JP4838946B2 - Suture tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体組織を縫合するために使用される縫合具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、管腔臓器を縫合する技術として、金属製のステープルを用いるものが知られている。しかし、内径の細い管腔臓器を縫合する場合には、縫合する組織縁が比較的大きくなるため、金属製のステープルを使用して簡単に縫合することができない。
【0003】
そこで、術者が縫合針や縫合糸等を用いて、手作業での縫合操作を行なうが、身体の特定部位、例えば骨盤腔内においては、周囲の空間が狭く縫合操作が困難であるため、手術時間が長くなり、患者の身体への負担が大きくなるとともに、術者の疲労も大きくなるという問題がある。
【0004】
そのため、狭い場所での縫合も行なえる縫合具がUSP5308353号によって提案されている。このUSP5308353号に開示された縫合具は、長軸部材にフック型(円弧状)の縫合針を回転可能に取り付けて成る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、USP5308353号で提案されている縫合具は、長軸部材に縫合針が取り付けられているだけで、縫合針自体が長軸部材に対して単独で移動することができない(縫合針が長軸部材と一体で移動する)。そのため、骨盤腔のように、体腔側からのアプローチが一方向からしか得られない部位の場合、長軸部材が周囲の組織と干渉して動きが制約されてしまうと、先端にある縫合針を思い通りに動かすことが困難となる。したがって、複雑な動きが必要とされる吻合のための縫合操作が難しい。
【0006】
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、縫合部の周囲に十分な空間が無くても、縫合操作が容易に行なえ、手術時間を短縮できる縫合具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の一態様の縫合具は、体内の管腔内に挿入可能な外套管と、前記外套管のチャンネル内に進退可能に挿通された縫合針と、前記外套管の手元側に設けられ、前記縫合針の進退操作を行なう操作手段を有する把持部と、前記穿刺針の先端に保持された縫合糸を前記把持部まで案内する縫合糸案内部と、を備え、前記縫合針は、前記外套管のチャンネルの先端開口から突没可能な先端の穿刺部と、この穿刺部の基端に連接され且つ所定の方向に湾曲可能な弾性部と、この弾性部の基端に連接する長尺な軸部と、前記弾性部の先端側に設けられたワイヤ固定部とから成り、前記ワイヤ固定部に固定されたワイヤは、前記外套管内のチャンネルを通じて前記把持部へと延びており、その端部が前記把持部に設けられたアングルノブに接続され、前記アングルノブの操作により前記ワイヤを押し引き操作することで、前記弾性部が湾曲して、前記穿刺部の向きを変更することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0009】
図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示している。図1〜図3に示されるように、本実施形態の縫合具1は、術者が保持するための把持部2と、この把持部2に接続され且つその全長にわたってチャンネル4が形成された細長の外套管3と、外套管3のチャンネル4内に挿通された縫合針9とを備えている。縫合針9は、外套管3のチャンネル4の先端開口部5から突出可能な穿刺部6と、穿刺部6の基端側に連設された弾性部7と、弾性部7の基端から延びる長尺な軸部8とから成る。
【0010】
縫合針9の穿刺部6には、縫合糸11が通される貫通孔10が設けられている。また、縫合針9の弾性部7は、一方向に曲り癖を有しており、チャンネル4内ではチャンネル4の内面に押圧されて略直線形状に保持されるが、チャンネル4から突出されて外力が作用していない状態では、一方向に湾曲するようになっている。また、外套管3の内面と縫合針9の軸部8との間のチャンネル4の部位は、穿刺部6の孔10から把持部2へ向けて縫合糸11を案内する縫合糸案内部12となっている。
【0011】
把持部2には、外套管3の長手軸方向に沿ってスライド可能な操作ツマミ(操作手段)13が設けられている。この場合、操作ツマミ13は、把持部2に設けられたスリット50に係合し、このスリット50によってそのスライド移動が案内される。
【0012】
また、操作ツマミ13には、縫合針9の基端部が接続されている。したがって、操作ツマミ13を把持部2に対して軸方向にスライドさせると、縫合針9の全体が前後方向(外套管3の長手軸方向)に移動する。
【0013】
次に、上記構成の縫合器1の作用について説明する
図4は、縫合具1を用いてヒトの尿道を吻合する際の各器具の配置状態を示している。図示のように、縫合具1の外套管3は、会陰部14から外尿道口15を経て尿道16内に挿入されている。また、腹壁17を貫通するように一対のトロッカー18が留置されている。そして、一方のトロッカー18を介して内視鏡19が腹腔21内に挿入され、他方のトロッカー18を介して鉗子等の腹腔鏡下手術用処置具20が腹腔21内に挿入されている。なお、内視鏡19はカメラヘッド24を介して図示しないテレビカメラ装置に接続されており、内視鏡19の画像をテレビ画面上で観察できるようになっている。
【0014】
図5には、図4の配置状態で吻合作業を行なう手順が拡大して示されている。まず、図5の(a)に示されるように、縫合具1の外套管3の先端を、尿道16の切断部23の一方の切断端23aに位置させる。そして、その状態で、操作ツマミ13を前方へスライドさせて、縫合針9の穿刺部6を外套管3から突出させていく。この時、一方向に曲り癖を有する弾性部7が外套管3から突出するにつれて、穿刺針6は、湾曲する弾性部7の作用により、尿道16の壁部25に向けて方向付けられ、穿刺部6による第1の穿刺が行なわれる。すなわち、尿道16の壁部25を穿刺部6が貫通し、穿刺部6の孔10に通された縫合糸11の先端が尿道16の外側すなわち腹腔21内へ導入される。また、この時、腹腔21内に位置している内視鏡19によって縫合糸11が観察されるようになる。
【0015】
縫合糸11が腹腔21内に導入されたら、腹腔鏡下手術用処置具20を用いて縫合糸11を把持して牽引し、十分な長さの縫合糸11を腹腔21内に導入する。このようにすれば、その後に縫合針9を尿道16の内側へ引き戻しても、縫合糸11の先端を腹腔21内に残留させることができる。
【0016】
十分な長さの縫合糸11を腹腔21内に導入したら、続いて、縫合針9を、一旦、外套管3のチャンネル4内に収納する。そして、尿道16内で外套管3を先端方向へ押し進めて、外套管3の先端を尿道16の切断部23の他方の切断端23bに位置させる。そして、その状態で、再度、操作ツマミ13を前方へスライドさせて、縫合針9の穿刺部6を外套管3から突出させ、図5の(b)に示されるように穿刺部6を尿道壁部25の内側から外側へ貫通させる第2の穿刺を行なう。その後、第1の穿刺の場合と同様に、腹腔鏡下手術用処置具20を用いて、十分な長さの縫合糸11を腹腔21内へ導入し、適当な長さで縫合糸11を切断する。
【0017】
この状態では、図5の(c)に示されるように、縫合糸11は、その両端26が腹腔21内にある。すなわち、縫合糸11は、腹腔21内から尿道切断部23の一方の切断端23aを貫通して尿道16内に達し、他方の切断端23bを貫通して再び腹腔21内に達している。したがって、腹腔21内で縫合糸11の両端26を掴んで結び目を作れば、尿道16を縫合糸11によって結紮することができる。この手順を繰り返し行なって、尿道の壁部25の全周に渡って結紮を形成すれば、尿道16の吻合が完成する。なお、腹腔21内での操作は、腹腔鏡19を使用して行なう他、腹壁を大きく切開して術者の直視下で行なっても良い。
【0018】
以上説明したように、本実施形態の縫合具1は、体内の管腔内に挿入可能な外套管3と、外套管3のチャンネル内に進退可能に挿通された縫合針9と、外套管3の手元側に設けられ且つ縫合針9の進退操作を行なう操作ツマミ13を有する把持部2と、穿刺針9の先端に保持された縫合糸11を把持部2まで案内する縫合糸案内部12とを備え、縫合針9は、外套管3のチャンネルの先端開口から突没可能な先端の穿刺部6と、この穿刺部6の基端に連接され且つ所定の方向に湾曲可能な弾性部7と、この弾性部7の基端に連接する長尺な軸部8とから成る。しかも、弾性部7は、一方向に曲り癖を有しており、外套管3から突出するにつれて尿道16の壁部25に向けて方向付けられるようになっている。
【0019】
そのため、腹壁17の外側からの手術操作と縫合具1による尿道16内からの操作とを協働させれば、膀胱22の遠位部の尿道16に生じた切断端23を容易に縫合して吻合することができる。すなわち、本実施形態の縫合器1は、管腔臓器の内側に挿入されて、外側に位置する内視鏡下手術用器具20を補助することにより、内視鏡下での縫合を容易にするものであり、外套管3の回転および進退、外套管3に対する穿刺部6の突没操作のみで、複雑な操作を要せずとも、径が細く周囲に空間的余裕が少ない生体部位を縫合することができる。つまり、骨盤腔のように、体腔側からのアプローチが一方向からしか得られない部位の場合であって、外套管3が周囲の組織と干渉して動きが制約されてしまうようなことが仮にあったとしても、縫合針9を外套管3に対して進退させることができるとともに、弾性部7の作用により穿刺部6を尿道16の壁部25に容易に方向付けることができるため、複雑な動きが必要とされる吻合のための縫合操作がし易い。言い換えると、縫合部の周囲に十分な空間が無くても、縫合操作が容易に行なえ、手術時間を短縮できる。
【0020】
図6は本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0021】
図示のように、本実施形態の縫合具1Aでは、縫合針9の穿刺部6から把持部2へと案内される長尺の縫合糸11を巻き付けるためのホルダ27が把持部2に設けられている。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0022】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、縫合糸11を絡みにくくすることができる。
【0023】
図7および図8は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
図示のように、本実施形態の縫合具1Bでは、図7に示されるように、外套管3の先端が閉塞されており、その代わり、チャンネル4に連通する先端開口部5が外套管3の側面に形成されている。
【0025】
また、本実施形態の縫合具1Bでは、弾性部7に曲がり癖が付けられておらず、その代わり、図8の(a)に示されるように、穿刺部6を先端開口部5へと案内するガイド面51が外套管3の先端閉塞部に形成されている。
【0026】
したがって、図8の(b)に示されるように、操作ツマミ13を用いて縫合針9を先端方向にスライドさせると、縫合針9の先端側は、弾性部7の変形とガイド面51による案内とによって、チャンネル4の先端開口部5へと湾曲しながら進み、穿刺部6が外套管3の外側へと突出して例えば尿道16の壁部25へと方向付けられる。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0027】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、弾性部7に曲がり癖を付ける必要がないため、縫合針9の作成が容易になる。
【0028】
図9は本発明の第4の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】
図示のように、本実施形態の縫合具1Cでは、縫合針9の弾性部7の先端側にワイヤ固定部29が設けられ、このワイヤ固定部29にワイヤ30が固定されている。ワイヤ30は、外套管3内のチャンネル4を通じて把持部2へと延びており、その端部が把持部2に設けられたアングルノブ31に接続されている。アングルノブ31は、例えば操作ノブ13と同心的に一体で設けられるとともに、回転操作されることによりワイヤ30を押し引き操作できるようになっている。
【0030】
このような構成では、アングルノブ31を回転操作してワイヤ30を把持部2側へ牽引すると、図9の(b)に示されるように、弾性部7が湾曲して、穿刺部6が一方向(例えば尿道16の壁部25)に方向付けられる。一方、アングルノブ31を逆方向に回転操作してワイヤ30の牽引を解除すると、弾性部7は元の直線形状に復帰して、穿刺部6は外套管3の軸方向に方向付けられるようになる。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0031】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、縫合針9の湾曲度合いの調節が容易になる。
【0032】
図10および図11は本発明の第5の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】
図10に示されるように、本実施形態の縫合具1Dでは、縫合針9が中空に形成されている。また、図11に明確に示されるように、縫合糸11は、中空の縫合針9の挿通孔32を通じて、把持部2から縫合針9の穿刺部6まで案内され、穿刺部6に形成された孔10から縫合針9の外側へと延びている。なお、孔10の位置は、穿刺部6の先端付近であれば良い。また、孔10の形状は、その縁で縫合糸11を傷付けないように、角を取った滑らかな形状であることが望ましい。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0034】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、縫合針9が進退する外套管3のチャンネル4内で縫合糸11が絡まることを防止できる。
【0035】
図12および図13は本発明の第6の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】
図12に示されるように、本実施形態の縫合具1Eは、縫合糸案内部12からの縫合糸11の脱落を防止するための脱落防止機構を有している。すなわち、縫合針9の先端部分には、縫合糸11を縫合針9に密着させるための固定部材33が設けられている。図13の(a)(b)に明確に示されるように、固定部材33と縫合針9との間には狭い隙間34が形成されており、縫合糸11は、この隙間34を通ることによって、前後方向への牽引に対して摩擦による大きな抵抗を受けるようになっている。また、図13の(b)に示されるように、固定部材33は、横方向に縫合糸11が移動しないように、その左右端部が縫合針9と密着している。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0037】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、縫合糸11が縫合針9から脱落することを防止できる。
【0038】
なお、縫合針9が第5の実施形態のように中空形状を成している場合には、図14に示されるように、固定部材33は縫合針9の内部に設けられる。この図14の例では、縫合針9の軸部8の壁部を切り欠いて挿通孔32内に落とし込むことによって固定部材33が形成されている。また、縫合糸案内部12からの縫合糸11の脱落を防止する脱落防止機構の他の実施例としては、図15に示されるように、固定部材33を把持部2へ捩じ込むことによって、縫合糸11のためのホルダ27の回転を妨げることが考えられる。
【0039】
図16〜図18は本発明の第7の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】
図16に示されるように、本実施形態の縫合具1Fでは、外套管3が不透明の材料によって形成されており、外套管3の側面に縫合針突出孔35が設けられている。図17に明確に示されるように、外套管3内には縫合針9を挿通するためのチャンネル4の他、光源を導入するための光源チャンネル36が形成されている。チャンネル4と光源チャンネル36との間の隔壁37は、縫合針突出孔35の位置で寸断されているか、あるいは、縫合針突出孔35と対向する部位が透明材料によって形成されており、光の透過を遮らないようになっている。なお、縫合針9を挿通するチャンネル4および光源チャンネル36の先端部は開口していても閉塞されていても良い。それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0041】
このような構成の縫合具1Fを用いて尿道16の吻合を行っている様子が図18に示されている。図示のように、縫合具1Fは、尿道16内に挿入され、その外套管3の先端部が尿道16の遠位の切断端23に達している。また、光源装置からの強い光は、光ファイバーで構成されたライトガイド38等を用いて、縫合具1Fの光源チャンネル36の先端部まで導入され、縫合針突出孔35から外套管3の外側へ漏れ出している。この状態で、腹腔側から観察すると、尿道壁25を透過する光点39を観察でき、これにより、縫合針突出孔35を確認することができる。
【0042】
光源は、体外の光源装置を用いる他、チャンネルの先端部に光を導入することが可能であれば、先端にランプやLEDなどの発光体を取り付けたものを使用しても良い。腹腔側からの観察は、腹腔側を照らす光の光量を落とすことによって、容易となる。また、外套管3のチャンネルは、縫合針9と光源とを同時に挿入できるサイズの単一のチャンネルであっても良い。
【0043】
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、縫合針9の穿刺位置を正確に把握することが可能となる。なお、本実施形態においては、縫合具のチャンネルに縫合針および光源を挿入する他、内視鏡を挿入して尿道内部から観察しながら縫合操作を進めても良い。内視鏡を利用する場合には、光源のみを独立させて挿入せず、内視鏡の光源を穿刺位置確認に用いても良い。また、縫合具そのものを内視鏡装置内に設けても良い。すなわち、内視鏡に設けたチャンネルに縫合具を組み合わせて使用できるように構成する。また、縫合具は、軸を中心に縫合針を回転させる機構を有していても良い。
【0044】
なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下の示されるような各種の構成が得られる。
【0045】
1.体内の管腔臓器内に挿入されるチャンネル内に挿通され、このチャンネルの先端開口より突出可能な穿刺部と、この穿刺部の基端側に接続された弾性部を、この弾性部の基端側に接続された細長の軸部とを有する縫合針と、
前記チャンネルの基端側開口部より基端側に突出して前記縫合針の基端側に設けられた把持部と、
前記穿刺部に設けられた孔から前記把持部まで縫合糸を案内する縫合糸案内部と、
を設けたことを特徴とする縫合具。
2.前記縫合針が前記管腔臓器の内側より外側に導出した縫合糸を前記管腔臓器の外側に挿入された鉗子によって把持可能な第1項に記載の縫合具。
3.前記弾性部が一方向に曲がり癖を有する第1項に記載の縫合具。
4.前記縫合糸案内部が前記弾性部及び軸部に設けられた溝部である第1項に記載の縫合具。
5.前記把持部には前記縫合糸を巻回するホルダを備えた第1項に記載の縫合具。
【0046】
6.前記弾性部の先端に接合された先端部と前記把持部に設けられたアングルノブに接続された基端部とを有するワイヤを前記アングルノブの回動により押し引きして前記弾性部を湾曲する第1項に記載の縫合具。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の縫合具によれば、縫合部の周囲に十分な空間が無くても、縫合操作が容易に行なえ、手術時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る縫合具の穿刺部突出時の側面図である。
【図2】図1の縫合具の穿刺部収納時の断面図である。
【図3】図1の縫合具の外套管の先端部の拡大断面図である。
【図4】図1の縫合具を用いてヒトの尿道を吻合する際の各器具の配置状態を示す断面図である。
【図5】図4の配置状態で吻合作業を行なう手順を拡大して示しており、(a)は第1穿刺時、(b)は第2穿刺時、(c)は結紮直前の状態をそれぞれ示している。
【図6】(a)は本発明の第2の実施形態に係る縫合具の穿刺部突出時の側面図、(b)は(a)の縫合具の穿刺部収納時の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る縫合具の穿刺部収納時の側面図である。
【図8】図7の縫合具の外套管の先端部の拡大断面図であり、(a)は穿刺部収納時、(b)は刺部突出時をそれぞれ示している。
【図9】(a)は本発明の第4の実施形態に係る縫合具の穿刺部突出時の側面図、(b)は(a)の縫合具の弾性部湾曲時の断面図である。
【図10】本発明の第5の実施形態に係る縫合具の穿刺部突出時の側面図である。
【図11】図10の縫合具の外套管の先端部の拡大断面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態に係る縫合具の穿刺部突出時の側面図である。
【図13】(a)は図12の縫合具の外套管の先端部の拡大断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図14】(a)は本発明の第6の実施形態の第1の変形例に係る縫合具の先端部の斜視図、(b)は(a)の縫合具の断面図である。
【図15】本発明の第6の実施形態の第2の変形例に係る縫合具の側面図である。
【図16】本発明の第7の実施形態に係る縫合具の斜視図である。
【図17】図16の縫合具の断面図である。
【図18】図16の縫合具の作用を示す概略図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F…縫合具
2…把持部
3…外套管
4…チャンネル
5…先端開口
6…穿刺部
7…弾性部
8…軸部
9…縫合針
11…縫合糸
12…縫合糸案内部
13…操作ツマミ(操作手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suturing tool used for suturing a living tissue.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a technique for suturing a luminal organ, a technique using a metal staple is known. However, when a hollow organ with a small inner diameter is sutured, the tissue edge to be sutured becomes relatively large, and therefore, it cannot be easily sutured using metal staples.
[0003]
Therefore, the operator manually performs a suturing operation using a suture needle, a suture thread, etc., but in a specific part of the body, for example, in the pelvic cavity, the surrounding space is narrow and the suturing operation is difficult. There is a problem that the operation time becomes longer, the burden on the patient's body increases, and the surgeon's fatigue also increases.
[0004]
Therefore, USP 5308353 proposes a suturing tool capable of suturing in a narrow place. The suturing tool disclosed in US Pat. No. 5,308,353 is formed by rotatably attaching a hook-type (arc-shaped) suturing needle to a long shaft member.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the suturing tool proposed in US Pat. No. 5,308,353 simply has a suturing needle attached to the long axis member, and the suturing needle itself cannot move alone with respect to the long axis member (the suturing needle is long axis). Move together with the member). Therefore, in the case where the approach from the body cavity side can be obtained only from one direction, such as the pelvic cavity, if the long axis member interferes with the surrounding tissue and the movement is restricted, the suture needle at the tip is It becomes difficult to move as intended. Therefore, it is difficult to perform a suturing operation for anastomosis that requires complicated movement.
[0006]
The present invention has been made by paying attention to the above circumstances, and the purpose of the present invention is to provide a suturing instrument that can easily perform a suturing operation and reduce the operation time even if there is not enough space around the suturing portion. Is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a suturing device according to an aspect of the present invention includes a mantle tube that can be inserted into a body lumen, a suturing needle that is inserted in a channel of the mantle tube so as to be able to advance and retreat, and the mantle. A gripping portion provided on the proximal side of the tube and having an operating means for advancing and retracting the suture needle; and a suture guide portion for guiding the suture held at the tip of the puncture needle to the gripping portion. The suture needle includes a puncture portion at a distal end that can project and retract from a distal end opening of the channel of the outer tube, an elastic portion that is connected to a proximal end of the puncture portion and can be bent in a predetermined direction, A long shaft portion connected to the proximal end and a wire fixing portion provided on the distal end side of the elastic portion, and the wire fixed to the wire fixing portion is connected to the gripping portion through a channel in the outer tube. And its end is provided on the gripping part. Is connected to the angle knob, said by operating the angle knob by pushing and pulling operation of the wire, and wherein the elastic portion is curved, you and changes the orientation of the puncture.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0009]
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1 to FIG. 3, the
[0010]
The
[0011]
The
[0012]
Further, the proximal end portion of the
[0013]
Next, FIG. 4 for explaining the operation of the
[0014]
FIG. 5 shows an enlarged procedure for performing the anastomosis operation in the arrangement state of FIG. First, as shown in FIG. 5A, the distal end of the
[0015]
When the
[0016]
After the
[0017]
In this state, as shown in FIG. 5C, both ends 26 of the
[0018]
As described above, the
[0019]
Therefore, if the operation from the outside of the
[0020]
FIG. 6 shows a second embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0021]
As illustrated, in the
[0022]
Therefore, according to the present embodiment, the same operational effects as those of the first embodiment can be obtained, and the
[0023]
7 and 8 show a third embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0024]
As shown in the drawing, in the
[0025]
Further, in the
[0026]
Therefore, as shown in FIG. 8B, when the
[0027]
Therefore, according to the present embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and it is not necessary to bend the
[0028]
FIG. 9 shows a fourth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0029]
As illustrated, in the
[0030]
In such a configuration, when the
[0031]
Therefore, according to the present embodiment, the same function and effect as those of the first embodiment can be obtained, and the bending degree of the
[0032]
10 and 11 show a fifth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0033]
As shown in FIG. 10, in the
[0034]
Therefore, according to the present embodiment, the same operational effects as those of the first embodiment can be obtained, and the
[0035]
12 and 13 show a sixth embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0036]
As shown in FIG. 12, the
[0037]
Therefore, according to the present embodiment, the same operational effects as those of the first embodiment can be obtained, and the
[0038]
When the
[0039]
16 to 18 show a seventh embodiment of the present invention. In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0040]
As shown in FIG. 16, in the
[0041]
FIG. 18 shows a state in which the
[0042]
As the light source, an external light source device may be used, and a light source such as a lamp or LED attached to the tip may be used as long as light can be introduced into the tip of the channel. Observation from the abdominal side is facilitated by reducing the amount of light that illuminates the abdominal side. The channel of the
[0043]
Therefore, according to the present embodiment, it is possible to obtain the same operational effects as those of the first embodiment and to accurately grasp the puncture position of the
[0044]
In addition, according to the technical content demonstrated above, the various structures as shown below are obtained.
[0045]
1. A puncture part that is inserted into a channel that is inserted into a luminal organ in the body and can protrude from the distal end opening of the channel, and an elastic part connected to the proximal end side of the puncture part are connected to the base end of the elastic part. A suture needle having an elongated shank connected to the side;
A gripping portion provided on the proximal end side of the suturing needle so as to protrude from the proximal end opening portion of the channel toward the proximal end side;
A suture guide portion for guiding a suture from a hole provided in the puncture portion to the grip portion;
A suturing device characterized by comprising:
2. The suturing device according to
3. The suturing tool according to
4). The suturing tool according to
5). The suturing tool according to
[0046]
6). A wire having a distal end portion joined to the distal end of the elastic portion and a proximal end portion connected to an angle knob provided in the grip portion is pushed and pulled by turning the angle knob to bend the elastic portion. The suturing tool according to
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the suturing tool of the present invention, the suturing operation can be easily performed even if there is no sufficient space around the suturing portion, and the operation time can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a suturing tool according to a first embodiment of the present invention when a puncture portion is projected.
2 is a cross-sectional view of the suturing tool of FIG. 1 when the puncture portion is stored.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the distal end portion of the outer tube of the suturing tool of FIG. 1;
4 is a cross-sectional view showing an arrangement state of each instrument when anastomosing a human urethra using the suturing tool of FIG. 1; FIG.
5 is an enlarged view of the procedure for performing the anastomosis operation in the arrangement state of FIG. 4, wherein (a) is the first puncture, (b) is the second puncture, and (c) is the state immediately before ligation. Each is shown.
6A is a side view of the suturing device according to the second embodiment of the present invention when the puncture portion protrudes, and FIG. 6B is a cross-sectional view of the suturing device of FIG.
FIG. 7 is a side view of the suturing device according to the third embodiment of the present invention when the puncture unit is housed.
8 is an enlarged cross-sectional view of the distal end portion of the outer tube of the suturing tool shown in FIG. 7, wherein (a) shows the puncture portion stored, and (b) shows the piercing portion protruding.
FIG. 9A is a side view of the suturing device according to the fourth embodiment of the present invention when the puncture portion protrudes, and FIG. 9B is a cross-sectional view of the suturing device of FIG.
FIG. 10 is a side view of the suturing device according to the fifth embodiment of the present invention when the puncture portion is projected.
11 is an enlarged cross-sectional view of the distal end portion of the outer tube of the suturing tool of FIG.
FIG. 12 is a side view of the suturing tool according to the sixth embodiment of the present invention when the puncture portion protrudes.
13A is an enlarged cross-sectional view of the distal end portion of the outer tube of the suturing tool of FIG. 12, and FIG. 13B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
14A is a perspective view of a distal end portion of a suture tool according to a first modification of the sixth embodiment of the present invention, and FIG. 14B is a sectional view of the suture tool of FIG. 14A.
FIG. 15 is a side view of a suture tool according to a second modification of the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a perspective view of a suture tool according to a seventh embodiment of the present invention.
17 is a cross-sectional view of the suture tool shown in FIG. 16. FIG.
18 is a schematic view showing the operation of the suturing tool of FIG.
[Explanation of symbols]
1, 1A, 1B, 1C, 1D, 1E, 1F ...
Claims (1)
前記外套管のチャンネル内に進退可能に挿通された縫合針と、
前記外套管の手元側に設けられ、前記縫合針の進退操作を行なう操作手段を有する把持部と、
前記穿刺針の先端に保持された縫合糸を前記把持部まで案内する縫合糸案内部と、
を備え、
前記縫合針は、前記外套管のチャンネルの先端開口から突没可能な先端の穿刺部と、この穿刺部の基端に連接され且つ所定の方向に湾曲可能な弾性部と、この弾性部の基端に連接する長尺な軸部と、前記弾性部の先端側に設けられたワイヤ固定部とから成り、
前記ワイヤ固定部に固定されたワイヤは、前記外套管内のチャンネルを通じて前記把持部へと延びており、その端部が前記把持部に設けられたアングルノブに接続され、
前記アングルノブの操作により前記ワイヤを押し引き操作することで、前記弾性部が湾曲して、前記穿刺部の向きを変更することを特徴とする縫合具。An outer tube that can be inserted into a body lumen;
A suturing needle inserted into the channel of the outer tube so as to be able to advance and retreat;
A gripping portion provided on the proximal side of the outer tube and having an operation means for performing the advancement / retraction operation of the suture needle;
A suture guide portion for guiding the suture held at the tip of the puncture needle to the gripping portion;
With
The suture needle includes a distal end puncture portion that can project and retract from the distal end opening of the outer tube channel, an elastic portion that is connected to the proximal end of the puncture portion and can be bent in a predetermined direction, and a base of the elastic portion. A long shaft portion connected to the end, and a wire fixing portion provided on the distal end side of the elastic portion,
The wire fixed to the wire fixing portion extends to the grip portion through a channel in the outer tube, and an end thereof is connected to an angle knob provided in the grip portion,
The suturing instrument according to claim 1, wherein the elastic portion is bent and the direction of the puncture portion is changed by pushing and pulling the wire by operating the angle knob.
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