JP4857572B2 - アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器 - Google Patents

アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4857572B2
JP4857572B2 JP2005057275A JP2005057275A JP4857572B2 JP 4857572 B2 JP4857572 B2 JP 4857572B2 JP 2005057275 A JP2005057275 A JP 2005057275A JP 2005057275 A JP2005057275 A JP 2005057275A JP 4857572 B2 JP4857572 B2 JP 4857572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven body
vehicle
wheel
actuator
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005057275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006246587A (ja
Inventor
明宏 澤田
丈二 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005057275A priority Critical patent/JP4857572B2/ja
Publication of JP2006246587A publication Critical patent/JP2006246587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4857572B2 publication Critical patent/JP4857572B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

本発明は、例えば振動体の振動振幅を被駆動体に伝達して出力するアクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器に関する。
一般に、振動体の振動振幅を被駆動体に伝達して出力するアクチュエータが知られている(特許文献1、2)。この種のものでは、振動体と被駆動体との間に、ばね等による押圧力を働かせるのが一般的である。
特許文献1の様に、被駆動体側を固定にし、振動体側を可動にして振動体側を被駆動体側に対してばね等で押圧した場合、振動体側が可動することで振動体周囲の部材との接触関係、力の作用位置、或いは大きさが変化し、振動特性にばらつきが生じやすくなる。この場合、振動体を直接地板に固定することができず、振動漏れを防ぎにくく、振動特性の劣化を招きやすいという課題がある。
一方、特許文献2の様に、振動体側を固定にし、被駆動体側を可動にして被駆動体側を振動体に対してばね等で押圧した場合、被駆動体の座標が変化するため、被駆動体を通じて出力を取りだす際に配慮が必要になるという課題がある。
図11は、従来の圧電アクチュエータの一例であって、特許文献2とほぼ同じ構成の例を示している。
本構成では、圧電アクチュエータ(振動体)501に対し、ロータ(被駆動体)502が押圧ばね503で押圧されている。このロータ502はロータ案内体(被駆動体案内体)504に支持され、このロータ案内体504は回動軸504aを持つ。ロータかな502aには支持軸が固定の伝達車505が噛み合い、この伝達車505を介して例えば図示を省略した時計用カレンダ機構等の駆動対象が駆動される。
特開2002−262587 特開2004−301627
上記構成の場合、加工ばらつき・組立ばらつきや磨耗等によってロータ(被駆動体)502の座標が変化し得るため、ロータかな502aと伝達車505との間に噛み合い不良が発生する恐れがある。
これを解消するため、従来、回動軸504aとロータかな502aの延長線L10上に次の伝達車505を配置しているが、この場合レイアウト上の制約を受け、かつ平面サイズが大きくなるという問題がある。また、上記構成では、負荷の変動によってロータ案内体(被駆動体案内体)504の回動軸504a回りのモーメントが変動し、この変動が押圧ばね503の押圧力を強めたり弱めたりし、圧電アクチュエータ501の性能安定化の障害になる。これを解消するには、回動軸504a及びロータかな502aを結ぶ線と直交する線上に伝達車505を配置しなければならないが、この場合上述の噛み合い状態にとってもっとも厳しいレイアウトになってしまう。
一方、上記構成は、上記時計に限らず、カメラ、デジタルカメラ、携帯電話等の携帯機器全般、さらにはプリンタ、プロジェクタ等のアクチュエータに適用可能である。この汎用アクチュエータとしてユニット化を図る場合、ユニット板に設けられた固定用座標に対して出力を取り出す部位の座標が変化しては汎用性が損なわれる。これを解消するためには、振動体側を可動にし、被駆動体側の座標はユニットの地板に対し相対位置が変化しないようにするか、或いは振動体側固定で、被駆動体側を可動にして被駆動体の次の車を出力の取り出しに用いるかしなければならない。このとき、次の車はユニット板に対して座標が変化しないこと、及び次の車の中心が、被駆動体案内体の回転中心と被駆動体の回転中心との延長線上に配置されていることが求められる。
振動体側を可動にした場合、上述したように、振動特性の劣化及び不安定化を招き、振動体側固定で、被駆動体側を可動にして被駆動体の次の車を出力の取り出しに用いた場合には、上述したように、レイアウトの制約、平面サイズの大型化、押圧力変動による駆動特性の劣化及び不安定化を招くといった課題がある。
また、上記ユニット化を図る場合、押圧ばねが平面サイズの増大を招きやすいという課題がある。特に低パワーで駆動する圧電アクチュエータの場合、ばね力を比較的微弱に設定するため、ばねの平面サイズが増大し、これを用いたアクチュエータの平面サイズが増大するという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、平面サイズを小さくし、かつ安定した高効率駆動が可能なアクチュエータ、これを用いた時計及び電子機器を提供することにある。
本発明は、振動体の振動振幅を被駆動体に伝達し出力車から出力するアクチュエータにおいて、前記被駆動体を被駆動体案内体に支持し、この被駆動体案内体を回動中心回りに回動させて当該被駆動体を、固定された振動体側に押圧すると共に、前記被駆動体に連なる前記出力車を前記被駆動体案内体の回動中心の同軸状に配置したことを特徴とする。
この構成では、振動体側が非可動であるため振動特性の劣化がなく安定した高効率駆動が可能になり、被駆動体及び出力車が被駆動体案内体に支持されるため、被駆動体及び出力車の中心軸間距離が変化することがなく、被駆動体及び出力車の良好な噛み合い状態が維持されると共に、平面サイズの小型化が図られる。また、この構成では、出力車が被駆動体案内体の回動中心の軸上に配置されるため、出力車の支持軸が固定され、アクチュエータ出力を安定して取り出せる。また、減速率を任意に設定することで、所望の出力特性にカスタマイズできる。
この場合において、前記被駆動体と前記出力車との間に少なくとも1つのアイドラまたは減速段をなす車或いは増速段をなす車が配置され、当該車が被駆動体案内体に支持されていてもよい。この構成では、被駆動体案内体に各車が支持されるため、被駆動体案内体が回動したとしても、各車の中心軸間距離に変化がなく、各車の良好な噛み合い状態が維持される。また、各車のすべてを被駆動体案内体に支持することで、さらなる平面サイズの小型化が図れ、自由度の高いレイアウトが可能になる。減速率或いは増速率を任意に設定することで、所望の出力特性にカスタマイズできる。
また、前記出力車に負荷がかかった際に、被駆動体の回転軸に発生する反力、及び被駆動体と出力車の間に配置された前記車の回転軸に発生する反力によって発生する、被駆動体案内体の回動中心回りのモーメント合計が略零となるように、各回転中心軸の位置が規定されていてもよい。この構成では、負荷によって生じる押圧力の変動が打ち消されるため、より駆動特性を安定化させることができる。
被駆動体と出力車の各軸間を結ぶ線分の距離L1、被駆動体及び出力車の間に配置された前記車と当該出力車との各軸間を結ぶ線分の距離L2、被駆動体及び出力車の間に配置された前記車と当該被駆動体との各軸間を結ぶ線分の距離L3、距離L1の線分と距離L2の線分のなす角度θ、距離L1の線分と距離L3の線分のなす角度φとしたとき、L2/L1=cosφ/(2・(cos((θ+φ)/2))2)に設定してもよい。
この作用説明に際し、例えば図4を参照し、第2ロータかな72bの半径r1、アイドル車370の半径r2、出力車74の半径r3とした場合、L2=r2+r3…(1)、L3=r1+r2…(2)、L1=L2・cosθ+L3・cosφ…(3)となる。また、出力車74に負荷がかかった際に、ロータ72の回転軸に発生する反力F1、ロータ72と出力車74の間に配置されたアイドル車370の回転軸に発生する反力F2、回動軸372回りの負荷によって生じる反時計方向のモーメントM1、回動軸372回りの負荷によって生じる時計方向のモーメントM2とすると、M1=F1・L1・cosφ…(4)、M2=F2・L2・cos{1/2(θ+φ)}…(5)となる。M1=M2を満たせば、回動軸372回りの負荷によるモーメント変動の合計が零となり、負荷が変動しても押圧ばね173の押圧力が変動せず、圧電アクチュエータ71の性能安定化が図られる。M1=M2は、(4)(5)式から、F1・L1・cosφ=F2・L2・cos{1/2(θ+φ)}…(6)であり、これを満たすには、各距離の比が、L2/L1=cosφ/(2・(cos((θ+φ)/2))2)…(7)に設定され、この場合に、回動軸372回りの負荷によるモーメント変動が完全に打ち消される。
前記被駆動体と、これに連なる各車を直線上に配置すると共に、被駆動体と出力車の各軸間を結ぶ線分の距離L1、被駆動体及び出力車の間に配置された前記車と当該出力車の各軸間を結ぶ線分の距離L2としたとき、L1=2・L2に設定してもよい。
この場合、式(7)において、θ、φが共に零になるため、L1=2・L2に設定することで、M1=M2が維持される。
また、本発明は、振動体の振動振幅を被駆動体に伝達し出力車から出力するアクチュエータにおいて、前記被駆動体を被駆動体案内体に支持し、この被駆動体案内体を回動中心回りに回動させて当該被駆動体を、固定された振動体側に押圧すると共に、前記被駆動体に連なり、当該被駆動体と前記出力車との間に配置される車を被駆動体案内体に支持してもよい。また、前記被駆動体及び前記出力車の間に配置される車の中心と、前記被駆動体案内体の回動中心との間を結ぶほぼ線上に、前記出力車を配置してもよい。
この構成では、被駆動体と、被駆動体に連なる車が被駆動体案内体に支持されるため、各車の中心軸間距離が変化することがなく、各車の良好な噛み合い状態が維持される。また、上述のように、負荷がかかった場合には、被駆動体の回転軸に所定の反力が発生するが、この反力を打ち消すように、上記被駆動体に連なる車の回転軸に所定の反力が発生するため、被駆動体案内体の回動中心回りにおけるモーメント変動の合計が小さくなり、負荷が変動しても押圧力変動がいくぶん緩和される。
さらに、前記被駆動体を押圧する押圧ばねを、前記振動体又は被駆動体或いは被駆動体案内体等と平面的に重ねて配置してもよい。この場合、押圧ばねと、前記振動体又は被駆動体或いは被駆動体案内体等とが、平面的に重なり合うため、アクチュエータの平面サイズをさらに小型化できる。
また、上記のいずれかに記載のアクチュエータと、このアクチュエータが固定されたユニット地板とから構成され、アクチュエータの出力車の少なくとも一部が出力取り出し可能にユニット地板から突出したアクチュエータユニットであってもよい。
この構成では、アクチュエータの出力車の少なくとも一部が出力取り出し可能にユニット地板から突出するため、この出力車に所望の負荷を連結するだけで、この負荷に対応した汎用アクチュエータとなる。
上記のいずれかに記載のアクチュエータまたは上記のアクチュエータユニットを搭載した時計或いは電子機器が提供される。
本構成は、時計の例えばカレンダ駆動に適用でき、また、時計に限らず、カメラ、デジタルカメラ、携帯電話等の携帯機器全般、さらにはプリンタ、プロジェクタ等の電子機器のアクチュエータに適用できる。
本発明では、振動体側が非可動であるため振動特性の劣化がなく安定した高効率駆動が可能になり、被駆動体及び出力車が被駆動体案内体に支持されるため、被駆動体から出力車までの動力伝達において中心軸間距離が変化することがなく、被駆動体及び出力車の良好な噛み合い状態が維持される。また、出力車が被駆動体案内体の回動中心に配置されるため、出力車の軸が固定され、出力が安定して取り出せる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1において、700はアクチュエータを示し、このアクチュエータ700は、ベース部材701上に配置される。このアクチュエータ700は、圧電アクチュエータ71を備え、この圧電アクチュエータ71は、図2に示すように、ステンレス等の金属材料から形成された補強板400の両面に、圧電素子401、402を配置して概略構成され、ケース701に固定される基部71aと、基部71aにネック部71bを介して連結される振動体(圧電素子401、402の配置領域)71cとを備えている。
圧電素子401、402は、略長方形形状を有し、その長手方向が、補強板400の略長方形部分(71cに相当する部分)の長手方向と略一致するように該部分の両面に各々接着され、これらによって振動体71cが構成されている。
この圧電素子401、402の材料は、特に限定されず、例えば、チタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT(登録商標))、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の各種のものを用いることができる。
また、圧電素子401、402の表面には、ニッケルや金等による電極(図示せず)が設けられ、これら電極には、図2に示すように、基部71aに固定されたリード基板405a、405bから延出するばね接点406a、406bが各々接触し、このばね接点406a、406bを介して各圧電素子401、402の電極とリード基板405a、405bとが電気的に接続される。
この基部71aには、図1に示すように、複数のピン孔407a、407b、407cが設けられ、このうちの両端のピン孔407a、407cにベース部材701から突出する位置決めピン(図示せず)が挿通されて圧電アクチュエータ71がベース部材701に位置決めされ、この位置決め状態で、圧電アクチュエータ71の上方から押さえ板410(図2)が配置され、その上方からピン孔407bにねじ411が挿通されて、このねじ411により、圧電アクチュエータ71がベース部材701に固定される。
この場合、図2に示すように、ベース部材701上の回路基板303aがリード基板405bと接触することにより、回路基板303aがリード基板405aを介して圧電素子402に電気的に接続され、また、押さえ板410の裏面には、リード基板405bと接触する回路基板303bが設けられ、この回路基板303bが、リード基板405aを介して圧電素子401に電気的に接続される。680は、回路基板303a,303bに連なる接続端子である。
この圧電アクチュエータ71においては、圧電素子401、402が、繰り返し電圧が印可された時に、圧電素子401、402が長手方向に伸縮する、いわゆる縦振動(図1中X方向の振動)と、圧電素子401、402の平面中心に対して点対称に、縦振動に直交する方向に屈曲する、いわゆる屈曲振動とを同時に行い、補強板400に一体に形成された当接部400aを楕円軌道に近似した軌道を描いて運動させる。なお、補強板400には、当接部400aの移動軌跡が所望の軌道となるように、当接部400aの対称位置にバランス部400bが一体に形成される。
ここで、圧電素子401、402の縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数とは互いに近接していることが好ましく、より具体的には、縦振動の共振周波数に対する屈曲振動の共振周波数の比が、1.00より小さいと、良好な楕円軌道を得ることができず、また、1.03より大きいと両振動の振幅が同時に大きくなる振動周波数を設定できないため、上記周波数比は、1.00より大きく、1.03以下に設定される。
さて、本実施形態では、圧電アクチュエータ71の当接部400aの軌道に沿った運動によって、図1に示すように、矢印A方向に回転駆動される被駆動体(以下、ロータという。)72が設けられる。このロータ72は被駆動体案内体(以下、ロータ案内体という。)171に支持され、このロータ案内体171はケース701に対し、回動軸172により回動自在に支持されている。この回動軸172の軸上には、ロータ72のロータかな72aに噛み合う出力車74が支持され、この出力車74は開口701aを通じてケース701の外に露出している。
また、ロータ案内体171にはピン171aが固定されており、このピン171aと、ケース701に固定されたピン175との間には、ばね173が介装され、このばね173は回動軸172中心にロータ案内体171を矢印P方向に付勢し、これにより圧電アクチュエータ71の当接部400aに対して、ロータ72が押圧されて、ロータ72と圧電アクチュエータ71との接触圧が、圧電アクチュエータ71の駆動時にロータ72を高効率で回転可能な適正圧に保たれ、圧電アクチュエータ71によるロータ72の送り量(単位時間当たりの送り量)が十分に確保される。
本構成では、圧電アクチュエータ71により、ロータ72が回転駆動され、ロータかな72aに噛み合う出力車74が回転する。従って、この出力車74に所望の負荷を連結すれば、当該負荷が駆動される。この負荷は、例えば腕時計のカレンダ機構等の駆動負荷であってもよく、或いは、カメラ、デジタルカメラ、携帯電話等の携帯機器全般、さらにはプリンタ、プロジェクタ等の電子機器の負荷であってもよい。
本実施形態では、回動中心172を持つロータ案内体171に支持されたロータ72を、ケース701に固定された圧電アクチュエータ71の当接部400a側に押圧すると共に、ロータ72のロータかな72aに噛み合う出力車74を、ロータ案内体171の回動中心172と同軸状に配置したため、ロータ72と出力車74が、同一のロータ案内体171に支持され、ロータ72と出力車74の中心軸間距離が変化することがなく、ロータ案内体171が回動してもロータ72のロータかな72a及び出力車74の良好な噛み合い状態が維持される。
また、本構成では、出力車74がロータ案内体171の回動中心172の軸上に配置されるため、ロータ案内体171が回動しても出力車74が変位しないので、アクチュエータ出力を安定して取り出せる。また、各車のすべてをロータ案内体171に支持することにより、平面サイズが小型化される。
図3は、別の実施形態を示す。
この構成では、ロータ72と、ロータ72のロータかな72bに噛み合うアイドル車(中間車)370と、アイドル車370に噛み合う出力車74(回動軸372上に配置される)とを備え、すべてが単一のロータ案内体371に支持され、このロータ案内体371が、ケース701に対し、回動軸372により回動自在に支持される。なお、その他の構成は、図1と同じであるため、説明を省略する。
図4は、上記車配列の模式図である。出力車74の回転中心Aとロータ72の回転中心Bの各軸間を結ぶ線分の距離L1、出力車74の回転中心Aとアイドル車370の回転中心Cの各軸間を結ぶ線分の距離L2、アイドル車370の回転中心Cとロータ72の回転中心Bの各軸間を結ぶ線分の距離L3、距離L1の線分と距離L2の線分のなす角度θ、距離L1の線分と距離L3の線分のなす角度φ、ロータかな72bの半径r1、アイドル車370の半径r2、出力車74の半径r3とした場合、L2=r2+r3…(1)、L3=r1+r2…(2)、L1=L2・cosθ+L3・cosφ…(3)となる。また、出力車74に負荷がかかった際に、ロータ72の回転軸に発生する反力F1、ロータ72と出力車74の間に配置されたアイドル車370の回転軸に発生する反力F2、回動軸372回りの負荷によって生じる反時計方向のモーメントM1、回動軸372回りの負荷によって生じる時計方向のモーメントM2とすると、M1=F1・L1・cosφ…(4)、M2=F2・L2・cos{1/2(θ+φ)}…(5)となる。
M1=M2を満たせば、回動軸372回りの負荷によるモーメント変動の合計が零となり、負荷が変動しても押圧ばね173の押圧力が変動せず、圧電アクチュエータ71の性能安定化が図られる。M1=M2は、(4)(5)式から、F1・L1・cosφ=F2・L2・cos{1/2(θ+φ)}…(6)であり、これを満たすには、各距離の比が、L2/L1=cosφ/(2・(cos((θ+φ)/2))2)…(7)に設定される。これによれば、回動軸372回りの負荷によるモーメント変動が完全に打ち消される。また、3つの車のすべてがロータ案内体371に支持されるため、平面サイズが小型化され、押圧力安定効果を損なわずに、自由度の高いレイアウトが可能になる。
上記アイドル車370はアイドラに限定されず、例えば図5に示すように、減速段をなす車470、或いは、図示は省略したが増速段をなす車で構成してもよい。この構成では、平面サイズが小型化され、押圧力安定効果を損なわずに、自由度の高いレイアウトが可能になるばかりでなく、減速率或いは増速率を任意に設定すれば、所望の出力特性に簡単にカスタマイズすることができる。
図6は、別の実施形態を示す。
この構成では、ロータ72と、ロータ72のロータかな72aに噛み合うアイドル車(中間車)570と、アイドル車570に噛み合う出力車74(回動軸572と同軸状に配置される)とを備え、3つの車のすべてが一直線上に配列されて、ロータ案内体571に支持され、このロータ案内体571が、ケース701に対し、上記回動軸572により回動自在に支持される。この場合には、出力車74の回転中心とロータ72の回転中心の各軸間を結ぶ線分の距離L4、出力車74の回転中心とアイドル車370の回転中心の各軸間を結ぶ線分の距離L5とした場合、各車が一直線上に配列されるため、式(7)において、θ、φが共に零となる。従って、L4=2・L5…(8)に設定すれば、M1=M2が維持され、回動軸572回りの負荷によるモーメント変動が完全に打ち消される。また、3つの車のすべてがロータ案内体571に支持されるため、平面サイズが小型化され、押圧力安定効果を損なわずに、自由度の高いレイアウトが可能になる。
図7は、別の実施形態を示す。
本構成では、ロータ72と、ロータ72のロータかな72aに噛み合う伝達車174とが共にロータ案内体271に支持され、このロータ案内体271がケース701に対し、回動軸272により回動自在に支持されている。そして、回動軸272と、伝達車174の支持軸とを結ぶ線Lのほぼ延長線上に、当該伝達車174の伝達車かな174aに噛み合う、ベース部材701に軸支された出力車74が配列されている。
この構成では、ロータかな72a及び伝達車174が同一のロータ案内体271に支持されるため、ロータかな72a及び伝達車174の中心軸間距離が変化することがなく、ロータかな72a及び伝達車174の良好な噛み合い状態が維持される。また、伝達車174に負荷がかかった場合、伝達車174の回転軸に所定の反力が発生し、この反力を打ち消すように、ロータ72の回転軸に所定の反力が発生する。従って、ロータ案内体271の回動中心回りにおけるモーメント変動の合計が小さくなり、負荷が変動しても押圧力変動がいくぶん緩和される。
図8は、別の実施形態を示す。
符号600は、圧電アクチュエータユニットを示す。このアクチュエータユニット600では、圧電アクチュエータKが、樹脂製のケース601に収容され、ユニット地板601aに支持されている。この圧電アクチュエータKは、図6に示す機構とほぼ同様の構成であり、圧電アクチュエータ71を備える。また、この圧電アクチュエータKは、ロータ72と、ロータ72のロータかな72aに噛み合うアイドル車(中間車)670と、アイドル車670に噛み合う出力車74(回動軸672と同軸状に配置される)とを備え、すべてが一直線上に配列されて、ロータ案内体671に支持され、このロータ案内体671が、ユニット地板601aに対し、回動軸672により回動自在に支持されている。673は、ロータ案内体671を回動軸672回り(矢印Q方向)に付勢するばねであり、このばね673は、ロータ案内体671上のピン671aと、ユニット地板601aに固定されたピン675との間に配置され、圧電アクチュエータ71に対し、ロータ72を押圧している。また、このばね673は、圧電アクチュエータ71の振動体71aと平面的に重ねて配置されている。これによれば、上記各実施形態と比べた場合に、アクチュエータの平面サイズが小型化される。被駆動体を押圧する押圧ばね673は、振動体71又は被駆動体72或いは被駆動体案内体671等のいずれかと、或いはこれら複数の部材に跨って、平面的に重ねて配置してもよい。これによれば、任意のレイアウトが可能になり、さらなる平面サイズの小型化が達成される。
680は、上記の各実施形態と同様の構成の接続端子であり、このアクチュエータユニット600では、この接続端子680が、開口601bを通じてケース601の外部に突出し、出力取り出し可能にした上記出力車74が、開口601cを通じてケース601の外部に突出している。
本構成では、圧電アクチュエータ71により、ロータ72が回転駆動され、ロータかな72aに噛み合うアイドル車670が回転し、この回転力が、アイドル車670に噛み合う出力車74を通じて出力される。従って、この出力車74に所望の負荷を連結すれば、当該負荷が駆動される。この圧電アクチュエータユニット600では、平面サイズが小型化され、押圧力安定効果を損なうことがない。
駆動対象は、例えば腕時計のカレンダ機構等の負荷であってもよく、或いは、カメラ、デジタルカメラ、携帯電話等の携帯機器全般、さらにはプリンタ、プロジェクタ等の電子機器の負荷であってもよい。この圧電アクチュエータユニット600は、出力車74の少なくとも一部が出力取り出し可能にケース(ユニット地板)601から突出するため、この出力車74に駆動対象を連結するだけで、この駆動対象に対応した汎用アクチュエータタとしての利用が可能になる。
図9は、駆動対象(負荷)の一例を示す。
この負荷は、いわゆる腕時計のカレンダ機構であり、このカレンダ機構は、地板の一方の面(時計の文字板側)に支持され、その駆動源は、上述の圧電アクチュエータ71である。この圧電アクチュエータ71がロータ72の外周部に接触し、これによって、当該ロータ72を回転させる。圧電アクチュエータ71から、出力車74に至るまでの構造は、図8の実施形態と同じものである。
この出力車74は中間車274に噛み合い、中間車274の中間車かな274aには、中間車75が噛み合い、中間車かな75aには、中間車76が噛み合う。この中間車76は、制御車かな77に噛み合い、制御車かな77は制御車78と一体に形成される。ここまでは制御車78を回すための減速輪列である。なお、211は、制御車かな77の位置決め用のジャンパである。
また、上述した中間車75には、ロータ72の送り量検出用のばねスイッチ300が設けられる。このばねスイッチ300は、中間車75の回転に応じて開閉される機械式スイッチ(接触検出手段)である。図10に示すように、このばねスイッチ300は、弾性を有する金属材料、例えば、リン青銅やステンレス鋼等で形成され、中間車75の支持軸に固定されたばね接点301と、地板303に設けられた回路基板303a上に設けられ、この中間車75と共に回転するばね接点301を介して導通する導通端子部302とから構成される。この導通端子部302は、ロータ72の送り量が暦を1日分送る送り量になる毎に、つまり、その送り量に対応する角度だけ中間車75が回転する毎に、ばね接点301を介して導通した状態(閉状態)から非導通の状態(開状態)に切り替わるように、回路基板303aの配線パターンの一部として構成されている。この導通端子部302は、制御部(図示せず)と接続され、制御部は、このばねスイッチ300の開状態から閉状態への切り替わりを検出することにより、ロータ72の送り量が暦を1日分送る送り量となったことを検出する。すなわち、このばねスイッチ300は、ロータ72の送り量を検出するロータ送り量検出手段である。
制御車78は、爪数が異なる複数のゼネバ車(図示せず)を備え、いずれかのゼネバ車が、1位の日車(1位表示体(暦表示車))89を回す日回し車87と、10位の日車(10位表示体(暦表示車))92を回す日回し車90と、月車(暦表示車)82を回す月表示中間車79とにそれぞれ噛み合う。ここで、1位の日車89の外周表面には「0」〜「9」の数字が周方向に等間隔に表示され、10位の日車92の外周表面には「空領域」と「1」〜「3」の数字が周方向に等間隔に表示される。なお、「空領域」とは数字の記載がない領域で、該当日が一桁の「日」(すなわち、1日〜9日)に相当するとき、10位に位置付けられる。
図9の日表示窓204には、1位の日車89上の数字「0」〜「9」と、10位の日車92上の「空領域」或いは数字「1」〜「3」との組み合わせにより、暦の「日」を示す「1」乃至「31」のいずれかの数字が表示される。
上述した制御車78が回転すると、まず、1位の日車89に対応するゼネバ車を介して、日回し車87および1位日かな88が回転し、これと一体に1位の日車89が回転し、その外周表面上の数字「0」〜「9」が、原則的に、1日に1回の割合で周方向に一つ送られる。この制御車78の回転に応じて、1位の日車89の回転が進み、10位が繰り上がる日付に至ると、今度は、10位の日車92に対応したゼネバ車を介して、日回し車90および10位日かな91が回転し、これと一体に10位の日車92が回転し、その外周表面上の「空領域」或いは数字「1」〜「3」が、10日に1回の割合で周方向に一つ送られる。
また、制御車78の回転に対応して、1位の日車89および10位の日車92の回転が進み、「月」の表示が繰り上がる日付に至ると、今度は、月車82に対応したゼネバ車を介して、月表示中間車79および月検出車80が回転し、これと一体に月車82が回転する。そして、その表示指針206aが回転し、月表示部206上の暦の「月」を示す「JAN」(1月を示す)〜「DEC」(12月を示す)のいずれか1の記号が指し示され、暦の「月」表示が行われる。
上記月検出車80には、年表示中間車83が噛み合い、この年表示中間車83には年送り車84が噛み合う。そして、この年送り車84には年車(暦表示車)85が噛み合い、この年車85には、暦の「年」を指し示す表示指針208aが接続される。この場合、年送り車84は、1年の期間を経て、初めて年車85を90°回転させるように構成される。従って、表示指針208aは、1年に1回送られる。そして、閏年であれば、表示指針208aが数字「0」を指し示し、それ以降、「1」「2」「3」を指し示せば、例えば、それは閏年から何年目であるかを表示し、これにより、暦の「年」が表示される。
すなわち、このカレンダ機構は、ロータ72の回転を歯車輪列を介して減速して制御車78を回転し、この制御車78の回転により、1位の日車89および10位の日車92、月車82および年車85を回転する。
上記24時表示部205では、その駆動力が、カレンダ機構の駆動源とは異なり、地板303の裏側に配置された時計の運針機構の駆動源から取られる。すなわち、運針機構の筒車(時針(短針)63を支持する筒車)に筒車体93が一体化されており、この筒車体93には、24時検出車94が噛み合う。
そして、この24時検出車94には、24時車95が噛み合い、この24時車95の回転により、24時表示部205の表示指針205aが回転する。この表示指針205aは、1時間に1回送られる。
この24時検出車94には、中間車75に設けられた上記ばねスイッチ300と略同様のばねスイッチ310が設けられ、このばねスイッチにより、表示指針205aが「午前零時」を指し示したことが検出される。
具体的には、図9に示すように、24時検出車94には、ばね接点97が設けられ、このばね接点97と対向する回路基板上に、24時検出車94が「午前零時」の回転位置となったときにばね接点97を介して導通する導通端子部(図示せず)が設けられる。このばねスイッチ310の開閉は、制御部によって検出される。すなわち、このばねスイッチ310は、「午前零時」を検出する24時検出手段として機能する。
本構成では、カレンダ駆動用の独立駆動源(圧電アクチュエータ71)を持つため、カレンダ単独で月末日付修正が可能となる。また、駆動源として圧電アクチュエータ71を用いることによって通常のカレンダ構造のみならず、上記のように複雑で高負荷なカレンダの高速駆動が可能となる。
上記圧電アクチュエータ71は、図1及び図2の構成に限定されず、薄板状でなくてもよく、また、被振動体を正逆両方向に駆動するタイプのものであってもよく、さらにまた、略長方形形状の圧電素子401、402に限定されず、台形、ひし形、平行四辺形形状等であってもよい。
本アクチュエータは、上記カレンダ機構の駆動源に限らず、例えばカメラ、デジタルカメラにおけるオートフォーカス、絞りの調整機構、フィルムの巻き上げ機構等の駆動源に適用可能であり、携帯電話であれば、例えば着信時のバイブレータ機構等の駆動源に適用可能であり、また、プリンタであれば紙送りモータや、キャリッジの駆動用モータ等に適用可能であり、さらに、プロジェクタであれば焦点合わせのズーム機構の駆動源や、脚の高さ調整機構の駆動源等に適用可能であり、要するに、あらゆる携帯機器、電子機器の駆動源に適用可能である。
また、上述の実施形態では、腕時計に適用する場合を例示したが、懐中時計などの携帯型の時計や置き時計などの固定型の時計にも適用可能である。また、携帯型、固定型を問わず、標準時刻を示す電波(例えばJJY)を受信して時刻を修正する電波時計にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るアクチュエータを示す図である。 図1のII−II断面図である。 アクチュエータの別の実施形態を示す図である。 回動軸回りに作用するモーメントを説明する図である。 アクチュエータの別の実施形態を示す図である。 アクチュエータの別の実施形態を示す図である。 アクチュエータの別の実施形態を示す図である。 アクチュエータユニットの実施形態を示す図である。 腕時計のカレンダ機構を示す図である。 ロータの送り検出用のばねスイッチを説明する図である。 従来のアクチュエータを示す図である。
符号の説明
1…腕時計、10、20…ステッピングモータ、71…圧電アクチュエータ(振動体)、72…ロータ(被駆動体)、72a…ロータかな、74…出力車、78…制御車、171、271,371,571,671…ロータ案内体、172、272,372,572,672…回動軸、300…地板、370,570,670…アイドル車(中間車)、600,700…アクチュエータ、701…ベース部材。

Claims (5)

  1. 振動体の振動振幅を被駆動体に伝達し出力車から出力するアクチュエータにおいて、
    前記被駆動体を被駆動体案内体に支持し、この被駆動体案内体を回動中心回りに回動させて当該被駆動体を、固定された振動体側に押圧すると共に、
    前記被駆動体に連なる前記出力車を前記被駆動体案内体の回動中心と同軸状に配置し、
    前記被駆動体と前記出力車との間に少なくとも1つのアイドラまたは減速段をなす車或いは増速段をなす車が配置され、当該車が被駆動体案内体に支持され、
    前記出力車の回転中心と前記被駆動体の回転中心の各軸間を結ぶ線分の距離L1、出力車の回転中心と前記車の回転中心の各軸間を結ぶ線分の距離L2、前記車の回転中心と前記被駆動体の回転中心の各軸間を結ぶ線分の距離L3、距離L1の線分と距離L2の線分のなす角度θ、距離L1の線分と距離L3の線分のなす角度φとしたとき、各距離の比が、L2/L1=cosφ/(2・(cos((θ+φ)/2)) 2 )に設定され、前記出力車に負荷がかかった際に、被駆動体の回転軸に発生する反力、及び被駆動体と出力車の間に配置された前記車の回転軸に発生する反力によって発生する、被駆動体案内体の回動中心回りのモーメント合計が略零となるように構成されている
    ことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記被駆動体を押圧する押圧ばねを、前記振動体又は被駆動体或いは被駆動体案内体等と平面的に重ねて配置したことを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2記載のアクチュエータと、このアクチュエータが固定されたユニット地板とから構成され、
    アクチュエータの出力車の少なくとも一部が出力取り出し可能にユニット地板から突出したことを特徴とするアクチュエータユニット。
  4. 請求項1又は2記載のアクチュエータまたは請求項3記載のアクチュエータユニットを搭載したことを特徴とする時計。
  5. 請求項1又は2記載のアクチュエータまたは請求項3記載のアクチュエータユニットを搭載したことを特徴とする電子機器。
JP2005057275A 2005-03-02 2005-03-02 アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器 Expired - Fee Related JP4857572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057275A JP4857572B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005057275A JP4857572B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006246587A JP2006246587A (ja) 2006-09-14
JP4857572B2 true JP4857572B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=37052403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005057275A Expired - Fee Related JP4857572B2 (ja) 2005-03-02 2005-03-02 アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4857572B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013236470A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Seiko Epson Corp 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置
JP5970701B2 (ja) * 2012-05-11 2016-08-17 セイコーエプソン株式会社 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178177A (ja) * 1986-01-29 1987-08-05 Taichi Nishio モ−タ−
CN1507687A (zh) * 2002-03-01 2004-06-23 精工爱普生株式会社 压电致动器及具有压电致动器的钟表以及便携装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006246587A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4857886B2 (ja) 圧電アクチュエータの耐衝撃装置、これを備えた電子機器
US7109638B2 (en) Piezoelectric actuator, timepiece, and electronic device
EP1959512B1 (en) Piezoelectric transducer, piezoelectric actuator, and portable device
US9331263B2 (en) Piezoelectric motor, drive unit, electronic part transfer apparatus, electronic part inspection apparatus, robot, and printer
JP4222208B2 (ja) 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータを備えた時計並びに携帯機器
JP5245358B2 (ja) 圧電振動体、圧電アクチュエータ、および携帯機器
JP4141990B2 (ja) 圧電アクチュエータおよび機器
JP4857572B2 (ja) アクチュエータ、アクチュエータユニット、時計及び電子機器
US8604667B2 (en) Ultrasonic motor and electronic apparatus which mounts the motor thereon
JP4376342B2 (ja) 電子時計
JP2002354853A (ja) アクチュエータ、およびそれを用いた時計並びに報知装置
JP4951955B2 (ja) 圧電アクチュエータ、圧電アクチュエータの駆動方法、および電子機器
JP3614111B2 (ja) 圧電アクチュエータ、時計、携帯機器及び圧電アクチュエータにおいて押圧力を調整する調整方法
US20170156695A1 (en) Ultrasonic probe unit, ultrasonic probe, and ultrasonic apparatus
JP4218666B2 (ja) 圧電アクチュエータ、および電子機器
JP2007037242A (ja) 圧電アクチュエータ、および電子機器
JP3244961B2 (ja) 超音波モータ
JP2006242745A (ja) 電子機器
JP3680602B2 (ja) 圧電アクチュエータ、時計および携帯機器
JP2006136060A (ja) 圧電アクチュエータおよび電子機器
JP2002262586A (ja) 圧電アクチュエータ、時計および携帯機器
JP2007014107A (ja) 圧電アクチュエータおよび時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees