JP4842333B2 - 無線装置及び偏波面制御方法 - Google Patents
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Description
第1の偏波の無線信号と第1の偏波に直交する第2の偏波の無線信号を合成することで任意の偏波の無線信号を送信する無線装置であって、第1の送信信号を第1の偏波の無線信号で送信し、第2の送信信号を第2の偏波の無線信号で送信し、受信する第1の偏波の無線信号を第1の受信信号として出力し、受信する第2の偏波の無線信号を第2の受信信号として出力する2偏波共用アンテナと、基準局が送信する第3の偏波の無線信号及び第3の偏波に直交する第4の偏波の無線信号から基準局との間の伝搬路の伝搬路行列を求める伝搬路推定手段と、伝搬路推定手段が求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数に基づき第3の偏波の偏波面と第1の偏波の偏波面との角度差を検出する偏波面角度差検出手段と、偏波面角度差検出手段が検出した角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整する偏波面制御手段とを備えていることを特徴とする。
伝搬路推定手段は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき第1の伝搬係数を求め、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき第2の伝搬係数を求め、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき第3の伝搬係数を求め、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき第4の伝搬係数を求め、偏波面角度差検出手段は、第1の伝搬係数と第2の伝搬係数の振幅比と、第3の伝搬係数と第4の伝搬係数の振幅比に基づき角度差を検出することも好ましい。
偏波面角度差検出手段は、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比と、第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比との積の平方根から、逆正接演算により角度差を検出することも好ましい。
偏波面角度差検出手段は、前記積の平方根から、無線装置の処理経路における第1の受信信号と第2の受信信号の利得比を算出して保存することも好ましい。
基準局からの通知信号を受信する通知信号受信手段を、さらに、備えており、通知信号受信手段が偏波面の不一致を示す信号を基準局から受信した場合、偏波面角度差検出手段は、前記検出した角度差の符号を判定した値を、新たな角度差として偏波面制御手段に通知することも好ましい。
第1の送信信号を第1の偏波の無線信号で送信し、第2の送信信号を第1の偏波に直交する第2の偏波の無線信号で送信し、受信する第1の偏波の無線信号を第1の受信信号として出力し、受信する第2の偏波の無線信号を第2の受信信号として出力する2偏波共用アンテナを含む無線装置において、第3の偏波の無線信号又は第3の偏波に直交する第4の偏波の無線信号を送信する様に偏波面を制御する方法であって、基準局が送信する第3の偏波の無線信号及び第4の偏波の無線信号から基準局との間の伝搬路の伝搬路行列を求める第1のステップと、第1のステップで求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数に基づき第3の偏波の偏波面と第1の偏波の偏波面との角度差を検出する第2のステップと、検出した角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整する第3のステップとを備えていることを特徴とする。
第1のステップで求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数は、第1の伝搬係数、第2の伝搬係数、第3の伝搬係数及び第4の伝搬係数であり、第1の伝搬係数は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき求めたものであり、第2の伝搬係数は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき求めたものであり、第3の伝搬係数は、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき求めたものであり、第4の伝搬係数は、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき求めたものであることも好ましい。
角度差は、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比と、第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比との積の平方根から、逆正接演算により検出したものであることも好ましい。
前記積の平方根から、無線装置の処理経路における第1の受信信号と第2の受信信号の利得比を算出して保存し、以後の角度差は、前記利得比と、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比又は第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比に基づき検出することも好ましい。
第3のステップの後に、基地局から偏波面の不一致を示す信号を受信した場合、前記検出した角度差の符号を反転させ、反転させた角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整することも好ましい。
11、54、61、81 偏波合成分離部
12、62、82 ダイプレクサ
13、72 増幅部
14、84 受信機
15、74 周波数変換部
16、75 振幅位相制御部
17、76、85 偏波面制御部
18、86 伝搬路推定部
19 干渉補償部
20 変調部
21 復調部
22、73 制御値演算部
23 偏波面角度差検出部
24 通知信号受信部
25 マルチキャリア変調部
26 マルチキャリア復調部
27 直並列変換部
28 並直列変換部
50 1次放射器
51 反射鏡
52 回転機構
53 制御部
63 受信偏波制御部
64 送信偏波制御部
71 偏波合成部
83 送信機
87 行列演算部
Claims (6)
- 第1の偏波の無線信号と第1の偏波に直交する第2の偏波の無線信号を合成することで任意の偏波の無線信号を送信する無線装置であって、
第1の送信信号を第1の偏波の無線信号で送信し、第2の送信信号を第2の偏波の無線信号で送信し、受信する第1の偏波の無線信号を第1の受信信号として出力し、受信する第2の偏波の無線信号を第2の受信信号として出力する2偏波共用アンテナと、
基準局が送信する第3の偏波の無線信号及び第3の偏波に直交する第4の偏波の無線信号から基準局との間の伝搬路の伝搬路行列を求める伝搬路推定手段と、
伝搬路推定手段が求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数に基づき第3の偏波の偏波面と第1の偏波の偏波面との角度差を検出する偏波面角度差検出手段と、
偏波面角度差検出手段が検出した角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整する偏波面制御手段と、
を備え、
伝搬路推定手段は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき第1の伝搬係数を求め、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき第2の伝搬係数を求め、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき第3の伝搬係数を求め、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき第4の伝搬係数を求め、
偏波面角度差検出手段は、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比と、第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比との積の平方根から、逆正接演算により角度差を検出する、
ことを特徴とする無線装置。 - 偏波面角度差検出手段は、前記積の平方根から、無線装置の処理経路における第1の受信信号と第2の受信信号の利得比を算出して保存する、
請求項1に記載の無線装置。 - 基準局からの通知信号を受信する通知信号受信手段を、さらに、備えており、
通知信号受信手段が偏波面の不一致を示す信号を基準局から受信した場合、偏波面角度差検出手段は、前記検出した角度差の符号を反転させた値を、新たな角度差として偏波面制御手段に通知する、
請求項1または2に記載の無線装置。 - 第1の送信信号を第1の偏波の無線信号で送信し、第2の送信信号を第1の偏波に直交する第2の偏波の無線信号で送信し、受信する第1の偏波の無線信号を第1の受信信号として出力し、受信する第2の偏波の無線信号を第2の受信信号として出力する2偏波共用アンテナを含む無線装置において、第3の偏波の無線信号又は第3の偏波に直交する第4の偏波の無線信号を送信する様に偏波面を制御する方法であって、
基準局が送信する第3の偏波の無線信号及び第4の偏波の無線信号から基準局との間の伝搬路の伝搬路行列を求める第1のステップと、
第1のステップで求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数に基づき第3の偏波の偏波面と第1の偏波の偏波面との角度差を検出する第2のステップと、
検出した角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整する第3のステップと、
を備え、
第1のステップで求めた伝搬路行列の要素である各伝搬係数は、第1の伝搬係数、第2の伝搬係数、第3の伝搬係数及び第4の伝搬係数であり、
第1の伝搬係数は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき求めたものであり、
第2の伝搬係数は、基準局から第3の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき求めたものであり、
第3の伝搬係数は、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第1の受信信号に基づき求めたものであり、
第4の伝搬係数は、基準局から第4の偏波の無線信号を受信している間の第2の受信信号に基づき求めたものであり、
角度差は、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比と、第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比との積の平方根から、逆正接演算により検出したものである、
ことを特徴とする方法。 - 前記積の平方根から、無線装置の処理経路における第1の受信信号と第2の受信信号の利得比を算出して保存し、
以後の角度差は、前記利得比と、第1の伝搬係数に対する第2の伝搬係数の振幅比又は第4の伝搬係数に対する第3の伝搬係数の振幅比に基づき検出する、
請求項4に記載の方法。 - 第3のステップの後に、基地局から偏波面の不一致を示す信号を受信した場合、前記検出した角度差の符号を反転させ、反転させた角度差に基づき第1の送信信号及び第2の送信信号の振幅を調整する、
請求項4または5に記載の方法。
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