JP4849909B2 - 車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム - Google Patents

車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム Download PDF

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Description

この発明は、複数台の空気圧縮機とその周辺機器にて1台の装置を構成している車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムに関するものである。
一般的な車両用空気圧縮装置は、1台の大容量空気圧縮機とフィルタ類、オイルクーラ、アフタークーラ等の周辺機器で1台の装置が構成されており、運転状態の監視としては、空気圧縮装置の上流に設置されたノーヒューズブレーカのトリップ信号と潤滑油回路に設けた温度スイッチの信号を制御装置またはモニタに取り込む程度であった。
しかし、複数台の小容量の空気圧縮機により1台の装置を構成する車両用空気圧縮装置もある。
このような車両用空気圧縮装置は、主要な構成要素として例えば3台の空気圧縮機が並列に接続された空気圧縮機と、上記各空気圧縮機の吸気吸入部(図示せず)に共通に設けられたエアフィルタと、上記各空気圧縮機に共通に設けられ、潤滑油を分離するオイルセパレータと、オイルセパレータによって分離された潤滑油を浄化するオイルフィルタと、オイルフィルタによって浄化された潤滑油を冷却して各空気圧縮機に戻すオイルクーラと、上記オイルクーラからの吐出空気の温度を外気温度+10℃程度に冷却するアフタークーラと、アフタークーラとで冷却された空気を除湿して図示しない空気だめに供給する除湿器とを有するものである(例えば、特許文献1参照)。
このような特許文献1に記載の車両用空気圧縮装置は、各空気圧縮機に対してそれぞれ独立した起動回路を設け、且つそれぞれに独立した保護回路を設けているものであり、装置本体の運転状態を正確に監視するためには、個々の空気圧縮機の動作信号及び故障信号をそれぞれ制御装置に取り込む必要がある。
特に列車の場合に公共性が高く、且つ車両用空気圧縮機装置は保安機器であり、故障が発生した場合に迅速な復旧が要求されるため、各空気圧縮機の故障信号を個別に認識することが望ましい。
その故障信号の出力方法としては、信号の入出力に係るインターフェースがシンプルで、且つ信号電圧の正確性から、各保護回路の信号を一対一で制御装置へ伝送するのが一般的である。
また、保護回路にバイメタルサーモ等の単一接点を使用した場合、通常時は制御電圧が印加されると、電磁接触器で構成される起動回路の動作により空気圧縮機が起動されるが、油量不足等により吐出温度がバイメタルサーモの設定値まで上昇すると、バイメタルサーモの動作により起動回路を切断して空気圧縮機の起動を停止すると同時に、バイメタルサーモの温度上昇側の接点から故障信号を出力させるのが一般的である。
特開2005−075055号公報(第1頁、図1)
従来の車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムでは、複数台の小容量の空気圧縮機により1台の装置を構成する車両用空気圧縮装置と、車両用空気圧縮装置の運転制御を行う制御装置との間で、各空気圧縮機の故障信号を個別に制御装置へ出力しているため、1台の装置を構成する空気圧縮機の数だけ空気圧縮装置と制御装置間の艤装配線が必要であり、単一の空気圧縮機とその周辺機器から構成される一般的な空気圧縮装置と比較すると、艤装配線が多くなる。特に列車の場合、車両用空気圧縮装置と制御装置が必ずしも近接している訳ではないため、艤装配線が多くなると車両を引き通される配線も増え、車体重量が増加するのと同時に、配線ダクトのスペースが大きくなるという問題が発生する。
また、1つの空気圧縮機に対して過電流保護、温度保護等の複数の保護回路を設け、個別に故障信号を出力する場合には、更に保護回路の種類だけ艤装配線が多くなるという問題がある。また、アフタークーラやオイルクーラ用として、空気圧縮機とは別置の冷却ファンを装置に内蔵し、それらの故障信号も個別に出力する場合には、更に艤装配線が多くなるという問題がある。
また、出力する故障信号の数が増加すると制御装置の入力点数が多くなるため、入力点数の増加に応じて装置内の基板が大きくなり、結果として装置の外形寸法が大きくなるので、限られたスペースに多数の機器を搭載する列車においては、大きな障害となるものであった。
上記の配線および装置の設置スペースが増加する問題に関しては、新規設計車両の場合には予め設置スペースを確保することで車両に与える影響は小さくできるが、同一形式の車両において、空気圧縮装置だけを単一の大容量空気圧縮機から構成される一般的な空気圧縮装置から複数台の小容量の空気圧縮機により1台の装置を構成する空気圧縮装置に変更しようとする場合には、機器配置や配線ダクトに関する設計変更もしくは改造が生じるなど、特に大きな障害となっていた。
また、保護回路としてバイメタルサーモ等の単一接点を使用した場合、バイメタルサーモの温度上昇側の接点から故障信号を出力させ、その接点信号を制御装置へそのまま出力すると有電圧接点となり、制御装置の制約等で無電圧接点の故障信号出力が要求されるときには故障信号出力用リレーの追加が必要となり、しかも各空気圧縮機で個別に故障信号を出力するため、保護回路を設けている空気圧縮機の数だけ故障信号出力用リレーを追加する必要があるという問題もあった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、空気圧縮装置と信号受信装置間の艤装配線および信号受信装置の入力点数を減らすと共に、単一接点の保護回路を使用し、且つ、故障信号が無電圧接点出力の場合に必要なリレーの追加を最小限に抑えることができ、また、信号受信装置に故障判定回路を設けることにより、各機器の故障だけでなく起動回路の故障も検出することができる車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムを提供することを目的とする。
この発明に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムは、空気圧縮装置と、信号受信装置とを備え、前記空気圧縮装置は、複数の主要機器と、各主要機器に対応して設けられ、起動信号が供給されて前記主要機器を駆動する起動回路と、各主要機器に対応して設けられ、前記起動回路の駆動を停止して前記主要機器を保護する保護回路とを備え、前記複数の主要機器は、複数の空気圧縮機を含み、前記信号受信装置は、各主要機器に対応して設けられ、前記主要機器の故障を判定する主要機器故障判定回路を備え、各起動回路は、対応する主要機器が駆動しているときに動作信号を前記主要機器故障判定回路に出力し、各保護回路は、対応する主要機器が故障したときに故障信号を出力し、出力された各前記故障信号は、同一の1本の故障信号線を介して前記主要機器故障判定回路に出力され、前記主要機器故障判定回路は、前記起動信号と、前記起動回路からの出力信号と、前記保護回路からの出力信号とに基づいて前記主要機器が故障しているか否かを判定するものである。
以上説明したようにこの発明によれば、信号受信装置からの起動信号が車両用空気圧縮装置の複数の例えば空気圧縮機等の主要機器にそれぞれ対応する起動回路に入力されると、各起動回路が各主要機器をそれぞれ起動させると同時に、動作信号を個別に信号受信装置に伝送し、各主要機器は運転を開始し、その運転中に例えば過電流、温度上昇等の異常時には各主要機器にそれぞれ対応した保護回路が動作し、異常が発生した主要機器の起動回路を切断して運転を停止させると同時に、各主要機器の故障信号を1本の故障信号線を介してまとめて信号受信装置へ出力し、信号受信装置内に設けた複数の主要機器の数に対応した数の各主要機器故障判定回路は起動信号と故障信号と各主要機器の動作信号とに基づいて当該動作信号を出力する主要機器の故障を個別に判定することができるので、いずれの主要機器の故障かを判定して運転手等の管理者に知らせることができ、さらに複数台の主要機器により1台の装置を構成する車両用空気圧縮装置における各主要機器についての故障信号を個別に信号受信装置へ出力する際に問題となっていた、車両用空気圧縮装置と信号受信装置間の艤装配線の増加による車体重量の増加や配線ダクトのスペース増加を抑えることができ、また信号受信装置における故障信号の入力点数増加も抑えることができるため、信号受信装置の外形寸法の増加を抑えることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムの構成を示すブロック図、図2は同運転状況監視システムにおける空気圧縮機の過電流検出の故障信号を出力する電気回路図、図3は同運転状況監視システムにより監視される車両用空気圧縮装置のサイクル構成を示すブロック図、図4は同運転状況監視システムの過電流故障検出のフローチャート、図5は同運転状況監視システムの信号受信装置内の過電流故障判定の論理回路図である。
図3に示すように、車両用空気圧縮装置10は、主要な構成要素として例えば3台が並列に接続された空気圧縮機1A、1B、1Cと、各空気圧縮機1A、1B、1Cの吸気吸入部(図示せず)に共通に設けられたエアフィルタ2と、各空気圧縮機1A、1B、1Cに共通に設けられ、潤滑油を分離するオイルセパレータ3と、オイルセパレータ3によって分離された潤滑油を浄化するオイルフィルタ4と、オイルフィルタ4によって浄化された潤滑油を冷却して各空気圧縮機1A、1B、1Cに戻すオイルクーラ5と、オイルクーラ5からの吐出空気の温度を外気温度+10℃程度に冷却するアフタークーラ6と、アフタークーラ6とで冷却された空気を除湿して図示しない空気だめに供給する除湿器7を有する。
なお、車両用空気圧縮装置10は1ユニット分の吐出空気容量を複数台の空気圧縮機で分担するもので、図3では3台で分担する場合を示しており、1ユニット内に3台の誘導電動機を有している。ただし、オイルクーラ5またはアフタークーラ6が空気圧縮機1とは別置の冷却ファンを用いた強制空冷方式であれば、1台ないし2台の冷却ファンが含まれる為、1ユニット内に4台ないし5台の誘導電動機を有している。
図1に示すように、本発明の実施の形態1の車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムは、車両用空気圧縮装置10と、車両用空気圧縮装置10を運転を制御すると共に運転状態を監視する信号受信装置11とから構成されている。その車両用空気圧縮装置10は各空気圧縮機1A、1B、1Cに対してそれぞれ独立した起動回路8A、8B、8C及び保護回路9A、9B、9Cを有している。
また、信号受信装置11は車両用空気圧縮装置10に対して起動信号を出力し、車両用空気圧縮装置10から出力される動作信号および故障信号を受信する。
そして、信号受信装置11から出力される起動信号は起動信号線15及び途中から分岐した分岐起動信号線15a、15b、15cを介して各起動回路8A、8B、8Cに伝送される。また、各起動回路8A、8B、8Cから出力される動作信号はそれぞれ動作信号線16a、16b、16cを介して信号受信装置11に伝送される。さらに、各保護回路9A、9B、9Cから各故障信号線17a、17b、17cを介して出力される故障信号は、1本の故障信号線17にまとめられて信号受信装置11に伝送される。
次に、各空気圧縮機1A、1B、1Cに対応して設けられた起動回路8A、8B、8C及び保護回路9A、9B、9Cの具体的な構成について図2に基づいて説明する。なお、図2ではこれら起動回路8A、8B、8C及び保護回路9A、9B、9Cの具体的な構成
は同じなので、代表して空気圧縮機1Aに対応する起動回路8A及び保護回路9Aの具体的な構成について説明する。
図2に示すように、13Aは図1の起動回路8Aを構成する電磁接触器で、14Aは図1の保護回路9Aを構成する過電流継電器である。
電磁接触器13Aの一方の主接点Caは主回路路電源に接続され、他方の主接点Cbは過電流継電器14AのリレーコイルLを介して空気圧縮機1Aに接続されている。
また、電磁接触器13Aの電磁コイルDの一方の端子は過電流継電器14Aの常閉接点Ga、Gbを介して信号受信回路11から出力される起動信号を含む制御回路電源に接続され、他方の端子は接地されている。
さらに、電磁接触器13Aの一方の補助接点Eaは制御回路電源に接続され、他方の補助接点Ebは動作信号線16aに接続されている。
また、過電流継電器14Aの一方の接点Faは制御回路電源に接続され、他方の接点Fbは故障信号17aに接続されている。
次に、図2に示す電磁接触器13Aと過電流継電器回路14Aの動作を説明する。
信号受信装置11から起動信号線15(15a)を介して起動信号が与えられると、その起動信号は過電流継電器14Aの常閉接点Ga、Gbを介して電磁接触器13Aの電磁コイルDに流れ、電磁接触器13Aが動作して主接点Ca、Cbが閉じ、過電流継電器14aのリレーコイルLを介して空気圧縮機1Aに電流が流れ運転を開始する。その運転の開始と同時に電磁接触器13Aの補助接点Ea、Ebも閉じ、起動信号が動作信号として動作信号線16aを介して信号受信回路11に送られる。
空気圧縮機1Aの運転中に、空気圧縮機1Aに過電流が流れると、それを過電流継電器14Aが検知し、過電流継電器14Aが動作して常閉接点Ga、Gbが開き、電磁コイルDに電流が流れなくなり、電磁接触器13Aの主接点Ca、Cbが開いて空気圧縮機1Aの運転を停止させると同時に、過電流継電器14Aの接点Fa、Fbが閉じ、起動信号が故障信号として故障信号線17(17a)を介して信号受信回路11に送られる。
以上の説明は、空気圧縮機1Aについてのものであるが、空気圧縮機1B、1Cについても図2に示すのと同様の回路が設けられ、同様の動作をする。
さらに、信号受信装置11内には、図5に示すような過電流故障判定回路20が各空気圧縮機1A、1B、1Cに対応して3つ設けられている。
図5に示す過電流故障判定回路20は、空気圧縮機1Aの過電流故障を判定するためのもので、アンド回路21の入力側には過電流信号と起動信号と反転素子22を介した空気圧縮機1Aの動作信号が入力され、アンド回路21の出力側からは過電流の判定信号が出力される。
従って、空気圧縮機1Bの過電流故障を判定するための過電流故障判定回路20ではアンド回路21の入力側には過電流信号と起動信号と反転素子22を介した空気圧縮機1Bの動作信号が入力され、空気圧縮機1Cの過電流故障を判定するための過電流故障判定回路20ではアンド回路21の入力側には過電流信号と起動信号と反転素子22を介した空気圧縮機1Cの動作信号が入力されることとなる。
この図1は車両空気圧縮装置の運転状況監視システムにおける3台の空気圧縮機に対する制御を示すブロック図であるが、オイルクーラ5及びアフタークーラ6の冷却ファンの機器がユニット内に含まれる場合は、更に同等の回路が空気圧縮機と並列に接続され、その場合にも、故障信号は図1と同様に全ての機器に関して同類の故障信号を1本の故障信号線にまとめて出力する。
さらに、オイルクーラ5及びアフタークーラ6の冷却ファンの機器がユニット内に含まれる場合はそれらの機器に対してもそれぞれに同様の過電流故障判定回路が設けられる。
なお、図に示すとおり、車両用空気圧縮装置10の起動信号は信号受信装置11から出力される場合と圧力スイッチ等の外部機器から出力される場合の両者があるが、外部機器から出力される場合でも、通常信号受信装置11に取り込んでいるため、いずれの場合でも起動信号は信号受信装置11で認識しており、結果的に信号受信装置11から起動信号が出力される形態となる。
次に、本発明の実施の形態1の車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムについて、過電流故障検出の動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。
空気圧縮機および冷却ファンの保護としては、過電流保護、温度保護等、複数の保護形態が考えられるが、代表例として過電流発生時の故障検出について説明する。
ステップS1で3台の空気圧縮機1A、1B、1Cの起動回路8A、8B、8Cに信号受信装置11から起動信号線15及び15a、15b、15cを介して起動信号が与えられ、ステップS2で各起動回路8A、8B、8Cによって3台の空気圧縮機1A、1B、1Cは運転開始となる。運転が開始されると、各起動回路8A、8B、8Cから動作信号が動作信号線16a、16b、16cを介して信号受信回路11に出力される。
運転開始後、軸受潤滑不良等による軸ロックが発生したとすると、ステップS3で過電流が発生し、ステップS4で保護回路9の過電流継電器14が動作し、ステップS5で空気圧縮機1を停止させる。ステップS6で起動回路8は動作信号OFFを動作信号線16a、16b、16cを介して出力すると同時に、ステップS7で保護回路9は故障信号である過電流信号を故障信号線17を介して信号受信回路11に出力する。
また、ステップS3で過電流が発生していない場合は、空気圧縮機1の運転を継続し、ステップS6で起動回路8は動作信号ONを動作信号線16a、16b、16cを介して出力する。
なお、ステップS6の動作信号は各空気圧縮機1の起動回路8から動作信号線16a、16b、16cを介して個別に出力しているが、ステップS7の過電流信号は各保護回路9からの信号を1本の故障信号線17を介してまとめて出力している。
一方、信号受信装置11では、ステップS8で動作信号、ステップS9で過電流信号を受信し、信号受信装置11の各過電流故障判定回路20は、ステップS10で前記動作信号、過電流信号の他に、外部入力または内部出力により信号受信装置で認識している起動信号とに基づき、どの機器の過電流かを判定し、ステップS11で各過電流故障判定回路20にて判定した故障情報を出力している。
次に、図5に示す空気圧縮機1Aの過電流故障を判定する過電流故障判定回路20の過電流故障の判定について説明する。
アンド回路21の入力側に起動信号が入力されているにも拘わらず、過電流信号が入力され、且つ空気圧縮機1Aの動作信号が入力されない場合、反転素子22で動作信号の入力があるように反転され、アンド回路21は空気圧縮機1Aの過電流があると判定する。
空気圧縮機1B、1Cの過電流故障を判定する過電流故障判定回路20についても、空気圧縮機1Aの過電流故障を判定する過電流故障判定回路20の過電流故障の判定と同様に、空気圧縮機1B、1Cについてそれぞれ過電流故障を判定することができる。
また、図4は3台の空気圧縮機に対する過電流の故障判定フローチャートであるが、冷却ファンが車両用空気圧縮装置に含まれる場合や、温度保護等の他の保護回路が設けられている場合についても同様に、同類の保護回路の出力を1本にまとめて車両用空気圧縮装置10から信号受信装置11に出力し、信号受信装置11の判定回路でどの機器の何の故障かを判定する。
更に、過電流だけではなく温度保護等の保護装置が設けられている場合は、それぞれの保護回路に対して同様の回路で構成される故障判定回路を機器ごとに設けることで、どの機器の何の故障かを判定することができる。
上述したように、この実施の形態1によれば、信号受信装置11からの起動信号が車両用空気圧縮装置10の3台の空気圧縮機1にそれぞれ対応する起動回路8に入力されると、各起動回路8が各空気圧縮機1をそれぞれ起動させると同時に、動作信号を個別に信号受信装置11に伝送し、各空気圧縮機1は運転を開始し、その運転中に軸ロックによる過電流等の異常時には各空気圧縮機にそれぞれ対応した保護回路9が動作し、異常が発生した空気圧縮機1の起動回路8を切断して運転を停止させると同時に、各空気圧縮機1の故障信号を1本の故障信号線17を介してまとめて信号受信装置11へ出力し、信号受信装置11内に設けた3台の空気圧縮機1に対応した3台の過電流故障判定回路20は起動信号と故障信号と各空気圧縮機1の動作信号とに基づいて当該動作信号を出力する空気圧縮機1の故障である過電流を判定することができるので、いずれの空気圧縮機の過電流かを判定して運転手等の管理者に知らせることができ、さらに複数台の小容量の空気圧縮機1により1台の装置を構成する車両用空気圧縮装置10において、各主要機器、例えば空気圧縮機1についての故障信号を個別に信号受信装置11へ出力する際に問題となっていた、車両用空気圧縮装置10と信号受信装置11間の艤装配線の増加による車体重量の増加や配線ダクトのスペース増加を抑えることができる。
また、信号受信装置11における故障信号の入力点数増加も抑えることができるため、信号受信装置11の外形寸法の増加を抑えることができる。
この実施の形態1では3台の空気圧縮機により構成される車両用空気圧縮装置を例に説明したが、装置に内蔵される空気圧縮機や冷却ファン等の主要機器の数量が多ければ多いほど、また、保護装置の種類が多ければ多いほど、この発明の効果は大きくなる。
実施の形態2.
図6は本発明の実施の形態2に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムにおける温度異常を検知する単一接点のバイメタルサーモからの故障信号を無電圧接点で出力する電気回路図である。
図6において、13A、13B、13Cは図2に示す実施の形態1と同様な電磁接触器、18A、18B、18Cは図1の保護回路9Aに相当するバイメタルサーモ回路である。
電磁接触器13A、13B、13Cの一方の主接点Caは主回路路電源に接続され、他方の主接点Cbは空気圧縮機1Aに接続されている。
また、電磁接触器13A、13B、13Cの電磁コイルDの一方の端子はバイメタルサーモ回路18A、18B、18Cのb接点と接続され、他方の端子は接地されている。
さらに、電磁接触器13A、13B、13Cの一方の補助接点Eaは制御回路電源に接続され、他方の補助接点Ebは動作信号線16a、16b、16cにそれぞれ接続されている。
また、各バイメタルサーモ回路18A、18B、18Cは、そのバイメタルサーモSがb接点と常時接続されており、温度上昇時にa接点と接続するよう構成されており、バイメタルサーモSには信号受信装置11から起動信号線15(15a、15b、15c)を介して制御回路電源(起動信号)が印加される。これらバイメタルサーモ回路18A、18B、18Cは各空気圧縮機1a、1B、1Cに対応して設けられている。
19は無電圧接点を出力するための共用の故障信号出力用リレーで、一対のリレー接点Ia、IbとリレーコイルHとからなり、一方の接点Iaは接地され、他方の接点Ibは故障信号線17に接続され、リレーコイル18の一方の端子はバイメタルサーモ回路18A、18B、18Cのa接点と接続され、他方の端子は接地されている。
この実施の形態2では、通常時は制御回路電源(起動信号)がバイメタルサーモ回路18A、18B、18CのバイメタルサーモS及びb接点を介して電磁接触器13A、13B、13Cの電磁コイルDに印加され、電磁接触器13の一対の主接点Ca、Cbが閉じ、主回路電源が一対の主接点Ca、Cbを介して空気圧縮機1に印加され、空気圧縮機1は運転を開始する。
その空気圧縮機1A、1B、1Cの運転中に、例えば空気圧縮機1Aの油量不足等により温度が上昇した場合は、バイメタルサーモ回路18AのバイメタルサーモSが動作してb接点と接続し、制御回路電源が電磁コイルDに印加されなくなり、電磁接触器13Aの一対の主接点Ca、Cbが開いて主回路電源が空気圧縮機1に印加されなくなって空気圧縮機1を停止させると同時に、制御回路電源がバイメタルサーモS及びa接点を介してリレーコイルHに印加され、一対のリレー接点Ia、Ibが閉じ、起動信号が無電圧の故障信号として故障信号線17を介して信号受信回路11に送られる。
以上の説明は、空気圧縮機1Aについてのものであるが、空気圧縮機1B、1Cについても、油量不足等により温度が上昇した場合は、同様の動作をする。
この場合も、信号受信装置11に出力される故障信号は1つであり、実施の形態1と同様に起動信号と故障信号と動作信号とで信号受信装置11に設けた実施の形態1の過電流故障判定回路20に過電流信号の代わりに温度上昇に基づく故障信号を入力することにより、どの空気圧縮機が温度上昇に基づく故障かを判定することができる。
他の空気圧縮機1B、1Cおよびオイルクーラやアフタークーラの冷却ファンに関しても、図6と同様の回路構成を設けることで、各機器の温度上昇による故障を出力できる。
上述したように、この実施の形態2によれば、保護回路として単一接点のバイメタルサーモ回路18を使用し、且つ無電圧接点の故障信号の出力が必要な場合、故障信号出力用に必要な共用の故障信号出力用リレー19は、保護回路を取り付けている機器、例えば空気圧縮機1の数に関係なく1つであるので、他に補助接点を有しない単一接点の保護回路を有している場合は、温度や過電流等の保護回路の種類に対して1つのリレーを追加するだけでよく、故障信号出力用リレーの追加を最小限に抑えることができる。
この実施の形態2では3台の空気圧縮機1により構成される車両用空気圧縮装置の温度異常保護を例に説明したが、装置に内蔵される空気圧縮機等の主要機器の数量が多ければ多いほど、また、故障信号出力用リレーが必要な保護装置の種類が多ければ多いほど、この発明の効果は大きくなる。
実施の形態3.
図7は本発明の実施の形態1に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムの信号受信装置内の起動回路故障判定の論理回路図である。
図7は、実施の形態3における信号受信装置内に設ける起動回路故障判定の論理回路図であり、代表として空気圧縮機1Aの起動回路故障判定回路を示している。
さらに、信号受信装置11内には、図6に示すような起動回路故障判定回路30が各空気圧縮機1A、1B、1Cに対応して3つ設けられている。
図6に示す起動回路故障判定回路30は、空気圧縮機1Aの起動回路の故障を判定するためのもので、第1のアンド回路31の入力側には起動回路8Aの故障信号Aと起動回路8Bの故障信号Bと起動回路8Cの故障信号Cがそれぞれ反転素子32を介して入力され、さらに起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Aの動作信号が入力される。
第2のアンド回路33の入力側には起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Aの動作信号が入力される。そして、オア回路34の入力側には第1のアンド回路31の出力と第2のアンド回路33の出力が入力され、オア回路34の出力側からは起動回路8Aの故障判定信号が出力される。
従って、空気圧縮機1Bの起動回路の故障を判定する起動回路故障判定回路30では、第1のアンド回路31の入力側には起動回路8Aの故障信号Aと起動回路8Bの故障信号Bと起動回路8Cの故障信号Cがそれぞれ反転素子32を介して入力され、さらに起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Bの動作信号が入力される。
第2のアンド回路33の入力側には起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Bの動作信号が入力される。そして、オア回路34の入力側には第1のアンド回路31の出力と第2のアンド回路33の出力が入力され、オア回路34の出力側からは起動回路8Bの故障判定信号が出力される。
また、空気圧縮機1Cの起動回路の故障を判定する起動回路故障判定回路30では、第1のアンド回路31の入力側には起動回路8Aの故障信号Aと起動回路8Bの故障信号Bと起動回路8Cの故障信号Cがそれぞれ反転素子32を介して入力され、さらに起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Cの動作信号が入力される。
第2のアンド回路33の入力側には起動信号と反転素子32を介して空気圧縮機1Cの動作信号が入力される。そして、オア回路34の入力側には第1のアンド回路31の出力と第2のアンド回路33の出力が入力され、オア回路34の出力側からは起動回路8Cの故障判定信号が出力される。
次に、図7に示す空気圧縮機1Aの起動回路8Aの故障を判定する起動回路故障判定回路30の起動回路故障の判定について説明する。
第1のアンド回路31の入力側に例えば電磁接触器の動作不良が発生したと見られるような場合、各故障信号A、B、Cは何も入力されていない、且つ、起動信号が入力されているにもかかわらず、空気圧縮機1Aの動作信号が入力されていないとき、反転素子22で故障信号A、B、Cと空気圧縮機1Aの動作信号があるように反転されて入力され、第1のアンド回路31はアンド信号をオア回路34の一方の入力側に出力する。
また、第2のアンド回路32には起動信号が入力されており、且つ空気圧縮機1Aの動作信号が入力されていない場合、反転素子22で起動信号がないように反転されて入力され、第2のアンド回路32はアンド信号をオア回路34の他方の入力側に出力しない。
従って、オア回路34は空気圧縮機1Aの起動回路に故障があると判定する。
また、例えば電磁接触器の接点溶着が発生したと見られるような場合、各故障信号A、B、Cは何も入力されていない、且つ、起動信号が入力されていないにもかかわらず、空気圧縮機1Aの動作信号が入力されているとき、反転素子22で故障信号A、B、Cがあるように反転され、空気圧縮機1Aの動作信号がないように反転されて入力され、第1のアンド回路31はアンド信号をオア回路34の一方の入力側に出力しない。
また、第2のアンド回路32には起動信号が入力されておらず、且つ空気圧縮機1Aの動作信号が入力されている場合、反転素子22で起動信号があるように反転されて入力され、第2のアンド回路32はアンド信号をオア回路34の他方の入力側に出力する。
従って、オア回路34は空気圧縮機1Aの起動回路に故障があると判定する。
他の空気圧縮機1B、1Cおよびオイルクーラやアフタークーラの冷却ファンに関しても、図7と同様の判定回路を設けることで、各機器の起動回路故障を出力できる。
上述したように、この実施の形態3によれば、空気圧縮機1A、1B、1Cの運転中に
例えば電磁接触器の動作不良が発生したと見られるような場合や電磁接触器の接点溶着が発生したと見られるような場合には各空気圧縮機1の故障信号を1本の故障信号線を介してまとめて信号受信装置11へ出力し、信号受信装置11に各空気圧縮機1A、1B,1Cに対応して設けられた起動回路故障判定回路30でそれぞれの起動回路の故障を判定することができるので、空気圧縮装置10から信号受信装置11への入力信号の数および艤装配線を増やすことなく、信号受信装置11内への起動回路故障判定回路30の追加だけで、主要機器における例えば起動回路の故障も個別に監視することができ、車両用空気圧縮装置の電気制御回路に故障が発生した場合でも、非常に迅速な対応を取ることが可能である。
本発明の実施の形態1に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムの構成を示すブロック図。 同運転状況監視システムにおける空気圧縮機の過電流検出の故障信号を出力する電気回路図。 同運転状況監視システムにより監視される車両用空気圧縮装置のサイクル構成を示すブロック図。 同運転状況監視システムの過電流故障検出のフローチャート。 同運転状況監視システムの信号受信装置内の過電流故障判定の論理回路図。 本発明の実施の形態2に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムにおける温度異常を検知する単一接点のバイメタルサーモからの故障信号を無電圧接点で出力する電気回路図。 本発明の実施の形態3に係る車両用空気圧縮装置の運転状況監視システムの信号受信装置内の起動回路故障判定の論理回路図。
符号の説明
1,1A,1B,1C 空気圧縮機、2 エアフィルタ、3 オイルセパレータ、4 オイルフィルタ、5 オイルクーラ、6 アフタークーラ、7 除湿器、8,8A,8B,8C 起動回路、9,9A,9B,9C 保護回路、10 車両用空気圧縮装置、11 信号受信装置。

Claims (4)

  1. 空気圧縮装置と、信号受信装置とを備え、
    前記空気圧縮装置は、
    複数の主要機器と、
    各主要機器に対応して設けられ、起動信号が供給されて前記主要機器を駆動する起動回路と、
    各主要機器に対応して設けられ、前記起動回路の駆動を停止して前記主要機器を保護する保護回路とを備え、
    前記複数の主要機器は、複数の空気圧縮機を含み、
    前記信号受信装置は、
    各主要機器に対応して設けられ、前記主要機器の故障を判定する主要機器故障判定回路を備え、
    各起動回路は、対応する主要機器が駆動しているときに動作信号を前記主要機器故障判定回路に出力し、
    各保護回路は、対応する主要機器が故障したときに故障信号を出力し、
    出力された各前記故障信号は、同一の1本の故障信号線を介して前記主要機器故障判定回路に出力され、
    前記主要機器故障判定回路は、
    前記起動信号と、前記起動回路からの出力信号と、前記保護回路からの出力信号とに基づいて前記主要機器が故障しているか否かを判定する
    ことを特徴とする車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム。
  2. 前記各保護回路は、
    各主要機器に流れる電流を検出し、所定の電流以下では起動回路をオン状態にし、所定の電流を越えると動作して起動回路をオフ状態にすると共に故障信号を出力する過電流継電器で構成され、
    前記各主要機器故障判定回路は、
    前記起動信号と、前記起動回路からの出力信号と、前記保護回路からの出力信号とに基づいて過電流を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム。
  3. 前記各保護回路は、
    各空気圧縮機の吐出温度を検出し、設定温度以下では起動回路をオン状態にして動作信号を出力し、設定温度を超えると動作して起動回路をオフ状態にすると共にリレー動作信号を出力するバイメタルサーモ回路と、
    前記バイメタルサーモ回路のリレー動作信号に基づいて動作し、無電圧の故障信号を出力する故障信号出力用リレーとで構成され、
    前記各主要機器故障判定回路は、
    前記起動信号と、前記起動回路からの出力信号と、前記保護回路からの出力信号とに基づいて吐出温度が設定温度を超えるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム。
  4. 空気圧縮装置と、信号受信装置とを備え、
    前記空気圧縮装置は、
    複数の主要機器と、
    各主要機器に対応して設けられ、起動信号が供給されて前記主要機器を駆動する起動回路と、
    各主要機器に対応して設けられ、前記起動回路の駆動を停止して前記主要機器を保護する保護回路とを備え、
    前記複数の主要機器は、複数の空気圧縮機を含み、
    前記信号受信装置は、
    各主要機器に対応して設けられ、前記起動回路の故障を判定する起動回路故障判定回路を備え、
    各起動回路は、対応する主要機器が駆動しているときに動作信号を前記起動回路故障判定回路に出力するものであり、
    各保護回路は、対応する主要機器が故障したときに故障信号を出力するものであり、
    各保護回路から出力された各前記故障信号は、同一の1本の故障信号線を介して前記起動回路故障判定回路に出力され、
    前記起動回路故障判定回路は、
    前記起動信号と、前記起動回路からの出力信号と、前記保護回路からの出力信号とに基づいて前記起動回路が故障しているか否かを判定する
    ことを特徴とする車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム。
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