JP4850683B2 - 映像信号処理装置、映像信号処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は撮像記録装置及び撮像記録方法に係り、更に詳しくは撮像した画像の情報量圧縮のため動き補償付きピクチャ間予測で動き検出を適切に行うために用いて好適な技術に関する。
近年、音声信号、映像信号など所謂マルチメディアに関連する情報のデジタル化が急速に行われており、これに対応する映像信号の圧縮符号化及び復号化技術の必要性に強い注目が集まっている。圧縮符号化及び復号化技術は、映像信号の格納に必要な記憶容量や伝送に必要な帯域を減少させることが可能なため、マルチメディア産業において極めて重要な技術である。
これらの圧縮符号化及び復号化技術は、映像信号が有している自己相関性の高さ(すなわち、冗長性)を利用して情報量/データ量を圧縮している。映像信号が有する冗長性には、時間冗長性及び二次元の空間冗長性がある。時間冗長性は、ブロック単位の動き検出及び動き補償を用いて低減することが可能であり、空間冗長性は、離散コサイン変換(DCT)などを用いて低減させることが可能である。
圧縮符号化及び復号化技術として知られるMPEG方式などではこれらの手法により映像信号の冗長性を低減させ、経時的に変わるビデオフレーム/フィールドのデータ圧縮効果を向上させることが可能となる。
時間冗長性を低減させるためのブロック単位の動き検出とは、連続して入力する参照フレーム/フィールド(過去のフレーム/フィールド)と、現在フレーム/フィールドとの間で最も近似するブロックを探し出す作業である。そして、対応するブロックの移動方向、移動量を表すベクトルを動きベクトルという。したがって、動き検出とは動きベクトルの検出と同義である。
一般に、動きベクトルを検出する方法としては、ブロックマッチング方式が用いられる。ブロックマッチング方式とは、参照フレーム/フィールドと現在フレーム/フィールドのように、2枚の映像信号をブロック単位で比較する。そして、信号の類似度に基づいてブロック単位で動きを検出する方法をいう。このブロックマッチング方式によって、参照フレーム/フィールドと現在フレーム/フィールドとからブロック単位ごとに動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルを用いて動き補償予測を行う。このブロックマッチング方式については、例えば特許文献1に記載されている。
しかし、このような符号化方式はフレーム/フィールド間の相関を利用して符号化を行うようにしている。このため、明るさが時間的に変化するフェード効果や2つのシーンが混ざり合うクロスフェード効果等の特殊効果を用いて映像信号を記録した場合には、フレーム/フィールド間の相関が損なわれ動きベクトルの検出が上手くいかず画質が劣化するという問題点がある。
この問題を解決するために、例えば、特許文献2において、復号画像データに動き補償をして得られる画像データに対し、2以上のフレームのそれぞれの輝度を基に補正を行って予測画像データを得るようにした動画像予測復号方法が提案された。
特開平04ー323780号公報(第2頁) 特開平06−046412号公報
前記特許文献2において提案された「動画像予測符号化方法」においては、フェード時にフレーム/フィールド間の平均輝度差分による補正を行っているが、フェード時に輝度が直線的に変化していない場合には効率的な符号化を行うことができない問題点があった。
このため、例えば、特殊効果を施した映像信号を符号化する際のように、フェード時に輝度が直線的に変化しない場合には、動きベクトルを適切に検出することができず、効率的な符号化を行うことが困難であった。
本発明は前述の問題点に鑑み、特殊効果を施した映像信号を符号化する際にも、動きベクトル検出を正確に行うことを可能にして、画質の低下が少ない記録画像を出力できるようにすることを目的としている。
本発明の映像信号処理装置は、映像信号を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、を有し、前記特殊効果手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施し、前記符号化手段は、前記特殊効果が経過時間に応じて前記取得手段により得られた映像信号の輝度を変化させる特殊効果である場合、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化することを特徴とする。
本発明によれば、特殊効果を施した映像信号を符号化する際にも、動きベクトル検出を正確に行うことを可能にして、画質の低下が少ない記録画像を出力することができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
まず始めに、本発明の撮像記録装置に適用可能な動きベクトル検出装置の一例について説明する。
図2は、ブロックマッチング方式を用いた動きベクトル検出装置の構成例を説明するブロック図である。
図2において、この動きベクトル検出装置は、現在フレーム/フィールド保存部20、参照フレーム/フィールド保存部21、現在マクロブロック保存バッファ22、参照サーチウィンドウ保存バッファ23、動きベクトル探索部24から構成されている。
現在フレーム/フィールド保存部20と参照フレーム/フィールド保存部21には、現在フレーム/フィールドと参照フレーム/フィールドがそれぞれ保存され、動きベクトルの検出に用いられる。
現在マクロブロック保存バッファ22は、現在フレーム/フィールド保存部20から現在のマクロブロックの画像を取り出す。参照サーチウィンドウ保存バッファ23は、現在のマクロブロックの中心に探索領域の中心を設定して探索領域の範囲(以下、サーチウィンドウと呼ぶ)分だけ参照フレーム/フィールド保存部21から画像を取り出す。動きベクトル探索部24では、サーチウィンドウ内で現在のマクロブロックの画像を探索し、現在のマクロブロックについての最終的な動きベクトル(入力された映像信号間の動き情報)を検出する。
次に、図3を参照しながらブロックマッチング方式の他の構成例を説明する。
図3に示すように、この例の場合は、図2の動きベクトル検出装置に、動きベクトル探索部24で検出された動きベクトルを保存する動きベクトル保存部35を配設している。
このように構成することにより、参照フレーム/フィールド保存部21に対して、一つ前のマクロブロックについて検出した動きベクトルを動きベクトル保存部35から提供する。参照フレーム/フィールド保存部21は、一つ前のマクロブロックの動きベクトル分だけ現在マクロブロックからずらした位置に探索領域の中心位置を設定し、参照サーチウィンドウ保存バッファ23へ参照画像を出力する。
次に、図1を参照しながら本実施形態の撮像記録装置の構成例を説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像記録装置の構成例を説明するブロック図である。本実施形態における撮像記録装置は、撮像部100、信号処理回路101、符号化回路102、記録部103、撮像開始スイッチ104、制御回路105、特殊効果設定スイッチ106、特殊効果比率設定回路107等とから構成される。
係る構成において撮像部100は、図示しないレンズ、CCD、A/D変換器等を有し、入射した光信号を電気信号に変換し、更にアナログ信号からデジタル信号に変換して映像信号を出力する。
信号処理回路101は、デジタル化された映像信号に対してガンマ補正、ホワイトバランス等、公知の技術を用いて輝度信号および色差信号からなるデジタル信号を生成する。また、特殊効果設定スイッチ106において映像に特殊効果を施す設定がされている場合には、特殊効果比率設定回路107から与えられる特殊効果の比率に相当するように、映像信号に特殊効果を施したデジタル信号を生成する。
符号化回路102は、フレーム/フィールド間予測符号化などの符号化方式を用いて符号化を行う。ただし、特殊効果映像の生成が行われている際には特殊効果比率設定回路107から提供される情報に従って映像信号を補正し動き検出を行う。
記録部103は、符号化回路102で符号化された映像信号を光ディスクなどの記録媒体(不図示)に記録する。撮影開始スイッチ104はユーザによって操作され、この撮像開始スイッチ104を押すことで撮影記録動作が開始される。
制御回路105は、撮影開始スイッチ104が操作されることによって撮影記録動作が開始されたことを検出し、信号処理回路101、符号化回路102、記録部103の制御を行う。また、特殊効果設定スイッチ106で設定された特殊効果及び撮影開始からの経過時間を信号処理回路101、符号化回路102、特殊効果比率設定回路107に出力する。
特殊効果設定スイッチ106は、映像に与える特殊効果のON/OFFを指示し、特殊効果を与える際に特殊効果の内容を設定する(特殊効果を設定することを選択可能にする)スイッチである。特殊効果比率設定回路107は、特殊効果が設定されたときに、制御回路105から送信される特殊効果の内容、特殊効果開始からの経過時間によって予め定められた特殊効果比率を決定し、信号処理回路101及び符号化回路102に特殊効果比率情報を送信する。
続いて、特殊効果設定スイッチ106で特殊効果映像の生成を設定した際に符号化回路102で行われる動作を、図4〜図6を用いて説明する。なお、符号化回路102は動き補償付きフレーム間予測符号化を用いる符号化回路であれば特定の符号化方式に限定されるものではないが本実施形態では符号化方式としてMPEG2を用いたものを説明する。また、特殊効果設定スイッチ106で設定される特殊効果としてフェードインが設定された例をあげて説明する。
図4は、符号化回路102の内部構成例を示したブロック図である。また、図5は符号化回路102の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態における符号化装置102は、ピクチャ並び替え部300、映像信号補正回路301、動きベクトル検出回路302、動き補償回路303、DCT回路304、量子化回路305、逆量子化回路306、逆DCT回路307、ビデオメモリ308、可変長符号化回路309から構成される。
係る構成において、ピクチャ並び替え部300は、符号化回路102に入力された映像信号を符号化順に並び替える(図5のステップS401)。次に、ステップS402において、特殊効果設定スイッチ106で特殊効果が設定(特殊効果スイッチON)されか否かを判断する。
この判断の結果、特殊効果設定スイッチ106で特殊効果が設定されている場合、映像信号補正回路301は特殊効果比率設定回路107から送信されてくる各映像信号に対する特殊効果の比率情報を用いて、符号化対象ピクチャを参照ピクチャの特殊効果と同比率に補正した映像信号を生成する。そして、動きベクトル検出回路302に送信する(図5のステップS403)。
図6を例に挙げると、特殊効果100%の時の輝度値が「0」とし、「特殊効果比率α」で「輝度値Yα」の符号化対象ピクチャの画素を参照ピクチャの「特殊効果比率βに合わせて「輝度値Yβ」に補正するためには下記「数1」の演算を行えばよい。
Figure 0004850683
一方、ステップS402の判断の結果、特殊効果設定スイッチ106で特殊効果が設定されていない場合は、映像信号補正回路301では何も処理を行わず、映像信号を動きベクトル検出回路302に送信する。すなわち、ステップS403をジャンプしてステップS404に進む。
ステップS404において、動きベクトル検出回路302は、ビデオメモリ308に保存されている参照ピクチャ及び前記映像信号補正回路301から出力された符号化対象ピクチャを予め定められたブロック単位に分割する。そして、符号化対象ピクチャの各ブロックについて、参照ピクチャにおける相関の強い位置を探索する。そして、最も相関が強いと判断された位置を動きベクトルとし、動き補償回路303及び可変長符号化回路309に送信する。
なお、最大相関度を有する動きベクトルを推定するためには、次のようなMSE(Mean Square Error)(数2)、MAE(Mean Absolute Error)(数3)、あるいはMAD(Mean Absolute Difference)などの評価関数を用いることができる。
Figure 0004850683
Figure 0004850683
ここで、Srefは(補正された)参照ピクチャ、Scur,kは(補正された)符号化対象ピクチャでk番目のマクロブロックを示す。(i,j)は符号化対象ピクチャのk番目のマクロブロックに対する参照ピクチャの空間的な位置をそれぞれ示している。
但し、X及びYをサーチウィンドウの水平及び垂直が疎数とすると、x=g×u,y=h×vである。g、hは0≦x≦X、l≦g≦X、0≦y≦Y、l≦h≦Yを満たす自然数である。また、U、Vは「X−g≦U≦X、Y−h≦V≦Y」を満たす。
この評価関数は画素の差に基づいたものであり、最も小さいMAE値やMSE値を有する場合を現在のマクロブロックにおける最終的な動きベクトルとして選定する。その際に、特殊効果が施された映像であっても、映像信号補正回路301を前記符号化対象ピクチャと参照ピクチャの特殊効果比率が同比率に補正されているため、フレーム/フィールド間の相関が失われることなく符号化効率の良い動きベクトルを検出することが可能になる。
また、前述した「数1」の特殊効果比率α、βは、前記特殊効果比率設定回路107から与えられる。このため、図6のようにフェード時の輝度(特殊効果比率)が直線的に変化していない場合でも、符号化対象ピクチャと参照ピクチャの特殊効果比率を確実に同比率に補正する(同等となるように補正する)ことが可能である。
動き補償回路303は、動きベクトル検出回路302から送信されてくる動きベクトルと前記参照ピクチャから前記符号化対象ピクチャの予測ピクチャを生成する(図5のステップS405)。
DCT回路304は、符号化対象ピクチャと予測ピクチャの差分に対して離散コサイン変換され、更に量子化回路305で量子化され逆量子化回路306、可変長符号化回路309に送信される(図5のステップS406)。
逆量子化回路306は、送信されてくる信号を逆量子化する。逆DCT回路307は、逆コサイン変換を行い、加算器310に出力する。そして、加算器310において、動き補償回路303で生成される予測ピクチャと加算することでビデオメモリ308に保存される参照ピクチャを生成する。
可変長符号化回路309は、前記量子化回路305で量子化された信号を、動きベクトル検出回路302の検出出力に応じて可変長符号化し、符号化データを出力する(図5のステップS407)。
本実施形態によれば、前述の構成により、符号化対象ピクチャと参照ピクチャの特殊効果比率を同比率にすることができる。これにより、明るさが時間的に変化するフェード効果や2つのシーンが混ざり合うクロスフェード効果などの特殊効果を用いて映像信号を記録した場合にもフレーム/フィールド間の相関を損なうことなく動きベクトル検出を行うことが可能である。
したがって、特殊効果を用いて映像信号を記録した場合にはフレーム/フィールド間の相関が損なわれる。この結果、動きベクトルの検出が上手くできないことにより、画質が劣化するという従来の撮影記録装置の問題点を解決して、画質を向上させることが可能になる。
また、図6のように直線的に輝度が変化していない映像であっても、動き予測に適したピクチャを生成することが可能である。また、直線的に輝度が変化していない映像では効率的な符号化を行うことができないという従来の撮影記録装置の問題点を解決することができ、画質を向上させることが可能になる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における撮像記録装置を構成する各手段、並びに撮像記録方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図5に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、予め定められた条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係る撮像記録装置の構成例を示すブロック図である。 動きベクトル検出装置の構成例を示すブロック図である。 動きベクトル検出装置の構成のもう一つの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る撮像記録装置の符号化回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る符号化回路の動作を説明するフローチャートである。 本発明でフェードイン時に画素を同比率に補正する動作を説明するための特性図である。
符号の説明
100 撮像部
101 信号処理回路
102 符号化回路
103 記録部
104 撮像開始スイッチ
105 制御回路
106 特殊効果設定スイッチ
107 特殊効果比率設定回路
20 現在フレーム/フィールド保存部
21 参照フレーム/フィールド保存部
22 現在マクロブロック保存バッファ
23 参照サーチウィンドウ保存バッファ
24 動きベクトル探索部
35 動きベクトル保存部
300 ピクチャ並べ替え部
301 映像信号補正回路
302 動きベクトル検出回路
303 動き補償回路
304 DCT回路
305 量子化回路
306 逆量子化回路
307 逆DCT回路
308 ビデオメモリ
309 可変長符号化回路

Claims (9)

  1. 映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    を有し、
    前記特殊効果手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施し、
    前記符号化手段は、前記特殊効果が経過時間に応じて前記取得手段により得られた映像信号の輝度を変化させる特殊効果である場合、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    を有し、
    前記特殊効果手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施し、
    前記符号化手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように、前記符号化対象画像を補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化することを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 前記符号化手段により符号化された映像信号を記録媒体に記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の映像信号処理装置。
  4. 前記取得手段は、撮像手段により得られた映像信号を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の映像信号処理装置。
  5. 映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    を有する映像信号処理装置が実行する映像信号処理方法であって、
    前記特殊効果手段が、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施す第1のステップと、
    前記符号化手段が、前記特殊効果が経過時間に応じて前記取得手段により得られた映像信号の輝度を変化させる特殊効果である場合、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化する第2のステップと、
    を含む映像信号処理方法。
  6. 映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    を有する映像信号処理装置が実行する映像信号処理方法であって、
    前記特殊効果手段が、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施す第1のステップと、
    前記符号化手段が、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように、前記符号化対象画像を補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化する第2のステップと、
    を含む映像信号処理方法。
  7. コンピュータを、
    映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    して機能させ、
    前記特殊効果手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施し、
    前記符号化手段は、前記特殊効果が経過時間に応じて前記取得手段により得られた映像信号の輝度を変化させる特殊効果である場合、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化することを特徴とするプログラム。
  8. コンピュータを、
    映像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された映像信号に特殊効果を施して出力する特殊効果手段と、
    前記特殊効果手段より出力された映像信号の符号化対象画像と参照画像とに基づいて動きベクトルを検出し、前記動きベクトルを用いて前記特殊効果手段より出力された映像信号を符号化する符号化手段と、
    前記映像信号に施す特殊効果の内容及び特殊効果開始からの経過時間によって、予め定められた特殊効果比率を決定し、前記特殊効果手段及び前記符号化手段に前記決定した特殊効果比率を送信する特殊効果比率設定手段と、
    して機能させ、
    前記特殊効果手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じた特殊効果を前記取得手段により取得された映像信号に施し、
    前記符号化手段は、前記特殊効果比率設定手段により送信された前記特殊効果比率に応じて、前記符号化対象画像と参照画像の輝度値が同等となるように、前記符号化対象画像を補正してから前記動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて前記映像信号を符号化することを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7又は8記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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