JP4860558B2 - 符号化装置及び符号化方法 - Google Patents
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Description
本実施の形態にかかる符号化装置1の構成について説明する。符号化装置1は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、HDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置等の外部記憶装置と、通信I/Fと、ユーザからの操作が入力される操作装置と、情報を表示する表示装置と、これらを接続するバスを備えており(いずれも図示せず)、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。外部記憶装置には、各種プログラムや各種データが記憶される。また、外部記憶装置には、例えば、スキャナにより読み取られた文書の画像を構造化文書のファイルフォーマット(例えば、JPMとする)で符号化した符号データ(JPMファイル)が記憶される。構造化文書とは、文字からなる文字部分や絵柄からなる絵柄部分などの構成要素が混在する一般的なオフィス文書(絵柄混在文書という)において、これらの構成要素をオブジェクトとして捉え、前景、背景及び前景と背景とを切り替えるためのマスクを有する複数のレイアウトオブジェクトから構成されるものである。ここで、前景と背景とは高精細カラー画像となるため、タイル分割またはプレシンクト分割を行うようにJPEG2000符号化方式により符号化されており、それぞれ4分割されている。一方、マスクは、MH/MR/MMRのような分割構造を持たない2値画像符号化方式により符号化されている。以降、このようなマスクを2値マスクという。ROMには、各種プログラムや各種データが記憶される。CPUは、ROMや外部記憶装置に記憶されている各種プログラムをRAMにロードしてこれを実行することにより、装置全体を制御し、各種機能を実現させる。特に、本実施の形態においては、CPUは、絵柄混在文書を符号化して構造化文書を生成する機能を実現させる。
次に、符号化装置1の動作について説明する。図3は、符号化装置1が絵柄混在文書を符号化して構造化文書を生成する処理の手順を示すフローチャートである。ユーザが操作装置を介して処理対象の絵柄混在文書の符号化要求を入力すると、符号化装置1は、当該符号化要求の入力を受け付ける(ステップS1)。尚、ここで入力される符号化要求には、例えば、処理対象の絵柄混在文書のファイル名(入力ファイル名)と、処理後の構造化文書のファイル名(出力ファイル名)と、圧縮率(例えば、1/500)とが含まれる。そして、符号化装置1の入力ファイルパーサ手段11は、符号化要求に含まれる入力ファイル名を有する絵柄混在文書を外部記憶装置から読み出す(ステップS2)。入力ファイルパーサ手段11は、読み出した絵柄混在文書が非圧縮か否かを判別し(ステップS3)、当該判別結果が肯定的である場合、入力ファイルパーサ手段11は、読み出した絵柄混在文書をページ毎に分解して、符号化手段12に引き渡す。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述の実施の形態の符号化装置1で実行される各種プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、当該プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由で符号化装置1にダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
上述の実施の形態においては、符号化手段12は、マスクとして全面白色の画像を割り当て、前景として全面白色の画像を割り当てたが、当該画像を符号化した符号化画像を構成する画素の値又は当該符号化画像を伸張したときの伸張画像を構成する画素の値が、全て「0」となるように、符号化すれば良い。
上述した実施の形態においては、符号化手段12は、絵柄混在文書について、1ページの画像全体を構造化文書の背景に割り当てるように構成したが、これを前景に割り当てるようにしても良い。図4は、本変形例にかかる符号化装置1が絵柄混在文書を符号化して構造化文書を生成する機能を概念的に示した図である。この場合、マスクG4には、全面黒色の画像を割り当てる。背景G3には、任意の画像を割り当て可能であるが、ここでは、一例として、全面白色の画像を割り当てる。このような構成によれば、図3のステップS5で組立手段13が背景の画像にマスクの画像を重ね合わせたとき、マスクの全画素を前景の対応する画素に置き換えることになる。この結果、表れる画像は、前景の画像となり、絵柄混在文書の1ページの画像全体と同じとなる。従って、以上のような構成によっても、絵柄混在文書から構造化文書を生成する場合に、絵柄混在文書を画像成分分析して背景、前景及びマスクに分離する必要がなく、多くの処理時間を掛けずに高品質な画像を提供することができる。
上述の実施形態において、符号化手段12が構造化文書の各オブジェクト(前景、背景、マスク)を符号化するタイミングは、これらを組み立てる時であっても良いし、これらを組み立てる前であっても良い。これらを組み立てる前に符号化する場合とは、例えば、画像を予め符号化した符号データ(コードストリーム)を予め用意しておく場合である。図5は、符号化装置1が、絵柄混在文書の符号化の際に、前景の画像及びマスクの画像が予め符号化されたコードストリームを用いて構造化文書を生成する機能を概念的に示した図である。同図に示される符号化済前景コードストリームM1は、前景を多値符号化方式により予め符号化したコードストリームであり、例えば外部記憶装置に記憶される。尚、符号化前の前景の画像は、上述の実施の形態と同様に、一例として全面白色の画像又は任意の画像である。また、符号化済マスクコードストリームM2は、マスクを2値画像符号化方式により予め符号化したコードストリームであり、例えば外部記憶装置に記憶される。尚、符号化前のマスクは上述の実施の形態と同様に、全面白色の画像である。組立手段13は、符号化手段12が符号化した背景のコードストリームと、外部記憶装置に予め記憶された符号化済前景コードストリーム及び符号化済マスクコードストリームを用いて組立を行い構造化文書を生成する。
上述の実施の形態においては、符号化装置1が符号化する対象の画像として絵柄混在文書を取り扱ったが、これに限らず、絵柄や写真のみの多値画像や文字のみの2値画像を符号化の対象としても良い。
11 入力ファイルパーサ手段
12 符号化手段
13 組立手段
Claims (10)
- 入力画像を符号化して、前景、背景及びマスクから構成される構造化文書を生成する符号化装置であって、
前記前景として第1多値画像を割り当て、前記背景として第2多値画像を割り当て、前記マスクとして2値画像を割り当て、前記前景、前記背景及び前記マスクを各々符号化する符号化手段と、
前記符号化手段が符号化した前記前景、前記背景及び前記マスクを所定のファイルフォーマットに従って組み立てて構造化文書を生成する組立手段とを備え、
前記符号化手段は、
前記第1多値画像として任意の画像を多値符号化方式により符号化する第1符号化手段と、
前記第2多値画像として前記入力画像を多値符号化方式により符号化する第2符号化手段と、
前記2値画像として白色を表す画像を2値画像符号化方式により符号化する第3符号化手段とを有する
ことを特徴とする符号化装置。 - 前記第1符号化手段は、前記第1多値画像として白色を表す画像を多値符号化方式により符号化する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 入力画像を符号化して、前景、背景及びマスクから構成される構造化文書を生成する符号化装置であって、
前記前景として第1多値画像を割り当て、前記背景として第2多値画像を割り当て、前記マスクとして2値画像を割り当て、前記前景、前記背景及び前記マスクを各々符号化する符号化手段と、
前記符号化手段が符号化した前記前景、前記背景及び前記マスクを所定のファイルフォーマットにより組み立てて構造化文書を生成する組立手段とを備え、
前記符号化手段は、
前記第1多値画像として前記入力画像を多値符号化方式により符号化する第1符号化手段と、
前記第2多値画像として任意の画像を多値符号化方式により符号化する第2符号化手段と、
前記2値画像として黒色を表す画像を2値画像符号化方式により符号化する第3符号化手段とを有する
ことを特徴とする符号化装置。 - 入力画像を符号化して、前景、背景及びマスクから構成される構造化文書を生成する符号化装置であって、
前記背景として前記入力画像を多値画像符号化方式により符号化する符号化手段と、
前記符号化手段が符号化した前記背景と、任意の画像が多値符号化方式により予め符号化されて第1記憶手段に記憶された符号化済前景と、白色を表す画像が2値符号化方式により予め符号化されて第2記憶手段に記憶された符号化済マスクとを所定のファイルフォーマットにより組み立てて構造化文書を生成する組立手段とを備える
ことを特徴とする符号化装置。 - 前記第1符号化手段は、前記第1多値画像を構成する画素の値が全て0となるよう、又は当該第1多値画像を伸張したときの伸張画像を構成する画素の値が全て0となるよう、当該第1多値画像を多値符号化方式により符号化する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の符号化装置。 - 前記第3符号化手段は、前記2値画像を構成する画素の値が全て0となるよう、又は当該2値画像を伸張したときの伸張画像を構成する画素の値が全て0となるよう、当該2値画像を2値符号化方式により符号化する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 前記第3符号化手段は、前記2値画像を構成する画素の値が全て1となるよう、又は当該2値画像を伸張したときの伸張画像を構成する画素の値が全て1となるよう、当該2値画像を2値符号化方式により符号化する
ことを特徴とする請求項3に記載の符号化装置。 - 前記画像は、IS15444シリーズで規定されるJPEG2000ファミリーファイル、国際標準IS15444−1 JPEG2000 IMAGE CODING SYSTEM:Core Coding Systemで示すJPEG2000コードストリーム、国際標準IS15444−1 JPEG2000 IMAGE CODING SYSTEM:Core Coding Systemで示すJPEG2000ファイル、国際標準IS15444−2 JPEG2000 IMAGE CODING SYSTEM:EXTENTIONSで示すJPEG2000ファイル、国際標準IS15444−3 MOTION JPEG2000で示すJPEG2000パート3ファイルで示すモーションJPEG2000ファイル及び国際標準IS15444−6 INFORMATIONTECHNOLOGY−JPEG2000 IMAGE Coding System:Part6:Compound Image Fileで示すJPMファイルのうち少なくとも1つのファイル形式で表される画像である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の符号化装置。 - 前記構造化文書は、国際標準IS15444−6 INFORMATIONTECHNOLOGY−JPEG2000 IMAGE Coding System:Part6:Compound Image File Formatで示すJPEG2000パート6ファイル、PDF:Portable Document Formatで示すPDFファイル、PostScriptファイル及びDjvuファイルのうち少なくとも1つのファイル形式により表される画像である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の符号化装置。 - 入力画像を符号化して、前景、背景及びマスクから構成される構造化文書を生成する符号化方法であって、
前記前景として第1多値画像を割り当て、前記背景として第2多値画像を割り当て、前記マスクとして2値画像を割り当て、前記前景、前記背景及び前記マスクを各々符号化する符号化ステップと、
前記符号化手段が符号化した前記前景、前記背景及び前記マスクを所定のファイルフォーマットに従って組み立てて構造化文書を生成する組立ステップとを含み、
前記符号化ステップは、
前記第1多値画像として任意の画像を多値符号化方式により符号化する第1符号化ステップと、
前記第2多値画像として前記入力画像を多値符号化方式により符号化する第2符号化ステップと、
前記2値画像として白色を表す画像を2値画像符号化方式により符号化する第3符号化ステップとを含む
ことを特徴とする符号化方法。
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