JP4854365B2 - ガスハイドレートの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メタン、エタン、プロパン、ブタン等の炭化水素や二酸化炭素等のガスをハイドレート形成物質としてガスハイドレートを製造する装置及びその製造方法に関するものである。
ガスハイドレートは、水分子が結合して形成された立体構造の籠の内部に、例えば天然ガスの成分であるメタン、エタン、プロパン、ブタン等の炭化水素や二酸化炭素等のガス分子が取り込まれて形成される包接(クラスレート)水和物(ハイドレート)の総称である。すなわちガスハイドレートは、原料ガス分子と水分子からなる氷状の固体物質であり、水分子が形成する立体的な籠状構造の内部に原料ガス分子を包接した安定な包接化合物の一種である。このガスハイドレートは、ガス包蔵量が比較的大きいと共に、大きな生成・分解エネルギーや、ハイドレート化ガスの選択性等の特徴ある性質を有しているため、例えば、天然ガス等の輸送・貯蔵手段や、蓄熱システム、アクチュエータ、特定成分ガスの分離回収等の多様な用途が可能であり、盛んに研究がなされている。
ガスハイドレートは、通常、高圧・低温条件の下で生成される。生成方法として、以下の方式が良く知られている。原料ガスを高圧に充填した反応容器の上部から冷却した水を噴霧することにより、水滴が原料ガス中を落下する際に水滴表面にガスハイドレートを生成させる、いわゆる「水噴霧方式」や、原料ガスを水中に気泡として導入(バブリング)することにより、原料ガスの気泡が水中を上昇する際に気泡表面にガスハイドレートを生成させる、いわゆる「バブリング方式」等である。
これらのガスハイドレート生成方法によって生成されたガスハイドレートは、比重が水より小さいので水中を浮上するが、適度な撹拌操作によりスラリー化する。生成されたガスハイドレートは、前記スラリー状態で反応容器外に抜き出される。このスラリー状態のガスハイドレートを、以下、一次ガスハイドレートと称する。また、この一次ガスハイドレートを生成する工程を、第一生成工程と称する。
スラリー状の一次ガスハイドレートは、水分を多く含み、そのガスハイドレート含有量は20〜40wt%であり、輸送・貯蔵または多様な用途に使用するために、十分なガス包蔵量ではない。この一次ガスハイドレートを更にガスと接触させて反応させることにより、ガスハイドレート含有量を高め、ガス包蔵量の大きな、高濃度のガスハイドレートを得ることができる。この高濃度ガスハイドレートを、以下、二次ガスハイドレートと称し、該二次ガスハイドレートを得るための工程を、第二生成工程と称する。

前記二次ガスハイドレートの製造方法の従来技術として、特許文献1(特開2005−263675号公報)に記載の方法が挙げられる。
特許文献1に記載された方法は、前記原料ガスを水中へ分散するか又は水とミキシングして低純度のガスハイドレートスラリーを製造する第1生成工程と、該第1生成工程より流入した低純度のガスハイドレートスラリーを濾過して未反応水を除去する脱水工程と、該脱水工程で脱水したガスハイドレートを原料ガス及び/又は機械的撹拌手段によって撹拌混合しながらガスハイドレートに付着している残存水と原料ガスとを再反応させて高純度のガスハイドレートを製造する第2生成工程と、によって構成されている。
上記特許文献1に記載の従来技術では、以下のような問題点がある。
脱水後の一次ガスハイドレートを第2生成工程に供給する際、その一次ガスハイドレートの粒径が揃っていないと、二次ハイドレートを生成するための第2生成器内における、ハイドレートとガスとの接触効率が不均一になり、生成する二次ハイドレートの濃度にも影響を及ぼす虞がある。
脱水後の一次ガスハイドレートの粒径が均一であれば、該一次ガスハイドレートに付着している残存水も均一に分散し、第二生成工程において、該残存水と原料ガスとの反応を安定した条件で行うことができる。そして、第二生成工程に用いる反応容器(以下、第二生成器と称する)内での反応が均一に進むことによって、生成した二次ガスハイドレートの濃度勾配も少なくなり、より高濃度のハイドレートを得ることができる。
更に、一次ガスハイドレートを解砕することによってガスハイドレートの表面積を拡大し、ガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレートが形成される。
尚、特許文献2(特表2001−519470号公報)には、ガスハイドレートを粉砕する方法が記載されているが、その粉砕方法は、一対のローラにより行われ、反応容器内において生成したガスハイドレートを細かくする限りのものであり、前記生成したガスハイドレートの残存水と原料ガスとを更に反応させるための第二生成工程に送るために、該ガスハイドレート粒子の粒径を均一にするように構成されたものではない。
特開2005−263675号公報 特表2001−519470号公報
本発明の目的は、脱水後の前記一次ガスハイドレートを解砕して均一な粒径に揃えた上で、第二生成部にて更に原料ガスと反応させることにより、一次ガスハイドレートの表面積を拡大し、ガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレートを生成させることができるガスハイドレートの製造方法及び製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係るガスハイドレートの製造装置は、原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成部と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水部と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成部と、を有するガスハイドレートの製造装置であって、前記解砕部は、前記脱水部と前記第二生成部との間の連結部に設けられ、第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部と、軸と該軸の先端に設けられた掻集作用部によって構成された掻集部とを備え、該掻集部は、前記掻集作用部が前記脱水部の出口を通り、前記メッシュ部との間を軸方向に往復動可能に形成され、前記掻集作用部は、前記一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯を備え、且つ軸を中心として回動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、脱水部と第二生成部との間の連結部に、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部を設けたことによって、一次ガスハイドレートを第二生成部に供給する前に一次ガスハイドレートを解砕し、その粒径を均一にすることができる。
その際、前記掻集作用部を摺動させて前記一次ガスハイドレートを掻集し、前記メッシュ部方向へ移動させ、該メッシュ部を通過させるように構成されているので、構造簡単にして脱水後の一次ガスハイドレートが均一な粒径に解砕される。
また、前記掻集作用部は、一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯を備えている。掻集作用部がメッシュ部に一次ガスハイドレートを押圧することによって、該メッシュ部を詰まらせるような一次ガスハイドレートの固まりを形成する場合がある。
本発明によれば、破砕歯を備えた掻集作用部を回動させ、該破砕歯によって、固まった一次ガスハイドレートの表面を削り、前記メッシュ部を通過できる大きさに破砕することができる。そして、前記破砕歯によって破砕された一次ガスハイドレートを、再度掻集作用部によって掻集し、メッシュ部方向へ移動させ、該メッシュ部を通過させることによって均一な粒径に解砕することができる。
このように、一次ガスハイドレートを解砕することによってハイドレートの表面積が拡大し、ガスとの接触効率が高められるため、効率よく二次ハイドレートが形成される。
そして、均一な粒径に解砕された一次ガスハイドレートが第二生成工程に供給されるため、第二生成工程において、一次ガスハイドレートの残存水と原料ガスとの反応を安定した条件で行うことができる。第二生成器内での反応が均一に進むことによって、生成した二次ガスハイドレートの濃度勾配も少なくなり、より高濃度の二次ガスハイドレートを得ることができる。
本発明の第2の態様に係るガスハイドレートの製造装置は、原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成部と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水部と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成部と、を有するガスハイドレートの製造装置であって、前記解砕部は、前記脱水部と前記第二生成部との間の連結部に設けられ、第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部と、軸と該軸の先端に設けられた掻集作用部によって構成された掻集部とを備え、該掻集部は、前記掻集作用部が前記脱水部の出口を通り、前記メッシュ部との間を軸方向に往復動可能に形成され、前記メッシュ部は、前記一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯をメッシュ面に備え、メッシュ面に平行に回動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の態様と同様に、脱水部と第二生成部との間の連結部に、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部を設けたことによって、一次ガスハイドレートを第二生成部に供給する前に一次ガスハイドレートを解砕し、その粒径を均一にすることができる。
その際、前記掻集作用部を摺動させて前記一次ガスハイドレートを掻集し、前記メッシュ部方向へ移動させ、該メッシュ部を通過させるように構成されているので、構造簡単にして脱水後の一次ガスハイドレートが均一な粒径に解砕される。
また、前記メッシュ部は、前記一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯を備え、メッシュ面に平行に回動可能に構成されている。
前記掻集作用部がメッシュ部に一次ガスハイドレートを押圧することによって、該メッシュ部を詰まらせるような一次ガスハイドレートの固まりを形成する場合がある。
本発明によれば、前記破砕歯を備えたメッシュ部を回動させ、該破砕歯によって、固まった一次ガスハイドレートの表面を削り、メッシュ部を通過できる大きさに破砕することができる。
特に、破砕歯を備えたメッシュ部によって、固まった一次ガスハイドレートの表面を削って破砕するので、該一次ガスハイドレートは、そのほとんどが破砕されると同時にメッシュ部のメッシュを通過することができる。従って、その後に行う解砕工程における、掻集作用部の掻集動作による掻集量を少なくできる。
そして、脱水後の前記一次ガスハイドレートを解砕して均一な粒径に揃えた上で、第二生成部にて更に原料ガスと反応させることにより、ガスハイドレートの表面積を拡大し、ガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレートを生成させることができる。
本発明の第3の態様に係るガスハイドレートの製造装置は、第1または第2の態様において、前記掻集作用部を前記脱水部側から前記メッシュ部側へ移動させる際には、該掻集作用部を前記連結部の底部に接触させて移動させることによって、一次ガスハイドレートをメッシュ部側へ掻集し、前記掻集作用部を前記メッシュ部側から前記脱水部側へ移動させる際には、該掻集作用部を前記連結部の底部に接触させずに移動させることを特徴とする。
このことによって、脱水された一次ガスハイドレートを掻集して該メッシュ部を通過させるように、前記掻集部を脱水部側からメッシュ部側へ移動させる際には、該掻集部が連結部の底部に接しながら移動して、一次ガスハイドレートを効率よく掻集し移動させることができる。
そして、該掻集部を元の位置に戻す際には、掻集部を連結部の底部に接触させずに移動させることによって、脱水部から連続的に排出されている脱水された一次ガスハイドレートを、掻集経路外に押しのけられて、蓄積されるのを防止することができる。
本発明の第4の態様に係るガスハイドレートの製造装置は、第3の態様において、前記掻集作用部は、前記軸を回転させることによって、前記連結部の底部と該掻集作用部との位置関係を調整できるような形状に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記軸を回転させるだけで、前記掻集作用部を連結部の底部との位置関係を調整することができる。従って、掻集作用部を、脱水部とメッシュ部の間を繰り返し往復移動させる際に、前記位置関係の調整が容易である。
本発明の第5の態様に係るガスハイドレートの製造装置は、第1乃至第4のいずれかの態様において、前記メッシュ部のメッシュは1〜5mmであることを特徴とする。
本発明によれば、第二生成器に供給する一次ガスハイドレートの粒径を1〜5mmとすることができ、第二生成工程において、一次ガスハイドレートと原料ガスとを接触させて反応させるために、適した粒径にすることができる。
本発明の第6の態様に係るガスハイドレートの製造方法は、原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成工程と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水工程と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕工程と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成工程と、を有するガスハイドレートの製造方法であって、前記解砕工程は、掻集作用部を摺動させて前記脱水工程を経た前記一次ガスハイドレートを掻集し、当該掻集作用部の前記摺動を続けて、前記第二生成工程を実行する第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部方向へ当該掻集した一次ガスハイドレートを移動させ、当該掻集作用部の前記摺動を続けて当該掻集した一次ガスハイドレートを、該メッシュ部を通過させることによって行われ、前記掻集作用部及びメッシュ部の少なくとも一方が破砕歯を備えていて、前記解砕工程において、前記掻集作用部が前記メッシュ部に一次ガスハイドレートを押圧することによって、該メッシュ部を詰まらせるような一次ガスハイドレートの固まりを形成した場合には、前記破砕歯を備えている部材を回動させることによって、固まった一次ガスハイドレートを、メッシュ部を通過できる大きさに破砕する破砕工程を行うことを特徴とする。
本発明によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、脱水後の前記一次ガスハイドレートを解砕して均一な粒径に揃えた上で、第二生成部にて更に原料ガスと反応させることにより、ガスハイドレートの表面積を拡大し、ガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレートを生成させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
[実施例1]
図1は本実施例に係るガスハイドレートの製造装置の一実施例を示す概略図である。本実施例に係るガスハイドレートの製造装置は、原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレート6を生成する第一生成部である第一生成器1と、生成した一次ガスハイドレート6を脱水する脱水部である脱水塔2と、脱水一次ガスハイドレート7を均一な大きさに解砕する解砕機3と、解砕一次ガスハイドレート8と原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレート9を生成する第二生成部である第二生成器4とを備えて構成されており、前記解砕機3は、脱水塔2と第二生成器4との連結部である本実施例では円筒状の連結管5に設けられている。
はじめに、第一生成工程及び第一生成器について説明する。第一生成器1内は、公知の方法により、所定の温度及び圧力に調整され、原料ガスと原料水が第一生成器1に供給され、そこで一次ガスハイドレート6の生成反応を進行させる。本実施例では温度は1℃〜5℃、圧力は4MPa〜8MPa、好ましくは温度は2℃〜4℃、圧力は5MPa〜6MPaである。
前記一次ガスハイドレート6は、撹拌によって第一生成器1内に分散され、スラリー化する。生成された一次ガスハイドレート6は、前記スラリー状態で第一生成器1外に抜き出され、続く脱水工程に供される。スラリー状の一次ガスハイドレート6は、水分を多く含み、そのガスハイドレート含有量は約20wt%である。
次に脱水工程及び脱水塔について説明する。
第一生成器1から抜き出されたスラリー状態の一次ガスハイドレート6は、脱水部である脱水塔2に導入される。脱水塔2は、本実施例では重力および毛細管現象を利用した脱水構造のものを採用している。脱水された一次ガスハイドレート7(以下、脱水一次ガスハイドレートと称する)は、脱水塔2の上部の脱水塔出口10に押し上げられる。
脱水一次ガスハイドレート7のガスハイドレート含有量は約50wt%である。
この脱水一次ガスハイドレート7を更に後段の第二生成器4内でガスと接触させて反応させることにより、ガスハイドレート含有量を高め、ガス包蔵量の大きな、高濃度の二次ガスハイドレート9を得ることができる。
次に、解砕工程と解砕機の構成について説明する。図2は本発明に係る解砕機の実施例を示す断面図である。図3は本発明に係る解砕工程を説明するための要部拡大断面図である。図4は本発明に係る破砕工程を説明するための要部拡大断面図である。図5は本発明に係る掻集部の一実施例を示す斜視図である。
解砕工程に用いられる解砕機3は、脱水塔2と第二生成器4との間の連結管5に設けられ、第二生成器4への導入口11の近傍に設けられたメッシュ部12と、軸13の先端に掻集作用板14を備えた掻集部15とを備えて構成されている。前記メッシュ部12は、第二生成器4への導入口11の直前に設けられるのが好ましく、該メッシュ部12のメッシュは1〜5mmであることが好ましい。
前記掻集作用板14は、脱水塔2の脱水塔出口10を通り、前記メッシュ部12との間を軸方向に往復動可能に構成されている。該軸13は、メッシュ部12を貫通して該メッシュ部12に設けられた軸受け(図示せず)に軸支されるように構成されていてもよい。該軸13は、連結管5の外部から、手動または公知の動力装置(図示せず)によって、操作することができる構造である。
前記掻集作用板14は、図5に示すように略半円形状に形成されており、該掻集作用板14の下流側面(メッシュ部のメッシュ面に対向する面)には、破砕歯16が備えられている。また、掻集作用板14は、前記軸13を回転させることにより回動するように構成されている。
前記掻集作用板14の形状は、連結管5の形状及び寸法に応じて具体的に決められる。
次に、前記解砕工程について詳細に説明する。
まず、脱水塔2の脱水塔出口10に押し上げられた脱水一次ガスハイドレート7を、前記掻集部15の掻集作用板14を連結管5の底部に当接させて移動させることによって掻集し、前記メッシュ部12側へ押し集める[図3(a)参照]。そして、該脱水一次ガスハイドレート7は、該メッシュ部12を通過させることによって均一な粒径に解砕される。この解砕動作を繰り返すことによって、均一な粒径の解砕一次ガスハイドレート8が第二生成工程に供給される[図3(b)参照]。
解砕動作を繰り返し行う場合には、前記掻集部15の掻集作用板14を、前記脱水塔出口10よりも上流側へ移動させる。前記解砕動作を行っている間に、脱水塔出口10には脱水一次ガスハイドレート7が押し上げられてくる[図3(b)]。
前記掻集部15の掻集作用板14を、前記脱水塔出口10を通過して元の位置に戻す場合、該掻集作用板14を連結管5の底部に当接させた状態で移動させると、脱水塔出口10に押し上げられて盛り上がった脱水一次ガスハイドレート7を、脱水塔2よりも上流側の掻集経路外へ押しのけてしまう。
そのため、前記掻集動作後、掻集作用板14を脱水塔出口10を通過させて元の位置に戻す際には、軸13を回転させて掻集作用板14を連結管5の底部に接触しない位置にして移動させる。このことによって、脱水工程によって連続的に脱水されて、脱水塔出口10に押し上げられて盛り上がっている脱水一次ガスハイドレート7が、掻集経路外に押しのけられて、蓄積されるのを防止することができる[図3(c)参照]。
また、前記解砕動作を繰り返し行うと、脱水一次ガスハイドレート7がメッシュ部12に押し付けられ、メッシュ部12を詰まらせるような脱水一次ガスハイドレート7の固まりを形成する場合がある。この場合に、以下の破砕工程が実行される。
前記掻集作用板14の下流側面には、前記脱水一次ガスハイドレート7の固まりを破砕するための破砕歯16が備えられている。前記破砕歯16を備えた掻集作用板14を、手動または公知の動力装置により回動させることによって、固まった脱水一次ガスハイドレート7の表面を削り、破砕することができる[図4(a)参照]。前記掻集作用板14の破砕歯16による破砕動作によって破砕された脱水一次ガスハイドレート7は、そのほとんどが掻集作用板14の上流側に溜まる。
破砕された脱水一次ガスハイドレート7は、掻集部15の掻集作用板14によって再び掻集され、メッシュ部12側に押し集められ、前記解砕動作を行うことによって解砕される。
その際、上述のように掻集作用板14の上流側に、破砕された脱水一次ガスハイドレート7が溜まっている状態で、該掻集作用板14を掻集工程時の位置にして上流側へ移動させると、破砕された脱水一次ガスハイドレート7が脱水塔2側に戻されてしまう。
そのため、掻集作用板14を上流側へ移動させる際には、軸13を回転させて掻集作用板14を連結管5の底部に接触しない位置にして上流側へ移動させることで、掻集作用板14がメッシュ部12付近の破砕された脱水一次ガスハイドレート7を掻き戻さないようにすることができる[図4(b)参照]。
次に、第二生成工程及び第二生成器について説明する。
前記解砕工程によって解砕された解砕一次ガスハイドレート8は、メッシュ部12の下流側の導入口11から、第二生成器4に供給される。第二生成器4では、ガスハイドレート含有量が約50wt%である前記解砕一次ガスハイドレート8に、原料ガスをブローし、解砕一次ガスハイドレート8の残存水と原料ガスとを再反応させ、高濃度の二次ガスハイドレート9を生成させる第二生成工程が行われる。
該第二生成工程によって、ガスハイドレート含有量が約90wt%の高濃度の二次ガスハイドレート9を得ることができる。生成した二次ガスハイドレート9は、スクリューコンベア18で次工程に送られる。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例によれば、脱水塔2と第二生成器4との間の連結管5に設けられた解砕機3によって、脱水一次ガスハイドレート7を解砕する解砕工程を行うことによって、均一な粒径の解砕一次ガスハイドレート8を第二生成器4に供給することができる。
その際、前記掻集作用板14を摺動させて前記脱水一次ガスハイドレート7を掻集し、前記メッシュ部12方向へ移動させ、該メッシュ部12を通過させるように構成されているので、構造簡単にして脱水一次ガスハイドレート7を均一な粒径に解砕することができる。
解砕工程によってほぼ均一な粒径(1〜5mm)に揃えられた解砕一次ガスハイドレート8を第二生成工程に供給できるため、解砕一次ガスハイドレート表面の残存水とガスとの接触効率が高くなり、効率よく二次ガスハイドレート9が形成される。
更に、均一な粒径の解砕一次ガスハイドレート8が第二生成工程に供給されるため、第二生成工程において、解砕一次ガスハイドレート8の残存水と原料ガスとの反応を安定した条件で行うことができる。第二生成器4内での反応が均一に進むことによって、生成した二次ガスハイドレート9の濃度勾配も少なくなり、より高濃度の二次ガスハイドレート9を得ることができる。
また、前記解砕工程において、掻集作用板14がメッシュ部12に脱水一次ガスハイドレート7を押圧することによって、該メッシュ部12を詰まらせるような脱水一次ガスハイドレート7の固まりが形成された場合は、前記破砕工程が実行される。すなわち、破砕歯16を備えた掻集作用板14を回動させ、該破砕歯16によって、固まった脱水一次ガスハイドレート7の表面を削り、前記メッシュ部12を通過できる大きさに破砕することができる。
そして、前記破砕歯16によって破砕された脱水一次ガスハイドレート7は、掻集作用板14によって再び掻集され、メッシュ部12側に押し集められ、前記解砕動作を行うことによって均一な粒径に解砕することができる。
本実施形態では、円筒状の連結管5内に設けられた解砕機3において、掻集部15の掻集作用部である掻集作用板14は、略半円形状に形成されている。
このことによって、掻集部15を脱水塔2側からメッシュ部12側、すなわち下流側へ移動させる際には、半円状の掻集作用板14の弧の部分が円筒状の連結管5の底部に接しながら移動して、脱水一次ガスハイドレート7を効率よく掻集することができる。
更に、掻集部15の掻集作用板14をメッシュ部12側から脱水塔2側へ、すなわち上流側へ移動させる際には、前記軸13を回転させ、略半円形状の掻集作用板14の弧の部分を上側に向けることによって、該掻集作用板14を連結管5の底部に接触させずに移動させることができ、脱水工程によって連続的に脱水塔出口10に押し上げられる脱水一次ガスハイドレート7や、破砕動作によって破砕された脱水一次ガスハイドレート7を、上流側の掻集経路外へ押しのけてしまうのを防止し、効率よく脱水一次ガスハイドレート7を解砕することができる。
以上のように、脱水一次ガスハイドレート7を解砕して均一な粒径に揃えた上で、第二生成部にて更に原料ガスと反応させることにより、解砕一次ガスハイドレート8の残存水とガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレート9を生成させることができる。
[実施例2]
次に、発明に係るガスハイドレートの製造装置の解砕機の他の実施例について説明する。水と原料ガスとを反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成器1と、一次ガスハイドレートを脱水する脱水塔2については、実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、解砕工程と解砕機の構成について説明する。図6は本発明に係るガスハイドレートの製造装置の解砕機の他の実施例を示す要部拡大断面図である。
解砕工程に用いられる解砕機3は、脱水塔2と第二生成器4との間の連結管5に設けられ、第二生成器4への導入口11の近傍に設けられたメッシュ部12と、軸13の先端に掻集作用板14を備えた掻集部15とを備えて構成されている。前記メッシュ部12は、第二生成器4への導入口11の直前に設けられるのが好ましく、該メッシュ部12のメッシュは1〜5mmであることが好ましい。
前記掻集部15は、軸13と該軸13の先端に設けられた掻集作用板14によって構成され、脱水塔2の脱水塔出口10と前記メッシュ部12との間を軸方向に摺動可能に構成されている。該軸13は、連結管5の外部から、手動または公知の動力装置(図示せず)によって、操作することができる。また、掻集作用板14は、略半円形状に形成され、前記軸13を回転させることにより回動するように構成されている。前記掻集作用板14の形状は、連結管5の形状及び寸法に応じて具体的に決められる。
メッシュ部12はその上流側のメッシュ面に破砕歯17を備え、手動または公知の動力装置(図示せず)によって、その面に平行に回動するように構成されている。
次に、前記解砕工程について説明する。
脱水一次ガスハイドレート7を、掻集部15の掻集作用板14によって掻集し、メッシュ部12側へ押し集めて該メッシュ部12を通過させ、脱水一次ガスハイドレート7を均一な粒径にする解砕動作は、実施例1と同様であるため、その詳細は省略する。この解砕動作を繰り返すことによって、均一な粒径の解砕一次ガスハイドレート8が第二生成工程に供給される。
前記解砕動作を繰り返し行うと、脱水一次ガスハイドレート7がメッシュ部に押圧され、メッシュ部12を通過できない脱水一次ガスハイドレート7の固まりが生じる場合がある。
本実施例では、図6に示すように、メッシュ部12はその上流側のメッシュ面に破砕歯17を備え、該メッシュ部12をそのメッシュ面に平行に回動させることによって、固まった脱水一次ガスハイドレート7が削られ、破砕されるように構成されている。
メッシュ部12の上流側面に設けられた破砕歯17によって破砕された脱水一次ガスハイドレート7は、そのほとんどが、破砕されると同時にメッシュ部8のメッシュを通過し、メッシュ部12の下流側、すなわち、第二生成器の導入口11側に落ち、そのまま解砕一次ガスハイドレート8として、導入口11から第二生成器4に供給される。
また、破砕された脱水一次ガスハイドレート7の一部は、メッシュ部12の上流側である連結管5側にも溜まる。例えば、メッシュ部12と掻集作用板14との間や、掻集作用板14の上流側に溜まる。
メッシュ部12の上流側である連結管5側に溜まった破砕された脱水一次ガスハイドレート7は、掻集部15の掻集作用板14によって再び掻集され、メッシュ部12側に押し集められ、前記解砕動作を行うことによって解砕され、解砕一次ガスハイドレート8が第二生成工程に供給される。該第二生成工程は、実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、本実施例の作用を説明する。
本発明によれば、実施例1と同様に、脱水一次ガスハイドレート7を解砕して均一な粒径に揃えた上で、第二生成部にて更に原料ガスと反応させることにより、解砕一次ガスハイドレート8の残存水とガスとの接触効率が高められ、効率よく高濃度の二次ガスハイドレート9を生成させることができる。
特に、解砕工程における掻集作用部14の解砕動作によって、メッシュ部を詰まらせるような脱水一次ガスハイドレート7の固まりを形成した場合に、破砕歯17を備えたメッシュ部12が回動し、固まった脱水一次ガスハイドレート7の表面を削って破砕するので、該脱水一次ガスハイドレート7は、そのほとんどが破砕されると同時にメッシュ部12のメッシュを通過することができる。従って、その後に行う解砕工程における、掻集作用板14の掻集動作による掻集量を少なくできる。
本発明は、天然ガスまたはメタン、エタン、プロパン、ブタン等の炭化水素や二酸化炭素等のガスをハイドレート形成物質としてガスハイドレートの製造装置及びその製造方法に利用可能である。
本発明に係るガスハイドレートの製造装置の一実施例を示す概略図である。 本発明に係るガスハイドレートの製造装置の一実施例を示す要部拡大図である。 本発明に係る解砕工程を説明するための要部拡大断面図である。 本発明に係る破砕工程を説明するための要部拡大断面図である。 本発明に係る掻集部の一実施例を示す斜視図である。 本発明に係るガスハイドレートの製造装置の解砕機の他の実施例を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 第一生成器、 2 脱水塔、 3 解砕機、 4 第二生成器、
5 連結管、 6 一次ガスハイドレート、 7 脱水一次ガスハイドレート、
8 解砕一次ガスハイドレート、 9 二次ガスハイドレート、
10 脱水塔出口、 11 導入口、
12 メッシュ部、 13 軸部、 14 掻集作用板、
15 掻集部、 16、17 破砕歯、 18 スクリューコンベア

Claims (6)

  1. 原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成部と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水部と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成部と、を有するガスハイドレートの製造装置であって、
    前記解砕部は、前記脱水部と前記第二生成部との間の連結部に設けられ、第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部と、軸と該軸の先端に設けられた掻集作用部によって構成された掻集部とを備え、
    該掻集部は、前記掻集作用部が前記脱水部の出口を通り、前記メッシュ部との間を軸方向に往復動可能に形成され、
    前記掻集作用部は、前記一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯を備え、且つ軸を中心として回動可能に構成されていることを特徴とするガスハイドレートの製造装置。
  2. 原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成部と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水部と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕部と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成部と、を有するガスハイドレートの製造装置であって、
    前記解砕部は、前記脱水部と前記第二生成部との間の連結部に設けられ、第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部と、軸と該軸の先端に設けられた掻集作用部によって構成された掻集部とを備え、
    該掻集部は、前記掻集作用部が前記脱水部の出口を通り、前記メッシュ部との間を軸方向に往復動可能に形成され、
    前記メッシュ部は、前記一次ガスハイドレートを破砕するための破砕歯をメッシュ面に備え、メッシュ面に平行に回動可能に構成されていることを特徴とするガスハイドレートの製造装置。
  3. 請求項1又はに記載されたガスハイドレートの製造装置において、前記掻集作用部を前記脱水部側から前記メッシュ部側へ移動させる際には、該掻集作用部を前記連結部の底部に接触させて移動させることによって、一次ガスハイドレートをメッシュ部側へ掻集し、
    前記掻集作用部を前記メッシュ部側から前記脱水部側へ移動させる際には、該掻集作用部を前記連結部の底部に接触させずに移動させることを特徴とするガスハイドレートの製造装置。
  4. 請求項3に記載されたガスハイドレートの製造装置において、前記掻集作用部は、前記軸を回転させることによって、前記連結部の底部と該掻集作用部との位置関係を調整できるような形状に構成されていることを特徴とするガスハイドレートの製造装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載されたガスハイドレートの製造装置において、前記メッシュ部のメッシュは1〜5mmであることを特徴とするガスハイドレートの製造装置。
  6. 原料ガスと水とを低温及び高圧の下で反応させて一次ガスハイドレートを生成する第一生成工程と、生成した一次ガスハイドレートを脱水する脱水工程と、脱水された一次ガスハイドレートを均一な大きさに解砕する解砕工程と、一次ガスハイドレートと原料ガスとを再度反応させて高濃度の二次ガスハイドレートを生成する第二生成工程と、を有するガスハイドレートの製造方法であって、
    前記解砕工程は、
    集作用部を摺動させて前記脱水工程を経た前記一次ガスハイドレートを掻集し、
    当該掻集作用部の前記摺動を続けて、前記第二生成工程を実行する第二生成部への導入口の近傍に設けられたメッシュ部方向へ当該掻集した一次ガスハイドレートを移動させ、
    当該掻集作用部の前記摺動を続けて当該掻集した一次ガスハイドレートを、該メッシュ部を通過させることによって行われ、
    前記掻集作用部及びメッシュ部の少なくとも一方が破砕歯を備えていて、前記解砕工程において、前記掻集作用部が前記メッシュ部に一次ガスハイドレートを押圧することによって、該メッシュ部を詰まらせるような一次ガスハイドレートの固まりを形成した場合には、前記破砕歯を備えている部材を回動させることによって、固まった一次ガスハイドレートを、メッシュ部を通過できる大きさに破砕する破砕工程を行うことを特徴とするガスハイドレートの製造方法。
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