JP4829778B2 - 直接製錬設備 - Google Patents

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Description

本発明は、鉱石、一部還元された鉱石、及び金属含有廃棄物の流れなどの、金属含有供給材料から溶融金属を製造するための直接製錬設備及び方法に関するものである。
反応媒体として主に溶融浴を利用し、一般にハイスメルト(HIsmelt)法と呼ばれている公知の直接製錬法が、本出願人による国際出願PCT/AU96/00197(WO96/31627)に記載されている。
国際出願に記載されている溶融鉄の製造に関するハイスメルト法は、
(a)溶融鉄及びスラグからなる浴を容器内で形成する段階と、
(b)(i)金属含有供給材料(通常は、酸化鉄)及び(ii)酸化鉄の還元剤、及びエネルギー源として作用する含炭素質固体材料(通常は、石炭)を浴に注入する段階と、
(c)金属層内で金属含有供給材料を鉄に製錬する段階とを含む。
本明細書において「製錬」という用語は、溶融金属を製造するために、酸化鉄を還元する化学反応を行う熱的処理を意味するものと理解される。
ハイスメルト法はまた、浴から放出される一酸化炭素や水素などの反応ガスを、浴上方の空間で酸素含有ガスを使用して後燃焼させ、後燃焼によって発生した熱を浴に伝達させて、金属含有供給材料を製錬するために必要な熱エネルギーに寄与させる段階を含む。
ハイスメルト法は、また、浴の公称静止表面の上方に遷移帯域を形成する段階を含み、遷移帯域では好適な量の溶融金属及び/又はスラグの液滴又は飛沫又は流れが上昇し下降して、浴上方で反応ガスの後燃焼によって発生した熱エネルギーを浴に伝達するための効果的な媒体となっている。
ハイスメルト法において、多数のランス/羽口が、少なくとも固体材料の一部を容器底部の金属層に給送するために、容器内側へ下向きに鉛直面に対して傾斜して、製錬容器の側壁を通って容器下方領域に延びている。この多数のランス/羽口を通して、金属含有供給材料及び含炭素固体材料が溶融浴に注入される。容器上部での反応ガスの後燃焼を促進するために、酸素濃度を向上させることのできる高温空気の噴射が、下向きに延びる高温空気注入ランスを通って容器の上方領域に注入される。容器内で反応ガスの後燃焼により発生する排ガスは、排ガス管を通って容器上部から排出される。容器は、容器側壁及び屋根部に、耐火物で内張りされた水冷パネルを含み、水がパネルを通って連続回路を形成して連続的に循環している。
ハイスメルト法は、溶融鉄などの大量の溶融金属を、単一の小型容器内で直接製錬によって製造することを可能にする。
しかし、その達成のためには、鉄含有供給材料、含炭素材料、及びフラックスなどの大量の固体供給材料を固体材料注入ランスに供給する必要がある。
固体供給材料の供給は、製錬稼動期間を通して継続させなければならない。その期間は、望ましくは少なくとも12ヶ月間である。
さらに、製錬稼動期間中の様々な段階において、予期せぬ処理の変動などの様々な操業条件に対応するために、製錬稼動期間の途中で固体供給材料の供給量を変えることができなければならない。
本発明は、ハイスメルト法による製錬稼動期間中に、固体供給材料を固体材料注入ランスに供給するための効果的で信頼性の高い方法工程及び設備を提供するものである。
本発明は、直接製錬設備のための固体材料の供給手段を提供するものである。
本発明の一観点によれば、固体材料供給手段は、(鉛直に延びる固定された円筒形容器などの)直接製錬容器内に直接製錬用の固体供給材料を注入するための2対以上のランスを含む。固体材料供給手段は、各ランス対のランスに固体供給材料を供給するための主供給ライン(管路)及び1対の分岐ラインも含み、分岐ラインが、主供給ラインとランス対のランスとを相互連結している。ランスは、容器の周囲に配置され、容器の直径を挟んで向かい合ったランスが対をなしている。少なくとも1対のランスが(鉄含有材料、特に微粉鉄鉱石などの)金属含有供給材料を供給するために設けられ、少なくとも1対の他のランスが(石炭などの)含炭素固体材料及び場合によりフラックスを供給するために設けられる。ランス対は、隣り合うランスが異なる材料を注入するランスとなるように容器周囲に配置される。
本発明の別の観点によれば、固体材料供給手段は、容器の周囲に配置されて容器内部へ延びる固体材料注入ランスと、固体供給材料をランスに供給するための供給ラインとを含む。少なくとも1つのランスが金属含有供給材料を供給するために設けられ、少なくとも1つの他のランスが含炭素固体材料を供給するために設けられる。少なくとも1つのランスのためのランス供給ラインが、上向きに延びる部分と、内側へ下向きに延びる部分とを包含し、内側へ下向きに延びる部分は、上向きに延びる部分の上端から延びてランス入口に連結され、ランスと同じ軸線上にある。
本発明の第1の観点によれば、金属含有供給材料から溶融金属を製造するための直接製錬設備が提供され、直接製錬設備は、
(a)金属及びスラグの溶融浴、並びに浴上方のガス空間を保持する固定された製錬容器と、
(b)容器内に固体供給材料を供給する固体材料供給手段であって、固体材料供給手段が、容器の周囲に配置されて容器内へ延びるようにされた2対以上の固体材料注入ランス、並びに各ランス対のランスに固体供給材料を供給するための主供給ライン及び1対の分岐ラインを含み、分岐ラインが主供給ラインとランス対のランスとを相互連結しており、各ランス対のランスが互いに容器直径を挟んで反対側に位置しており、少なくとも1対のランスが金属含有供給材料を注入し、少なくとも1対の他のランスが含炭素固体材料を注入するために設けられ、隣り合うランスは異なる材料を注入するランスとなるようにランス対が容器の周囲に配置されている固体材料供給手段と、
(c)酸素含有ガスを容器内のガス空間及び/又は浴に注入するために、容器内へ下向きに延びるガス注入手段と、
(d)酸素含有ガスをガス注入手段に給送するために、容器から離れたガス供給位置から容器上方の給送位置まで延びるガス給送管手段と、
(e)容器から発生する排ガスを、容器から流れ易くするための排ガス管手段と、
(f)溶融金属を浴から出湯し、その溶融金属を容器から搬送するための金属出湯手段と、
(g)スラグを浴から出滓し、そのスラグを容器から搬送するためのスラグ出滓手段とを含む。
固体材料注入ランスは、容器側壁の開口を通って、内側へ下向きに容器内へ延びるように配置されることが好ましい。
容器側壁のランス用開口は、同じ高さで容器に位置し、容器の周囲に等間隔に離間していることが好ましい。
固体材料注入ランスの各対の分岐ラインは、実質的に同じ長さであることが好ましい。
各ランスの分岐ラインは、上向きに延びる部分と、内側へ下向きに延びる部分とを包含し、内側へ下向きに延びる部分は、上向きに延びる部分の上端から延びてランス入口に連結し、ランスと同じ軸線上にあることが好ましい。
上向きに延びる部分と内側へ下向きに延びる部分とが鋭角をなしていることが好ましい。
固体材料供給手段が、(a)予熱された金属含有供給材料、(b)周囲温度の金属含有供給材料、及び(c)予熱された金属含有供給材料と周囲温度の金属含有供給材料との混合物のうちの1つ又は複数を金属含有供給材料ランスに供給するように適合されることが好ましい。
固体材料供給手段が、予熱された金属含有供給材料を、主供給ライン又は金属含有供給材料ランスのための各ラインに供給する高温金属含有供給材料注入システムを含むことが好ましい。
高温金属含有供給材料注入システムが高温金属含有供給材料移送手段を含み、高温金属含有供給材料移送手段が、高温金属含有供給材料を予熱器及び/又は予備還元ユニットから金属含有供給材料ランスへ搬送するための、主供給ラインおよび不活性ガスなどの搬送ガスの供給体を含むことが好ましい。
好ましくは、金属含有供給材料は微粉鉄鉱石である。
高温金属含有供給材料注入システムは、容器に注入される微粉鉄鉱石の温度が650〜700℃、より好ましくは680℃程度になるように、微粉鉄鉱石の予熱を実施するように操業できることが好ましい。
本設備は、少なくとも2つのプラットフォーム(作業台)をさらに含み、容器の異なる地上高さで設備作業者を支えることが好ましい。
金属出湯手段及びスラグ出滓手段が、プラットフォームの1つ(以下、「キャストハウス・プラットフォーム」という)の上の設備作業者が取り扱い可能な位置に設けられることが好ましい。
作業者がキャストハウス・プラットフォームの上方にある少なくとも1つの他のプラットフォーム(以下、「ランス・プラットフォーム」という)の上で作業可能な位置に、固体材料注入ランスが置かれることが好ましい。
金属出湯手段及びスラグ出滓手段は、同じユニットにすることもできる。
金属出湯手段及びスラグ出滓手段は、容器の異なる高さに置かれた別個の金属出湯口及びスラグ出滓口を備えた、異なるユニットにすることもできる。
金属出湯手段及びスラグ出滓手段が異なるユニットの場合には、金属出湯手段が、容器から溶融金属を連続的に出湯するために容器から外側に突出している金属流前炉を含むことが好ましい。
この配置においては、金属出湯手段は、前炉からの溶融金属を受けるための金属出湯樋を含むことが好ましい。
さらにこの配置においては、スラグ出滓手段は、浴からの溶融スラグを受けるためのスラグ出滓樋を含むことが好ましい。
容器が、中央鉛直線の周りに設置されることが好ましい。
容器は、鉛直の円筒形容器であり、複数の固体材料注入ランスが容器周囲の円周上に離間して位置していることが好ましい。
容器側壁が水冷パネルを含むことが好ましい。
容器が屋根部を含み、屋根部は水冷パネルを含むことが好ましい。
酸素含有ガスは高酸素含有空気であることが好ましい。
本発明の第1の観点によれば、固体供給材料を直接製錬容器に注入する段階を含む直接製錬方法であって、該直接製錬容器が、容器の周囲に配置されて容器内へ延びるようにされた2対以上の固体材料注入ランスを通して、金属及びスラグの溶融浴並びに各ランス対のランスに固体供給材料を供給するための主供給ライン及び1対の分岐ラインを含み、分岐ラインが主供給ラインとランス対のランスとを相互連結しており、各ランス対のランスが互いに容器直径を挟んで反対側に位置しており、少なくとも1対のランスが金属含有供給材料を注入し、少なくとも1対の他のランスが含炭素固体材料及び場合によりフラックスを注入し、隣り合うランスが異なる材料を注入するようになっている直接製錬方法もまた提供される。
本発明の別の観点によれば、金属含有供給材料から溶融金属を製造するための直接製錬設備が提供され、該直接製錬設備は、
(a)金属及びスラグの溶融浴、並びに浴上方のガス空間を保持する固定された製錬容器と、
(b)容器内に固体供給材料を供給する固体材料供給手段であって、固体材料供給手段が、容器の周囲に配置されて容器内へ延びるようにされた固体材料注入ランス、並びにランスに固体供給材料を供給するための供給ラインを含み、少なくとも1つのランスが金属含有供給材料を注入するために設けられ、少なくとも1つの他のランスが含炭素固体材料を注入するために設けられ、少なくとも1つのランスのためのランス用供給ラインが、上向きに延びる部分と、内側へ下向きに延びる部分とを含み、内側へ下向きに延延びる部分が、上向きに延びる部分の上端から延びてランス入口に連結し、ランスと同軸線上にある固体材料供給手段と、
(c)酸素含有ガスを容器内のガス空間及び/又は浴に注入するために、容器内へ下向きに延びるガス注入手段と、
(d)酸素含有ガスをガス注入手段に給送するために、容器から離れたガス供給位置から容器上方の給送位置まで延びるガス給送管手段と、
(e)容器から発生した排ガスを、容器から流れ易くするための排ガス管手段と、
(f)溶融金属を浴から出湯し、その溶融金属を容器から搬送するための金属出湯手段と、
(g)スラグを浴から出滓し、そのスラグを容器から搬送するためのスラグ出滓手段とを含む。
本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
図に示す直接製錬設備は、国際出願PCT/AU96/00197に記載されたハイスメルト法による操業に特に適した直接製錬容器を含むものである。以下の説明は、ハイスメルト法に従って溶融鉄を製造するための微粉鉄鉱石の製錬に関するものである。
まず図1を参照すると、全体を符号11で示す冶金容器は、耐火煉瓦で形成された底部12及び側部13を包含する炉床と、炉床の側部13から上向きに延びる概ね円筒形の胴部を形成し、水冷パネル(図示せず)を支持する胴部上部及び胴部下部を包含する側壁14と、水冷パネル(図示せず)を支持する屋根部17と、排ガス用出口18と、溶融金属が連続的に流れ出るための前炉19と、製錬中に溶融スラグが流れ出るための出滓口21とを含む。
ハイスメルト法に従って微粉鉄鉱石を製錬して溶融鉄を製造するために容器を使用する際、容器11は、溶融金属層22、及び金属層22の上の溶融スラグ層23を包含する、鉄及びスラグの溶融浴を含む。符号24を付した矢印は金属層22の公称静止表面の位置を示し、符号25を付した矢印はスラグ層23の公称静止表面の位置を示している。用語「静止表面」とは、容器内へガス及び固体を注入していないときの表面を意味するものと理解される。
図2及び図3に最も良く示すように、容器は、地表面87上方の容器の異なる高さの一連のプラットフォーム79、81、83、85を有する。プラットフォームにより、機器の様々な操作機能が分離され様々な操作間の干渉が最小限に抑えられるように、したがって運転上の安定性が最大になるように、容器、及び小型容器11の周りに後述する他の設備機器を据え付けて運転することが可能になる。プラットフォーム79、81、83、85の高さは、プラットフォーム上の作業者が設備機器を簡便に取り扱うことができるように選択される。さらに、プラットフォーム79、81、83、85上の「設置領域」は、より低いプラットフォームの選択された領域に天井クレーンが接近でき、より低いプラットフォームの作業領域の頭上を保護できるように選択される。
詳細は後述するが、プラットフォーム79、81は固体材料注入ランス用プラットフォームであり、プラットフォーム83はキャストハウス・プラットフォームであり、プラットフォーム85は出湯口プラットフォームである。
図5に最も良く示すように、容器11は、容器内部の張替え又は他の保守のために容器11の内部への立入を可能にするための2つの点検口39を炉床の各側部13に含む。点検口39は鋼板の形態で、側部13に溶接されている。容器内部への立入が必要なときは鋼板を側壁から切り離し、容器内での作業が完了した後、代わりの板をその位置に溶接する。複数の点検口39は容器11の同じ高さ位置にある。複数の点検口39が容器の周囲に位置し、少なくとも90°離間している。このように離間していることによって、容器が高温のうちに耐火壁解体機器を、点検口を通して容器内へ差し入れ、耐火物で内張りされた側壁の耐火壁の大部分を解体することができる。点検口39は、ボブ・キャット(bob−cat)139又は同様の機器が容器内部に入るのに十分な大きさである。
図1に最も良く示すように、容器11には、高温空気の噴射を容器の上部領域に給送するためのガス注入ランス26が固定されている。ランス26は容器11の屋根部17を通って容器の上部領域へ下向きに延びている。使用時にはランス26に、還元容器11から幾らかの距離を隔てたところにある高温ガス供給ステーション(図示せず)から延びる高温ガス給送管31(図2及び図6)を通して、高温の高酸素含有空気流が流される。高温空気供給ステーションは一連の高温ガス加熱炉(図示せず)及び酸素設備(図示せず)を含み、高温の高酸素含有空気流が、高温ガス加熱炉を通り、容器11の上方位置のガス注入ランス26に接続されて延びている高温ガス送風管31へ流れることができる。或いは、空気流を加熱炉で加熱した後に酸素を追加してもよい。
図を総合的に参照すると、容器11には、また、酸素欠乏搬送ガスに随伴された微粉鉄鉱石、含炭素固体材料、及びフラックスを金属層22に注入するための、容器側壁14の開口(図示せず)を通ってスラグ層23に内側へ下向きに延びる8つの固体材料注入ランス27が固定されている。
容器側壁14のランス開口はそれぞれ容器11の同じ高さにあり、容器の周囲に等間隔で離間されている。ランス27は、その出口端28が操業転中には金属層22の表面より上方に位置するようにランス開口に形成され配置されている。ランス27のこの位置は、溶融金属と接触することによる損傷の危険性を低減し、また、水が容器内の溶融金属に接触するという重大な危険を犯さずに強制内部水冷によってランスを冷却することも可能にする。
ランス27は、4つのランスからなる2つの群に分けられる。製錬操作中に、一方の群のランス27は高温鉱石注入システムを介して供給される高温微粉鉄鉱石を受け、他方の群のランス27は炭質材料/フラックス注入システムを介して石炭及びフラックスを受ける。2つの群のランス27は、容器の周囲に交互に配置されている。
高温鉱石注入システムは、微粉鉄鉱石を加熱するための予熱炉(図示せず)および高温鉱石搬送システムを含み、高温鉱石搬送システムは、一連の供給ラインと、高温微粉鉱石を供給ライン内で搬送し、高温微粉鉱石を680℃程度の温度で容器に注入するための搬送ガスの供給体とを含む。ランス27、及びランス27のすぐ上流の供給ラインの一般的な配置を図7に概略的に示す。
図を総合的に参照すると、高温鉱石注入システムは、主高温鉱石供給ライン75(図2〜図5)および2つの分岐ライン76(図2〜図4)を含む。分岐ライン76は、容器直径を挟んで反対側に位置するランス27に連結し、それらのランス27に製錬操作中に高温鉱石を供給するように配置されている。高温鉱石注入システムは、また、別の主高温鉱石供給ライン33(図2〜図5)、及び容器直径を挟んで反対側に位置する別の対のランス27に連結してそれらのランス27に高温鉱石を供給するように配置される2つの分岐ライン34(図2〜図5)を含む。
図2から図5までに示すように、主供給ライン75は、容器から離れた場所(図示せず)から地表面又はその付近を延び、図2及び図3に示す位置75aまでは最終出湯プラットフォーム85の下を延び、次いでその位置からキャストハウス・プラットフォーム83の上方の図2〜図4に示す位置75bまでは最終出湯プラットフォーム85及びキャストハウス・プラットフォーム83又はその近傍を通って鉛直上向きに延びる。分岐ライン76は、まず位置75bで主ライン75から互いに反対方向に水平に延び、次いで位置76aから位置76b(図2〜図4)まで鉛直上向きに延び(図2及び図3)、次いでランス27の入口までの短い直線部分76cでは内側へ下向きに延びる。
また、図2及び図3に示すように、主供給ライン33が、容器から離れた場所(図示せず)から図5に示す位置33aまでは地表面又はその付近を延び、その位置で分岐ライン34へと分岐する。これらの分岐ラインはV字型を形成する。分岐ライン34が、位置34aまでは最終出湯プラットフォーム85の下方の地表面又はその付近を延び(図2及び図3)、次いでその位置から34bまでは最終出湯プラットフォーム85及びキャストハウス・プラットフォーム83又は近傍を通って鉛直上向きに延び(図2)、次いでランス27の入口までの短い直線部分34cでは内側へ下向きに延びる(1つだけを図2に示す)。
上記の主ラインおよび分岐ライン対の配置は、容器周囲の限られた空間においてライン同士が衝突しないようになっている。
含炭素材料/フラックス注入システムは、容器直径を挟んで反対側に位置するランス対27のための、同様の主供給ライン39、91及び分岐供給ライン40、92をそれぞれ含む。
ランス27は容器11から脱着可能に配置されている。
容器11の排ガス出口18は排ガス管32(図2、図6、及び図7に示す)に連結されており、排ガスは容器11から処理ステーション(図示せず)へ搬送され、そこで清浄化されて、容器11に供給される材料を予熱するための熱交換器を通過する。ハイスメルト法は空気又は高酸素含有空気により操作されることが好ましく、そのため相当量の排ガスが発生するので、比較的大径の排ガス管32が必要になる。図2に最も良く示すように、排ガス管は容器11の排ガス出口18から延びる緩やかに傾斜した第1部分32a、及び第1部分32aから延びる鉛直垂直に延びる第2部分32bを含む。
高温ガス給送管31及び排ガス管32は、容器11の上部から離れて遠隔位置(図示せず)へ延びており、そのため容器のその領域の空間を占有しており、それにより例えば容器並びに容器11の側壁14及び屋根部17の水冷パネルの水冷回路の保守に必要な、天井クレーン及び他の可動式操作機器などの設備機器の位置決めに影響を与えている。
上記のとおり、容器11の側壁14及び屋根部17は水冷パネル(図示せず)を支持し、設備は水冷回路を含む。水冷回路は、水冷パネルに水を供給し、水冷パネルから加熱された水を除去し、その後、水を水冷パネルに戻す前に、加熱された水から熱を取り去る。
製錬操業では、ハイスメルト法によれば、微粉鉱石及び適切な搬送ガス、並びに石炭及び適切な搬送ガスが、ランス27を通して溶融浴に注入される。固体材料及び搬送ガスの運動量によって、固体材料が金属層15に突入する。石炭から揮発分が除去され、それによって金属層15内にガスが発生する。炭素は、一部は金属に溶融し、一部は固体炭素として残る。微粉鉱石は金属に製錬され、製錬反応によって一酸化炭素が発生する。金属層内に搬送され揮発及び製錬反応によって発生したガスは、(固体/ガス/注入の結果として金属層の中に引き込まれた)溶融金属、固体炭素、及びスラグの、金属層15からの浮力による顕著な浮揚を引き起こし、それによって溶融金属及びスラグの飛沫、液滴及び流れの上昇運動が起こり、これらの飛沫、液滴及び流れがスラグ層を通過するときにスラグを巻き込む。溶融金属、固体炭素及びスラグの浮力による浮揚は、スラグ層16に相当の攪拌を引き起こし、その結果、スラグ層16の体積が膨張する。さらに、溶融金属、固体炭素及びスラグの浮力による浮揚によって引き起こされた溶融金属及びスラグの飛沫、液滴及び流れの上昇運動は、溶融浴の上方の空間まで達し、遷移帯域を形成する。ランス26を通じて酸素含有ガスを注入することによって、容器上部で一酸化炭素や水素などの反応ガスを後燃焼させる。容器内で反応ガスの後燃焼から生じる排ガスは、排ガス管32を通って容器上部から排出される。
製錬操業中に製造された溶銑は、前炉19及び前炉に連結された溶銑樋41を包含する金属出湯システムを通って、容器11から流れ出す。溶銑樋41の出口端は、溶銑取鍋ステーション(図示せず)の上方に配置され、ステーションに置かれた下方の取鍋に溶融金属を供給できるようになっている。
設備は最終金属出湯システムを含み、最終金属出湯システムは、溶融金属を容器11から製錬操業の終了の際に容器下部から出湯し、その溶融金属を容器11から離れたところへ搬送する。最終金属出湯システムは、容器の金属最終出湯口63、及び容器11から出湯口を介して流れ出た溶融金属を地表面にある金属収容ピット91に移送するための樋38を含む。理想的には、このピット91はピット内の溶銑と水が接触しないように部品から覆われている(図示せず)。最終金属出湯システムはまた、前炉19の金属出湯口43、及び前炉19から出湯口を通じて流れ出た溶融金属を主溶銑樋38へ移送する樋40を含む。金属を容器及び前炉から放出する出湯口63、43を開けるための最終出湯穴あけ機59も設けられている。
設備はスラグ出滓システムを含み、スラグ出滓システムは、製錬操業中に溶融スラグを容器11の外へ容器下部から周期的に出滓し、そのスラグを容器11から離れたところへ搬送する。スラグ出滓システムは、容器11のスラグ出滓口21と、容器11からスラグ出滓口21を通じて流れ出た溶融スラグを、キャストハウス・プラットフォーム83の高さから地表面87の別のスラグ収容ピット93、95へ下向きに移送するための、2つの最終分岐80、82を備えた樋44とを含む。2つのピットが設けられ、一方のピットを稼動させて溶融スラグを受ける間、他方のピットの稼動を停止してスラグ除去前に冷却できる。スラグを容器11から放出するスラグ出滓口21を開けるため、及び密封するために、スラグ出滓口栓及び穿刺機械61が設けられている。
設備は、スラグを容器11から製錬操業の終了の際に排出するためのスラグ出滓システムを含む。スラグ最終出滓システムは、容器11のスラグ出滓口46と、容器11からスラグ出滓口46を介して流れ出た溶融材料を収容ピット93へ移送するための主樋70及び分岐樋72を含む。分岐樋95がスラグ樋70を溶融金属樋38に連結している。分岐樋95は、最初に出滓口46が開けられる際に、通常、容器から流れる溶融金属を、金属収容ピット91に移送するために使用される。最終出滓の前に、溶融材料が分岐樋95を通って金属収容ピット91のみに流れるように、分岐樋72が遮断される。金属の流れが終りに近づくと分岐樋95が遮断され、溶融材料の流れがスラグ・ピット93へと方向を変えるように、分岐樋72の遮断が解除される。スラグを容器から放出する出滓口46を開けるためにスラグ排出穴あけ機68が設けられている。開いた出滓口46を閉じるためにマッドガン(mud gun)66が設けられている。
上記のとおり、容器は地表面87上の容器の異なる高さの一連のプラットフォーム79、81、83、85を有する。プラットフォームは、容器及び他の設備機器の据付け及び運転を可能にする。
最も低いプラットフォームである最終出湯プラットフォーム85は、容器11に対して、プラットフォーム上の作業者が最終金属出湯システム(金属最終出湯口63、樋38、金属出湯口43、樋40、及び最終出湯穴あけ機59)、スラグ最終出滓システム(スラグ出滓口46、樋70、分岐樋95、スラグ排出穴あけ機68、マッドガン66)、及び点検口39を簡便に取り扱いできるように選択された高さに配置されている。金属最終出湯穴あけ機、スラグ排出穴あけ機68、及びマッドガン66などの機器がプラットフォーム上に直接設置されている。プラットフォームはまた、基本的に障害物のない空間である2つの天井クレーン接近領域55を有し、そこから及びそこに機器及び材料を持ち上げて、例えば容器11の内張りの張替えを容易に行うことができる。
その次に高いプラットフォームであるキャストハウス・プラットフォーム83は、容器11に対して、プラットフォーム上の作業者が金属出湯システム(前炉19及び高温金属樋41)、及びスラグ出滓システム(スラグ出滓口21、樋44、及びスラグ出滓口栓及び穿刺機械61)を簡便に取り扱いできるように選択された高さに配置されている。プラットフォーム83の設置領域は、該プラットフォームが最終出湯プラットフォーム85の真上のクレーン接近領域55の上方の空間に突き出ず、その領域55への天井クレーンの接近に障害物のない空間が存在するように、選択的に形成される。プラットフォーム83の設置領域はまた、プラットフォームが最終出湯プラットフォーム85の最終金属及びスラグ出滓システム及び点検口39のすぐ近傍の作業領域の上方に延びて、これらの領域の作業者の頭上を保護するように、選択的に形成される。
その次に高いプラットフォームであるランス・プラットフォーム79、81は、容器11に対して、プラットフォーム上の作業者がランス27を簡便に取り扱えるように選択された高さに配置されている。
図3にプラットフォーム81の設置領域を示す。プラットフォーム81の設置領域は、プラットフォームが最終出湯プラットフォーム85の真上の接近領域55の上方の空間に突き出ず、それらの領域55への天井クレーンの接近の障害物のない空間が存在するように、選択的に形成される。設置領域はまた、プラットフォームが金属及びスラグ出滓システムのすぐ近傍の作業領域の上方に延びて、これらの領域で作業する作業者の頭上を保護するように、選択的に形成される。
上記の設備機器は、一連のプラットフォーム79、81、83、85上に配置されることに加えて、機器はまた、円周方向及び鉛直方向に延びる一連の領域内のプラットフォーム上に配置することもでき、それにより、上記のすべての機器を小型の容器11の周りに据え付けて操作することがさらに可能になり、機器の様々な操作機能が分離され様々な操作間の干渉が最小限に抑えられ、したがって運転上の安定性が最大になる。
具体的には据付けの配置は、容器11の周りで鉛直方向に延び、円周方向に離間し、容器の鉛直中央軸線の径方向外側に拡がる、次の3つの機能的区域に分類される。
区域1:一般作業及び点検
この区域は、容器11の周りに約180°に亘って延びており、架空の高温ガス給送管31及び排ガス管32の設置領域と、容器11の点検口39とを含む。
区域2:金属出湯
この区域は、金属出湯システム(前炉19及び溶銑樋41)と、最終金属出湯システム(金属最終出湯口63、樋38、金属出湯口43、樋40、及び最終出湯穴あけ機)とを含む。
区域3:スラグ出滓
この区域は、スラグ出滓システム(スラグ出滓口21、樋44、及びスラグ出滓口栓及び穿刺機械61)と、スラグ最終出滓システム(スラグ出滓口46、樋70、分岐樋95、スラグ排出穴あけ機68、マッドガン66)とを含む。
設備はまた、材料及び機器を最終出湯プラットフォームの上方に持ち上げ、そこから取り除けるようにする、上記の天井クレーン接近領域55上方の区域、即ち空間を含む。上空からの接近は容器内張りの張替えや他の保守作業に必要な材料及び機器を効率的に持ち上げるために特に重要である。
上記の本発明の実施例には、本発明の原理及び範囲から逸脱せずに多くの修正を行うことが可能である。
本発明による直接製錬設備の一実施例の一部を形成する直接製錬容器の垂直断面図。 直接製錬設備の実施例の大部分を形成する、容器並びに容器周囲のプラットフォームの配置及びプラットフォーム上の機器の側面図。 図2の矢印「A」で示された固体材料注入ランス及び高温鉱石供給ラインの拡大側面図。 図2で容器を見た位置から90°ずれた位置から見た、直接製錬設備の実施例の大部分を形成する、容器下部並びに容器周囲のプラットフォームの配置及びプラットフォーム上の機器の側面図。 直接製錬設備の実施例のキャストハウス・プラットフォームの配置図。 直接製錬設備の実施例の最終出湯プラットフォームの配置図。 コンピュータ作成による直接製錬設備の実施例の頂面平面図であって、キャストハウス・プラットフォーム及びそのプラットフォーム上の機器、並びに設備が明確に見えるようにそのプラットフォームより上方の機器を取り除いて、そのプラットフォーム上にある容器及び機器のその高さで容器の断面を示した図。 容器周囲の固体材料注入ランス及びランスのための供給ラインの配置を概略的に示した平面図。

Claims (27)

  1. 金属含有供給材料から溶融金属を製造するための直接製錬設備において、該直接製錬設備が、
    (a)金属及びスラグの溶融浴、並びに浴上方のガス空間を保持する固定された製錬容器と、
    (b)前記容器内に予熱された金属含有供給材料を供給する金属含有供給材料供給装置であって、該金属含有供給材料供給装置が、前記容器の周囲に配置されて、容器側壁の開口を通って前記容器内に内側へ下向きに延びるように配置された2対以上の固体材料注入ランス、並びに各ランス対のランスに前記金属含有供給材料を供給するための主供給ライン及び1対の分岐ラインを含み、前記1対の分岐ラインの各ラインが同じ長さであり、前記分岐ラインが、前記主供給ラインと前記ランス対のランスとを相互連結しており、各ランスのための前記分岐ラインが、上向きに延びる部分と、前記上向きに延びる部分の上端から内側へ下向きに延びてランス入口に連結され、前記ランスと同軸線上にある部分とを含み、前記上向きに延びる部分と前記内側へ下向きに延びる部分とが、鋭角を形成しており、前記各ランス対のランスが、互いに容器の直径を挟んで反対側に位置しており、前記予熱された金属含有供給材料が、前記金属含有供給材料供給装置の前記主供給ラインから前記分岐ラインを通って前記固体材料注入ランスに供給されて、前記容器に供給されるようになっている、金属含有供給材料供給装置と、
    (c)含炭素固体材料を前記容器に使用のために供給するための含炭素固体材料供給装置と、
    (d)酸素含有ガスを前記容器内の前記ガス空間及び/又は前記浴に注入するために、前記容器内へ下向きに延びるガス注入ランスと、
    (e)前記酸素含有ガスを前記ガス注入ランスへ給送するために、前記容器から離れたガス供給位置から前記容器上方の給送位置まで延びるガス給送管と、
    (f)前記容器から発生する排ガスを、前記容器から流れ易くするための排ガス管と、
    (g)溶融金属を前記浴から出湯し、該溶融金属を前記容器から搬送するための金属出湯装置と、
    (h)スラグを前記浴から出滓し、該スラグを前記容器から搬送するためのスラグ出滓装置とを含む、
    直接製錬設備。
  2. 前記容器側壁のランス用の複数の開口が、前記容器の同じ高さに位置し、前記容器の周囲に等間隔で離間している請求項1に記載された直接製錬設備。
  3. 前記金属含有供給材料供給装置が、予熱された金属含有供給材料と周囲温度の金属含有供給材料との混合物を金属含有供給材料ランスに供給するように適合されている請求項1に記載された直接製錬設備。
  4. 前記金属含有供給材料供給装置が、予熱された金属含有供給材料を金属含有供給材料ランスのための前記主供給ライン又は分岐ラインに供給するための高温金属含有供給材料注入システムを含む請求項1に記載された直接製錬設備。
  5. 前記高温金属含有供給材料注入システムが、高温金属含有供給材料移送装置を含み、該高温金属含有供給材料移送装置が、前記高温金属含有供給材料を予熱及び/又は事前還元ユニットから前記金属含有供給材料ランスまで搬送するための、前記主供給ライン及び搬送ガスの供給体を含む請求項4に記載された直接製錬設備。
  6. 前記金属含有供給材料が微粉鉄鉱石である請求項5に記載された直接製錬設備。
  7. 前記高温金属含有供給材料注入システムが、前記容器内に注入するための前記微粉鉄鉱石が650〜700℃の温度になるように、前記微粉鉄鉱石を予熱する操業が可能である、請求項6に記載された直接製錬設備。
  8. 前記金属出湯装置と前記スラグ出滓装置とが、前記容器の異なる高さに置かれた別個の金属出湯口及びスラグ出滓口を備える異なるユニットである請求項1に記載された直接製錬設備。
  9. 前記金属出湯装置が、前記容器から溶融金属を連続的に出湯するために、前記容器から外側に突出している前炉を含む請求項8に記載された直接製錬設備。
  10. 前記金属出湯装置が、前記前炉からの溶融金属を受けるための金属出湯樋を含む請求項9に記載された直接製錬設備。
  11. 前記スラグ出滓装置が、前記浴からの溶融スラグを受けるためのスラグ出滓樋を含む請求項8に記載された直接製錬設備。
  12. 前記金属含有供給材料が微粉鉄鉱石である請求項4に記載された直接製錬設備。
  13. 前記高温金属含有供給材料注入システムが、前記容器内に注入するための前記微粉鉄鉱石が650〜700℃の温度になるように、前記微粉鉄鉱石を予熱する操業が可能である、請求項12に記載された直接製錬設備。
  14. 前記搬送ガスが不活性ガスである請求項5に記載された直接製錬設備。
  15. 前記含炭素固体材料供給装置が、前記容器の周囲に配置されて、前記容器内に延びるように配置された2対以上の固体材料注入ランス、並びに各ランス対のランスに前記含炭素固体材料を供給するための主供給ライン及び1対の分岐ラインを含み、前記分岐ラインの各ラインが同じ長さであり、前記分岐ラインが、前記主供給ラインと前記ランス対のランスとを相互連結しており、前記各ランス対のランスが、互いに容器の直径を挟んで反対側に位置しており、前記含炭素固体材料が、前記含炭素固体材料供給装置の前記主供給ラインから前記分岐ラインを通って前記固体材料注入ランスに供給されて、前記容器に供給されるようになっている、請求項1に記載された直接製錬設備。
  16. 前記直接製錬設備が、キャストハウス・プラットフォームを更に有し、前記金属出湯装置の少なくとも一部が前記キャストハウス・プラットフォームに配置され、前記分岐ラインが、前記キャストハウス・プラットフォームよりも低い位置で前記主供給ラインと連結している、請求項1に記載された直接製錬設備。
  17. 前記直接製錬設備が、前記キャストハウス・プラットフォームよりも低い位置に、最終出湯プラットフォームを更に有し、前記金属出湯装置の少なくとも一部が、最終出湯の間に前記容器からの溶融金属を受けるために、前記最終出湯プラットフォームに位置し、前記分岐ラインが、前記最終出湯プラットフォームよりも低い位置で前記主供給ラインと連結している、請求項16に記載された直接製錬設備。
  18. 前記分岐ラインが、前記最終出湯プラットフォームから離れた位置で前記主供給ラインと連結している、請求項17に記載された直接製錬設備。
  19. 金属含有供給材料から溶融金属を製造するための直接製錬設備において、該直接製錬設備が、
    (a)金属及びスラグの溶融浴、並びに浴上方のガス空間を保持する固定された製錬容器と、
    (b)前記溶融浴から溶融金属を出湯し、前記溶融金属を前記容器から輸送するように適合された金属出湯装置の少なくとも一部を有するキャストハウス・プラットフォームと、
    (c)前記容器内に固体供給材料を供給する固体材料供給装置であって、該固体材料供給装置が、前記容器の周囲に配置されて前記容器内に下向きに延びるようにされた固体材料注入ランス、並びに少なくとも1つの供給ラインを含み、該供給ラインの一部が前記キャストハウス・プラットフォームよりも低い位置に配置され、前記キャストハウス・プラットフォームを通るか又は隣接して上向きに延びる少なくとも1つの上向きに延びる部分を有し、前記少なくとも1つのランス用供給ラインが、上向きに延びる部分、及び前記上向きに延びる部分の上端から内側へ鋭角に下向きに延びて前記ランスの入口に連結し、前記ランスと同軸線上にある部分を含む固体材料供給装置と、
    (d)酸素含有ガスを前記容器内の前記ガス空間及び/又は前記浴に注入するために、前記容器内へ下向きに延びるガス注入ランスと、
    (e)前記酸素含有ガスを前記ガス注入ランスへ給送するために、前記容器から離れたガス供給位置から前記容器上方の給送位置まで延びるガス給送管と、
    (f)前記容器から発生する排ガスを、前記容器から流れ易くするための排ガス管と、
    (g)スラグを前記浴から出滓し、該スラグを前記容器から搬送するためのスラグ出滓装置とを含む
    直接製錬設備。
  20. 前記容器が、前記キャストハウス・プラットフォームよりも低い位置に、最終出湯プラットフォームを更に有し、前記金属出湯装置の少なくとも一部が、最終出湯の間に前記容器からの溶融金属を受け、前記溶融金属を前記容器から輸送するために、前記最終出湯プラットフォームに位置し、前記少なくとも1つの供給ラインの一部が、前記最終出湯プラットフォームよりも低い位置に配置され、少なくとも1つの上向きに延びる部分が、前記最終出湯プラットフォームおよび前記キャストハウス・プラットフォームを通って又は隣接して上向きに延びている、請求項19に記載された直接製錬設備。
  21. 前記少なくとも1つの上向きに延びる部分が、前記最終出湯プラットフォーム及び前記キャストハウス・プラットフォームを通って又は隣接して上向きに延びている、1つの上向きに延びる部分を有する請求項20に記載された直接製錬設備。
  22. 前記少なくとも1つの上向きに延びる部分が、鉛直に延びている請求項21に記載された直接製錬設備。
  23. 前記少なくとも1つの供給ラインは、予熱された金属含有供給材料を供給するように適合されている請求項19に記載された直接製錬設備。
  24. 前記少なくとも1つの供給ラインが、予熱された金属含有供給材料を1対の固体材料注入ランスに供給するための主供給ライン及び1対の分岐ラインを含み、前記分岐ラインが、前記主供給ラインと前記ランス対の各ランスとを相互連結している請求項23に記載された直接製錬設備。
  25. 前記分岐ラインが、上向きに延びる部分と、前記上向きに延びる部分の上端から内側へ鋭角で下向きに延びる、請求項24に記載された直接製錬設備。
  26. 前記1対の分岐ラインの各ラインが同じ長さである請求項24に記載された直接製錬設備。
  27. 前記1対の固体材料注入ランスのランスが、互いに容器の直径を挟んで反対側に位置している請求項24に記載された直接製錬設備。
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