JP5667969B2 - 検索処理システムおよび部分一致検索方法 - Google Patents
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Description
そのため、高い安全性を実現しながら、部分一致検索を可能にし、更に暗号化可能なメッセージの効率が高い、暗号技術が必要とされている。
(システム構成)
図1は、本発明の第一の実施の形態である検索処理システムの概略図である。図示するように、検索処理システムは、登録エージェント100と、検索エージェント200と、管理サーバ300とを備え、登録エージェント100と管理サーバ300、検索エージェント200と管理サーバ300は、ネットワーク400を介して相互に情報を送受信できるように設計されている。
図13を用いて本実施例の部分一致検索処理の概要を説明する。
まず、図14の左側に示すように、後述する図8、9及び11の処理では、(a)群Gpによってインデックスを暗号化するための因子が生成され、(b)群Gqによって暗号化インデックスの元となる情報が生成され、(c)トークンの文字列をベクトル化したトークン・ベクトルに直交するベクトルと群Gqによって暗号化トークンの元となる情報が生成され、(d)群Grによってトークンを暗号化するための因子が生成される。
次に、図14の中央に示すように、後述する図9の処理では、上記(a)と(b)で生成されたインデックスに関する因子又は情報、及び上記(d)のトークンに関して生成された撹乱の因子を用いて、平文インデックスを暗号化した暗号化インデックスを生成する。同様に、後述する図11の処理では、上記(c)と(d)で生成されたトークンに関する因子又は情報、及び上記(a)のインデックスに関して生成された撹乱の因子を用いて、平文トークンを暗号化した暗号化トークンを生成する。さらに、上記の暗号化インデックス及び暗号化トークンの生成処理と同様に、インデックス及びトークンについて、後の処理で、それぞれの暗号化を解除するための因子も生成する。
最後に、図14の右側に示すように、後述する図12の処理では、上記の(2)で生成した暗号化インデックス、暗号化トークン、及びそれぞれの暗号化解除用の因子を用いて、暗号化されたインデックスとトークンとの照合が成功したかどうかを判定するための検索結果データを生成する。
Gq(平文情報エンコード群):平文情報が(インデックス・ベクトルとトークン・ベクトルとして)埋め込まれる群
Gr(インデックス・ベクトル撹乱群):群Gqの元に埋め込まれた平文情報(インデックス・ベクトル)を撹乱する為の群
上記のGp及びGrの名称及び役割は、互いに相手の暗号化を撹乱させる機能に基づいているが、図14の説明で述べたように、自身のインデックス又はトークンの暗号化にも関連する。
条件1:e(g、h)が群GN’上の元であること
条件2:次式の数1を満たすこと
(数1)e(ga、hb)=e(g、h)ab
ただし、元g、元hは群GN上の任意の値である。また、a、bは任意の整数であり、gaとは群GN上で元gをa乗し、hbとは群GN上で元hをb乗した値である。また、群GN上の元から、群Gp上、群Gq上、群Gr上の各元への写像(以降、対応写像と呼ぶ)を生成する。例えば、群GN上の元g、hから群Gp上の元e(g、h)を生成する。合成数Nを位数とする群GNの生成手順と、群Gp、群Gq、群Grとの関係の詳細については、例えば非特許文献3に記載されているので、詳細な説明は省く(S803)。
鍵設定部112は、群Gp上の元gpをランダムに作成する。ランダムに元gpを作成するには、鍵設定部112は0以上p未満の乱数(整数)の生成を全体処理部111に依頼し、全体処理部111は乱数生成部116に0以上p未満の乱数を作成させ、作成した乱数を鍵設定部112に入力し、鍵設定部112は入力された乱数を群Gp上の元gpを作成すればよい。同様に、鍵設定部112は、群Gq上の元gqと、群Gr上の元grをランダムに作成する。
(数2)gru1r1+・・・+unrn=gru1r1gru2r2・・・grunrn
インデックス暗号化部113は、要素データ(x1、x2、・・・・、xn)を用い、元gqから、それぞれgqx1、gqx2、・・・、gqxnを作成する(S905)。
IDk(インデックス・ベクトル表現インデックス):
平文情報(インデックス・ベクトル)埋め込み用の暗号化インデックスの一部
IDn+1(トークン・ベクトル撹乱群の削除用インデックス):
「トークン・ベクトル撹乱群の削除用トークン」と連携し、暗号化トークンからトークン・ベクトル撹乱群Gpの元を削除する、暗号化イ ンデックスの一部
IDn+2(インデックス・ベクトル撹乱群の削除用インデックス):
「インデックス・ベクトル撹乱群の削除用トークン」と連携し、暗号化インデックスからインデックス・ベクトル撹乱群Grの元を削除する、暗号化インデックスの一部
(2)トークン関連
TDk(インデックス・ベクトル表現トークン):
平文情報(トークン・ベクトル)埋め込み用の暗号化トークンの一部
TDn+1(トークン・ベクトル撹乱群の削除用トークン):
「トークン・ベクトル撹乱群の削除用インデックス」と連携し、暗号化トークンからトークン・ベクトル撹乱群Gpの元を削除する、暗号 化トークンの一部
TDn+2(インデックス・ベクトル撹乱群の削除用トークン):
「インデックス・ベクトル撹乱群の削除用インデックス」と連携し、暗号化インデックスからインデックス・ベクトル撹乱群Grの元を削 除する、暗号化トークンの一部
(3)検索結果データ関連
Uk(要素間照合データ):
「インデックス・ベクトル表現インデックス」と「インデックス・ベクトル表現トークン」の積。インデックス・ベクトルとトークン・ベ クトルの各要素の照合結果。(x_k z_k)を含む。
「要素間照合データ」から、トークン・ベクトル撹乱群Gpによる、撹乱情報を取り除く。
Un+2(インデックス・ベクトル撹乱群の解除用データ):
「要素間照合データ」から、インデックス・ベクトル撹乱群Grによる、撹乱情報を取り除く。
更に、S905の処理において、暗号化インデックス135に取り込むインデックス・ベクトルの要素データを選択することにより、完全一致検索だけでなく、部分一致検索用の暗号化インデックス135を作成できる。また、暗号化インデックス135は、ID1・・・IDn+2だけで構成する必要はなく、特に部分一致検索用にその構成数を増やしてもよい。
(数3)y1z1+・・・+ynzn=kq(kは任意の整数)
上記の数3は、y1z1+・・・+ynzn≡0(mod q)と等価である。
具体的には、全体処理部211は乱数生成部216に0以上q未満の乱数を作成させ、作成した乱数を、それぞれz1、z2、z(n−1)と設定する。また、数3を満たすznの値は(連立一次方程式を解くことにより)一意に求まるので、その値をznに設定する(S1102)。
一方、平文トークンがワイルドカードを含む“a*b*e”の場合には“*”が入力された2番目と4番目にはワイルドカードが入力されているので、次式の数5に基づいて直交ベクトル(z1、*、z3、*、z5)を求める。
数5は、数3の式において、ワイルドカードに対応する要素データz2、z4をそれぞれ0としたものである。
(数6)grv1p1+・・・+vnpn=grv1p1grv2p2・・・grvnpn
トークン暗号化部213は、直交ベクトルの要素データ(z1、z2、・・・・zn)を用い、元gqから、それぞれgqz1、gqz2、・・・、gqznを作成する(S1106)。
更に、S1105の処理において、暗号化トークン236に取り込むトークン・ベクトルの要素データを選択することにより、完全一致検索だけでなく、部分一致検索用の暗号化トークン236を作成できる。また、暗号化トークン236は、TD1・・・TDn+2だけで構成する必要はなく、特に部分一致検索用にその構成数を増やしてもよい。
(非特許文献2の技術とは異なり、本発明では、検索用のデータが2種類あるため、公開パラメータNが3つの素数の積でも、部分検索が可能である)。
(数7)U1=e(gqx1gpsp1gru1、gqz1gpv1grtr1)
=e(gp、gp)sp1v1e(gq、gq)x1z1e(gr、gr)u1tr1
ここで、数7の関係式の導出について説明する。
e(xm1yn1,xm2yn2)=e(xm1,xm2yn2)e(yn1,xm2yn2)
=e(xm1,xm2)e(xm1,yn2)e(yn1,xm2)e(yn1,yn2)
=e(x,x)m1m2e(x,y)m1n2e(y,x)n1m2e(y,y)n1n2となる。特に、x∈X、y∈Y、かつX≠Yの場合(xとyが異なる群に属する場合)にe(x,y)=e(y,x)=1とすると、e(xm1yn1,xm2yn2)=e(x,x)m1m2e(y,y)n1n2となる。さらに変数が増えた場合、上記の関係を繰り返し適用すると、数7の関係式が得られる。なお、e(xy、z)=e(x、z)e(y、z)の関係において、変数及びe(xy、z)等の対数によって上記の関係を整理すると、上記の関係が2つの変数に対する線形写像(双線形写像)であることが示される。
次に、管理サーバ300は、中間データU1、U2、・・・Un、Un+1、Un+2の積を計算し、これを検索結果データvとする(S1205)。以降、Un+1とUn+2は、それぞれ双線形写像U1、U2、・・・Unにおける群Gpの元と、群Grの元からなる乱数情報の排除に用いられる。暗号化インデックス701と暗号化トークン336に、検索用のデータが2種類(IDn+1、IDn+2、TDn+1、TDn+2)存在するため、これら乱数情報の排除用のデータUn+1、Un+2が作成できる。
(数8)v=U1U2・・・Un+2
=e(gp、gp)sp1v1e(gq、gq)x1z1e(gr、gr)u1tr1
e(gp、gp)sp2v2e(gq、gq)x2z2e(gr、gr)u2tr2
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
e(gp、gp)spnvne(gq、gq)xnzne(gr、gr)untrn
e(gp、gp)−sΣvkpke(gr、gr)−tΣukrk
=e(gp、gp)sΣpkvke(gr、gr)tΣukrk
e(gq、gq)(x1z1+x2z2+・・・+xnzn)
e(gp、gp)−sΣpkvke(gr、gr)−tΣukrk
=e(gq、gq)(x1z1+x2z2+・・・+xnzn)
上記の数8の右辺の第3式は、模式的に、(インデックスの撹乱因子)・(トークンの撹乱因子)・(インデックス・ベクトルとトークン・ベクトルの直交ベクトルとの内積)・(インデックスの撹乱削除因子)・(トークンの撹乱削除因子)のように、複数の因子の積として表され、インデックス及びトークンのそれぞれの撹乱因子とその削除因子とが相殺されて(インデックス・ベクトルとトークン・ベクトルの直交ベクトルとの内積)のみが残り、数8の右辺の第4式が得られる。
が成立すれば、次式の数9より、群GN上の単位元1を得る。
(数9)v=e(gq、gq)0=1
また、x1z1+・・・+xnzn=kq(kは任意の整数)が成立しない時、数9は成立しえない。従って、平文インデックス132と平文トークン233が等しければ、エンコードされたインデックス・ベクトルとトークン・ベクトルは等しく、更にインデックス・ベクトルと直交ベクトルで数9が成立するので、数9の成立、未成立で評価できる。
本発明の第一の実施形態と異なり、第二の実施の形態では、検索処理システムは、登録エージェント100と、管理サーバ300で構成される。登録エージェント100と管理サーバ300は、ネットワーク400を介して相互に情報を送受信できるように設計されている。
400:ネットワーク、500:コンピュータ、101、201、301:入力部、102、202、302:出力部、103、203、303:通信部、110、210、310:制御部、111、211、311:全体処理部、112:鍵設定部、113:インデックス暗号化部、115、215:エンコード部、116、216:乱数生成部、117データ暗号化部、213:トークン暗号化部、218:データ復号部、312:検索部、120、220、320:記憶部、
130、230、330:データ記憶部、131、231:平文データ、132:平文インデックス、134、234:暗号化データ、135:暗号化インデックス、137、237、337:パラメータ、233:平文トークン、236、336:暗号化トークン、331:暗号化データ・テーブル、332:暗号化インデックス・テーブル、150、250:鍵記憶部、151、251:秘密鍵、160、260、360:プログラム記憶部、180、280、380:一時情報記憶部、501:CPU(Central Processing Unit)、502:メモリ、503:外部記憶装置、508:記憶媒体、507:読書装置、506:入力装置、505:出力装置、504:通信装置、509:内部通信線、700:インデックス・テーブル、701:暗号化インデックス、702:アドレス値、710:データ・テーブル、711:アドレス、712:暗号化データ
Claims (14)
- 登録処理プログラムと検索処理プログラムとを記憶部に記憶する管理サーバと、登録依頼プログラムを記憶部に記憶する登録エージェントと、検索依頼プログラムを記憶部に記憶する検索エージェントと、がネットワーク経由で連携する検索処理システムであって、
前記登録エージェントは、3つの素数(p、q、r)を生成し、これらの積から公開パラメータN(=pqr)を構成し、qを位数とする群の元を秘密鍵として記憶する鍵記憶部と、pとqとを位数とする群の元を公開パラメータとして記憶するデータ記憶部と、を備え、
前記登録エージェントは、検索用の平文インデックスを前記秘密鍵と前記公開パラメータとを用いて、確率的な暗号処理により、部分一致検索用の暗号化インデックスへ変換し、この暗号化インデックスを前記管理サーバの前記記憶部へ登録し、
前記検索エージェントは、検索用の平文トークンを前記秘密鍵と前記公開パラメータとを用いて、確率的な暗号処理により、部分一致検索用の暗号化トークンへ変換し、この暗号化トークンを前記管理サーバの前記記憶部へ前記ネットワーク経由で送信し、
前記管理サーバは、受信した暗号化トークンが、前記記憶部に格納された前記暗号化インデックスに該当するかを、前記暗号化トークンと前記暗号化インデックスとを双線形写像することによって得られる検索結果データを用いて判定すること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項1記載の検索処理システムであって、
前記暗号化インデックスは、暗号化された平文インデックスの情報と、2つの乱数情報の排除用のデータと、から構成され、
前記暗号化トークンは、暗号化された平文トークンの情報と、2つの乱数情報の排除用のデータと、から構成され、
前記管理サーバは、前記暗号化インデックスと前記暗号化トークンとがそれぞれ保有する前記乱数情報の排除用のデータを用い、暗号化された平文インデックスの情報と暗号化された平文トークンの情報との照合の有無を示す情報を抽出し、前記暗号化トークンが前記暗号化インデックスに該当するかを判定すること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項2記載の検索処理システムであって、
前記平文インデックスから、前記暗号化インデックスへの変換は、群Gqの元の指数に前記平文インデックスに関する情報を埋め込み、さらに公開パラメータとして前記検索エージェントの前記記憶部に記憶された群Gpの元と群Grの元を、群Gqの元に掛け合わせていること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項3記載の検索処理システムであって、
前記平文トークンから、前記暗号化トークンへの変換は、双線形群Gqの元の指数に前記平文トークンのデータ情報を埋め込み、さらに公開パラメータとして前記検索エージェントの前記記憶部に記憶された双線形群Gpの元と双線形群Grの元を、双線形群Gqの元に掛け合わせていること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項4記載の検索処理システムであって、
前記検索エージェントは、前記平文トークンに対応するトークン・ベクトルに直交する直交ベクトルを作成し、前記平文インデックスに対応するインデックス・ベクトルとの内積を作成すること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項5記載の検索処理システムであって、
前記登録エージェントは、前記平文インデックスを部分一致検索用の前記暗号化インデックスに変換する、インデックス暗号化部を備え、
前記検索エージェントは、ワイルドカードが入力された前記平文トークンを、前記ワイルドカードに対応する部分を間引いた前記暗号化トークンに変換し、
登録サーバは、前記暗号化インデックスを前記管理サーバの前記記憶部に格納し、格納した上記暗号化インデックスを前記暗号化トークンが該当するかを判断すること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項6記載の検索処理システムであって、
前記登録サーバは、暗号化したデータを前記管理サーバの前記記憶部への登録を依頼し、
前記管理サーバは、前記暗号化したデータを前記管理サーバの前記記憶部へ記憶し、
前記暗号化インデックスは、記憶した前記暗号化したデータのアドレス値と関連付けた状態で前記記憶部へ記憶されること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項7記載の検索処理システムであって、
前記管理サーバは、前記暗号化トークンが前記暗号化インデックスに該当するかを判定し、該当すると判定した場合には、前記暗号化インデックスに関連付けられたアドレス値に記憶されている、前記暗号化されたデータを前記記憶部からロードし、前記暗号化されたデータを検索結果の一部とすること、
を特徴とする検索処理システム。 - 請求項8記載の検索処理システムであって、
前記検索エージェントは、前記管理サーバから受信した前記検索結果を復号し、前記暗号化されたデータを抽出すること、
を特徴とする検索処理システム。 - データを登録するための登録エージェントと、前記データを検索するための検索エージェントと、前記データを管理するための管理サーバと、がネットワークを介して接続された検索処理システムにおける部分一致検索方法であって、
前記登録エージェントは、
所望のデータ及び前記データに関するインデックスを前記管理サーバに登録する利用者が入力した公開パラメータである整数Nを素因数分解して3つの素数を取得し、
前記素数を用いて、前記管理サーバに登録するデータ及びインデックスを確率的な暗号処理により暗号化し、
暗号化されたデータ及び部分一致検索用インデックスを前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、
前記暗号化されたデータ及び部分一致検索用インデックスを互いに関連付けて記憶部に格納し、
前記検索エージェントは、
データ検索の利用者が入力した文字列の一部である部分文字列からなる検索用トークンを受け取り、
前記公開パラメータから生成した3つの前記素数を用いて、前記検索用トークンを確率的な暗号処理により暗号化して前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、
前記検索エージェントから受け取った暗号化されたトークンと前記暗号化された部分一致検索用インデックスとの照合を、双線形写像を用いて実行することによって検索を行い、
前記照合が成功すれば、前記暗号化されたインデックスと関連付けられた前記暗号化されたデータを検索し、前記検索された暗号化データを前記検索エージェントに送信し、
前記検索エージェントは、
前記管理サーバから受信した前記暗号化されたデータを、前記公開パラメータから生成した3つの前記素数を用いて、複号化して平文の検索結果を出力して前記データ検索の利用者に提示する、
ことを特徴とする部分一致検索方法。 - 前記検索用トークンの平文にワイルドカードが含まれている場合は、前記ワイルドカードに対応した部分を間引いて、前記暗号化されたトークンを生成することを特徴とする請求項10記載の部分一致検索方法。
- 前記部分一致検索方法において、
前記公開パラメータを素因数分解して第1、第2及び第3の素数を取得し、
前記第1の素数に基づいて生成される第1の群によって、前記インデックスを暗号化するための第1の因子を生成し、
前記第2の素数に基づいて生成される第2の群によって、前記暗号化されたインデックスの元となる第1の情報を生成し、
前記検索用トークンの文字列をベクトル化したトークン・ベクトルに直交するベクトルと前記第2の群によって前記暗号化されたトークンの元となる第2の情報を生成し、
前記第3の素数に基づいて生成される第3の群によって前記トークンを暗号化するための第2の因子を生成する、
ことを特徴とする請求項10記載の部分一致検索方法。 - 前記部分一致検索方法は、さらに、
前記第1の因子、前記第1の情報、及び前記第2の因子に関連して生成された第1の撹乱の因子を用いて、前記インデックスを暗号化した前記暗号化されたインデックスを生成し、
前記第2の情報、前記第2の因子、及び前記第1の因子に関連して生成された第2の撹乱の因子を用いて、前記検索用トークンを暗号化した前記暗号化されたトークンを生成し、
前記インデックス及び前記検索用トークンについて、それぞれの暗号化を解除するための暗号化解除因子を生成する、
ことを特徴とする請求項12記載の部分一致検索方法。 - 前記部分一致検索方法は、さらに、
前記生成した暗号化されたインデックス、暗号化されたトークン、及びそれぞれの前記暗号化解除因子を用いて、前記暗号化されたインデックスと前記暗号化されたトークンとの照合が成功したかどうかを判定するための検索結果データを生成する、
ことを特徴とする請求項13記載の部分一致検索方法。
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