JP4861782B2 - 地盤の削孔方法 - Google Patents

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本発明は、被圧状態の地盤内に孔を削孔するための削孔システム及びこの削孔システムを用いた削孔方法に関する。
従来、地中構造物の構築、改修時等の工事の際に湧出する地下水は、地中構造物から地盤内に水抜き用井戸を構築し、この水抜き用井戸から地下水を排水していた。かかる場合には、周辺の地下水位が低下して井戸や川の水脈が変化し、周辺の環境に影響を与えてしまう可能性があるために、最近は、地中構造物の周囲に薬液注入を行い地盤を改良して止水する止水工法が実施されている。
しかし、薬液注入用の孔を削孔する際にも地下水が湧出し、この地下水をそのまま排水すると上述したように地下水位が低下してしまう可能性があるという問題点があった。
そこで、例えば、特許文献1には、孔内を掘削水で充満し、常に孔内の水圧を地下水の湧水圧よりも高く保ちながら孔内への湧水を防止して、地盤を削孔する方法が開示されている。これは、地盤を削孔するための削孔機と、削孔機にて削孔された孔と外気とを密閉状に遮蔽する密閉管と、削孔装置に掘削水を供給するためのポンプと、掘削により生じた土砂を含む泥水の排出量及び排出圧力を調整可能な排水バルブとから構成された削孔システムを用い、密閉された孔内の水圧を、地質調査時に測定された地下水の湧水圧に基づいて予め設計にて設定される所定の圧力値よりも常にやや高くなるように排水バルブ及びポンプにて調整しつつ、掘削装置にて地盤を削孔する方法である。
特開2005−139890号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、以下に示すような問題点があった。
(1)設計にて設定される所定の圧力値は、地質調査時に測定された地下水の湧水圧のうち最も高い値に設定され、この値よりも孔内の水圧が常にやや高くなるように管理するために、削孔場所によっては、孔内の水圧が実際の湧水圧よりも大幅に高くなるときがある。かかる場合には、掘削水が地盤内に逸水してしまい、地盤の貯水量を増加させてしまう。(2)孔内の水圧を一定に維持するために、排水バルブは絞った状態で使用することが多い。かかる場合には、孔内の循環水量が減少するので掘削速度が遅くなり、掘削能率が低下する。(3)バルブを絞った状態で使用することが多いために、泥水中に含まれる掘削土でバルブが詰まり易い。(4)バルブの詰まりを防止するために、密閉式土砂分離装置を設置すると、作業スペースが狭くなり作業効率が悪くなるとともに、コストがかかる。
そこで、本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、地盤内の被圧地下水を流出させることなく地盤を削孔することが可能な削孔方法を提供することを目的とする。
本発明の地盤の削孔方法は、被圧状態の地盤に孔を削孔するための削孔方法において、
前記地盤を削孔するための掘削手段と、前記掘削手段に掘削水を供給するための給水手段と、前記掘削手段から排出され、削孔にて生じた土砂を含む泥水を排水するための排水手段と、前記給水手段が供給する掘削水の流量及び前記排水手段が排水する泥水の流量を制御するための制御手段とを備えた削孔システムを用い、
前記制御手段にて、前記掘削手段から排出される泥水の流量が前記掘削手段に供給される掘削水の流量を超えないように、前記給水手段及び前記排水手段を制御しつつ地盤を削孔し
地盤の削孔を終了した後、削孔を開始してから終了するまでの前記給水手段による掘削水の総供給量と前記排水手段による泥水の総排水量とを比較し、前記制御手段にて、前記総排水量が前記総供給量よりも多い場合はその差分量だけ前記給水手段により掘削水を供給し、前記総排水量が前記総供給量よりも少ない場合はその差分量だけ前記排水手段により排水することを特徴とする。
本発明による地盤の削孔方法によれば、地盤を削孔する際に使用する掘削水の給水流量及び掘削により生じる土砂等を含んだ泥水の排水流量を制御するための制御手段を備えた削孔システムを用い、制御手段にて、掘削手段から排出される泥水の流量が掘削手段に供給される掘削水の流量を超えないように、給水手段及び排水手段を制御するために、孔内に供給する掘削水よりも孔内から排出される泥水の量を少なくすることが可能となる。さらに、掘削終了後、削孔を開始してから終了するまでの泥水の総排水量が掘削水の総供給量よりも多い場合はその差分量だけ掘削水を供給し、総排水量が総供給量よりも少ない場合は、その差分量だけ排水する。したがって、周辺の地盤内に貯留している地下水の貯水量は減少しないので地下水位は低下しない。つまり、地盤内に孔を削孔しても周辺の環境に影響を与えることがない。
また、本発明において、前記制御手段は、前記掘削水の流量及び前記泥水の流量を単位時間あたりの流量を管理することとしてもよいこの削孔方法によれば、掘削水の給水量及び泥水の排水量を単位時間あたりの流量で管理するために、削孔とともに湧水量が変化しても湧水量に応じて掘削水の給水量及び泥水の排水量をそれぞれ変更することが可能となる。
本発明の地盤の削孔方法を用いることにより、地盤内の被圧地下水を流出させることなく、地盤内に孔を構築することができる。
以下、本発明に係る地盤の削孔システムの好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、トンネル内から孔を構築する場合について説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、地下街等の地中構造物全般に適用可能である。
図1は、本実施形態に係る被圧状態の地盤を削孔するための削孔システムを示す図である。また、図2は、トンネル内に削孔機を設置した状態を示す図である。
図1に示すように、地盤の削孔システム1は、地盤を削孔するための掘削手段2と、掘削手段2に掘削水を供給するための給水手段3と、掘削手段2から排出され、削孔により生じた土砂を含む泥水を排水するための排水手段4と、給水手段3から供給される掘削水の流量及び排水手段4から排水される泥水の流量を制御するための制御手段5とを備える。
掘削手段2は、地盤を削孔するためのビット21と、このビット21が一端に接続され、ビット21に回転力を伝達するとともに、掘削水を送水するためのロッド22と、このロッド22の他端に接続され、給水手段3から送給される掘削水をロッド22に供給するためのスイベル23と、掘削された土砂を含む泥水を孔口から排水するためのプリペンダー24とを備える。
図2に示すように、プリペンダー24は孔を削孔する予定位置のセグメントキャップ26に、セグメントキャップ26とプリペンダー24との接続部から泥水が漏水しないように、例えば、バンド27で脱着可能に接続される。そして、プリペンダー24内にロッド22を挿通させ、ロッド22を介してビット21を回転させることにより地盤を削孔する。プリペンダー24は泥水を排水するための排水口25を備えており、削孔により生じた泥水をトンネル9内に流すことなく、沈殿槽7に集水する。泥水は沈殿槽7にて濾過され、濾過された水は給水手段3に供給される。
図1に示すように、給水手段3は、掘削水を掘削手段2に供給するための給水ポンプ31と、この給水ポンプ31から供給される掘削水の流量を測定するための給水流量計32と、掘削水の圧力を測定するための給水圧力計33と、給水ポンプ31から供給される掘削水をスイベル23に送給するための送給管34とを備える。給水ポンプ31は、吐出流量及び吐出圧力の調整が可能なものを用いる。
排水手段4は、プリペンダー24の排水口25に接続され、泥水を所定の箇所まで送給するための排水管41と、排水口25より排出される泥水の圧力を測定するための排水圧力計42と、泥水の流量を測定するための排水流量計43と、泥水の流量を調整するための流量調整バルブ44と、この流量調整バルブ44を迂回して泥水を排水可能にする安全弁45とを備える。排水手段4から排出された泥水は、沈殿槽7に集水される。
制御手段5は、給水ポンプ31の給水量、給水圧、及び流量調整バルブ44の開度を制御する制御盤51と、制御盤51による制御状況を表示するためのモニタ等の表示盤52とを備える。
制御盤51は、給水流量計32及び排水流量計43による測定データを受信し、給水流量計32及び排水流量計43の測定結果に基づいて、排水流量が給水流量に対して所定値よりも超えないように流量調整バルブ44の開度を調整する。また、給水圧力計33及び排水圧力計42による測定データも受信し、給水圧力及び流量調整バルブ44の開閉に伴う排水圧力を監視するとともに、排水圧力の変動に応じて適宜、給水ポンプの吐出量及び吐出圧力を監視する。各計測器による測定データ及び制御盤51の制御状況は常時表示盤52に表示され、目視にて監視することができる。
以下に、図2を参照して、この削孔システム1を用いた地盤8の削孔方法について説明する。
図2に示すように、削孔機10をトンネル9内に設置し、ロッド22の上部付近を削孔機10の回転装置11に接続し、ロッド22の上端をスイベル23を介して送給管34(図1)に接続する。
図3は、掘削方法のフローを示す図である。また、図4は、削孔機10で孔12を削孔している状態を示す図2の拡大図である。
図3のステップS1において、給水ポンプ31の運転を開始する。そして、図4に示すように、給水ポンプ31から供給される掘削水(矢印で示す)をロッド22内に送給し、ビット21の先端より注水しつつ、ビット21を回転させて地盤8を削孔する。
ステップS2において、給水ポンプ31から供給される掘削水の給水圧力を給水圧力計33で測定する。測定された給水圧力値のデータは制御盤51に送信される。なお、削孔開始時の掘削水の給水圧力は、地質調査により取得された地下水位等に基づいて、予め設計により決定されるが、削孔の進行に伴い適宜変更される。
ステップS3において、給水ポンプ31から供給される掘削水の給水流量を給水流量計32で測定する。測定された給水流量値のデータは制御盤51に送信される。なお、掘削水の給水流量は、孔12の径、ロッド22の回転速度、地質等に基づいて、予め設計により決定されるが、削孔の進行に伴い適宜変更される。
地盤8を削孔すると、掘削により生じた土砂を含む泥水が地盤8とロッド22外周との間を通過して孔口より排出され、プリペンダー24の排水口25を介して排出される。
ステップS4において、排水口25から排出される泥水の排水圧力を排水圧力計42で測定する。この測定された排水圧力値は制御盤51に送信される。
ステップS5において、制御盤51が、実測による単位時間あたりの排水圧力値の変化と、予め設計により決定された所定の排水圧力値の変化に関する基準値とを比較する。排水圧力は、流量調整バルブ44に小石等が詰まり排水流量が減少すると短時間で急激に上昇する。かかる状態は、排水流量が減少しているために、さらに、他の小石等が流量調整バルブ44に詰まり易く、このまま放置すると完全に詰まってしまう可能性があり危険である。そこで、予め設計時に、排水管41の径、排水流量、排水圧力等に基づいて、流量調整バルブ44に目詰まりが発生したときの排水圧力値の変化の度合いを推定し、この推定した値を上記の排水圧力値の変化に関する基準値として設定する。
そして、実測による排水圧力値の変化が上記基準値よりも大きい場合は、上述したように流量調整バルブ44の目詰まり等が考えられるので異常状態と判定して、ステップS11において、短時間だけ流量調整バルブ44を全開にして目詰まり等の解消を試みる。流量調整バルブ44を全開にしても排水圧力値が低下しない場合は、ステップS12において警報を鳴らし、排水圧力値の異常を作業員に知らせる。
また、実測による排水圧力値の変化が上記基準値よりも小さい場合は、正常状態と判定して、次の工程のステップS6において、排水口25から排出される泥水の排水流量を排水流量計43で測定する。この測定された排水流量値は制御盤51に送信される。
ステップS7において、排水流量計43で測定した排水流量値と給水流量計32で測定した給水流量値とを比較する。
予め設計にて排水流量を管理するための管理値を設定するとともに、この管理値を中心とする管理範囲の上限値及び下限値を設定する。泥水は、孔底に供給された掘削水と同量だけ排出されることが望ましいので、管理値は給水流量計32にて測定された給水流量値と同じ値にする。
制御盤51は、排水流量値と給水流量値と、排水流量値と上限値と、排水流量値と下限値とをそれぞれ比較し、排水流量値が上限値よりも大きい場合は、供給した掘削水に加えて地盤8内の地下水も排出している可能性が考えられるので、ステップS13において、流量調整バルブ44を絞って排水流量を低下させ、排水流量値が上限値よりも小さく、かつ下限値よりも大きくなるように調整する。
また、排水流量値が下限値よりも小さい場合は、供給した掘削水が地盤8内に逸水している可能性が考えられるので、ステップS14において、流量調整バルブ44を開放して排水流量を増加させ、排水流量値が下限値よりも大きく、かつ、上限値よりも小さくなるように調整する。流量調整バルブ44を開放しても排水流量が増加しない場合は、ステップS15において警報を鳴らし、流量調整の不具合を作業員に知らせる。
そして、排水流量値が上限値よりも小さく、かつ、下限値よりも大きい場合は、地盤8内の地下水を排出することなく、かつ、供給した掘削水が地盤8内に逸水していることもないと考えられるので、良好な削孔状態であるとして、ステップS8において、削孔を継続する。
地盤8を所定の深度まで削孔すると、ステップS9において、給水ポンプ31を停止するとともに、削孔機10を停止する。そして、給水ポンプ31を停止後、ステップS10において、直ちに流量調整バルブ44を閉止し、地盤8内の地下水が排水口25を介して排出されることを防止する。
削孔終了後、削孔を開始してから終了するまでの掘削水の総給水量及び泥水の総排水量を比較する。
総給水量と総排水量とを比較し、総排水量が総給水量よりも多い場合は、地盤8内の地下水を排出している可能性が考えられるので、流量調整バルブ44を全閉にした状態のままで、給水ポンプ31を運転して孔内に不足している量だけ掘削水を供給する。
また、総排水量が総給水量よりも少ない場合は、掘削水が地盤8内へ逸水している可能性が考えられるので、流量調整バルブ44を開放し、余剰に供給した量だけ孔内から排水する。
以上説明したように、本実施形態の地盤8の削孔システム1によれば、地盤8を削孔する掘削手段2と、掘削手段2に掘削水を供給するための給水手段3と、泥水を排水するための排水手段4と、掘削水の給水流量及び泥水の排水流量を制御するための制御手段5とを備えているために、孔内に供給された掘削水の給水量だけ泥水を排出することが可能となる。また、制御盤51にて、排水流量が給水流量を超えないように、給水ポンプ31及び流量調整バルブ44を制御するために、給水量よりも排水量を少なくすることが可能となる。したがって、周辺の地盤8の地下水の貯水量は減少しないので地下水位は低下しない。つまり、地盤8内に孔12を削孔しても周辺の環境に影響を与えることがない。
また、給水手段3は、掘削水の吐出量を調整可能なポンプと、このポンプから送給される掘削水の流量を測定するための給水流量計32とを備えているために、掘削水の給水量を調整することが可能になるとともに、掘削水の給水量を正確に把握することが可能となる。
そして、排水手段4は、泥水の流量を測定するための排水流量計43と、泥水の流量を調整可能な流量調整バルブ44とを備えているために、泥水の排水量を調整することが可能になるとともに、泥水の排水量を正確に把握することが可能となる。さらに、排水手段4は、泥水の圧力を測定するための排水圧力計42を備えているために、流量調整バルブ44の目詰まり等にて排水圧力が短時間で所定の上昇度合いよりも大きく上昇すると、制御盤51が流量調整バルブ44を開放するために、排水手段4系統の破損を防止することが可能となる。また、排水圧力が高くなって、泥水が排水口25から排水されずに地盤8内に逸水することを防止する。
そして、掘削水の給水量及び泥水の排水量を単位時間あたりの流量で管理するために、削孔とともに湧水量が変化しても湧水量に応じて給水量及び排水量をそれぞれ変更することが可能となる。また、削孔終了後、削孔を開始してから終了するまでの掘削水の総給水量及び泥水の総排水量を管理するために、地盤8内の地下水の貯水量を減少させることがない。
本実施形態に係る被圧状態の地盤を削孔するための削孔システムを示す図である。 トンネル内に削孔機を設置した状態を示す図である。 掘削方法のフローを示す図である。 削孔機で孔を削孔している状態を示す図2の拡大図である。
符号の説明
1 削孔システム 2 掘削手段
3 給水手段 4 排水手段
5 制御手段 6 セグメント
7 沈殿槽 8 地盤
9 トンネル 10 削孔機
11 回転装置 12 孔
21 ビット 22 ロッド
23 スイベル 24 プリペンダー
25 排水口 26 セグメントキャップ
27 バンド 31 給水ポンプ
32 給水流量計 33 給水圧力計
34 送給管 41 排水管
42 排水圧力計 43 排水流量計
44 流量調整バルブ 45 安全弁
51 制御盤 52 表示盤

Claims (2)

  1. 被圧状態の地盤に孔を削孔するための削孔方法において、
    前記地盤を削孔するための掘削手段と、前記掘削手段に掘削水を供給するための給水手段と、前記掘削手段から排出され、削孔にて生じた土砂を含む泥水を排水するための排水手段と、前記給水手段が供給する掘削水の流量及び前記排水手段が排水する泥水の流量を制御するための制御手段とを備えた削孔システムを用い、
    前記制御手段にて、前記掘削手段から排出される泥水の流量が前記掘削手段に供給される掘削水の流量を超えないように、前記給水手段及び前記排水手段を制御しつつ地盤を削孔し
    地盤の削孔を終了した後、削孔を開始してから終了するまでの前記給水手段による掘削水の総供給量と前記排水手段による泥水の総排水量とを比較し、前記制御手段にて、前記総排水量が前記総供給量よりも多い場合はその差分量だけ前記給水手段により掘削水を供給し、前記総排水量が前記総供給量よりも少ない場合はその差分量だけ前記排水手段により排水することを特徴とする削孔方法。
  2. 前記制御手段は、前記掘削水の流量及び前記泥水の流量を単位時間あたりの流量で管理することを特徴とする請求項に記載の地盤の削孔方法。
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