JP4842266B2 - 屈折手術後若しくは以前受けた角膜矯正後の、又は円錐角膜の変形した角膜を再成形するコンタクトレンズ - Google Patents

屈折手術後若しくは以前受けた角膜矯正後の、又は円錐角膜の変形した角膜を再成形するコンタクトレンズ Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は角膜の再成形のためのコンタクトレンズに関し、特に、残留近眼を改善する屈折手術後の角膜などの形状が異常な変形した角膜を再成形し、過大治療された遠視及び/又は老視を取り除き、進んだ即ち程度が強い円錐角膜などの不規則な角膜を再成形して眼鏡を使用した状態での視力を回復させるコンタクトレンズに関する。本発明は、また特に、患者が連続して装着したときに、角膜を段々と変形させて再成形し、残留近眼、遠視、老視、又は乱視といった変形した角膜状態を取り除くコンタクトレンズに関する。コンタクトレンズはまた、以前に受けた角膜矯正(オルソK)により変形した角膜を近眼整復して改善するように適合される。
関連出願
本願は、2002年8月7日出願の米国特許出願No.10/214,652(現在、特許が付与された米国特許番号6,652,095)の優先権を主張して2003年8月6日に合衆国受理官庁に提出し係属中の特許協力条約国際出願PCT/US03/24624の継続出願である。上記PCT出願と2つの米国出願の全開示は参照のためにここに取り入れられる。
多くの人々が多く生じうる状態による視力障害を経験している。最も一般的な視力障害は近眼(近視)状態として知られているものである。近眼は目が遠い物に焦点を合わせることができない一般的な状態である。これは、目の角膜があまりに険しく湾曲している(即ち、角膜の曲率半径が普通より小さくなっている)ので、目の網膜における焦点合わせが適切になされないことによるものでる。
別の状態は遠視として知られている。遠視の場合、目は遠く物と近く物の両方に焦点を合わせることができない。これは、目の角膜の湾曲が平坦すぎる(即ち、角膜の曲率半径が普通より大きい)ので、目の網膜における焦点合わせが適切になされないことによるものでる。遠視は幼児に一般的である。強度の遠視は幼児期に弱視を引き起こす。軽い又は中程度の遠視は、若い時には、寛容でき、潜行性のものであるが、年を取った時に字が読みづらいという問題を引き起こす。
しかし、別の共有する問題は乱視である。乱視では、角膜の1つ以上の屈折面の湾曲が等しくないため、網膜上の1点において光線の焦点を正しく合わすことができずに不鮮明に見える。老視は40才以上の大人で最も一般的な視力障害である。彼らが遠方視力において正乱(正常状態)、近視又は遠視であるかは重要でなく、中年世代、即ち、40歳以上は、目の水晶体の柔軟性が無くなるため近い物に焦点を合わせることが難しくなり始める。老視は、遠視、近眼又は乱視などの他の屈折問題を生じさせかつ複雑にするかもしれない。
正常な角膜の形は通常、放物線であり、角膜の中心部又はほぼ中心部において湾曲が最も急であり(半径がより小さい)、湾曲がある正のe値、即ち、いわゆる「正の形状係数」により、角膜輪部に向かって次第に平坦になる(半径がより大きい)。変形した角膜は正常な放物線の形のものとはるかに異なる角膜であり、急激に突出した部分又は人の角膜の「負の形状係数」を持っている。これは自然に起こり、あるいは、いくつかの屈折手術手順の結果として起こる。
前者の状態、即ち、「自然に変化した」状態は、通常、角膜のやや下部位置(即ち、下部)の突出円錐として見られる円錐角膜によって特に示される。進んだ又は強度の円錐角膜では、眼鏡又はいかなるタイプのコンタクトレンズを使用しても有益な視力を得ることは難しいであろう。有益な視力回復のための選択は伝統的に角膜移植になる。しかしながら、角膜移植に伴う併発症は不正乱視、移植片拒絶反応、感染又は円錐角膜の再発などのように非常に一般的である。したがって、円錐角膜を直して角膜移植を避けることができるどんな非外科手術的な方法が全く有益である理由である。
後者の状態、即ち、外科手術処置によるものは、LASIKや、PRKやRKなどの近視屈折手術によって最も良く表される。術後性角膜は通常、角膜中心部の削り取られて平らにされた湾曲として見られる。屈折手術後でさえ、残留近眼、過剰矯正遠視、医原性円錐角膜又は不正乱視などのようにいまだ不十分な視力であることは珍しくない。術後性併発症を管理する普通の方法は機能アップ手術、メガネの使用、コンタクトレンズの装着、あるいは、程度がひどいときは角膜移植である。
これらの屈折異常のいくつか又はすべてを扱う別の従来のアプローチは、角膜の選択された所望位置に絶えず圧力を加えて必要な角膜の湾曲になるように角膜を徐々に押圧し又は成形するように設計されたコンタクトレンズを装着することによって角膜の形を変更することである。次にリテーナレンズをパートタイムで着用し、角膜が以前の変形した形に戻ることを防ぐ。この治療法は一般的に角膜矯正(オーソケラトロジー:Orthokeratology)と呼ばれる。ここでは、それを以下単に、「オルソK」と言う。オルソKは近眼、乱視及び遠視を修正するために正常な角膜に伝統的に適用されるが、変形した角膜に対しては適用されていない。なぜならば、変形した角膜の再成形に適切なレンズを決定することは非常に難しいと考えられるからである。これらの変形した角膜の角膜湾曲はかなり不規則であり、測定できず、あるいは、角膜の中心部で人工的に平らにされている。予備的な角膜再構成のためオルソKレンズをカスタム製造するために、変形した角膜の角膜湾曲又は偏心値のような従来の角膜情報を測定し又は適用することは難しいだろう。
例えば、角膜の中央半径よりも大きな中央曲率半径を有する従来のオルソKコンタクトレンズは、頂点の表面を押圧することによって角膜の形を変えることが知られている。この再成形した角膜は、その中央ゾーンにおいてより大きくなった曲率半径を有し、これは近眼の改善に役立つ。しかしながら、屈折手術後の変形した角膜では、近眼整復を増大又は促進するために変形した角膜のへこんだ中心部を押圧できるレンズを決定することは非常に難しいであろう。このことは、−8か−10より高い曲光度(ジオプトリ)の度の強い近視を修正するために元の角膜が既に平らに削られている場合は、特に本当である。元の近眼の度が強いほど、屈折手術の間により多くの角膜組織が取り除かれるので術後性視力障害がより生じやすい。
1970年前半以来、オルソ−Kは1形態又は他の形態で実行されている。ほとんどすべてのレンズが、放物線の形状である正常な、通常の角膜を成形するように設計されている。近代的なオルソKレンズは、通常、角膜測定から情報を獲得することにより角膜表面を正確に合わさるように設計されている。角膜湾曲や偏心値のような測定情報を次に「予備的角膜再構成」として知られる数学的計算に入力する。数学的計算は製造するレンズの仕様を決定するベースを形成する。角膜の中央部で最も平坦になった(屈折手術後)角膜又は突出した角膜(円錐角膜)である変形した角膜を成形するための正確なレンズ仕様を決定することは非常に難しいと思われていた。幾人かの実務者は従来のオルソKレンズを「試行錯誤」の方法で用いて、変形した角膜を成形することを試みたが、めったにうまくいかなかった。変形した角膜をオルソKを用いて成形する非外科的方法を提供する価値があるだろう。オルソKは機能アップ手術又は角膜移植の必要性を減らすことができる。
オルソKの上限は−6.00のジオプトリであると考えられていた。本願の発明者が所有する米国特許No.6,543,897に開示されたレンズ設計によって、最大−10.00ジオプトリの近眼をなくすことが可能であるが、過度の強い近視に関して一層のオルソK整復を達成するために、変形した角膜を以前のオルソKでさらに成形するコンタクトレンズを決定することがいまだ有益である。変形した角膜を以前のオルソKで整復促進することの困難性は、近眼整復のための屈折手術後の変形した角膜を改善する困難性と全く同様である。
Reimに付与された米国特許No.5,963,297と、Stoyanに付与された米国特許No.5,349,395、No.4,952,045、No.5,191,365、No.6,010,219は、近眼整復のためのオルソKレンズ構造を開示する。変形した角膜を再成形する特別な構造のレンズを開示するものがいままで全くなかった。近眼に関して近代的なオルソKによって提供されてきた改良にもかかわらず、変形した角膜の有効なオルソK治療に使用して非外科的な方法で有益な視力を回復し、機能アップ手術又は角膜移植を避けることができるコンタクトレンズの必要性は残っている。
本発明の目的は、視力を改善又は回復するために特別な形状の角膜に有効な型を提供するオルソKコンタクトレンズを提供することである。
本発明の別の目的は、円錐角膜のような中心が突出した角膜に型を提供するオルソKコンタクトレンズを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、屈折手術により平に削られた角膜のように中心がへこんでいる角膜に型モールドを提供するオルソKコンタクトレンズを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、一層の近眼整復のための近眼オルソK治療を受けた後の角膜のように中央部が平らにされた角膜に一層の型を提供するオルソKコンタクトレンズを供給することである。
本発明のさらに別の目的は、一層の遠視整復のための遠視オルソK治療を受けた後の角膜のように中央部が険しくされた角膜に一層の型を提供するオルソKコンタクトレンズを提供することである。
本発明のこれらの目的は、患者の目の変形した角膜を型に嵌める装置と方法を供給することによって達成される。
本発明の方法によると、光学ゾーン、適合ゾーン、接続ゾーン複合部、整合ゾーン及び周辺ゾーンを含むコンタクトレンズを患者の目の角膜に嵌着させる。適合ゾーンは、角膜の急に突出し又はへこんでいる数値的偏倚を修正するために、変形した角膜の特定の形状に対応するために慎重に作られる。適合ゾーンを光学ゾーンよりも急又は平坦にすることができ、適合ゾーンは光学ゾーンと共に働いて角膜の中心部を型に嵌め(角膜モールド)、これにより、円錐角膜の突出した円錐を平たくし又は乱視、遠視若しくは近眼の術後残留屈折異常を修正する。支持面の元の湾曲を変えることなく、角膜モールドのための一貫して有効な力を加えるために適合ゾーンによってコンタクトレンズの「ヴォールト(アーチ)」又は「ベアリング(支持)」相関を「調節」するという概念は新規な概念であり、これは、変形した角膜を型に嵌めるための正確な湾曲にされたレンズを提供し、かつ、「試行錯誤」により経験的に試行のためのレンズを単に選択することとは異なる。この新規な概念をここでは、形状が突出し又は平たくなった角膜を再成形するための「適合された型嵌め」と呼ぶ。
本発明の1実施の形態によると、コンタクトレンズであって、レンズの底部(ベース)カーブ部と、底部カーブ部に外接して繋がる適合カーブ部と、適合カーブ部に外接して繋がるレンズの接続カーブ複合部と、接続カーブ複合部に外接して繋がるレンズの整合カーブ部と、整合カーブ部に外接して繋がるレンズの周辺カーブ部を含んでなるコンタクトレンズが提供される。
このタイプのレンズの目標は、変形した角膜を型に嵌めて円錐角膜の不規則な円錐表面を滑らかにし、一層の近眼整復のために角膜の既に平らにされた中心部を平らにし、又は医原性遠視を打ち消すために角膜の既に平らにされた中心部を険しくすることである。また、オルソKによる変形した角膜の既に平らにされた中心部に基づいて、前のオルソK治療に継続して強度近視のさらなる近眼整復を行うために、このタイプのレンズを適用することができる。また、オルソKによる変形した角膜の既に険しくされた中心部に基づいて、前のオルソK治療に継続して過度の遠視のさらなる遠視整復を行うために、このタイプのレンズを適用することができる。
変形した角膜を治療するために、放物線の湾曲の元の又は仮定の角膜は手術前の記録又はレンズの深さが既知の慎重に較正された標準トライアルコンタクトレンズセットによって決定される。放物線の表面を有する仮定角膜は、レンズの下で覆われている変形した角膜と同じ体積を有するとみなすことができる。仮定角膜と変形した角膜との体積の唯一の違いは「涙のたまり」であり、これは、屈折手術後の角膜若しくはオルソK後の角膜のような変形した角膜の中央くぼみ又は円錐角膜の突出した円錐を囲む涙のたまりを意味する。
変形した角膜の体積は仮定角膜とその涙のたまりに基づいて見積もられている。そして、このようにして設計されたレンズは、涙のたまりの差を適合ゾーンの湾曲に変えることによって変形した角膜に適合するように使用される。適合ゾーンを次に、光学ゾーンの一部とみなすことができ、実際にそれは、適合されるタイプと涙のたまり量に従って、正又は負の「e値」に結びつく連続した球又は非球カーブとなることができる。
発明の好ましい実施の態様
以下の詳細な説明は発明を実施するための現在想定される最良の態様である。この説明は制限的な意味に取られるべきでなく、単に発明の実施の形態の一般原則を示す目的のためのものである。発明の範囲は添付の請求項により最も良く定められる。さらに、本願の発明者に付与された米国特許No.6,361,169、6,543,897及び6,652,095の全内容は、参照のために、ここに組み入れられる。
図1、3、4は本発明の1実施の形態のオルソKコンタクトレンズ10aを示す。図1と1aに示されるように、コンタクトレンズ10aは、変形した角膜12a上に装着するのに適した中央が適合されたコンタクトレンズであり、患者の目14の仮定角膜12hを持つように標準トライアルコンタクトレンズ10hによって見積もられている。コンタクトレンズ10aは、望ましくは、6つの矯正ゾーンを有し、それらのゾーンをレンズ10aの中心から外側周辺に向かって列記すると、光学ゾーン20a、適合ゾーン202a、接続ゾーン複合部22a−24a、整合ゾーン26a及び周辺ゾーン28aである。
光学ゾーン20
図3−6を参照して、光学ゾーン20(a、b)には底部カーブ30(a、b)によって決められる湾曲を有する。光学ゾーン20(a、b)は、治療の間に、屈折手術後の変形した角膜12aの中心部を険しくするように補正し、円錐角膜の変形した角膜12bの中心部の平坦化する(なだらかにする)役目を果たす。底部カーブ30(a、b)の曲率半径は、治療された遠視を緩和するために、変形した角膜12aの中心部の測定された湾曲より険しく(即ち、より小さい曲率半径)、あるいは、残留近眼を排除するために、変形した角膜12aの中心部の測定された湾曲より平坦に(即ち、より大きな曲率半径に)することができる。それは、また、仮定角膜12hの中心湾曲に等しく又はそれより急な(より小さい半径の)まさしくどんな任意のものとすることができるが、変形した角膜12bである円錐角膜の不規則な角膜表面をなだらかにするために、変形した角膜12bの中心湾曲より平坦な(より大きな半径の)湾曲であることができる。しかしながら、また、同時に円錐角膜の変形した角膜12bの軸性近視を排除するために、湾曲を仮定角膜12hより平坦にすることができる。
レンズの光学ゾーン20a(LOZ)を屈折手術後の変形した角膜12aの角膜光学ゾーン(KOZ)に等しいか、わずかに小さく作ることが望ましい。ここでより小さいLOZを作る目的は、手術によって除去されたKOZを型に嵌めるためにLOZをKOZに嵌め付けるためである。他方では、光学ゾーン20bを円錐角膜の変形した角膜12bの直径に等しく又はそれより大きな直径に作ることが望ましいが、角膜12bの円錐が非常に大きな塊の円錐である場合、時々、光学ゾーン20bを円錐より小さい。より大きい光学ゾーン20bの目的はモールドのために光学ゾーンの下に円錐を収容することである。
仮定角膜12hの中心湾曲を定義することは、従来の教示との比較で新規な概念である。レンズデザイナーは通常、レンズを設計するための情報として角膜曲率測定装置で測定される角膜湾曲に依存している。その理由は、変形した角膜12a,12bをオルソKによって型に嵌めることがめったにできないと考えられており、そういったことが開発されていないからである。角膜組織体積と、適切に選択されたトライアルコンタクトレンズ10hのドームの下の涙のたまりは、仮定角膜12hの中心湾曲を定めるために一体的な物として見ることができる。3つの要素、即ち、涙のたまりの涙体積、トライアルコンタクトレンズ10hの下の変形した角膜12aか12bの組織体積及び仮定角膜12hの体積は矢状深さに関して数学的に相関し、それらの要素は、変形した角膜12aと、12bを型に嵌める(成形する)ためにコンタクトレンズの10aと、10bをそれぞれ見積もるのに使用される。その相関に関して後に説明する。この仮説は変形した角膜12a又は12bをかなり信頼できる基準点に再構築する基礎を定め、角膜変形前の角膜湾曲を得ることができ、これは以下、「仮定角膜」(12h)と呼ばれる。仮定角膜12hを見積もるのに使用される標準コンタクトレンズは以下、「トライアルコンタクトレンズ」(10h)と呼ばれる。
レンズ矢状深さ(LSD)に従って慎重に較正され、基準システムによって分類される一連の標準トライアルコンタクトレンズ10h(本願の発明者の米国特許No.6,361,169で開示される)を変形した角膜12(a、b)を調べるトライアルセットとして使用できる。それにより、仮定角膜12hの周辺部の湾曲はもちろん、中心部の湾曲を決定できる。そのセットは、仮定角膜12hの湾曲を遡って追跡して信頼できかつ極めて容易に決定できるように、一般的な人の目の形に従って作られている。適切なトライアルコンタクトレンズ10hを選択するために角膜変形前の角膜情報を利用することが可能であるなら、手順ははるかに簡単になる。変形した角膜12aの中心くぼみ(又は変形した角膜12bの周囲の涙たまり)に変形した角膜12a(又は12b)の体積を加えたものを一体的なものとみなすことができ、次に、従来のオルソKの蛍光パターンを観測するために、いつものように検証し調整できる。何人かのコンタクトレンズ開業医は、円錐角膜に嵌めるための「3ポイントの接触方法」などのような蛍光パターンを検証することによって従来のRGPを選択することを経験しているかもしれない。本発明の目標は、変形した角膜の12aと、12bをコンタクトレンズ10aと、10bによってそれぞれ再成形してコンタクトレンズ10a又は10bを外した後の裸眼視力又は眼鏡を使用しての視力を一時的に改良することである。これは従来のコンタクトレンズの目的(コンタクトレンズが変形した角膜に装着されているときだけ、コンタクトレンズは役に立つ)と全く異なる。標準トライアルコンタクトレンズ10hのトライアル装着は、コンタクトレンズ10a又は10bを作るための仕様を決定するために仮定角膜12hの湾曲を見積もるための予備的手順にすぎない。
図1、3及び4を参照して、屈折手術後の変形した角膜12aを型に嵌めるための光学ゾーン20aの湾曲(これは、底部カーブ30aである)は、角膜曲率測定による頂点の読みと、先の文献で公知技術として開示されている目標の度によって正常な角膜を型に嵌めるためにいつも行っているように決定できる。角膜曲率測定による頂点の読みはここでは、従来のオルソKに合うよる装着の場合のように、通常の方法として、いかなる高信頼の角膜曲率測定装置によって、変形した角膜12aから測定された中心湾曲であるが、望ましくは、通常、形状から得る。目標の度は、型嵌め(成形)を保証するために、いくらか過渡に処置された度に関して「残留近眼」又は「処置され遠視」の量である。異なる目的を達成するために、底部カーブ30aは変形した角膜12aの中心部の湾曲よりさらに平坦(より大きな半径)、等しい又は急である(より小さい半径)場合がある。目的が残留近眼を成形することであるならば、底部カーブ30aは変形した角膜12aの中心部の湾曲より平坦であろう。反対に、コンタクトレンズ10aの目的が過渡に処置された遠視を成形することであるならば、底部カーブ30aは変形した角膜12aの中心部の湾曲より急であろう。
円錐角膜のための特定のRGPコンタクトレンズを嵌める従来の方法は、円錐の頂点をアーチ状に広げるキャップとして非常に急な光学ゾーンを作り、それに続いて、変更された角膜12bを成形することに代えて、変更された角膜12bの形に合うように、比較的平坦な周辺湾曲とすることである。本発明に従う方法は、突出した円錐を成形して元の湾曲に戻し又は同時に「軸性近視」を修正するために、より平坦な中心湾曲を有する角膜のような平らな形にし若しくは眼鏡を使用したときの視力を改善するために突出がより少ない規則的な表面にする。
図1、3、4及び2、5、6を参照し、円錐角膜の変形した角膜12bを再成形する光学ゾーン20(a、b)の湾曲(これは底部カーブ30(a、b)を有する)を2つの異なる方法で決定できる。第1の方法(中心からずれた円錐を持つ程度の軽い円錐角膜のためのもの)は、治療の後の度をゼロにする(これは「正視眼」として知られている)ために、コンタクトレンズ10aの底部カーブ30aを仮定角膜12hの中心湾曲より平坦に設定することであり、これは、突出した円錐を成形して仮定角膜12hの元の湾曲に戻すべきであり、あるいは、変形して突出した角膜12bを変形した角膜12aのように平にする。成形後の変形した角膜12bは角膜の中心部で最も平坦になり、すべての軸性近視を同時に取り除くことができ、コンタクトレンズ10aを外した後に比較的良好な裸眼視力を回復することができる。しかしながら、底部カーブ30aは、正常な角膜を成形するための普通の方法では決定できない。なぜならば、変形した角膜12bの中心湾曲は通常不規則であり、したがって、レンズデザインに使用することは信頼性がないからである。代わりに、コンタクトレンズ10aの底部カーブ30aは、従来のRGPの装着に関する周知の涙レンズ効果規則によって、トライアルコンタクトレンズ10hの底部カーブと、過度の屈折倍率よって容易に数学的に決定される。
第2の方法(進んだ程度が大きい円錐角膜に関する)は、コンタクトレンズ10bの底部カーブ30bを前述の仮定角膜12hの中心湾曲に等しいか又はそれよりもわずかに急である湾曲で任意に決定される。最も一般的な方法は、第1組に関して、変形した角膜12bの中心湾曲と仮定角膜12hの中心湾曲の平均値として底部カーブ30bを決定することである。光学ゾーン20bのここでの機能は、程度の激しい円錐角膜の大きく突出した円錐を収容して変形した角膜12bの中心部の接触面に穏やかな力を与えるスペースを提供して、該中心部を比較的規則的な表面に成形しコンタクトレンズ10bを外した後に眼鏡をかけたときにより良い視力の得ることである。光学ゾーン20bの幅は、形によって決まる最も大きな円錐の幅に等しいかそれよりも大きく設計されるべきであり、それにより、コンタクトレンズ10bの光学ゾーン20bの下で円錐がしっかりとカバーされる。
光学ゾーン20(a、b)の球面状湾曲の代替が可能であり、それは、正又は負の偏心値を持つ非球面とすることができ、あるいは、外側で適合ゾーン202(a、b)に繋がる複数の同心の球面又は非球面状の湾曲に分割することとしても良い。
本発明の1実施の形態では、光学ゾーン20(a、b)の直径は3mmから8mmまでの範囲であり、底部カーブ30(a、b)の曲率半径は15.0mmから5.0mmまでの範囲である。
適合ゾーン202(a.b)
図3、4、5及び6を参照して、適合ゾーン202(a、b)は、所定の適合カーブ302(a、b)によって決められる曲率半径を含む。適合カーブ302(a、b)は、コンタクトレンズ10a又は10bのレンズの光学ゾーン20(a、b)に適合するように入念に計算され、変形した角膜の12a又は12bの中心部を圧迫して、より平に、より険しく又は比較的規則的な表面に成形する。適合ゾーン202(a、b)の適合カーブ302(a、b)は、造り直される変形した角膜12a又は12bのタイプにより底部カーブ30(a、b)に等しく又はそれより平坦(より大きな半径)若しくは、より急(より小さい半径)にされる。
屈折手術後又はオルソKの角膜の成形
図3と4を参照する。屈折手術後又はオルソK後の変形角膜12aを成形するコンタクトレンズ10aの設計において、光学ゾーンを変形した角膜12aの中心部に適切に押し付けるために、適合ゾーン202aをより急な外側の接続ゾーン複合部22a−24aの掛けアームとみなすことができる。光学ゾーン20aと適合ゾーン202aのゾーン幅の合計は、変形した角膜12aの中央のくぼみを有効に成形するためにコンタクトレンズ10aの光学ゾーン20aに関して、手術により平らにされ又はオルソKで成型された光学ゾーンにほぼ等しく又はわずかに小さいく設計されるべきである。
角膜形状を測定することによって、平にされた光学ゾーンを見積もることができる。仮定角膜12hは適合されるべきくぼみの深さを見積もるために基準点を我々に提供する。くぼみの深さは、理論的に、近眼の再成形における、平にされた光学ゾーン幅の範囲内での、仮定角膜12hの中心湾曲と、変形した角膜12aの中心湾曲との矢状深さ差又は過度に治療された遠視の再成形における仮定角膜12hの中心湾曲と、コンタクトレンズ10aの中心湾曲との差に等しい。次に、仮定角膜12hの矢状深さからくぼみの深さを引いて、コンタクトレンズ10aの矢状深さを得ることができる。
コンタクトレンズ10aの適合カーブ302aを次に得ることができ、これは、中心掛け部を形成するために外側接続カーブ34a−36aよりも通常、より平坦であり、前記中心掛け部の曲げ角度は前述の涙くぼみを排除するように正確に適合されている。したがって、平らにされ又はオルソKにより成型されたくぼみのゾーンの範囲内の矢状深さはここでは首尾よく適当な適合ゾーン202aとその湾曲302aに変えられ、外側接続ゾーン複合部22a−24aに繋がる中心掛け部を形成し、この中心掛け部は、効果的な成形を行うために、変形した角膜12aの中心部を光学ゾーン20aによって圧迫させる。ここでは、すべての数学的用語はコンタクトレンズの矢状深さの計算のための周知の方法に基づいている。
オルソK後の残留近眼、屈折手術後の残留近眼又は過度の遠視治療による変形した角膜12aを成形するためのレンズ10aに関して、変形した角膜12aのくぼみ部分を圧迫するために、望ましくは、適合ゾーン202aを外側接続ゾーン複合部22a−24aより平坦にしてコンタクトレンズ10aの光学ゾーン20aをフックして曲げる。
光学ゾーン20aを「曲げる」ための適合ゾーン202aと適合カーブ302aの構造の代替手段がある。総「曲げ角」が同じように保たれる限り、適合ゾーン202aをいくつかの隣接するより平坦湾曲と、より急な湾曲に分割できる。それは「フック」がどんな交互する形態であって良い。湾曲はまた、光学ゾーン20aに繋がってe値を持ち連続して段々と平らになる湾曲、即ち、「自己曲がり」面を形成する非球面状の湾曲又は接続ゾーン複合部22a−24aに繋がって接続ゾーン複合部22a−24aの一部になる非球面状の湾曲とすることができる。ここでの主なタスクは、前述した原理によって適合ゾーン202aの正確に見積もられた「曲げ効果」を取得して、適切な再成形のために、コンタクトレンズ10aの中心部を変形した角膜12aのくぼみ部分に置くことである。
円錐角膜角膜の円錐の成形
円錐角膜の変形した角膜12bを成形するコンタクトレンズ10bを設計する前に、我々は一般的な円錐角膜の表面マップを知らなければならない。突出した円錐は、通常、変形した角膜12bの図心の下方に位置し、変形した角膜12bの図心のすぐ下に突然険しくなった境界を形成し、その上で角膜の表面が非常に対照的なインタフェースを形成しするように通常平らになっている。円錐角膜の変形した角膜12bの中心からずれた円錐を次に、突出した円錐に隣接した角膜のより平坦な(中心かつ上側の)部分に照らして、半平らにされた角膜表面の縁として見ることができる。また、適切に選択されたトライアルコンタクトレンズ10hの光学ゾーンの下に窪んだ涙たまりがあるかもしれない。変形した角膜12a(屈折手術後のもの)の適合ゾーン202aとその湾曲302aを定めるために使用した前述の技術はすべて、変形した角膜12bの中心ずれした円錐を成形するコンタクトレンズ10aの設計に利用できる。適切に設計されるなら、コンタクトレンズ10aは、中心ずれした円錐に隣接する角膜のよりい平らな部分を広げて均し、有効な角膜光学ゾーンを創成してより良い裸眼視力を与える。しかしながら、突出した円錐が変形した角膜12bの中心部に位置するか、又は変形した角膜12bの中心部に位置する形に成形されたなら、中央円錐のより急な部分を成形するコンタクトレンズ10aの設計において、非常に平坦な光学ゾーン20aのそばに適合ゾーン202a又は適合湾曲302aは必要とされないであろう。
仮定角膜12hは、ここでは、トライアルコンタクトレンズ10hによる変形した角膜12bの元の矢状高さ見積もる基準点と、円錐が突出する前の近似角膜湾曲を提供する。割り当てられた光学ゾーン20aと、その湾曲30aによって、突出した円錐を成形して再変形し、あるいは、修正可能な視力を改善するために、非常に対照をなしているインタフェースをなだらかにする目的の達成のために、光学ゾーン20aによって変形した角膜12bの中心部と作用する力と、整合ゾーン26aによる変形した角膜12bの中間周辺部に作用する力の2つの力を効果的な角膜成形のために同時に与えるように正確に適合する矢状高さを持つようにコンタクトレンズ10aは作られるべきである。変形した角膜12bの中心部は、コンタクトレンズ10aの光学ゾーン20aによって、仮定角膜12hの中心湾曲より平坦な底部カーブ30aを備えるなだらかな面のように平らに成形される。
円錐を超えて光学ゾーン20aを曲げて変形した角膜12bのより平坦な中央上部を圧迫するために、適合ゾーン202aとその湾曲302aを定める方法は、光学ゾーン20aを変形した角膜12aに掛けて曲げる前述の方法と全く同様である。しかしながら、変形した角膜12aにおけるリング状の険しさに代えて、角膜の下位部だけが険しい(突出している)ので、湾曲(曲げ)量の一部だけ、概して、その約50%が適合されるべきである。適合ゾーン202aの隣のレンズ構造外側部は仮定角膜12hの形に従って決定される。適合湾曲302aは通常、中央底部カーブ30aより平坦である。そこでは、曲げ角度が、まさに前述の涙くぼみを排除するために適合される。本発明による方法は、適合ゾーン202aとその適合湾曲302aをそれらが変形した角膜12aをより良く成形するレンズに合うように定めることによって、本願の発明者の米国特許No.6,652,095で開示された逆幾何学コンタクトレンズを適合させる方法論を提供する。
いくつかの状況で、円錐がかなり大規模であって、より周辺側に位置するならば、コンタクトレンズ10aは整合ゾーン26aの下部でテント状にされ、これは、変形した角膜12bを効果的に成形するために2つの力の周辺圧迫を弱めることができる。それが、非常に進んだ又は程度の強い円錐の場合でさえ、我々が底部カーブ30bを変形した角膜12bに合わせるために仮定角膜12hの中心湾曲に等しく又はそれより険しく割り当てなければならない理由であり、その適合ゾーン202bを隣接するより平らな接続ゾーン複合部22b−24bに繋がる上方に伸びるアームとして見ることができ、光学ゾーン20bを変形した角膜12bの突出した部分にそっと当てることができる。底部カーブ30bの険しさのどんな増分(半径を小さくする)も、仮定角膜12hのより平坦な中心湾曲と、変形した角膜12bの円錐の頂点の最も急な湾曲の間の湾曲により、コンタクトレンズ10bのきつさを増加させることはもちろん、光学ゾーン20bをテント状にすることができる。
底部カーブ30bを険しくすることで大きくなる矢状高さを2つの要素、即ち、仮定角膜12hの中心湾曲からの底部カーブ30bの険しさの増分量(半径は小さくなる)と、変形した角膜12bの図心からずれた円錐の頂点の位置に従って全く正確に見積もることができる。本発明による方法論は、適合ゾーン202bと適合湾曲302bを変形した角膜12bのより良い成形のためのレンズに適合させることにより、本願の発明者の特許米国特許番号6,543,897で開示された二元的幾何学的(「DG」:dual geometric)コンタクトレンズを適合させる方法を提供する。
変形した角膜12bを成形するための二元的幾何学的コンタクトレンズを適合させる技術を学ぶことは、ここでは、望ましくは、底部カーブ30bを仮定角膜12hの中心湾曲に合わせて、円錐角膜の中心に位置する円錐又は遠視オルソKの後の険しくされた角膜から始められる。仮定角膜12hを中性点とみなすことができる。したがって、仮定角膜12h(中性点)のこれらの3つの図心、変形した角膜12bのもの及びコンタクトレンズ10bのものは理論的に同軸になる。底部カーブ30bの険しさのいかなる増分(半径の減少)は矢状高さを光学ゾーン20bに、また、コンタクトレンズ10bの高さにも加えるので、コンタクトレンズ10bは共軸にその量高くテント状にされる。光学ゾーン20bの範囲内の矢状高さの増分を計算して、コンタクトレンズ10bの総レンズの高さから差し引くことができ、それを計算して底部カーブ30bを算出し(これは通常底部カーブ30bより平坦である)、変形した角膜12bの中心部上に光学ゾーン20bを支持する元の相関を回復する。
程度がより高い遠視状況では、二元的幾何学的レンズによる遠視オルソK後の変形した角膜12bは、(本発明の発明者の米国特許No.6,652,095で説明されるように)中心が平らにされた領域(「中央湖」として知られている)から生じた残留屈折異常を生じることがあり、これは、前述の二元的幾何学的コンタクトレンズのより急な光学ゾーンの下の残留ヴォールトスペースによって引き起こされる。コンタクトレンズ10bの光学ゾーン20bの下の残留ヴォールスペースは、前述の適合ゾーン202bを組み込んで遠視整復のために変形した角膜12bの中心部を圧迫する光学ゾーン20bの接触相関を回復することによって減少又は排除される。適合すべき量は、遠視成形の場合、(私の前出の米国特許番号6,652,095で説明されるように)通常、前述の二元的幾何学的レンズの下の初期ヴォールト(アーチ)のおよそ50%に設定されるが、また、成形後の変形した角膜12b上の「中央湖」の異なったゾーン幅(これは近代的地形学によって容易に決定できる)に従って個別に決定できる。
ほとんどの状況で、円錐角膜の円錐は、変形した角膜12bの図心上にちょうど位置することはめったになく、通常、下方に偏心して位置する。コンタクトレンズ10bの変形した角膜12b上の接触点は同じ程度下方に偏心して位置する。適合ゾーン202bと適合カーブ302bを見積もる方法は、前述の同軸円錐とは全く異なる。中心がずれて位置する円錐はコンタクトレンズ10bの中心部の下にいくつかの涙スペースを形成する。従って、また、コンタクトレンズ10bの下部に立上り縁が存在する。
仮定角膜12hの中心湾曲に対する底部カーブ30bの険しさの増加(半径は小さくなる)は光学ゾーン20のテントの高さを高くし、前述したコンタクトレンズ10bの中心部の下の涙の高さを上げる。しかしながら、位置が中心からずれた円錐の場合、底部カーブ30bの険しさの増分はまた、コンタクトレンズ10bの中心ずれ支持点初期位置を光学ゾーン20bの図心により近く移動させ、したがって、中央の涙の高さを実質的に逆に減少させる。より急な底部カーブ30bによる涙の高さのネットの増分はこれらの2つのが逆相関要素によって決定され、そしてコンタクトレンズ10bの適合湾曲302bとして計算されて増加する中央の涙の高さを相殺し、効果的な再成形のために変形した角膜12bの突出した部分の上に適切に光学ゾーン20bを支持する。
より急な底部カーブ30bでの中央の涙の高さの逆減少効果は明確に円錐の中心ずれ距離に関連する。よりよく理解するために、円錐の頂点がトライアルコンタクトレンズ10hの光学ゾーンの真にいちばん遠いマージンに位置していると仮定するなら、レンズ中心は総合的に中心ずれした円錐により、かなり高いテントになる。コンタクトレンズ10bの底部カーブ30bの険しさのどんな増分も、本当に中央の涙の高さを増加させない(0%の増分)が、底部カーブ30bの険しさの増分が円錐の頂点の湾曲に達するまで、贈号的に中心ずれした円錐により、本質的に100%相殺されるべきである。総合的に中心ずれした円錐を成形するのにどんな適合ゾーン202bや湾曲302bは必要でない。換言すれば、総合的に中心ずれした円錐のためのコンタクトレンズ10bは自己適合できるようになる。底部カーブ30bの険しさが加すると、コンタクトレンズ10bの光学中心は変形した角膜12bの円錐の頂点に近づくように移動して、それ自体の位置を中心からわずかにずれた位置に変える。また、コンタクトレンズ10bの初めに持ち上がっている縁は、コンタクトレンズ10bの自己適合を伴いながら、それほど上げられない。他方では、底部カーブ30bの険しさのどんな増分も、前述したように円錐が中心に位置されて、コンタクトレンズ10bの下の中央の涙の高さの増分に100%反映される。適合ゾーン202bと適合カーブ302bは次に、変形した角膜12b上に適切にコンタクトレンズ10bの光学ゾーンを支持するために、中央の涙の高さの増加を相殺するように作られるべきである。上記の円錐のこれらの2つの端部位置間における、より急なベースカーブ30bを伴う中央の涙の高さを減少させるという逆転効果は、変形した角膜12bの図心から円錐のいちばん遠い部分まで地形学的に測定された半径距離に明確に関連する。
概して、円錐角膜を処理するコンタクトレンズ10bの適合ゾーン202bの主目的は、光学ゾーン20bの険しさの増分(半径減少)を伴ってテントが高くされた矢状高さを相殺して、二元的な力で効果的に成形するために、変形した角膜12bの円錐の頂点上に中心支持される光学ゾーン20bの相関を回復することである。相殺されるべき矢状高さの量を以下の3つの変数によって数学的に計算できる。
1)底部カーブ30bが仮定角膜12hの中央カーブより急な光学ゾーン20bの矢状高さと、
2)光学ゾーン20bの範囲の中の仮定角膜12hの矢状高さと、
3)変形した角膜12bの図心からの円錐の頂点の中心ずれ半径距離。
矢状深さ計算のためのよく知られている数学規則により適合湾曲302bに変えることができる適合ゾーン202bによって、相殺されるべき矢状高さを取得するために、要素(3)によって(1)と(2)の矢状違いを調整すべきである。要素(3)は通常、適合されるべき総矢状高さのおよそ50%に設定される。その理由は、通常、ほとんどの時間円錐が変形した角膜12bの図心のすぐ下に位置し、そして前述したように、光学ゾーン20bは通常、円錐の幅に等しく又はそれよりわずかだけ大きく設定される。したがって、円錐の頂点は20bの光学ゾーンのおよそ半分の道のり(50%の中心ずれ距離)に位置する。即ち、概して、(1)と(2)の矢状深さ差のおよそ50%を50%中心ずれした円錐によって本質的に適合されることができ、そして、増加した涙の深さの残り50%は適合ゾーン202bと適合カーブ302bによって補償されるはずである。
他方では、より小さい中央の円錐の場合、仮定角膜12hの中心湾曲よりもより平らなベースカーブ30aを持つコンタクトレンズ10aを使用して、変形した角膜12bを前述したように平らな表面を形成する別の変形した角膜12aを成形することができる。実際に、適合したコンタクトレンズ10bを最初に使用して中心ずれした程度の進んだ円錐をなだらかな中央円錐に成形し、その後に、より平坦な光学ゾーン20aを有する連続したコンタクトレンズ10aによって変形した角膜10bを中心湾曲のような平坦さを有する別の変形した角膜10aに造り直してはっきりした裸眼視力を達成することが可能である。
ハイコントラストインタフェースを取り除き、かつ、軸性近視を緩和するために、仮定角膜12hの中心湾曲より平らな底部カーブ30aが与えられるならば、円錐上に光学ゾーン20aを掛けて曲げて変形角膜12bを平らな上部の上にコンタクトレンズ10aの光学ゾーン20a支持するために、適合ゾーン202a及び湾曲302aは、通常、外側接続カーブ34a−36bよりも平らに割り当てられる。他方では、底部カーブ30bが仮定角膜12hの中心湾曲より険しく割り当てられるなら、適合湾曲302bは底部カーブ30bよりさらに平坦になり適合アームを形成し、その角度が前述の3つの要素によって正確に計算される。したがって、適合ゾーン202bとその湾曲302bの助けで、適切に適合したコンタクトレンズ10bは突出した円錐を光学ゾーン20bによってそっと圧迫すると共に、同時に、効果的な成形ために整合ゾーン26bによって、変形した角膜12bの周辺部を圧迫することができる。ここでのすべての数学用語h、矢状深さ計算のための周知の公式に基づいているが、光学ゾーン20bと適合ゾーン202bの範囲に制限される。
光学ゾーン20bのアーチを相殺するための適合ゾーン202bと適合カーブ302bの構造の代替手段が可能である。総「曲げ角若しくは相殺角度」又は「曲げ量若しくは相殺量」が同じように保たれる限り、適合ゾーン202bをいくつかの連続するより平坦、より急な湾曲に分割できる。それは適合ゾーン202bがどんなインターリーブ形式又は中間的形式であっても良い。また、適合カーブ302bをその度(ジオプトリ)がゼロかマイナスになるくらいの程度(それは、数学的に決められた形において実際に平面か凸状である)に平らにすることができる。正のe値を持ち連続して徐々に平らになるカーブ、「自己曲げ又は相殺」面を形成するために光学ゾーン20bに繋がる非球面湾曲、又は内側接続ゾーン22bに繋がって接続ゾーン複合部22b−24bの一部になる非球面湾曲によってカーブをまた代用することができる。唯一の要件は、適合ゾーン202bとその湾曲302bによって適切な「曲げ又は相殺効果」を維持して、光学ゾーン20bが中心部で圧迫するように、かつ、整合ゾーン26bが変形した角膜12bの周辺部を圧迫するようにすることである。
本発明のある実施の形態では、適合ゾーン202(a、b)の直径は0.1mmから3.0mmまで及ぶ。適合カーブ302(a,b)曲率半径は、適合したコンタクトレンズ10bにおける底部カーブ30bより1−60曲光度平ら(より長い半径)であるか、異なったコンタクトレンズ10a又は10bにおける外側接続カーブ34a−36aよりも1−60曲光度平ら(より長い半径)である。
本発明の態様は1つの適合カーブ302(a,b)例証するが、2つ以上の適合ゾーンとカーブを持つコンタクトレンズ10(a,b)を提供することもでき、また、適合ゾーンをあるe値の非球面カーブに代えることもでき、あるいは、接続ゾーン複合部22−24(a,b)に繋げて光学ゾーン20(a,b)に繋がる連続的なより平坦又はより急な湾曲接続を形成することも可能である。
接続ゾーン複合部22−24(a,b)
図3−6を参照すると、接続ゾーン複合部22−24(a,b)は、遷移区域、圧迫の表面、又は適合ゾーン202(a,b)と整合ゾーン26(a,b)の間の涙の循環ゾーンとして働く。コンタクトレンズ10aの接続ゾーン複合部22a−24aは、私の前述の米国特許No.6,543,897に開示されたフィッティングゾーンと促進ゾーンの併用であるとを考えることができ、コンタクトレンズ10bの接続ゾーン複合部22b−24b前述の米国特許No.6,652,095に開示されたプラトーゾーンとフィッティングゾーンの併用であるとを考えることができる。しかしながら、本発明に従う接続ゾーン複合部22−24(a,b)の矢状深さが見積もられた仮定角膜12hによって測定されるので、整合ゾーン26(a,b)は成形の前後に適切に周辺角膜を圧迫する。
整合ゾーン26(a,b)
図3−6を参照すると、整合ゾーン26(a,b)は、仮定角膜12hの中心湾曲と同じ又はそれよりわずかに長い曲率半径を持つ(即ち、周辺角膜に合わせる)ことによって、レンズ10(a、b)の中心を提供し維持するように設計されている。事前に定義された整合カーブ38(a,b)は整合ゾーン26(a,b)の湾曲を決める。この湾曲は角膜12hの中心部に外接する角膜12hの一部の仮定湾曲とほとんど同じである。
整合ゾーン26(a,b)は、変形した角膜12aの一部に対応する区域(ここでは、センタリング力が生成され、光学ゾーン20(a,b)をほぼ、変形した角膜12a,12bの頂部先端に維持する)に大きな支持面積40を作る。整合カーブ38(a,b)は、前述のトライアルコンタクトレンズ10hによって見積もられる仮定中心Kで決定される。
関連整合カーブ38(a,b)は変形した角膜12a、12bの大きい表面積上に支持ゾーンを作り、これは、変形した角膜12a、12bの頂点においてレンズ10a,10bを整合することに役立つ。整合ゾーン26(a,b)とそのカーブ38(a,b)は前述の米国特許No.6,543,897及び6,652,095に開示された。
代替的に、十分な支持面積が維持される限り、整合ゾーン26(a,b)を複数のカーブと、どんな形やカーブの組合せとするセグメントとすることができる。
周辺ゾーン28(a,b)
図3−6を参照して、周辺ゾーン28(a,b)は角膜12(a,b)の曲率半径より大きな曲率半径を持つように設計されおり、整合ゾーン26(a,b)に対応する仮定角膜12hの中心部に外接する仮定角膜12hの一部の見積もられた湾曲より小さい湾曲をもたらしている。周辺ゾーン28(a,b)は、仮定角膜12hの一部にほとんど平行な湾曲を有する所定の周辺カーブ42(a,b)によって決められる表面輪郭を有するが、それは、仮定角膜12hよりも平坦である。周辺ゾーン28(a,b)は、個人が瞬きをするときに生成される涙ポンピング動作を利用して、ポンプコンタクトレンズ10a,10bの下で涙が流すことを促進する。この涙の流動はレンズ角膜インタフェースの一定の潤滑と酸素投与を可能にし、より快適で着用可能なレンズ10a(10b)を与える。
さらに、周辺ゾーン28(a,b)は、角膜12a(12b)からコンタクトレンズから簡単に取り外すことができるように、わずかな縁リフトを作るように設計されている。周辺ゾーン28(a,b)とそのカーブ42(a,b)は前述の米国特許No.6,543,897及び6,652,095で開示された。
底部カーブ30(a,b)と、適合カーブ302(a,b)と、接続カーブ34(a,b)−36(a,b)と、整合カーブ38(a,b)と、周辺カーブ42(a,b)を決めるのに使用される異なる半径は、患者の目と、それに関連する接眼レンズ組織を慎重に検査した後に計算される。角膜の湾曲を測定しなければならず、適切なコンタクトレンズの度を決めなければならず、かつ、コンタクトレンズ10a,10bへの予期される生理学的反応を決定しなければならないとい。接眼レンズシステムの検査技術に精通した者であれば、これらのタスクを通常実行できる。
例えば、本発明のコンタクトレンズ10aの装着が初期装着で1日当たり6〜8時間、維持のために1日当たり4〜8時間という短い装着時間内で、屈折手術後に前は−8.00Dの近眼であったものを−2.0曲光度残留近眼を整復することができる。
仮定角膜を決定するテストレンズキット
本発明によれば、LASIK後、近眼オルソK修正後に用いる仮定角膜の決定に役立つテストレンズキットを実装することができる。キットは基準表と1セットの検眼レンズを含む。基準表は以下の要素の1つ以上を使用することによって適合データを決定するのに使用される。
a)手術前又はオルソK前のKMの読み;
b)手術後又はオルソK後のKMの読み;
c)手術の前後又は、オルソKの前後に減少した度;
d)術後かポストオルソK後の角膜の光学ゾーン。
検眼レンズセットは、所定の増分における、基準表からの適合データに基づいて適合されたレンズを含む。
円錐角膜とポスト遠視オルソK修正による使用のために仮定角膜を決定するのを助けるために別のテストレンズキットを実装できる。キットは基準表と検眼レンズのセットを含む。基準表は以下の要素の1つ以上を使用することによって適合データを決定するのに使用される。
a)1セットの正常な角膜からのKMの読み;
b)円錐の頂点と、遠視オルソK後の少なくとも一方のKMの読み;
c)円錐角膜の円錐の幅又は遠視オルソKの険しい角膜ゾーンのどちらか又は両方;
d)円錐の頂点の中心ずれの大きさ。
トライアル(検眼)レンズのセットは、所定の増分における、基準表からの適合データに基づいて適合されたレンズを含む。
標準のコンタクトレンズを見つけるための一般概念的なレベルでの基準表の使用は既に私の米国特許番号6,361,169で説明されていることに留意されたい。
本発明は好ましい実施の形態に関して説明されるが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、変更をなすこと及び代替手段を利用することは当業者であれば理解できる。
実施例
屈折レーザー外科療法(LASIK)を受けた後のAA1125患者(近眼再発のため外科療法が一度高められたことがあった)に対して以下の寸法を持つコンタクトレンズを提供した。
<右眼>
手術前のKM:有効でない
手術前の屈折:有効でない
術後のSim−K:39.11(8.63)、39.63(8.52)
術後の残留近眼:−1.75曲光度(近眼−1.75曲光度)
仮定角膜の中心K:44.75D(トライアルコンタクトレンズによる見積)
平らにされた角膜の光学ゾーン:5mm
適合されるべき見積られたくぼみの高さ:52ミクロン
光学ゾーン20:幅5.0mm、曲率半径9.72mm
適合ゾーン202:底辺カーブに0.80の偏心率を加えることによって、光学ゾーンに繋がる非球面湾曲
フィティングゾーン22:6.28mm
促進ゾーン24:幅0.4mm、曲率半径7.21mm
整合ゾーン26;幅0.4mm、0.40偏心率を持つ7.21mmの曲率半径
周辺ゾーン28:幅0.4mm、曲率半径11.00mm
レンズの度:+2.00 底部カーブの偏心率から生じるADD効果を補償する+0.42の前部偏心率
<左眼>
手術前のKM:有効でない
手術前の屈折:有効でない
術後SimK:39.93(8.45)、40.99(8.23)
術後残留近眼:−1.50−0.50@135(近眼−1.50と乱視0.50曲光度)
仮定角膜の中心K:44.75D(トライアルコンタクトレンズによる見積)
適合されるべきくぼみの高さ:42ミクロン
光学ゾーン20:幅5.0mm、曲率半径9.58mm
適合ゾーン202:底辺カーブに0.80の偏心率を加えることによって、光学ゾーンに繋がる非球面湾曲
フィティングゾーン22:幅0.4mm、曲率半径6.26mm
促進ゾーン24:幅0.4mm、曲率半径7.18mm
整合ゾーン26:幅1.6mm、0.40の偏心率を持つ7.70mmの曲率半径
周辺ゾーン28:幅0.4mm、曲率半径11.00mm
レンズの度:+2.00 底部カーブの偏心率から生じるADD効果を補償する+0.35の前部偏心率
この患者がこのコンタクトレンズの組を2日間、1日あたり7〜8時間装着した。この矯正の期間の後に、患者は度がゼロになる近眼整復を経験した。これは、両眼とも−1.75D(球面同等)の近眼整復に同等である。上記維持期間(ほぼ0度の)はすべての日中時間及び5−7時間の夜間維持のために続いた。角膜の地形は良好に中心に置かれ、平らにされた中心ゾーン内で、角膜湾曲が明確に平坦化して近眼の効率的な整復をサポートする。本ケースは6カ月副作用が無く続いている。
図1は、患者の目の屈折手術後の変形した角膜に使用するための本発明によるオルソKコンタクトレンズ10aの概略側面図である。図1aは、変形した角膜を見積もるために使用する標準トライアルコンタクトレンズ10hを示す図である。 図2は、患者の目の円錐角膜の変形した角膜に使用する本発明によるオルソKコンタクトレンズ10bの概略側面図である。図2aは、変形した角膜を見積もるのに使用する標準トライアルコンタクトレンズ10hを示す図である。 屈折手術後、前の近眼オルソK又は円錐角膜の変形した角膜を型に嵌めるための本発明の1実施の形態によるオルソKコンタクトレンズであって、底部カーブが仮定角膜の中央湾曲より平坦なオルソKコンタクトレンズの側面図である。 図3のオルソKコンタクトレンズの正面図である。 円錐角膜又は前の遠視オルソKの変形した角膜を成形する(型に嵌める)ための本発明の別の実施の形態によるオルソKコンタクトレンズであって、底部カーブが仮定角膜の中央湾曲より急なオルソKコンタクトレンズの側面図である。 図5のオルソKコンタクトレンズの正面図である。

Claims (18)

  1. 仮定した正常な元の角膜はその中央領域に矢状高さを有して仮定レンズ矢状高さを定め、前記元の角膜から変形した角膜を再成形するコンタクトレンズであって:
    底部カーブによって定義された湾曲を有する光学ゾーンであって、前記底部カーブと前記光学ゾーンは、前記変形した角膜の中心部を険しくし、なだらかにし、または平坦に矯正するように決定される、光学ゾーンと;
    前記光学ゾーン結合されそこから放射状に広がる適合ゾーンであって、前記適合ゾーンには適合カーブによって定義された湾曲があって、前記適合カーブは前記底部カーブを変更することなく前記変形した角膜の変形した部分に適合させるように所定の適合データにしたがって前記仮定レンズ矢状高さを変更し、前記所定の適合データは前記光学ゾーンの矢状高さ、前記変形した角膜の変形した部分の大きさまたは図心、および前記元の角膜により決められる前記仮定レンズ矢状高さの少なくとも1つにより決定される、適合ゾーンとを備える;
    コンタクトレンズ。
  2. 前記元の角膜の前記矢状高さは、テストレンズキットを用いて決定され、該テストレンズキットは:
    ・1セットの元の角膜からのKM、すなわち角膜の曲率半径、の読み
    ・前記変形した角膜のへこんでいる部分または急に突出した部分の少なくとも1つのKMの読み
    ・前記変形した角膜の変形のへこんだ部分の大きさまたは突出した部分の幾何学的位置の少なくとも1つ、
    のデータのうち少なくとも1つを用いて前記適合データを決定するための基準表と;
    前記基準表からの所定の増分における適合データに基づいた適合レンズを備える複数の試行のためのレンズとを備える;
    請求項1のコンタクトレンズ。
  3. 急激に突出した部分を有する前記変形した角膜を再成形するコンタクトレンズであって:
    前記適合ゾーンの適合カーブは前記底部カーブより平坦であり、前記底部カーブを変更することなく、前記光学ゾーンが前記変形した角膜を圧縮するように前記仮定レンズ矢状高さを短くすることにより、前記適合カーブが前記底部カーブを変更することなく前記仮定レンズ矢状高さを変更する;
    請求項1のコンタクトレンズ。
  4. 前記適合カーブは、前記変形した角膜用の所定の適合データに基づき形成される;
    請求項3のコンタクトレンズ。
  5. 急激に突出した部分を有する前記変形した角膜を再成形するコンタクトレンズであって:
    前記適合ゾーンに結合されそこから放射状に広がる接続ゾーン複合部であって、少なくとも第1接続カーブによって定義された第1接続湾曲と第2接続カーブによって定義された第2接続湾曲があって、前記第1接続カーブは前記底部カーブよりも平坦であり、前記第2接続カーブは前記第1接続カーブより急である、接続ゾーン複合部と;
    前記接続ゾーン複合部と結合されそこから放射状に広がる整合ゾーンであって、整合カーブによって定義された湾曲があって、前記整合カーブが前記第2接続カーブより平坦である、整合ゾーンと、
    前記整合ゾーンと結合されそこから放射状に広がる周辺ゾーンであって、周辺カーブによって定義された湾曲があって、前記周辺ゾーンが涙リザーバとして機能するように縁リフトを形成する、周辺ゾーンとを更に備える;
    請求項1のコンタクトレンズ。
  6. 前記適合ゾーンの前記適合カーブは前記底部カーブより平坦であり、前記底部カーブを変更することなく、前記光学ゾーンが前記変形した角膜を圧縮するように前記仮定レンズ矢状高さを短くすることにより、前記適合カーブが前記底部カーブを変更することなく前記仮定レンズ矢状高さを変更する;
    請求項5のコンタクトレンズ。
  7. 前記適合カーブは、前記変形した角膜用の所定の適合データに基づき形成される;
    請求項5のコンタクトレンズ。
  8. 前記光学ゾーンは所定のe値により前記適合ゾーンに繋がり非球面状の光学−適合ゾーンを形成する;
    請求項5のコンタクトレンズ。
  9. 前記光学−適合ゾーンに結合されそこから放射状に広がる接続ゾーン複合部であって、少なくとも第1接続カーブによって定義された第1接続湾曲と第2接続カーブによって定義された第2接続湾曲があって、前記第1接続カーブは前記底部カーブよりも平坦であり、前記第2接続カーブは前記第1接続カーブより急である、接続ゾーン複合部と;
    前記接続ゾーン複合部と結合されそこから放射状に広がる整合ゾーンであって、整合カーブによって定義された湾曲があって、前記整合カーブが前記第2接続カーブより平坦である、整合ゾーンと;
    前記整合ゾーンと結合されそこから放射状に広がる周辺ゾーンであって、周辺カーブによって定義された湾曲があって、前記周辺ゾーンが涙リザーバとして機能するように縁リフトを形成する、周辺ゾーンとを更に備える;
    請求項8のコンタクトレンズ。
  10. 前記非球面状の光学−適合ゾーンの所定のe値は、連続的により平坦な非球面状のカーブを形成する値のとき正であり、前記非球面状の湾曲は、小さな正、ゼロおよびマイナスの度うちの1つの度へと平坦になる;
    請求項8のコンタクトレンズ。
  11. 前記光学−適合カーブの前記所定のe値は、前記変形した角膜の所定の適合データに基づき決定される;
    請求項8のコンタクトレンズ。
  12. 前記e値は、前記光学−適合ゾーンが、前記非球面状の底部カーブの最も中央の部分を変更することなく前記仮定レンズ矢状高さを変更するように決定される;
    請求項8のコンタクトレンズ。
  13. くぼんだ中央部分を有する前記変形した角膜を再成形するコンタクトレンズであって:
    前記適合ゾーンに結合されそこから放射状に広がる接続ゾーン複合部であって、少なくとも第1接続カーブによって定義される第1接続ゾーンを有し、前記適合ゾーンの前記適合カーブは、前記第1接続カーブよりも平坦であり、前記底部カーブを変更することなく、前記適合カーブは前記仮定レンズ矢状高さを短くすることにより前記仮定レンズ矢状高さを変更する接続ゾーン複合部を更に備える;
    請求項1のコンタクトレンズ。
  14. 前記適合カーブは、前記変形した角膜の所定の適合データに基づいて決定される;
    請求項13のコンタクトレンズ。
  15. 前記接続ゾーン複合部と結合されそこから放射状に広がる整合ゾーンであって、整合カーブによって定義された湾曲があって、前記整合カーブが前記第2接続カーブより平坦である、整合ゾーンと;
    前記整合ゾーンと結合されそこから放射状に広がる周辺ゾーンであって、周辺カーブによって定義された湾曲があって、前記周辺ゾーンが涙リザーバとして機能するように縁リフトを形成する、周辺ゾーンとを更に備える;
    請求項13のコンタクトレンズ。
  16. 前記第1接続ゾーンは所定のe値により前記より平坦な適合ゾーンに繋がり少なくとも1つの非球面状の適合−接続ゾーンを形成する;
    請求項13のコンタクトレンズ。
  17. 前記適合−接続ゾーンの前記所定のe値は、前記変形した角膜の所定の適合データに基づき決定される;
    請求項16のコンタクトレンズ。
  18. 前記e値は、前記適合−接続ゾーンが前記底部カーブを変更することなく前記仮定レンズ矢状高さを変更するように決定される;
    請求項16のコンタクトレンズ。
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