JP4860216B2 - VoiceoverInternetプロトコルを用いる無線通信の方法および装置 - Google Patents

VoiceoverInternetプロトコルを用いる無線通信の方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は一般に電気通信に関し、特に、無線通信システムに関する。
従来の回線交換無線通信ネットワークを用いて移動体は無線ベアラを介してネットワークへの固定接続またはリンクを確立することができる。例えば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)プロトコルでは、第1の移動体は、第1の基地局へのエア・インタフェースと、第1の移動体交換センタと、第1の無線ネットワーク制御装置と、公衆陸上移動網(PLMN)と、第2の無線ネットワーク制御装置と、第2の移動体交換センタと、第2の基地局とを介して第2の移動体への固定無線通信リンクを形成することができる。このリンクは一般に無線通信リンクと呼ばれているが、回線交換ネットワークはネットワークのいくつかの要素間の有線および/または無線接続を含んでもよいことが当業者には明らかであろう。
単一の基地局は、複数の移動体が複数のチャネルを用いる複数の無線通信リンクを同時に確立できる。例えば、符号分割多重接続(CDMA)プロトコルでは、各移動体を複数の直交符号の1つに関連付けることができる。符号の数(「拡散率」とも呼ばれる)、すなわち、基地局が確立できる同時無線ベアラの数は、通常、データ伝送速度によって制限される。一般に、データ伝送速度が高いほど、基地局がサポートできる符号の数は少なくなることがある。例えば、単一の基地局は、約12kbpsの符号化速度を使用するAdaptive Multi−Rate(AMR)符号化方式を実行する時に、最大128の符号をサポートすることができる。ただし、干渉制限、ソフト・ハンドオーバなどのその他の要因も符号数に影響することがあることは当業者には明らかであろう。
音声およびデータは、Voice over Internetプロトコル(VoIPとも呼ばれる)を用いてパケット交換ネットワーク上で伝送できる。Voice over Internetプロトコルは音声とデータとを均一に扱えるので、少なくとも部分的にはVoice over Internetプロトコルはますます一般的になりつつある。さらに、VoIPで音声を伝送することで運用コストを低減できる。従来の陸上電話機および携帯電話機に加えて、VoIPを用いてパーソナル・データ・アシスタント、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータなどのデバイスに音声通信を組み込むことができる。
従来の無線通信ネットワーク内でVoIPを実施するために、音声データ・フレームがインターネット・プロトコル(IP)データ・パケット内に組み込まれる。IPパケット・ヘッダによって、無線通信ネットワークによって伝送されるデータ・パケットのサイズは増大することがある。例えば、IPバージョン6に従って形成され、AMR12.2kbps符号化を使用する音声データ・パケット用IPパケット・ヘッダは通常の音声データ・フレームの約300%のサイズである。したがって、パケット交換無線通信ネットワークの容量は、回線交換無線通信ネットワークと比較して約3倍低減される。いくつかの例では、IPパケット・ヘッダを圧縮してVoIPを使用する音声データ伝送に関連するオーバヘッドを低減することができる。1つの圧縮方法は、ヘッダから予測可能かつ/または静的情報を除去することでIPパケット・ヘッダのサイズを低減する。例えば、IPパケット・ヘッダ内の情報をシーケンス番号、コンテキスト識別子、およびタイム・スタンプに低減することで、IPパケット・ヘッダのサイズを約60バイトから約2〜3バイトに低減できる。
すべてのIPパケット・ヘッダが圧縮できるわけではない。例えば、移動体が初期化または再同期化される時、またはネットワークがエラーから復旧している時には、非圧縮および部分圧縮IPパケット・ヘッダを送信できる。非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダは、移動体を再同期化するため、または1つまたは複数の伝送エラーから復旧するために使用できる静的および/または動的情報を含むことができる。図1は、複数の圧縮データ・パケット105と非圧縮データ・パケット110とを含む従来のデータ・ストリーム100を示す概念図である。縦軸120はデータ・パケット105、110のサイズを示し、横軸125は、データ・パケット105、110に関連する伝送時間(またはタイム・スロット)を示す。無線通信ネットワークは、一般に、いつ(またはどのタイム・スロット内で)非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダが必要になるかを予測できない。したがって、必要である、かつ/または要求された時に非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを伝送するのに十分な帯域幅を確保しなければならない。
非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを含むデータ・パケットの帯域幅を確保する1つの従来の技法は、遅延なく非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを伝送するのに必要なデータ伝送速度をサポートする無線ベアラを割り当てることである。この技法は、無線通信ネットワークのリソースのかなりの部分を使用する。これは、全データ・パケットのデータ伝送速度要件が非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダの伝送速度要件に基いて決定される最悪のシナリオに基いて拡散率が決定されるからである。例えば、上記のように、非圧縮IPパケット・ヘッダは通常の音声データ・フレームの約300%のサイズであることがあり、したがって、要求されるデータ伝送速度は圧縮IPパケット・ヘッダを伝送するのに必要なデータ伝送速度の約3倍であり得る。その結果、パケット交換無線通信ネットワークの拡散率は、回線交換無線通信ネットワークの拡散率に対して約3倍低減できる。概して、この結果、無線通信ネットワークのスループットは約1/3に落ちる可能性がある。
非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを含むデータ・パケット帯域幅を確保する別の技法は、それぞれ一次および二次スクランブル符号を有する一次および二次無線ベアラを割り当てることである。この技法で、圧縮データは一次無線ベアラを用いて伝送される。非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダとそれに関連するパケット・ペイロードは、一次および二次無線ベアラを用いて伝送される。
非圧縮または部分圧縮データ・パケットを搬送する一次および二次チャネルの割り当ては、実際にまたは無線通信標準としては採用されていない。これは少なくとも一部はいくつかの不利な点が認識されているためである。例えば、一次および二次無線ベアラの割り当ては、一次および二次符号および/または無線ベアラ上でのデータの分配を指定するなどの、二次無線ベアラの二次スクランブル符号を用いた伝送をサポートするのに必要な物理レイヤ構造の重大な変更を要する場合がある。別の例では、一次および二次スクランブル符号が直交していないと、単一のスクランブル符号を用いた2チャネル上の同じデータの伝送に関する二次スクランブル符号の物理レイヤのパフォーマンスが低下することがある。別の例では、二次スクランブル符号と別のスクランブル符号を適用する圧縮アルゴリズムとの相互作用の潜在的な影響はまだ取り組まれていない。
さらに、第2のスクランブル符号を有する二次無線ベアラを追加するだけでは、非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを伝送するのに十分でないことがある。上記のように、非圧縮IPパケット・ヘッダは通常、圧縮パケットの約3倍の帯域幅を必要とする。したがって、非圧縮または部分圧縮IPパケット・ヘッダを伝送するのに第3のスクランブル符号が必要なことになる。これは本出願をより複雑にし、第3世代パートナシップ・プロジェクトなどの無線通信標準の一部としてはるかに受け入れ難いものにする。
本発明の目的は、上記の1つまたは複数の問題の影響に取り組むことである。
本発明のいくつかの態様の基本を理解するために本発明について以下に概説する。この概要は、本発明を網羅した説明ではない。この概要は、本発明の主要な、または重要な要素を識別するものではなく、また本発明の範囲を示すものでもない。この概要の唯一の目的は、後述の詳細な説明の序章としていくつかの概念を簡略化した形で提示することである。
本発明の一実施形態では、無線通信の方法が提供される。この方法は、第1のサイズを有する複数の第1のデータ・パケットにアクセスする工程と、第1のサイズより大きい第2のサイズを有する少なくとも1つの第2のデータ・パケットにアクセスする工程と、第1および第2のサイズに基いて少なくとも1つの第2のデータ・パケットの部分を含む複数の第3のデータ・パケットを形成する工程と、複数の第3のデータ・パケットに基いて複数の第1のデータ・パケットの少なくとも1つを選択する工程とを含む。
本発明の別の実施形態では、無線通信の方法が提供される。この方法は、第1のサイズを有する複数の第1のデータ・パケットを受信する工程と、複数の第1のデータ・パケットに基いて第1のサイズより大きい第2のサイズを有する少なくとも1つの第2のデータ・パケットを形成する工程とを含む。
本発明は、同様の参照番号が同様の要素を識別する添付図面とともに以下の説明を読むことで理解できる。
本発明はさまざまな変更および代替形態が可能であるが、本発明の特定の実施形態を図面に例示し、本明細書で詳述している。ただし、本明細書中の特定の実施形態の説明は本発明を開示された具体的な形態に限定するものではなく、逆に、添付の請求の範囲に記載する本発明の精神と範囲とを逸脱しないすべての変形形態、等効形態、および代替形態を含むものである。
本発明の例示的な実施形態について以下に説明する。話を分かりやすくするために、本明細書では実際の実施形態のすべての特徴を説明しているわけではない。そのような任意の実際の実施形態を開発する過程で、開発者の特定の目標を達成するために、実施形態ごとに異なるシステム関連およびビジネス関連の制約への準拠などの多数の実施形態固有の決定をしなければならないことが理解されよう。さらに、そのような開発努力は複雑で時間がかかるが、それでも本開示の恩恵を受ける当業者にとっては日常の作業であることも理解されよう。
本発明の一部とそれに関連する詳細説明を、ソフトウェア、またはコンピュータ・メモリ内のデータ・ビット上の動作のアルゴリズムおよび符号表現で示す。これらの説明および表現は、当業者がその作業の内容を他の当業者に効果的に伝えるためのものである。ここで用いる、一般に使用する用語としてのアルゴリズムは、所望の結果に至る工程のつじつまがあうシーケンスと考えられる。工程は、物理的な量の物理的な操作を必要とする工程である。必ずしも常にではないが、普通、これらの量は、記憶、転送、結合、比較、およびその他の操作が可能な光、電気、または磁気信号の形態をとる。主として、一般の用法という理由から、時々、これらの信号をビット、値、要素、符号、文字、用語、数などと呼ぶことが便利であることが分かっている。
ただし、上記および同様の用語をすべて適当な物理量に関連させる必要があり、これらは上記の量に適用される便利なラベルに過ぎないことに留意しなければならない。特に断りのない限り、または説明から明らかなように、「処理」または「演算」または「計算」または「決定」または「表示」などの用語は、コンピュータ・システムまたは、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリ内の物理、電子量として表されるデータを操作してコンピュータ・システムのメモリまたはレジスタまたはその他の類似の情報記憶、伝送もしくは表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換する同様の電子計算デバイスの動作およびプロセスを指す。
また、本発明のソフトウェア実施態様は通常、何らかの形のプログラム記憶媒体上で符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体上で実施される。プログラム記憶媒体は、磁気(例えば、フロッピー(登録商標)・ディスクまたはハード・ドライブ)または光(例えば、コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ、または「CD ROM」)にすることができ、読み出し専用またはランダム・アクセス・メモリであってもよい。同様に、伝送媒体はツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当業で知られているその他の適した伝送媒体でよい。本発明はいかなる所与の実施形態の上記態様にも限定されない。
本発明について添付図面を参照しながら以下に説明する。説明のためにのみ、また当業者にはよく知られている詳細説明で本発明を分かりにくくしないために、各図面ではさまざまな構造、システムおよびデバイスの概略を示す。それでも、添付図面は本発明の実施例を説明するために含まれる。本明細書で使用する単語および語句は、当業者によるそれらの単語および語句の理解に沿った意味を有するように理解し解釈するべきである。本明細書での用語または語句の一貫した使用は、用語または語句の特別の定義、すなわち、当業者が理解する通常の慣例的な意味と異なる定義を意味するものではない。用語または語句が特別の意味、すなわち、当業者が理解する以外の意味を有する場合には、そのような特別の定義はその用語または語句の特別の定義を直接かつ明確に提供する定義方法で本明細書で明示する。
図2は、本発明の送信ユニット205と受信ユニット210とを含む無線通信ネットワーク200の部分を示す概念図である。一実施形態では、送信および受信ユニット205、210は、携帯電話機、パーソナル・データ・アシスタント、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータなどのエンドユーザ・デバイスである。ただし、本発明はエンドユーザ・デバイスに限定されない。別の実施形態では、送信および/または受信ユニット205、210は、無線通信ネットワーク200を介してパケット・データを送受信できる基地局、移動体交換センタ、無線ネットワーク制御装置などの所望のタイプのデバイスであってもよい。
送信ユニット205および受信ユニット210は無線通信リンク215によって通信可能に接続されている。一実施形態では、無線通信リンク215は、送信ユニット205と受信ユニット210との間に形成されたエア・インタフェースである。例えば、送信ユニット205はエア・インタフェース上で確立された無線ベアラを用いて受信ユニット210にデータを送信できる。ただし、無線通信リンク215はエア・インタフェースに限定されないことは当業者には明らかであろう。別の実施形態では、無線通信リンク215は有線通信リンクおよび/または追加の無線インタフェースを含むことができる。さらに、無線通信リンク215は、ルータ、スプリッタ、スイッチなどの他のデバイス(図示せず)を含むことができる。
送信ユニット205は、ヘッダ圧縮ユニット220と、パケット分割ユニット225と、送信機230とを含む。送信ユニット205は、図2に示されていないその他のデバイスおよび/または機能を含むことがあることは当業者には明らかであろう。ただし、図を見やすくするために、本発明を完全に理解するのに必要な送信ユニット205の構成要素のみを示している。さらに、ヘッダ圧縮ユニット220、パケット分割ユニット225、および送信機230は図2では別のエンティティとして示されているが、本発明はヘッダ圧縮ユニット220、パケット分割ユニット225、および/または送信機230が別のデバイスである実施形態に限定されないことは当業者には明らかであろう。別の実施形態では、これらのユニットのいくつかの機能は単一のデバイスに組み合わせることができる。例えば、以下に詳述するように、ヘッダ圧縮ユニット220はパケット分割に関連するいくつかの機能を実行できる。あるいは、ヘッダ圧縮ユニット220、パケット分割ユニット225、および/または送信機230の機能をそれより多くの数のデバイスで実行することもできる。
動作時に、ヘッダ圧縮ユニット220は矢印235で示すように、データ・ストリームから非圧縮データ・パケットを受信する。ヘッダ圧縮ユニット220は、データ・ストリーム235からの1つまたは複数の非圧縮データ・パケットを圧縮できる。一実施形態では、ヘッダ圧縮ユニット220は、非圧縮データ・パケットのヘッダからインターネット・アドレスなどの静的情報と、リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)シーケンス番号、RTPタイム・スタンプなどの予測可能な動的情報とを非圧縮データ・パケットか除去することで非圧縮データ・パケットを圧縮する。例えば、ヘッダから静的および/または動的情報を除去することで、データ・パケットのヘッダのサイズは約60バイトから約2〜3バイトに低減することができる。
データ・ストリーム235内の1つまたは複数の非圧縮データ・パケットは、ヘッダ圧縮ユニット220によって圧縮されないことがある。例えば、ヘッダ圧縮ユニット220は、送信ユニット205および/または受信ユニット210が1つまたは複数のエラーから復旧するように、1つまたは複数の非圧縮データ・パケットを送信のために提供することができる。別の例では、ヘッダ圧縮ユニット220は、送信ユニット205および/または受信ユニット210が再同期化されるように、1つまたは複数の非圧縮データ・パケットを送信のために提供することができる。一実施形態では、非圧縮データ・パケットは圧縮データ・パケットより大きい。例えば、圧縮データ・パケットは約2〜3バイトの圧縮ヘッダと約32バイトの情報を有する音声データ・フレームを含むことができるが、非圧縮データ・フレームは、約60バイトを有するヘッダと、約32バイトの情報を有する音声データ・フレームを含むことができる。あるいは、データ・ストリーム235内の非圧縮データ・パケットは、ヘッダ圧縮ユニット220によって部分圧縮することができる。
一実施形態では、ヘッダ圧縮ユニット220は複数の非圧縮データ・パケットを提供できる。例えば、送信および/または受信ユニット205、210の初期化中に、ヘッダ圧縮アルゴリズムの最初の作業を開始するために、複数の連続する非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットを提供できる。一実施形態では、提案の方法は動的無線ベアラ再構成と組み合わせることができる。例えば、初期化中に(または特定の数の連続する非圧縮パケットが検出された時に)、非圧縮データ・パケットの需要に応じてネットワーク帯域幅を調整することができる。特定数の圧縮データ・パケットの受信によって検出できる、ヘッダ圧縮が一定の状態に移行した後で、圧縮データ・パケットの需要に応じてネットワーク帯域幅を再構成することができる。この実施形態によって、ヘッダ圧縮アルゴリズムは、初期化中に短期間より高い帯域幅を消費するという些細な不利益でより速く収束することができる。
パケット分割ユニット225は、ヘッダ圧縮ユニット220から非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットを受信し、各々の非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットから複数のデータ・パケットを生成する。例えば、パケット分割ユニット225は、非圧縮パケットのパケット・ヘッダとペイロードをパケット分割ユニット225が複数のデータ・パケットを形成するために使用できる複数の部分に分割できる。同時に、パケット分割ユニット225によって形成される複数のデータ・パケットは非圧縮データ・パケットに含まれるほぼすべての情報を含むことができる。ただし、本発明は、非圧縮データ・パケットに含まれるほぼすべての情報を含むパケット分割ユニット225によって形成される複数のデータ・パケットに限定されないことは当業者には明らかであろう。さまざまな別の実施形態では、パケット分割ユニット225によって形成される複数のデータ・パケットは非圧縮データ・パケットに含まれる上記より多いまたは少ない情報を含むことができる。
一実施形態では、パケット分割ユニット225は、ヘッダ圧縮ユニット220が提供する圧縮データ・パケットとほぼ同じバイト数を含む複数のデータ・パケットを生成する。したがって、パケット分割ユニット225によって形成されるデータ・パケットの数は、圧縮データ・パケットのサイズに対する非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットのサイズの比にほぼ等しいことが可能である。例えば、非圧縮データ・パケットのサイズが約90バイトで圧縮データ・パケットのサイズが約30バイトの場合、パケット分割ユニット225は、各非圧縮データ・パケット内に含まれる情報を3つのデータ・パケット内に提供する。
また、パケット分割ユニット225は、データ・ストリーム235から1つまたは複数のデータ・パケットを選択する。一実施形態では、パケット分割ユニット225は、非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットを分割することで形成されるデータ・パケットの数より1つ少ない数の圧縮データ・パケットを選択する。例えば、パケット分割ユニット225が、非圧縮データ・パケットを3つのデータ・パケットに分割する場合、パケット分割ユニット225は、2つの圧縮データ・パケットを選択できる。選択された圧縮データ・パケットはデータ・ストリーム235からドロップでき、非圧縮データ・パケットを分割して形成されたデータ・パケットはドロップされた圧縮データ・パケットが抜けた位置でデータ・ストリーム235に挿入され、非圧縮データ・パケットを分割して形成されたデータ・パケットは非圧縮データ・パケットと選択された圧縮データ・パケットに関連するタイム・スロットに入れて送信できる。
データ・ストリーム235内のデータ・パケットは送信機230に提供される。さまざまな実施形態で、送信機230は、無線送信機、送受信機などを含む任意の望ましいタイプの送信機でよい。次いで送信機230はエア・インタフェース215上でデータ・ストリーム235を送信できる。送信機230は、1つまたは複数のチャネル符号の適用、データ・ストリーム235の一部の暗号化、データ・ストリーム235の一部の符号化、データ・ストリーム235の一部のインタリーブなどのその他の機能を実行することもできる。
データ・ストリーム235内のデータ・パケットは受信ユニット210内の受信機240によって受信される。さまざまな実施形態で、受信機240は、無線受信機、送受信機などを含む任意の望ましいタイプの受信機でよい。受信機240は、データ・ストリーム235の一部の解読、データ・ストリーム235の一部の復号化、データ・ストリーム235の一部のデインタリーブなどのその他の機能を実行することもできることが当業者には明らかであろう。
パケット・アセンブリ・ユニット245は、圧縮データ・パケットおよび分割データ・パケットを含むデータ・ストリーム235を受信する。一実施形態では、パケット・アセンブリ・ユニット245は、分割データ・パケットを組み合わせて非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットを再組立てすることができる。パケット分割ユニット255によって形成される複数のデータ・パケットは非圧縮データ・パケットに含まれるほぼすべての情報を含むことができるので、再組立てされたデータ・パケットは元の非圧縮または部分圧縮)データ・パケットとほぼ同じであることができる。ただし、本発明は再組立てされたデータ・パケットが元の非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットと同じである実施形態に限定されないことは当業者には明らかであろう。他のさまざまな実施形態で、再組立てされたデータ・パケットは非圧縮データ・パケット内に含まれるより多いまたは少ない情報を含むことができる。
次いで、パケット・アセンブリ・ユニット245は、データ・ストリーム235からの圧縮データ・パケットを解凍できるヘッダ解凍ユニット250にデータ・ストリーム235を提供できる。ヘッダ解凍ユニット250は、インターネット・アドレスなどの静的情報、および/または予測可能な動的情報を追加することで1つまたは複数の圧縮データ・パケットをデータ・ストリーム235から解凍できる。ただし、ヘッダ解凍ユニット250は任意選択で、本発明のいくつかの実施形態には含まれなくてもよいことは当業者には明らかであろう。
図3A、3B、3Cは、本発明の第1の実施形態の動作時にデータ・ストリーム300が変更される、データ・ストリーム300の第1の実施形態の概念図である。図3A〜Cの縦軸305はデータ・ストリーム300内のデータ・パケットのサイズを示す。さまざまな実施形態で、縦軸305の単位はビット、バイト、または任意のその他の望ましい測定単位であることがある。図3A〜Cの横軸310はデータ・ストリーム300内のデータ・パケットのシーケンスを示す。さまざまな別の実施形態で、横軸310の単位は伝送時間、タイム・スロット、または任意のその他の望ましい単位であることがある。
図3Aは、図2に示すヘッダ圧縮ユニット220による処理後のデータ・ストリーム300の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム300はデータ・パケット315(1〜5)を含む。データ・パケット315(1、3〜5)はヘッダ圧縮ユニット220によって圧縮されている。データ・パケット315(2)はヘッダ圧縮ユニット220によって圧縮されていない(または部分的にのみ圧縮されている)。
図3Bは、図2に示すパケット分割ユニット225による処理後のデータ・ストリーム300の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム300の第1の実施形態は圧縮データ・パケット315(1、5)および非圧縮データ・パケット315(2)を分割して形成されたデータ・パケット320(1〜3)を含む。データ・パケット320(1〜3)は、非圧縮データ・パケット315(2)のヘッダおよびペイロードを示す情報を含む。2つの選択されたデータ・パケット315(3〜4)がデータ・ストリーム300からドロップされている。第1の実施形態では、データ・パケット320(1)は非圧縮データ・パケット315(2)に関連するタイム・スロットに入れて送信され、データ・パケット320(2〜3)は、選択されたデータ・パケット315(3〜4)に関連するタイム・スロットに入れて送信される。
図3Cは、図2に示すパケット・アセンブリ・ユニット245による処理後のデータ・ストリーム300の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム300の第1の実施形態は圧縮データ・パケット315(1、5)および再組立てデータ・パケット325(2)を含む。図3Cには1つの再組立てデータ・パケット325(2)しか示されていないが、インデクス「2」を付与されて、再組立てデータ・パケット325(2)は非圧縮データ・パケット315(2)のヘッダおよび/またはペイロードを示す情報を含むことを示す。一実施形態では、再組立てデータ・パケット325は、非圧縮データ・パケット315(2)とほぼ同じ情報を含む。ドロップされたデータ・パケット315(3〜4)のためにデータ・ストリーム300内にギャップ330が存在することがある。ギャップ330によって、音声フレームの伝送時に音声品質が多少落ちることがある。ただし、少なくとも部分的に、影響されるパケットの数は少なく、非圧縮パケット伝送が実行されるケースは比較的少ないので、この影響は小さい傾向がある。
図4A、4B、4Cは、本発明の第2の実施形態の動作時にデータ・ストリーム400が変更される、データ・ストリーム400の第2の実施形態の概念図である。図4A〜Cの縦軸405はデータ・ストリーム400内のデータ・パケットのサイズを示す。さまざまな実施形態で、縦軸405の単位はビット、バイト、または任意のその他の望ましい測定単位であってもよい。図4A〜Cの横軸410はデータ・ストリーム400内のデータ・パケットのシーケンスを示す。さまざまな別の実施形態で、横軸410の単位は伝送時間、タイム・スロット、または任意のその他の望ましい単位である。
図4Aは、図2に示すヘッダ圧縮ユニット220による処理後のデータ・ストリーム400の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム400はデータ・パケット415(1〜5)を含む。データ・パケット415(1〜3、5)はヘッダ圧縮ユニット220によって圧縮されている。データ・パケット415(4)はヘッダ圧縮ユニット220によって圧縮されていない(または部分的にのみ圧縮されている)。
図4Bは、図2に示すパケット分割ユニット225による処理後のデータ・ストリーム400の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム400の第2の実施形態は圧縮データ・パケット415(1、5)およびデータ・パケット420(1〜3)を含む。データ・ストリーム400の第2の実施形態は、「仮想」パケット422(4)が作成され、次いで仮想パケット422(4)を用いてデータ・パケット420(1〜3)が形成されるという点で、図3A〜Cに示すデータ・ストリーム300の第1の実施形態と異なる。仮想データ・パケット422(4)はインデクス「4」を付与されて、非圧縮データ・パケット415(4)のヘッダおよび/またはペイロードを示す情報を含むことがあることを示す。
仮想パケット422(4)は、非圧縮データ・パケット415(4)の仮想非圧縮ヘッダを形成することで形成される。一実施形態では、非圧縮データ・パケット415(4)はデータ・パケット420(1)および420(2)の送信時に存在しないので、非圧縮データ・パケット415(4)の仮想非圧縮ヘッダが予測され得る。例えば、ロバスト・ヘッダ圧縮(RoHC)アルゴリズムのいくつかの実施形態では、非圧縮データ・パケット415(4)のパケット・ヘッダを予測できる。一実施形態では、データ・パケット420(1)および420(2)は予測仮想非圧縮ヘッダを含み、データ・パケット420(3)は音声データ・フレームを含む。2つの選択されたデータ・パケット415(2〜3)がデータ・ストリーム400からドロップされている。第2の実施形態では、データ・パケット420(1〜2)は選択されたデータ・パケット415(2〜3)に関連するタイム・スロットに入れて送信され、データ・パケット420(3)は、非圧縮データ・パケット415(4)に関連するタイム・スロットに入れて送信される。
図4Cは、図2に示すパケット・アセンブリ・ユニット245による処理後のデータ・ストリーム400の概念図である。処理のこの時点で、データ・ストリーム400の第2の実施形態は圧縮データ・パケット415(1、5)および再組立てデータ・パケット425(4)を含む。再組立てデータ・パケット425(4)は、インデクス「4」を付与されて、非圧縮データ・パケット415(4)および/または仮想データ・パケット422(4)のヘッダおよび/またはペイロードを示す情報を含むことがあることを示す。一実施形態では、再組立てデータ・パケット425(4)は、非圧縮データ・パケット415(4)とほぼ同じ情報を含む。ドロップされたデータ・パケット415(2〜3)のためにデータ・ストリーム400内にギャップ430が存在することがある。ギャップ430によって、音声フレームの伝送時に音声品質が多少落ちることがある。ただし、少なくとも部分的に、影響されるパケットの数は少なく、非圧縮パケット伝送が実行されるケースは比較的少ないので、この影響は小さい傾向がある。さらに、データ・ストリーム400の第2の実施形態は、最後に完全に送信されたヘッダ、例えば、再組み立てデータ・パケット425(4)のパケット・ヘッダと圧縮データ・パケット415(5)との間のギャップ430を低減する。
図5は、無線通信の方法500の一実施形態を示す概念図である。複数の第1のデータ・パケットがアクセスされる(510で)。一実施形態では、第1のデータ・パケットは圧縮ヘッダと音声データ・フレームを含むペイロードとを含む圧縮データ・パケットである。さまざまな別の実施形態では、第1のデータ・パケットは(510で)順次、グループ単位で、またはその他の任意の望ましい順序でアクセスできる。少なくとも1つの第2のデータ・パケットがアクセスされる(520で)。一実施形態では、第2のデータ・パケットは、ヘッダと音声データ・フレームを含むペイロードとを含む非圧縮(または部分圧縮)データ・パケットである。上記のように、第2のデータ・パケットのサイズは第1のデータ・パケットのサイズより大きくてもよい。さまざまな別の実施形態では、完全圧縮されたパケットより大きいサイズのパケットを送信する時はいつでも、方法500を使用できる。例えば、中間ヘッダ・サイズを備えたデータ・パケットを送信できる。その場合、1つの圧縮パケットしかドロップできない。
第1および第2のデータ・パケットのサイズに基いて、第2のデータ・パケットを用いて第3の複数のデータ・パケットが(530で)形成される。一実施形態では、第3のデータ・パケットの数は、第1のデータ・パケットの1つに対する第2のデータ・パケットのサイズの比にほぼ等しい。1つまたは複数の第1のデータ・パケットが選択され(540で)、一実施形態では、選択された第1のデータ・パケットがデータ・ストリームからドロップされる。次いで第3の複数のデータ・パケットが上記のようにデータ・ストリームの一部として(550で)送信される。
データ・ストリームが受信される(560で)。例えば、データ・ストリームは図2に示す受信ユニット210のような受信ユニットによって(560で)受信できる。受信されたデータ・ストリームは第3の複数のデータ・パケットを含む。次いで、受信された第3の複数のデータ・パケットを用いて少なくとも1つの第4のデータ・パケットが形成される(570で)。一実施形態では、第3の複数のデータ・パケットは非圧縮データ・パケット内のデータを示す情報を含み、第4のデータ・パケットを形成する工程(570)は、第4のデータ・パケットが非圧縮データ・パケット内に含まれるほぼすべての情報を含むように非圧縮データ・パケットを再組み立てする工程を含む。第4のデータ・パケットと、他の任意受信データ・パケットとを提供できる(580で)。例えば、再組み立て非圧縮データ・パケットと複数の圧縮データ・パケットとを受信ユニットの他の構成要素、または受信ユニットに通信可能に接続された他のデバイスに(580で)提供することができる。
方法500と、本発明のその他の任意の実施形態は、任意の望ましいエンティティで実施できる。一実施形態では、方法500は、図2に示すヘッダ圧縮ユニット220によって実行されるアルゴリズムなどのヘッダ圧縮アルゴリズムの一部でよい。これは、ヘッダ圧縮アルゴリズムを最適化して、非圧縮データ・パケットの送信後に1つまたは複数のパケットをドロップできるという事実を表すことができるという利点を有する。あるいは、UMTSでは、方法500は、送信機(図2に示す送信ユニット205などの)および/または受信機(図2に示す受信ユニット210などの)内に位置できるパケット・データ収束プロトコル(PDCP)エンティティ内で実施できる。さらに別の実施形態では、方法500は、ヘッダ圧縮アルゴリズムの実行後に実施できる。これは、ヘッダ圧縮アルゴリズムを変更する必要がないという利点を有する。例えば、UMTSでは、方法500は、PDCPエンティティと送信側の無線リンク制御(RLC)エンティティとの間で実施できる。あるいは、方法500は、RLCエンティティ内で実施できる。
本発明のさまざまな実施形態は従来の無線通信技法に対して1つまたは複数の利点を有することができる。例えば、本発明はVoIP無線ベアラの最大伝送速度を約16kbps以下に低減できる。したがって、より大きい拡散率を備えた物理ダウンリンク・チャネルを割り当てることができる。これによって、乏しいダウンリンク符号リソースが節約され、VoIP伝送は従来の回線交換音声伝送と同様に効率的になる。別の例では、本発明は、二次符号チャネル・ダウンリンク干渉の衝撃を低減できる。したがって、乏しいダウンリンク無線リソースが節約できる。本発明はアップリンクにも適用できるので、アップリンク上で同じ干渉低減が達成でき、アップリンク無線リソースが節約できる。さらに別の例では、本発明に従って一般に伝送速度がより低い無線ベアラが割り当てられる時に、アップリンク・チャネル要素割り当て効率は、全データ・パケット内に非圧縮データが含まれるワーストケースの仮定で無線ベアラが割り当てられる時と比べて、はるかに高い。
上に開示された特定の実施形態は、例示的なものであり、本発明は本明細書の教示の恩恵を有する当業者には明らかな別の等価な方法で変更し実施できる。さらに、請求の範囲に記載する以外に、本明細書に示す構成または設計の詳細に制限はない。したがって、上記の特定の実施形態は変更または修正が可能であり、そのような変更は本発明の範囲と精神を逸脱するものではないと考えられる。したがって、本明細書で追求する保護は請求の範囲内に記載するとおりである。
複数の圧縮データ・パケットと非圧縮データ・パケットとを含む従来のデータ・ストリームを示す概念図である。 本発明の送信ユニットと受信ユニットとを含む無線通信ネットワークの部分を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第1の実施形態の概念図である。 本発明の第1の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第1の実施形態の概念図である。 本発明の第1の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第1の実施形態の概念図である。 本発明の第2の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第2の実施形態の概念図である。 本発明の第2の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第2の実施形態の概念図である。 本発明の第2の実施形態の動作時にデータ・ストリームが変更される、データ・ストリームの第2の実施形態の概念図である。 本発明の無線通信の方法の一実施形態を示す概念図である。

Claims (6)

  1. 無線通信の方法であって、
    無線送信ユニットにおいて、第1のサイズを有する複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップと、
    該無線送信ユニットにおいて、該第1のサイズより大きい第2のサイズを有する少なくとも1つの第2のデータ・パケットにアクセスするステップと、
    該第1のサイズ及び該第2のサイズに基いて該少なくとも1つの第2のデータ・パケットの部分を含む複数の第3のデータ・パケットを、該無線送信ユニットにおいて形成するステップと、該第3のデータ・パケットの数は、該第1のデータ・パケットのサイズに対する該第2のデータ・パケットのサイズの比によって与えられ、
    該複数の第1のパケットのうちの少なくとも1つをドロップするステップと、ドロップされた第1のパケットの数は、該第3のデータ・パケットの数より1つ少ない数であり、
    該少なくとも1つの第2のデータ・パケットと少なくとも1つの該ドロップされた第1のデータ・パケットに割り当てられたタイム・スロット内で該複数の第3のデータ・パケットを該無線送信ユニットから送信するステップとを含む無線通信の方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    該複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップが複数の圧縮データ・パケットにアクセスするステップを含み、該複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップが音声フレームと圧縮パケット・ヘッダとを含む複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップを含み、該複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップが連続するタイム・スロットに関連する複数の第1のデータ・パケットにアクセスするステップを含む方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    該少なくとも1つの第2のデータ・パケットにアクセスするステップが少なくとも1つの非圧縮データ・パケットと部分圧縮データ・パケットとにアクセスするステップを含み、少なくとも1つの非圧縮データ・パケットと部分圧縮データ・パケットとにアクセスするステップが音声フレームと非圧縮パケット・ヘッダと部分圧縮パケット・ヘッダの少なくとも1つを含む少なくとも1つの第2のデータ・パケットにアクセスするステップを含む方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    該複数の第3のデータ・パケットを形成するステップが該第1及び第2のサイズに基いて第3のデータ・パケットの数を選択するステップを含む方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    該複数の第3のデータ・パケットを連続するタイム・スロットに入れて送信するステップ、該複数の第3のデータ・パケットの1つを該第2のデータ・パケットに関連するタイム・スロットに入れて送信するステップ、及び該複数の第3のデータ・パケットの1つを該ドロップされた第1のデータ・パケットに関連するタイム・スロットに入れて送信するステップの少なくとも1つを含む方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、
    該少なくとも1つの第2のデータ・パケットにアクセスするステップが複数の第2のデータ・パケットにアクセスするステップを含む方法。
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