同士の吸収軸がパラレルニコルとなるように積層された偏光板積層構造体を用いることにより、吸収軸方向の光漏れを低減することができる。そして、一方の側の偏光板積層構造体の偏光板と、他方側の偏光板積層構造体の偏光板をクロスニコルとなるように基板に配置することにより、2つの基板にそれぞれ単層の偏光板を設け、両偏光板をクロスニコルとなるように配置した場合と比べて光漏れを低減でき、その結果表示装置のコントラスト比を高めることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、具体的な液晶表示装置の構成について図2を用いて説明する。
その図2には、積層構造を有する偏光板を設けた液晶表示装置の断面図を示す。
その液晶表示装置は、画素部205、及び駆動回路部208を有する。画素部205、及び駆動回路部208において、基板301上に、下地膜302が設けられている。基板301には、上記実施の形態1と同様の絶縁基板を適用することができる。また、一般的に合成樹脂からなる基板は、他の基板と比較して耐熱温度が低いことが懸念されるが、耐熱性の高い基板を用いた作製工程の後、転置することによっても採用することが可能となる。
画素部205には、該下地膜302を介してスイッチング素子となるトランジスタが設けられている。本実施の形態では、該トランジスタに薄膜トランジスタ(TFT)を用い、これをスイッチングTFT303と呼び、そのTFTは、多くの方法で作製することができる。例えば、活性層として、結晶性半導体膜を適用する。結晶性半導体膜上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極が設けられる。該ゲート電極を用いて該活性層へ不純物元素を添加することができる。このようにゲート電極を用いた不純物元素の添加により、不純物元素添加のためのマスクを形成する必要はない。ゲート電極は、単層構造、又は積層構造を有することができる。
その不純物領域は、その濃度を制御することにより高濃度不純物領域及び低濃度不純物領域とすることができる。このように低濃度不純物領域を有するTFTを、LDD(Light doped drain)構造と呼ぶ。また低濃度不純物領域は、ゲート電極と重なるように形成することができ、このようなTFTを、GOLD(Gate Overlaped LDD)構造と呼ぶ。図2においては、GOLD構造を有するスイッチングTFT303を示す。またスイッチングTFT303の極性は、不純物領域にリン(P)等を用いることによりn型とする。p型とする場合は、ボロン(B)等を添加すればよい。
その後、ゲート電極等を覆う保護膜を形成する。保護膜に混入された水素元素により、結晶性半導体膜のダングリングボンドを終端することができる。さらに平坦性を高めるため、層間絶縁膜305を形成してもよい。層間絶縁膜305には、有機材料もしくは無機材料、又はそれらの積層構造を用いることができる。そして、層間絶縁膜305、保護膜、ゲート絶縁膜に開口部を形成し、不純物領域と接続された配線を形成する。このようにして、スイッチングTFT303を形成することができる。なお、本発明は、スイッチングTFT303の構成に限定されるものではない。
そして、配線に接続された画素電極306を形成する。
さらに、スイッチングTFT303と同時に、容量素子304を形成することができる。本実施の形態では、ゲート電極と同時に形成された導電膜、保護膜及び層間絶縁膜305、画素電極306の積層体により、容量素子304を形成する。
また、結晶性半導体膜を用いることにより、画素部と駆動回路部を同一基板上に一体形成することができる。その場合、画素部のトランジスタと、駆動回路部208のトランジスタとは同時に形成される。駆動回路部208に用いるトランジスタは、CMOS回路を構成するため、CMOS回路354と呼ぶ。CMOS回路354を構成するTFTは、スイッチングTFT303と同様の構成とすることができる。またGOLD構造に変えて、LDD構造を用いることができ、必ずしも同様の構成とする必要はない。
画素電極306を覆うように配向膜308を形成する。配向膜308にはラビング処理を施す。このラビング処理は特定の液晶のモードのとき行わないことがある。例えばVAモードのときには処理を行わなくてもよい。
次に、対向基板320を用意する。対向基板320の内側、つまり液晶に接する側には、カラーフィルター322、及びブラックマトリクス(BM)324を設けることができる。これらは公知の方法で作製することができるが、所定の材料が滴下される液滴吐出法(代表的にはインクジェット法)により形成すると、材料の無駄をなくすことができる。カラーフィルター等は、スイッチングTFT303が配置されない領域に設ける。すなわち、光の透過領域、つまり開口領域と対向するようにカラーフィルターを設ける。
なお、カラーフィルター等は、液晶表示装置をフルカラー表示とする場合、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を呈する材料から形成すればよく、モノカラー表示とする場合、少なくとも一つの色を呈する材料から形成すればよい。液晶素子は、一対の電極間の電圧により液晶の配向をかえることができる素子であって、本実施の形態では画素電極306と、対向電極323と、これらの間にある液晶層とを指す。
なお、バックライトにRGBのダイオード(LED)等を配置し、時分割によりカラー表示する継時加法混色法(フィールドシーケンシャル法)を採用するときには、カラーフィルターを設けない場合がある。ブラックマトリクス324は、スイッチングTFT303やCMOS回路354の配線による外光の反射を低減するためにも設けられている。そのためスイッチングTFT303やCMOS回路354と重なるように設ける。なお、ブラックマトリクス324は、容量素子304に重なるように形成してもよい。容量素子304を構成する金属膜による反射を防止することができるからである。
そして、対向電極323、配向膜326を設ける。配向膜326にはラビング処理を施す。このラビング処理は、特定の液晶のモードによっては処理を行わないことがある。例えばVAモードのときにはラビング処理を行わなくともよい。
なお、TFTが有する配線、ゲート電極、画素電極306、対向電極323は、インジウム錫酸化物(ITO)、酸化インジウムに酸化亜鉛(ZnO)を混合したIZO(indium zinc oxide)、酸化インジウムに酸化珪素(SiO2)を混合した導電材料、有機インジウム、有機スズ、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、バナジウム(V)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)等の金属又はその合金、若しくはその金属窒化物から選ぶことができる。
このようなものが設けられた対向基板320を、封止材328を用いて、基板301に貼り合わせる。封止材328は、ディスペンサ等を用いて、基板301上または対向基板320上に描画することができる。また基板301と、対向基板320との間隔を保持するため、画素部205、駆動回路部208の一部にスペーサ325を設ける。スペーサ325は、柱状、又は球状といった形状を有する。
このように貼り合わされた基板301及び対向基板320間に、液晶311を注入する。液晶を注入する場合、真空中で行うとよい。また液晶311は、注入法以外の方法により形成することができる。例えば、液晶311を滴下し、その後対向基板320を貼り合わせてもよい。このような滴下法は、注入法を適用しづらい大型基板を扱うときに適用するとよい。
液晶311は、液晶分子を有しており、液晶分子の傾きを画素電極306、及び対向電極323により制御する。具体的には、画素電極306と、対向電極323とに印加される電圧により制御する。このような制御は、駆動回路部208に設けられた制御回路を用いる。なお制御回路は、必ずしも基板301上に形成される必要はなく、接続端子310を介して接続された回路を用いてもよい。このとき、接続端子310と接続するために、導電性微粒子を有する異方性導電膜を用いることができる。また接続端子310の一部には、対向電極323が導通しており、対向電極323の電位をコモンとすることができる。例えば、バンプ337を用いて導通をとることができる。
次いで、バックライトユニット352の構成について説明する。バックライトユニット352は、蛍光を発する光源331として冷陰極管、熱陰極管、ダイオード、無機EL、有機EL、蛍光を効率よく導光板335に導くためのランプリフレクタ332、蛍光が全反射しながら全面に光を導くための導光板335、明度のムラを低減するための拡散板336、導光板335の下に漏れた光を再利用するための反射板334を有するように構成されている。そのバックライトユニット352には、光源331の輝度を調整するための制御回路が接続されている。制御回路からの信号供給により、光源331の輝度を制御することができる。
さらに、基板301とバックライトユニット352の間には偏光板積層構造体316が設けられ、対向基板320にも偏光板積層構造体321が設けられている。両偏光板積層構造体316、321は、位相差フィルムを有した状態で積層してもよく、基板301、対向基板320に接着されている。
このような液晶表示装置に対して、偏光板積層構造体を設けたことにより、偏光板単層のときと比べて黒表示の透過率の減少が白表示よりも大きいためコントラスト比を高めることができる。
また、本実施の形態2では、液晶素子を有する表示装置を用いて説明したが、自発光素子を有する発光装置にも適用することができる。その発光装置における表示素子は、一対の電極間の電圧や電流により発光が制御される素子であって、陽極と、陰極と、これらの間にある発光層等とを指す。その発光装置において、対向する一対の基板を共に透明基板とし、両方向へ光を発光させる構成を用いるとき、該基板の外側にそれぞれ偏光板積層構造体を設け、コントラスト比を高めることができる。しかも、発光装置は、液晶表示装置と比べて動画応答速度が高く、より薄型化された表示装置とすることができる。
さらに、偏光板積層構造体と位相差板を組み合わせることにより、広視野角化または円偏光板による反射防止として機能させることができる。本発明は、偏光板を積層した偏光板積層構造体を用いることを特徴としており、偏光板積層構造体と基板間に位相差板を設ける構成であっても、コントラスト比を高めることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態でも、偏光板積層構造体を有するが、上記実施の形態2と異なり、非晶質半導体膜を有するTFTを用いた液晶表示装置について説明する。
図3には、スイッチング用素子に非晶質半導体膜を用いたトランジスタ(以下、非晶質TFTと呼ぶ)の液晶表示装置の構成について説明する。画素部205には、非晶質TFTからなるスイッチングTFT303が設けられている。非晶質TFTは、公知の方法により形成することができるが、例えばチャネルエッチ型の場合、下地膜302上にゲート電極を形成し、ゲート電極を覆ってゲート絶縁膜、非晶質半導体膜、n型半導体膜、ソース電極及びドレイン電極を形成する。
その後、そのソース電極及びドレイン電極を用いて、n型半導体膜に開口部を形成する。このとき、非晶質半導体膜の一部も除去されるため、チャネルエッチ型と呼ぶ。さらに、保護膜を形成して、非晶質TFTを形成することができる。また、非晶質TFTは、チャネル保護型もあり、その場合にはソース電極及びドレイン電極を用いて、n型半導体膜に開口部を形成するとき、非晶質半導体膜が除去されないように保護膜を設ける。その他の構成は、チャネルエッチ型と同様とすることができる。
そして、図2と同様に配向膜308を形成し、ラビング処理を施す。このラビング処理は特定の液晶のモードによっては処理を行わないことがある。例えばVAモードのときには処理を行わなくてもよい。
さらに、図2と同様に対向基板320を用意し、封止材328により貼り合わせる。これらの間に、液晶311を封入することにより液晶表示装置を形成することができる。
また、図2と同様に、基板301とバックライトユニット352の間には偏光板積層構造体316が設けられ、対向基板320にも偏光板積層構造体321が設けられている。偏光板積層構造体316、321は、位相差フィルムを有した状態で積層してもよく、基板301、対向基板320に接着されている。
このようにスイッチングTFT303として非晶質TFTを用いて、液晶表示装置を形成する場合、動作性能を考慮して、駆動回路部208には、シリコンウェハから形成されるIC421をドライバとして実装することができる。例えば、IC421が有する配線と、スイッチングTFT303に接続される配線とを、導電性微粒子422を有する異方性導電体を用いて、接続することにより、スイッチングTFT303を制御する信号を供給することができる。なお、ICの実装方法はこれに限定されず、ワイヤボンディング法により実装することもできる。
また、さらに接続端子310を介して、制御回路と接続することができる。このとき、接続端子310と接続するために、導電性微粒子422を有する異方性導電膜を用いることができる。
その他の構成は、図2と同様であるため、説明を省略する。
このような液晶表示装置に対して、偏光板積層構造体を設けたことにより、偏光板単層のときと比べて黒表示の透過率の減少が白表示よりも大きいためコントラスト比を高めることができる。
(実施の形態4)
液晶表示装置における液晶の駆動方法には、基板に対して直交方向に電圧を印加する縦電界方式、基板に対して平行方向に電圧を印加する横電界方式がある。本発明の偏光板積層構造体を設ける構成は、縦電界方式であっても、横電界方式であっても適用することができる。そこで、本実施の形態4では、本発明の偏光板積層構造体を、各種液晶モードに適用した形態について説明する。
まず、図6にはTNモードの液晶表示装置の模式図を示す。
図1(A)と同様に、互いに対向するように配置された第1の基板101及び第2の基板102に、液晶素子を有する層100が挟持されている。そして第1の基板101側には、第1の偏光板103及び第2の偏光板104が重ねられた偏光板積層構造体136が設けられ、第2の基板102側には、第3の偏光板105及び第4の偏光板106が重ねられた偏光板積層構造体137が設けられている。
それらの偏光板積層構造体においては、第1の偏光板103と第2の偏光板104はパラレルニコルとなるように配置されており、第3の偏光板105と第4の偏光板106もパラレルニコルとなるように配置されており、かつ両偏光板積層構造体に設けられている第1の偏光板103と第3の偏光板105はクロスニコルとなるように配置されている。 また、第1の基板101及び第2の基板102上には、それぞれ第1の電極108、第2の電極109が設けられている。さらに、バックライトと反対側、つまり表示面側の電極、例えば第2の電極109は、少なくとも透光性を有するように形成する。
このような構成を有する液晶表示装置において、ノーマリーホワイトモードの場合、第1の電極108及び第2の電極109に電圧が印加(縦電界方式と呼ぶ)されると、図6(A)に示すように黒色表示が行われる。このとき液晶分子は縦に並んだ状態となる。すると、バックライトからの光は、基板を通過することができず黒色表示となる。
そして、図6(B)に示すように、第1の電極108及び第2の電極109の間に電圧が印加されていないときは白色表示となる。このとき、液晶分子は横に並び、平面内で捩れている状態となる。その結果、バックライトからの光は積層された偏光板を具備する偏光板積層構造体が設けられた基板を通過することができ、所定の映像表示が行われる。このとき、カラーフィルターを設けることにより、フルカラー表示を行うことができる。カラーフィルターは、第1の基板101側、又は第2の基板102側のいずれかに設けることができる。
なお、TNモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
図7にはVAモードの液晶表示装置の模式図を示す。VAモードは、無電界の時に液晶分子が基板に垂直となるように配向されているモードである。
図6と同様に、第1の基板101、及び第2の基板102上には、それぞれ第1の電極108及び第2の電極109が設けられている。そして、バックライトと反対側、つまり表示面側の電極、例えば第2の電極109は、少なくとも透光性を有するように形成する。第1の偏光板103と第2の偏光板104は、偏光板積層構造体136を形成しパラレルニコルとなるように配置され、第3の偏光板105及び第4の偏光板106も偏光板積層構造体137を形成しパラレルニコルとなるように配置されており、しかも第1の偏光板103と第3の偏光板105はクロスニコルとなるように配置されている。
このような構成を有する液晶表示装置において、第1の電極108及び第2の電極109に電圧が印加される(縦電界方式)と、図7(A)に示すように白色表示が行われるオン状態となる。このとき液晶分子は横に並んだ状態となる。そうすると、バックライトからの光は、偏光板積層構造体が設けられた基板を通過することができ、所定の映像表示が行われる。このとき、カラーフィルターを設けることにより、フルカラー表示を行うことができる。カラーフィルターは、第1の基板101側、又は第2の基板102側のいずれかに設けることができる。
そして、図7(B)に示すように、第1の電極108及び第2の電極109の間に電圧が印加されていないときは黒色表示、つまりオフ状態とする。このとき、液晶分子は縦に並んだ状態となる。その結果、バックライトからの光は基板を通過することができず、黒色表示となる。
このようにオフ状態では、液晶分子が基板に対して垂直に立ち上がって、黒表示となり、逆にオン状態では液晶分子が基板に対して水平に倒れて白表示となる。オフ状態では液晶分子が立ち上がっているため、偏光されたバックライトからの光は、液晶分子の複屈折の影響を受けることなくセル内を通過し、対向基板側の偏光板積層構造体を形成する偏光板で完全に遮断することができる。そのため、積層された偏光板、すなわち偏光板積層構造体を設けることにより、さらなるコントラストの向上が見込まれる。また液晶が対称になるよう配向したMVAモードに、本発明の偏光板積層構造体を適用することもできる。
なお、VAモード、又はMVAモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
図8にはOCBモードの液晶表示装置の模式図を示す。OCBモードは、液晶層内で液晶分子の配列が光学的に補償状態を形成しており、これはベンド配向と呼ばれる。
図6と同様に、第1の基板101、及び第2の基板102上には、それぞれ第1の電極108、第2の電極109が設けられている。そして、バックライトと反対側、つまり表示面側の電極、例えば第2の電極109は、少なくとも透光性を有するように形成する。第1の偏光板103と第2の偏光板104は偏光板積層構造体136を形成しパラレルニコルとなるように配置され、第3の偏光板105及び第4の偏光板106も偏光板積層構造体137を形成しパラレルニコルとなるように配置されており、しかも両偏光板積層構造体を形成する第1の偏光板103と第3の偏光板105はクロスニコルとなるように配置されている。
このような構成を有する液晶表示装置において、第1の電極108及び第2の電極109に電圧が印加される(縦電界方式)と、図8(A)に示すように黒色表示が行われる。このとき液晶分子は縦に並んだ状態となる。すると、バックライトからの光は、基板を通過することができず、黒色表示となる。
そして、図8(B)に示すように、第1の電極108及び第2の電極109の間に電圧が印加されていないときは白色表示となる。このとき、液晶分子は弓状に曲がって並んだ状態となる。その結果、バックライトからの光は偏光板が積層された偏光板積層構造体が設けられた基板を通過することができ、所定の映像表示が行われる。このとき、カラーフィルターを設けることにより、フルカラー表示を行うことができる。カラーフィルターは、第1の基板101側、又は第2の基板102側のいずれかに設けることができる。
このようなOCBモードでは、液晶層で生じる複屈折を、積層された偏光板により形成された偏光板積層構造体で補償することにより、広視野角を実現することができ、勿論コントラストを高めることができる。
図9にはIPSモードの液晶表示装置の模式図を示す。IPSモードは、液晶分子を基板に対して常に平面内で回転させるモードであり、電極は一方の基板側のみに設けた横電界方式をとる。
IPSモードは一方の基板に設けられた一対の電極により液晶を制御することを特徴とする。そのため、第2の基板102上に一対の電極111、112が設けられている。一対の電極111、112は、それぞれ透光性を有するとよい。偏光板積層構造体136を形成する第1の偏光板103と第2の偏光板104はパラレルニコルとなるように配置され、同様に偏光板積層構造体137を形成する第3の偏光板105、第4の偏光板106もパラレルニコルとなるように配置されており、しかも両偏光板積層構造体を形成する第1の偏光板103と第3の偏光板105はクロスニコルとなるように配置されている。
このような構成を有する液晶表示装置において、一対の電極111、112に電圧が印加されると、図9(A)に示すように白色表示が行われるオン状態となる。すると、バックライトからの光は、偏光板積層構造体が設けられた基板を通過することができ、所定の映像表示が行われる。このとき、カラーフィルターを設けることにより、フルカラー表示を行うことができる。カラーフィルターは、第1の基板101側、又は第2の基板102側のいずれかに設けることができる。
そして、図9(B)に示すように、一対の電極111、112の間に電圧が印加されていないとき黒表示、つまりオフ状態とする。このとき、液晶分子は、ラビング方向に沿って並んだ状態となる。その結果、バックライトからの光は基板を通過することができず、黒色表示となる。
なお、IPSモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
本発明の偏光板積層構造体を縦電界方式の液晶表示装置に適用すると、さらなる高コントラスト比の表示を行うことができる。このような縦電界方式は、室内で用いるコンピュータ用表示装置や大型テレビとして好適である。
また、本発明の偏光板積層構造体を横電界方式の液晶表示装置に適用すると、広視野角に加えて、高コントラスト比の表示とすることができる。このような横電界方式は、携帯用の表示装置に好適である。
なお、本発明はFLC(強誘電性液晶)モード、AFLC(反強誘電性液晶)モードにおいても適用できる。
図10には、FLCモード及びAFLCモードの液晶表示装置の模式図を示す。
図6と同様に、第1の基板101及び第2の基板102上には、それぞれ第1の電極108、第2の電極109が設けられている。そして、バックライトと反対側、つまり表示面側の電極、例えば第2の電極109は、少なくとも透光性を有するように形成する。偏光板積層構造体136を形成する第1の偏光板103と第2の偏光板104はパラレルニコルとなるように配置され、同様に偏光板積層構造体137を形成する第3の偏光板105及び第4の偏光板106もパラレルニコルとなるように配置されており、しかも両偏光板積層構造体を形成する第1の偏光板103と第3の偏光板105はクロスニコルとなるように配置されている。
このような構成を有する液晶表示装置において、第1の電極108及び第2の電極109に電圧が印加(縦電界方式と呼ぶ)されると、図10(A)に示すように黒色表示が行われる。このとき液晶分子は横に並んだ状態となる。すると、バックライトからの光は、基板を通過することができず黒色表示となる。
そして、図10(B)に示すように、第1の電極108及び第2の電極109の間に電圧が印加されていないときは白色表示となる。このとき、液晶分子は電圧印加時とは異なる角度で横に並んだ状態となる。その結果、バックライトからの光は偏光板積層構造体が設けられた基板を通過することができ、所定の映像表示が行われる。このとき、カラーフィルターを設けることにより、フルカラー表示を行うことができる。カラーフィルターは、第1の基板101側、又は第2の基板102側のいずれかに設けることができる。
なお、FLCモード及びAFLCモードに使用される液晶材料は、公知のものを使用すればよい。
その他、本発明は、旋光モード、散乱モード、複屈折モードの液晶表示装置、偏光板を基板の両側に配置する表示装置において適用できる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、バックライトの構成について説明する。バックライトは光源を有するバックライトユニットとして表示装置に設けられ、バックライトユニットは効率よく光を散乱させるため、光源は反射板により囲まれている。
図5(A)に示すように、バックライトユニット252は、光源として冷陰極管401を用いることができる。また、冷陰極管401からの光を効率よく反射させるため、ランプリフレクタ332を設けることができる。冷陰極管401は、大型表示装置に用いることが多い。これは冷陰極管からの輝度の強度のためである。そのため、冷陰極管を有するバックライトユニットは、パーソナルコンピュータのディスプレイに用いることができる。
図5(B)に示すように、バックライトユニット252は、光源としてダイオード(LED)を用いることができる。例えば、白色に発するダイオード(W)402を所定の間隔に配置する。また、ダイオード(W)402からの光を効率よく反射させるため、ランプリフレクタ332を設けることができる。
また、図5(C)に示すように、バックライトユニット252は、光源として各色RGBのダイオード(LED)403、404、405を用いることができる。各色RGBのダイオード(LED)403、404、405を用いることにより、白色を発するダイオード(W)402のみと比較して、色再現性を高くすることができる。また、各色RGBのダイオード(LED)402からの光を効率よく反射させるため、ランプリフレクタ332を設けることができる。
また、さらに図5(D)に示すように、光源として各色RGBのダイオード(LED)403、404、405を用いる場合、それらの数や配置を同じとする必要はない。例えば、発光強度の低い色(例えば緑)を複数配置してもよい。
さらに、白色を発するダイオード402(W)と、各色RGBのダイオード(LED)403、404、405とを組み合わせて用いてもよい。
なお、RGBのダイオードを有する場合、フィールドシーケンシャルモードを適用すると、時間に応じて、ダイオードを順次点灯させることによりカラー表示を行うことができる。
このようにダイオードを用いると、輝度が高いため、大型表示装置に適する。また、RGB各色の色純度が良いため冷陰極管と比べて色再現性に優れており、配置面積を小さくすることができるため、小型表示装置に適応すると、狭額縁化を図ることができる。
また、光源を必ずしも図5に示すバックライトユニットとして配置する必要はない。例えば、大型表示装置にダイオードを有するバックライトを搭載する場合、ダイオードは該基板の背面に配置することができる。このときダイオードは、所定の間隔を維持し、各色のダイオードを順に配置させることができる。ダイオードの配置により、色再現性を高めることができる。
このようなバックライトを用いた表示装置に対し、偏光板積層構造体を設けることにより、コントラスト比の高い映像を提供することができる。特に、ダイオードを有するバックライトは、大型表示装置に適しており、大型表示装置のコントラスト比を高めることにより、暗所でも質の高い映像を提供することができる。
(実施の形態6)
本実施の形態では、液晶表示装置が有する各回路等の動作について説明する。
図4には、液晶表示装置の画素部205及び駆動回路部208のシステムブロック図を示す。
画素部205は、複数の画素を有し、信号線212と、走査線210との交差領域には、スイッチング素子が設けられている。スイッチング素子により液晶分子の傾きを制御するための電圧の印加を制御することができる。このように各交差領域にスイッチング素子が設けられた構造をアクティブ型と呼ぶ。本発明の画素部は、このようなアクティブ型に限定されず、パッシブ型の構成を有してもよい。パッシブ型は、各画素にスイッチング素子がないため、工程が簡便である。
駆動回路部208は、制御回路202、信号線駆動回路203、走査線駆動回路204を有する。制御回路202は、画素部205の表示内容に応じて、階調制御を行う機能を有する。そのため、制御回路202は、映像信号201に基づき生成された信号を信号線駆動回路203、及び走査線駆動回路204に入力する。そして、走査線駆動回路204に基づき、走査線210を介してスイッチング素子が選択されると、選択された交差領域の画素電極に電圧が印加される。この電圧の値は、信号線駆動回路203から信号線を介して入力される信号に基づき決定される。
さらに、制御回路202では、照明手段206へ供給する電力を制御する信号が生成され、該信号は、照明手段206の電源207に入力される。照明手段には、上記実施の形態で示したバックライトユニットを用いることができる。なお、照明手段はバックライト以外にフロントライトもある。フロントライトとは、画素部の前面側に取りつけ、全体を照らす発光体及び導光体で構成された板状のライトユニットである。このような照明手段により、低消費電力で、均等に画素部を照らすことができる。
図4(B)に示すように走査線駆動回路204は、シフトレジスタ241、レベルシフタ242、バッファ243として機能する回路を有する。シフトレジスタ241にはゲートスタートパルス(GSP)、ゲートクロック信号(GCK)等の信号が入力される。なお、本発明の走査線駆動回路は、図4(B)に示す構成に限定されない。
また、図4(C)に示すように信号線駆動回路203は、シフトレジスタ231、第1のラッチ232、第2のラッチ233、レベルシフタ234、バッファ235として機能する回路を有する。バッファ235として機能する回路とは、弱い信号を増幅させる機能を有する回路であり、オペアンプ等を有する。シフトレジスタ231には、スタートパルス(SSP)、クロック信号(SCK)等の信号が、第1のラッチ232にはビデオ信号等のデータ(DATA)が入力される。第2のラッチ233にはラッチ(LAT)信号を一時保持することができ、一斉に画素部205へ入力させる。これを線順次駆動と呼ぶ。そのため、線順次駆動ではなく、点順次駆動を行う画素であれば、第2のラッチは不要とすることができる。このように、本発明の信号線駆動回路は図4(C)に示す構成に限定されない。
このような信号線駆動回路203、走査線駆動回路204、画素部205は、同一基板状に設けられた半導体素子によって形成することができる。半導体素子は、ガラス基板に設けられた薄膜トランジスタを用いて形成することができる。この場合、半導体素子には結晶性半導体膜を適用するとよい(上記実施の形態2参照)。結晶性半導体膜は、電気特性、特に移動度が高いため、駆動回路部が有する回路を構成することができる。また、信号線駆動回路203や走査線駆動回路204は、IC(Integrated Circuit)チップを用いて、基板上に実装することもできる。この場合、画素部の半導体素子には非晶質半導体膜を適用することができる(上記実施の形態3参照)。
このような液晶表示装置において、偏光板を積層した偏光板積層構造体を設けることにより、コントラスト比を高めることができる。すなわち、偏光板積層構造体により、制御回路により制御される照明手段からの光のコントラスト比を高めることができる。
本実施例1では、偏光板を用いた実験及びその結果について説明する。
まず偏光板を積層した偏光板積層構造体を用いると、通常の偏光板(単層の偏光板)と比べてコントラスト比が高まることを示す実験を行った。図11に示すように、バックライト(BL)上に偏光板(Pol)を配置して、色彩輝度計BM5Aにより透過光を測定した。偏光板には、NPF−EG1425DU(日東電工社)を使用し、バックライトの面積は3cm×5cmとした。
表1には、偏光板の配置条件、及び透過率の結果を示す。この表1において、「配置」の欄における、記号「BL」及び「Pol」は、それぞれバックライト及び偏光板を示す。さらに、2つの記号「Pol」の間に配置されている記号「\」は、2つの偏光板が吸収軸を平行状態(パラレルニコル状態)で配置されていることを示す。記号「*」は2つの偏光板が吸収軸を直交状態(クロスニコル状態)とする箇所を示す。
Figure 0004861793
表1に示すように、条件AからIとして、偏光板を光透過面が接するように積層し、その積層枚数を順に0枚から8枚とした。具体的な偏光板の配置は、例えば条件Bでバックライト側に偏光板を配置したら、次は条件Cとして視認側に偏光板を配置していった。詳細な配置は、表1の配置欄に記載される。このとき偏光板は、ガラス基板に貼り付けられた状態で積層させていった。なおガラス基板の透過率は高く、本実験の結果に影響を与えるものではない。
本実験において、条件Bのように1枚の偏光板を配置すると、バックライトからの透過率が約半分(49.86%)となった。偏光板を配置すると、透過率がこのように低下することは知られている。
条件C以降は、偏光板が2枚以上となるため、それらの吸収軸が平行状態(パラレルニコル状態)の輝度と、直交状態(クロスニコル状態)の輝度を測定し、それらの測定された輝度から、それぞれのバックライトの輝度に対する透過率を算出した。
例えば、2枚の偏光板が吸収軸をパラレルニコル状態に配置されている場合の透過率は下記の式で求められる。
透過率=条件Cの平行状態の輝度/条件Aの平行状態の輝度
=1387/3161×100=43.88
透過率が偏光板を1枚増やすごとにどれだけ減少(又は増加)するか、つまり直前の条件における透過率の変化、すなわち変化率を、平行状態の輝度と、直交状態の輝度から求めた。
例えば、条件Eのとき平行状態の変化率は、(1073/1222)×100=88(%)となり、直行状態の変化率は、(0.07831/0.53700)×100=15(%)となる。
以上より、変化率とは、その値が大きいほど前条件の透過率に対する変化が小さく、その値が小さいほど前条件の透過率に対する変化が大きいことを示す値となる。
なお、変化率が100(%)未満のときは透過率が低下したことを示し、変化率が100(%)より大きいときは透過率が高くなったことを示す。
その変化率については、表1においては、平行状態の場合には偏光板2以上となる条件Cより、直交状態の場合には偏光板3枚以上となる条件Dより、その結果を示す。
また、さらに平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比(平行状態の輝度/直交状態の輝度)として、偏光板が2枚以上となる条件C以降について結果を示す。なお、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比は、表示装置における白表示が行われる状態と、黒表示が行われる状態との輝度の比に相関をもつ。そのため、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比は、コントラスト比として評価することもできる。
表1の結果より、偏光板を増やしていくと、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比は偏光板が4枚及び5枚の際に急激に高くなり、偏光板4枚のときが最高で、それを境に、減少していることがわかる。すなわち、偏光板が4枚及び5枚のとき、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比が高くなる。
また、偏光板を積層していくと、透過率が徐々に低下し、表示装置に適用すると全体として暗い表示となってしまうことが懸念される。しかしながら、表1の結果をみると、白表示に相当する平行状態の透過率は、積層する偏光板の数を増やしていっても、さほど低下していない。これを変化率でみると、偏光板を一枚増やしても88%を維持していることがわかる。すなわち、積層された偏光板は平行状態の透過率の変化率(表1、2では「平行状態の変化率」と表記する)を85%以上に維持する。
他方、黒表示に相当する直交状態の透過率は、偏光板を3枚から4枚に増やすと、急激に減少する。これを変化率でみると、4枚積層された偏光板は、直交状態の透過率の変化率(表1、2では「直交状態の変化率」と表記する)が15%以下となり、該透過率の変化率は平行状態の透過率の変化率の88%よりも小さく、透過率が大きく低下したことがわかる。その結果、コントラスト比が高くなることを特徴とする。
このように平行状態の透過率の変化率(例えば条件Eのとき88%)は、直行状態の透過率の変化率(例えば条件Eのとき15%)よりも大きいため、平行状態の透過率と、直行状態の透過率との比として評価されるコントラスト比は高くなる。
なお、平行状態の透過率の変化率は、直行状態の透過率の変化率よりも大きいとは、直行状態の透過率の変化率は、平行状態の透過率の変化率よりも小さいと同義である。
その後、特に偏光板6枚以上では、直交状態の透過率の変化率は変化せず、または増加してしまった。
以上を踏まえると、偏光板は合計で4枚又は5枚設けるとよく、白表示をさほど暗くすることなく、黒表示をより一層暗くすることができる。すなわち、偏光板は4枚又は5枚設けると表示装置のコントラスト比を高めることができることがわかる。
このように積層された偏光板は、コントラスト比を高めるといった効果を奏することがわかった。但し、多くの偏光板を積層すればよいのではなく、合計して4枚又は5枚の偏光板を積層するとコントラスト比を高める顕著な効果が現れることがわかった。
しかも、その場合には4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置されるとコントラスト比を高める顕著な効果が現れることがわかった。
本実施例では、偏光板及び輝度上昇フィルムを用いた実験及びその結果について説明する。輝度上昇フィルムは、バックライトからの光を視認側に向かって集光させるため、視認側正面での輝度を向上することができる。このような輝度上昇フィルムを設ける場合であっても、積層された偏光板によりコントラスト比を高めることができるかを確認した。
輝度上昇フィルムには、住友スリーエム社のBEFII90/50(以下、BEFと記す)を用い、バックライト、第1のBEF、第2のBEFの順に配置させ、偏光板は上記実施例1と同様に積層させていった。なお第1のBEFと第2のBEFは、それらのプリズム縞が互いに直交するように重ねた。しかしながら、BEFは単数でも輝度を上昇させることができるため、その枚数は限定されるものではない。表2には、偏光板とBEFの配置条件及び透過率の結果を示す。
なお、表2中における、記号「BL」、「Pol」、「\」及び「*」の意味は表1の場合と同様である。
Figure 0004861793
表2に示すように、条件AからIとして、偏光板を光透過面が接するように積層し、その積層枚数を順に0枚から8枚とした。偏光板の配置は、上記実施例1と同様であり、詳細な配置は表2の配置欄に記載される。
本実験において、条件Bのように1枚の偏光板を配置すると、バックライトからの透過率が約半分(49%)となった。このようにBEFを用いる場合であっても、偏光板により透過率は下がってしまう。
そして、上記実施例1と同様に、平行状態の透過率の変化率、直交状態の透過率の変化率、平行状態の輝度/直交状態の輝度を表2に示す。
表2の結果により、偏光板を増やしていくと、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比は偏光板4枚において急激に上昇し、それを境に、枚数が増加するに従い次第に減少していることがわかる。特に、偏光板が4枚のとき、平行状態の輝度と、直交状態の輝度との比が最も高くなる。
また、偏光板を積層していくと、透過率が徐々に低下し、表示装置に適用すると全体として暗い表示となってしまうことが懸念される。しかしながら、表2の結果をみると、白表示に相当する平行状態の透過率は、偏光板を積層し、増やしていっても、さほど低下していかず、変化率として88%程度を維持している。このように積層された偏光板は、平行状態の透過率の変化率が85%以上を維持する。
一方、黒表示に相当する直交状態の透過率の変化率は、偏光板を3枚から4枚に増やすと、急激に減少する。すなわち4枚積層された偏光板は、直交状態の透過率の変化率が16%以下となり、該透過率の変化率は平行状態の透過率の変化率よりも小さく、透過率が大きく低下したことがわかる。その結果、コントラスト比が高くなることを特徴とする。
その後、偏光板5枚、7枚のときでは、直交状態の透過率の変化率は変化せず、さらには増加しており、透過率が高くなってしまったことがわかる。
以上を踏まえると、BEFを設けた場合であっても、偏光板は4枚又は5枚設けるとよく、白表示をさほど暗くすることなく、黒表示をより一層暗くすることができる。すなわち、偏光板は4枚又は5枚設けると、BEFを備えた表示装置のコントラスト比を高めることができることがわかる。
このように積層された偏光板は、コントラスト比を高めるといった効果を奏することがわかった。但し、単に多くの偏光板を積層すればよいのではなく、合計して4枚又は5枚の偏光板を積層するとBEFを備えた表示装置に対してもコントラスト比を高める顕著な効果が現れることがわかった。
しかも、その場合には実施例1の場合と同様に、4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置することによりコントラスト比を高めることがことがわかったのである。
本実施例では、偏光板及びVAモードの液晶素子を用いた実験及びその結果について説明する。実際の液晶素子を偏光板間に挟持し、積層された偏光板によりコントラスト比を高めることができるかを確認した。
液晶素子としては、VAモード液晶素子(VAセル)を用い、バックライト、偏光板、VAセル、偏光板の順に配置させた。VAセルを挟んでいる偏光板同士はクロスニコルとなるように配置し、偏光板を上記実施例1と同様に積層させていった。そして、周波数60Hz、振幅が−10Vから+10Vの矩形電圧を印加したときと印加しないときの輝度を測定し、電圧印加状態での透過率の変化率、電圧無印加状態での透過率の変化率を算出した。また、バックライトの輝度を100%としたときの電圧印加状態の透過率と電圧無印加時の透過率の比(電圧印加状態の透過率/電圧無印加時の透過率)も算出した。表3には、VAセルと偏光板の配置条件、及び透過率の結果を示す。平行状態と、直交状態とは、表3中配置欄の「VAセル」を中心として、一対の偏光板の配置が平行状態となる場合と、直交状態となる場合とを指す。
Figure 0004861793
表3に示すように、条件AからGとして、偏光板枚数をそれぞれ2枚から8枚とした。偏光板の配置は、表3の配置欄に記載される。
表3の結果により、偏光板を増やしていくと、電圧印加状態の輝度と、電圧無印加状態の輝度との比が徐々に高くなり、偏光板4枚の時を境に、緩やかに減少していることが分かる。特に、偏光板が4枚のとき、電圧印加状態の輝度と、電圧無印加状態の輝度との比が最も高くなる。
また、偏光板を積層していくと、透過率が徐々に低下し、表示装置に適用すると全体として暗い表示となってしまうことが懸念される。しかしながら、表3の結果をみると、白表示に相当する電圧印加状態の透過率の変化率は、偏光板を積層し、増やしていっても、さほど低下していかず、82から90%程度を維持している。このように積層された偏光板は、電圧印加状態の透過率の変化率が82%以上を維持し、該透過率がさほど下がらないことを特徴とする。
一方、黒表示に相当する電圧無印加状態の透過率の変化率は、偏光板を3枚から4枚に増やすと、50%まで減少する。その後、偏光板6枚以上では、電圧無印加状態の透過率の変化率は変化せず、さらに増加してしまった。すなわち4枚積層された偏光板は、電圧無印加状態の透過率の変化率が50%以下となり、該透過率の変化率は電圧印加状態の透過率よりも小さくなり、透過率が低下することを特徴とする。
以上を踏まえると、VAセルを挟持した場合であっても、偏光板は4枚又は5枚設けるとよく、白表示をさほど暗くすることなく、黒表示をより一層暗くすることができる。すなわち、偏光板は4枚又は5枚設けると、VAセルを挟持した表示装置のコントラスト比を高めることができることがわかる。
このように積層された偏光板は、コントラスト比を高めるといった効果を奏することがわかった。但し、単に多くの偏光板を積層すればよいのではなく、合計して4枚又は5枚の偏光板を積層するとVAセルを挟持した表示装置に対してもコントラスト比を高める顕著な効果が現れることがわかった。
しかも、その場合には実施例1及び2の場合と同様に、4枚又は5枚の偏光板を単に積層するのではなく、偏光板を2組に分けて偏光板積層構造体を形成し、それぞれの組の偏光板積層構造体の偏光板が吸収軸をパラレルニコルに配置し、かつ両組の偏光板積層構造体の偏光板がクロスニコルとなるように配置することによりコントラスト比を高めることがことがわかったのである。
本発明の表示装置を示した図である 本発明の表示装置を示した断面図である 本発明の表示装置を示した断面図である 本発明の表示装置を示したブロック図である 本発明の表示装置が有する照明手段を示した図である 本発明の表示装置のモードを示した図である 本発明の表示装置のモードを示した図である 本発明の表示装置のモードを示した図である 本発明の表示装置のモードを示した図である 本発明の表示装置のモードを示した図である 測定系を示した図である
符号の説明
100 液晶素子を有する層
101 第1の基板
102 第2の基板
103 第1の偏光板
104 第2の偏光板
105 第3の偏光板
106 第4の偏光板
136 偏光板積層構造体
137 偏光板積層構造体

Claims (3)

  1. 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
    前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
    前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
    前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有することを特徴とするテレビ。
  2. 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
    前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
    前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
    前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、
    前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とするテレビ。
  3. 互いに対向配置された、第1の透光性基板及び第2の透光性基板の内側に挟持された表示素子と、
    前記第1の透光性基板、又は前記第2の透光性基板の内側に設けられたカラーフィルターと、
    前記第1の透光性基板側に設けられた光源と、
    前記第1の透光性基板の外側に第1の偏光板、第2の偏光板及び第3の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第1の偏光板積層構造体、
    前記第2の透光性基板の外側に第4の偏光板、及び第5の偏光板が接して重ねられ、かつそれらの吸収軸がパラレルニコルに配置された第2の偏光板積層構造体を有し、
    前記第1の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸と、前記第2の偏光板積層構造体の偏光板の吸収軸とがクロスニコルとなるように配置されたことを特徴とするテレビ。
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