JP4832459B2 - 無線基地局制御装置および無線基地局制御方法 - Google Patents

無線基地局制御装置および無線基地局制御方法 Download PDF

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本発明は、伝送路マルチ化(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術を用いた無線通信システムにおける無線基地局制御装置および無線基地局制御方法に関する。
従来、MIMO技術が無線通信システムの周波数利用効率を向上させる技術の一つとして知られている。MIMO技術を用いた無線通信システム(以下、MIMO無線通信システムと称する)では、送信局および受信局に複数のアンテナを装備し、送信局と受信局の間に生じる複数の伝送路に別々のデータ信号を送信局から送信し、これを受信局で受信し復調することにより、周波数利用効率の高い高速データ通信を行うことができる。又、同時に送受信できる伝送路を増やせば時間あたりの通信量を増やすことができるため、通信速度を向上させることができる。
従来のセルラーシステムでは、端末は1つの基地局のみと通信するが、セルエッジでは隣接セルにある複数の基地局からの信号を受信する。そのため、通信している基地局以外の隣接セルの干渉波の影響により受信信号の品質が低下する。そこで、セルエッジに在る端末の通信品質を改善する従来技術として、例えば、非特許文献1に記載される技術が知られている。非特許文献1に記載される従来技術では、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式の無線通信システムの下り方向(基地局から無線端末への方向)のリンクにおいて、端末が2つの基地局のセルエッジにある場合、各基地局が個別に時空間符号化(Space Time Coding:STC)伝送を行うことにより、複数基地局間で協調したMIMO伝送を行っている。
三上学、藤井輝也,"複数基地局間協調MIMOを用いたOFDMシステムにおける下りリンク伝送法の検討",2007年電子情報通信学会ソサイエティ大会,B−5−44
しかし、上述した非特許文献1に記載の従来技術では、以下に示すような課題がある。
(1)図8に示されるようにセルラーシステムにおいて複数の基地局が密に設置された場合、多くの基地局のセルが重なるエリアができてくる。このようなセル環境下において、複数基地局間で協調したMIMO伝送を行おうとすると多数の伝送路が利用可能となるが、従来技術では、端末は一体どの伝送路を利用すればよいのかがわからない。このため、多数の伝送路の中から端末にとって適切な伝送路を選択することが課題となっている。
(2)非特許文献1に記載されるように、端末において各基地局から送信された無線信号の受信電力に大きな差がある場合、受信特性が劣化するため、周波数利用効率が低下する。この点の改善が課題となっている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の基地局と一つの無線端末の間で下り方向のMIMO伝送を行う際に、多数の伝送路の中から端末にとって適切な伝送路を選択すること、さらには端末での基地局間の受信電力差による受信特性の劣化を改善すること、を図ることのできる無線基地局制御装置および無線基地局制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線基地局制御装置は、複数の基地局と一つの無線端末の間で下り方向のMIMO伝送を行う無線通信システムにおける無線基地局制御装置において、各基地局と無線端末の間の電波受信環境が通信品質向上のための前記MIMO伝送に適しているか判断し、前記MIMO伝送を行なう基地局の組合せを決定する複数基地局連携制御手段と、前記MIMO伝送に係る制御データを基地局へ送信するデータ送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記複数基地局連携制御手段は、前記電波受信環境によって第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局を前記MIMO伝送に適していると判定する通信品質判定部を有することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記複数基地局連携制御手段は、前記第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局が存在しない場合に、前記MIMO伝送によって第2の基準以上の通信品質が得られる基地局の組合せがあるか判断し、前記MIMO伝送を行なう基地局の組合せを選定する基地局選定部を有することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記MIMO伝送を行なう各基地局と無線端末の間の通信品質の差に基づいて、該基地局の送信電力を制御する基地局電力制御部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記基地局電力制御部は、前記MIMO伝送を行なう基地局間で通信品質が等しくなるように、該基地局の送信電力を調整することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記基地局電力制御部は、前記送信電力の制御値を可変的に決定することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線基地局制御装置はバックボーンネットワーク側に設けられ、無線端末からの受信環境情報を取得する情報収集手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線基地局制御装置は無線端末に設けられ、該無線端末に係る前記MIMO伝送を制御すべく基地局を制御することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御方法は、複数の基地局と一つの無線端末の間で下り方向のMIMO伝送を行う無線通信システムにおける無線基地局制御方法であって、各基地局と無線端末の間の電波受信環境が通信品質向上のための前記MIMO伝送に適しているか判断し、前記MIMO伝送を行なう基地局の組合せを決定する複数基地局連携制御ステップと、前記MIMO伝送に係る制御データを基地局へ送信するデータ送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の基地局と一つの無線端末の間で下り方向のMIMO伝送を行う際に、多数の伝送路の中から端末にとって適切な伝送路を選択することができるという効果が得られる。さらには端末での基地局間の受信電力差による受信特性の劣化を改善することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るMIMO無線通信システムの構成を示す概念図である。図1において、無線基地局制御装置1は、バックボーンネットワーク4に接続されている。複数の基地局2は、無線基地局制御装置1に通信回線で接続されている。無線端末3は基地局2との間で無線通信を行う。
以下の説明では、本発明に係る下り方向(基地局2から無線端末3への方向)の無線通信に係る構成について説明する。
無線端末3は、一つ又は複数の基地局2との間で下り方向の無線通信を行う。複数の基地局2と一つの無線端末3の間では、複数の基地局2が連携したMIMO伝送により下り方向の通信(以下、「複数基地局連携」と称する)を行う。無線基地局制御装置1は、無線端末3における無線受信環境に応じて適切に複数基地局連携を行うようにするとともに、無線端末3での基地局間の受信電力差による受信特性の劣化を改善するべく、各基地局2を制御する。
図2は、本実施形態に係る無線基地局制御装置1の構成を示すブロック図である。図2において、無線基地局制御装置1は、通信品質収集部11、通信品質判定部12、基地局選定部13、基地局電力制御部14及びデータ送信部15を有する。
通信品質収集部11は、各基地局2から、基地局識別情報(基地局ID)及び受信環境情報を受け取る。受信環境情報は、当該基地局2と無線端末3の間に関し、無線端末3における電波の受信環境を表す。受信環境情報は、各無線端末3についての情報を含む。各無線端末3の受信環境情報は、それぞれの無線端末3で測定され、基地局2へ送られている。
本実施形態では、受信環境情報として通信品質値を利用する。通信品質値としては、例えば、搬送波対干渉雑音電力比(Carrier to Interference and Noise Ratio:CINR)、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator:RSSI)、信号対干渉雑音電力比(Signal to Interference Ratio:SINR)、パケット誤り率(Packet Error Rate:PER)、フレーム誤り率(Frame Error Rate:FER)などが挙げられる。これらの通信品質値を一つのみ用いてもよく、或いは複数を組み合わせて用いてもよい。通信品質収集部11は、基地局IDと通信品質値の組を通信品質判定部12へ出力する。
通信品質判定部12は、通信品質収集部11から受け取った情報に基づいて、各無線端末3について基地局毎の通信品質値の判定を行う。基地局選定部13は、複数基地局連携によって一定の通信品質値が得られる基地局の組合せを判断する。基地局電力制御部14は、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値が等しくなるように、該基地局2の送信電力を制御する。基地局電力制御部14は、基地局2の送信電力を制御するための送信電力制御係数α(但し、αは0から1の範囲の値)を決定する。送信電力制御係数αが1である場合、基地局2の送信電力は送信電力制御係数αによって制限されない。送信電力制御係数αが1未満である場合、基地局2の送信電力は送信電力制御係数αに応じて制限される。
データ送信部15は、制御データ及び送信データを各基地局2へ送信する。複数基地局連携を行う基地局2に対しては、MIMO伝送に係る制御データを送信する。
次に、図3、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る無線基地局制御装置1の動作を詳細に説明する。図3、図4及び図5は、無線基地局制御装置1が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、説明を簡単にするために、ある一つの無線端末3に着目した動作について説明する。
まず、図3において、ステップS1では、通信品質収集部11が、各基地局2から基地局ID及び受信環境情報を受信し、通信品質収集部11へ基地局IDと通信品質値の組を出力する。
ステップS2では、通信品質判定部12が、各基地局2の通信品質値を閾値(a)と比較し、通信品質値が閾値(a)以上である基地局2が一つのみであるか否かを判断する。この結果、該当基地局2が一つのみである場合はステップS3に進み、そうではない場合は図4のステップS5に進む。
閾値(a)は通信事業者等によって任意に決定される。図8に示されるような複数のセルの重複エリアでは、無線端末3が通信する基地局2以外の隣接基地局2からの同一周波数干渉波により通信品質値が劣化するが、閾値(a)以上の通信品質値が得られる基地局2を組み合わせて複数基地局連携を行うことにより、セル重複エリアにある無線端末3のスループット向上が期待できる。
ステップS3では、閾値(a)以上の通信品質値が得られる基地局2は一つしかないので、無線端末3は当該基地局2との間で一対一の通信を行う(複数基地局連携は行わない)とし、通信品質判定部12は、当該基地局2の基地局IDとともに送信電力制御係数「α=1」をデータ送信部15へ出力する。
ステップS4では、データ送信部15が、受け取った基地局IDに該当する基地局2に対して、送信電力制御係数αとともに送信データを送る。
上記ステップS2の結果、通信品質値が閾値(a)以上である基地局2が一つのみではない場合、図4のステップS5において、通信品質判定部12は、通信品質値が閾値(a)以上である基地局2が一つもないか否かを判断する。この結果、該当基地局2が一つもない場合はステップS6に進む。
一方、該当基地局2が二つ以上ある場合はステップS7に進み、通信品質判定部12は、該当基地局2の基地局IDと通信品質値を基地局電力制御部14へ出力する。この後、図5のステップS11に進む。この場合、通信品質値が閾値(a)以上である基地局2が複数あるので、該基地局2によって複数基地局連携を行う。この例が図6に示されている。図6の例では基地局#2と基地局#5が、通信品質値が閾値(a)以上となっている。
通信品質値が閾値(a)以上である基地局2が一つもない場合、ステップS6において通信品質判定部12は、各基地局2の基地局IDと通信品質値の組を基地局選定部13へ出力する。次いで、ステップS8では、基地局選定部13が、複数基地局連携によって通信品質値が閾値(b)以上となる基地局2の組合せがあるか否かを判断する。
閾値(b)は通信を行うことができる限界の通信品質値である。複数基地局連携によって通信品質値が閾値(b)以上となるならば、セル重複エリアのセルエッジにあるために通信不能であった無線端末3に対して複数基地局連携を適用することにより通信可能とすることができる。この例が図7に示されている。図7の例では全ての基地局の通信品質値が閾値(b)未満であるが、基地局#2と#3及び#5の3局によって複数基地局連携を行うことにより、通信品質値が閾値(b)以上となる。
ステップS8の結果、複数基地局連携によって通信品質値が閾値(b)以上となる基地局2の組合せがある場合はステップS9に進み、最も通信品質値がよくなる複数基地局連携の基地局2の組合せについて各基地局2の基地局IDと通信品質値を基地局電力制御部14へ出力する。この後、図5のステップS11に進む。
一方、ステップS8の結果、複数基地局連携によって通信品質値が閾値(b)以上となる基地局2の組合せがない場合は、複数基地局連携を行わないとし、制御処理を終了する。
複数基地局連携を行う場合、図5のステップS11において基地局電力制御部14は、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値に一定以上の差があるか否かを判断する。この判断基準の差の値は事前に決めておく。この結果、当該基地局間で通信品質値に一定以上の差がある場合はステップS12に進み、そうではない場合はステップS13に進む。
ステップS12では、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値に一定以上の差があるので、該基地局間で通信品質値が等しくなるように、基地局電力制御部14が送信電力制御処理を行う。この送信電力制御処理では、通信品質値がよい方の基地局2の送信電力を下げる操作によって、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値が等しくなるよう調整する。
図6の例では、複数基地局連携を行う基地局#2,#5間で通信品質値に一定以上の差があるので、通信品質値がよい方の基地局#5の送信電力を下げることにより、基地局#2,#5の通信品質値を等しくするよう調整する。図7の例では、複数基地局連携を行う基地局#2,#3及び#5間で通信品質値に一定以上の差があるので、通信品質値がよい方の基地局#2,#3の送信電力を下げることにより、基地局#2,#3及び#5の通信品質値を等しくするよう調整する。
基地局電力制御部14は、その調整結果として送信電力制御係数αを決定する。基地局電力制御部14は、複数基地局連携を行う各基地局2の基地局IDと送信電力制御係数αをデータ送信部15へ出力する。
なお、基地局電力制御部14による送信電力制御方法としては、例えば、複数基地局連携を行う各基地局から報告されるCINRが等しくなるように送信電力制御係数αを制御し、この制御値を一定周期で出力する。この制御式の例が(1)式に示されている。
Figure 0004832459
但し、α,α,αは複数基地局連携を行う基地局#1,#2,#3の送信電力制御係数、C,C,Cは該基地局#1,#2,#3の搬送波電力値である。I,I,Iは該基地局#1,#2,#3に対する干渉波電力値である。
一方、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値が一定以上の差がない場合、送信電力制御を行う必要はないので、ステップS13において基地局電力制御部14は、複数基地局連携を行う各基地局2の基地局IDとともに送信電力制御係数「α=1」をデータ送信部15へ出力する。
ステップS12,S13の後、図3のステップS4に進み、データ送信部15から、複数基地局連携を行う各基地局2に対して送信電力制御係数αと送信データが送られる。これにより、複数基地局連携を行う各基地局2は、送信電力制御係数αに基づいた送信電力で無線端末3へ送信データを送信する。
なお、複数基地局連携を行う基地局2の個数は、固定してもよく、或いは可変としてもよい。
上述した実施形態によれば、各基地局2と無線端末3の間の電波受信環境が通信品質向上のためのMIMO伝送に適しているか判断し、複数基地局連携を行う基地局の組合せを決定する。これにより、多数の伝送路の中から無線端末3にとって適切な伝送路を選択することができるという効果が得られる。
さらに、複数基地局連携を行う基地局間で通信品質値が等しくなるように、該基地局2の送信電力を制御する。これにより、無線端末3での基地局間の受信電力差による受信特性の劣化を改善することができるという効果が得られる。
又、本実施形態によれば、複数基地局連携によってセル重複エリアにおける通信誤り率やスループットなどの向上が期待できる。又、セル重複エリアのセルエッジにおいて微弱な信号でも複数基地局連携により通信可能となることが期待できるので、従来、通信不能であったエリアにおける通信サービスの向上に貢献することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述の実施形態では無線基地局制御装置1をバックボーンネットワーク側に設け、無線端末3から受信環境情報を送ってもらうが、該無線基地局制御機能を無線端末3に具備し、無線端末3が自身に係る複数基地局連携を制御すべく基地局2を制御するように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係るMIMO無線通信システムの構成を示す概念図である。 同実施形態に係る無線基地局制御装置1の構成を示すブロック図である。 図2に示す無線基地局制御装置1が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す無線基地局制御装置1が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す無線基地局制御装置1が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す無線基地局制御装置1が行う制御処理を説明するための説明図である。 図2に示す無線基地局制御装置1が行う制御処理を説明するための説明図である。 セルラーシステムの概念図である。
符号の説明
1…無線基地局制御装置、2…基地局、3…無線端末、11…通信品質収集部、12…通信品質判定部(複数基地局連携制御手段)、13…基地局選定部(複数基地局連携制御手段)、14…基地局電力制御部、15…データ送信部

Claims (5)

  1. 複数の基地局と一つの無線端末の間で前記複数の基地局が連携したMIMO伝送により下り方向の通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御装置において、
    各基地局と無線端末の間の電波受信環境が通信品質向上のための前記MIMO伝送に適しているか判断し、前記MIMO伝送を行なう基地局の組合せを決定する複数基地局連携制御手段と、
    前記MIMO伝送に係る制御データを基地局へ送信するデータ送信部と、を備え
    前記複数基地局連携制御手段は、
    前記電波受信環境によって第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局を前記MIMO伝送に適していると判定する通信品質判定部と、
    前記第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局が存在しない場合に、前記MIMO伝送によって第2の基準以上の通信品質が得られる基地局の組合せがあるか判断し、前記第2の基準以上の通信品質が得られる基地局の組合せを選定する基地局選定部と、を有し、
    前記第2の基準は、通信を行うことができる限界の通信品質値である、
    ことを特徴とする無線基地局制御装置。
  2. 前記MIMO伝送を行なう各基地局と無線端末の間の通信品質の差に基づいて、該基地局の送信電力を制御する基地局電力制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局制御装置。
  3. 前記基地局電力制御部は、前記MIMO伝送を行なう基地局間で通信品質が等しくなるように、該基地局の送信電力を調整することを特徴とする請求項に記載の無線基地局制御装置。
  4. 前記基地局電力制御部は、前記送信電力の制御値を可変的に決定することを特徴とする請求項又はに記載の無線基地局制御装置。
  5. 複数の基地局と一つの無線端末の間で前記複数の基地局が連携したMIMO伝送により下り方向の通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御方法であって、
    各基地局と無線端末の間の電波受信環境が通信品質向上のための前記MIMO伝送に適しているか判断し、前記MIMO伝送を行なう基地局の組合せを決定する複数基地局連携制御ステップと、
    前記MIMO伝送に係る制御データを基地局へ送信するデータ送信ステップと、を有し、
    前記複数基地局連携制御ステップは、
    前記電波受信環境によって第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局を前記MIMO伝送に適していると判定する通信品質判定ステップと、
    前記第1の基準以上の通信品質が得られている複数の基地局が存在しない場合に、前記MIMO伝送によって第2の基準以上の通信品質が得られる基地局の組合せがあるか判断し、前記第2の基準以上の通信品質が得られる基地局の組合せを選定する基地局選定ステップと、を有し、
    前記第2の基準は、通信を行うことができる限界の通信品質値である、
    ことを特徴とする無線基地局制御方法。
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