JP4856538B2 - 曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法 - Google Patents

曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4856538B2
JP4856538B2 JP2006513127A JP2006513127A JP4856538B2 JP 4856538 B2 JP4856538 B2 JP 4856538B2 JP 2006513127 A JP2006513127 A JP 2006513127A JP 2006513127 A JP2006513127 A JP 2006513127A JP 4856538 B2 JP4856538 B2 JP 4856538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved surface
matching
curvature
continuity
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006513127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006524398A (ja
JP2006524398A5 (ja
Inventor
スリプラディスヴァラカル,タワッチ
サイ,イ・フェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Industry Software Inc
Original Assignee
Siemens Product Lifecycle Management Software Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens Product Lifecycle Management Software Inc filed Critical Siemens Product Lifecycle Management Software Inc
Publication of JP2006524398A publication Critical patent/JP2006524398A/ja
Publication of JP2006524398A5 publication Critical patent/JP2006524398A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4856538B2 publication Critical patent/JP4856538B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/30Polynomial surface description

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本発明は、一般的にグラフィックスモデリングシステムにおける曲面の生成及び変更に関するものである。
曲線に基づいた曲面生成スキームは、自由幾何学形状のモデリングのためのコンピュータ支援幾何学デザイン(CAGD)で非常に広く使われている。これらのスキームの中で最も単純なものが、複数の曲線間を補間して曲面を形成するスキニングである。ロフティングとしても知られるこの方法においては、複数の「リブ」つまり断面部分上に沿って曲面を広げる。曲面は対応する位置の各断面部分の形状を保持し、1つの断面部分から次の断面部分へとスムーズに繋がる。図1Aはスキニングのテクニックを図示している。左側が「リブ」つまり断面部分であり、これらが右側に示されている生成された「スキン」曲面の基礎として使用されることに留意されたい。
図1B及び図1Cに示されるように、曲線のネットワーク間を補間するさらに複雑な方法も十分に開発されており、現代の幾何学形状モデリングシステムで手軽に利用できる。これらの方法は非常に直感的で効果的な曲面生成ツールをデザイナーに提供する。というのは、描かれる曲面は入力曲線が示唆する「アイデア」に正確に沿うものであり、こうして曲線の作成するのは大抵の場合において曲面を一から作り出すことよりかなり容易であるからである。図1B及び図1Cでは、左側の基本曲線のネットワーク間を補間し右側の曲面を形成する。
一般的な意味では、「連続性」とは2つの物が如何に繋がるかを説明する言葉である。CとGの2種類の連続性が一般的には議論される。ここで、nは連続性の次数を表す。C連続性とは、n次の「パラメトリック」な連続性を意味する。これは、n次までの全ての導関数の大きさと方向が一致しなくてはならないということを意味する。一方、G連続性とはn次の「幾何学的」な連続性を意味し、C条件からの再パラメータ化を許容することで、その定義は先の定義よりもゆるいものとなっている。1次の連続性は良い例である。2つの曲線の間のC連続性では、2つの端の接線ベクトルが同一であることが要求されるが、その一方で、G条件では、2つの端の接線ベクトルが平行であることのみが要求さる。幾何学的連続性は、パラメトリックな連続性程の厳しい条件ではないが、接続される2箇所の接続部分近辺がスムーズに「見える」十分条件を記述するという点で、CAGDではより有用である。
クラスA(またはクラス1と呼ばれることもある)の幾何学的デザインでは、審美的完成度を高めたり、空気力学的な目標を達成するために、曲面の特質の厳格な基準を設定することが一般的である。大抵の場合、クラスAの曲面には曲率連続性がある一方で、望まれる形状/形体に必要な最も単純な数学的表示を提供し、望ましくない起伏がないことが要求される。
例えば、車体の自由曲面モデリングでは、生成された曲面の部分同士が互いに(Gもしくはそれ以上の)良い連続性を維持することと共に、光を当てて見た場合に全箇所でスムーズな見た目が表現されていることが要求される。また、曲面が常に「シンプル」で「クリーン」であること、つまりは、妥当な数のコントロールポイントがり、コントロールネットが良い構成をしていて、優れたパラメータのフローを有することが要求される。曲面が幾何学形状的に必要以上に複雑な場合、既存の幾何学形状に基づいた更なる幾何学形状生成、メッシュ生成、及びNCツールパス生成などのその後のプロセスに問題を生じさせる可能性がある。幾何学的構成物を変更するにあたり、コントロールポイントの編集に大きく依存するデザイナーにとって、クリーンでない、つまり「粗雑な」コントロールネット構成は望ましくない。上記の特質は全て、最近の幾何学形状モデリングシステムの様々な分析ツールを用いて検証することができる。これらのツールの幾つかは図2に説明されている。
図2A乃至図2Dは、6つの曲面からなるモデルに使用される様々な曲面分析ツールを示している。図2Aは連続性ニードルプロットを示す。これは、異なる長さと方向のニードル(ベクトル)によって曲面間の非連続性の尺度を示すものである。図2Bは曲面等高線プロットを示し、ここで、各等高線は曲面上の一定の光反射率を表している。スムーズな等高線はスムーズな曲面を反映している。図2Cは曲率ニードルプロットを示し、曲面上の断面曲率の分布を表している。このプロットは曲面上の曲率の「フロー」を図示しており、異なる種類の形状欠陥の良い指標である。図2Dはゼブラプロットを示す。これは、光を照射した室内でモデルを検査する車体デザインプロセスの形状検査環境を模したものである。等高線プロットと同様に、このプロットは曲面のスムーズさをはっきりと目に見える形で示す。
自由曲面モデリングでは、一般的に複雑な形状は様々なナーブス曲面を使用してモデリングされる。スムーズさ及び審美面での要求を満たすために、特にクラスAの曲面モデリングでは、生成された曲面が互いに曲率連続性を有していることが非常に重要である。曲線に基づいた曲面生成においては、幾つかの選択された曲線が既存の曲面の境界であることがあり(エッジ曲線もしくはトリム曲線)、生成された曲面は大抵の場合、既存の曲面に対して自動的に接線連続性もしくは曲率連続性を有することが望まれる。この代替手段として、ユーザーが各曲面の形状を手動で作成編集し、その後その形状が連続性を有するように互いに「マッチ」させることもできる。
殆どのCADシステムは、共通の境界に沿って曲率が連続した形で2つの曲面をマッチさせる機能を有する。しかし、1つの辺のマッチング機能のみを用いて数個の曲面間で連続性を持たせるのは非常に困難で時間の掛かる作業である。通常1つの曲面境界に沿ってマッチングを行うと、隣接する境界に沿った連続性を1つ、2つ破壊してしまう。デザイナーはコントロールポイントを編集し、マッチングを繰り返し行う必要がある。
従って本技術分野では、デザイナーが幾何学的拘束を受けながら、ナーブス曲面を隣接曲面との4つのエッジに沿って同時にマッチさせることを可能にするコンピュータで実行する方法のためのシステム、プロセス、及びコンピュータプログラム製品が求められている。
先行技術の上述の欠点に対処するため、本発明はグラフィックモデリングシステムにおいて改良された曲面生成及び曲面変更が実行できるようにすることを目的とする。各種実施例のその他の目的は本願に記載されているか、当業者には明らかなものである。
好ましい実施例は、グラフィックモデリングシステムにおいて曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステム及び方法を提供する。好ましい実施例においては、接線方向に関する曲面マッチング及び曲率に関する曲面マッチングを行うための改良されたアルゴリズムが使用され、これにより所定の曲面と隣接する1つもしくは複数の曲面との間の連続性が改善される。
上記は、後述する本発明の詳細な説明を当業者がより良く理解できるよう、本発明の特徴及び技術的な効果についてかなり広範に概要を述べたものである。本発明の更なる特徴と効果は本発明の請求項の主題となるものあり、以下において説明する。当業者は、本願に開示されている概念及び特定の実施例を、本発明と同じ目的を果たすために他の構成を変更もしくはデザインするための基礎として容易に使用できることを理解するであろう。当業者はまた、これらの同等な構築は最も広義な形での本発明の精神及び範囲から逸脱するものではないことを認識するであろう。
下記の発明の詳細な説明に進む前に、本特許で使用している単語または語句の定義を説明することは有意義であろう。「含む」および「から成る」という用語およびそれらの派生語は、制限のない包含を意味する。「または」という用語は包含的であり、「および/または」を意味する。「に関連する」または「と関連する」という語句およびそれらの派生語は、〜を含む、〜内に含まれる、相互に接続する、〜を包含する、〜に包含される、〜に接続するもしくは〜と接続する、〜と連結するもしくは〜に連結する、〜と伝達できる、〜と提携する、インターリーブする、並列する、〜に隣接する、〜に境を接するもしくは〜と境を接する、〜を有する、〜の性質を有する、等を意味する。「コントローラー」という用語は、少なくとも1つの操作を制御するデバイス、システム、またはそれらの部品の全てを意味し、そのようなデバイスが、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウエアまたは少なくとも2つの同様なものを組み合わせたものに実装されているかを問わない。特定のコントローラーに関連する機能性は集中型でも分散型でもよく、ローカルかまたは遠隔かは問わないことに留意されたい。本特許では特定の単語および語句の定義を提供するが、当業者は、そのような定義は、殆どではないにしても多くの場合、そのように定義された単語および語句の従来の使用および今後の使用に当てはまることが理解できるであろう。
本願に記載の図1乃至図8、及び本願記載の発明の原理を説明するために用いられている様々な実施例は例を示すためだけのものであり、如何なる場合でも本発明の範囲はこれらのみに限定して解釈されるべきではない。当業者は、本発明の原理は適宜に準備されたものであればどのようなデバイスを用いても実施できることを理解するであろう。本出願の多数の革新的な教示を、現時点で好ましいとする実施例を特に参照しながら説明する。
好ましい実施例は、グラフィックモデリングシステムにおいて、曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法を提供する。好ましい実施例においては、接線方向に関する曲面マッチング及び曲率に関する曲面マッチングを行うための改良されたアルゴリズムが使用され、これにより、所定の曲面と隣接する1つもしくは複数の曲面との間の連続性が改善される。
定義−以下は、本出願書類で使用されている幾つかの専門用語の一般的意味の簡潔な定義である。(しかしながら、当事者は文脈上異なる解釈が必要であるかどうかを理解するであろう。)追加の定義は、標準的な技術用語集及び専門誌に記載されている。
Bスプライン曲線 ― 頂点のそれぞれが曲線の所定の範囲に影響を及ぼす、パラメータを使って定義される自由曲線。
Bスプライン曲面 ― 頂点のそれぞれが曲面の所定の範囲に影響を及ぼす、パラメータを使って定義される自由曲面。
等パラメトリック曲線 ― (u,v)パラメータの1つパラメータ値を一定に保ったままで、もう一方のパラメータのドメイン全体に沿ってBスプライン曲面をトレースすることで得られるBスプライン曲線。パラメータuを一定に保つことで得られる等パラメトリック曲線は、「uが一定の等パラメトリック曲線」と呼ばれる。「vが一定の等パラメトリック曲線」も同様である。
ノット ― ノットとはBスプライン曲線もしくはBスプライン曲面を定義する一要素である数値であり、ノットはその形状のコントロールに用いられる。1つのBスプラインに使用される全ノットの集合体をノットベクトルと呼ぶ。ノット値間の距離を、ノット間隔と呼ぶ。均一Bスプラインにおいてはノット間隔は(通常)1に設定され、非均一な有理Bスプラインの場合は、不均等なノット間隔が許容される。
Bスプラインセンスの互換性 ― 同一の次数とノット配列を有する場合、一群のBスプライン曲線はBスプラインセンスにおいて互換性があるとされる。
本願で開示されている複数辺でのマッチングは、生成された曲面が隣接曲面との接線連続性もしくは曲率連続性を有することが要求される幾つかの曲線に基づいた曲面生成スキームで使用される。これらの曲面構築スキームは2つの基本ステップで構成される。
(1)スキニング、クーンズ曲面、もしくはゴードン曲面などの広く知られた方法を用いて、隣接境界を含めた入力曲線間を補間する最初のベース曲面を作成する。必要があれば、またそれが望まれる場合には、入力曲線は再パラメータ化できる。
(2)このベース曲面を、要求される接線連続性もしくは曲率連続性を有する形で隣接曲面とマッチさせるために、請求項に記載のマッチングのアルゴリズムを使用する。好ましい実施例は、1つのナーブス曲面を幾何学的拘束を受けながら曲率連続性を有する形で隣接曲面に同時にマッチさせるプロセスを提供する。このプロセスのアルゴリズムの1つの実施例での入力としては以下のものがある。
・隣接曲面の1つ乃至4つの境界。各境界は曲面エッジもしくは曲面上のトリムされた 境界曲線であり得る。
・マッチしたトリムされていないナーブス曲面
・マッチング曲面のどのエッジがどの隣接境界曲線にマッチされるのかの指定。
・マッチングする各エッジに沿った望まれる連続性レベル:連続性無し、位置連続性、 接線連続性、もしくは曲率連続性。
・位置連続性、接線連続性、及び曲率連続性の許容値。
このプロセスにおいては、対応する境界曲線の共通の端点上で、入力隣接曲面が要求される連続性を有することを前提としている。マッチングのアルゴリズムは3つの基礎ステップである位置マッチング、接線マッチング、及び曲率マッチングから成る。各ステップは基本的に拘束条件付でフィッティングするイテレーションプロセスである。
位置マッチング
位置マッチングとはつまりは、拘束条件付で曲線を位置許容値内にフィッティングすることである。位置マッチングの概略を以下に記す。
1.隣接境界上のサンプルのマッチングポイントを算出し、そのパラメータ化を決定する。
1.1各マッチングエッジに関して、そのマッチングエッジの対応する等パラメトリック曲線を抽出する。
1.2対応する隣接境界を(例えば、弦偏差、曲線接線偏差、もしくは2つのサンプルポイント間の最大距離などの)特定の基準に基づいてポイントへとサンプル化する。各サンプルポイントに関して、そのポイントから隣接境界曲線の開始ポイントまでの相対的長さを算出する。
1.3各サンプルポイントに関して、特定の相対的長さを有する抽出された等パラメトリック曲線のパラメータ値を算出して逆問題を解くことによって、パラメータ値を決定する。
2.2つの曲線を相対するの隣接境界上のサンプルポイントに同時にフィットさせる。これには以下の拘束が課せられる。
・固定された端点。
・固定された端の接線方向。
・固定された端の曲率値。
3.全てのフィット曲線が要求される位置許容値の範囲内にあるかを確認する。許容値の範囲内にある場合、マッチング曲面がフィット曲線との「ノット互換性」を持つようにし、終了する。
4.偏差分析に基づき、フィット曲線にノットを適切に挿入する。
5.全てのフィット曲線が位置許容値内に入るまで、ステップ2乃至ステップ4を繰り返す。
6.マッチング曲面の境界コントロールポイントを4つのフィット曲線のコントロールポイントに置き換える。
マッチングするナーブス曲面のウエイトは固定されていることに留意されたい。第1のステップの後では、マッチング曲面は隣接曲面に対して位置連続性を有するようになる。マッチング曲面がより良いコントロールポイント構造と曲面フローを持つように、境界コントロールポイントの変更に基づいて、マッチング曲面の内部コントロールポイントを変更することも可能である。これに続く接線マッチングのステップ及び曲率マッチングのステップにおいては、隣接曲面上のサンプルのマッチポイントと、これらのマッチポイントに対して決定されたマッチング曲面の(u、v)パラメータ値が使用される。
拘束曲線フィッティングには既存の公開された方法がある。好ましい実施例では、4つの曲線を同時にフィットさせるために、2002年12月12日に申請された米国特許出願番号第10/318,344号に記載のグローバル曲面フィッティング方法が用いられている。本出願はこの米国出願を参照することによりその全体を含むものである。
接線マッチング
好ましい実施例においては、図3に示すプロセスに沿ったエネルギーを最小化したイテレーションによる拘束最小2乗フィッティングにより、接線を確実にマッチさせる。
最初に、システムもしくはユーザーがマッチング曲面と少なくとも1つの隣接曲面を指定する(ステップ310)。次に、隣接曲面のサンプルマッチポイントにおける単位曲面法線をシステムが算出する(ステップ315)。
システムは次に、マッチング曲面コントロールポイント上に望ましい線形拘束条件を設定する(ステップ320)。その後システムは拘束最小2乗フィッティングを行い、マッチング曲面の全ての関連境界に沿って1次クロス偏導関数を求める。ここで最小2乗項は接線の非連続性の尺度である(ステップ325)。
システムはその後、必要な曲面エッジに沿って接線連続性を確認する(ステップ330)。接線連続性が特定の許容値内である場合、そこで終了する(ステップ345)。
接線連続性が許容値内にない場合、システムは接線の非連続性を分析し(ステップ335)、マッチング曲面の適切な位置にノットを挿入する(ステップ340)。
接線連続性が得られるまでステップ325乃至ステップ340を繰り返す(ステップ325へ戻る)。
このプロセスにおいて、位置連続性マッチング曲面は以下のように定義される。
X(u,v)=ΣΣwijij(u)N(v)/ΣΣwij(u)N(v)
ここで、u,vは曲面のパラメータであり、N(u)、N(v)はそれぞれuパラメータ方向、vパラメータ方向に沿ったBスプラインベースの関数である。ステップ3の拘束最小2乗フィッティングによって下記の2次目的関数を最小化する試みが行なわれる。
E=wG1+w+w+wblend+wspring
ここで、
Figure 0004856538
である。
α及びβは、0.0もしくは0.1のどちらでも良い。α+β=1.0であり、nはサンプルポイントkにおける単位曲面法線を表す。サンプルポイントkが、uが一定の等パラメトリック曲線である曲面エッジ上にある場合、α=1であり、β=0.0である。(vが一定の場合はそれぞれα=0.0、β=1.0である。)完全な接線連続性を得るためには、マッチングエッジに沿った全てのポイントにおける1次クロス偏導関数は、隣接曲面上の対応するポイントで曲面法線に対して垂直でなければならない。EG1は接線の非連続性の尺度である最小2乗項として定義される。
Figure 0004856538
、E、及びEblendは結果として得られるマッチング曲面のスムーズさをコントロールするためのエネルギー項である。これらのエネルギー項無くしては、特にマッチング曲面が高い次数を有する場合、コントロールポイントは急激に変化するようになる可能性がある。
Figure 0004856538
であり、ここでcijは、前のステップからのコントロールポイントPijの座標を表す。Espringは、マッチング曲面の形が元々の曲面に近くなるよう、コントロールポイントの動きの制限を試みるスプリングエネルギー項である。
多くの線形拘束条件は指定できる。内部のコントロールポイントの幾つかは、それが望まれる場合には接線マッチングを行う間固定でき、この固定が拘束条件として指定できる。曲率連続性が曲面のコーナーのどれかにおいて要求される場合には、ねじれ拘束条件が定義されなければならない。ねじれ拘束条件は古典的な3接線定理に由来する。この定理は、
・ 両曲面に接線連続性があり、
・ その法曲率値が3つの異なる接線方向に沿ってマッチしている
場合に限り、2つの曲面ポイントは曲率連続性を有するというものである。
特に曲面コーナーX(u、v)でのねじれ拘束条件は以下のように定義される。
Figure 0004856538
であり、N(u、v)はコーナーでの曲面法線を表す。位置マッチング後、偏導関数X、X、Xuu、Xvvは境界コントロールポイントによって定義されるため、L、N、E、F、Gは一定値となることに留意されたい。従って、ねじれ拘束条件は線形方程式となる。
フィッティング変数は、境界コントロールポイントを除く、マッチング曲面のコントロールポイントの座標である。境界コントロールポイントが固定されると、最小2乗項EG1が残りのコントロールポイントの座標の2次関数となる。スムーズさ及びスプリングエネルギー項もまた2次関数である。式化されたエネルギー最小化した拘束最小2乗フィッティングは、線形法である標準的な2次関数プログラミング解法で解くことができる。目的関数もまた正定であり、最小2乗フィッティングの解は一意的であることが示される。
拘束最小2乗フィッティングの式化は新しいものではない。例えば、ウィリアム・ウェルチ、アンドリュー・ウィトキン著、SIGGRAPH92学会報、コンピュータグラフィックス、Vol.26、No.2、157−166、1992の「変動曲面モデリング」と題された論文にこの定式が説明されており、本出願はこの論文を参照することによりその全体を含むものである。
好ましいプロセスの特にユニークな1つの側面は、接線連続性を得るためにクロス偏導関数をフィッティングさせるにあたり、他のエネルギー項と共に最小2乗項EG1を定義する方法である。このアプローチの主な効果の1つは、曲面境界に沿った1次クロス偏導関数の推定は一切必要ないということである。
これは、以下の方法で接線マッチングを行う従来の方法と対照的である。
1.マッチング曲面の等パラメトリック曲線を抽出する。
2.プロジェクションもしくは回転のどちらかにより、これらの曲線を隣接曲面にマッチさせる。
3.マッチした等パラメトリック曲線の端接線から、曲面クロス偏導関数をフィッティングする。
このアプローチには2つの問題がある。
第1に、2つの曲面エッジに沿ったクロス導関数の推定は、コーナーにおいて「互換性」がない、つまり適合しない可能性がある。第2に、マッチング前の等パラメトリック曲線の端接線が隣接曲面の曲面法線にほぼ平行である場合、この推定は失敗するかもしくは曖昧になる可能性がある。
好ましい実施例では、このフィッティングは接線連続性のための必要十分条件を基に最小2乗項が定義される陰的フィッティングであると考えるため、これら2つの問題は完全に回避される。優れたコントロールポイント構造を有し接線連続性のあるスムーズなマッチング曲面を作るために、最小2乗項はスムーズさ及びスプリングエネルギー項と相互に作用し合う。
更に、好ましい実施例では、優れたコントロールポイント構造を作る上でのEblendの役割を利用する。
曲率マッチング
好ましい実施例の曲率マッチングプロセスでは、図4に示されるプロセスに従い、曲面境界エッジに沿って2次偏導関数をイテレーションによってフィッティングさせることで曲率連続性を得るために、接線連続性のあるマッチング曲面を調節する。曲率マッチングのステップは接線マッチングのそれと同様である。以下に更に説明されるように、主な相違点は曲率連続性の尺度となるように最小2乗項を定義する方法である。
最初に、システムもしくはユーザーがマッチング曲面と少なくとも1つの隣接曲面を指定する(ステップ410)。次に、システムが1つもしくは複数の接線方向に沿った隣接曲面上のサンプルポイントにおける法曲率を算出する(ステップ415)。ここで、境界曲線の接線方向と平行な方向は選択できない。好ましい実施例では3つの方向が使用され、ここで、3方向の内の1方向がマッチング曲面の1次クロス偏導関数の方向(等パラメトリック曲線の端の接線方向)でなければならない。
システムは次に、マッチング曲面のコントロールポイント上の望まれる線形拘束条件を設定する(ステップ420)。その後システムはマッチング曲面の全ての要求される境界に沿って2次偏導関数に対して、拘束最小2乗フィットを行う。ここで、最小2乗項は曲率の非連続性の尺度となる(ステップ425)。
システムは、必要な曲面エッジに沿って曲率連続性を確認する(ステップ430)。曲率連続性が指定の許容値内である場合、そこで終了する(ステップ445)。
曲率連続性が許容値内にない場合、システムは曲率の非連続性を分析し(ステップ435)、マッチング曲面の適切な位置にノットを挿入する(ステップ440)。
曲率連続性が得られるまでステップ425乃至ステップ440を繰り返す(ステップ425へ戻る)。
古典的な3接線定理とは、2つの曲面ポイントが接線連続で、それらの曲面ポイントの3つの異なる接線方向に沿った法曲率値がマッチしている場合に限り、2つの曲面ポイントは曲率連続性を有するというものである。リンケージ曲線定理とは、スムーズな曲線に沿って接線連続性を有する2つの曲面は、その曲線に沿った全てのポイントにおいて、その2つの曲面の法曲率がその曲線の接線以外の方向に沿って一致する場合に限り曲率連続性を有するというものである。曲率の非連続性の尺度となる最小2乗項Eg2は以下のように定義される。
Figure 0004856538
ここで、kは法曲率を表し、
Figure 0004856538
である。
更に、a、b、c、dは隣接曲面の4つの接線方向に沿った各サンプルポイントでの法曲率値である。(4方向の内1方向から最大3方向までが使用される。)特にサンプルポイントがuの一定な等パラメトリック曲線である曲面エッジ上にある場合、α=1.0であり、β=0である。(vが一定の場合はそれぞれα=0.0、β=1.0である。)他の2つの接線方向、Xduk1+Xdvk1及びXduk2+Xdvk2は使用しても使用しなくても良く、任意選択できる。実施に当たってここでは、duk1=0.5、dvk1=0.5、duk2=0.5、及びdvk2=−0.5と設定した3つの方向を使用する。曲率マッチングにおけるフィッティング変数は、位置連続性及び接線連続性を定義するコントロールポイントを除くコントロールポイントの座標である。これらの「位置」コントロールポイント及び「接線」コントロールポイントを固定した後は、Eg2は2次関数であることに留意されたい。接線マッチングと同様に、曲率マッチングにおける拘束フィッティングは、2次関数プログラミング解法を用いて解くことができる。
上記の曲率マッチングのプロセスは、曲率連続性を得るために法曲率値をフィッティングさせる革新的なアプローチを採用しており、特に曲率の尺度として最小2乗項を定義する方法が革新的である。
開示されたプロセスでは、2次偏導関数の推定は一切必要としない。殆どの公知のシステムは、曲率連続性を有する形で等パラメトリック曲線を隣接曲面にマッチングさせ(推定ステップ)、マッチした等パラメトリック曲線の端2次導関数からの曲面2次偏導関数をフィッティングさせることで曲率マッチングを解決する。
曲線に基づいた曲面構築
曲線に基づいた曲面構築スキームでは、良く知られているクーンズ曲面法(4つの境界による曲面用)、スキニング法(ロフト曲面用)、もしくはゴードン曲面法(双方向ロフト用)を位置マッチングのステップの代わりに用いることができる。必要があれば、またそれが望まれる場合には、入力曲線の再パラメータ化が必要となる可能性もある。これらの方法により、特定の許容値内で隣接曲面との位置連続性を有するベース曲面が生成される。このベース曲面を接線連続性及び曲率連続性を有する形でマッチさせるにあたり、このプロセスでは隣接曲面境界上のポイントをサンプリングし、最近点法もしくは既述の長さマッチング法によりこれらのポイントのパラメータ化を決定することのみが必要となる。サンプリングの完了後、前述のように接線マッチング及び曲率マッチングのアルゴリズムを応用することができる。
図5は4つの隣接曲面にマッチされるマッチング曲面を示す。このマッチング曲面は双三次ベジエ曲面である。この曲面は完全な位置連続性を有しており、接線の非連続性は4つの曲面エッジに沿って(度で)示されている。
図6は接線マッチング後の出力曲面を示す。この曲面は実際には双方向ロフト機能を使用して作られている。図5の結果との唯一の相違点は接線マッチングのステップである。接線が連続したマッチング曲面もまた双三次ベジエ曲面である。接線許容値は0.05度である。接線マッチングのためのアルゴリズムはノットを一切挿入せずに接線連続性を成立させることができることに留意されたい。
図7は、中間曲面を接線連続性を有する形でその4つの隣接曲面とマッチングした結果を示す。部分曲率ニードルの「ミスマッチ」が示すように、マッチング曲面はその隣接曲面と曲率が連続していないことに留意されたい。図8は同じ曲面の曲率マッチングの結果を示す。部分曲率ニードルは曲面エッジに沿ってマッチし、曲面が互いに曲率連続性を有することを示していることに留意されたい。このケースでは、曲率値の差は1%以内である。
好ましい実施例は、曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うための新しいプロセス及びアルゴリズムを提供する。好ましいプロセスの特に革新的な側面としては、下記の事柄が含まれる。
接線連続性を得るための、1次曲面クロス導関数のグローバル拘束でエネルギーを最小化した最小2乗陰的フィッティング。
曲率連続性を得るための、法曲率値のグローバル拘束でエネルギーを最小化した最小2乗フィッティング。
複数辺でのマッチングを行うアルゴリズムはすでに開発されており、ロフト、双方向ロフト、及び境界曲面ツールを含めた様々な曲線に基づいた曲面構造ツールで使用されている。
本特許で開示されている複数辺でのマッチングを行うアルゴリズムは、他の問題を解決するためにその用途を拡大することができる。
・曲率連続性を有する形で曲面コーナーをまとめてマッチングさせる。
・n個の辺のあるホールをn個のトリムされていない曲面で埋める。
・曲率連続性を有するスムーズなシートボディーを形体するための、1組の曲面をグローバルマッチングする。
これらの問題を解決するための1つの重要なステップは、曲面と単位曲面法線との間の望ましい境界、主要な曲率値、及びこれらの境界に沿った主要曲率方向を公知のテクニックを用いて決定することである。これらの情報が一度入手できれば、請求項の範囲に記載の接線マッチング及び曲率マッチングのためのアルゴリズムが適用される。
本願で用いられている用語及び従来のテクニックはコンピュータ支援幾何学デザインの技術分野の当業者には良く知られたものであろう。モレトンに与えられた米国特許番号第5636338号;G.セルニッカー及びD.ゴサード著、「自由形状デザインのための変形可能な曲線及び曲面の有限要素」、コンピュータグラフィックス、25、pp.257−266、1991;G.セルニッカー及びウィル・ウェルチ著、「変形可能なBスプライン曲面の線形拘束」、インターアクティブ3Dグラフィックシンポジウム学会報、25(2)、165−170、1992;G.ファリン及びD.ハンスフォード著、「ディスクリートクーンズパッチ」、コンピュータエーデッドジオメトリックデザイン16、691−700、1999;H.パーク等著、「複数の曲線再フィッティングに基づく近似ナーブス曲線の互換性の方法」コンピュータエーデッドデザイン、32、237−252、2000;J.ペグナ及びF.ウォルター著、「ブレンド曲面の曲率連続性を保証するための幾何学規準」、J.メカニカルデザイン、114、201−210、1992;J.ピータース著、「幾何学連続性」、コンピュータ支援幾何学デザインのハンドブック、エルセビア、2002;M.スジルバシ−ナギ著、「Bスプライン曲面のほぼ曲率連続なフィッティング」、J.ジオメトリーアンドグラフィックス、Vol.2、No.1、33−43、1999、を更に参照しても良く、これらは全て参照することにより本願に含まれるものである。
説明を簡潔かつ明確にするために、本発明と共に使用するに適した全てのデータ処理システムに関し、その完全な構成とオペレーションが本願に図示もしくは記載されているわけではないことを当業者は認識するであろう。そうではなく、本発明に特有なデータ処理システム、もしくは本発明を理解するのに必要なデータ処理システムのみが図示及び記載されている。データ処理システムの構成とオペレーションで本願に記載されていないものは、当技術分野で公知の様々な現行の実施方法及び使用例に沿ったもので良い。
本発明は完全に機能的なシステムとして記載されているが、本発明のメカニズムの少なくとも一部は、機械で使用可能な様々な形態の媒体に収められた指示として頒布させることができることを当業者は理解するであろうことと、また本発明が、実際の頒布のために使用される指示もしくはシグナルを含む媒体の特定の種類に関わらず、同じ様に応用できることは、特記すべき事項である。機械で使用可能な媒体の例としては読み取り専用メモリ(ROM)もしくは電気的消去、プログラム可能型読み取り専用メモリ(EEPROM)などの不揮発性のハードコードされた媒体;フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、及びコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、もしくはデジタル多用途ディスク(DVD)などのユーザーが記録できる媒体;及び、デジタルコミュニケーションリンク及びアナログコミュニケーションリンクなどの伝達型媒体が含まれる。
本発明の実施例はその詳細が記載されているが、本願が開示する発明は、その最も広範な精神及び範囲から逸脱することなく、様々な形で変更、置き換え、変形、及び改良できるということを当業者は理解するであろう。
本出願内の記載は如何なるものであれ、特定の構成要素、ステップ、もしくは機能が、特許請求の範囲に含まれなければならない不可欠な構成要素であると示唆するものではない。つまり、特許に含まれる内容の範囲は、請求項の範囲によってのみ定義されるものである。また、これらの請求項はどれも、「(ため)の手段」という言葉が分詞の後に続かない限り、合衆国法典第35編第12条の第6段落の発動を意図するものではない。
本発明及び本発明による効果をより完全に理解するために、付随する図面と併せながら下記に説明をする。なお、図内の同じ数字は同じものを示す。
図1A乃至Cは一般的な曲線に基づいた曲面生成方法を図示している。図1Aは一連の曲線を補間して曲面を形成する様子を図示している。図1Bは2xN個の曲線ネットワークを補間して曲面を形成する様子を図示している。図1CはMxN個の曲線ネットワークを補間して曲面を形成する様子を図示している。 図2A乃至図2Dは様々な曲面特質の分析ツールを示している。図2Aは連続性ニードルプロットを示す。図2Bは曲面等高線プロットを示す。図2Cは曲率ニードルプロットを示す。図2Dはゼブラプロットを示す。 本発明の好ましい実施例の1つによるプロセスを図示している。 本発明の好ましい実施例のもう1つによるプロセスを図示している。 4つの隣接曲面にマッチするマッチング曲面を示す。 接線マッチング後の出力曲面を示す。 4つの隣接曲面の間にある曲面を接線連続性を有する形でその4つの隣接曲面にマッチさせた結果得られる図を示す。 曲面の曲率マッチングの結果得られる図を示す。

Claims (2)

  1. コンピュータ化されたグラフィックモデリングシステムにおいて実行される曲率マッチングを行う方法において、
    第1曲面1つと、該第1曲面とBスプライン曲線である共通の境界線を有する少なくとも1つの隣接曲面とをユーザーが指定するステップと、
    該第1曲面の該境界線上のポイントに対応する該隣接曲面の該境界線上のポイントでの法曲率を前記グラフィックモデリングシステムにより決定するステップと、
    該第1曲面の境界線に沿って最小2乗フィットを前記グラフィックモデリングシステムにより行うステップと、
    を含み、
    該最小2乗フィットが、
    前記第1曲面の法曲率を示し、a、b、c、dが対応する各ポイントでの該隣接曲面の法曲率値であり、u、vが該第1曲面のパラメータであり、α及びβが0.0もしくは1.0であり、またα+β=1.0として、同じ方向同士の法曲率の差を項として有する方程式
    Figure 0004856538
    を用いて行なわれることを特徴とする曲率マッチングを行う方法。
  2. 前記第1曲面の前記境界線にノットを加えて、該第1曲面と前記隣接曲面との境界線上の曲率連続性が特定の許容値内となるようにするステップを更に含み、
    前記曲率連続性は、前記方程式におけるE g2 により表される、
    請求項1に記載の方法。
JP2006513127A 2003-04-21 2004-04-20 曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法 Expired - Fee Related JP4856538B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US42053903A 2003-04-21 2003-04-21
US10/420,539 2003-04-21
PCT/US2004/012054 WO2004095322A2 (en) 2003-04-21 2004-04-20 System and method for multiple-sided surface matching with curvature continuity

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006524398A JP2006524398A (ja) 2006-10-26
JP2006524398A5 JP2006524398A5 (ja) 2010-12-16
JP4856538B2 true JP4856538B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=33309566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006513127A Expired - Fee Related JP4856538B2 (ja) 2003-04-21 2004-04-20 曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1620821A2 (ja)
JP (1) JP4856538B2 (ja)
KR (1) KR101095126B1 (ja)
WO (1) WO2004095322A2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080097452A (ko) * 2006-02-10 2008-11-05 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 조명 장치 및 그의 관리 방법
DE102006010610A1 (de) * 2006-03-06 2007-09-13 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Einprägen von Wasserzeichen in ein Modell einer linienartigen oder flächenartigen Form
KR100785339B1 (ko) * 2006-11-16 2007-12-17 중앙대학교 산학협력단 형상인식장치 및 방법
FR2982831A1 (fr) * 2011-11-22 2013-05-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de controle du niveau d'hyperstatisme d'un assemblage de pieces
FR3008507B1 (fr) * 2013-07-09 2017-04-14 Snecma Procede de modelisation d'une surface non-axisymetrique
FR3015552B1 (fr) * 2013-12-19 2018-12-07 Safran Aircraft Engines Piece de turbomachine a surface non-axisymetrique
CN107350667B (zh) * 2017-06-23 2019-08-20 华南理工大学 一种基于数字化工厂的汽车门板焊接柔性生产线的仿真方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6253164B1 (en) * 1997-12-24 2001-06-26 Silicon Graphics, Inc. Curves and surfaces modeling based on a cloud of points
US6281905B1 (en) * 1997-10-08 2001-08-28 Matra Datavision Method for modifying a display of a shape

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6281905B1 (en) * 1997-10-08 2001-08-28 Matra Datavision Method for modifying a display of a shape
US6253164B1 (en) * 1997-12-24 2001-06-26 Silicon Graphics, Inc. Curves and surfaces modeling based on a cloud of points

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006524398A (ja) 2006-10-26
WO2004095322A3 (en) 2005-03-24
WO2004095322A2 (en) 2004-11-04
EP1620821A2 (en) 2006-02-01
KR20060010754A (ko) 2006-02-02
KR101095126B1 (ko) 2011-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6253164B1 (en) Curves and surfaces modeling based on a cloud of points
US6639592B1 (en) Curve network modeling
Khodakovsky et al. Globally smooth parameterizations with low distortion
Tai et al. The processing of data points basing on design intent in reverse engineering
EP1750228B1 (en) Process for creating a parametric surface having a required geometrical continuity
Choi et al. A tolerant slicing algorithm for layered manufacturing
US20070030267A1 (en) Process for creating from a mesh an isotopologic set of parameterized surfaces
JP4856538B2 (ja) 曲率連続性を有する形で複数辺での曲面マッチングを行うためのシステムと方法
US20040113910A1 (en) System and method for the rebuild of curve networks in curve-based surface generation using constrained-surface fitting
Vukašinović et al. Advanced CAD modeling
Wang et al. EQSM: An efficient high quality surface grid generation method based on remeshing
US20150206342A1 (en) Methods and Systems for Generating Continuous Surfaces from Polygonal Data
JP7113654B2 (ja) 曲面生成装置および曲面生成用プログラム
Sarraga Modifying CAD/CAM surfaces according to displacements prescribed at a finite set of points
US20040174362A1 (en) Deformable healer for removing CAD database connectivity gaps from free-form curves and surfaces
Yang et al. Boundary-conformed toolpath generation for trimmed free-form surfaces via Coons reparametrization
Yin Rough and finish tool-path generation for NC machining of freeform surfaces based on a multiresolution method
JPH1145352A (ja) 三次元ソリッドモデリング方法
Muftejev et al. Multi-criteria assessment of shape quality in cad systems of the future
Cripps et al. A robust efficient tracing scheme for triangulating trimmed parametric surfaces
Azariadis et al. Product design using point-cloud surfaces: A recursive subdivision technique for point parameterization
Vukašinović et al. Introduction to freeform surface modelling
Wang Geometric trimming and curvature continuous surface blending for aircraft fuselage and wing shapes
Steinberg et al. Reverse engineering trimmed NURB surfaces from laser scanned data
Horst Parametric design of complex hull forms

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070411

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100723

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100730

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100826

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100902

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100928

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101005

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20101025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101026

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110517

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111028

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4856538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees