JP4860502B2 - 顔判別装置および方法並びにプログラム - Google Patents

顔判別装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影しようとしている被写体に人物の顔が含まれるか否かを判別する顔判別装置および方法並びに顔判別方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
個人の認証等のために撮影した被写体が人物であるか否かを判定するための各種手法が提案されている。例えば、特許文献1には、カラーセンサおよび放射温度計を用いて撮影した被写体に含まれる物体の色、距離、大きさおよび温度を検出し、その検出結果に基づいて被写体に人物が含まれるか否かを判別する手法が提案されている。また、特許文献2には、撮影しようとしている物体の左右の双方から光を照射することにより撮影を行って2つの画像を取得し、写真やモニタに映し出された人物の顔か生体である人物の顔かを2つの画像の陰影により判別する手法が提案されている。また、特許文献3には、被写体の3次元データを取得してそのデータに基づいて人物であるか否かを判定する手法が提案されている。さらに、特許文献4には、被写体にパターン光を照射し、その反射光から凹凸を検出して写真やモニタに映し出された人物の顔か、生体である人物の顔かを判別する手法が提案されている。
特開平8−161500号公報 特開2003−212491号公報 特開平11−242745号公報 WO2004/072899号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手法は、カラーセンサや放射温度計等が必要であるため、装置の構成が大がかりなものとなる。また特許文献2〜4に記載された手法では、顔の写真と生体である人物の顔とを判別できるが、マネキン等の人形の顔と生体である人物の顔とを判別することができない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、簡易に精度よく顔を判別できるようにすることを目的とする。
本発明による顔判別装置は、人体が吸収する波長域の第1の光を含む複数の波長域の光を被写体に向けて発光する発光手段であって、前記複数の波長域のうち少なくとも1つの波長域の光を変調させて発光する発光手段と、
前記被写体による前記光の反射光をそれぞれ受光して前記第1の光による第1の受光信号および該第1の光以外の他の光による少なくとも1つの第2の受光信号を取得する受光手段と、
前記第1の受光信号および前記第2の受光信号から前記被写体の輝度を表す第1の輝度画像および第2の輝度画像をそれぞれ生成する輝度画像生成手段と、
前記第1の受光信号および第2の受光信号のうち、変調された光を受光することにより取得した受光信号に基づいて、前記発光手段から前記被写体までの距離を算出する距離算出手段と、
前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像の少なくとも一方から人物の顔の候補である顔候補を検出する顔検出手段と、
前記顔候補が検出された場合、前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像における該顔候補に対応する顔候補領域の輝度の比率と、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係の少なくとも一方の関係とに基づいて、前記顔候補が顔であるか否かを判別する判別手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による顔判別装置においては、前記発光手段を、前記第1の光および前記第2の光の少なくとも1つを同一の周波数にて変調する手段としてもよい。
また、本発明による顔判別装置においては、前記発光手段を、前記第1の光および前記第2の光の少なくとも1つを異なる周波数にて変調する手段としてもよい。
また、本発明による顔判別装置においては、前記判別手段を、前記距離に応じて、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれを使用するかを決定する手段としてもよい。
本発明による顔判別方法は、人体が吸収する波長域の第1の光を含む複数の波長域の光を被写体に向けて発光する発光手段であって、前記複数の波長域のうち少なくとも1つの波長域の光を変調させて発光する発光手段により前記光を発光し、
前記被写体による前記光の反射光をそれぞれ受光して前記第1の光による第1の受光信号および前記第1の光以外の他の光による少なくとも1つの第2の受光信号を取得し、
前記第1の受光信号および前記第2の受光信号から前記被写体の輝度を表す第1の輝度画像および第2の輝度画像をそれぞれ生成し、
前記第1の受光信号および第2の受光信号のうち、変調された光を受光することにより取得した受光信号に基づいて、前記発光手段から前記被写体までの距離を算出し、
前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像の少なくとも一方から人物の顔の候補である顔候補を検出し、
該顔候補に対応する顔候補領域の輝度の比率と、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係の少なくとも一方の関係とに基づいて、前記顔候補が顔であるか否かを判別することを特徴とするものである。
なお、本発明による顔判別方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、人体が吸収する波長域の第1の光の被写体による反射光を受光することにより取得された第1の受光信号から第1の輝度画像が生成され、第1の光の波長域以外の波長域の他の光の被写体による反射光を受光することにより取得された第2の受光信号から第2の輝度画像が生成される。また、複数の光のうち変調された光の被写体による反射光から被写体までの距離が算出される。また、第1および第2の輝度画像の少なくとも一方から顔候補が検出される。
ここで、被写体が人体でない場合、第1および第2の輝度画像におけるその被写体の領域の輝度の比率は一定のものとなるが、被写体が人体であると第1の光は人体に吸収されるため、その反射光の光量は小さくなり、その結果、第1および第2の輝度画像の比率が変化する。
また、顔の大きさは人によってそれほど大きく変化するものではなく、撮影時の距離に略比例して大きさが変化する。
さらに、顔には、鼻、目、口および頬等が存在することから凹凸が存在し、その凹凸の程度も人によってそれほど大きく変化するものではない。
このため、第1および第2の輝度画像における顔候補領域の輝度の比率と、距離および顔候補領域の大きさの関係、並びに顔候補領域における被写体の距離の関係の少なくとも一方とに基づいて、顔候補が顔であるか否かを判別することにより、大がかりな装置を設けることなく、マネキン等の人形の顔と、生体である人物の顔とを精度よく判別することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように第1の実施形態による顔判別装置1は、被写体に向けて光を発光する、LED等からなる第1の発光素子2Aと第2の発光素子2Bとを備える。第1の発光素子2Aは所定周波数により変調された、波長が950nmの変調光L1を発光する。なお、波長が950nmの光は人体に吸収される波長域の光である。一方、発光素子2Bは、950nm以外の波長域(例えば450nm)の定常光L2を発光する。なお、第1および第2の発光素子2A,2Bはドライバ3により駆動される。
また、顔判別装置1は、被写体により反射された変調光L1および定常光L2を受光する受光部4を備える。受光部4は、レンズ5、プリズム6、バンドパスフィルタ7A,7Bおよび受光素子8A,8Bを備える。
レンズ5は、変調光L1および定常光L2の反射光L3を集光する。
プリズム6は、集光された反射光L3を、変調光L1の反射光L4と定常光L2の反射光L5とに分離する。なお、プリズム6は反射光L4を透過し、反射光L5をその光路を90度変更するよう反射するものである。
バンドパスフィルタ7Aは、反射光L4における950nmの波長域の光のみを透過させる特性を有する。一方、バンドパスフィルタ7Bは、反射光L5における450nmの波長域の光のみを透過させる特性を有する。
受光素子8A,8BはCCD等からなり、バンドパスフィルタ7A,7Bを透過した反射光L4,L5をそれぞれ受光し、所定時間間隔(例えば30fps)にて受光した光量に応じた受光信号を出力する。なお、受光素子8A,8Bは、不図示のドライバにより受光信号の出力のタイミング等が制御される。
また、顔判別装置1は、受光素子8A,8Bが出力した受光信号を処理するアナログ信号処理部10、およびA/D変換部11を備える。
アナログ信号処理部10は、受光信号に対してノイズを除去する相関二重サンプリング(CDS)処理およびゲインを調整する処理を施す。
A/D変換部11は、アナログ信号処理部10によりアナログ処理が施された受光信号をデジタルの受光信号SA,SBに変換する。
また、顔判別処理部1は、距離算出部12、輝度画像生成部13、顔検出部14、輝度比較部15、顔大きさ算出部16、および人物判別部17とを有する。
距離算出部12は、反射光L4の受光信号SAを用いて、顔判別装置1から被写体までの距離を算出する。具体的には、例えば特許第3758618号公報および特開2004−294420号公報に記載されたように、変調光L1の反射光L4を受光することにより得られる受光信号SAから、発光した変調光L1に対する反射光L4の位相差を検出し、検出した位相差を用いて変調光L1が発光されてからその反射光L4が検出されるまでの時間を算出し、算出した時間と光速とから被写体までの距離D0を算出する。
輝度画像生成部13は、受光信号SA,SBから輝度画像を生成する。具体的には受光信号SAは変調された反射光L4に基づくものであるため、受光信号SAの各画素毎に変調の1周期に対応するフレーム数による画素値の平均値を算出し、これを輝度画像Y1として生成する。一方、受光信号SBは定常光の反射光L5に基づくものであるため、ある1フレームの受光信号SBの各画素の画素値をそのまま輝度画像Y2として生成する。
顔検出部14は、輝度画像Y1,Y2のいずれかまたは双方から顔の候補である顔候補領域を検出する。具体的には顔に含まれる顔の特徴を有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を矩形の顔候補領域として検出するが、これに限定されるものではない。なお、本実施形態においては輝度画像Y1から顔候補領域を検出するものとする。
輝度比較部15は、輝度画像Y1,Y2の顔検出部14が検出した顔候補領域内における輝度の平均値Ym1,Ym2を算出し、この平均値Ym1,Ym2の比を輝度の比Ym1/Ym2として算出する。
顔大きさ算出部16は、顔検出部14が検出した顔候補領域の大きさを算出する。具体的には、顔候補領域内の総画素数を顔の大きさとして算出する。
人物判別部17は、輝度の比Ym1/Ym2と、距離D0および顔の大きさの関係とに基づいて後述するように顔候補が人物の顔であるか否かを判別する。
また、顔判別装置1は、装置1の全体の動作を制御する全体制御部18、および装置1の動作に必要なプログラムおよび各種定数を記憶するとともに、処理時の作業領域となるメモリ19を有する。また、各種表示を行うための液晶等のモニタ20および装置1に各種入力を行うためのキーボード等からなる入力部21を備える。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図2は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。顔判別の指示が入力部21からなされることにより全体制御部18が処理を開始し、ドライバ3が発光素子2A,2Bを駆動して変調光L1および定常光L2を発光する(ステップST1)。発光された変調光L1および定常光L2は被写体により反射されて、レンズ5により集光され、プリズム6により反射光L4,L5に分離される。そして、受光素子8A,8Bが反射光L4,L5をそれぞれ受光してアナログの受光信号を出力する(ステップST2)。
そして、アナログ信号処理部10およびA/D変換部11が、アナログの受光信号に対してアナログ処理およびA/D変換処理を施してデジタルの受光信号SA,SBを取得する(ステップST3)。次いで、距離算出部12が変調光L1の反射光L4から得られた受光信号SAに基づいて距離D0を算出し(ステップST4)、輝度画像生成部13が受光信号SA,SBから輝度画像Y1,Y2を生成する(ステップST5)。さらに、顔検出部14が輝度画像Y1から顔候補領域を検出する(ステップST6)。
次いで、顔大きさ検出部16が顔候補領域内の総画素数を顔の大きさとして算出する(ステップST7)。なお、距離D0の算出、輝度画像Y1,Y2の算出および顔の検出は並列に行ってもよい。
次いで、人物判別部17が、検出された顔の大きさが距離D0と照らし合わせて人物の顔として適切であるか否かを判定する(ステップST8)。ここで、顔の大きさは人によってそれほど大きく変動するものではなく、図3に示すように距離D0が大きくなると略一定の割合で小さくなる。このため、顔の大きさは距離D0が変動しても人によらず略一定となる。本実施形態による顔判別装置1はメモリ19に距離D0とそれに応じた適切な顔の大きさとの関係をテーブルLUT1として記憶しており、人物判別部17はテーブルLUT1を参照して、検出された顔の大きさが人物の顔として適切であるか否かを判定する。そしてステップST8が否定されると、顔候補領域は顔でないと判別し(ステップST9)、処理を終了する。
ステップST8が肯定されると、輝度比較部15が、輝度画像Y1,Y2における顔検出部14が検出した顔候補領域内の輝度の平均値Ym1,Ym2を算出して輝度の比Ym1/Ym2を算出する(ステップST10)。
図4は各種波長の光と反射率との関係を示す図である。図4に示すように人体に照射された光の反射率R1と、例えば顔が印刷されているポスター等に照射された光の反射率R2との関係を見ると、950nm付近の波長域の光は人体に吸収されるため、反射率R1は950nm付近において大きく低下するが、それ以外の波長域においては反射率R1,R2は略同一となる。
ここで、発光素子2Aが発光する変調光L1は950nmの波長域の光であり、人体に吸収される。このため、輝度の平均値Ym1は平均値Ym2と比較して小さくなる。したがって、人物判別部17は輝度の比Ym1/Ym2が所定のしきい値Th1以下であるか否かを判定し(ステップST11)、ステップST11が肯定されると顔候補領域は顔であると判別し(ステップST12)、処理を終了する。一方、ステップST11が否定されるとステップST9に進み、顔候補領域は顔でないと判別し、処理を終了する。
なお、顔の判別結果は、例えば本実施形態による顔判別装置1がカメラに搭載されていた場合には、判別された顔に対する焦点合わせや、判別された顔以外の被写体をぼかす等の処理に用いられる。また、顔でないと判別された場合には、カメラにおいてコントラストを落とす等の処理を行うことも可能である。
このように第1の実施形態においては、顔候補領域の輝度の比率Ym1/Ym2と、距離D0および顔候補領域の大きさの関係とに基づいて、顔候補が顔であるか否かを判別するようにしたため、大がかりな装置を設けることなく、マネキン等の人形の顔と、生体である人物の顔とを精度よく判別することができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は本発明の第2の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。図5に示すように第2の実施形態による顔判別装置1Aは、顔大きさ算出部16に代えて凹凸算出部22を備えた点が第1の実施形態と異なる。
凹凸算出部22は、顔検出部14が検出した顔候補領域内における距離算出部12が算出した距離D0を顔候補領域の凹凸として算出する。ここで、顔には目、鼻、口および頬等の顔の構成部品が含まれており、その凹凸の状態は鼻が最も突出し、次いで頬が突出している。また、口の部分は口の形状をなしており、目の部分は他の部分よりも凹んでいる。さらにこのような凹凸の状態は人によってそれほど大きく変化しない。したがって、第2の実施形態においては、メモリ19に標準的な顔の凹凸の状態を記憶しておき、人物判別部17が記憶された顔の凹凸の状態を参照して、凹凸算出部22が算出した顔候補領域の凹凸が人物の顔として適切か否かを判別するようにしたものである。なお、判別の際には、検出された顔候補領域のサイズを標準的な顔のサイズと同一となるように正規化することが好ましい。
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図6は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、第2の実施形態においては第1の実施形態とはステップST6まで行われる処理が同一であるため、ここではステップST6以降の処理について説明する。第1の実施形態のステップST6に続いて、凹凸算出部22が、顔候補領域内の凹凸を算出する(ステップST21)。
次いで、人物判別部17が、算出された凹凸が人物の顔として適切であるか否かを判定する(ステップST22)。そしてステップST22が否定されると、顔候補領域は顔でないと判別し(ステップST23)、処理を終了する。
ステップST22が肯定されると、輝度比較部15が、輝度画像Y1,Y2における顔検出部14が検出した顔候補領域内の輝度の平均値Ym1,Ym2を算出して輝度の比Ym1/Ym2を算出する(ステップST24)。そして人物判別部17が輝度の比Ym1/Ym2が所定のしきい値Th1以下であるか否かを判定し(ステップST25)、ステップST25が肯定されると顔候補領域は顔であると判別し(ステップST26)、処理を終了する。一方、ステップST25が否定されるとステップST23に進み、顔候補領域は顔でないと判別し、処理を終了する。
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。図7は本発明の第3の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。図7に示すように第3の実施形態による顔判別装置1Bは、さらに凹凸算出部22を備えた点が第1の実施形態と異なる。
次いで、第3の実施形態において行われる処理について説明する。図8は第3の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、第3の実施形態においては第1の実施形態とはステップST6まで行われる処理が同一であるため、ここではステップST6以降の処理について説明する。第1の実施形態のステップST6に続いて、全体制御部18は、距離D0が所定のしきい値Th2以上であるか否かを判定する(ステップST31)。ステップST31が肯定されると、顔大きさ検出部16が顔候補領域内の総画素数を顔の大きさとして算出する(ステップS32)。
次いで、人物判別部17が、検出された顔の大きさが距離D0と照らし合わせて人物の顔として適切であるか否かを判定する(ステップST33)。ステップST33が否定されると、顔候補領域は顔でないと判別し(ステップST34)、処理を終了する。ステップST33が肯定されると、輝度比較部15が、輝度画像Y1,Y2における顔検出部14が検出した顔候補領域内の輝度の平均値Ym1,Ym2を算出して輝度の比Ym1/Ym2を算出する(ステップST35)。そして人物判別部17が輝度の比Ym1/Ym2が所定のしきい値Th1以下であるか否かを判定し(ステップST36)、ステップS36が肯定されると顔候補領域は顔であると判別し(ステップST37)、処理を終了する。ステップST36が否定されると、ステップST34に進み、顔候補領域は顔でないと判別し、処理を終了する。
一方、ステップST31が否定されると、凹凸算出部22が、顔候補領域内の凹凸を算出する(ステップST38)。次いで、人物判別部17が、算出された凹凸が人物の顔として適切であるか否かを判定する(ステップST39)。そしてステップST39が否定がされるとステップST34に進み、顔候補領域は顔でないと判別し、処理を終了する。ステップST39が肯定されるとステップST35に進み、ステップST35以降の処理を行う。
ここで、変調光L1を用いて距離D0を算出した場合、変調の周波数が数MHzあれば、1cm程度の精度を持って距離D0を算出することができる。しかしながら、発光素子2A,2Bから被写体までの距離が大きいと、距離D0の算出の程度が低下する。その距離は例えば変調の周波数が数MHzである場合、数メートルである。
第3の実施形態においては、しきい値Th2として数メートルを用いることにより、しきい値Th2よりも顔候補が近い場合には、顔候補領域内の凹凸および輝度の比Ym1/Ym2を用いて、顔候補がしきい値Th2以上の場合には、顔候補領域の大きさおよび輝度の比Ym1/Ym2を用いて顔の判別を行うようにしたため、発光素子2A,2Bから顔候補までの距離に応じてより精度よく顔候補領域が顔であるか否かを判別することができる。
なお、第3の実施形態としてはしきい値Th2を数メートルとしているが、これに限定されるものではなく、変調周波数に応じて適宜設定すればよい。
また、上記第1から第3の実施形態においては、発光素子2A,2Bから変調光L1および定常光L2をそれぞれ発光しているが、発光素子2Aから定常光L2を、発光素子2Bから変調光L1を発光するようにしてもよい。また、発光素子2Aとともに発光素子2Bからも変調光(L6とする)を発光するようにしてもよい。ここで、変調光L1と変調光L6との変調周波数が同一の場合には、変調光L1および変調光L6の位相が揃っていることが好ましい。本実施形態においては、輝度の比Ym1/Ym2を算出しているため、受光信号SA,SBの平均を求めなくても、あるフレームにおける受光信号SA,SBの値をそのまま輝度画像Y1,Y2として使用することができるからである。なお、変調光L1,L6の振幅は同一であってもよいが、振幅が異なると距離を測定できる反射率のレンジが広くなるため、距離の算出には好ましい。
なお、変調光L1と変調光L6との変調周波数は図9に示すように、異なるものであってもよい。ここで、変調光を用いての距離の算出においては、一般的に変調光の変調周波数が高いほど距離分解能が高くなる。しかしながら、位相差を用いて距離を算出しているため、変調の周波数の1周期分に対応する距離を超える場合、正確な距離を算出することができない。例えば100cmの距離を算出できる変調周波数を用いて距離を算出した場合において、算出した距離が例えば70cmであったとすると、実際にはその距離は70cmであるか、170cmであるか、270cmであるか分からない。すなわち、その変調周波数の変調光を使用した場合、100cmまでの範囲で距離を算出できるにすぎない。
その一方で変調周波数が低いと距離分解能は低下するが、広い距離範囲にて距離を算出することができる。このため、図9に示すように高い周波数の変調光と低い周波数の変調光を同時に使用することにより、互いを補って広い距離範囲で高い距離分解能にて距離を算出することができる。
例えば、100cmの距離を算出できる高い変調周波数の変調光L1および10mの距離を算出できる低い変調周波数の変調光L6を用いて距離を算出した場合を考える。変調光L1による距離の算出結果が77cm、変調光L6による距離の算出結果が350cmであったとすると、双方の検出結果を用いて距離を377cmと算出することが可能となる。
また、上記第1から第3の実施形態においては、2つの受光素子8A,8Bに対して1つのレンズ5を使用し、プリズム6により反射光を分離しているが、プリズム6を用いることなく、受光素子8A,8Bのそれぞれに対してレンズを設けて反射光L4,L5を受光するようにしてもよい。
また、定常光L2の反射光L5を検出する受光素子8Bについては、例えば不図示のモニタにカラー画像を出力することができるように、受光素子8Bの全面に各画素に対応させてRGBのフィルタを配置するようにしてもよい。
また、上記第1から第3の実施形態においては、2つの受光素子8A,8Bを用いているが、図10に示す第4の実施形態による顔判別装置1Cに示すように、1つの受光素子8Cのみを用いるようにしてもよい。この場合、バンドパスフィルタ7Aは省略されるが、受光素子8Cの前面には、図11に示すように各画素に対応させて、950nmの波長域の光を透過する領域(黒色にて示す)および定常光L2の波長域の光を透過する領域(白色にて示す)を交互に配置したフィルタ23を設けることにより、反射光L4,L5の双方を受光して受光信号を出力することができる。
また、図12に示すように受光素子8Cの前面にバンドパスフィルタ7A,7Bを切り替え可能に設け、バンドパスフィルタ7A,7Bを切り替えることにより、受光素子8Cにより反射光L4,L5を受光するようにしてもよい。
このように1つの受光素子8Cのみを用いた場合、まず発光素子2Aのみから変調光L1を発光し、その反射光L4を受光素子8Cにより受光して受光信号SAを取得し、次いで、発光素子2Bのみから定常光L2(または変調光L6)を発光し、その反射光L5を受光素子8Cにより受光して受光信号SBを取得し、さらに、発光素子2A,2Bから光を発光しない状態において、受光素子8Cから受光信号SCを取得するようにしてもよい。この場合、(SA−SC)および(SB−SC)を輝度画像Y1,Y2として算出することにより、環境光の影響を除去してより精度よく輝度画像Y1,Y2ひいては輝度の比Ym1/Ym2を算出することができる。
以上、本発明の第1の実施形態に係る顔判別装置について説明したが、コンピュータを、上記の距離算出部12、輝度画像生成部13、顔検出部14、輝度比較部15、顔大きさ算出部16、人物判別部17および凹凸演算部22に対応する手段として機能させ、図2,6,8に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の第1の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 人物の顔の大きさが距離に応じて変動する状態を示す図 各種波長の光と反射率との関係を示す図 本発明の第2の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図 第3の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 異なる変調周波数を示す図 本発明の第4の実施形態による顔判別装置の構成を示す概略ブロック図 1つの受光素子を用いた場合に受光素子の前面に配置されるフィルタを示す図 受光素子の前面にバンドパスフィルタを切り替え可能に設けた状態を示す図
符号の説明
1,1A,1B,1C 顔判別装置
2A,2B 発光素子
3 ドライバ
4 受光部
5 レンズ
6 プリズム
7A,7B バンドパスフィルタ
8A,8B,8C 受光素子
10 アナログ信号処理部
11 A/D変換部
12 距離算出部
13 輝度画像生成部
14 顔検出部
15 輝度比較部
16 顔大きさ算出部
17 人物判別部
22 凹凸演算部

Claims (5)

  1. 人体が吸収する波長域の第1の光を含む複数の波長域の光を被写体に向けて発光する発光手段であって、前記複数の波長域のうち少なくとも1つの波長域の光を変調させて発光する発光手段と、
    前記被写体による前記光の反射光をそれぞれ受光して前記第1の光による第1の受光信号および該第1の光以外の他の光による少なくとも1つの第2の受光信号を取得する受光手段と、
    前記第1の受光信号および前記第2の受光信号から前記被写体の輝度を表す第1の輝度画像および第2の輝度画像をそれぞれ生成する輝度画像生成手段と、
    前記第1の受光信号および第2の受光信号のうち、変調された光を受光することにより取得した受光信号に基づいて、前記発光手段から前記被写体までの距離を算出する距離算出手段と、
    前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像の少なくとも一方から人物の顔の候補である顔候補を検出する顔検出手段と、
    前記顔候補が検出された場合、前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像における該顔候補に対応する顔候補領域の輝度の比率と、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれか一方の関係とに基づいて、前記顔候補が顔であるか否かを判別する判別手段とを備え
    該判別手段は、前記距離に応じて、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれを使用するかを決定する手段であることを特徴とする顔判別装置。
  2. 前記発光手段は、前記第1の光および前記第2の光の少なくとも1つを同一の周波数にて変調する手段であることを特徴とする請求項1記載の顔判別装置。
  3. 前記発光手段は、前記第1の光および前記第2の光の少なくとも1つを異なる周波数にて変調する手段であることを特徴とする請求項1記載の顔判別装置。
  4. 人体が吸収する波長域の第1の光を含む複数の波長域の光を被写体に向けて発光する発光手段であって、前記複数の波長域のうち少なくとも1つの波長域の光を変調させて発光する発光手段により前記光を発光し、
    前記被写体による前記光の反射光をそれぞれ受光して前記第1の光による第1の受光信号および該第1の光以外の他の光による少なくとも1つの第2の受光信号を取得し、
    前記第1の受光信号および前記第2の受光信号から前記被写体の輝度を表す第1の輝度画像および第2の輝度画像をそれぞれ生成し、
    前記第1の受光信号および第2の受光信号のうち、変調された光を受光することにより取得した受光信号に基づいて、前記発光手段から前記被写体までの距離を算出し、
    前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像の少なくとも一方から人物の顔の候補である顔候補を検出し、
    該顔候補に対応する顔候補領域の輝度の比率と、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれか一方の関係とに基づいて、前記顔候補が顔であるか否かを判別するに際し、前記距離に応じて、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれを使用するかを決定することを特徴とする顔判別方法。
  5. 人体が吸収する波長域の第1の光を含む複数の波長域の光を被写体に向けて発光する発光手段であって、前記複数の波長域のうち少なくとも1つの波長域の光を変調させて発光する発光手段により前記光を発光する手順と、
    前記被写体による前記光の反射光をそれぞれ受光して前記第1の光による第1の受光信号および該第1の光以外の他の光による少なくとも1つの第2の受光信号を取得する手順と、
    前記第1の受光信号および前記第2の受光信号から前記被写体の輝度を表す第1の輝度画像および第2の輝度画像をそれぞれ生成する手順と、
    前記第1の受光信号および第2の受光信号のうち、変調された光を受光することにより取得した受光信号に基づいて、前記発光手段から前記被写体までの距離を算出する手順と、
    前記第1の輝度画像および前記第2の輝度画像の少なくとも一方から人物の顔の候補である顔候補を検出する手順と、
    該顔候補に対応する顔候補領域の輝度の比率と、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれか一方の関係とに基づいて、前記顔候補が顔であるか否かを判別する手順と
    前記距離に応じて、前記距離および前記顔候補領域の大きさの関係、並びに前記顔候補領域における前記被写体の距離の関係のいずれを使用するかを決定する手順とを有することを特徴とする顔判別方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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