JP4829732B2 - 電子秤 - Google Patents

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本発明は電子秤に関する。
近年、電子秤の本体ケースは軽量化や加工の容易さ等から、一般に樹脂で形成されている。しかし、摩擦などで樹脂製の本体ケースが帯電すると、絶縁性が高いことから静電気の逃げ場がなくなり、内蔵された電子基板に誤作動が生じるなど、種々の不具合が生じるおそれがある。特に、金属製の計量皿がケース側に引き付けられて計量精度が低下する。 そこで、本体ケースの全部または一部を導電性の樹脂素材で形成する提案がなされている(特許文献1)。
また、計量法に基づき、電子秤の計量部は1つのケース内に収められ検定を受けた後、封印されている(特許文献2)。
特開昭61−288123号(請求項1) 特開平7−43198号(第2頁)
しかし、導電性樹脂素材は高価であり、電子秤のコストアップが避けられない。また、検定に合格し、封印された本体ケースに後から加工を加えることは許されない。
したがって、本発明の目的は、封印後の本体ケースの封印を解除することなく、安価な構成で樹脂製の本体ケースの帯電を防止し得る電子秤を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の電子秤は、被計量物を載置するための計量皿と、前記計量皿に載った前記被計量物の重量が取付部材および可動部を介して負荷される起歪体と、前記起歪体の固定部を支持する金属製のベースと、前記取付部材が挿通される貫通孔を有し、前記ベースを収容する樹脂製の本体ケースとを備えた電子秤において、前記本体ケースにおける前記貫通孔が形成された上板部の表面または裏面に接触する金属プレートまたは金属フィルムからなる導電性部材が設けられ、前記本体ケースの電荷が前記導電性部材を介して、前記ベースに逃げるように構成されている。
本発明によれば、樹脂製の本体ケースの電荷が導電性部材を介してベースや起歪体等に逃げるので、本体ケースが帯電するのを防止し得る。そのため、計量皿が静電力により本体ケースに引き付けられるのを防止でき、計量精度の低下が防止される。
特に、起歪体はアルミのインゴッドを削り出して形成され、ベースや起歪体の固定部および可動部は歪の生じない堅牢な構造とするために厚肉のアルミダイキャストで形成されているので、前記電荷を逃がす十分な体積を持つ。
しかも、金属プレートや金属フィルムの追加は導電性樹脂で本体ケースを形成するのと異なり、差程コストアップしない上、分解能や精度の高い電子秤など必要な機種についてのみ導電性部材を装着することがでる。
本発明においては、前記導電性部材が、前記計量皿に対面する前記本体ケースの上面に設けられているのが好ましい。
この態様によれば、計量皿に対面する部位に電荷が蓄積されるのを防止できるから、計量精度の信頼性が更に高まる。
本発明において、前記導電性部材は、前記計量皿に対面する前記本体ケースの上面に設けられた金属プレートからなり、該金属プレートは前記本体ケースおよび金属プレートを貫通する金属製の雄ネジ部材により前記本体ケースに圧接した状態で固定されていると共に、前記金属製の雄ネジ部材を介して前記金属プレートが前記ベースに電気的に接続されているのが好ましい。
この態様によれば、雄ネジ部材の軸力により本体ケースとプレートとの接触圧が得られ、電荷を確実に、かつ、瞬時にベースに逃がすことが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
電子秤1:
図1に示すように、電子秤1は、樹脂製の本体ケース2と、被計量物を載置するための計量皿3とを備えている。本体ケース2には、表示部4および操作ボタン5などが設けられており、オペレータが操作ボタン5に所定の操作を行った後、計量皿3の上に被計量物を載置すると、該被計量物の重量が表示部4に表示される。
図2に示すように、計量皿3(図1)を取り去ると、皿受け部材6および金属プレート7(導電性部材の一例)が現れる。金属プレート7は、金属製の第1および第2雄ネジ部材部材16a,16bにより、本体ケース2の上面に取り付けられている。
図3に示すように、本体ケース2は、上ケース21および下ケース22からなり、上下ケース21,22の間には封印空間2Sが形成されている。封印空間2S内には、重量検出器8および電子回路を有する制御基板9が収納されている。
重量検出器8:
図4に示すように、重量検出器8は起歪体30を備えている。前記起歪体30には、略H字状の中空部34が形成されている。起歪体30の両端部には、固定部31および可動部32が形成されている。固定部31および可動部32には、それぞれ、ベース10の立上部11および取付部材42がボルト12を介して締結されている。図3においては、前記ベース10に網点を施している。
金属プレート7および上ケース21には、取付部材42が挿通される第1および第2貫通孔7h,21hが形成されている(図3参照)。取付部材42の上端には皿受け部材6が固定されており、皿受け部材6には計量皿3が載置されている。したがって、計量皿3に載置された被計量物の重量は、皿受け部材6および取付部材42を介して起歪体30の可動部32に負荷される。
一方、図3の網点に示すように、立上部11は、下ケース22上に固定された金属製のベース10と一体に成型されている。したがって、図4に示す起歪体30の固定部31は、前記立上部11を介してベース10に片持ち状態で支持されている。
起歪体30:
前記起歪体30の上下には、一対のビーム33が形成されており、前記中空部34は、ビーム33の内側に形成されている。ビーム33の両端部には、4箇所の薄肉の起歪部35が形成されている。各起歪部35に対応する起歪体30の上下の位置には、検出素子36がそれぞれ設けられている。検出素子36は、前記制御基板9(図3)にそれぞれ接続されている。
計量皿3上に被計量物を載置し、荷重がかかると、皿受け部材6および取付部材42を介して起歪体30の起歪部35が変形し、制御基板9(図3)上の電子回路が、該起歪部35の表面の歪みを4つの検出素子36の電気抵抗の変化によって検出することで、被計量物の重量が測定される。
制御基板9:
図3に示す制御基板9には、図示しないアナログ回路やA/Dコンバータ、演算回路、表示部4および操作ボタン5などが実装されている。前記演算回路は、たとえば、マイクロコンピュータなどからなるデジタル回路で構成されている。
前記検出素子36(図4)からの電気信号は、A/Dコンバータによりデジタル値化された後、演算回路により重量が算出され、当該重量が表示部4に表示される。
静電気による計量精度の低下:
ここで、摩擦などにより、樹脂製の本体ケース2が帯電し、静電気の逃げ場がないと、前記アナログ回路に対する外乱となり計量精度が低下するおそれがある。特に、図1の本体ケース2の帯電により、金属製の計量皿3が本体ケース2に引き付けられて計量精度が低下するおそれがある。
そこで、本電子秤1では、図3の本体ケース2に取り付けた金属プレート7から、該本体ケース2に帯電した静電気をベース10や起歪体30に逃がしている。
帯電防止構造:
図4に示すように、前記金属プレート7は、上ケース21の第2貫通孔21hが形成された上板部21uの表面に接触している。
図3に示すように、金属プレート7には第1孔7aが貫通して設けられている。上ケース21には第2孔21aが該上ケース21を貫通して設けられている。一方、前記ベース10には、金属製の接続板15が鉛直方向に向って立ち上げられている。接続板15には雌ネジ部が形成されており、第1雄ネジ部材部材16aが第1孔7aおよび第2孔21aを挿通し、接続板15の雌ネジ部に螺合することで、金属プレート7が雄ネジ部材部材16aおよび接続板15を介してベース10に電気的に接続される。
前記ベース10は、歪の生じない堅牢な構造とするために、たとえば、厚肉のアルミダイキャストで形成されている。一方、起歪体30は、たとえば、アルミのインゴッドを削り出して形成されている。
前述のように、導電性の起歪体30およびベース10は互いに接続されているので、本体ケース2の電荷を逃がす十分な体積を持つ。
したがって、摩擦等により本体ケース2に電荷が発生しても、該電荷が金属プレート7から雄ネジ部材部材16aおよび接続板15を介して、起歪体30やベース10に逃がすことができる。
一方、金属プレート7には、取付孔7bが貫通して設けられており、上ケース21には、雌ネジ21bが形成されている。第1および第2雄ネジ部材部材16a,16bが、それぞれ上ケース21および接続板15に螺合していることで、金属プレート7が上ケース21に圧接した状態で固定される。
したがって、両雄ネジ部材16a,16bの軸力により、本体ケース2と金属プレート7との接触圧が得られ、金属プレート7が上ケース21の上板部21uに密着することにより、本体ケース2の電荷を確実に、かつ、瞬時にベース10や起歪体30に逃がすことができる。
特に、金属プレート7は計量皿3の円形の平面形状と概ね同じ大きさに形成されているので、本体ケース2との接触面積が十分に大きいから、帯電した本体ケース2の電荷をより一層、確実、かつ、瞬時にベース10や起歪体30に逃がすことができる。
さらに、前述のように、金属プレート7は、計量皿3に対面して設けられているので、計量皿3に対面する部位に電荷が蓄積されるのを防止できるから、計量皿3が本体ケース2側に引き付けられるのが防止され、計量精度の信頼性が向上する。
また、金属プレート7は、飛来する電波に対する遮蔽効果も期待できるため、計量精度の低下をより一層防止することができる。
電子秤1の封印:
図3に示す電子秤1は、本体ケース2の封印空間2S内に前記重量検出器8および制御基板9が収められた後、図5の破線で示す組付ネジ28により、上下のケース21,22が互いに組立てられる。この組立後、検定を受けた後に、前記検定に合格した電子秤1には、組付ネジ28の上に封印テープ29が貼付されて封印される。
オプション部品の取付構造:
ところで、図6に示すように、本電子秤1には、たとえば通信カード60のような、通信用の電子機器をオプション機器として、前記封印後の電子秤1に必要に応じて取り付けることが可能である。
前記通信カード60としては、たとえば、イーサネット(登録商標)を含むIEEE規格の通信カードの他に、USB(Universal Serial Bus) や、シリアルインターフェイス、パラレルインターフェイス、外部表示器へのインターフェイスなど、検定に必要な計量機能以外の機能を有するものがある。
以下、通信カード60の取付構造について説明する。
図3に示すように、下ケース22には、該下ケース22の封印空間2Sに向って突出した収納部23が、図5に示す下ケース22の外面側22uに形成されている。
図3に示す下ケース22には、収納部23と封印空間2Sとを連通させる連通孔24が前記収納部23の収納部壁23bを貫通して設けられている。連通孔24には、制御基板9の電子回路から引き出された通信線(信号線の一例)51が連通孔24を介して収納部23内に導出されている。
図5に示すように、通信線51の先端には、第1コネクタ50が接続されている。なお、第1コネクタ50には、通信線51の他に、たとえば、電源線が接続されていてもよい。
第1コネクタ50は、収納部23の凹所23a内に配置されていると共に、収納部23の凹所23aから引き出し可能に設けられている。
図3および図6に示すように、電子秤1の組立時において、第1コネクタ50は、制御基板9と第1コネクタ50とが通信線51を介して結線された状態で、連通孔24から収納部23の凹所23aに向って押し込まれる。
前記連通孔24の形状および大きさは、第1コネクタ50に通信線51が結線された状態で、第1コネクタ50を封印空間2Sから連通孔24を介して収納部23内に挿入可能で、かつ、通信線51を本体ケース2の封印空間2Sに向って引っ張ると、第1コネクタ50が連通孔24のまわりの下ケース22の部分に係合して封印空間2Sに入り込まないように形成されている。たとえば、図6の連通孔24の長さL1および幅W1は、図5の第1コネクタ50の長さL2および幅W2よりも各々大きく、かつ、第1コネクタ50の長さL2は連通孔24の幅W1よりも大きい。
図6に示すように、通信カード60の端部には、通信ケーブルを接続するための第2コネクタ61が設けられている。
下ケース22には、通信カード60の接続時において、該通信カード60の第2コネクタ61が嵌合する挿入孔26が形成されている。挿入孔26は、前記カバー25を設けた面に概ね直交する該下ケース22後方の外側面に形成されている。
図5に示すように、電子秤1には、収納部23の凹所23aに収納される通信カード60を覆うカバー25が設けられている。カバー25を長手方向Xにスライドさせることで、該カバー25の開閉を行うことが可能である。
通信カード60の取付方法:
通信カード60を電子秤1に取り付けるには、図5に示すようにカバー25を開け、第1コネクタ50を凹所23aから引き出した後、図6に示すように、第1コネクタ50に通信カード60を接続する。該接続後、通信カード60の第2コネクタ61の端部を挿入孔26に対向させると共に、通信カード60を収納部23の凹所23aに収納する。その後、カバー25を下ケース22に装着する。前記第2コネクタ61は挿入孔26を介して本体ケース2の外方に臨み、外部機器からの通信ケーブル(図示せず)を該第2コネクタ61に接続することが可能となる。
このように、電子秤1の本体ケース2が封印された後であっても、該封印を解除することなく、通信カード60を追加することができるので至便である。
また、カバー25が装着されている面と、通信カード60の第2コネクタ61の挿入孔26を設けた面とが概ね直交しいてるので、該第2コネクタ61に接続する通信ケーブルの差し込みや取り外し時に、カバー25に負荷がかかることがないので、カバー25が傷みにくい。
また、挿入孔26を電子秤1の後方に設けたので、第2コネクタ61に接続される通信ケーブルを、表示部4のある前方ではなく、電子秤1の後方に接続することができるのでコード類の取りまわしが良く邪魔にならない。
位置決め部25a,25b:
ここで、カバー25には、通信カード60の一方の側面を固定するための第1位置決め部25aが形成されている。一方、収納部23には、通信カード60の他方の側面を固定するための第2位置決め部25bが形成されている。第2位置決め部25bは、通信カード60の他方の側面が嵌合する溝と、第2コネクタ61部分が嵌り込む溝により構成されている。
したがって、通信カード60を両位置決め部25a,25bに合わせて装着することにより、通信カード60が収納部23内でガタつくことなく収納される。
プログラム記憶装置:
ところで、最近の電子秤1は、付加機能である集計や販売管理機能などのアプリケーシションソフトウエア機能が日々進化している。一方、基本となる計量に関わる部分のソフトウエアについては、検定によって変更することができない。
そこで、本電子秤1では、検定に関するソフトウエアを改ざんから守り、かつ、アプリケーシションソフトウエアのバージョンアップを可能とするために、検定に関するソフトウエア部分を暗号化して改ざんを防止している。
前記暗号化に関しては、ストリーム暗号やブロック暗号等種々の方法を用いることができるが、以下の説明では、対象ファイルのビット情報に基づいて暗号ファイルからなる秘密鍵をシードとして生成する方法を例示して説明する。
本電子秤1の本体ケース2には、封印された本体ケース2の外部からメモリカード(プログラム記憶装置の一例)を装着可能な図示しない装着部(カードスロット)が設けられている。
前記メモリカード70としては、たとえば、市販のセキュリティ機能付きのメモリカードSDカード(登録商標)やメモリースティック(登録商標)などを用いることができる。
図7に示すように、メモリカード70には、プロテクト領域71と通常領域72とが設けられている。
プロテクト領域71は、専用の機器でのみ、読み書きが可能である。プロテクト領域71には暗号ファイルF1が記憶される。
一方、通常領域72には、暗号化された検定対象ファイルF2および暗号化されていない非検定対象ファイルF3が記憶される。
電子秤1には、暗号解読手段が設けられている。前記暗号ファイルF1には、検定対象のアプリケーシションソフトウエアの暗号ファイル(シード)が記憶される。暗号ファイルは、検定対象ファイルのビット情報を元に、専用アプリケーシションソフトウエアで生成され、専用の機器で書き込まれる。
検定対象ファイルF2には、暗号ファイルF1のシードにより暗号化(スクランブル)された検定に関するソフトウエアからなる検定対象ファイルが記憶される。前記検定対象ファイルは、電子秤1の暗号解読手段により、前記暗号ファイルに基づいて解読されて実行される。なお、電子秤1は、前記暗号ファイルや検定対象ファイルの修正や書き込みを行う機能を有していない。
非検定対象ファイルF3には、検定対象以外のアプリケーシションソフトウエアが記憶される。
このように、検定に関するアプリケーシションソフトウエアを暗号化し、改ざんを防止すると共に、検定に関係しないアプリケーシションソフトウエアを書き換え可能にすることにより、ソフトウエアのバージョンアップが容易になる。
そのため、従来では、検定対象以外のソフトウエアのバージョンアップを行うには、本体ケース2の封印を解除し、制御基板をバージョンアップされたソフトウエアが搭載された新たな制御基板に取り替えた後、再び検定を受ける必要があるが、本電子秤1では、メモリカード70の差し替えにより、本体ケース2の封印を解除することなく、極めて容易に検定対象以外のソフトウエアのバージョンアップを行うことができる。
したがって、メンテナンス性が極めて容易になると共に、基板の在庫を大幅に減らすことができる。
なお、前述の説明では、金属プレート7とベース10との接続は、雄ネジ部材部材16aおよび接続板15を用いることとしたが、接続板15を介することなく雄ネジ部材部材16をベース10に螺合させてもよいし、金属プレート7とベース10とを導電線などで接続してもよい。
また、金属プレート7を上ケース21の上板部21uの裏面に設けてもよい。
さらに、導電性部材としては、金属プレート7の他に、たとえば導電性の金属フィルムや金属シート、金属シールなどであってもよい。
また、導電性部材を通常の製品には設けず、高い精度が要求される製品など必要に応じてオプションとして本体ケース2の表面に設けるようにしてもよい。特に、検定が必要な電子秤においては、本体ケース2を封印した後であっても、該封印を解除することなく導電性部材を容易に取り付けることができるので至便である。
また、金属プレート7は、製品の外観デザインを損なうことのないように、計量皿3よりも直径やサイズを小さくしてもよい。
また、計量皿3は円形でなくてもよく、たとえば方形であってもよい。かかる場合には、金属プレート7を計量皿3の形状と同様な形状にするのが好ましい。
本装置は電子秤に用いることができる。
本実施例にかかる電子秤を示す概略斜視図である。 計量皿を取り外した状態の電子秤を示す概略斜視図である。 計量皿および皿受け部材を外した状態の電子秤の分解斜視図である。 重量検出器の部分を示す概略断面図である。 カバーを取り外した状態の電子秤の裏面から見た概略斜視図である。 カバーの裏面および収納部を示す電子秤の裏面からの概略斜視図である。 メモリカードの記憶内容を示す概念図である。
符号の説明
1:電子秤
2:本体ケース
2S:封印空間
3:計量皿
7:金属プレート(導電性部材の一例)
8:重量検出器
9:制御基板
10:ベース
16a:雄ネジ部材部材
21h:第2貫通孔
21u:上板部
23:収納部
24:連通孔
25:カバー
25a,25b:位置決め部
26:挿入孔
30:起歪体
31:固定部
32:可動部
42:取付部材
50:第1コネクタ50
51:通信線(信号線の一例)
60:通信カード(通信用の電子機器)
61:第2コネクタ

Claims (3)

  1. 被計量物を載置するための計量皿と、
    前記計量皿に載った前記被計量物の重量が取付部材および可動部を介して負荷される起歪体と、
    前記起歪体の固定部を支持する金属製のベースと、
    前記取付部材が挿通される貫通孔を有し、前記ベースを収容する樹脂製の本体ケースとを備えた電子秤において、
    前記本体ケースにおける前記貫通孔が形成された上板部の表面または裏面に接触する金属プレートまたは金属フィルムからなる導電性部材が設けられ、
    前記本体ケースの電荷が前記導電性部材を介して、前記ベースに逃げるように構成された電子秤。
  2. 請求項1において、前記導電性部材が、前記計量皿に対面する前記本体ケースの上面に設けられている電子秤。
  3. 請求項1において、前記導電性部材は、前記計量皿に対面する前記本体ケースの上面に設けられた金属プレートからなり、
    該金属プレートは前記本体ケースおよび金属プレートを貫通する金属製の雄ネジ部材により前記本体ケースに圧接した状態で固定されていると共に、前記金属製の雄ネジ部材を介して前記金属プレートが前記ベースに電気的に接続されている電子秤。
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