JP4833604B2 - 液化ガス移充填システム - Google Patents

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Description

本発明は、液化ガス燃料の供給技術に係り、特に、自動車用の液化ガス燃料を車載容器に供給する技術に関する。
自動車用の液化ガス燃料を自動車の燃料タンクに充填する方法として、特許文献1に記載された方法がある。この方法は、LPガスを液状態で貯槽装置に貯蔵し、水頭圧または/及び自重によって該LPガス液を貯槽装置から送出し、貯槽装置から送出されたLPガス液をLPガス加温器に所定量受け入れ、その後、LPガス加温器内のLPガス液を密封状態で加温し、蒸気圧を発生させることによりLPガス加温器の前記気相部分を加圧し、気相部分が加圧されることによってLPガス液をLPガス加温器から送出可能にし、LPガス加温器からLPガス液を移充填先装置に送出する方法である。
この方法では、加温されたLPガスが移充填先装置に送出されるため、車載容器への充填が進むにつれて車載容器の温度が上昇する。このため、LPガス加温器と車載容器の圧力差が縮少し、充填速度が低下してしまう惧れがあった。
特許文献2には、自動車用の液化ガス燃料が収容される容器と、容器内の液化ガス燃料を加温する加温手段と、加温手段の加温温度を検出する加温温度検出手段と、一端側が前記容器内の液相部に位置し、自動車の燃料タンクに液化ガス燃料を供給する燃料供給管路とを備え、燃料供給管路には燃料供給管路を流れる液化ガス燃料を予め設定した温度に冷却する冷却手段が設けられていて、前記容器と自動車の燃料タンクの圧力差で液化ガス燃料を燃料タンクに供給する技術が開示されている。この技術によれば、小型化、省スペース化が可能であるとともに、自動車の燃料タンクには冷却した液化ガス燃料が送り込まれるため、充填が進むにつれて車載容器の温度が上昇するという惧れもない。
特開2005−90554号公報(第3頁、図1) 特開2002−106120号公報(第3−5頁、図1)
特許文献1,2に記載の方法は液化ガス燃料を加温、蒸発させて気相部圧力を上昇させ、この圧力を利用して液化ガス燃料を自動車の燃料タンク(以下、車載容器という)に移送する。この場合、移送のための圧力にゆとりを持たせるためには、LPガス液あるいは液化ガス燃料加温蒸発部分の温度を60℃〜80℃にすることが有効である。しかし、気相部ガスの温度が40℃を超えないことが該当する法規上の条件となっており、外気温度が30℃を超える環境においては、供給側の容器の圧力と車載容器の圧力との圧力差が小さくなり、移送速度が大幅に低下する可能性、さらには移送できなくなる可能性がある。
また、特許文献2に記載の例では、加温と冷却を行なうなど複雑なエネルギー変換を伴うため、無駄を生じている。
本発明の課題は、加温手段を設けることなく、加温と冷却を行なうなどの複雑なエネルギー変換を用いない、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することである。
上記課題は、自動車用の液化ガス燃料が収容される第1の容器と、該第1の容器の液相部に弁を介装した管路で連通し、該管路を経て前記第1の容器から水頭圧又は自重によって送出された前記液化ガス燃料が充填される前記第1の容器よりも小型の第2の容器と、前記第1の容器の気相部と第2の容器の頂部を連通する気相管路と、前記第2の容器の底部に接続され、第2の容器の液化ガス燃料を導出する管路と、この管路に接続され、この管路で導出された液化ガス燃料を車載容器に供給する移充填先装置とを備え、前記第2の容器に充填された液化ガス燃料は、前記第1の容器に収容された液化ガス燃料よりも低い温度に冷却されている液化ガス移充填システムにより解決される。
上記構成によれば、車載容器に供給する液化ガス燃料は、第1の容器から水頭圧または重力で前記第1の容器よりも小型の第2の容器に送出され、冷却された後、前記第1の容器の気相部ガス圧と車載容器の気相部ガス圧の圧力差を駆動力として車載容器に供給される。車載容器に供給される液化ガス燃料の温度が低いので、車載容器に液化ガス燃料が充填されるにつれて車載容器の温度が低下し、前記第1の容器の気相部と車載容器の気相部の温度の差が拡大される。この結果、外気温度が30℃を超える環境においても、前記第1の容器の気相部と車載容器の気相部の圧力の差が拡大されるため、液化ガス燃料を供給できなくなるのを防ぐことができる。
第1の容器内の液化ガス燃料を車載容器に充填するのに、液化ガス燃料を送液するためのポンプを用いないため、高圧ガス保安法上の規定により、保安監督者の選任や敷地内での保安距離の確保などの必要がなく、加えて、加圧用ガスを用いる必要がないから液化ガス燃料を自動車に供給するオートガススタンドの設置が容易になる。また、第1の容器よりも小型の第2の容器に充填される液化ガス燃料を冷却するだけで加温手段を設ける必要もなく、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することが可能になるとともに、加温と冷却を行なうなどの複雑なエネルギー変換を用いる必要がない。
第2の容器に充填される液化ガス燃料を冷却する冷却手段としては、第1の容器から第2の容器に液化ガス燃料を送出する管路に、被冷却流体流路を該管路に接続させるとともに冷却流体流路に冷却媒体を通流させるようにした熱交換器を設け、第2の容器に流れ込む液化ガス燃料を冷却するようにしてもよいし、第2の容器の周囲に、冷却媒体が循環する冷却流体流路を内装した冷却帯を配設して、第2の容器に充填・貯溜された液化ガス燃料を冷却するようにしてもよい。
さらに、前記移充填先装置の、車載容器に液化ガス燃料を供給するホースの先端の車載容器の供給口部に連結される結合部に接続され、該結合部が前記供給口部に連結されたとき車載容器の気相部に連通する気相ライン管路と、該気相ライン管路に被冷却流体流路入り側を接続して配置され、該被冷却流体流路は被冷却流体が被冷却流体流路入り側から下方に向かって流れるように配置されているとともに冷却流体流路に冷却媒体が通流される気相ガス冷却手段と、該気相ガス冷却手段の被冷却流体流路出側に接続して気相ガス冷却手段下方に配置された凝縮液化ガス容器とを設けるようにしてもよい。
このように、気相ライン管路、気相ガス冷却手段及び凝縮液化ガス容器を設けることで、車載容器への液化ガス燃料充填時、車載容器の気相部ガスが気相ガス冷却手段で冷却され、一部が凝縮・液化する。生成された液化ガスは凝縮液化ガス容器に滴下し、溜められる。これにより、車載容器の気相部の圧力が低減され、車載容器への液化ガス燃料充填の速度が低下する惧れがなくなる。
本発明によれば、加温手段を設けることなく、加温と冷却を行なうなどの複雑なエネルギー変換を用いない、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することが可能になる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明を適用してなる液化ガス移充填システムの第1の実施の形態について図1を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる液化ガス移充填システムの概略構成を示す模式図である。なお、図1において、自動車用の液化ガス燃料が収容される容器であるバルク貯槽や冷却手段を構成する熱交換器などは断面で示されている。
本実施形態の液化ガス移充填システムは、図1に示すように、自動車用の液化ガス燃料、例えば液化石油ガス(LPG)である液化プロパンと液化ブタンなどを混合した液化ガス燃料を収容して貯蔵するための第1の容器であるバルク貯槽1と、バルク貯槽1の底部開口に接続されたボール弁2と、ボール弁2に一端が接続され、他端が移充填先装置であるディスペンサ8に連結されている燃料供給管路10と、燃料供給管路10に介装された電磁弁3と、電磁弁3とディスペンサ8の間の燃料供給管路10に分岐して設けられた液相管路14と、液相管路14に被冷却流体流路の一端を接続して設けられた冷却器6と、冷却器6の被冷却流体流路の他端に液相管路13で底部が接続された第2の容器である小型容器5と、小型容器5の頂部とバルク貯槽1の頂部を連通する気相管路12と、気相管路12に介装された電磁弁4と、冷却器6の冷却流体流路に冷水循環路11で接続された冷水循環機7と、を含んで構成されている。
説明の便宜上、燃料供給管路10を、ボール弁2から液相管路14が分岐する位置までの燃料供給管路10aと、液相管路14が分岐する位置からディスペンサ8までの燃料供給管路10bに分ける。燃料供給管路10a、液相管路13,14及び冷却器6の被冷却流体流路が、バルク貯槽1内の液化ガス燃料を、その水頭圧または自重により小型容器5に流入させる管路を構成し、液相管路13,14、冷却器6の被冷却流体流路及び燃料供給管路10bが、小型容器5の液化ガス燃料を移充填先装置であるディスペンサ8に導出する管路を構成する。
小型容器5は、バルク貯槽1内の液化ガス燃料を、その液ヘッド(水頭圧)または自重により流入させるために、バルク貯槽1の最低液面よりも低い位置に設置されている。バルク貯槽1の最低液面は、その液面になったら液化ガス燃料を補充すべく定められた液面である。小型容器5の容量は、バルク貯槽1の容量よりも小さくてよく、液化ガス燃料を用いる自動車の車載容器分プラス余裕分とするとよい。普通は、車載容器にまだ液化ガス燃料が残った状態で燃料が補充されるため、小型容器5の容量は車載容器の容量分あれば十分である。
ディスペンサ8は、自動車の燃料タンクとなる車載容器9への液化ガス燃料の供給及び供給停止の制御などを行うもので、液化ガス燃料の車載容器9への供給の開始及び停止を指令する図示していないスイッチを備えた制御部、このスイッチに連動してディスペンサ8内の液化ガス燃料の流路を開閉する図示していない制御弁、ディスペンサ8を通過した液相の液化ガス燃料の体積を計測する図示していない流量計、この流量計で計測した流量を表示する表示部8a、そして、車載容器9の供給口部に連結され、ディスペンサ8を通過した液化ガス燃料を車載容器9に導くホース8bなどを備えている。前記制御弁は通常閉で、前記スイッチがオンのとき開くようになっている。なお、ディスペンサ8の前記スイッチを備えた制御部が電磁弁3,4の開閉を行なうが、加えて、冷却器6への冷却水の通流及び停止や、冷水循環機の駆動及び停止などを制御できる構成とすれば、不要なときに冷却水の通流や冷水循環機の運転が行われないようにすることができ、省エネルギー効果が得られる。
本実施形態の冷却器6は、プレートフィン型の熱交換器であり、液相管路14,13を経て小型容器5に流入する液化ガス燃料と冷却水との間で熱交換を行い、小型容器5に流入する液化ガス燃料の温度を降下させるものである。冷却器6としてプレートフィン型以外の構造の熱交換器を用いることもできるが、プレートフィン型の熱交換器を用いれば、冷却器の小型化や低コスト化などが可能となる。冷却水は、冷却水循環機7で駆動されて冷却水循環機7と冷却器6の間を、冷水循環路11を通って循環する。
このような構成の液化ガス移充填システムの動作について説明する。ボール弁2は運転開始に先立って開かれ、運転中はそのまま開かれた状態に維持される。液化ガス移充填システムの運転が開始されると、制御部からの信号で冷水循環機7の運転が開始され、冷却器6の冷却流体流路に冷水が循環される。
次いで、電磁弁3,4が制御部からの信号で開かれ、バルク貯槽1内の液化ガス燃料が液ヘッド(水頭圧又は自重)に駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a、電磁弁3、液相管路14、冷却器6、液相管路13を経て小型容器5に流入する。液化ガス燃料は冷却器6の被冷却流体流路を通過しつつ冷却水と熱交換して冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低温となって、小型容器5に流入し、充填される。小型容器5への充填が終了すると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。このとき、小型容器5に流入した液化ガス燃料の液面は、気相管路12内にあって、バルク貯槽1の液面と同じ高さになっている。なお、充填終了は、予め設定された時間の経過で判断されるが、小型容器5あるいは気相管路12に液面検出手段を設け、これによって判断してもよい。但し、液面検出手段によって充填終了を確認し、電磁弁3,4を閉じる場合は、電磁弁3,4を閉じた状態での気相管路12内液面は、バルク貯槽1の液面と同じ高さになっているとは限らない。
車載容器9への液化ガス燃料供給を行なう場合、ホース8bが車載容器9の燃料供給口に接続され、次いで前記スイッチが押され、オンとなる。前記スイッチがオンとなると、電磁弁4とディスペンサ8の前記図示されていない制御弁が開かれる。バルク貯槽1の気相部には自然蒸発により蒸発したガスが充満していてそのときの外気温度に相応したガス圧が生じており、このガス圧が電磁弁4を経て気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わる。気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わるガス圧により、小型容器5内の液相の液化ガス燃料が液相管路13、冷却器6、液相管路14、燃料供給管路10bを経てディスペンサ8に導かれ、制御弁、ホース8bを経て車載容器9に流れ、車載容器9に液相の液化ガス燃料が供給・充填される。液化ガス燃料は、冷却器6を通過するとき再び冷却される。
車載容器への液化ガス燃料の充填が終了すると前記スイッチが押されてオフとなり、前記制御弁が閉じられる。次いで電磁弁3が開かれ、バルク貯槽1の液化ガス燃料が、液ヘッド(水頭圧又は自重)に駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a、電磁弁3、液相管路14、冷却器6、液相管路13を経て小型容器5に流入する。液化ガス燃料は冷却器6の被冷却流体流路を通過しつつ冷却水と熱交換して冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低温となって、小型容器5に流入し、充填される。小型容器5への充填が終了すると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。
ところで、バルク貯槽1から液化ガス燃料が供給される場合、夏期など、日射や外気温度などの影響で車載容器9内の温度及び圧力が高くなるにつれて、車載容器9内の温度がバルク貯槽1の温度に近くなり、車載容器9内の圧力がバルク貯槽1の圧力に近くなってほとんど圧力差が無くなり、液化ガス燃料を供給できなくなる場合がある。
本実施の形態では、小型容器5内の液化ガス燃料は、先に述べたように、充填されるときに冷却器6で冷却されている。この低温の液化ガス燃料が車載容器9に送り込まれるので、外気温度が30℃を超えるような場合でも、液化ガス燃料の充填が進むにつれて車載容器9の温度が低下し、それに応じて車載容器9内のガス圧が抑制される。この結果、車載容器9内のガス圧と気相管路12内あるいは小型容器5の液化ガス燃料の液面に加わるガス圧の圧力差、言い換えると車載容器9内のガス圧とバルク貯槽1内のガス圧の圧力差は車載容器9への液化ガス燃料の充填が進んでも減少することがなく、したがって、充填速度が低下することがない。
さらに、本実施の形態では、加圧用ガスや加熱手段を用いないため、加圧用ガスを収容する容器や加熱手段の設置、加圧用ガスの充填や補充作業などが不要であり、液化ガス燃料供給装置のコストや、ランニングコストなどを低減できる。加えて、加圧用ガスを収容する容器や加熱手段が不要な分、液化ガス燃料供給装置の設置面積を小さくできるため、省スペース化や設置場所の制限の低減などが可能となる。また、冷却されるのはバルク貯槽1から送出されて小型容器5に充填される分の液化ガス燃料であって、バルク貯槽1に収容されている液化ガス燃料は冷却されない。したがって、バルク貯槽1で自然蒸発して気相部を形成しているガスの圧力は、小型容器5に充填されている液化ガス燃料の温度と無関係であり、小型容器5に充填されている液化ガス燃料の温度が低くても、バルク貯槽1の気相部ガスの圧力は低下しない。
すなわち、本実施の形態によれば、外気温度が30℃を超える環境においても、液化ガス燃料の車載容器への移送に支障を生じることがなく、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することが可能になる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態を、図面を参照して説明する。本実施の形態が前記第1の実施の形態と異なるのは、液相管路13は冷却器6の被冷却流体流路の他端と気相管路12の小型容器5への接続位置近傍を連通している点と、液相管路14が分岐している箇所と電磁弁3の間の燃料供給管路10aに第1、第2ポートを接続して三方電磁弁17が介装され、三方電磁弁17の第3ポートと小型容器5の底部が液相管路15で連通されている点である。説明の便宜上、ボール弁2から三方電磁弁17までの燃料供給管路を燃料供給管路10a1、三方電磁弁17から液相管路14の分岐位置までの燃料供給管路を燃料供給管路10a2とする。他の構成は前記実施の形態1と同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
三方電磁弁17は、ディスペンサ8の制御部から送られる制御信号で遠隔操作されるようになっており、第1、第2ポートを連通する状態、すなわち電磁弁3と液相管路14、ディスペンサ8を連通する状態1と、第2、第3ポートを連通する状態、すなわち液相管路15と液相管路14、ディスペンサ8を連通する状態2の二つの状態のいずれかに操作されるようになっている。
燃料供給管路10a1,10a2、液相管路13,14及び冷却器6の被冷却流体流路が、バルク貯槽1内の液化ガス燃料を、その液ヘッド(水頭圧)または自重により小型容器5に流入させる管路を構成し、液相管路15、燃料供給管路10a2及び燃料供給管路10bが、小型容器5の液化ガス燃料を移充填先装置であるディスペンサ8に導出する管路を構成する。
このような構成の第2の実施の形態の動作について説明する。ボール弁2は運転開始に先立って開かれ、運転中はそのまま開かれた状態に維持される。液化ガス移充填システムの運転が開始されると、制御部からの信号で冷水循環機7の運転が開始され、冷却器6に冷水が循環される。
次いで、電磁弁3,4が制御部からの信号で開かれ、三方電磁弁17が状態1、すなわち、電磁弁3と液相管路14、ディスペンサ8を連通する状態に遠隔操作される。バルク貯槽1内の液化ガス燃料が液ヘッドに駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a1、電磁弁3、燃料供給管路10a1、三方電磁弁17、燃料供給管路10a2、液相管路14、冷却器6、液相管路13を経て小型容器5に上方から流入する。液化ガス燃料は冷却器6を通過しつつ冷却水と熱交換して冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低温となって、小型容器5に流入し、充填される。所定時間が経過して充填が終了したと判断されると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。このとき、小型容器5に流入した液化ガス燃料の液面は、気相管路12内にあって、バルク貯槽1の液面と同じ高さになっている。前記第1の実施の形態の場合と同じく、小型容器5或いは気相管路12に液面検出手段を設けて充填終了を判断してもよい。
車載容器9への液化ガス燃料供給を行なう場合、ホース8bが車載容器9の燃料供給口に接続され、次いで前記スイッチが押されオンとなる。前記スイッチが押されると、電磁弁4とディスペンサ8の前記図示されていない制御弁が開かれ、三方電磁弁17が状態2、すなわち、液相管路15と液相管路14、ディスペンサ8を連通する状態に遠隔操作される。バルク貯槽1の気相部には自然蒸発により蒸発したガスが充満していてそのときの外気温度に相応したガス圧が生じており、このガス圧が電磁弁4を経て気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わる。気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わるガス圧により、小型容器5内の液相の液化ガス燃料が液相管路15、燃料供給管路10を経てディスペンサ8に導かれ、ホース8bを介して車載容器9に流れ、車載容器9に液相の液化ガス燃料が供給される。
車載容器への液化ガス燃料の充填が終了すると前記スイッチが押されてオフとなり、前記制御弁が閉じられる。次いで三方電磁弁17が状態1に操作され、電磁弁3が開かれる。バルク貯槽1の液化ガス燃料が、液ヘッド(水頭圧又は自重)に駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a1、電磁弁3、燃料供給管路10a2、液相管路14、冷却器6、液相管路13を経て小型容器5に流入する。液化ガス燃料は冷却器6の被冷却流体流路を通過しつつ冷却水と熱交換して冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低温となって、小型容器5に流入し、充填される。小型容器5への充填が終了すると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。
本実施の形態においても、小型容器5内の液化ガス燃料は充填時に冷却されて低温になっているから、前記第1の実施の形態の場合と同様に、車載容器9への液化ガス燃料の充填に伴って車載容器9の温度は冷却され、車載容器9の気相部のガス圧の上昇が抑制される。したがって外気温度が30℃を超える環境においても、液化ガス燃料の車載容器への移送に支障を生じることがなく、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することが可能になる。
また、前記第1の実施の形態では、小型容器5から車載容器9への液化ガス燃料充填の際、液化ガス燃料は冷却器6を通過するため、圧損を生じるが、本実施の形態においては、小型容器5から車載容器9への液化ガス燃料充填の際、液化ガス燃料は冷却器6を通過しないため、圧損を生ぜず、充填速度が管路の圧損で低下する惧れがない。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態を、図面を参照して説明する。本実施の形態が前記第1の実施の形態と異なるのは、冷却器6に代えて小型容器5を囲む冷却帯20が設けられている点と、小型容器5の底部は液相管路14で直接、燃料供給管路10に接続されている点と、電磁弁2と小型容器5の間の気相管路12に管路24で底部を接続された凝縮液化ガス容器22が設けられている点と、管路24に電磁弁23が介装されている点と、凝縮液化ガス容器22の頂部に被冷却流体流路の出側を連通させた気相ガス冷却手段である熱交換器21が設けられている点と、冷水循環路11は冷却帯20と熱交換器21の冷却流体流路及び冷水循環機7の間で冷却水を循環させるように配設されている点と、ホース8bに代えて、車載容器9の燃料供給口と結合する部分に気相ライン接続部を備えた結合部26bが設けられているホース26が配置されている点と、前記気相ライン接続部と熱交換器21の被冷却流体流路の入り側を連通する気相ライン管路に、手動高圧バルブ27と気相ライン25が設けられている点である。手動高圧バルブは、「バルク貯槽1」と「車載容器9」が充填作業前に逆差圧の関係となった場合に「手動高圧バルブ27」を開栓し、適正差圧が確保できたところで閉栓する。他の構成は前記実施の形態1と同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
熱交換器21は、その被冷却流体流路入り側を気相ライン25に、被冷却流体流路出側を凝縮液化ガス容器22の頂部に、それぞれ接続して配置され、その被冷却流体流路は、入り側から出側に向かって低くなるように形成されている。
冷却帯20は、小型容器5の外周に接する形状に伝熱性のよい金属材料で形成された冷却ジャケットで、内部に冷却水が流れる流路が形成されている。冷水循環路11は、冷却帯20の冷却水流路、熱交換器21の冷却流体流路を循環して冷水循環機7に戻るように接続されている。
なお、凝縮液化ガス容器22は、その底部が小型容器5よりも高い位置にあり、管路24は、凝縮液化ガス容器22内に溜まった液体が重力で小型容器5に流下する形状に配設されている。
燃料供給管路10a及び液相管路14が、バルク貯槽1内の液化ガス燃料を、その液ヘッド(水頭圧)または自重により小型容器5に流入させる管路を構成し、液相管路14及び燃料供給管路10bが、小型容器5の液化ガス燃料を移充填先装置であるディスペンサ8に導出する管路を構成する。
以下、第3の実施の形態の動作について説明する。ボール弁2は運転開始に先立って開かれ、運転中はそのまま開かれた状態に維持される点は前記実施の形態1,2と同じである。液化ガス移充填システムの運転が開始されると、制御部からの信号で冷水循環機7の運転が開始され、冷却帯20、熱交換器21に冷水が循環される。
次いで、電磁弁3,4が制御部からの信号で開かれ、バルク貯槽1内の液化ガス燃料が液ヘッドに駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a、電磁弁3,液相管路14を経て小型容器5に流入し、充填される。充填が終了すると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。電磁弁23及びディスペンサ8の制御弁は閉止されている。このとき、小型容器5に流入した液化ガス燃料の液面は、気相管路12内にあって、バルク貯槽1の液面と同じ高さになっている。前記第1の実施の形態の場合と同じく、小型容器5或いは気相管路12に液面検出手段を設けて充填終了を判断してもよい。
小型容器5内の液化ガス燃料は、冷却帯20を循環する冷却水と熱交換して冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低温に維持される。
車載容器9への液化ガス燃料供給を行なう場合、ホース26の結合部26bが車載容器9の燃料供給口に接続される。この接続により、車載容器9の気相部は、気相ライン25で熱交換器21の被冷却流体流路の入口に連通される。次いで前記スイッチが押され、オンとなる。前記スイッチがオンとなると、電磁弁4とディスペンサ8の前記図示されていない制御弁が開かれる。バルク貯槽1の気相部には自然蒸発により蒸発したガスが充満していてそのときの外気温度に相応したガス圧が生じており、このガス圧が電磁弁4を経て気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わる。気相管路12内の液化ガス燃料の液面に加わるガス圧により、小型容器5内の液相の液化ガス燃料が液相管路14、燃料供給管路10bを経てディスペンサ8に導かれ、制御弁、ホース26を経て車載容器9に流れ、車載容器9に液相の液化ガス燃料が供給・充填される。
車載容器9への充填が終了したら前記スイッチが押されてオフとなり、それに伴って、前記制御弁が閉じられ、電磁弁23が開かれる。所定の時間経過後、電磁弁23が閉じられて電磁弁3が開かれる。電磁弁3が開かれると、バルク貯槽1内の液化ガス燃料が液ヘッドに駆動されて、ボール弁2、燃料供給管路10a、電磁弁3、液相管路14を経て小型容器5に流入し、充填される。充填が終了すると電磁弁3,4は閉じられ、待機状態となる。小型容器5内の液化ガス燃料は、待機状態で冷却帯20を流れる冷却水により冷却され、バルク貯槽1内の液化ガス燃料よりも低い温度に維持される。
本実施の形態においても、小型容器5内の液化ガス燃料は冷却されて低温になっているから、前記第1の実施の形態の場合と同様に、車載容器9への液化ガス燃料の充填に伴って車載容器9の温度は冷却され、車載容器9の気相部のガス圧の上昇が抑制される。したがって外気温度が30℃を超える環境においても、液化ガス燃料の車載容器9への移送に支障を生じることがなく、小型で簡素かつ利便性のよい液化ガスの移送システムを提供することが可能になる。
本実施の形態では、さらに、車載容器9への液化ガス燃料の充填のためにホース26が車載容器に接続された段階で結合部26bに内装された図示されていない圧力センサで車載容器9の圧力とバルク貯槽1の圧力の差が確認され、車載容器9の圧力がバルク貯槽1の圧力より高い逆差圧の関係となった場合に手動高圧バルブ27が開かれ、車載容器9の気相部は気相ライン25で熱交換器21の被冷却流体流路の入口に連通される。この被冷却流体流路の気体は、冷水循環路11を循環する冷却水で冷却される。すなわち、夏期など、日射や外気温度などの影響で車載容器9内の気相部ガス温度及び圧力が高くなる場合があるが、その場合、車載容器9の気相部のガスは、燃料充填前に、熱交換器21の被冷却流体流路で冷却されてその一部が凝縮・液化し、圧力が低下する。車載容器9の圧力とバルク貯槽1の圧力の差が適正差圧になったとき、手動高圧バルブ27が閉栓される。したがって、バルク貯槽1の気相部ガス圧による小型容器5から車載容器9への液化ガス燃料の移送、充填が容易になる。
また、車載容器9への液化ガス燃料の充填に伴って車載容器9の気相部の容積が減少してガスは圧縮されるが、車載容器9への液化ガス燃料の充填時、手動高圧バルブ27を開いておけば、車載容器9の気相部は熱交換器21の被冷却流体流路に連通し、車載容器9の気相部のガスはここで冷却されて凝縮し、圧力が低下する。したがって、液化ガス燃料の充填に伴う気相部のガス圧の上昇も解消され、バルク貯槽1の気相部ガス圧による小型容器5から車載容器9への液化ガス燃料の移送、充填が容易になる。
なお、熱交換器21の被冷却流体流路で冷却・凝縮されて生成した液相ガスは凝縮液化ガス容器22に流下して溜まる。車載容器9への液化ガス燃料の充填終了後、前記スイッチがオフになると、電磁弁23が所定の時間開かれ、凝縮液化ガス容器22に溜まった液相ガスは、小型容器5に流下する。
第3の実施の形態では、冷却手段として小型容器5を冷却する冷却帯20を用いたが、前記第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態に示したように、小型容器5に流入あるいは流出する液化ガス燃料を冷却する冷却器を用いる場合に、実施の形態3に示す熱交換器21と凝縮液化ガス容器22を設けて車載容器9の気相部ガスを冷却凝縮する構成を適用してもよい。
本発明に係る液化ガス移充填システムの第1の実施の形態の概略構成を示す模式図である。 本発明に係る液化ガス移充填システムの第2の実施の形態の概略構成を示す模式図である。 本発明に係る液化ガス移充填システムの第3の実施の形態の概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 バルク貯槽
2 ボール弁
3、4 電磁弁
5 小型容器
6 冷却器
7 冷水循環機
8 ディスペンサ
8b ホース
9 車載容器
10a,10a1,10a2,10b 燃料供給管路
11 冷水循環路
12 気相管路
13,14,15 液相管路
17 三方電磁弁
20 冷却帯
21 熱交換器
22 凝縮液化ガス容器
23 電磁弁
24 管路
25 気相ライン
26 ホース
26b 結合部
27 手動高圧バルブ

Claims (3)

  1. 自動車用の液化ガス燃料が収容される第1の容器と、該第1の容器の液相部に弁を介装した管路で連通し、該管路を経て前記第1の容器から水頭圧又は自重によって送出された前記液化ガス燃料が充填される前記第1の容器よりも小型の第2の容器と、前記第1の容器の気相部と第2の容器の頂部を連通する気相管路と、前記第2の容器の底部に接続され、第2の容器の液化ガス燃料を導出する管路と、この管路に接続され、この管路で導出された液化ガス燃料を車載容器に供給する移充填先装置とを備え、
    前記第2の容器に充填された液化ガス燃料は、前記第1の容器に収容された液化ガス燃料よりも低い温度に冷却されている液化ガス移充填システムであって、
    前記移充填先装置は、先端に車載容器の供給口部に連結される結合部を備えて車載容器に液化ガス燃料を供給するホースを有し、前記結合部に接続され、該結合部が前記供給口部に連結されたとき、車載容器の気相部に連通する気相ライン管路と、該気相ライン管路に被冷却流体流路入り側を接続して配置され、被冷却流体流路は被冷却流体が被冷却流体流路入り側から下方に向かって流れるように配置されているとともに冷却流体流路に冷却媒体が通流される気相ガス冷却手段と、該気相ガス冷却手段の被冷却流体流路出側に接続して気相ガス冷却手段下方に配置された凝縮液化ガス容器とを有してなる液化ガス移充填システム。
  2. 請求項1記載の液化ガス移充填システムにおいて、前記第2の容器に充填された液化ガス燃料は、前記第2の容器の外周に接する冷却帯で冷却されていることを特徴とする液化ガス移充填システム。
  3. 請求項1記載の液化ガス移充填システムにおいて、前記第2の容器に充填された液化ガス燃料は、前記第1の容器から水頭圧又は自重によって前記液化ガス燃料を送出する管路に介装された熱交換器で冷却されていることを特徴とする液化ガス移充填システム。
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