JP4860780B2 - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4860780B2 JP4860780B2 JP2011194492A JP2011194492A JP4860780B2 JP 4860780 B2 JP4860780 B2 JP 4860780B2 JP 2011194492 A JP2011194492 A JP 2011194492A JP 2011194492 A JP2011194492 A JP 2011194492A JP 4860780 B2 JP4860780 B2 JP 4860780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- body frame
- main body
- driven
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
このエレベータは、ガイドレールに沿ってワイヤー等を介して昇降ボックスを昇降させるものが多い。また、下記特許文献1に記載の低層階用のエレベータは、多数のパンタグラフを直列した伸縮腕を有し、その下端が基台にローラを介して取付られると共に、その上端を昇降ボックスの下面にローラを介して取付、その昇降ボックスの外周をエレベータ枠に案内させる。そして水圧または油圧のリフタで伸縮腕を伸縮させるものである。その伸縮に伴い、伸縮腕の幅が拡縮するので、前記ローラを必要とする。
そこで本発明は、構造が簡単で、メンテナンス性がよく、野外にも設置することができる安定性の高い昇降装置を提供することを課題とする。
その平行リンク機構(2)は、本体フレーム(1)と昇降ボックス(5)と第1リンク(3)と第2リンク(4)とで形成され、
その第1リンク(3)と第2リンク(4)と、本体フレーム(1)および昇降ボックス(5)の両側に上下方向に段違いの平行に配置され、
回転駆動軸(6)と従動軸(7)が上下に離間して互いに平行に本体フレーム(1)に軸支され、
第1リンク(3)と第2リンク(4)の各一端の一方が、回転駆動軸(6)に固定されると共に、他方が従動軸(7)に固定され、
本体フレーム(1)の一側または他側で、回転駆動軸(6)に固定された第1補助リンク(8) と連結リンク(9)の一端とが軸支されると共に、従動軸(7)に固定された第2補助リンク(10)と連結リンク(9)の他端とが軸支されて従動機構(11)を構成し、前記回転駆動軸(6)が回転駆動源(13)に接続され、
その回転駆動源(13)を介して、回転駆動軸(6)と従動軸(7)とが同期して回転駆動されるように構成したことを特徴とする昇降装置である。
前記従動機構(11)の第1補助リンク(8)と第2補助リンク(10)が、前記第1リンク(3)および第2リンク(4)に交差して配置され、その従動機構(11)がケーシング(12)で被覆され、
前記平行リンク機構(2)により、前記昇降ボックス(5)が前記本体フレーム(1)の真上またはそれ以上まで回転可能に形成された昇降装置である。
前記回転駆動源(13)が、往復型の流体圧シリンダまたはモータである昇降装置である。
このように構成することにより、昇降ボックス5の両側の上下を安定的に支持して昇降できる。即ち、平行な2軸が同期回転して、昇降ボックス5はその両側を、一対のリンクで昇降するため、片持ち支持とならず、捩れを起こすことなく、昇降できる。また、第1リンク3および第2リンク4は段違いに配置されているため、各リンクの上方または下方の空いた空間を利用して、従動機構11を配置できる。そのため構造の簡単な部品点数の少ない低コストの昇降装置を提供できる。
上記構成において請求項3に記載のように、回転駆動源13として往復型の流体圧シリンダ又はモータを使用した場合には、安定性が高く、故障しにくい装置を提供できる。
(第1実施例)
図1および図2は本発明の昇降装置の第1実施例を示し、低層階または家庭用エレベータ或いは仮設リフト等として野外に設置することも可能なものである。
この装置は、基部に固定されるベース14上に本体フレーム1が立設され、その本体フレーム1に平行リンク機構2を介して、昇降ボックス5が接続されたものである。その昇降ボックス5は人を収納できるものである。
その平行リンク機構2は、本体フレーム1と昇降ボックス5と第1リンク3と第2リンク4とで構成される。その第1リンク3は本体フレーム1の一側に存在し、その他側に第2リンク4が配置され、両第1リンク3,第2リンク4が段違いに平行に配置されている。
回転駆動源13の回転が減速装置を介して回転駆動軸6を回転させ、その回転駆動軸6の回転力が従動機構11を介して従動軸7を回転させる。そして、その従動機構11により、回転駆動軸6と従動軸7とが同期する。
なお、この従動機構11は、第1リンク3と本体フレーム1との間に配置され、そこをケーシング12(図1、図3)で覆うことができる。それにより、この昇降装置を屋外に置いても、可動部分の露出を必要最小限にして、安全性とメンテナンス性を良好とすることができる。
回転駆動源13の回転は、タイミングベルト16、ウォーム減速機17を介して第1駆動軸26、歯車18、歯車19により回転駆動軸6に伝達される。その回転はさらに従動機構11を介し従動軸7に伝わり、回転駆動軸6と従動軸7とが同期する。そのため、第1リンク3が回転駆動されるとき、第2リンク4も駆動され、昇降ボックス5は一対の第1リンク3、第2リンク4によって両持ち支持の状態で昇降される。
次に、図4は昇降装置の駆動源としてシリンダを用いた例である。
この例では第1シリンダ21と、第2シリンダ23とを用いて、回転駆動軸6に固定された駆動リンク25を矢印Aの位置から、矢印Bを通過し、矢印Cまで移動させることができる。一例として、図4(B)のごとく、先ず、第1シリンダ21の第1ピストンロッド22を伸張させることにより、駆動リンク25をB方向に回転させることができる。さらに、第2シリンダ23を伸張することにより、駆動リンク25をC方向に回転させることができる。その回転駆動軸6の回転は、従動機構11を介して前記実施例同様に従動軸7に同期的に伝達される。なお、第1シリンダ21と第2シリンダ23の駆動順序は適宜変更することができる。
なお、ケーシング12を設け、回転駆動源13、制御装置15を含み、本体フレーム1および従動機構11を被蔽することにより、直接、風雨にさらす可動部分を必要最小限にすることができる。これは、従動機構11を第1リンク3の内側に配置するとともに、第1リンク3を第2リンク4よりも下段に位置し、それによって空いた上部空間に従動機構11を配置したことに基づく。
図1〜図3の実施例では、従動機構11を本体フレーム1の第1リンク3側に設けたが、それに代えて、本体フレーム1の第2リンク4側に配置することもできる。その場合、従動機構11は、第2リンク4と本体フレーム1との間に配置される。その場合にも、従動機構11を含み本体フレーム1をケーシング12で被蔽することができる。また、回転駆動軸6と従動軸7の上下の位置は交換できる。さらには、回転駆動機構、その伝達機構は、公知の適宜な各種機構を利用できる。
2 平行リンク機構
3 第1リンク
4 第2リンク
5 昇降ボックス
6 回転駆動軸
7 従動軸
8 第1補助リンク
9 連結リンク
10 第2補助リンク
12 ケーシング
13 回転駆動源
14 ベース
15 制御装置
16 タイミングベルト
17 ウォーム減速機
18 歯車
19 歯車
20 回り止めピン
22 第1ピストンロッド
23 第2シリンダ
24 第2ピストンロッド
25 駆動リンク
26 第1駆動軸
Claims (3)
- 基部に立設固定される本体フレーム(1)と、その本体フレーム(1)に平行リンク機構(2)を介して接続された昇降ボックス(5)とを具備する昇降装置において、
その平行リンク機構(2)は、本体フレーム(1)と昇降ボックス(5)と第1リンク(3)と第2リンク(4)とで形成され、
その第1リンク(3)と第2リンク(4)は、本体フレーム(1)および昇降ボックス(5)の両側に上下方向に段違いの平行に配置され、
回転駆動軸(6)と従動軸(7)が上下に離間して互いに平行に本体フレーム(1)に軸支され、
第1リンク(3)と第2リンク(4)の各一端の一方が、回転駆動軸(6)に固定されると共に、他方が従動軸(7)に固定され、
本体フレーム(1)の一側または他側で、回転駆動軸(6)に固定された第1補助リンク(8) と連結リンク(9)の一端とが軸支されると共に、従動軸(7)に固定された第2補助リンク(10)と連結リンク(9)の他端とが軸支されて従動機構(11)を構成し、前記回転駆動軸(6)が回転駆動源(13)に接続され、
その回転駆動源(13)を介して、回転駆動軸(6)と従動軸(7)とが同期して回転駆動されるように構成したことを特徴とする昇降装置。 - 請求項1に記載の昇降装置において、
前記従動機構(11)の第1補助リンク(8)と第2補助リンク(10)が、前記第1リンク(3)および第2リンク(4)に交差して配置され、その従動機構(11)がケーシング(12)で被覆され、
前記平行リンク機構(2)により、前記昇降ボックス(5)が前記本体フレーム(1)の真上またはそれ以上まで回転可能に形成された昇降装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の昇降装置において、
前記回転駆動源(13)が、往復型の流体圧シリンダまたはモータである昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011194492A JP4860780B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011194492A JP4860780B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011246282A JP2011246282A (ja) | 2011-12-08 |
JP4860780B2 true JP4860780B2 (ja) | 2012-01-25 |
Family
ID=45412040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011194492A Expired - Fee Related JP4860780B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4860780B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109533723A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-03-29 | 上海中荷环保有限公司 | 一种地埋箱及移箱方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08319097A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-12-03 | Nippon Kiyaria Kogyo:Kk | 容器リフター |
JPH0977484A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Nippon Kiyaria Kogyo:Kk | 容器リフター |
JP2001231643A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇降式収納装置 |
-
2011
- 2011-09-07 JP JP2011194492A patent/JP4860780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011246282A (ja) | 2011-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5688493B2 (ja) | 複合昇降ステージ | |
CN108436967B (zh) | 水平多关节型机器人及其倒置设置方法 | |
RU2015103803A (ru) | Подъемное устройство | |
CN106687095A (zh) | 楼梯升降机 | |
JP4860780B2 (ja) | 昇降装置 | |
KR20180002940U (ko) | 무대용 리프트 | |
JP6516640B2 (ja) | 可動式桟橋 | |
KR101075827B1 (ko) | 요동방지 멀티무대장치 | |
JP5468646B2 (ja) | テーブルリフト装置 | |
KR20090060747A (ko) | 천장고정형 디스플레이 마운팅 장치 | |
JP3018710U (ja) | リフト付台車 | |
KR101016263B1 (ko) | 철골 구조의 볼트 체결을 위한 더블시저타입 이동 메니퓰레이터 로봇 | |
KR101312082B1 (ko) | 와이어를 이용한 리프팅 장치 및 그 리프팅 장치를 이용한 침대 | |
JP2019019563A (ja) | 横引きゲート | |
RU118264U1 (ru) | Транспортное средство со съемным кузовом | |
JP2011140356A (ja) | エレベータのそらせシーブおよびエレベータ | |
JP3865531B2 (ja) | 駐車設備の昇降装置 | |
KR101407984B1 (ko) | 리프터 | |
PT2096076E (pt) | Dispositivo de enrolamento para pelo menos um cabo de elevação | |
JP3164195U (ja) | 昇降装置 | |
CN218491327U (zh) | 用于电梯井道的攀爬作业系统 | |
KR101345272B1 (ko) | 와이어를 이용한 리프팅 장치 | |
KR102722164B1 (ko) | 레일에 의하여 승하강 가능한 전동 침대 | |
JPH0742351Y2 (ja) | ベッド等における昇降機構 | |
JP2016079762A (ja) | アースオーガー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110916 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110916 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110916 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20111012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111101 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |