JP4840086B2 - 通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムに関するものである。
従来の通信制御装置は、パケット内の優先度識別フィールドの情報を参照し、パケットを優先度別にバッファに蓄積し、輻輳が発生した場合に、パケットに対する通信制御を優先度別に行っていた(例えば、特許文献1参照)。
このため、従来の通信制御装置は、受信パケットに含まれる識別情報毎に受信パケットのトラフィック量を測定し、該測定したトラフィック量に応じた通信制御を受信パケットに対して行うように構築されていなかったのが現状である。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、ネットワークトラフィック計測情報に基づいて、制御サーバが保持するポリシーに応じた通信サービス品質保証制御等を自動的に行うことを可能とした技術について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、特定のアプリケーションレイヤレベルのトラフィックに対して自律的に規制をかけ、ネットワークリソースを公平に利用させることを可能とする技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−358067号公報 特開2002−16599号公報 特開2005−184792号公報
しかしながら、上記特許文献2、3は、受信パケットに含まれる識別情報毎に受信パケットのトラフィック量を測定し、該測定したトラフィック量に応じた通信制御を受信パケットに対して行う点については何ら考慮されたものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、受信パケットに含まれる識別情報毎に受信パケットのトラフィック量を測定し、該測定したトラフィック量に応じた通信制御を受信パケットに対して行うことを可能とする通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる通信制御装置は、
受信パケットを制御する通信制御装置であって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御装置は、
受信パケットを制御する通信制御装置であって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御システムは、
受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムであって、
前記通信制御装置は、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知手段と、を有し、
前記通信制御管理装置は、
前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理手段を有することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御システムは、
受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムであって、
前記通信制御装置は、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知手段と、を有し、
前記通信制御管理装置は、
前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理手段を有することを特徴とする。
本発明にかかる通信制御方法は、
受信パケットを制御する通信制御装置で行う通信制御方法であって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定工程と、
前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、を、前記通信制御装置が行うことを特徴とする。
本発明にかかる通信制御方法は、
受信パケットを制御する通信制御装置で行う通信制御方法であって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定工程と、
前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、を、前記通信制御装置が行うことを特徴とする。
本発明にかかる通信制御方法は、
受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムで行う通信制御方法であって、
前記通信制御装置は、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定工程と、
前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、
前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知工程と、を、行い、
前記通信制御管理装置は、
前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理工程を行うことを特徴とする。
本発明にかかる通信制御方法は、
受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムで行う通信制御方法であって、
前記通信制御装置は、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定工程と、
前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、
前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知工程と、を、行い、
前記通信制御管理装置は、
前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理工程を行うことを特徴とする。
本発明にかかる通信制御プログラムは、
受信パケットを制御する通信制御装置に実行させる通信制御プログラムであって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定処理と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定処理と、
前記設定処理により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御処理と、を、前記通信制御装置に実行させることを特徴とする。
本発明にかかる通信制御プログラムは、
受信パケットを制御する通信制御装置に実行させる通信制御プログラムであって、
前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定処理と、
閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定処理と、
前記設定処理により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御処理と、を、前記通信制御装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、受信パケットに含まれる識別情報毎に受信パケットのトラフィック量を測定し、該測定したトラフィック量に応じた通信制御を受信パケットに対して行うことが可能となる。
まず、本実施形態における通信制御システムについて説明する。
本実施形態における通信制御システムは、受信パケットを制御する通信制御装置(100)と、通信制御装置(100)を管理する通信制御管理装置(300)と、を有して構成される通信制御システムである。
通信制御装置(100)は、受信パケットに含まれる識別情報毎に、受信パケットのトラフィック量を測定し、識別情報毎のトラフィック量に応じた通信制御を、受信パケットに対して行う。
これにより、受信パケットに含まれる識別情報毎に受信パケットのトラフィック量を測定し、該測定したトラフィック量に応じた通信制御を受信パケットに対して行うことが可能となる。
なお、通信制御装置(100)は、受信パケットに対して行った制御内容を通信制御管理装置(300)に通知する。そして、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容を、識別情報毎に管理する。
これにより、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容を、識別情報毎に管理することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における通信制御システムについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<通信制御システムのシステム構成>
まず、図1を参照しながら、本実施形態における通信制御システムのシステム構成について説明する。
本実施形態における通信制御システムは、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、がネットワーク(200)を介して接続して構成される。
通信制御装置(100)は、通信装置(1−1〜N:Nは、任意の整数)が通信を行う際に使用するデータを制御するものである。また、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)を管理するものである。なお、ネットワーク(200)は、特に限定するものではなく、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、の間で情報が送受信できればあらゆるネットワークを適用することが可能である。
なお、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、の間で情報の送受信を行う際には、FTPプロトコルや、ルーティングプロトコル等を用いて行うことが好ましい。これにより、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、のネットワーク(200)に存在する中継装置などが他のベンダーの装置であったとしても、L1レイヤ、L2レイヤ、L3レイヤレベルの中継装置においてパケットデータがドロップされることなく、通信制御装置(100)と通信制御管理装置(300)との間で送受信することが可能となる。
<通信制御装置:100>
次に、図2を参照しながら、通信制御装置(100)の内部構成について詳細に説明する。
通信制御装置(100)は、通信部(101)と、カウンタ(102)と、制御部(103)と、記憶部(104)と、を有して構成される。
通信部(101)は、通信装置(例えば、図1に示す1−1〜N)に対してパケットデータを送信したり、通信装置(1−1〜N)からパケットデータを受信したりするものである。また、通信制御管理装置(300)との間で情報の送受信を行うものである。
カウンタ(102)は、通信部(101)が受信したパケットデータ(受信パケット)のトラフィック量をカウントするものである。なお、本実施形態におけるカウンタ(102)は、図3に示すように、受信パケットに含まれる識別情報毎に、受信パケットのトラフィック量を計測して管理することになる。
なお、図3に示す管理テーブルは、『項番』と、『識別情報』と、『トラフィック量』と、が対応付けられて管理されている。
『識別情報』は、受信パケットに含まれる識別情報を示し、例えば、送信元アドレス、宛先アドレス、識別子等が挙げられる。『トラフィック量』は、受信パケットに含まれる識別情報毎に計測されるトラフィック量を示す。
なお、図3に示すテーブル構成は、一例であり、受信パケットに含まれる『識別情報』毎に、受信パケットの『トラフィック量』を管理することが可能であれば、あらゆる管理方法を適用することが可能である。
制御部(103)は、通信制御装置(100)を制御するものである。
記憶部(104)は、各種情報を記憶するものである。なお、本実施形態における通信制御装置(100)は、図4に示す管理テーブルを記憶部(104)に記憶して管理することになる。
なお、図4に示す管理テーブルは、『項番』と、『識別情報』と、『閾値』と、『制御内容』と、『優先度』と、が対応付けられて管理されている。
『識別情報』は、受信パケットに含まれる識別情報を示す。『閾値』は、図3に示す『トラフィック量』と比較するための値であり、『トラフィック量』が『閾値』を超過しているか否かを判断する際に使用する情報である。『制御内容』は、『トラフィック量』が『閾値』を超過していると判断した際に、受信パケットに対して行う制御内容を示す情報である。なお、制御内容としては、廃棄、遅延、などの制御内容が挙げられる。『優先度』は、『トラフィック量』が『閾値』を超過しているか否かを判断する際の『閾値』の順番を設定するための情報である。
なお、図4に示すテーブル構成は、一例であり、受信パケットに含まれる『識別情報』毎に、『閾値』と、『制御内容』と、『優先度』と、を管理することが可能であれば、あらゆる管理方法を適用することが可能である。
<通信制御管理装置:300>
次に、図5を参照しながら、通信制御管理装置(300)の内部構成について詳細に説明する。
通信制御管理装置(300)は、通信部(301)と、制御部(302)と、記憶部(303)と、を有して構成される。
通信部(301)は、通信制御装置(100)との間で情報の送受信を行うものである。
制御部(302)は、通信制御管理装置(300)を統括して制御するものである。
記憶部(303)は、各種情報を記憶するものである。なお、本実施形態における通信制御管理装置(300)は、図6に示す管理テーブルを記憶部(303)に記憶して管理することになる。
なお、図6に示す管理テーブルは、『項番』と、『識別情報』と、『制御内容』と、が対応付けられて管理されている。『識別情報』は、受信パケットに含まれる識別情報を示す。『制御内容』は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容の情報を示す。
なお、通信制御装置(100)は、受信パケットに対して行った『制御内容』を通信制御管理装置(300)に通知する。そして、通信制御管理装置(300)は、受信パケットに対して行った『制御内容』を通信制御装置(100)から受け取り、記憶部(303)に記憶する。
これにより、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った『制御内容』を、『識別情報』毎に管理することが可能となる。
なお、図6に示すテーブル構成は、一例であり、『識別情報』毎に、受信パケットに対して行った『制御内容』を管理することが可能であれば、あらゆる管理方法を適用することが可能である。
<通信制御装置:100における処理動作>
次に、図7を参照しながら、本実施形態の通信制御装置(100)における一連の制御動作について説明する。
まず、カウンタ(102)は、通信部(101)にて受信した受信パケットに含まれる識別情報毎に、受信パケットのトラフィック量をカウントし、受信パケットに含まれる識別情報毎に、トラフィック量を管理する(ステップS1)。
これにより、図3に示すように、受信パケットに含まれる『識別情報』毎に、受信パケットの『トラフィック量』を管理することになる。
次に、制御部(103)は、任意の『識別情報』に対応付けて管理されている『トラフィック量』を取得し、該取得した『トラフィック量』に応じた『制御内容』を決定する(ステップS2)。
この時、制御部(103)は、『トラフィック量』に対応付けて管理されている『識別情報』を基に、図4に示す管理テーブルを参照し、『識別情報』に該当する複数の『閾値』を読み出し、該読み出した複数の『閾値』を『優先度』順に並べ替え、『トラフィック量』がどの『閾値』を超過しているか否かを判断することになる。
例えば、図3に示す識別情報『A』に対応付けられて管理されているトラフィック量『TA』を取得し、該取得したトラフィック量『TA』に応じた『制御内容』を決定する場合には、制御部(103)は、識別情報『A』を基に、図4に示す管理テーブルを参照し、識別情報『A』に該当する複数の閾値『30』、『40』、『50』、『60』を読み出し、該読み出した閾値『30』、『40』、『50』、『60』を『優先度』順に並べ替えることになる。
なお、図4に示す管理テーブルでは、閾値『30』は、優先度『3』となっており、閾値『40』は、優先度『4』となっており、閾値『50』は、優先度『1』となっており、閾値『60』は、優先度『2』となっている。この場合、閾値『30』、『40』、『50』、『60』を『優先度』順に並び替えた場合には、閾値『50』→閾値『60』→閾値『30』→閾値『40』の順となる。
このため、例えば、図7に示す『pri:1』には、閾値『50』が設定され、『pri:2』には、閾値『60』が設定され、『pri:3』には、閾値『30』が設定され、『pri:4』には、閾値『40』が設定されることになる。なお『pri』は、『priority』の略称である。
次に、制御部(103)は、トラフィック量『TA』がどの『閾値』を超過しているか否かを『優先度』順に判断することになり、制御部(103)は、まず、トラフィック量『TA』が、『pri:1』に該当する第1の閾値『50』を超過しているか否かを判断し、第1の閾値『50』を超過していないと判断した場合には、『pri:2』に該当する第2の閾値『60』を超過しているか否かを判断し、第2の閾値『60』を超過していないと判断した場合には、『pri:3』に該当する第3の閾値『30』を超過しているか否かを判断し、第3の閾値『30』を超過していないと判断した場合には、『pri:4』に該当する第4の閾値『40』を超過しているか否かを判断することになる。
例えば、トラフィック量『TA』が『35』と仮定した場合には、制御部(103)は、『pri:3』に該当する第3の閾値『30』を超過していると判断することになり、制御部(103)は、その第3の閾値『30』に対応付けられて管理されている第3の制御内容『a』に基づいて、受信パケットに対する通信制御を行うことになる。
また、トラフィック量『TA』が『80』と仮定した場合には、制御部(103)は、『pri:1』に該当する第1の閾値『50』を超過していると判断することになり、制御部(103)は、その第1の閾値『50』に対応付けられて管理されている第1の制御内容『c』に基づいて、受信パケットに対する通信制御を行うことになる。
このように、本実施形態における通信制御装置は、図4に示すように、『識別情報』と、『閾値』と、『制御内容』と、『優先度』と、を対応付けて記憶部(104)にて管理する。そして、パケットデータを受信した際に、該受信したパケットデータ(受信パケット)に含まれる識別情報毎に、受信パケットのトラヒック量をカウンタ(102)においてカウントする。
そして、カウンタ(102)において識別情報毎にカウントしたトラフィック量がどの閾値を超過しているか否かを、図4に示す管理テーブルにて管理されている優先度順に判断し、そのトラフィック量が閾値を超過したと判断した際に、その閾値に対応付けられた制御内容を基に、受信パケットに対する通信制御を行うことになる。
これにより、図4に示す管理テーブルにて管理されている閾値の優先度に応じて、受信パケットに対する制御内容を決定し、該決定した制御内容を基に、受信パケットに対する通信制御を行うことが可能となるため、トラヒック量に応じて優先度の高い通信制御を受信パケットに対して行うことが可能となるため、受信パケットに対する通信制御の運用を簡略化することが可能となる。
なお、通信制御装置(100)は、受信パケットに対して行った制御内容を、その受信パケットに含まれる識別情報と共に、通信制御管理装置(300)に通知する。
これにより、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った『制御内容』を、『識別情報』毎に記憶部(303)に記憶して管理することが可能となる。
なお、上述した図7に示す処理動作は、『pri:4』に該当する第4の閾値を超過していないと判断した場合には、『pri:5』に該当する第5の制御内容に基づいて、受信パケットに対する通信制御を行うことにしたが、『pri:4』に該当する第4の閾値を超過していないと判断した場合には、再び、『pri:1』に該当する第1の閾値を超過しているか否かを判断するように構築することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態における通信制御システムは、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値を超過した際に決定した第1の制御内容を所定時間保持し、その所定時間保持している間に、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を維持することを特徴とするものである。
これにより、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を所定時間維持することになるため、受信パケットに対して行う制御内容をコントロールすることが可能となる。
例えば、第1の閾値と、第2の閾値と、の差分が小さい場合には、エスカレーションし易い状況が発生し、トラフィック量が第1の閾値を超過したと判断した後に、そのトラフィック量が第2の閾値を超過したと判断する場合が想定される。この場合、上述したように、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を所定時間保持するように制御することで、第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、第1の通信制御を所定時間維持することが可能となる。
また、閾値が3つ(第1の閾値:α、第2の閾値:β、第3の閾値:Γ、但しα>β>Γ)存在する場合に、トラフィック量が第1の閾値を超過したと判断した後に、トラフィック量が第2の閾値の手順を飛び超えて、優先度が最も高い第3の閾値を超過したと判断し、第3の閾値に対応付けられた第3の制御内容に基づく第3の通信制御を行う場合も想定される。この場合も、上述したように、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を所定時間保持するように制御することで、第1、第2、第3の優先度の低い順に制御内容をエスカレーションさせるように制御することが可能となる。
例えば、図7を基に、第2の実施形態を説明すると、まず、通信制御装置(100)は、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値を超過したと判断した場合に、『pri:3』に該当する第3の制御内容に基づいて、受信パケットに対する第3の通信制御を行う。この時、通信制御装置(100)は、第3の制御内容を所定時間保持する。
次に、通信制御装置(100)は、第3の制御内容を所定時間保持している間に、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値よりも優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値を超過したと判断したと仮定する。この時、通信制御装置(100)は、『pri:3』に該当する第3の閾値よりも優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、『pri:3』に該当する第3の制御内容に基づく第3の通信制御を維持するように制御する。
これにより、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値よりも優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値を超過しても、その優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、『pri:3』に該当する第3の閾値に対応付けられた第3の制御内容に基づく第3の通信制御を所定時間維持することになるため、受信パケットに対して行う制御内容をコントロールすることが可能となる。
次に、図8を参照しながら、第2の実施形態の通信制御装置(100)における制御動作について説明する。
なお、第2の実施形態における制御動作を行う前提として、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値を超過したと判断した際に決定した第1の制御内容に基づく第1の通信制御を行っているものとする。
まず、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値より優先度の高い第2の閾値を超過したか否かを判断し(ステップA1)、トラフィック量が第1の閾値より優先度の高い第2の閾値を超過したと判断した場合は(ステップA1/Yes)、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を保持するための所定時間が経過したか否かを判断する(ステップA2)。
通信制御装置(100)は、所定時間が経過していないと判断した場合は(ステップA2/No)、再び、ステップA1に戻り、トラフィック量が第2の閾値を超過したか否かを判断することになる(ステップA1)。
また、通信制御装置(100)は、所定時間が経過したと判断した場合は(ステップA2/Yes)、第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うことになる(ステップA3)。
このように、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を所定時間維持することで、受信パケットに対して行う制御内容をコントロールすることが可能となる。
なお、上述した第2の実施形態において、トラフィック量が第1の閾値を超過したと判断した際に決定した第1の制御内容に基づく第1の通信制御を所定時間保持し、その所定時間保持している間に、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過したと判断しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を維持するように制御し、上記の所定時間が経過した後に、再度、トラフィック量が第2の閾値を超過しているか否かを判断し、トラフィック量が第2の閾値を超過していると判断した場合に、第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うように構築することも可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における通信制御システムは、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値を超過した場合に、当該第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を行っている間に、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合でも、当該第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けるまで、第1の通信制御を保持することを特徴とするものである。
これにより、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けるまで、第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を維持することになるため、受信パケットに対して行う制御内容をコントロールすることが可能となる。
例えば、トラフィック量が第1の閾値を超過した場合に、当該第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を行っている間に、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合に、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うか否かの通知を行う。なお、第2の通信制御を行うか否かの通知の方法は、特に限定するものではなく、音声や、画像等により通知するように構築することが可能である。
これにより、オペレータ等は、第2の通信制御を行うか否かの通知を受け付けることになり、オペレータ等は、通信装置等を用いて第2の通信制御を行うか否かの指示を行うことになる。
そして、制御部(103)は、第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けた場合に、第2の通信制御を行うことになる。
次に、図9を参照しながら、第3の実施形態の通信制御装置(100)における制御動作について説明する。
なお、第3の実施形態における制御動作を行う前提として、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値を超過したと判断した際に決定した第1の制御内容に基づく第1の通信制御を行っているものとする。
まず、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値より優先度の高い第2の閾値を超過したか否かを判断し(ステップB1)、トラフィック量が第1の閾値より優先度の高い第2の閾値を超過したと判断した場合は(ステップB1/Yes)、第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けたか否かを判断する(ステップB2)。
通信制御装置(100)は、第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けていないと判断した場合は(ステップB2/No)、再び、ステップB1に戻り、トラフィック量が第2の閾値を超過したか否かを判断することになる(ステップB1)。
また、通信制御装置(100)は、第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けたと判断した場合は(ステップB2/Yes)、第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うことになる(ステップB3)。
このように、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過しても、その優先度の高い第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行う旨の指示を受け付けるまで、第2の通信制御を行わず、第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を維持することで、受信パケットに対して行う制御内容をコントロールすることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態における通信制御システムは、通信制御装置(100)は、トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合に、当該第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行っている間に、トラフィック量が第1の閾値を超過した場合でも、第2の通信制御を所定時間保持することを特徴とするものである。
これにより、トラフィック量が優先度の高い第2の閾値を超過し、その第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行っている間に、一旦、トラフィック量が第2の閾値を超過しない状態に遷移し、その後、トラフィック量が第2の閾値よりも優先度の低い第1の閾値を超過した場合でも、その第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を行わず、第2の通信制御を維持するように構築することで、優先度の高い第2の通信制御を所定時間保持することが可能となる。
例えば、図7を基に、第4の実施形態を説明すると、通信制御装置(100)は、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値よりも優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値を超過したと判断する。この時、通信制御装置(100)は、『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うものとする。
次に、通信制御装置(100)は、『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行っている間に、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値を超過したと判断したと仮定する。
この時、通信制御装置(100)は、『pri:3』に該当する第3の閾値に対応付けられた第3の制御内容に基づく第3の通信制御を行わず、『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を維持するように制御する。
これにより、トラフィック量が『pri:3』に該当する第3の閾値よりも優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値を超過し、その『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行っている間に、一旦、トラフィック量が『pri:2』に該当する第2の閾値を超過しない状態に遷移し、その後、トラフィック量が『pri:2』に該当する第2の閾値よりも優先度の低い『pri:3』に該当する第3の閾値を超過した場合でも、その『pri:3』に該当する第3の閾値に対応付けられた第3の制御内容に基づく第3の通信制御を行わず、『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の通信制御を維持するようにすることで、優先度の高い『pri:2』に該当する第2の閾値に対応付けられた第2の通信制御を所定時間保持することが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態における通信制御システムは、受信パケットに対して行った制御内容の頻度を、識別情報毎に通信制御装置(100)において管理し、受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、各々の閾値に対応付けて管理している優先度を通信制御装置(100)が変更することを特徴とするものである。
これにより、通信制御装置(100)は、受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、優先度を変更することが可能となる。以下、図10、11を参照しながら、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態における通信制御装置(100)は、図10に示す管理テーブルを記憶部(104)に記憶して管理することになる。
なお、図10に示す管理テーブルは、『項番』と、『識別情報』と、『閾値』と、『制御内容』と、『優先度』と、『頻度』が対応付けられて管理されている。なお、図10に示す管理テーブルは、図4に示す管理テーブルに対して、『頻度』が新たに追加されたものである。なお、『頻度』とは、受信パケットに対して行った制御内容の頻度を示す情報である。
なお、図10に示すテーブル構成は、一例であり、受信パケットに含まれる『識別情報』毎に、受信パケットに対して行った制御内容の『頻度』を管理することが可能であれば、あらゆる管理方法を適用することが可能である。
なお、本実施形態における通信制御装置(100)は、図10に示す管理テーブルにて管理されている『頻度』に応じて『優先度』の順番を変更することになる。これにより、受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、優先度を変更することが可能となる。
例えば、図10に示す管理テーブルでは、識別情報『A』の受信パケットに対して行った制御内容『a』は、『3回』であり、制御内容『b』は、『5回』であり、制御内容『c』は、『1回』であり、制御内容『d』は、『8回』となっている。
通信制御装置(100)は、図10に示す管理テーブルを記憶部(104)にて管理している状態で、優先度の変更制御を行った場合には、通信制御装置(100)は、図10に示す管理テーブルにて管理されている『優先度』の順番『3→4→1→2』を、図11に示す管理テーブルのように『3→2→4→1』の順に変更することになる。即ち、受信パケットに対して行った制御内容の頻度が多い程、優先度を高く変更することになる。
これにより、通信制御装置(100)は、受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、優先度を変更することが可能となるため、図7に示す処理フローを効率的に行うことが可能となる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。
第5の実施形態における通信制御システムは、受信パケットに対して行った制御内容の頻度を、識別情報毎に通信制御装置(100)において管理し、その受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、各々の閾値に対応付けて管理している優先度を通信制御装置(100)が変更することにした。
第6の実施形態における通信制御システムは、受信パケットに対して行った制御内容の頻度を、識別情報毎に通信制御管理装置(300)において管理し、受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、各々の閾値に対応付けて管理している優先度を通信制御管理装置(300)が変更することを特徴とするものである。
これにより、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、各々の閾値に対応付けて管理している優先度を変更することが可能となる。
このため、例えば、通信制御管理装置(300)が複数の通信制御装置(100)を管理している場合には、通信制御管理装置(300)は、複数の通信制御装置(100)から情報を取得することになり、通信制御管理装置(300)は、複数の通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、各々の閾値に対応付けて管理している優先度を変更することが可能となる。以下、図10、11を参照しながら、第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態における通信制御管理装置(300)は、図10に示す管理テーブルを記憶部(303)に記憶して管理することになる。
なお、図10に示す管理テーブルは、『項番』と、『識別情報』と、『閾値』と、『制御内容』と、『優先度』と、『頻度』が対応付けられて管理されている。
なお、本実施形態における通信制御管理装置(300)は、図10に示す管理テーブルにて管理されている『頻度』に応じて『優先度』の順番を変更することになる。これにより、通信制御管理装置(300)は、通信制御装置(100)が受信パケットに対して行った制御内容の頻度に応じて、優先度を変更することが可能となり、図10に示す管理テーブルを記憶部(303)にて管理している状態で、優先度の変更制御を行った場合には、通信制御管理装置(300)は、図10に示す管理テーブルにて管理されている『優先度』の順番『3→4→1→2』を、図11に示す管理テーブルのように『3→2→4→1』の順に変更することになる。即ち、受信パケットに対して行った制御内容の頻度が多い程、優先度を高く変更することになる。
そして、通信制御管理装置(300)は、優先度を変更した図11に示す管理テーブルの情報を通信制御装置(100)に通知する。
なお、通信制御管理装置(300)は、通信制御管理装置(300)において優先度が変更されたと判断した際に、優先度を変更した際の情報を通信制御装置(100)に通知することになる。
これにより、通信制御装置(100)は、通信制御管理装置(300)から通知された情報を基に、記憶部(104)にて記憶している図4に示す管理テーブルを、図12に示すように『優先度』を変更することになる。
これにより、通信制御装置(100)は、通信制御管理装置(300)から通知された情報を基に、優先度を変更することが可能となるため、図7に示す処理フローを効率的に行うことが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した図1に示す通信制御システムは、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、が1対1で接続しているシステム構成としたが、通信制御装置(100)と、通信制御管理装置(300)と、がN対1で接続している構成とし、通信制御管理装置(300)が複数の通信制御装置(100)を管理するように構築することも可能である。
また、本実施形態における『識別情報』は、受信パケットに含まれる情報であれば、あらゆる情報を適用することが可能であり、例えば、図3に示す管理テーブルを、図13に示すように構成することも可能である。なお、図13に示す管理テーブルは、『識別情報』として、『送信元IPアドレス』、『送信先IPアドレス』、『プロトコル』、『送信元ポート番号』、『送信先ポート番号』を適用した場合である。なお、『識別情報』を詳細にすることで、受信パケットを詳細に管理することが可能となる。
また、上述した実施形態の通信制御システムでは、通信制御装置(100)は、受信パケットに含まれる識別情報毎に、受信パケットのトラフィック量を測定し、識別情報毎のトラフィック量に応じた通信制御を、受信パケットに対して行うことにしたが、通信制御装置(100)は、受信パケットに含まれる識別情報毎に、受信パケットのフローエラーのトラフィック量を測定し、識別情報毎のトラフィック量に応じた通信制御を、受信パケットに対して行うように制御することも可能である。これにより、セキュリティを向上させることが可能となる。
また、上述した実施形態の通信制御システムを構成する通信制御装置(100)、通信制御管理装置(300)等の制御装置における制御動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能であり、また、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体から上記プログラムを、上述した各制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、各制御装置において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器から上記プログラムを上述した各制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、各制御装置において実行させることも可能である。
本発明にかかる通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラムは、パケットデータを制御する通信装置に適用可能である。
本実施形態の通信制御システムのシステム構成を示す図である。 本実施形態の通信制御システムを構成する通信制御装置(100)の内部構成を示す図である。 本実施形態の通信制御装置(100)を構成するカウンタ(102)にてカウントした受信パケットの『トラフィック量』を『識別情報』毎に管理するための管理テーブルのテーブル構成例を示す図である。 本実施形態の通信制御装置(100)の記憶部(104)に記憶して管理する管理テーブルのテーブル構成例を示す図である。 本実施形態の通信制御システムを構成する通信制御管理装置(300)の内部構成を示す図である。 本実施形態の通信制御管理装置(300)の記憶部(303)に記憶して管理する管理テーブルのテーブル構成例を示す図である。 本実施形態の通信制御装置(100)で行う制御動作を説明するための図である。 第2の実施形態の通信制御装置(100)で行う制御動作を説明するための図である。 第3の実施形態の通信制御装置(100)で行う制御動作を説明するための図である。 第5の実施形態の通信制御装置(100)の記憶部(104)、または、第6の実施形態の通信制御管理装置(300)の記憶部(303)に記憶して管理する管理テーブルのテーブル構成例を示す図であり、『優先度』を変更する前の状態を示す図である。 第5の実施形態の通信制御装置(100)の記憶部(104)、または、第6の実施形態の通信制御管理装置(300)の記憶部(303)に記憶して管理する管理テーブルのテーブル構成例を示す図であり、『優先度』を変更した後の状態を示す図である。 第6の実施形態の通信制御装置(100)の記憶部(104)に記憶して管理する管理テーブルのテーブル構成例を示す図であり、『優先度』を変更した後の状態を示す図である。 図3に示す管理テーブルの変形構成例を示す図である。
符号の説明
1−1〜N:Nは、任意の整数 通信装置
100 通信制御装置
101 通信部
102 カウンタ
103 制御部
104 記憶部
200 ネットワーク
300 通信制御管理装置
301 通信部
302 制御部
303 記憶部

Claims (21)

  1. 受信パケットを制御する通信制御装置であって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
    前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
    を有することを特徴とする通信制御装置。
  2. 受信パケットを制御する通信制御装置であって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
    前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
    を有することを特徴とする通信制御装置。
  3. 前記管理手段は、各々の閾値に対応づけて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度を管理し、
    前記制御内容の頻度に応じて、前記優先度を変更する変更手段を有し、
    前記設定手段は、前記変更手段により変更された前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定することを特徴とする請求項2記載の通信制御装置。
  4. 前記設定手段は、前記優先度の高い順に、前記閾値の順番を設定することを特徴とする請求項1または3に記載の通信制御装置。
  5. 前記受信パケットに対して行う通信制御を所定時間保持する第1の保持手段を有することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信制御装置。
  6. 前記第1の保持手段は、
    前記トラフィック量が第1の閾値を超過した場合に、当該第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を前記受信パケットに対して行っている間に、前記トラフィック量が前記第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合でも、前記第1の通信制御を所定時間保持することを特徴とする請求項5記載の通信制御装置。
  7. 前記第1の保持手段は、
    前記第1の通信制御を所定時間保持した後に、前記第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を行うように制御することを特徴とする請求項6記載の通信制御装置。
  8. 前記第1の保持手段は、
    前記第1の通信制御を所定時間保持した後に、前記トラフィック量が前記第2の閾値を超過した場合に、前記第2の通信制御を行うように制御することを特徴とする請求項7記載の通信制御装置。
  9. 前記受信パケットに対して行う通信制御を、他の通信制御を前記受信パケットに対して行う旨の指示を受け付けるまで保持する第2の保持手段を有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の通信制御装置。
  10. 前記第2の保持手段は、
    前記トラフィック量が第1の閾値を超過した場合に、当該第1の閾値に対応付けられた第1の制御内容に基づく第1の通信制御を前記受信パケットに対して行っている間に、前記トラフィック量が前記第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合でも、当該第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を前記受信パケットに対して行う旨の指示を受け付けるまで、前記第1の通信制御を保持することを特徴とする請求項9記載の通信制御装置。
  11. 前記第2の保持手段は、
    前記トラフィック量が前記第2の閾値を超過した場合に、前記第2の通信制御を行うか否かの通知を行い、前記第2の通信制御を前記受信パケットに対して行う旨の指示を受け付けるまで、前記第1の通信制御を保持することを特徴とする請求項10記載の通信制御装置。
  12. 前記トラフィック量が第1の閾値よりも優先度の高い第2の閾値を超過した場合に、当該第2の閾値に対応付けられた第2の制御内容に基づく第2の通信制御を前記受信パケットに対して行っている間に、前記トラフィック量が前記第1の閾値を超過した場合でも、前記第2の通信制御を保持する第3の保持手段を有することを特徴とする請求項5から11の何れか1項に記載の通信制御装置。
  13. 前記測定手段は、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのフローエラーのトラフィック量を測定することを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載の通信制御装置。
  14. 受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
    前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知手段と、を有し、
    前記通信制御管理装置は、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理手段を有することを特徴とする通信制御システム。
  15. 受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定手段と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段と、
    前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御手段と、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知手段と、を有し、
    前記通信制御管理装置は、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理手段を有することを特徴とする通信制御システム。
  16. 受信パケットを制御する通信制御装置で行う通信制御方法であって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、を、前記通信制御装置が行うことを特徴とする通信制御方法。
  17. 受信パケットを制御する通信制御装置で行う通信制御方法であって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、を、前記通信制御装置が行うことを特徴とする通信制御方法。
  18. 受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムで行う通信制御方法であって、
    前記通信制御装置は、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知工程と、を、行い、
    前記通信制御管理装置は、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理工程を行うことを特徴とする通信制御方法。
  19. 受信パケットを制御する通信制御装置と、前記通信制御装置を管理する通信制御管理装置と、を有して構成される通信制御システムで行う通信制御方法であって、
    前記通信制御装置は、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定工程と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御工程と、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を前記通信制御管理装置に通知する通知工程と、を、行い、
    前記通信制御管理装置は、
    前記受信パケットに対して行った制御内容を、前記識別情報毎に管理する管理工程を行うことを特徴とする通信制御方法。
  20. 受信パケットを制御する通信制御装置に実行させる通信制御プログラムであって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定処理と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する際の優先度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記優先度を基に、前記閾値の順番を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御処理と、を、前記通信制御装置に実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
  21. 受信パケットを制御する通信制御装置に実行させる通信制御プログラムであって、
    前記受信パケットに含まれる識別情報毎に、前記受信パケットのトラフィック量を測定する測定処理と、
    閾値と、前記受信パケットに対して行う制御内容と、前記受信パケットに対して行った制御内容の頻度と、を対応付けて前記識別情報毎に複数管理する管理手段の前記制御内容の頻度に応じて、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断する際の前記閾値の順番を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定した前記閾値の順番で、前記トラフィック量が前記閾値を超過したか否かを判断し、前記トラフィック量が前記閾値を超過した場合に、当該閾値に対応付けられた前記制御内容に基づく通信制御を、前記受信パケットに対して行う制御処理と、を、前記通信制御装置に実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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