JP4861286B2 - データバックアップ方法、復元処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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"差分バックアップと増分バックアップの違い"、[online]、平成17年12月15日、アイティメディア株式会社、[平成19年9月4日検索]、インターネット<http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/305butype/butype.html> "VSS, CVS, RCSによるバージョン管理"、[online]、平成19年8月27日、[平成19年9月4日検索]、インターネット<http://www.anchorsystems.co.jp/anchor/ashp/peggy/cvs/cvs_intro.html>
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
<構成>
図1は、第1実施形態のデータバックアップシステム1の全体構成を例示したブロック図である。また、図2(a)は、図1の情報処理装置10−iの機能構成を例示したブロック図であり、図2(b)は、図1の復元処理装置30の機能構成を例示したブロック図であり、図2(c)は、図1の情報記録媒体20の機能構成を例示したブロック図である。
次に、本形態の処理について説明する。なお、明示しない限り、以下の処理過程において取り扱われる情報は、各処理の前後において各装置が具備する記憶部に格納され、各処理部は、記憶部に格納された情報を読み込んで処理を実行する(各実施形態において同様)。
次に、本形態のデータバックアップ処理について説明する。
図3は、第1実施形態のデータバックアップ処理に関連する機能構成を示したブロック図である。また、図5(a)は、第1実施形態のデータバックアップ処理を説明するためのフローチャートである。以下、これらの図を用いて、本形態のデータバックアップ処理を説明する。
バックアップ情報の格納例1では、情報処理装置10−1は、各複製データを、情報処理装置10−1の記憶部14内の相互に異なる格納領域にそれぞれ格納する。すなわち、情報処理装置10−1は、複製データを上書き保存しない。この場合、情報記録媒体20に格納したデータの全ての複製データが記憶部14に保存される。これにより、あらゆる基準時点におけるデータの復元が可能となる。
バックアップ情報の格納例2では、格納領域情報が示す格納領域が同じデータの複製データを、情報処理装置10−1の記憶部14内の同じ格納領域に格納(上書き)し、格納領域情報が示す格納領域が異なるデータの複製データを、情報処理装置10−1の記憶部14内の異なる格納領域に格納する。これにより、情報処理装置10−1の記憶部14の記憶容量を節約できる。この場合、データの復元が不可能な時点が存在することになるが、少なくとも情報記録媒体20に格納された最新データの復元は可能である。
次に、上記のように複数の情報処理装置10−iの記憶部14に独立に格納されたバックアップ情報から、任意の基準時点において情報記録媒体20に格納されていたデータを復元するデータ復元処理を説明する。
以上のように、本形態では、各情報処理装置10−iが、それぞれ独立に情報記録媒体20にデータを格納する際(ステップS1)、各情報処理装置10−iが、情報記録媒体20に格納されたデータの複製データと、情報記録媒体20内におけるデータの格納領域を示す格納領域情報と、データの情報記録媒体20への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、自らの記憶部14に格納する(ステップS2)。そして、データを復元する際には、復元処理装置30に、複数の情報処理装置10−iの記憶部14にそれぞれ格納された各バックアップ情報が入力され、復元処理装置30の記憶部34に格納され(ステップS3)、復元処理装置30は、各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元のデータの格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、任意の基準時点において情報記録媒体20に格納されていたデータの復元データを構成するための複製データを選択して出力する(ステップS5)。
第1実施形態では、各情報処理装置の時計部から出力された時刻を示す情報を格納時点情報としていた。しかし、各情報処理装置の時計部が全て正確な時刻を出力するとは限らない。例えば、実際には情報処理装置Aが情報記録媒体にデータを書き込んだ時刻のほうが、情報処理装置Bが情報記録媒体にデータを書き込んだ時刻よりも前であるにも拘わらず、情報処理装置Aが情報記録媒体にデータを書き込んだ際にその時計部から出力された時刻が、情報処理装置Bが情報記録媒体にデータを書き込んだ際にその時計部から出力された時刻よりも後になることもありうる。このような状況は、誤ったデータ復元処理を行う原因となる。第2実施形態では、データ復元処理時にバックアップ情報が具備する格納時点情報の補正を行うことにより、このような問題を解決する。なお、以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する事項については説明を省略する。
第2実施形態のデータバックアップシステムと第1実施形態のデータバックアップシステム1との相違点は、データバックアップシステム1の復元処理装置30が復元処理装置130に置換された点のみである。
第1実施形態と同じであるため説明を省略する。
図8は、第2実施形態のデータ復元処理を説明するためのフローチャートである。以下、この図を用いて、本形態のデータ復元処理を説明する。
格納時点情報補正部135は、基準時刻情報(ステップS13)が示す時刻T1と時刻情報(ステップS12)が示す時刻T2(i)との差分ΔT(i)=T1−T2(i)を各情報処理装置10−iに対してそれぞれ計算し、それらに対応する各バックアップ情報の格納時点情報が示す時刻T3(i,k)に、当該差分ΔT(i)=T1−T2(i)をそれぞれ加算し、それによって得られた時刻T3(i,k)+ΔT(i)を示す情報を各バックアップ情報の新たな格納時点情報とする。
格納時点情報補正部135は、時刻情報(ステップS12)が示す時刻T2(i)と基準時刻情報(ステップS13)が示す時刻T1との差分ΔT(i)=T2(i)−T1を各情報処理装置10−iに対してそれぞれ計算し、それらに対応する各バックアップ情報の格納時点情報が示す時刻T3(i,k)から、当該差分ΔT(i)=T2(i)−T1をそれぞれ減じ、それによって得られた時刻T3(i,k)−ΔT(i)を示す情報を各バックアップ情報の新たな格納時点情報とする。
本形態では、復元処理装置130において格納時点情報を補正し、複製データ選択過程を実行することとしたため、各情報処理装置10−iの時計部15が正確な時刻情報を出力できない場合であっても、復元データを構成するための複製データを正確に選択することができる。
第1実施形態では、各情報処理装置の時計部から出力された時刻を示す情報を格納時点情報としていた。しかし、前述したように、各情報処理装置の時計部が全て正確な時刻を出力するとは限らない。このような状況は、誤ったデータ復元処理を行う原因となる。第2実施形態では、データ復元処理において格納時点情報を補正することにより、この問題を解決していた。これに対し、第3実施形態では、本形態のデータバックアップ処理において、データ格納過程を実行するたびに情報記録媒体220に格納されたカウント値を更新し、そのカウント値を格納時点情報して第1実施形態と同様な処理を実行する。これにより、データ復元処理において格納時点情報の補正を行うことなく、復元データを構成するための複製データを正確に選択することができる。
第3実施形態のデータバックアップシステムと第1実施形態のデータバックアップシステム1との相違点は、データバックアップシステム1の情報処理装置10−iが情報処理装置210−iに置換され、情報記録媒体20が情報記録媒体220に置換された点である。
次に、本形態のデータバックアップ処理について説明する。
図10は、第3実施形態のデータバックアップ処理に関連する機能構成を示したブロック図である。また、図11は、第3実施形態のデータバックアップ処理を説明するためのフローチャートである。以下、これらの図を用いて、本形態のデータバックアップ処理を説明する。
本形態のデータ復元処理は、第1実施形態のデータ復元処理と同様である。ただ、第1実施形態のデータ復元処理と第3実施形態のデータ復元処理との違いは、第1実施形態での格納時点情報が時刻情報であったのに対し、第3実施形態での格納時点情報がカウンタ値である点である。また、第2実施形態における「基準時点」(図5(b)等参照)は任意のカウンタ値となる。また、本形態では、カウントアップによってカウント値を更新するため、ステップS5a(図6)の「基準時点以前の格納時点」とは、基準時点のカウンタ値以下のカウンタ値に相当し、「基準時点より前の格納時点」とは、基準時点のカウンタ値未満のカウンタ値に相当する。その他の事項については、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本形態のデータバックアップ処理では、データ格納過程を実行するたびに情報記録媒体220に格納されたカウント値を更新し、そのカウント値を格納時点情報して第1実施形態と同様な処理を実行する。このカウント値は各情報処理装置210−iが共有される値であるため、各情報処理装置210−iが情報記録媒体220にデータを格納した時点の時系列を正確に表現できる。そのため、本形態のデータ復元処理では、復元データを構成するための複製データを正確に選択することができる。
本形態は、第1実施形態の適用例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する事項については説明を省略する。
図12は、第4実施形態のデータバックアップシステム301の全体構成を例示した概念図である。
次に本形態の処理を説明する。
本形態の処理は、(1)情報記録媒体320を共用するn個の情報処理装置310−iを情報記録媒体320に登録する処理(登録処理)、(2)情報処理装置310−iが情報記録媒体320に暗号文を書き込み、当該暗号文のバックアップ情報を各情報処理装置310−iの記憶部313に格納する処理(データバックアップ処理)、(3)情報処理装置310−iが情報記録媒体320から暗号文を読み込んで復号する処理(読み込み処理)、(4)復元処理装置30が各情報処理装置310−iの記憶部313に格納されたバックアップ情報を用いて復元データを構成する複製データを選択する処理(データ復元処理)とに大別される。以下、各処理を説明する。
まず、登録処理を説明する。なお、前提として情報処理装置310−iには、OSやセキュリティプログラムやアプリケーションソフトウェアがインストールされているものとする。また、以下では記載を省略するが、各処理は制御部314i,323の制御のもと実行され、PC310−i内での各演算で得られる各データは逐一一時メモリ314jに書き込まれ、必要に応じて他の演算のために読み出される。また、或る演算部から他の演算部へデータを送るとは、或る演算部で算出された演算結果を一時メモリに格納し、他の演算部が一時メモリから当該演算結果を読み込むことを意味する。
次に、本形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明する。なお、前提として情報処理装置310−iには、OSやセキュリティプログラムやアプリケーションソフトウェアがインストールされているものとする。
本形態のデータ復元処理は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本形態の処理において、異なる情報処理装置間で事前に共通鍵KAを共有するための煩雑な処理は不要である。また、この処理の場合、共通鍵KAのデータ長を暗号学的に安全な長さとしても利用者の利便性は低下しない。そのため、本形態の処理では、煩雑な処理を必要とせず、安全に複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用できる。本形態のデータバックアップ方法は、このように複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用するシステムでのデータバックアップに最適である。
本形態も、第1実施形態の適用例である。以下では、第1,4実施形態との相違点を中心に説明し、第1,4実施形態と共通する事項については説明を省略する。
図16は、第5実施形態のデータバックアップシステム401の全体構成を例示した概念図である。
次に本形態の処理を説明する。なお、以下では記載を省略するが、各装置の処理は制御部314i,323,431dの制御のもと実行され、情報処理装置310−i内での演算過程における各データは逐一一時メモリ314jに読み書きされ、ID−BASE鍵生成装置430における各データは逐一一時メモリ431eに読み書きされる。
まず、鍵配送処理を説明する。
鍵配送処理では、ID−BASE鍵生成装置430が、公知のID-BASE暗号アルゴリズム(例えば、参考文献1参照)に従い、すべての情報処理装置410−iに対して共通のマスター公開鍵MPKと、各情報処理装置410−i固有の秘密鍵SK(i)とを生成し、それらを各情報処理装置410−iに配送する。以下にこの処理の一例を説明する。
まず、ID−BASE鍵生成装置430の乱数生成部431aが楕円曲線E上の点(sx,sy)をランダムに定める。内部書き込み部32aは、当該点(sx,sy)の情報を、マスター秘密鍵MSKとして、ID−BASE鍵生成装置430の記憶部33に安全に格納する。また、ID−BASE鍵生成装置430のパラメータ設定部431bが整数パラメータPを定める。そして、スカラー倍算部431cがマスター秘密鍵MSKを楕円曲線E上でP倍したスカラー倍算値P・MSK(楕円曲線E上の点)を算出する。なお、楕円曲線上でのスカラー倍算には、例えは、二進展開法や窓NAF法等の公知の楕円スカラー倍算方法を用いる。そして、ID−BASE鍵生成装置430の内部書き込み部32aは、MPK=(P, P・MSK)をマスター公開鍵として記憶部33に格納する。
次に、登録処理を説明する。
図19は、本形態の登録処理に関連する各機能ブロックとデータの流れとを示した図であり、図20は、本形態の登録処理を説明するためのシーケンス図である。なお、以下では、情報処理装置410−1が情報処理装置410−1と情報処理装置410−2との登録処理を行う例を示す。また、各処理の前提として情報処理装置410−iには、OSやセキュリティプログラムやアプリケーションソフトウェアがインストールされているものとする。
まず、鍵秘匿化部314cの乱数生成部が前述の楕円曲線E上の点r=(rx,ry)をランダムに定め、鍵秘匿化部314cのスカラー倍算部が楕円曲線E上の点rを楕円曲線E上でID(i)倍したスカラー倍算値ID(i)・r(楕円曲線E上の点)を算出する。さらに、鍵秘匿化部314cのスカラー倍算部は、楕円曲線E上の点rを楕円曲線E上でP(Pはマスター公開鍵MPKの一部)倍したスカラー倍算値P・r(楕円曲線E上の点)を算出する。
次に、本形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明する。なお、前提として情報処理装置410−iには、OSやセキュリティプログラムやアプリケーションソフトウェアがインストールされているものとする。
この例では、まず、共通鍵復元部314dのペアリング演算部が、前述のペアリング関数Pairに、暗号文IBE(MPK, ID(i), KA)=(CE(CK(i),KA), P・r)の一部であるP・rと、秘密鍵SK(1)=ID(1)・MSKとを代入したPair(P・r, ID(1)・MSK)を算出する。ここで、前述したペアリング関数Pairの性質〔Pair(ID(i)・r, P・MSK)= Pair(P・r, ID(i)・MSK)〕より、Pair(P・r, ID(1)・MSK)= Pair(ID(1)・r, P・MSK)= CK(i)を満たす。次に、共通鍵復元部314dの共通鍵復号部が、このPair(P・r, ID(1)・MSK)= CK(i)を用い、暗号文IBE(MPK, ID(i), KA)=(CE(CK(i),KA), P・r) の一部であるCE(CK(i),KA)を復号してKAを抽出する(《ステップS112の処理の一例》の説明終わり)。
本形態のデータ復元処理は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本形態の処理において、異なる情報処理装置間で事前に共通鍵KAを共有するための煩雑な処理は不要である。また、この処理の場合、共通鍵KAのデータ長を暗号学的に安全な長さとしても利用者の利便性は低下しない。そのため、本形態の処理では、煩雑な処理を必要とせず、安全に複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用できる。本形態のデータバックアップ方法は、このように複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用するシステムでのデータバックアップに最適である。
本形態は、第4実施形態の変形例であり、各情報処理装置の秘密鍵を分散して格納しておく点が第4実施形態と相違する。以下では、第1,4実施形態との相違点を中心に説明し、第1,4実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本形態のデータバックアップシステムは、第4実施形態のデータバックアップシステム301(図12)の情報処理装置310−iを情報処理装置510−iに置換し、情報記録媒体320を情報記録媒体520に置換したものである。
次に本形態の処理を説明する。
第4実施形態と同様、本形態の処理も、(1)登録処理、(2)データバックアップ処理、(3)読み込み処理、(4)データ復元処理に大別できる。以下、各処理を説明する。
まず、登録処理を説明する。
図22及び図23は、第6実施形態の登録処理を説明するためのシーケンス図である。なお、以下では、一例として情報処理装置510−1が最初に登録を行い、次に情報処理装置510−2が登録申請を行い、情報処理装置510−1がそれを承認することによって情報処理装置510−2が登録される処理を例示する。
分散情報の例1では、秘密鍵SK(1)=SSK(1,1)(+)SSK(1,2)を満たすSSK(1,1),SSK(1,2)を分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)とする。なお、α(+)βは、αとβとの排他的論理和演算を意味する。また、このような分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)の生成手順としては、例えば、ランダムにSSK(1,1)の値を生成し、SSK(1,2)= SK(1)(+)SSK(1,1)としてSSK(1,2)を求め、SSK(1,1),SSK(1,2)を分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)とするか、ランダムにSSK(1,2)の値を生成し、SSK(1,1)= SK(1)(+)SSK(1,2)としてSSK(1,1)を求め、SSK(1,1),SSK(1,2)を分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)とする手順を例示できる。
分散情報の例2では、SSK(1,1)を共通鍵とし、共通鍵暗号方式(CamelliaやAES等)によって秘密鍵SK(1)を暗号化した暗号文をSSK(1,2)とする(方式1)か、SSK(1,2)を共通鍵とし、共通鍵暗号方式によって秘密鍵SK(1)を暗号化した暗号文をSSK(1,1)とする(方式2)。
分散情報の例3では、公知の秘密分散方法(岡本龍明、山本博資、「現代暗号」、pp.209-219、産業図書、ISBN 4-7828-5353-X等参照)を用いて、秘密鍵SK(1)を秘密分散した値を分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)とする。単純な例としては、秘密鍵SK(1)の上位数ビットを係数aとし、秘密鍵SK(1)の残りの下位ビットを係数bとし、多項式y=a・x+b上の1つの点(x,y)=(x1,y1)を分散情報SSK(1,1)とし、他の点(x,y)=(x2,y2)を分散情報SSK(1,2)とする方法を例示できる。このような分散情報SSK(1,1),SSK(1,2)からの秘密鍵SK(1)の復元は、分散情報SSK(1,1)である点(x1,y1)と分散情報SSK(1,2)である点(x2,y2)とを通る多項式y=a・x+bの係数a,bを求め、それらa,bをビット結合して行うことができる(分散情報の例の説明終わり)。
次に、本形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明する。
図24は、第6実施形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明するためのシーケンス図である。なお、ここでは、情報処理装置510−1が情報記録媒体520に暗号文を書き込み、その暗号文の複製データを情報処理装置510−1の記憶部313に格納し(データバックアップ処理)、情報処理装置510−2が情報記録媒体520から暗号文を読み込んで復号する(読み込み処理)例を示す。
本形態のデータ復元処理は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本形態の処理において、異なる情報処理装置間で事前に共通鍵KAを共有するための煩雑な処理は不要である。また、この処理の場合、共通鍵KAのデータ長を暗号学的に安全な長さとしても利用者の利便性は低下しない。また、本形態の情報処理装置の記憶部には、秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,1)が格納される。また、情報記録媒体には秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,2)が格納される。この場合、情報処理装置PC(i)の記憶部に格納された情報が第三者に盗聴された場合であっても、直ちに秘密鍵SK(i)が第三者に知られることはない。これにより安全性を向上させることができる。以上より、本形態の処理では、煩雑な処理を必要とせず、安全に複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用できる。本形態のデータバックアップ方法は、このように複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用するシステムでのデータバックアップに最適である。
本形態は、第5実施形態の変形例であり、各情報処理装置の秘密鍵を分散して格納しておく点が第5実施形態と相違する。以下では、第1,4〜6実施形態との相違点を中心に説明し、第1,4〜6実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本形態のデータバックアップシステムは、第5実施形態のデータバックアップシステム401(図16)の情報処理装置410−iを情報処理装置610−iに置換し、情報記録媒体420を情報記録媒体620に置換し、ID−BASE鍵生成装置430をID−BASE鍵生成装置630に置換したものである。
次に本形態の処理を説明する。
第5実施形態と同様、形態の処理は、(1)鍵配送過程、(2)登録処理、(3)データバックアップ処理、(4)読み込み処理、(5)データ復元処理に大別できる。以下、各過処理を説明する。
まず、鍵配送過程を説明する。
鍵配送過程では、ID-BASE鍵生成装置630が、第5実施形態と同様に、公知のID-BASE暗号アルゴリズム(例えば、参考文献2参照)に従い、すべての情報処理装置610−iに対して共通のマスター公開鍵MPKと、各情報処理装置610−i固有の秘密鍵SK(i)とを生成し、各秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,1)及びSSK(i,2)を生成する。
次に、登録処理を説明する。
図27は、第7実施形態の登録処理を説明するためのシーケンス図である。なお、以下では、情報処理装置610−1が情報処理装置610−1と情報処理装置610−2との登録処理を行う例を示す。
次に、本形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明する。
図28は、第7実施形態のデータバックアップ処理及び読み込み処理を説明するためのシーケンス図である。なお、ここでは、情報処理装置610−1が情報記録媒体620に暗号文を書き込み(データバックアップ処理)、情報処理装置610−2が情報記録媒体620から暗号文を読み込んで復号する(読み込み処理)例を示す。
本形態のデータ復元処理は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本形態の処理において、異なる情報処理装置間で事前に共通鍵KAを共有するための煩雑な処理は不要である。また、この処理の場合、共通鍵KAのデータ長を暗号学的に安全な長さとしても利用者の利便性は低下しない。また、本形態の情報処理装置の記憶部には、秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,1)が格納される。また、情報記録媒体には秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,2)が格納される。この場合、情報処理装置PC(i)の記憶部に格納された情報が第三者に盗聴された場合であっても、直ちに秘密鍵SK(i)が第三者に知られることはない。これにより安全性を向上させることができる。以上より、本形態の処理では、煩雑な処理を必要とせず、安全に複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用できる。本形態のデータバックアップ方法は、このように複数の情報処理装置が情報記録媒体を共用するシステムでのデータバックアップに最適である。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。例えば、情報記録媒体として、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)、MO(Magneto-Optical disc)等を用いてもよいし、ハードディスク等の非可搬型の記録媒体を用いてもよい。さらには、情報記録媒体として、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータ等の計算装置を具備する装置のメモリを用いてもよい。
Claims (14)
- 複数の情報処理装置によってデータが格納される情報記録媒体のデータバックアップ方法であって、
何れかの上記情報処理装置の外部書き込み部で、上記情報記録媒体にデータを格納するデータ格納ステップと、
上記データ格納ステップを実行した上記情報処理装置の内部書き込み部で、上記情報記録媒体に格納された上記データの複製データと、上記情報記録媒体内における上記データの格納領域を示す格納領域情報と、上記データの上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、当該情報処理装置の記憶部に格納するバックアップ情報格納ステップと、が複数回実行され、
上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行された後、
上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報が復元処理装置の第1入力部に入力され、入力された当該各バックアップ情報が復元処理装置の記憶部に格納されるバックアップ情報収集ステップと、
上記復元処理装置の第2入力部に基準時点を表す基準時点情報が入力される基準時点入力ステップと、
上記復元処理装置の複製データ選択部で、上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元のデータの格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において情報記録媒体に格納されていたデータの復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択ステップと、が実行され、
上記複製データ選択ステップは、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択ステップと、
上記第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択ステップと、
第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択ステップと、を含む
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項1に記載のデータバックアップ方法であって、
上記格納時点情報は、
上記データの上記情報記録媒体への格納時刻を示す情報である、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項2に記載のデータバックアップ方法であって、
上記復元処理装置の入力部に、各バックアップ情報に対応する各情報処理装置の時計部から出力された時刻情報(当該時刻情報は当該時刻情報が上記情報処理装置の時計部から出力された時点の時刻を示す)が入力され、当該時刻情報が上記復元処理装置の記憶部に格納される出力時刻情報収集ステップと、
上記復元処理装置の時計部で、上記時刻情報が上記復元処理装置の入力部に入力された時点における時刻を示す基準時刻情報を、上記復元処理装置の格納時点情報補正部に出力する基準時刻情報出力ステップと、
上記復元処理装置の格納時点情報補正部で、上記基準時刻情報が示す時刻と上記各時刻情報が示す時刻との差分を各情報処理装置に対してそれぞれ計算し、当該差分を用い、それらに対応する情報処理装置から出力された各バックアップ情報の格納時点情報を補正する格納時点情報補正ステップと、をさらに有し、
上記複製データ選択ステップは、
上記格納時点情報補正ステップで補正された格納時点情報を用い、上記複製データの選択を行うステップである、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項1に記載のデータバックアップ方法であって、
上記データ格納ステップが実行されるたびに、当該データ格納ステップを実行した情報処理装置のカウンタ部で、上記情報記録媒体に格納されたカウント値をカウントアップ又はカウントダウンによって更新し、更新したカウント値を上記情報記録媒体に格納するカウンタステップを有し、
上記格納時点情報は、
上記データ格納ステップの実行に伴って更新された上記カウント値、又は、更新前の上記カウント値である、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項1から4の何れかに記載のデータバックアップ方法であって、
少なくとも一部の情報処理装置で、上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行され、
同一の情報処理装置によって複数回繰り返される上記バックアップ情報格納ステップは、
各複製データを、当該同一の情報処理装置の記憶部内の相互に異なる格納領域にそれぞれ格納するステップである、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項1から4の何れかに記載のデータバックアップ方法であって、
少なくとも一部の情報処理装置で、上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行され、
同一の情報処理装置によって複数回繰り返される上記バックアップ情報格納ステップは、
上記格納領域情報が示す格納領域が同じデータの複製データを、上記同一の情報処理装置の記憶部内の同じ格納領域に格納し、上記格納領域情報が示す格納領域が異なるデータの複製データを、上記同一の情報処理装置の記憶部内の異なる格納領域に格納する、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 請求項1から6の何れかに記載のデータバックアップ方法であって、
上記情報記録媒体は、可搬型情報記録媒体である、
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 複数の情報処理装置によってデータが格納される情報記録媒体のデータバックアップ方法であって、
各情報処理装置PC(i)(i=1,...,n、nは2以上の整数)にそれぞれ対応する公開鍵暗号方式の秘密鍵SK(i)が当該秘密鍵SK(i)に対応する情報処理装置PC(i)の記憶部にそれぞれ格納され、各情報処理装置PC(i)にそれぞれ対応する公開鍵暗号方式の公開鍵PK(i)を用いて共通鍵暗号方式の共通鍵KAを暗号化した各暗号文PE(PK(i), KA)が上記情報記録媒体に格納された後、
上記情報記録媒体に暗号文PE(PK(p), KA)が格納され、自らの記憶部に秘密鍵SK(p)が格納された何れかの情報処理装置PC(p)(p∈{1,...,n})の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から暗号文PE(PK(p), KA)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の共通鍵復元部で、記憶部に格納された秘密鍵SK(p)を用いて暗号文PE(PK(p), KA)を復号して共通鍵KAを抽出し、上記情報処理装置PC(p)の暗号化部で、共通鍵KAを用いて平文M(p)を暗号化して得られるデータである暗号文SE(KA, M(p))を生成し、上記情報処理装置PC(p)の外部書き込み部で、当該暗号文SE(KA, M(p))を上記情報記録媒体に格納するデータ格納ステップと、
上記データ格納ステップを実行した上記情報処理装置PC(p)の内部書き込み部で、上記情報記録媒体に格納された上記暗号文SE(KA, M(p))の複製データと、上記情報記録媒体内における上記暗号文SE(KA, M(p))の格納領域を示す格納領域情報と、上記暗号文SE(KA, M(p))の上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、当該情報処理装置PC(p)の記憶部に格納するバックアップ情報格納ステップと、が複数回実行され、
上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行された後、
上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報が復元処理装置の第1入力部に入力され、入力された当該各バックアップ情報が復元処理装置の記憶部に格納されるバックアップ情報収集ステップと、
上記復元処理装置の第2入力部に基準時点を表す基準時点情報が入力される基準時点入力ステップと、
復元処理装置の複製データ選択部で、上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元の暗号文の格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において上記情報記録媒体に格納されていた暗号文の復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択ステップと、が実行され、
上記複製データ選択ステップは、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択ステップと、
上記第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択ステップと、
第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択ステップと、を含む
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 複数の情報処理装置によってデータが格納される情報記録媒体のデータバックアップ方法であって、
各情報処理装置PC(i)(i=1,...,n、nは2以上の整数)に対して共通のマスター秘密鍵をMSKとし、マスター秘密鍵MSKを用いて生成された各情報処理装置PC(i)に対して共通のマスター公開鍵をMPKとし、各情報処理装置PC(i)をそれぞれ識別する識別情報ID(i)とマスター秘密鍵MSKとを用いて生成されたID-BASE暗号方式の秘密鍵をSK(i)とした場合における、秘密鍵SK(i)が、当該秘密鍵SK(i)に対応する情報処理装置PC(i)の記憶部にそれぞれ格納され、マスター公開鍵MPKと識別情報ID(i)とを用い、ID-BASE暗号方式によって共通鍵暗号方式の共通鍵KAを暗号化した各暗号文IBE(MPK, ID(i), KA)が、上記情報記録媒体に格納された後、
上記情報記録媒体に暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)が格納され、自らの記憶部に秘密鍵SK(p)が格納された何れかの情報処理装置PC(p)(p∈{1,...,n})の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の共通鍵復元部で、記憶部に格納された秘密鍵SK(p)を用いて暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)を復号して共通鍵KAを抽出し、上記情報処理装置PC(p)の暗号化部で、共通鍵KAを用いて平文M(p)を暗号化して得られるデータである暗号文SE(KA, M(p))を生成し、上記情報処理装置PC(p)の外部書き込み部で、当該暗号文SE(KA, M(p))を上記情報記録媒体に格納するデータ格納ステップと、
上記データ格納ステップを実行した上記情報処理装置PC(p)の内部書き込み部で、上記情報記録媒体に格納された上記暗号文SE(KA, M(p))の複製データと、上記情報記録媒体内における上記暗号文SE(KA, M(p))の格納領域を示す格納領域情報と、上記暗号文SE(KA, M(p))の上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、当該情報処理装置PC(p)の記憶部に格納するバックアップ情報格納ステップと、が複数回実行され、
上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行された後、
上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報が復元処理装置の第1入力部に入力され、入力された当該各バックアップ情報が復元処理装置の記憶部に格納されるバックアップ情報収集ステップと、
上記復元処理装置の第2入力部に基準時点を表す基準時点情報が入力される基準時点入力ステップと、
復元処理装置の複製データ選択部で、上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元の暗号文の格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において上記情報記録媒体に格納されていた暗号文の復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択ステップと、が実行され、
上記複製データ選択ステップは、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択ステップと、
上記第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択ステップと、
第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択ステップと、を含む
を有することを特徴とするデータバックアップ方法。 - 複数の情報処理装置によってデータが格納される情報記録媒体のデータバックアップ方法であって、
各情報処理装置PC(i)(i=1,...,n、nは2以上の整数)に対応する公開鍵暗号方式の秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,1)が上記情報処理装置PC(i)の記憶部に格納され、当該秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,2) が上記情報記録媒体に格納され、情報処理装置PC(i)に対応する公開鍵暗号方式の公開鍵PK(i)を用いて共通鍵暗号方式の共通鍵KAを暗号化した暗号文PE(PK(i), KA)が上記情報記録媒体に格納された後、
上記情報記録媒体に暗号文PE(PK(p), KA)と分散情報SSK(p,2)とが格納され、自らの記憶部に分散情報SSK(p,1)が格納された何れかの情報処理装置PC(p)(p∈{1,...,n})の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から暗号文PE(PK(p), KA)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の内部読み込み部で、上記情報処理装置PC(p)の記憶部から分散情報SSK(p,1)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から分散情報SSK(p,2)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の秘密鍵復元部で、少なくとも当該分散情報SSK(p,1)と分散情報SSK(p,2)とを用いて上記情報処理装置PC(p)の秘密鍵SK(p)を復元し、上記情報処理装置PC(p)の共通鍵復元部で、当該秘密鍵SK(p)を用いて暗号文PE(PK(p), KA)を復号して共通鍵KAを抽出し、上記情報処理装置PC(p)の暗号化部で、共通鍵KAを用いて平文M(p)を暗号化して得られるデータである暗号文SE(KA, M(p))を生成し、上記情報処理装置PC(p)の外部書き込み部で、当該暗号文SE(KA, M(p))を上記情報記録媒体に格納するデータ格納ステップと、
上記データ格納ステップを実行した上記情報処理装置PC(p)の内部書き込み部で、上記情報記録媒体に格納された上記暗号文SE(KA, M(p))の複製データと、上記情報記録媒体内における上記暗号文SE(KA, M(p))の格納領域を示す格納領域情報と、上記暗号文SE(KA, M(p))の上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、当該情報処理装置PC(p)の記憶部に格納するバックアップ情報格納ステップと、が複数回実行され、
上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行された後、
上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報が復元処理装置の第1入力部に入力され、入力された当該各バックアップ情報が復元処理装置の記憶部に格納されるバックアップ情報収集ステップと、
上記復元処理装置の第2入力部に基準時点を表す基準時点情報が入力される基準時点入力ステップと、
復元処理装置の複製データ選択部で、上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元の暗号文の格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において上記情報記録媒体に格納されていた暗号文の復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択ステップと、が実行され、
上記複製データ選択ステップは、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択ステップと、
上記第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択ステップと、
第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択ステップと、を含む
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 複数の情報処理装置によってデータが格納される情報記録媒体のデータバックアップ方法であって、
各情報処理装置PC(i)(i=1,...,n、nは2以上の整数)に対して共通のマスター秘密鍵をMSKとし、マスター秘密鍵MSKを用いて生成された各情報処理装置PC(i)に対して共通のマスター公開鍵をMPKとし、各情報処理装置PC(i)をそれぞれ識別する識別情報ID(i)とマスター秘密鍵MSKとを用いて生成されたID-BASE暗号方式の秘密鍵をSK(i)とした場合における、秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,1)が上記情報処理装置PC(i)の記憶部にそれぞれ格納され、当該秘密鍵SK(i)の分散情報SSK(i,2)が上記情報記録媒体に格納され、マスター公開鍵MPKと識別情報ID(i)とを用い、ID-BASE暗号方式によって共通鍵暗号方式の共通鍵KAを暗号化した各暗号文IBE(MPK, ID(i), KA)が、上記情報記録媒体に格納された後、
上記情報記録媒体に暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)と分散情報SSK(p,2)とが格納され、自らの記憶部に分散情報SSK(p,1)が格納された何れかの情報処理装置PC(p)(p∈{1,...,n})の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の内部読み込み部で、上記情報処理装置PC(p)の記憶部から分散情報SSK(p,1)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の外部読み込み部で、上記情報記録媒体から分散情報SSK(p,2)を読み込み、上記情報処理装置PC(p)の秘密鍵復元部で、少なくとも当該分散情報SSK(p,1)と分散情報SSK(p,2)とを用いて上記情報処理装置PC(p)の秘密鍵SK(p)を復元し、上記情報処理装置PC(p)の共通鍵復元部で、当該秘密鍵SK(p)を用いて暗号文IBE(MPK, ID(p), KA)を復号して共通鍵KAを抽出し、上記情報処理装置PC(p)の暗号化部で、共通鍵KAを用いて平文M(p)を暗号化して得られるデータである暗号文SE(KA, M(p))を生成し、上記情報処理装置PC(p)の外部書き込み部で、当該暗号文SE(KA, M(p))を上記情報記録媒体に格納するデータ格納ステップと、
上記データ格納ステップを実行した上記情報処理装置PC(p)の内部書き込み部で、上記情報記録媒体に格納された上記暗号文SE(KA, M(p))の複製データと、上記情報記録媒体内における上記暗号文SE(KA, M(p))の格納領域を示す格納領域情報と、上記暗号文SE(KA, M(p))の上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けたバックアップ情報を、当該情報処理装置PC(p)の記憶部に格納するバックアップ情報格納ステップと、が複数回実行され、
上記データ格納ステップと上記バックアップ情報格納ステップとが複数回実行された後、
上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報が復元処理装置の第1入力部に入力され、入力された当該各バックアップ情報が復元処理装置の記憶部に格納されるバックアップ情報収集ステップと、
上記復元処理装置の第2入力部に基準時点を表す基準時点情報が入力される基準時点入力ステップと、
復元処理装置の複製データ選択部で、上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元の暗号文の格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において上記情報記録媒体に格納されていた暗号文の復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択ステップと、が実行され、
上記複製データ選択ステップは、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択ステップと、
上記第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択ステップと、
第1選択ステップで選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択ステップと、を含む
ことを特徴とするデータバックアップ方法。 - 複数の情報処理装置に分散して格納されたバックアップ情報から情報記録媒体に格納されていたデータを復元する復元処理装置であって、
情報記録媒体に格納されたデータの複製データと、上記情報記録媒体内における上記データの格納領域を示す格納領域情報と、上記データの上記情報記録媒体への格納時点を示す格納時点情報と、を相互に対応付けた上記バックアップ情報をそれぞれ格納する上記複数の情報処理装置の記憶部にそれぞれ格納された各バックアップ情報の入力を受け付ける第1入力部と、
上記各バックアップ情報を格納する記憶部と、
基準時点を表す基準時点情報が入力される第2入力部と、
上記第1入力部に入力された各バックアップ情報が具備する格納時点情報と格納領域情報とを用い、各バックアップ情報が具備する複製データの複製元のデータの格納時点と格納領域とを特定し、各バックアップ情報が具備する複製データから、上記第2入力部に入力された上記基準時点情報が表す上記基準時点において上記情報記録媒体に格納されていたデータの復元データを構成するための複製データを選択する複製データ選択部と、を有し、
上記複製データ選択部は、
入力された上記バックアップ情報が具備する複製データから、上記基準時点以前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納するか、又は、上記基準時点より前の格納時点を示す格納時点情報に対応する複製データを選択して記憶部に格納する第1選択部と、
上記第1選択部で選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が上記第1選択ステップで選択された他の複製データと重複しない複製データを選択し、選択された当該他の複製データと重複しない各複製データを、復元データの一部とする第2選択部と、
第1選択部で選択された複製データから、対応する格納領域情報が示す格納領域が互いに重複する複製データの集合を選択し、当該選択した複製データの集合毎に、対応する格納時点情報が示す格納時点が最新の複製データを選択し、当該複製データの集合ごとに選択された各複製データを復元データの一部とする第3選択部と、を含む、
ことを特徴とする復元処理装置。 - 請求項12に記載の復元処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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