JP4847672B2 - マルチメディアデジタルデータを記録する方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチメディアデジタルデータ好ましくは音声及び/又は映像のセットを記録する方法及び装置に関する。
直接アクセス記録媒体(CD,DVD,ハードディスク等)に記録されるマルチメディアデジタルデータセットは、一般に、放送情報に加えて、ナビゲーション情報を有し、該ナビゲーション情報は、前記記録された放送情報内に少なくとも1つの位置を得ることができる。この情報は、例えば、放送情報の1つ又はそれ以上の読み出し位置決めアドレスを有する。
「放送情報」とは、記録媒体から、放送装置(テレビ、オーディオデッキ等)に直接に又は送信チャネルのどちらかに、やがて放送されるあらゆる情報を意味すると理解される。放送情報は、映像信号好ましくはオーディオビジュアル信号に関するが、単なる音声信号又は他の種類の信号(例えば嗅覚又はオートマタ動作に関する)にもまた関することができる。従来では、放送情報とナビゲーション情報との両方が、マルチメディアデータと呼ばれる。「直接アクセス記録媒体」とは、サポートの任意の位置又は特定のアクセス位置のどちらかで、直接読み出し位置決めと、書き込み位置決めとを可能にするあらゆる記録媒体のことを指す。
実際には、MPEG−2のようなMPEG標準に従って圧縮されたオーディオビジュアルストリームの場合、基本トレインタイプのパケット若しくはPES(パケット化エレメンタリストリーム)、又は、トランスポートトレインタイプのパケット若しくはTS(トランスポートストリーム)は、ハードディスク又はHDD(ハードディスクドライブ)に記録される。
記録媒体としてハードディスクを用いる既知のシステムでは、オーディオビジュアル情報の通常の読み出し(遅くも速くもない正常な速度での順方向再生)中に、ナビゲーション情報が最初に参照されて、ディスクの自己位置を決定し、次に追従するオーディオビジュアル情報が順次読み出される。「トリックモード」として知られている特殊効果モードの実現のために、読み出し時に、適切な画像が探索され且つ選択され、放送される。特殊効果モードは、特に、早送り又は早戻し再生、スローモーション又は静止から構成される。
これら既知の技術は、特殊効果モードで読み出すときに、一組の画像の探索と適切な画像の選択とを可能にするために十分な大きさのバンド幅及びメモリを必要とするという欠点を有する。更に、動作は、必要な操作によって制限される。特に、逆再生中での実時間読み出しは相当不利になるか、又は除外さえもされる。
書き込み可能なDVDシステムもまた知られており、このシステムでは、実時間情報ユニットが連続して記録され、これらユニットはユニットの始めに再生パラメータを含む。これらパラメータは、それらを含むユニットの前又は後に割り付けられたユニットへのポインタを有する。
このように、例えば、特許文献1は、バッファメモリが、受信された実時間データの一時的な記憶を可能にする実時間情報記録方法を述べている。処理ユニットは、バッファメモリの内容に基づいて隣接ユニットへのポインタを決定し、一方、離れたユニットへのポインタは、隣接ユニット及び/又は対象とされるユニットがないことを示すデフォルト値に基づいて任意に固定される。
国際公開第00/30113号パンフレット
書き込み可能なDVDのためのこのようなシステムは、使用可能なメモリ空間に限界があるため、ナビゲーション情報を頻繁に登録することが必要であり、放送情報内にナビゲーション情報を広く散らばらせることで、上流又は下流にあるユニットへの可視性を減少させる。
本発明は、直接アクセス記録媒体に、一組のデジタル放送データを記録する方法であって、読み出し性能を改善することができ、一方、特に特殊効果モードでの必要バンド幅及びメモリを減少させることもできる記録方法に関する。
本発明はまた、対応する記録装置に関する。
本発明はまた、本発明の記録方法によって書き込まれる放送情報とナビゲーション情報とを有するハードディスク及び直接アクセス記録媒体に関し、更にはこのような方法によって得られるマルチメディアデジタルデータストリングに関する。
本発明は、放送データが音声及び/又は映像タイプであるオーディオビジュアル分野に特に効果的に適応する。これらデジタルデータは、例えば、MPEG−2又はMPEG−4のようなMPEG方法によって符号化される。更に一般的には、マルチメディア範囲内である。更に、ハードディスクへの記録に関しては特に効果的である。
従って、本発明は、少なくとも放送情報を有する受信したストリームから、直接アクセス記録媒体に、マルチメディアデジタルデータ好ましくは音声及び/又は映像のセットを記録する方法に関する。このセットは、前記放送情報及びナビゲーション情報を有し、該ナビゲーション情報は、記録媒体に記録された放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。
本発明によると、
新しい放送情報が受信されると、記録媒体に記録する操作と、
記録媒体に記録された新しい放送情報に関連するナビゲーション情報が決定され、このナビゲーション情報をバッファメモリ(例えばランダムアクセスRAMメモリ)に保持する操作と、
バッファメモリに含まれる前記ナビゲーション情報を、記録媒体に転送し、前記記録された放送情報内に配置され且つ前記新しく記録された放送情報に関連する隣接した記憶空間にナビゲーション情報を記録する操作を繰り返し、この記憶空間は所定サイズを有する。
局所的に完全に決定されたであろうと、局所的に単に補足されたであろうと、記録媒体に記録された決定ナビゲーション情報は、好ましくは、記録媒体に記録されたデータセットの放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。従って、このモードに従う読み出し時に他の情報を決定する必要はない。この情報は、従って、特に特殊効果モードに関して、読み出し方法を基礎とする媒体に記録された放送情報の仮想モデルを与える。
ナビゲーション情報は、例えばパケットヘッダ、シーケンス、画像グループ(又は画像群を表すGOPs)及び/又は画像、の位置(又は指数)のようなアドレスを有する。それはまた、好ましくは、遠隔位置へのアクセス(特に、高速再生又はユーザによって選択された場所への位置決めのための)を可能にする間隔詳細(画像の数又は所与の記録開始時からの経過時間−時間指数)及び/又は対象物を説明する詳細(例えば映像符号化タイプ又は画像構造)を有する。
ナビゲーション情報がこの放送情報に適応するという点で、ナビゲーション情報は、新しい放送情報に「関連」する。
ナビゲーション情報を含むようにスケジュールされた記憶空間の所定サイズは、直接決定されたサイズか又は取得基準(obtaining criterion)によって得られるサイズのどちらかである。例えば、所与の画質のためのナビゲーション情報記録の所定時間周波数の関数として、又は、受信されたストリームのビットレートの関数としてなどである。好ましくは、必要サイズはビットレートに無関係である。ナビゲーション情報の空間周波数は、そのとき、一般にストリームのビットレートの減少関数である。特に、例えば、画質においての改善は、結果としてオーディオビジュアル情報を増加することになるが、時間関数としてナビゲーション情報の必要量にわずかに影響するだけである。ナビゲーション情報の連続するアイテム間に存在するオーディオビジュアル情報のサイズは、従って、増加する。
ナビゲーション情報に必要とされるサイズ又は関連する基準は、再生に使用可能なメモリ空間の関数として決定され、更に、特にナビゲーション情報へのアクセス速度と放送情報へのアクセス速度との折り合いで決定する。特に、ナビゲーション情報グループのサイズが大きければ大きいほど2つのこれらグループ間に存在する放送情報のシーケンスは多くなる。それは、これらグループの各々が大量の放送情報に関係するからである。ナビゲーション情報は、そのとき、更に間があき、速くアクセスできない(低粒度(low granularity))。しかしながら、上流及び/又は下流に記録された放送情報への長期アクセスを提供する(ナビゲーション情報の大幅な集中化、従ってより良い可視性となる)。更に、放送情報のストリームの中断がより少ない頻度となる。
好ましくは、記憶空間に含まれるナビゲーション情報グループのサイズを決定する基準は、例えば12秒に1回の記録のような、所与の画像精度のためのナビゲーション情報の記録の所定時間周波数から、このサイズを演繹する(deducing)ことにある。2つの記録の間隔は、そのとき、好ましくはおおよそ10から15秒の値に等しい。他の実施形態によると、ナビゲーション情報グループのサイズは、例えば32kバイトのようなおおよそ25から40kバイトの値に等しくなるように課せられる。
既に記録された放送情報「内」のナビゲーション情報の記録とは、この放送情報のすぐ下流に記録する場合を含むと解釈されるべきである。
好ましくは、しかしながら、各ナビゲーション情報グループは、関連する放送情報の上流に記録され、前のナビゲーション情報グループに関連する最終放送情報の上流にさえも記録される。
従って、本発明の記録方法は、望ましい読み出しモードの実現のために必要な全てのナビゲーション情報が、読み出し時に既に直接使用可能である。従って、読み出し時に使用可能である適切なナビゲーション情報がない既知の技術に基づくハードディスクとは違い、放送情報をスキャンする必要がなく、適切な情報を選択するために中間バッファメモリを備える必要がない。本技術の実施は、逆走行中に特に効果的である。連続情報(例えば映像に関する画像)は、やがて直接的にアクセスされるので、通常読み出し中でもこの方法は効果的である。
更に、ナビゲーション情報は、対応する放送情報とサブセットでグループ化され、その結果、読み出し中のシステムの効率が再び大幅に増加する。
特に、放送情報及びナビゲーション情報をそれぞれ2つの別々のファイルに割り当てるのに必要とされることに比べれば、読み出しヘッドジャンプは、大幅に減少され、又は無くすことさえできる(読み出しモードによる)。しかしながら、後者の記憶モードは、ストリームの構造が、放送情報ストリームの連続した記録、及び他の管理(management)情報と一緒にナビゲーション情報をグループ化することに適合するので、実用的であり自然である。
しかしながら、読み出し中に、それは2つのファイル間を連続して行き来する移動を引き起こし、これらファイルが記録媒体の遠隔位置に位置づけされるという危険がある。データ転送は、従って、読み出しヘッドが必要な位置に正確に到達するために必要なタイムラグ(要求時間と呼ばれる)によって不利となる。高速読み出しのように速い交代を必要とする特定の特殊効果モードでは、再生効率が特に損なわれ、これは一方では、大幅なバンド幅の損失を引き起こし、他方ではヘッド移動に関係する操作ノイズを引き起こす。
この技術と比較すると、本方法は、アクセス時間及びノイズの生成を減少させ、バンド幅を増加させることができる。このように大きいバンド幅が使用可能となるので、特殊効果モードの起動中に記録が進行するとき、これらの利点は特に有効となる。
本発明の解決手段は、ハードディスクの分野における一般知識に反している。なぜなら、通常当業者は、もし放送情報と読み出しモードを実現するのに十分なナビゲーション情報とが、特に特殊効果モードを扱うときに差し込まれるならば、データの書き込みは、バンド幅の点で非常に不利になると考えるからである。記録中に必要な位置へアクセスするためにはヘッドの頻繁なジャンプを実行する必要があると、彼は実際推測する。今、この従来の考えに反して、ハードディスクへの記録のために、アクセス時間が、従来からディスクに内蔵されているキャッシュメカニズムに本質的に隠されているということに注目する。従って、本発明に従う記録方法によって書き込みモードに生じるアクセス時間は、システムの実行に関して明瞭である。記録はストリームの受信速度で実行されるので、書き込みモードでのヘッドジャンプは、ますます不利が少ない。一方、再生は速い速度で実行されることができる。
書き込み可能なDVDの従来の技術と比較すると、ナビゲーション情報だけが維持される必要があるので、本発明の記録方法は、バッファメモリ要求を大幅に減少することができる。従って、ナビゲーション情報グループのより大きい空間と、放送情報に関する上流及び/又は下流のよりよい可視性とを可能にする。
更に、ナビゲーション情報のための記憶空間の所定サイズを利用することによって、この方法は、ビットレートの関数としてナビゲーション情報の空間周波数に自動的に適合できる。これは、画像精度のような放送情報の質の変化に対して体系的な許容(systematic allowance)を可能にする。特に、放送情報の再生モードでのアクセスの容易さを妨げることなく、ナビゲーション情報の不必要な断片化が避けられる。従ってシステムの効率が改善される。この自動的な適合は、好ましくはパケット識別子又はPIDsの数とは無関係であり、これは、記録されたデータセットに多重化された複数のオリジナル情報ストリームを可能とすることができる。
記録媒体は、好ましくはハードディスクであるので、連続した位置は、特に、直ちに互いに追従する論理ブロックアドレス又はLBAsに対応する。放送及びナビゲーション情報は従って、ディスクの同一ファイルに一緒にグループ化される。
別々で混合しない位置で、オーディオビジュアル情報及びナビゲーション情報をディスクに書き込む技術は、本特許出願の出願時には公開されていない先の特許出願PCT/EP00-09903号、EP-00400941.1号及びEP-00402115.0号で述べられている。これら文書は、特殊効果モードでの読み出しに用いられるナビゲーション情報のタイプを明確に言及している。それらはまた、本発明の方法に適用されるナビゲーション情報を引き出す技術を詳述している。
このようにこれら文書に述べられた技術に従って、圧縮されたオーディオビジュアルストリーム(放送情報)のPES又はTSパケットはハードディスクに記録され、例えばFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路又は中央処理装置又はCPUによってストリームの情報が分析(パーシング)され、CPUによって再生され、処理され、それからハードディスクに記憶される。このように得られたトリックモード情報は、ディスクに、記述的オーディオビジュアルストリームとオーディオビジュアル情報のためのアクセスアドレスとを含む。
好ましくは、バッファメモリに含まれるナビゲーション情報は、このナビゲーション情報が所定サイズに達すると、記録媒体に転送される。記憶空間のサイズと比較してあらゆる過剰なナビゲーション情報は、そのとき、次の記憶空間に記録するためにもし必要ならば維持される。
種々の実施形態において、ナビゲーション情報は、決定されると、記録媒体に記録される。この場合、記憶空間に既に記録されたナビゲーション情報セットによって達したサイズのインジケータがメモリに保存される。この実行は、対応するナビゲーション情報の転送開始時に、記憶空間が放送情報内に既に割り当てられていることを必要とする。
記録媒体にナビゲーション情報を配置する第1の形態によると、記録媒体に記録された放送情報のシーケンスに関連するナビゲーション情報は、このシーケンスのすぐ下流に記録される。
ナビゲーション情報を生成するようにストリームの放送情報の構文解析を実行するとき、この実施形態は情報を使用可能にするための論理に従う。それは簡単なため効果的である。特に、放送情報は、関連するナビゲーション情報より前に使用可能となり、故に、放送情報はナビゲーション情報より前に記録される。しかしながら、通常再生モードでさえ、グループのナビゲーション情報は、関連するシーケンスの放送情報より前に読み出されなければならないので、読み出しモードでのヘッドジャンプは、体系的(systematic)なままである。
記録媒体にナビゲーション情報を配置する第2の形態によると、
新しい放送情報が記録媒体に記録される前に、この新しい放送情報に関連するナビゲーション情報を含むようにスケジュールされた記憶空間が、前に記録された放送情報に連続して記録媒体に割り当てられる操作と、
新しい放送情報がこの記憶空間の下流に記録される操作と、
バッファメモリ内に保持され且つ前記新しい放送情報に関連する決定されたナビゲーション情報が、この記憶空間に記録される操作と
が繰り返される。
このインターリーブド配置は、特に、読み出し中に効果的であり、ヘッドジャンプのさらなる減少を可能にし、従って性能の改善につながる。それは、再生中に、ナビゲーション及び放送情報のセットの連続読み出しさえも可能にする。特に、ヘッドジャンプを伴わずに、関連するシーケンスの放送情報より前にグループのナビゲーション情報を読み出すことができる。それに対して、書き込みモードでは、ヘッドジャンプは、
放送情報より後に使用可能になるナビゲーション情報を記録するための後方(backward)と、
関連するナビゲーション情報の記録直後に新しい放送情報を記録するための前方(forward)とが必要である。
しかしながら、書き込みモードでのこれらジャンプは、上記に述べた理由により、バンド幅を不利にしない。
更に、関連するナビゲーション情報の取得を待つことなく、実時間で放送情報の書き込みを行うことができるので、進行が効果的である。第1ステップで割り当てられた記憶空間の位置は、例えば、ファイルシステムによってデータマネージメントファイルに記憶される。
「空間を割り当てる」とは、特別なコマンドを通してこの空間を使用可能にすること、又は、ゼロのような有効でない情報をこの空間に書き込むことのどちらかを意味すると理解される。この後者の実施形態は、好ましくは、一般に特別なメモリ割り当てコマンドがないハードディスクへの書き込みに用いられる。
この配置形態のために定義された操作は、例外として、ナビゲーション情報のための最初の記憶空間の割り当てには適さない。この空間は、記録開始時に、保存される最初の放送情報の上流に割り当てられる。
更に、記憶空間の下流に記録される新しい放送情報は、この空間に隣接したりしなかったりする。
好ましくは、以下の操作が繰り返されることによって、中間の空間が、ナビゲーション情報のための記憶空間と、関連する放送情報のための開始位置との間にスケジュールされる。
上流放送情報と称される受信された新しい放送情報に関連する上流ナビゲーション情報が、所定サイズの所定の割合に達すると、現記憶空間と称される記憶空間の1つが割り当てられる操作と、
上流放送情報の、前記現記憶空間に連続して行う記録媒体への記録は、関連する上流ナビゲーション情報を確定した状態のままで継続し、
前記上流ナビゲーション情報は、前に現記憶空間に割り当てられた上流記憶空間と称される記憶空間の1つに記録される操作と、
現放送情報と称される新しい放送情報が、上流放送情報に連続して記録される操作と、
現放送情報に関連する現ナビゲーション情報と称されるナビゲーション情報が決定され且つバッファメモリに保持される操作と、
現ナビゲーション情報が所定サイズの所定の割合に達すると、下流記憶空間と称される前記記憶空間の1つが、記録された現放送情報に連続して割り当てられる操作と、
現放送情報の、下流記憶空間に連続して行う記録媒体への記録を継続する操作と、
現ナビゲーション情報が、現記憶空間内に記録される操作と、
下流放送情報と称される新しい放送情報が、現放送情報に連続して記録され、下流ナビゲーション情報と称される関連するナビゲーション情報が決定され且つバッファメモリに保存される操作。
この実施形態は、必要サイズの所定の割合が高すぎない限り、ナビゲーション情報が、常に関連する放送情報の上流になるようにすることができる。特に、現記憶空間の容量と比較して過剰ナビゲーション情報があるとき、即ち所定サイズの度を超すときでさえ、この過剰ナビゲーション情報は、連続する記憶空間の割り当て後に保存された放送情報に関係する。この過剰ナビゲーション情報は、従って、この連続する記憶空間の、関連する放送情報の上流に実際に配置される。
この特別な実施形態のために定義された操作は、上記に述べたように、最初の記憶空間の割り当てには適さない。他の例外として、それらは、最後の記憶空間に関連する放送情報の記録にもまた適さない。この最後の放送情報は、連続して記録され、記憶空間の新しい割り当てはない。
好ましくは、所定サイズの所定の割合は、このサイズの75%〜85%であり、好ましくは79%〜81%である。
好ましくは、ナビゲーション情報を用いて実現可能となる読み出しモードが、少なくとも1つの特殊効果モード(又はトリックモード)を有する。実際には、このモードに対して、本発明の方法は、特に効果的である。
記録媒体に記録されたデータを利用する第1の形態において、放送情報は、ユーザに直接的に放送されるように、ナビゲーション情報と共に読み出される。記録媒体は、そのとき、例えば、セットトップボックス又はIRD(集積化受信デコーダ)とも呼ばれるMPEGデコーダを備えた受信機に組み込まれたハードディスクである。
記録媒体に記録されたデータを利用する第2の形態において、記録媒体に記録されたデータセットは、直接アクセス最終記録媒体を有する少なくとも1つの記録装置に送られる。
最初に用いられる記録媒体は、そのとき、基準ナビゲーションアドレスを設定することができる中間媒体を構築する。最終記録媒体で実際に用いられるアドレス(以下、最終アドレス)は、それとは異なるが、それらは基準アドレスから簡単に演繹されることができる。例えば、最終アドレスは、最終媒体における記録に使用可能な位置の始めのデータの位置決めに基づいて、基準アドレスの簡単なシフトによって得られる。
中間媒体は、好ましくは、サーバに含まれ、伝送はそこから個別装置に送られる。伝送は、無線によって実行され、複数の受信装置がハードディスクを有する。これら受信装置は、そのとき、例えば伝送開始時にサーバによって指名された信号によって、ハードディスクに記録可能なデータを認識するシステムを備えている。
ナビゲーション情報を取得する第1のモードによると、この情報の少なくとも一部は、受信されたストリームの放送情報の構文解析(パーシング)を実行することによって生成される。好ましくは、この情報は、記録される前に、後に再生され、CPUによって処理される。
ナビゲーション情報を取得する第2のモードによると、受信されたストリームはアナログなので、ナビゲーション情報は、デジタル化の後にストリームを符号化することによって生成される。例えば、放送情報はオーディオビジュアルなので、パーソナルビデオレコーダ又はPVDのようなMPEGコーダを有する受信システムが用いられる。そのとき、コーダによって直接的にナビゲーション情報を生成することによって実時間で受信されたストリームを符号化する。
ナビゲーション情報を取得する第3のモードによると、受信されたストリーム内の中間ナビゲーション情報が受信され、それは、記録される前に適合され且つ完了される。特に、この中間ナビゲーション情報は、好ましくは、中間媒体によって本発明の記録方法を実現する記録システムから受信される。上記に示されたように、受信されたアドレスの簡単な調整が残るだけである。
好ましくは、例えば一時的情報又はナビゲーション情報(開始された読み出しモードに従って位置決めをするための指数のような実時間ではない情報)に関する詳細の位置のような追加情報は、グループ及びシーケンスに先行して最初の位置に記録される。それは別々の記述ファイルを用いるのを避けるので、従って、読み出しモードでのヘッドジャンプが再び減少される。最初の位置内の追加情報は、読み出し中に更新されるべきである。
しかしながら、ファイルの作成のデータ、これらファイルの位置、ディレクトリの組織などのナビゲーション情報に関連しない情報のために、別のファイル(ファイルシステムタイプの)を使用することは、更に有利である。
好ましい実施例として、暗号化されたトランスポートトレイン(スクランブル)が記録媒体に記録されるときは、ナビゲーション情報は復号キーを含む。
本発明はまた、少なくとも放送情報を有する受信されたストリームから、直接アクセス記録媒体に、マルチメディアデジタルデータ好ましくは音声及び/又は映像のセットを記録する装置に関する。これらセットは放送情報及びナビゲーション情報を有し、該ナビゲーション情報は、記録媒体に記録された放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。
本発明によると、前記記録装置は、本発明の実施形態のいずれか1つに従う記録方法を実現するためにスケジュールされる。
更に、本発明は、直接アクセスを有するマルチメディアデジタルデータ好ましくは音声及び/又は映像の少なくとも1つのセットが記録されるハードディスクに関する。これらデータは、放送情報と、記録された放送情報内に少なくとも1つの位置を得ることができるナビゲーション情報とを有する。
本発明によると、前記ハードディスクは、連続した位置にシーケンスブロックを有し、該シーケンスブロックの各々が放送情報のシーケンスとナビゲーション情報のグループとを有し、該グループは、このシーケンスに関連するか、又はこのシーケンスのすぐ下流にあるシーケンスブロックのシーケンスに関連する。ナビゲーション情報は、記録されたデータセットの放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。
本発明は、直接アクセスを有するマルチメディアデジタルデータ好ましくは音声及び/又は映像の少なくとも1つのセットを記録する媒体に関する。サポートは、連続したシーケンスブロックを有し、該ブロックの各々が放送情報のシーケンスとナビゲーション情報のグループとを有し、該グループがこのグループの下流にある放送情報に関連する。更に、ナビゲーション情報は、記録データセットの放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。
本発明によると、ナビゲーション情報のグループが、放送情報のシーケンスに挿入され、放送情報の前記シーケンスの各々が、ナビゲーション情報のグループの1つによって分けられる上流シーケンス(31−A)と下流シーケンス(31−B)とから構成され、この下流シーケンスは、上流シーケンスの上流にあるナビゲーション情報に少なくとも部分的に関連する。
この記録媒体は、特に、本発明の記録方法を実現することによって得ることができ、現ナビゲーション情報が、必要サイズの所定の割合に達すると、記憶空間が割り当てられる。ナビゲーション情報の各グループが関連する放送情報のシーケンスの直前に先行する記録可能なDVDとは異なる。
本発明はまた、少なくとも1つの直接アクセス記録媒体に記録されるマルチメディアデータ好ましくは音声及び/又は映像のストリングに関する。このストリングは、連続するシーケンスブロックを有し、該シーケンスブロックの各々は、放送情報のシーケンスとナビゲーション情報のグループとを有し、該グループはこのグループの下流にある放送情報に関連する。ナビゲーション情報が記録媒体に適合することによって、ナビゲーション情報は、記録媒体に記録されたデータセットの放送情報を読み出す少なくとも1つのモードを実現するのに十分である。
本発明によると、ナビゲーション情報のグループは、放送情報の前記シーケンスに挿入され、放送情報のシーケンスの各々は、ナビゲーション情報のグループの1つによって分離される上流シーケンスと下流シーケンスとから構成され、下流シーケンスは、前記上流シーケンスの上流にあるナビゲーション情報に少なくとも部分的に関連する。
本発明は、添付の図面を参照して、限定されることのない以下の例示的な実施形態及び例示的な実現によって、より理解され、説明される。
図2から図5において、データのための種々の記憶領域を表示するために用いられている寸法は、実際の寸法及び比を表すものではないが、明確さを目的として用いられている。
マルチメディアデジタルデータをハードディスク1に記録し且つ読み出す装置(図1)は、記録装置2及び読み出し装置4を有する。この装置は、記録ハードディスクを装備した例えばIRDから構成される。
記録装置2は、PES又はTSパケット11,12,13から構成されるオーディオビジュアル情報ストリーム10から、オーディオビジュアルデータのセットをディスク1に記録するためのヘッド3を有する。受信されたオーディオビジュアル情報は、記録する前に処理にかけられる。該処理は、ナビゲーション情報の抽出を導く構文解析(パーシング)を含み、特に特殊効果モード(「トリックモード情報」)の実現に適応し、通常読み出しにもまた適応する。記録装置2は、特に、種々のスケジュールされた読み出しモード(再生、高速又は超高速読み出し、通常、高速又は超高速度での逆再生、など)のための全ての有効アドレスを生成する手段を備えている。
その役割のために、読み出し装置4は、例えば復号化してスクリーン6に表示するために、又は、コミュニケーションバスに伝送するために、前に記録されたオーディオビジュアルデータをディスク1から読み出すためのヘッド5を有する。従来の装置における実施形態においては、記録ヘッド3及び読み出しヘッド5は、同一であり、記録装置2及び読み出し装置4は、書き込み及び読み出し機能の両方を有する単一の装置となり得る。
第1の実施形態において、記録装置2は、ディスク1の単一で同一の領域20に、オーディオビジュアル及びナビゲーション情報のセットを登録し、ファイルを形成する(図2)。ファイルの始め21で、装置2は、一般情報のブロック22を登録し、連続したシーケンスブロック23,23,23…,が追従し、該シーケンスブロックは、それぞれがストリーム10の連続したオーディオビジュアルシーケンスに関する。
一般情報のブロック22は、全ファイルに関する記述的詳細(descriptive particulars)を有する。それは、記録中に更新される。1つ又はそれ以上の情報クラスタが、それに割り当てられる。シーケンスブロック23(総称符号23)の各々は、オーディオビジュアルシーケンス31と、必要サイズを有し且つ最新のオーディオビジュアルシーケンス31i+1に関連するナビゲーション情報のグループ30i+1(総称符号30)とを有する。
オーディオビジュアルシーケンス31は、ナビゲーション情報のグループ30i+1によって、2つのシーケンス31−Aと31−Bとに分けられる。従って、シーケンスブロック23は、ディスク1の連続した位置で、シーケンス31−Aとグループ30i+1とシーケンス31−Bとを有する。例外として、第1シーケンスブロック23は、上流に、該シーケンスブロックが含むオーディオビジュアル情報に関連するナビゲーショングループ30を有し、最終シーケンスブロックはどのナビゲーション情報のグループも有さない(従って、対応するオーディオビジュアルシーケンス31は、2つに分けられない)。
シーケンスブロック23への分割は、ナビゲーション情報グループ30のサイズの所定の選択、又は、このサイズを決定する基準に依存する。
より正確には(図3)、シーケンブロック23の各々は、連続する情報クラスタ32−1,32−2,…32−Nから構成される。簡単にするために、インデックスiは以下では示されない。クラスタ32−j(総称して32と表される)は、例えば128kバイトのような固定サイズを有し、映像、音声及び/又はナビゲーションのような種々のデータタイプのためのトラックに分割される。これらクラスタ32の各々は、クラスタ32についての記述的詳細(例えば、ヘッダ33のサイズ、デフォルトで512バイトに等しい、映像、音声その他の存在)を含むヘッダ33−1,33−2,…33−N(総称符号33)を構成する第1部分と、ペイロードを構成する第2部分とに割り当てられる。クラスタ32−jのペイロードは、連続シーケンス部分34−j(総称符号34)を有する。更に、シーケンスブロック23の1つのクラスタ33−kのペイロード34−k(例えば、図示されているシーケンスブロック23のためのクラスタ33−Nのペイロード)は、オーディオビジュアルシーケンスの部分34−j(ここでは34−N)が追従するシーケンスブロック23のナビゲーション情報のグループ30を有する。
シーケンスブロック23のクラスタ32の数Nは、特に、ストリーム10のビットレートに依存する。これが一定で、ナビゲーション情報グループ30のサイズが固定されるとき、全てのシーケンスブロック23が一般に同じサイズを有し、従って、クラスタ32の同じ数N=Nから構成される。
記録中に、以下の手順(図2から図4)が、好ましくは実行される。ディスク1の連続した位置(即ち連続したLBAs)で実行されるディスク1への全ての書き込みは、
第1に、一般情報のブロック22に必要なメモリ空間が割り当てられ、必要な情報がそこに記録され(この情報は後のステップで更新される)、ナビゲーション情報の2つのグループを含むことができる領域が、また、RAMメモリに割り当てられ、
記憶空間が、第1シーケンスブロック23のナビゲーション情報のグループ30のために割り当てられ(ステップO)、
オーディオビジュアル情報が受信されると、シーケンスブロック23の第1シーケンス31−Aの部分34を生成するように、グループ30に続いてディスク1に記録され、同時に、割り当てられたRAM領域に、このシーケンス31に関連するナビゲーション情報を生成し、
ナビゲーション情報グループ30の必要サイズの80%がRAM領域に獲得されるとすぐに、ディスク1に保存されるべきナビゲーション情報グループ30のための記憶空間が、シーケンス31−Aの下流のシーケンスブロック23に割り当てられ(ステップB)、
第1シーケンスブロック31の獲得及び記録は継続して、シーケンスブロック23の第2シーケンス31−Bの部分34を生成し(ステップC)、同時に、グループ30に必要サイズが度を超すまでRAM領域にナビゲーション情報を生成し、
このようにして得られたナビゲーション情報グループ30は、この目的のために事前に割り当てられた記憶空間に保存され(ステップD)、この時ディスク1に保存できない過剰ナビゲーション情報は、ナビゲーション情報のグループ30の始めとなり、
k>1である各シーケンスブロック23に対して、
受信されたオーディオビジュアル情報は、シーケンスブロック23の第1サブシーケンス31−Aを構成するようにディスク1に保存され(k=2のときステップE及びk=3のときステップI)、同時に、このシーケンス31に関連するナビゲーション情報を生成し、
RAMメモリにナビゲーション情報のグループの80%を満たしシーケンス31の登録が完了する前に、次のシーケンスブロック23(k+1)のナビゲーション情報のグループ30(k+1)のための記憶空間が、記録されたオーディオビジュアル情報に連続して割り当てられ(k=2のときステップF及びk=3のときステップJ)、
グループ30(k+1)のために割り当てられた記憶空間のすぐ下流へのシーケンス31の登録は継続して、第2サブシーケンス31−Bを構成し(k=2のときステップG及びk=3のときステップK)、このシーケンス31に関連して生成されたナビゲーション情報の所定サイズにメモリ内で達するとすぐに、この登録は中断され、
ナビゲーション情報のグループ30のために割り当てられた記憶空間が満たされる(k=2のときステップH及びk=3のときステップL)。
領域20へのこの記録の読み出し中に、読み出し装置4は、各シーケンスブロック23毎に、グループ30のナビゲーション情報とこのシーケンスブロック23のシーケンス34のオーディオビジュアル情報とを連続して読み出すことによって、情報が含まれるファイルに連続して従うことができる。
通常読み出し中に、読み出し装置4は、従って、バッファメモリに画像のグループを完全に記録せずに、放送されるべき画像に直接アクセスする。高速での再生中及び逆再生中に、記録を探索したり、又は、読み出しヘッド5の連続した移動によって遠隔ファイルを参照したりせずに、放送されるべき画像の位置に直接アクセスする。読み出しヘッド5の移動並びに情報アクセス時間及び生成されるノイズは、従って、最少化される。更に、ナビゲーション情報の分配において、ビットレートの変動は自動的に許される。その理由は、そのサイズが、予め固定された又は所定基準を通して獲得された所与のサイズに関して設定されるからである。
第2の実施形態において(図5)、記録装置2は、各シーケンスブロック43
毎に、ディスク1の領域40に、関連するオーディオビジュアル情報のシーケンス51の下流にナビゲーション情報のグループ50を登録する。
従って、一般情報のブロック42のためのディスク空間の割り当て及び第1の関連する情報の記録の後に、記録装置2は、メモリに、関連するナビゲーション情報を生成することによって、第1シーケンス51のクラスタ34を連続して保存する。それが必要メモリサイズに達すると、記憶空間がディスク1の第1シーケンス51のすぐ下流に割り当てられ、このシーケンス51のために得られたナビゲーション情報(グループ50)が、そこに転送される。連続するシーケンスブロック43毎に同じような方法で継続し、従って、各々が、最終記録まで、シーケンス51及びグループ50を連続して構成する(それぞれの総称符号43,51,50)。
この第2の実施形態は、第1の実施形態に関連して、簡単なため効果的である。特に、ナビゲーション情報の記録のために、書き込み中にどの後方ジャンプも必要としない。他方では、第1の実施形態は、読み出しモードにおいて、関連するナビゲーション情報にアクセスするためのシーケンス51の体系的な探索又は対象とするオーディオビジュアル情報自身に位置決めをするための体系的な後方ジャンプを必要としないので、より速いアクセスと少ないノイズを提供する。この利点は、特に通常読み出しモードに効果的である。
本発明に記載のマルチメディアデジタルデータを記録する及び読み出す装置のベーシックダイアグラムである。 図1の装置によって得られるハードディスクに記録する第1のモードを表している。 図2の記録のシーケンスブロックの拡大図である。 図2の記録の概略図に、ディスクに記録するための操作の順序を示している。 図1の装置によって得られるハードディスクに記録する第2のモードを表している。

Claims (12)

  1. 少なくとも放送情報を有する受信ストリームから、直接アクセス記録媒体に、マルチメディアデジタルデータのセットを記録する方法であって、前記セットは放送情報と、トリックモードを実行するのに十分な放送情報内のデータ位置を含むナビゲーション情報とを有する、方法において、
    放送情報を受信すると、該放送情報を前記記録媒体に記録する操作と、
    前記記録媒体に記録された前記放送情報に関連するナビゲーション情報を、前記放送情報から決定し、該ナビゲーション情報をバッファメモリに保持する操作と、
    前記バッファメモリに含まれる前記ナビゲーション情報を、前記記録媒体の放送情報を記録する記憶空間内に配置されており、前記記録した放送情報に関連付けられた、所定サイズである、ナビゲーション情報のための記憶空間に記録する操作と、
    を繰り返し、
    前記バッファメモリに含まれる前記ナビゲーション情報は、該ナビゲーション情報が、前記所定サイズに達すると、前記ナビゲーション情報のための記憶空間に転送され
    前記記憶媒体は、ハードディスクである、
    方法。
  2. 前記記録媒体に記録された前記放送情報のシーケンスに関連する、前記ナビゲーション情報のための記憶空間は、前記シーケンスのすぐ下流に配置される、
    請求項1に記載の記録方法。
  3. 第2の放送情報に関連する第2のナビゲーション情報を記録するための第2の記憶空間を、第2の放送情報より前に行う第1の放送情報の記録時に、記録媒体に割り当てる操作と、
    第2の放送情報を、第2の記憶空間の下流に記録する操作と、
    バッファメモリに保持された第2のナビゲーション情報を、第2の記憶空間に記録する操作と、
    を繰り返す、
    請求項1に記載の記録方法。
  4. 第2の放送情報に関連する第2のナビゲーション情報が、前記所定サイズの所定の割合に達すると、前記第2の放送情報の後に受信する第3の放送情報に関連する第3のナビゲーション情報のために、第3の記憶空間を割り当てる操作と、
    第2の放送情報の、第2の記憶空間の下流への記録と、第2のナビゲーション情報の決定を継続する操作と、
    第2のナビゲーション情報を、第2の記憶空間に記録する操作と、
    第2の放送情報の後に受信した第3の放送情報を、第2の放送情報に続けて記録する操作と、
    を繰り返す、
    請求項3に記載の記録方法。
  5. 前記所定サイズの所定の割合は、前記サイズの75%〜85%の範囲内にある、
    請求項4に記載の記録方法。
  6. 前記所定サイズの所定の割合は、前記サイズの79%〜81%の範囲内にある、
    請求項4に記載の記録方法。
  7. 前記ナビゲーション情報を用いて実現可能となる読み出しモードは、少なくとも1つの特殊効果モードである、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の記録方法。
  8. 前記記録媒体に記録された前記データセットは、直接アクセス最終記録媒体を有する少なくとも1つの記録装置に送られる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の記録方法。
  9. 前記ナビゲーション情報の少なくとも一部は、前記ストリームの前記放送情報の構文解析を実行することによって生成される、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の記録方法。
  10. 前記受信されたストリームはアナログなので、前記ナビゲーション情報は、デジタル化の後に前記ストリームを符号化することによって生成される、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の記録方法。
  11. 前記ナビゲーション情報が復号キーを含む、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の記録方法。
  12. 少なくとも放送情報を有する受信されたストリームから、直接アクセス記録媒体に、マルチメディアデジタルデータのセットを記録する装置であって、
    前記セットは、放送情報と、トリックモードを実行するのに十分な放送情報内のデータ位置を含むナビゲーション情報とを有し、
    該装置は、請求項1から11のいずれか1項に記載の記録方法を実現することを特徴とする装置。
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