JP4851616B1 - ゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】芝生を傷める機器や装置類をできるだけ少なくして、比較的簡易な機具類ながらも効果的でかつ低費用の砂の洗浄作業を行うことができるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法を提供する。
【解決手段】ゴルフ場のバンカー内の砂面4に、水流れの下流側へ砂粒以上の粒子の通過を阻止するフィルター部材21を備えた壁面で形成した集水枡2を配設した後、集水枡から離隔した上流位置のバンカーの砂内に、棒状の管体6を介して高圧水を注入して砂と水とを乱流状に混合させると共に、この混合により混濁した水をバンカーの砂面の傾斜に沿って流下させて集水枡に貯留し、この貯留水を吸水ポンプ装置8などの吸水手段によりバンカー外に排出して処理する。集水枡は、側面高さの約半分から3/4程度を砂内に埋設させた状態で設置する。
【選択図】 図1
【解決手段】ゴルフ場のバンカー内の砂面4に、水流れの下流側へ砂粒以上の粒子の通過を阻止するフィルター部材21を備えた壁面で形成した集水枡2を配設した後、集水枡から離隔した上流位置のバンカーの砂内に、棒状の管体6を介して高圧水を注入して砂と水とを乱流状に混合させると共に、この混合により混濁した水をバンカーの砂面の傾斜に沿って流下させて集水枡に貯留し、この貯留水を吸水ポンプ装置8などの吸水手段によりバンカー外に排出して処理する。集水枡は、側面高さの約半分から3/4程度を砂内に埋設させた状態で設置する。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、ゴルフコースのハザードを構成するバンカー内に敷き詰めた砂(「バンカー砂」)を洗浄して、バンカー機能を回復させるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法に関する。
緑鮮やかな芝面の起伏(アンジュレーション)と遠近の広がりが組み合わさって爽快な景観を呈するゴルフコースには、ゲームの面白さを高める趣向として各種のハザード(障害物)を配置している。その一つとして、コースのフェアウェイ上に種々の形状と大きさで掘り下げて砂を敷き詰めたバンカーがある。さらさらに乾いた砂を敷き詰めたバンカーは、落下したボールが埋まって、抜け出すことを難しくし、ゲームの面白さを一層高めるものである。
しかし、長期間放置したバンカー砂は、降雨や降雪や飛散物、又はシルト(砂と粘土の中間粗さの砕屑物)などによって固結して団塊状や平板状になってしまい、バンカーからのショット時にクラブを弾いたり、又は水はけが悪くなって降雨後に水溜まりが出来てしまったりして、本来のバンカーの機能を失わせるものとなっていた。
そこで、このバンカー機能を復活させるため、従来工法としては、バンカー砂の全部を新たなものに入れ換える工法(「総入替え工法」と称する。)、又は下記の特許文献1〜3で開示しているように、砂を砕いていったんバンカー外に搬出し、これを物理的手段で粉砕すると共にこれを水で洗浄して乾燥をさせてから、再びバンカー内に敷き詰める工法(「搬出洗浄工法」と称する。)を採っていた。
しかし、上記バンカー砂の「総入替え工法」は、新たな砂の調達経費や廃棄土砂の処分経費が嵩む問題があった。また砂の搬出入のためのコンベア装置や掘り出し用のバケット器具などの設置や撤収に多くの時間と経費を要していた。
また、上記の「搬出洗浄工法」は、それぞれ各行程において大型や小型の装置類を必要としていた。例えば、砂の搬送用のコンベア装置、砂洗浄処理槽、汚水処理装置、及び洗い砂の乾燥装置、などが必要であった。さらには、これらの装置をバンカーから離れた場所に設置しているため、バンカー砂を搬送するための車両も必要となる。これらの装置の設置や車両の移動は芝面を痛め、場合によってはその補修の作業も必要となるなどの問題があった。
これらバンカー機能の回復は、ゴルフコースを維持する上で必須のことであり、これらの負担が大きな課題となっていた。
[目的]
[目的]
そこで、本願発明は上記の課題に着目してなされたものであり、芝生を傷める機器や装置類をできるだけ少なくして、比較的簡易な機具類ながらも効果的でかつ低費用の砂の洗浄作業を行うことができるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本願発明にかかるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法は、以下のように構成している。
すなわち、ゴルフ場のバンカー内の砂面に、水流れの下流側へ砂粒以上の粒子の通過を阻止するフィルター部材を備えた壁面で形成した集水枡を配設した後、集水枡から離隔した上流位置のバンカーの砂内に水を注入して砂と水とを乱流状に混合させると共に、この混合により混濁した水をバンカーの砂面の傾斜に沿って流下させて集水枡に貯留し、この貯留水を吸水手段によりバンカー外に排出して処理することを特徴としている。
すなわち、ゴルフ場のバンカー内の砂面に、水流れの下流側へ砂粒以上の粒子の通過を阻止するフィルター部材を備えた壁面で形成した集水枡を配設した後、集水枡から離隔した上流位置のバンカーの砂内に水を注入して砂と水とを乱流状に混合させると共に、この混合により混濁した水をバンカーの砂面の傾斜に沿って流下させて集水枡に貯留し、この貯留水を吸水手段によりバンカー外に排出して処理することを特徴としている。
さらに詳述すると、表面が硬化して団塊状又は平板状に呈したバンカー砂面に水を注入することによって、水と固結して団塊状となった砂とが活発に混ぜ合わさって汚濁した乱流状態となって流れ出し、この泥水化した汚濁水が、バンカー砂の斜面に沿って下流側に配置した集水枡内に集まる。このとき、集水枡の壁面の一部又は全部は、砂粒以上を阻止するフィルター部材で構成しているため、集水枡内にはバンカー砂(以下、単に「砂」と称する。)の粒径より小さい粘土やシルトが混合した泥状の水が貯留することとなる。そして、この貯留水を連続的に、又は適宜に吸引してバンカー外に排出する。
次に、本願発明の技術的思想を変えることなく、上記構成要素はより具体化したものや変更例として、又は付加するものとして、以下の構成を採っても良い。
バンカーの砂内に注入する水は、通常の水圧(例えば、1.5kg〜2.5kg/平方センチ程度の水道圧)でも良いが、高圧水とすることが好ましいものである。これにより、より深くまで大量の洗浄用の水(以下、「用水」と称する。)を送ることできると共に、活発な乱流状態を起して団塊状の砂をかき混ぜて砕くことができる。なお、この時の圧力は、施工現場の砂の固結状態や汚れ状態や目的とする注水深さによって適宜に設定する。
加圧水の注入は、鋭利にした先端部にノズルを形成した棒状の管体の挿入によって行うことがより効果的である。この棒状の管体からの高圧水の噴射は、砂層の深くまで大量の水を送ることができると共に、その噴射力が掘削力して作用するため、作業者の押し込み力を軽減することができる。
次に、上記集水枡は、上方が開放(全面開放又は一部開放)した箱状の枠体(以下、「箱体」と称する。)であって、その壁面の一部又は全部をフィルター部材で形成している。このように構成した集水枡は、バンカー内の斜面に沿った流れの下流側の位置(一ヶ所とは限らない。)に載置し、又は一部を埋設させた状態で配置しても良い。この箱体は、上記の天面側(上面側)を開放する構成の他に、その天面を開閉可能(又は固定)な蓋板などで閉じた状態の箱状の枠体としても良い。
さらに、この集水枡は、その壁面(天面、底面、側面)の全面を上記フィルター部材で形成するのが好ましいが、一部の壁面、例えば底面や天面をフィルター部材としない構成として良い。フィルター部材の取り付けは、側面の全面であっても良く、又はその一部の領域であっても良い。この好ましい態様としては、天面を開放し、側面の全面にフィルター部材を配置した構成である。そして、この箱体を側面高さの約半分から3/4程度を砂内に埋設させた状態で設置する。
次に、上記のように集水枡の天面の開放口には、取り出しを自在にして吸水ホースを設置する。これにより、バンカー内での集水枡の適宜の位置変更に容易に対応させることができる。また、他の構成例としては、吸水ホースを集水枡の天面部と着脱自在にして取り付けても良く、又は側面側に取り付けるようにして良い。これにより集水枡と吸水ホースとの連携を確実なものとすることができる。
さらに、集水枡内から吸引して排出した泥濁水は、固液分離手段、例えば、沈殿槽やろ過槽などを用いて、ある程度まで濁度が下がったところで注入水として再利用するようにしても良い。
このことは、ゴルフ場のバンカー付近には常に豊富な水源、例えば、ウォターハザードなどの溜め池等があるため、散水用の給水管が十分でない場合は効果的である。用水の再利用は、水資源や経費の節約ばかりでなく、泥濁水をそのまま放流することが規制(水質汚濁防止法、条例、等)されている環境保護の観点からも好ましいものである。
加圧水の注水は上述したように、移動可能にして併設した貯水タンクから行うが、上述したように濁度の程度によって適宜に加水して用いても良い。
上記のように構成した本願発明にかかるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法は、雨水や泥水や降下物、又はシルト、等によって団塊状や平板状に固結したバンカー砂を、表面ばかりか、ある程度の深さまでの砂を水洗いする様に洗浄することができ、これを乾燥させて当初のさらさら状態の砂層とし、ゴルフ場のハザードとしてのバンカー本来の機能を回復させることができる。
以下に、本願発明にかかるゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法(以下、「本工法」と称する。)の最良の実施形態例について、図面に基づき詳細に説明する。図1は本工法の概要を示す断面説明図であり、図2は本工法の施工状態を示す斜視図であり、図3は棒状の管体の構成を示す一部切欠き断面図(A)、(B)であり、図4は棒状の管体の構成の変形例を示す斜視図である。
本工法は、始めに、バンカー1の領域内でもっとも深い位置と考えられる付近に集水枡2を配置する。
この集水枡2は、実施例では矩形箱状に形成しており、側周囲の4側面をバンカー1の領域内に敷き詰めた砂粒以上の粒径の大きさの固形物の通過を阻止する程度のフィルター部材21(例えば、メッシュ板、網目板、等)を取り付けて構成する。このフィルター部材21の取り付け例としては、集水枡2を矩形のフレーム(図示省略)で矩形枠状に形成して各面にフィルター部材21を貼り付けるようにしても良い。
また、集取枡2の底面は、上述の四側面と同様にフィルター部材21で構成しても良い。さらに、本実施形態例では図示するように、天面(又は上面)の全面が開放したカップ状に形成しているが、一部開放としても良く、又は後述する吸水ホース5を通す部分を残して蓋板23で天面を閉じるようにしても良い。さらにまた、底面と天面側はフィルター部材21を配置しない構成としても良い。
通常、バンカー1は、フェアウェイ上に円形、多角形、長楕円形、瓢箪形、などの種々の形状に形成して、ゲームのハザード(障害物)として機能を高めるため、浅い平面皿状のものやすり鉢状に深く掘り込んだものなどがある。このように形成したバンカー1は、もっとも深いと部分は一ヶ所とは限らず複数個所の場合もあるため、流下側と思われる場所を適宜に移動させて集水枡2を設置すれば良い。また、水が流れるように砂面4を所定の幅に削って簡易な水路を人口的に形成するようにしても良い。
集水枡2の設置は、砂面4に載置するのみではなく、一定の深さ(側面高さの1/2〜3/4程度)まで埋め込んだ状態で設置するようにする。これは集水枡2の固定と側面からの水の浸透を良くするためであり、汚濁水3が急激に流れてきた場合に集水枡2の開放口縁22を乗り越えて、つまり、ろ過せずに流入しないようにするためである。ただし、集水枡2の天面を開口せずにフィルター部材21から成る蓋板23を取り付けてより深く埋め込むようにしても良い。
次に、集水枡2を設置したところで、この集水枡2から離れた上流側の砂面4に適宜の位置に水を注入する。この注水は先端部を鋭利した所定長さの棒状の管体6を使用する。この棒状の管体6の先端部に水噴射用のノズル孔61を形成して、これを砂面4から突き刺すようにして砂層41へ差し込むと共に、貯水タンクに併設した加圧装置7で高圧水を形成して送水を行う。この高圧の噴射水は、水と砂とを活発な乱流状態にして砂を洗浄し、固結していた泥やシルトを洗い流して集水枡2へ運ぶこととなる。加えて、この噴射圧は砂層41への挿入圧を低減して掘削を容易なものとする効果を奏する。
この棒状の管体6は、一本毎に逐次、差し込みと引き抜きを繰り返えす工法でも良いが、本実施形態例では、より効率的に行うため、複数本をいわゆる剣山状に配置した構成を採っている。この棒状の管体6の取付けは、内部に閉空間63を有する矩形扁平状の箱体である取付基体62の片面側(砂面と対向する面側)に、例えば、嵌合手段や螺合手段によって、その多数本を着脱可能にして行列状に配設している。本実施形態例では、4行×2列の8本の構成としている。
かかる構造を採るため、取付基体62に植設する棒状の管体6の本数を適宜に設計することができる。また、高圧水の注入を接続した取付基体62を介して行っているため、取付本数ごとに配管を変える必要がなく、現場の状況を従って適宜の本数を適宜の間隔で取り付けることができる。
上記構成の取付基体62には、高耐圧でかつフレキシブルな送水ホース64を連通接続し、この閉空間63を介して取り付けた各棒状の管体6、6、・・・へ高圧水を送る。閉空間63を介在させることにより、各棒状の管体6、6、・・・・への配管経路による圧力差を少なくして、同圧供給をすることができる。そのため、施工現場のバンカー1の状態に応じて棒状の管体6の取り付け本数や、その太さやノズル孔61の大きさを変えた異なる仕様のものを、臨機応変に選択して用いることがより容易となる効果を奏する。
上記棒状の管体6は、図4に示す形態に変更しても良い。この形態は、取付基体62を省略する形態であり、送水ホース64から8本の管体6に分岐配管すると共に、管体6の配置位置を保形するフレーム65を外周位に配設している。この形態は、取付基体62を有する形態と比べ、より圧力を高めた高圧水を使用する場合に適している。
この棒状の管体6を介した高圧水のバンカー砂への注水量は、砂面の固結状態や必要とする差し込み深度に応じて設定する。少なくとも、注入水と砂とが活発に混合して躍動した乱流状態になり、砂面上を傾斜面にそって流れ下る(流下)程度の水量が必要である。注入した水は、固結して団塊状や平板状になった砂を浸潤させて、粉砕し、泥水状の汚濁水3となって砂面を流下する。
この汚濁水3は前記仕様で下流側に配設した集水枡2の側壁のフィルター部材21でろ過されて、砂粒以上の固形物が除かれた汚濁水3が集水枡内に溜まることとなる。これを連続的に、又は回分的に集水枡内に配設した吸水ホース5によって、バンカー1の外側に汲み出す。この吸水ホース5による吸水には、一般的な吸水ポンプ装置8によって行う。この吸水ポンプ装置8は、バンカー1の近傍に配置しても良いが、芝面を痛めないため、車両等に搭載してゴルフカート道などに設置するのが好ましい。
上記のように集水枡2から汲み出した汚濁水3(排出水)は、そのまま放水しても良いが、環境保護の観点からは好ましくなく、何らかの規制がなされているのが現状である。
そのため、既存の沈殿装置やろ過装置、又は固液分離装置、などを用いて可能な限り汚濁状態を低くして放水するか、再度の注入水として使用しても良い。また、処理後の汚濁の程度によっては、加水して使用しても良い。
上記のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法は、バンカー内の砂を対象としたものであるが、これに限らず、同様に砂が一定深さに堆積した場所、例えば、公園の砂場、及び海浜や河川の砂地の洗浄にも応用することも可能である。これらの砂地はバンカーほどの傾斜はないが、全くの平坦面ではないため、水の流れの方向を見出すか、又は人工的に砂を削って水路を形成すれば、本願工法を十分適用することが可能である。
1 バンカー
2 集水枡
21 フィルター部材
22 開放口縁
23 蓋板
3 汚濁水
4 砂面
41 砂層
5 吸水ホース
6 棒状の管体
61 ノズル孔
62 取付基体
63 閉空間
64 送水ホース
65 フレーム
7 加圧装置
8 吸水ポンプ装置
2 集水枡
21 フィルター部材
22 開放口縁
23 蓋板
3 汚濁水
4 砂面
41 砂層
5 吸水ホース
6 棒状の管体
61 ノズル孔
62 取付基体
63 閉空間
64 送水ホース
65 フレーム
7 加圧装置
8 吸水ポンプ装置
Claims (8)
- ゴルフ場のバンカー内の砂面に、水流れの下流側へ砂粒以上の粒子の通過を阻止するフィルター部材を備えた壁面で形成した集水枡を配設した後、
集水枡から離隔した上流位置のバンカーの砂内に水を注入して砂と水とを乱流状に混合させると共に、
この混合により混濁した水をバンカーの砂面の傾斜に沿って流下させて集水枡に貯留し、
この貯留水を吸水手段によりバンカー外に排出して処理することを特徴とするゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。 - 集水枡から吸水した混濁水が、濁度を下げて再度注入水として使用することを特徴とする請求項1記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- 注入水が、再利用水に新たな水を加えたものであることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- 注入水が、加圧水であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- バンカーの砂内への注水が、先端部にノズルを形成した棒状の管体の挿入によるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- 集水枡が、上方開放の箱体であって、その壁面の一部又は全部をフィルター部材で形成したものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- 集水枡の配設が、その全部又は一部を砂面下へ埋設させたものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
- 集水枡からの吸水が、集水枡の上方の開放口から挿入した吸水ホースによるものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のゴルフ場のバンカー砂の洗浄工法。
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