JP4833262B2 - 情報通信端末、情報通信サーバ及びプログラム - Google Patents

情報通信端末、情報通信サーバ及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して複数のユーザ端末に接続された情報通信サーバが、特定のユーザ端末から送信されたコメント等の情報を他のユーザ端末に送信する情報通信端末情報通信サーバ及びプログラムに関する。
従来、ネットワークを介して複数のユーザ端末に接続された情報配信サーバが、特定のユーザ端末から送信されたコメント等の情報を他のユーザ端末に送信して、複数ユーザのリアルタイムなコミュニケーションを可能とする情報通信システムが提供されている。このような情報通信システムには、例えば、テキスト情報のみの送受信を行うテキストチャットや、ストリーミング配信される動画に合わせてユーザ端末から入力されるコメントを、他のユーザ端末に表示される動画に重ねて表示させるような情報通信システムがある。このような情報通信システムは、情報通信サーバ単体の処理能力やネットワークの負荷には限界があるため、同時に接続可能なユーザ端末の台数が限られる。
そこで、それぞれのユーザ端末が物理的に接続する接続サーバを複数台設置して、処理負荷を分散させる技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複数台のクライアント端末の接続を管理する複数の接続サーバ同士が互いに自身の配下のクライアント端末から送信されるテキスト情報を送受信することにより、異なる接続サーバに接続されるクライアント端末同士のチャットを行うことを可能とするIRC(Internet Relay Chat)の技術を用いたチャットシステムが提案されている。
特開平10−334021号公報
しかしながら、上述の技術により接続サーバの処理負荷を分散させ、大量のユーザ端末同士のチャットシステムを提供する場合にも、ユーザ端末側のハードウェア処理能力によっては、送信された大量のコメントの全てを表示する処理を行うことは困難であったり、受信したコメントを表示するまでの処理時間が長くなりユーザへのストレスとなったりする場合がある。また、ユーザ端末が大量のコメントを表示させる充分な処理能力を備える場合であっても、ユーザが大量のコメント等の情報を短時間に読むことは困難である。従って、ユーザにとって必要以上の情報はノイズとなる場合があり、大量のユーザ端末から送信される全ての情報を他の全てのユーザ端末に必ずしも出力させなくても良い場合がある。ここで、送信する情報を無作為に一定数以下に制限することや、ユーザ端末が接続された接続サーバによって送信する情報を制限することが考えられるが、このように一律に情報を制限する方法では、ユーザにとって意味のある情報を送信することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、ユーザの情報通信端末に送信され表示される情報の量を一定数以下に制限る情報通信端末情報通信サーバ及びプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した入力情報を複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバに接続された第2の情報通信端末であって、情報通信サーバから、入力情報と、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値とを受信する入力情報受信部と、伝達強度値の閾値が記憶される閾値記憶部と、入力情報受信部が受信する伝達強度値と、閾値記憶部に記憶される閾値とを比較し、伝達強度値が閾値を超えるか否かを判定する判定部と、判定部が、伝達強度値が閾値を超えると判定した場合に、入力情報受信部が受信した入力情報を、出力部に出力させる出力制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述の入力情報受信部が受信する伝達強度値は、第1の情報通信端末に入力情報とともに入力された補正情報に応じて算出された伝達強度値であることを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した入力情報を複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバであって、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値が記憶される伝達強度値記憶部と、第1の情報通信端末から受信する入力情報に、伝達強度値記憶部に第1の情報通信端末に対応付けられて記憶された伝達強度値を対応付けて第2の情報通信端末に送信する入力情報送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述の入力情報送信部は、定められた数値範囲内の乱数を生成し、伝達強度値記憶部に記憶される伝達強度値に乱数を乗じた値を、入力情報に対応付けることを特徴とする。
また、本発明は、一又は複数の中継ノードを介して互いに接続される複数の端点ノードによって表される接続関係において、一の端点ノードと他の端点ノードとの間の距離を表す伝達強度値減算値を端点ノードの組合せ毎に記憶する端点情報記憶部と、第1の情報通信端末と第2の情報通信端末とを、端点情報記憶部に記憶された複数の端点ノードのうちいずれかの端点ノードにそれぞれ対応付ける対応端点割り当て部と、第1の情報通信端末に対応付けられた一の端点ノードと、第2の情報通信端末に対応付けられた他の端点ノードとの間に存在する中継ノード及び端点ノードの数に応じて決まる伝達強度値減算値を、第1の情報通信端末から受信する入力情報に対応付けられた伝達強度値から減算する伝達強度値算出部と、を備え、入力情報送信部は、入力情報と、減算された伝達強度値とを、第2の情報通信端末に送信することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した入力情報を複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバに接続された第2の情報通信端末としてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、情報通信サーバから、入力情報と、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値とを受信する入力情報受信ステップと、入力情報受信ステップにおいて受信する伝達強度値と、閾値記憶部に記憶される伝達強度値の閾値とを比較し、伝達強度値が閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて、伝達強度値が閾値を超えると判定した場合に、入力情報受信ステップにおいて受信した入力情報を、出力部に出力させる出力制御ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した入力情報を複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信し、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値が記憶される伝達強度値記憶部を備える情報通信サーバとしてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、第1の情報通信端末から受信する入力情報に、伝達強度値記憶部に当該第1の情報通信端末に対応付けられて記憶された伝達強度値を対応付けて第2の情報通信端末に送信する入力情報送信ステップ、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末への入力情報を第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバに接続された第2の情報通信端末は、情報通信サーバから、第1の情報通信端末に入力された入力情報と、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値とを受信し、受信した伝達強度値と、予め記憶された伝達強度値の閾値とを比較し、伝達強度値が前記閾値を超えると判定した場合に、受信した前記入力情報を出力部に出力させるようにしたので、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値に応じて、入力情報を出力するか否かを判定することができ、出力する入力情報を制限することが可能となる。
また、本発明によれば、入力情報とともに受信する伝達強度値は、第1の情報通信端末に入力情報とともに入力された補正情報に応じて算出された伝達強度値であることとしたので、第1の情報通信端末に入力される補正情報に応じて、受信する入力情報を出力するか否かを制限することが可能となる。これにより、例えば、第1の情報通信端末に入力された補正情報に応じて増加または減算された伝達強度値が入力情報に対応付けられて送信されるので、第1の情報通信端末に情報を入力したユーザの意向を考慮して入力情報の表示を制御することが可能となる。
また、本発明によれば、複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末への入力情報を第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバが、第1の情報通信端末から受信する入力情報に、入力情報が第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値を対応付けて第2の情報通信端末に送信するようにしたので、第2の情報通信端末に、出力される可能性の高さを表す伝達強度値を送信することが可能となる。
また、本発明によれば、入力情報に、定められた数値範囲内の乱数を乗じた伝達強度値を対応付けて送信するようにしたので、入力情報が表示される情報通信端末の範囲を不規則に変更させることができる。このように伝達強度値にゆらぎを持たせることにより、表示される入力情報を単調なものとせず、変化に富んだ入力情報を表示させることを可能とする。
また、本発明によれば、一又は複数の中継ノードを介して互いに接続される複数の端点ノードによって表される接続関係において、一の端点ノードと他の端点ノードとの間の距離を表す伝達強度値減算値を端点ノードの組合せ毎に記憶しておき、第1の情報通信端末と第2の情報通信端末とを、複数の端点ノードのうちいずれかの端点ノードにそれぞれ対応付け、第1の情報通信端末に対応付けられた端点ノードと、第2の情報通信端末に対応付けられた端点ノードとの間に存在する中継ノード及び端点ノードの数に応じて決まる伝達強度値減算値を、第1の情報通信端末から受信する入力情報に対応付けられた伝達強度値から減算し、第2の情報通信端末に送信するようにしたので、中継ノード及び端点ノードの数に応じて変化する伝達強度値を送信することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による情報通信システム1の構成を示す図である。情報通信システム1は、ユーザ端末100−1、ユーザ端末100−2、ユーザ端末100−3、ユーザ端末100−4、ユーザ端末100−5、・・・と、接続サーバ200−1、接続サーバ200−2、接続サーバ200−3、・・・と、交換サーバ300と、動画配信サーバ400とを備えおり、これらがネットワーク500を介して接続されている。ここで、ユーザ端末100−1と、ユーザ端末100−2と、ユーザ端末100−3と、ユーザ端末100−4と、ユーザ端末100−5、・・・とは同様の構成であり、個別に説明する必要がない場合には、ユーザ端末100として説明する。また、接続サーバ200−1と、接続サーバ200−2と、接続サーバ200−3、・・・とは同様の構成であり、個別に説明する必要がない場合には、接続サーバ200として説明する。なお、ここでは5台のユーザ端末100と、3台の接続サーバ200と、1台の交換サーバ300と、1台の動画配信サーバ400とのコンピュータ装置を図示しているが、ネットワーク環境やそれぞれに適用するコンピュータ装置のマシンスペックなどに応じて、それぞれ任意の台数を適用して良い。
まず、本実施形態における情報通信システム1によって提供されるコミュニケーションシステムの概要を説明する。情報通信システム1では、動画配信サーバ400が、ネットワーク500を介して接続された複数のユーザ端末100からの要求に応じて、ユーザ端末100に動画をストリーミング配信する。ユーザ端末100は、動画配信サーバ400から配信される動画を表示画面に表示し、ユーザからの動画に対するコメントの入力を受付ける。ユーザ端末100に入力されたコメントは、ユーザ端末100に対応する接続サーバ200に送信される。接続サーバ200が、自身に属するユーザ端末100からコメントを受信すると、交換サーバ300は接続サーバ200が受信したコメントの送信先を判定し、コメントの送信先のユーザ端末100が属する接続サーバ200にコメントの送信要求を行う。接続サーバ200は、自身の配下のユーザ端末100にコメントを送信し、ユーザ端末100は、接続サーバ200から受信するコメントを、動画配信サーバ400から受信する動画に重ねて表示する。
ユーザ端末100には、図2に示されるように、動画配信サーバ400から配信される動画と、他のユーザ端末100から送信されたコメントとが重ね合わせて表示される。ここでは、送信されたコメントは、動画上の右から左に流れるようにスクロールして表示される。これにより、ユーザ端末100のユーザは、動画を視聴しながら、動画の内容に応じて入力するテキスト情報を他のユーザと共有することが可能となる。このように、本実施形態の情報通信システム1は、大量のユーザ端末100の同時接続および同時コメント送信を可能とする大規模なコミュニケーションシステムを提供する。
図3は、本実施形態によるユーザ端末100と、接続サーバ200と、交換サーバ300との構成を示すブロック図である。ここで、接続サーバ200は、自身の配下に対応付けられた複数台のユーザ端末100に接続され、接続された複数台のユーザ端末100の接続の物理的な管理を行う。一方、交換サーバ300は、複数台のユーザ端末100の接続の論理的な管理を行う。このような構成により、交換サーバ300が全てのユーザ端末100の接続状態の論理的な管理を行いながらも、複数台の接続サーバ200がユーザ端末100の物理的な接続状態の管理を分散して行うことで、大量のユーザ端末100の制御負荷を効率良く分散させ、大規模なコミュニケーションシステムを提供することができる。
まず、交換サーバ300について詳細に説明する。交換サーバ300は、複数の接続サーバ200の配下にあるユーザ端末100とユーザ端末100との間の情報の送受信先を制御するコンピュータサーバ装置であり、伝達強度値算出部310と、端点情報記憶部320と、送受信部330と、サーバ端点記憶部340とを備えている。
端点情報記憶部320には、ユーザ端末100の擬似的な接続位置を定めるノードを示す端点情報が記憶される。端点情報には、連続する複数のノードを示す情報が含まれる。図4に、端点情報によって表されるパネルの概念を示す。本実施形態における概念であるパネルには、複数の端点と、複数の中継ノードとのノードが含まれる。端点は、情報通信システム1によって提供されるコミュニケーションシステムに参加するユーザ端末100のコミュニケーションシステムにおける論理的な接続位置を表すノードであり、それぞれのユーザ端末100は、パネル情報に含まれるいずれかの端点に対応付けられる。中継ノードは、端点と端点との間に設けられ、ユーザ端末100が対応付けられないノードである。端点と端点との間に中継ノードが挿入されることにより、その端点と端点との間に論理的な距離を挿入できる。
図4の破線内に示されるように、例えば、パネルには、端点Aと、端点Bと、端点Cと、端点Dと、端点Eと、端点Fとの端点が配置される。また、端点Aと端点Cと端点Bとの間に中継ノードaが、端点Bと端点Eとの間に中継ノードbが、中継ノードbと端点Dとの間に中継ノードcが、端点Eと端点Fとの間に中継ノードdが、それぞれ配置される。このように、パネルに含まれる端点および中継ノードには、それぞれ他の端点または他の中継ノードとの論理的な接続関係が予め定められている。複数のユーザ端末100は、このようなパネルに含まれるいずれかの端点にそれぞれ対応付けられることによりコミュニケーション空間における論理的な接続位置が定められる。図4の例では、端点AにユーザXが、端点CにユーザYが、端点BにユーザVが、端点EにユーザWが、端点FにユーザZが、それぞれ対応付けられている。ユーザは、自身が対応付けられる端点から、別の端点に移動することが可能であり、例えば、端点Fに対応付けられたユーザZは、ユーザ端末100への操作情報入力することにより、端点Dに移動することが可能である。このようにして、ユーザは、例えば自身のコミュニケーション空間の中で、自身の関心のある話題が行われている接続位置に向かって移動して近づくようにすることができる。
図5は、図4に示したパネルに対応する端点情報のデータ例を示す図である。端点情報には、パネルに含まれる端点と、他の端点との距離を表す伝達強度値減算値とが対応付けられる。伝達強度値とは、端点に対応付けられたユーザ端末100からコメントが送信された場合に接続サーバ200によって付与され、そのコメントが他のユーザ端末100に出力されるか否かを示す指標となる数値情報である。伝達強度値は、ユーザ端末100に入力された入力情報が他のユーザ端末100に伝達される度合いを示している。以下、コメントを送信したユーザ端末100が属する端点を入力端点とし、送信されたコメントの送信先となるユーザ端末100が属する端点を出力端点として説明する。ある入力端点に入力されたコメントが、他の端点に出力されるか否かは、入力端点と出力端点との間の端点または中継ノードの数に応じて定められる。
例えば、図4に示されるように、入力端点となる端点Aと、出力端点となる端点Bとの間には、中継ノードaが存在しており、端点Aと端点Bとは3ノードの距離があることが表される。従って、図5に示されるように、端点Aと端点Bとの間の伝達強度値減算値を−3とする。同様に、端点Aと端点Cとの伝達強度値減算値には−3が、端点Aと端点Dとの伝達強度値減算値には−6が、端点Aと端点Eとの伝達強度値減算値には−5が、端点Aと端点Fとの伝達強度値減算値には−7が、それぞれ対応付けられる。
図3に戻り、送受信部330は、接続サーバ200に対し情報の送受信を行う。例えば、送受信部330は、ユーザ端末100から接続サーバ200にコメントが送信されると、接続サーバ200から、コメントを送信したユーザ端末100が属する入力端点を識別する入力端点IDと、入力されたコメントに対して接続サーバ200によって付与されるコメントIDと、伝達強度値とを受信する。
サーバ端点記憶部340には、複数の接続サーバ200のそれぞれを識別する接続サーバIDに対応付けて、その接続サーバ200が管理する端点を識別する端点IDが記憶される。図6は、サーバ端点記憶部340に記憶される接続サーバIDと端点IDとの対応情報のデータ例を示す図である。ここでは、接続サーバ200−1に端点Aが、接続サーバ200−2に端点Bが、接続サーバ200−3に端点Cがそれぞれ対応付けられたデータ例が示されている。このように、本実施形態では、説明を簡潔に行うために一台の接続サーバ200に1個の端点が対応付けられた例を説明するが、複数の接続サーバ200によって1個の端点が管理され、対応付けられるようにしても良い。
伝達強度値算出部310は、送受信部330が接続サーバ200から入力端点IDとコメントIDと伝達強度値との情報を受信すると、受信した情報と、端点情報記憶部320に記憶されたパネルの端点情報とに基づいて、伝達強度値を減算する処理を行う。例えば、入力端点Aに属するユーザXのユーザ端末100から接続サーバ200にコメントが送信され、接続サーバ200によってコメントに伝達強度値として「5」が付与された場合、伝達強度値算出部310は、図5に記憶された端点情報を参照して、出力端点Bに対しては5から3を減算して2を、出力端点Cに対しては5から3を減算して2を、出力端点Dに対しては5から6を減算して−1を、出力端点Eに対しては5から5を減算して0を、出力端点Fに対しては5から7を減算して−2を、それぞれ算出する。
伝達強度値送信部350は、伝達強度値算出部310が算出した伝達強度値と、コメントIDと、出力端点IDとの情報を、送受信部330を介して接続サーバ200に送信する。この際、伝達強度値送信部350は、伝達強度値算出部310が算出した伝達強度値が、定められた閾値(例えば、0)以下となった出力端点に対応する接続サーバ200には、情報を送信しないこととしても良い。例えば、上述の例のように、端点Aに属する端末ユーザ端末100から伝達強度値「5」のコメントが送信された場合は、伝達強度値算出部310によって、出力端点Dに対する伝達強度値が−1、出力端点Eに対する伝達強度値が0、出力端点Fに対する伝達強度値が−2として算出されており、この3点に対応する接続サーバ200には情報を送信しない。この場合、伝達強度値送信部350は、サーバ端点記憶部340に記憶された対応情報を読み出して、情報の送信対象である出力端点Bと出力端点Cとのそれぞれに対応する接続サーバIDのみを検出し、検出した接続サーバIDに対応する接続サーバ200にのみ情報送信を行う。
接続サーバ200は、複数のユーザ端末100と情報通信を行うコンピュータサーバ装置である。接続サーバ200は、ユーザ端点記憶部210と、対応端点割り当て部220と、伝達強度値記憶部230と、コメント記憶部240と、コメント送信部250と、送受信部260とを備えている。
送受信部260は、交換サーバ300との情報の送受信と、複数のユーザ端末100との情報の送受信とを行う。
対応端点割り当て部220は、送受信部260が、ユーザ端末100からユーザ端末100のユーザIDが含まれる接続要求を受信すると、受信したユーザIDのコミュニケーションシステムへの接続を許可するか否かを判定する認証処理を行う。ここでは、例えば、動画配信サーバ400が提供する動画配信サービスと同様のユーザIDにより認証を行う。対応端点割り当て部220は、ユーザの認証を行い、接続許可と判定すると、接続要求に含まれるユーザ端末100のユーザIDと、交換サーバ300の端点情報記憶部320に記憶される複数の端点のうち、いずれかの端点とを対応付けた対応情報をユーザ端点記憶部210に記憶させる。ここで、ユーザIDに対応付ける端点は、それぞれの端点に属するユーザ端末100の数に応じて、ユーザ端末100を分散させるように割り当てても良いし、予め定められた端点を対応付けても良い。また、図4の破線内に示したようなパネルを示す画像をユーザに閲覧させ、いずれの端点に属するかをユーザに選択させるようにしても良い。
ユーザ端点記憶部210には、複数の端点のうちいずれかの端点を識別する端点IDと、その端点に属するユーザを識別するユーザIDとが対応付けられて記憶される。図7は、ユーザ端点記憶部210に記憶されるデータ例を示す図である。ここでは、端点ID「A」と、ユーザID「X」とが対応付けられて記憶されており、端点AにはユーザXが属することを表している。接続サーバ200のユーザ端点記憶部210には、複数の端点IDのそれぞれに複数のユーザIDが対応付けられた情報が記憶されることとして良いが、本実施形態では、一台の接続サーバ200のユーザ端点記憶部210には単一の端点に対応付けられたユーザIDが記憶されることとして説明する。本実施形態では、接続サーバ200−1には端点ID「A」に対応付けられたユーザIDが記憶され、接続サーバ200−2には端点ID「B」のユーザIDが、接続サーバ200−3には端点ID「C」のユーザIDが記憶されることとして説明する。
伝達強度値記憶部230には、ユーザIDと、そのユーザIDに対応するユーザ端末100から送信されるコメントに付与する伝達強度値が対応付けられて記憶されている。図8は、伝達強度値記憶部230に記憶されるデータ例を示す図である。ここでは、ユーザID「X」と、伝達強度値「5」とが対応付けられて記憶されており、ユーザID「X」のユーザ端末100から送信されたコメントには、伝達強度値「5」を付与することが表されている。ここでは、複数のユーザに同一の伝達強度値を対応付けても良いし、ユーザごとに異なる伝達強度値を記憶させるようにしても良い。また、特定のユーザにのみ大きい伝達強度値を対応付けるようにしても良い。例えば、動画配信サーバのユーザIDと連携させたコミュニケーションシステムを構成する場合には、動画配信サーバにおけるユーザ属性などに応じて、異なる伝達強度を対応付けるようにすることができる。
コメント記憶部240には、送受信部260がユーザ端末100から受信するコメントと、そのコメントを識別するコメントIDとが記憶される。図9は、コメント記憶部240に記憶されるデータ例を示す図である。また、コメント記憶部240には、接続サーバ200がユーザ端末100からコメントを受信した日時などの情報を対応付けて記憶させるようにしても良い。
コメント送信部250は、送受信部260がユーザ端末100からコメントを受信すると、コメントの送信元であるユーザ端末100のユーザIDに対応する伝達強度値を、伝達強度値記憶部230から読み出し、読み出した伝達強度値をコメントに付与して対応付ける。ここで、コメント送信部250は、コメントに伝達強度値を付与する際には、例えば0.5から1.5の範囲内での乱数を生成し、生成した乱数に伝達強度値を乗じた値を伝達強度値として算出してコメントに付与するようにしても良い。このように乱数に基づいて伝達強度値を補正し、コメントに付与する伝達強度値に不規則な揺らぎをもたせることで、コメントが表示される他のユーザ端末100の範囲を不規則に変更させ、コメントの到達範囲に適度な変化のあるコミュニケーションシステムを提供することが可能となる。
また、コメント送信部250は、交換サーバ300から、コメントIDと、伝達強度値と、出力端点IDとの情報を受信すると、受信した出力端点IDに対応するユーザIDをユーザ端点記憶部210から読み出し、読み出したユーザIDに対応するユーザ端末100に情報を送信する。この際、コメント送信部250は、コメントの伝達強度値が予め定めた値よりも小さいときは、ユーザ端末100にはコメントを送信しないようにしても良い。このように、接続サーバ200においても伝達強度値に応じてコメントを送信するか否かを判定することで、ネットワーク負荷や、ユーザ端末100によるコメント判定のための処理負荷を低減することができる。特に、大量のコメントが一時に発生した場合などには、トラフィック削減の方法としても有効である。
また、本実施形態では、複数の接続サーバ200がそれぞれ異なるユーザ端末100からコメントを受信して記憶しており、交換サーバ300にはコメントIDのみが送信される。このため、コメントの実体情報であるテキスト情報が記憶されるコメント記憶部240を備える接続サーバ200は、コメントを送信したユーザ端末100が属する接続サーバ200のみであり、出力端点に対応する接続サーバ200にはコメントの実体情報が記憶されていない場合がある。この場合、コメント送信部250は、交換サーバ300から受信するコメントIDに対応するコメントの実体情報が記憶される他の接続サーバ200にコメントの要求を行い、受信する。
ユーザ端末100は、ユーザに利用され、ネットワークを介して他の情報機器と情報通信を行う情報端末である。ユーザ端末100は、本実施形態ではPC(パーソナルコンピュータ)である場合について説明するが、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末などのコンピュータ端末が適用できる。また、本実施形態では、ユーザ端末100は、予めインストールされ動作するインターネットブラウザの機能により、接続サーバ200との情報の送受信を行うこととして説明するが、専用のクライアントソフトなどにより接続サーバ200に接続するようにしても良い。本実施形態の例では、ユーザ端末100−1は、ユーザID「X」のユーザにより利用される。ユーザ端末100−2は、ユーザID「Y」のユーザにより利用される。ユーザ端末100−3は、ユーザID「Z」のユーザにより利用される。ユーザ端末100−4は、ユーザID「V」のユーザにより利用される。ユーザ端末100−5は、ユーザID「W」のユーザにより利用される。
ユーザ端末100は、入力部110と、送受信部120と、判定部130と、出力制御部140と、出力部150と、閾値記憶部160と、接続要求部170と、コメント送信部180とを備えている。
送受信部120は、接続サーバ200との情報の送受信を行う。また、送受信部120は、接続サーバ200から送信されるコメントおよび伝達強度値や、動画配信サーバ400からストリーミング配信される動画情報を受信する。
入力部110は、ユーザからの入力情報、操作情報の入力を受付ける入力デバイスであり、例えば、キーボードやマウスなどが適用できる。
出力部150は、送受信部120が動画配信サーバ400から受信する情報を出力する出力デバイスであり、動画情報やコメント情報などを表示するディスプレイである。
接続要求部170は、入力部110に入力されるユーザからの操作情報に応じてコミュニケーションシステムへの接続要求を行う。接続要求部170は、自身のユーザIDが含まれる接続要求を、送受信部120を介して接続サーバ200に送信する。ここで、例えば、接続要求部170は、インターネットブラウザの機能により動画配信サーバ400の動画配信サービスに既にログインしている場合には、ユーザ端末100に動画配信サービスに対応付けられて記憶されているクッキーに含まれる情報を利用して、自身に対応するユーザIDを接続サーバ200に送信することができる。
コメント送信部180は、動画配信サーバ400から配信され出力部150に表示される動画に応じて、ユーザから入力部110にコメントが入力されると、入力されたコメントを、送受信部120を介して接続サーバ200に送信する。ここで、コメント送信部180がコメントを送信する際には、コメントに対する伝達強度値を補正することを示す補正情報を付加するようにしても良い。ここで、補正情報とは、ユーザからの入力情報に応じて伝達強度値を増減させる情報であり、例えば、コメントを「大声」または「小声」で送信するなどの情報の入力を入力部110が受付ける場合、「大声」または「小声」のいずれかを示す情報である。この場合、コメント送信部180から送信されるコメントとともに補正情報を受信した接続サーバ200は、補正情報が「大声」であれば伝達強度値を大きくする補正を行い、補正情報が「小声」であれば伝達強度値を小さくする補正を行う。例えば、「大声」であれば定められた1以上の数を伝達強度値に乗じるようにしても良いし、「小声」であれば定められた1以下の数を伝達強度値に乗じるようにしても良い。
閾値記憶部160には、接続サーバ200から受信するコメントを、出力部150に出力するか否かを定める伝達強度値の閾値(例えば、0)が記憶される。
判定部130は、送受信部120が、接続サーバ200からコメントとともに受信する伝達強度値と、閾値記憶部160に記憶される閾値とを比較し、伝達強度値が閾値を超えるか否かを判定する。
出力制御部140は、判定部130が、伝達強度値が閾値を超えると判定した場合に、送受信部120が受信したコメントを出力部150に出力させる。また、出力制御部140は、伝達強度値が閾値を下回るコメントであっても、出力部150に表示させているコメント数が定められたコメント数を下回る場合には、伝達強度値に関わらず出力部150に表示させるようにしても良い。また、例えば、ユーザ端末100から送信された時間が新しいコメントを優先して、出力部150に表示させるようにしても良い。
次に、図10および図11を参照して、情報通信システム1の動作例を説明する。
まず、ユーザ端末100−4の接続要求部170−4は、ユーザVにより入力部110−4に入力される操作情報に応じて、自身に対応する接続サーバ200−2に、送受信部120−4を介して自身のユーザID「V」が含まれる接続要求を送信する(ステップS1)。接続サーバ200−2の送受信部260−2が、ユーザ端末100−4から送信される接続要求を受信すると、対応端点割り当て部220−2は、受信した接続要求からユーザID「V」を読み出し、読み出したユーザID「V」の認証を行う。対応端点割り当て部220−2は、ユーザID「V」のコミュニケーションシステムへの接続を許可すると判定すると、ユーザID「V」と定められた端点ID「B」とを対応付けてユーザ端点記憶部210−2に記憶させる(ステップS2)。
そして、接続サーバ200−2の送受信部260−2は、接続許可を示す情報をユーザ端末100−4に送信する(ステップS3)。ユーザ端末100−4は、接続許可を受信すると、動画配信サーバ400からストリーミング配信される動画の受信を開始し、受信した動画を出力部150−4に表示させる。同様に、ユーザXに利用されるユーザ端末100−1は、自身に対応する接続サーバ200−1にユーザID「X」が含まれる接続要求を送信し(ステップS4)、接続サーバ200−1は、接続要求から読み出したユーザ端末100−1に対応するユーザID「X」と定められた端点ID「A」とを対応付けてユーザ端点記憶部210−1に記憶し(ステップS5)、ユーザ端末100−1に接続許可を送信する(ステップS6)。ユーザ端末100−1は、接続許可を受信すると、動画配信サーバ400からストリーミング配信される動画の受信を開始し、受信した動画を出力部150−1に表示させる。
ユーザ端末100−1の出力部150−1に動画が表示されると、ユーザ端末100−1の入力部110−1は、ユーザからのコメント入力を受付ける。ユーザ端末100−1のコメント送信部180−1は、入力部110−1にコメント「おいしそう〜!」が入力されると、入力されたコメント「おいしそう〜!」と、自身のユーザID「X」とを、自身が属する接続サーバ200−1に送信する(ステップS7)。接続サーバ200−1の送受信部260−1が、ユーザ端末100−1から送信されるコメント「おいしそう〜!」とユーザID「X」とを受信すると、受信したコメント「おいしそう〜!」にコメントID「C1」を付与し、コメントID「C1」とコメント「おいしそう〜!」とを対応付けてコメント記憶部240−1に記憶させる。
接続サーバ200−1のコメント送信部250−1は、ユーザ端末100−1から受信したユーザID「X」に対応する伝達強度値を、伝達強度値記憶部230から読み出す。ここでは、読み出した伝達強度値は「5」であるとする。また、接続サーバ200−1のコメント送信部250−1は、ユーザ端末100−1から受信したユーザID「X」に対応する端点ID「A」をユーザ端点記憶部210から読み出し、入力端点ID「A」とする。コメント送信部250−1は、コメントID「C1」と、入力端点ID「A」と、伝達強度値「5」とを、交換サーバ300に送信する(ステップS9)。
交換サーバ300の送受信部330が、接続サーバ200−1からコメントID「C1」と、入力端点ID「A」と、伝達強度値「5」との情報を受信すると、伝達強度値算出部310は、受信した情報と端点情報記憶部320に記憶された端点情報とに基づいて、入力されたコメントの出力端点を判定し、それぞれの出力端点の伝達強度値を算出する(ステップS10)。ここでは、上述のように、算出後の伝達強度値が0以下となる出力端点はコメントの送信対象としないこととし、端点「A」と端点「B」と端点「C」とが出力端点IDとして判定される。
交換サーバ300の伝達強度値送信部350は、ステップS10で算出した出力端点ID「A」に対応する接続サーバID「接続サーバ200−1」と、出力端点ID「B」に対応する接続サーバID「接続サーバ200−2」とを、サーバ端点記憶部340から読み出す。そして、伝達強度値送信部350は、読み出した接続サーバID「B」に対応する接続サーバ200−2に、ステップS9で接続サーバ200−1から受信したコメントID「C1」と、ステップS10で判定した出力端点ID「B」と、出力端点ID「B」について算出した伝達強度値「2」とを送信する(ステップS11)。また、伝達強度値送信部350は、読み出した接続サーバID「A」に対応する接続サーバ200−1に、ステップS9で接続サーバ200−1から受信したコメントID「C1」と、ステップS10で判定した出力端点ID「A」と、出力端点ID「A」について算出した伝達強度値「5」とを送信する(ステップS12)。
接続サーバ200−1と、接続サーバ200−2とは、それぞれ交換サーバ300から送信されたコメントID「C1」と、出力端点IDと、伝達強度値とを受信する。接続サーバ200−1のコメント送信部250−1は、ステップS8で、コメント記憶部240−1にコメントID「C1」に対応するコメント「おいしそう〜!」が記憶されているため(ステップS13:YES)、コメント記憶部240−1からコメント「おいしそう〜!」を読み出し、ユーザ端末100−1に送信する(ステップS16)。ユーザ端末100−1の送受信部120−1が、接続サーバ200−1からコメントと伝達強度値とを受信すると、判定部130−1は、受信した伝達強度値と、閾値記憶部160−1に記憶された閾値とを比較する。判定部130−1が、受信した伝達強度値が閾値を超えると判定すると、出力制御部140−1は、コメント「おいしそう〜!」を出力部150−1に出力させる(ステップS17)。
一方、接続サーバ200−2のコメント記憶部240−2には、コメントID「C1」に対応するコメントは記憶されていないため(ステップS14:NO)、接続サーバ200−2のコメント送信部250−2は、接続サーバ200−1に、コメントID「C1」に対応するコメント情報を要求する(ステップS15)。接続サーバ200−1のコメント送信部250−1は、コメント記憶部240−1からコメントID「C1」に対応するコメント「おいしそう〜!」を読み出し、接続サーバ200−2に送信する。接続サーバ200−2は、接続サーバ200−1から送信されるコメントを受信すると、受信したコメントと、ステップS11で交換サーバ300から受信した伝達強度値とを、ユーザ端末100−4に送信する(ステップS18)。ユーザ端末100−4の送受信部120−4は、接続サーバ200−2から送信されるコメントと伝達強度値を受信すると、受信した伝達強度値に応じてコメントを出力部150−4に出力させる(ステップS16)。
上述した構成によれば、ユーザの情報通信端末に送信され表示される情報の量を一定数以下に制限しながらも、ユーザにとって意味のある情報を表示させることが可能となる。
なお、本実施形態では、接続サーバ200の伝達強度値記憶部230が、ユーザIDに対応する伝達強度値を記憶し、ユーザ端末100からコメントを受信すると、コメントを送信したユーザ端末100のユーザIDに対応する伝達強度値を対応付けることとしたが、ユーザ端末100がそれぞれに自身の伝達強度値を記憶し、コメントと伝達強度値とを接続サーバ200に送信する構成としても良い。
また、図12に示されるように、ユーザのうちに演者となるユーザを定め、演者に対応するユーザ端末100から入力されるコメントは、伝達強度値に関わらず他の全てのユーザ端末100に伝達され表示されるようにしても良い。この場合、参加者が参加する端点を含むパネルに加えて、演者と他の端点とを接続するパネルに対応する端点情報を端点情報記憶部320に記憶させるようにしても良い。また、この場合、演者が指定した特定のユーザ端末100から送信されるコメントは、一時的に演者と同様の別経路により、全てのユーザ端末100に到達するようにしても良い。
例えば、図13は、擬似的なライブ会場においてこのような演者を設けたコミュニケーションシステムの概念を示す図である。ここでは、ライブ会場における演者を定め、会場の客席を、端点と中継ノードとで構成したパネルに対応する端点情報を端点情報記憶部320に記憶させる。
また、本発明は、図14に示されるような大人数の会議システムに適用することができる。中心に位置する中継ノードに隣接する点として、タグに対応付けられた端点が設けられる。そして、ユーザは、タグに表されるいずれかの端点または複数の端点に参加することで、大人数での会議を行うことが可能となる。ここでは、例えば、「好きな色はなんですか」との議題に対して、「赤」の端点、「青」の端点、「黄」の端点、「緑」の端点などを設ける。ユーザは、いずれかの好みの色の端点に属してコミュニケーションを行う。この場合、例えば、「赤」と「青」とのいずれもが好きなユーザに対しては、「赤」に70%、「青」に30%の優先度を定め、定めた優先度に応じてコメントの伝達範囲が変化するようにしても良い。ユーザは、端点ごとの優先度を変更したり、事後的に自身が属する端点から他の端点に移動できるようにしても良い。このような場合にも、上述のような揺らぎを伝達強度値に持たせることで、ユーザは自身が属する端点とは他の端点における議論の内容も自身に届く場合があるようになるため、定められた議論のみを行うよりも多彩な議論を行うことを可能とする会議システムを提供することが可能となる。
また、本実施形態では、入力情報と、入力情報に対応して出力部150から出力される情報とはテキスト情報であることとしたが、入力情報および出力情報には、テキスト情報の他、音声情報、動画情報などを適用しても良い。この際、入力情報を音声情報とする場合には、入力情報を出力する出力部としてスピーカなどの音声出力装置が適用できる。
また、ユーザ端末100の出力制御部140は、接続サーバ200から受信して出力するコメントに対応付けられた伝達強度値の大きさに応じて、出力制御部140に出力するコメントを変化させるようにしても良い。例えば、コメントに対応付けられた伝達強度値が定められた閾値よりも小さい場合には、そのコメントを表示させる字を小さくしたり、または薄くしたりして表示させるようにしても良い。一方、コメントに対応付けられた伝達強度値が定められた閾値よりも充分に大きい場合には、そのコメントを表示させる字を大きくしたり、または濃くしたりして表示させるようにしても良い。ここで、入力情報を音声情報とする場合には、伝達強度値の大きさに応じて出力する音量を変化させるようにしても良い。あるいは、入力情報が動画情報である場合には、伝達強度値の大きさに応じて、例えば伝達強度値が小さければ入力された動画情報にノイズを入れた動画を背景の画像に重ねて表示するようにしても良い。このノイズは、画像の一部が加工されたものであれば良く、例えば、スノーノイズ、ゴーストノイズ、サンドストーム(砂嵐)や、背景の画像が透けて見えるように半透明に表示するようにしても良い。
また、本実施形態では、入力情報の伝達方向は双方向であるとして説明したが、片方向にのみ伝達する構成としても良い。
また、ユーザ端末100の出力部150に出力されるコメントは、例えばそのコメントの送信元であるユーザ端末100のユーザIDに応じて、異なるフォントの種類や色により表示するようにしても良い。
また、端点情報記憶部320には、複数のパネルを構成する複数の端点情報を記憶させるようにしても良い。このとき、ユーザは、一度に複数のパネルのいずれか複数の端点に属するようにしても良い。
また、本発明は、例えば、震災時の臨時配信や、スポーツ観戦、将棋中継など、端点が表現できるあらゆる場合に適用することができる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより情報通信を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による情報通信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によりユーザ端末に表示される画面例を示す図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるパネルの概念を示す図である。 本発明の一実施形態による交換サーバの端点情報記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による交換サーバのサーバ端点記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による接続サーバのユーザ端点記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による接続サーバの伝達強度値記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による接続サーバのコメント記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムに演者を設ける場合の概念を示す図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムの適用例を示す図である。 本発明の一実施形態による情報通信システムの適用例を示す図である。
符号の説明
1 情報通信システム
100 ユーザ端末
110 入力部
120 送受信部
130 判定部
140 出力制御部
150 出力部
160 閾値記憶部
170 接続要求部
180 コメント送信部
200 接続サーバ
210 ユーザ端点記憶部
220 対応端点割り当て部
230 伝達強度値記憶部
240 コメント記憶部
250 コメント送信部
260 送受信部
300 交換サーバ
310 伝達強度値算出部
320 端点情報記憶部
330 送受信部
340 サーバ端点記憶部
350 伝達強度値送信部
400 動画配信サーバ
500 ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した前記入力情報を前記複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバに接続された前記第2の情報通信端末であって、
    前記情報通信サーバから、前記入力情報と、前記入力情報が前記第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値とを受信する入力情報受信部と、
    記伝達強度値の閾値が記憶される閾値記憶部と、
    前記入力情報受信部が受信する前記伝達強度値と、前記閾値記憶部に記憶される前記閾値とを比較し、前記伝達強度値が前記閾値を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が、前記伝達強度値が前記閾値を超えると判定した場合に、前記入力情報受信部が受信した前記入力情報を、出力部に出力させる出力制御部と、
    を備えることを特徴とする情報通信端末。
  2. 前記入力情報受信部が受信する前記伝達強度値は、前記第1の情報通信端末に前記入力情報とともに入力された補正情報に応じて算出された伝達強度値であること
    を特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。
  3. 複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した前記入力情報を前記複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバであって、
    記入力情報が前記第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値が記憶される伝達強度値記憶部と、
    前記第1の情報通信端末から受信する前記入力情報に、前記伝達強度値記憶部に当該第1の情報通信端末に対応付けられて記憶された前記伝達強度値を対応付けて前記第2の情報通信端末に送信する入力情報送信部と、
    を備えることを特徴とする情報通信サーバ。
  4. 前記入力情報送信部は、定められた数値範囲内の乱数を生成し、伝達強度値記憶部に記憶される前記伝達強度値に前記乱数を乗じた値を、前記入力情報に対応付ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報通信サーバ。
  5. 一又は複数の中継ノードを介して互いに接続される複数の端点ノードによって表される接続関係において、一の端点ノードと他の端点ノードとの間の距離を表す伝達強度値減算値を前記端点ノードの組合せ毎に記憶する端点情報記憶部と、
    前記第1の情報通信端末と前記第2の情報通信端末とを、前記端点情報記憶部に記憶された前記複数の端点ノードのうちいずれかの端点ノードにそれぞれ対応付ける対応端点割り当て部と、
    記第1の情報通信端末に対応付けられた前記一の端点ノードと、前記第2の情報通信端末に対応付けられた前記他の端点ノードとの間に存在する前記中継ノード及び前記端点ノードの数に応じて決まる前記伝達強度値減算値を、前記第1の情報通信端末から受信する入力情報に対応付けられた前記伝達強度値から減算する伝達強度値算出部と、を備え、
    前記入力情報送信部は、前記入力情報と、減算された前記伝達強度値とを、前記第2の情報通信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報通信サーバ。
  6. 複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した前記入力情報を前記複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信する情報通信サーバに接続された前記第2の情報通信端末としてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
    前記情報通信サーバから、前記入力情報と、前記入力情報が前記第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値とを受信する入力情報受信ステップと、
    前記入力情報受信ステップにおいて受信する前記伝達強度値と、閾値記憶部に記憶される伝達強度値の閾値とを比較し、前記伝達強度値が前記閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記伝達強度値が前記閾値を超えると判定した場合に、前記入力情報受信ステップにおいて受信した前記入力情報を、出力部に出力させる出力制御ステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 複数の情報通信端末のうち第1の情報通信端末に入力された入力情報を受信し、受信した前記入力情報を前記複数の情報通信端末のうち第2の情報通信端末に送信し、前記入力情報が前記第2の情報通信端末において出力される可能性の高さを表す伝達強度値が記憶される伝達強度値記憶部を備える情報通信サーバとしてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
    前記第1の情報通信端末から受信する前記入力情報に、前記伝達強度値記憶部に当該第1の情報通信端末に対応付けられて記憶された前記伝達強度値を対応付けて前記第2の情報通信端末に送信する入力情報送信ステップ、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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