JP4829355B2 - 譜面自在ページ捲り装置及び譜面台 - Google Patents

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Description

本発明は手を使わずとも、自在に従来譜面や書籍の頁送りと戻しを可能にする機構を備えた、ページ捲り装置及び譜面台に関するものである。
譜面使用時の楽器演奏中にて、演奏中の楽譜頁が次の裏頁にまたがっている場合で、このとき演奏にて演奏者の両手が塞がっている時、演奏を瞬時中断し、手で素早く頁を捲らねばならない。これは曲の流れも中断するため、演奏として障害となる。
また、楽曲の演奏によっては譜面頁を順次捲るだけでなく、リピートなど曲の繰り返しのため譜面頁を戻すなど、演奏中の頁捲り操作は真に煩わしいものであり、また、譜面だけでなく書籍などにおいても両手が使えない場合も同様である。
従来の手を使わない譜面捲りや書籍捲り装置の発明案には、ペダルを使用するなど楽譜や書籍を捲る手段があるが、楽譜そのものを電子化する方式(特許文献1)、小型モーター制御にてクラッチ機構による頁を捲るもの(特許文献2)、モーター制御にてアーム棒や、磁石を使用したもの(特許文献3、4)、空気吸引方式(特許文献5)等など多数ある。
特許公開平09−034446 特許公開平08―241076 特許公開平08−324157 特許公開平09−193567 特許公開平07−017159
上記従来の発明案において、電子式は、従来の出版本等の譜面を電子化への変換装置が必要であり一般的ではなく、また、モーター制御方式や、其他の案も、頁送りのみであったり、また、頁の送りや戻しの構造上の信頼性や、複雑さなど実用化の点で難しい。
よって、本発明は紙媒体である従来の譜面と従来の譜面台様式とを踏襲し、ペダルによって、駆動軸を左右に回動させるだけで、複数の頁送り戻しが、任意で確実に演奏者自身の手を使わずとも自動にできる実用化の高い装置、及び譜面台、または書見台としても利用できるものを提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、第一の解決手段は、ペダルワイヤーで回動する回転体60と、この回転体60を復帰させるバネと、突出係合部の頁戻し用レバーA51と同頁送り用レバーB52を有する駆動軸50と、円筒、及びこの円筒外周にあって枢軸線方向にある凸部形状の摺動凸設B31を有する送り回転子30と、この送り回転子30を倒置した同一構造で、また、この送り回転子30と同軸上に隣接軸通された摺動凸設A21を有する戻し回転子20と、これら頁送り、頁戻し回転子の回動を復帰させる回転子バネ40と、円筒体で、この円筒体内部の表(上面)には螺旋状斜面A12と、裏(下面)にはこの斜面A12と表裏対称な同螺旋状斜面B13を有した表裏同形の円筒体でさらに当円筒体外周部に頁把持部を有した複数のページ捲り回転子10とを具備し、
前記回転体60が頁送りへ回動したときは、前記駆動軸50が頁送りへ回動し、この駆動軸50に有する突出係合部の前記頁送り用レバーB52が前記送り回転子30を回動させ、この送り回転子30の回動により、頁把持部を有した前記ページ捲り回転子10を頁送りへ回動させ、頁を送り側へ捲る。
そして、前記送り回転子30が上記頁送りへ回動した後、前記回転子バネ40の復帰弾発力によって付勢された、この送り回転子30に有する前記摺動凸設B31が、前記螺旋状斜面B13を、螺旋状に復帰摺動しながら、次頁に位置するページ捲り回転子10内に自動にて移行し、次頁送り捲りの待機状態となる。
次に前記回転体60が頁戻しへ回動したときは、前記駆動軸50が逆回動(頁戻し)し、同駆動軸50に有する突出係合部の前記頁戻し用レバーA51が前記送り回転子(30)と同軸上に隣接軸通された戻し回転子20を回動させ、この戻し回転子20の回動により、既送り完了状態である頁把持部を有した前記ページ捲り回転子10を頁戻しへ回動させ、頁を戻し側へ捲る。
そして、前記戻し回転子20が上記頁戻しへ回動した後、前記回転子バネ40の復帰弾発力によって付勢された、この戻し回転子20に有する前記摺動凸設A21が、前記螺旋状斜面A12を、螺旋状に復帰摺動しながら、次頁(既送り完了頁)に位置するページ捲り回転子10内に自動にて移行し、次頁戻し捲りの待機状態になる。
以上の構成により頁の送りと、戻しが手を使わずとも動作自在にできるページ捲り装置である。
また、第二の解決手段として、上記第一の解決手段記載の回転体60を回動させるペダルワイヤーにおいて、このペダルワイヤーに代えて、前記回転体60を回動させるモーター160と、このモーターの駆動制御部と、電源部と、前記モーターを有線にて駆動指示する有線方式フットスイッチ150とを具設し、
前記モーター駆動制御部と前記有線方式フットスイッチとを有線接続することにより、前記モーター160を回動させ、上記第一の解決手段に記載のページ捲り装置を単独稼動または、このページ捲り装置を複数台設置した場合、前記有線仕様スイッチからの有線信号を、前記複数台設置した当ページ捲り装置間とに有線並列接続することにより複数台同時稼動できるページ捲り装置である。
また、第三の解決手段として、第一の解決手段である回転体60を回動させるペダルワイヤーにおいて、このペダルワイヤーに代えて、前記回転体60を回動させるモーター160と、このモーターの駆動制御部と、電源部と、無線方式受信部と、無線方式仕様スイッチ150Aを具設し、
前記無線方式受信部と、前記無線方式仕様スイッチとが無線方式伝送することにより、前記モーター160を回動させ、上記第一の解決手段に記載のページ捲り装置を単独稼動または複数台同時稼動できるページ捲り装置である。
また、上記解決手段とした本ページ捲り装置と、譜面台本体1とが一体となり、譜面台脚2と着脱可能なページ捲り譜面台である。
本発明のページ捲り装置は、両手を使わずとも、従来の譜面または書籍をペダル踏動のワイヤー牽引により、前記の譜面、または書籍頁の送りと戻しの回動を自在に行える。然るに、この本発明の内部構造は、駆動軸を、上記ペダル踏動により左右に回動させるだけで、あとはバネの弾発力で構成部品を作動させるため、構造と形状が単純であり、頁捲り作動の確実性と実用化が提供できる。
また、別案として、上記ペダル部のワイヤー牽引に代えて、小型モーター具備へ変更することによって、上記ワイヤーが不要になり、電気有線のフットスイッチ方式に変えられる。また、他の譜面台同士間に前記フットスイッチ方式の有線配線することにより、複数の譜面台を同時に操作できる。
また、上記有線のフットスイッチを無線方式化仕様にすれば、更に譜面台の多機能化が広がり、譜面台の遠隔操作も可能である。また、これら有線、無線方式のフットスイッチ化は、複数の譜面台において、同じパート演奏の場合、譜面を各自捲る事なく、一人が前記フットスイッチ操作すれば、複数の譜面台同時捲りが可能になり、また無線方式仕様においては、ピアノ演奏時など、遠隔操作にてスイッチ操作すれば、ピアノ近傍にて頁を捲る助手も不要である。
また本発明の、ページ捲り譜面台を譜面台脚2から外す事により、前記譜面台の設置場所は限定されず、鍵盤楽器等、任意の場所に載置可能である。
また、本発明の実用化において、上記ペダル方式でもスイッチ方式でも回動内部構造は共通であるため、前記両方式の製造での製品仕様変更は、筐体変更なしで容易にできる利点がある。
本発明の実施形態1を表わす斜視図。 (a)本発明の実施形態2を表わす斜視図。 (b)同実施形態3の有線仕様による複数台の操作を表わす斜視図。 (c)同実施形態4の無線方式仕様による複数台の操作を表わす斜視図。 (a)同実施形態5の鍵盤楽器に当該装置の正置載置を表わす斜視図。 (b)同実施形態5の鍵盤楽器に当該装置の倒置載置を表わす斜視図。 (a)当該装置の「頁捲り回転子」を表わす斜視図。 (b)当該装置の「ページ捲り回転子」の内部断面図。 (a)当該装置のページ捲り部の構成を表わす斜視図。 (b)当該装置の「ページ捲り上部」を表わす図及び内部断面図。 (c)当該装置の「ページ捲り下部」を表わす図及び内部断面図。 (a)当該装置の「送り、戻し回転子」部の組立を表わす斜視図。 (a−1)同「回転子」部の摺動凸設部の別実施例形状をあらわす斜視図。 (b)当該装置の「送り、戻し回転子」部及び「駆動軸」の構成を表わす斜視図。 (a)当該装置の「 ページ捲り回転子」と、「送り、戻し回転子」部の係合状態を表わす斜視図。 (b)同「ページ捲り回転子」と、「送り、戻し回転子」部の係合状態を表わす内部断面図。 当該装置の「回転体」部と「駆動軸」部との構成を表わす斜視図。 (a)当該装置の駆動ボックス内を表わす内部構成図。 (b)同駆動ボックス内の「回転体」を表わす内部構成図。 (c)同駆動ボックス内の「回転体」を表わす内部断面図。 (a) 当該装置のペダル部構成を表わす斜視図。 (b)同「ペダル回転プレート」内部を表わす断面図。 当該装置の「クリップ」部の実施形態を表わす構成図。 (a) 当該装置の譜面台正置固定における実施形態の「スライド方式」載置を表わす斜視図。 (b)当該装置の譜面台倒置固定における実施形態の「スライド方式」載置を表わす斜視図。 (a−1)当該装置の譜面台正置固定における実施形態の「開閉方式」載置を表わす斜視図。 (b−1)当該装置の譜面台倒置固定における実施形態の「開閉方式」載置を表わす斜視図。 実施形態2の駆動ボックス内を表わす構成図。 同実施形態2の作動ブロック図。 本発明の頁送りの作動原理説明図(原理図1)。 本発明の頁戻しの作動原理説明図(原理図2)。 (a−1)実際のページ捲り回転子回動前の状態。 (a−2)同回動後の状態。 (b−1)原理説明上のページ捲り回転子の斜面A、B。 (b−2)実際のページ捲り回転子の斜面A、B。 (a) ページ捲り回転子にページ固定カムを有した斜視図。 (b) ページ固定カムと、板バネの構成を表す斜視図。 (a−1)ページ捲り回転子の回動前のバネ板方式による固定状態。 (a−2) ページ捲り回転子の回動中によるバネ板の状態。 (a−3) ページ捲り回転子の回動後のバネ板方式による固定状態。 (a−1) ページ捲り回転子の回動前のボール部方式による固定状態。 (a−2) ページ捲り回転子の回動中によるボール部の状態。 (a−3) ページ捲り回転子の回動後のボール部方式による固定状態。
以下上記動作可能になせる各部品の構造説明、次に詳細作動原理、次に全ての一連概略動作である実施例を各図と共に説明する。
各部品の構造であるが、まず直接頁の送り戻しをおこなうページ捲り回転子10の構造を説明する。
図4(a)(b)の如く、円柱形状で中心部が中空な円環状であり、この円環外周の一端にアーム固定部16が固着され、また、図4(b)の如く、この円環表面(上側)の半円上に螺旋状の斜面A12(断面A−A参照)と、同円環状裏面に、この斜面A12とは反対側半円上の下側に同様なる螺旋状の斜面B13(断面B−B参照)とを有し、また斜面A12と斜面B13の非連続間に所定間隔スリット14を有する。このような斜面A12,斜面B13と所定間隔スリット14を有するページ捲り回転子10は表裏同一な形状である。
また上記ページ捲り回転子10(10A,10B,10Cも同形)は図5(a)の如く、1頁につき1つで、2頁目ならその下方に配置され、以下同様に希望頁分があればページ捲り回転子保持具19をスライド延長させ、順次追加配置できる仕様である。尚、当該ページ捲り回転子10に装着されるページアーム15は図4(a)の如くアーム固定部16に、例えば固定ネジ16Aなどで簡単な着脱可能にし、ページアーム15が不要な時は外して使用できる。
次に図5のページ捲り回転子10Aの最上部であるページ捲り上部11Aの構造は、図5(b)の如く斜面B13(下面)のみのを有し、左回転(反時計回り、以下同じ)係止用の回転ストッパーA18Aが凸設してある。また、最下部であるページ捲り下部11Bの構造は同図5(c)の如く斜面A12(上側)のみを有し、右回転係止用の回転ストッパーB18Bが凸設してある。またページ捲り上部11A、同下部11Bは最上部と最下部に位置するため、下記回転子20、30の各々格納部となる。よって、アーム固定部16等は具設不要である。また、これらページ捲り上部11A及びページ捲り下部11Bは倒置した対面配置であって、同一形状である。
次に図6(a)の送り回転子30と戻し回転子20の構造を説明する。
これらは上記ページ捲り回転子10を直接内部から回動させるための部品であり、先ず送り回転子30の構造は図6(a)(b)、図15原理図の送り回転子30の如く、円筒外周に摺動凸設B31と、同心円上で半径の異なった半円同士が相対向した空洞を有した構造である。また、この摺動凸設B31の形状は図6の如く直方体上部先端部の右上を斜面とした構造である。
尚、図6(a−1)は別案として摺動凸設B31の摺動性や耐久性を高める為に、同先端部の斜面部の変わりに、例えばミニローラーを有した場合の図である(下記摺動凸設A21も同じ)。
次に戻し回転子20の構造は、上記送り回転子30と形状は同一である。しかし、後述の駆動軸50に取り付けた状態では、図6(a)の如く上に戻し回転子20、下に送り回転子30が配置され、構造的に下の送り回転子30を倒置させたものが戻し回転子20となる。つまり、必然的に当該摺動凸設A21の形状は下部先端部の左下が斜面となる。
また、戻し回転子20と送り回転子30間には図6(a)(b)の如く後述の回転子バネ40が装着されるが、当バネの外周が上記回転子周縁よりはみ出さない為の溝として上記回転子には凹み段部を設けている。(図6(b)図7(b)参照)
また、上記戻し回転子20と、送り回転子30には、後述の駆動軸50が軸通され回動するが、このとき同回転子20、30は前述の同心円上に半径の異なった半円同士の空洞形状であるため、回転ブレ止めとして、戻し回転子20の上蓋として回転子上部蓋22A、送り回転子30の下蓋として回転子下部蓋22Bが、図6(b)図7(b)の如く駆動軸50の貫入用の穴が設けてあり各々着接されている。
また、上記回転子上部蓋22Aの上側、及び回転子下部蓋22Bの下側には、図6(b)図7(b)の如く止め輪A54A、止め輪B54Bが駆動軸50に各々挟込され、戻し回転子20と送り回転子30が各々左右に回動しても上下に分離はしない。
尚、図5(a)、図7(b)のスペーサーA33、スペーサーB34は上記送り回転子20、戻し回転子30と同径であり、これら回転子20,30が駆動軸50と共に上記ページ捲り回転子10内を上下に軸通移動しても、当該スペーサーA,Bが常時、ページ捲り回転子10内に同じく軸通移動されるため、ページ捲り回転子10及びページ捲り上部11A、同下部11Bが脱落することなく常に保持される。
次に回転子バネ40は図6(a)(b)、図7(b)の如く戻し回転子20と送り回転子30間に挟装し、摺動凸設A21と摺動凸設B31に係止され、図6(a)、図7(a)の如く定置状態(待機状態)では戻し回転子20と送り回転子30とが上下背中合わせに対設の状態で位置している。
次に駆動軸50の構造を説明する。
上記、送り回転子30と戻し回転子20を回動させる駆動軸50であるが、図6(b)、図7(b)の如く当該駆動軸50にはレバーA51とレバーB52が、上下位置をずらした背中合わせの対設形状で凸設固着してある。また、同駆動軸50の他端上方に、下記回転体60と軸通係合する駆動軸リブ53が凸設固着されている。
次に回転体60の構造を説明する。
回転体60は、図8の如く、開口孔のある保持板A71、保持板B72に、回転可能に両端が貫通保持され、また当該回転体60の中心には上記駆動軸50及び駆動軸リブ53とが容易に上下摺動する開口孔を有す。
また、回転体60には図9(b)(c)の如く回転体バネA63A, 回転体バネB63Bが装着されるが、前記回転体バネA63Aの反動係止として、回転体60側にはバネ止めA65と、保持版A71側にはバネ止めa67を設け、回転体バネB63Bの反動係止として、回転体60側にはバネ止めB66と、保持版B72側にはバネ止めb68を設け,回転体バネA、Bが各々係止される。
次に送りワイヤー81、戻しワイヤー82の構造を説明する。
図8、図9(a)の如く、上記回転体60を回動させるための、インナーワイヤー(被覆内摺動ワイヤー)構造の送りワイヤー81、戻しワイヤー82を図9(a)(b)の如く同回転体60に巻架し、ワイヤー止めA61(送りワイヤー81の止め用)、ワイヤー止めB62(戻しワイヤー82の止め用)にて回転体60に関着させる。
次に、ペダル部80の構造を説明する。
図10(a)の如く、足元近傍に置かれたペダル部ボックス100内のペダル回転プレート90に、図10(b)の如く送りワイヤー81、戻しワイヤー82が巻架、関着され、ペダル軸110が当該ペダル回転プレート90に軸通固着されている。ペダル軸110には、送りペダル120と、戻しペダル121がペダル軸110に固着されており、またペダル軸110に固着されたバネレバー102に掛止されたペダルバネ101によって、ペダル踏動による同ペダルと回転プレート90の復帰を行う。
以上の部品構成から頁が送り戻しされる主要部分の詳細作動原理を以下説明する。
先ず準備として譜面を図1の如く譜面台本体1に載置し、演奏する譜面の各頁を、図11の如くページアーム15の先端部に装着されたページクリップ17に順次挟着し、譜面準備する。以下順を追って説明するため、最初の1頁目から順送りされる作動を、各図及び図15の作動原理図1をもって説明する。
上記譜面準備完了後、図1、図10の送りペダル120を一回踏動すると、ペダル回転プレート90が、右回転(図10(b)の実線矢印方向)し、ペダルの踏み代分による送りワイヤー81が牽引され、譜面台本体1に装着されている図9(c)の駆動ボックス70内の回転体60が左へ(譜面台下から見て反時計回り、以下同じ)半回転牽引される。(図9(c)図中の実線矢印方向)
因みに、この回転体60の半回転が頁を捲る回転となるため、この回転体60の径と図10のペダル回転プレート90の径の関係でワイヤーの引き分であるペダルの踏み代が設定されるため、ペダル踏み代を少なくし操作性をよくする為には、ペダル回転プレート90の径は回転体60より大きくとる必要がある。
上記図9(c)の回転体60が左へ半回転(実線方向)すると、同回転体60に軸通されている駆動軸50が、同駆動軸50上部に固着されている駆動軸リブ53によって同じく左へ半回転され、図6(b)の同駆動軸50の下部に固着されているレバーA51、レバーB52も同じく左へ半回転される。
上記レバーA51, レバーB52が左半回転すると、図6(a)の駆動軸50に軸通係合されている送り回転子30が上記レバーB52により同じく左へ半回転されるが、これに対し上に位置する戻し回転子20は、前述部品構成の如く同心円上に半径の異なった半円同士の空洞を有するため、レバーA51が同方向の左へ半回転しても大きい半円空洞側内のため、同レバーA51は空転し、戻し回転子20は回転しない。(後述の図15作動原理図1のステップ2,3の(B)項記載)
そして上記送り回転子30が左へ半回転する時、図6(a)の同送り回転子30の摺動凸設B31の下部(傾斜無し部)が、図4(b)のページ捲り回転子10A内に有するスリット14部の螺旋状斜面A12の斜面鋭角の始まり(エッジ)係合して(図7(a)参照)同ページ捲り回転子10Aを左へ半回転させ(図7(a)の実線方向)、1頁が送られる。(後述の図15作動原理図1ステップ1から3記載)
次に上記、1頁が送られた後、図10の送りペダル120から足を踏動開放すると、ペダルバネ101の弾発力によって同ペダル120とペダル回転プレート90が定置復帰し、これにより送りワイヤー81が復帰する。(図10(b)の破線矢印方向)
同時に、図9の回転体60も上記ワイヤー復帰作動と共に、回転体バネA63Aの弾発力により回転体60が右へ半回転し復帰する。(図9(c)破線矢印方向)
上記回転体60の回転復帰によって駆動軸50も同様に右へ半回転復帰する。この時、同時に送り回転子30は、図6(a)の回転子バネ40の弾発力によって同駆動軸50の回転復帰に追動し同右へ半回転し復帰するが、同時に図4(a)のページ捲り回転子10A内の螺旋状の斜面B13(裏面)を、図6(a)の摺動凸設B31の上部(傾斜有り部)が摺接下降移動(図7(a)破線矢印方向)しながら半回転し、(後述、図15の作動原理図1のステップ4)復帰完了時は下方にある次のページ捲り回転子10B内に定置(図4(b)スリット14内)され、次の頁捲りのスタンバイ状態となり、以降同様に送りペダル120を踏動するごとにページが送られていく。(後述、図15の作動原理図1ステップ5記載)
尚、この時上記の送り回転子30の摺動凸設B31が、ページ捲り回転子10A内の斜面B13に沿って下方へ自動的に螺旋摺動するのは回転子バネ40の弾発力によるものであるが、このバネの他端係止(反動係止)となるものは、前記送り回転子30上部に位置する戻し回転子20の摺動凸設A21が下記の理由によって、係止されて、この戻し回転子20の回転係止がされることによる。つまり、図5(a)の最初のページ捲り回転子10Aの送りの場合にあっては、直上部のページ捲り上部11Aの図5(b)のスリット14内に上記摺動凸設A21が位置し、回転ストッパーA18Aにて左回転が係止され、バネの反動係止がされ、上記摺動凸設B31が回転子バネ40の弾発力より自動的に下方へ(ページ捲り回転子10Aから10Bへ)螺旋摺動していく。(摺動凸設A21はそのまま垂直にページ捲り上部11Aから下位のページ捲り回転子10Aへ下降)
次,2頁目(ページ捲り回転子10B)以降のバネ反動係止は、このページ捲り回転子10B上部に位置する摺動凸設A21(ページ捲り回転子10A内)によってバネ反動係止がされるが、前記ページ捲り回転子10Bの上部に、前記1頁目のページ捲り回転子10Aの斜面A12の斜面鋭角の始まり(エッジ)が存在するため、上記ページ捲り上部11Aのように摺動凸設A21が係止されず、何故なら前記ページ捲り回転子10Aの斜面A12に摺動凸設A21の下方の斜面がこのエッジ乗り上げる形になる。(参考説明として図7(a)破線矢印方向、但し図を倒置する)しかし、同摺動凸設A21の上端(傾斜無し部)が、さらに真上に位置するページ捲り上部11Aの斜面B13側の対面にある平面側(図5(b)参照)に当接し係止され反動係止となる。以下同様に摺動凸設A21の上部に位置するページ捲り回転子10B、10Cの各斜面Bの裏面平面によって係止され反動係止され、そして頁が送られた後、送り回転子30と戻し回転子20が順次下方へ自動的に摺動する。
次に頁捲り最終の最下部である図5(c)のページ捲り下部11Bの動作であるが、斜面B13(下面)を有しないため、送りペダル120を踏動しても、送り回転子30は下方へ摺動せず、当該ページ捲り下部11Bを左回転させるが再び戻り空転するのみである。
尚、図5(b)(c)の、ページ捲り上部11A、同下部11Bの形状は同一であるが、配置として図5(a)の如く対面の配置である。
また、補足説明として、頁送り直後、この摺動凸設B31が回転子バネ40の弾発力によって、次のページ捲り回転子10の左下へ、螺旋摺動移動可能なのは、頁送りされた直後、この摺動凸設B31と同位置にあるページ捲り回転子10Aの、斜面B13(下面)と、下部に位置するページ捲り回転子10Bの、斜面A12(上面)との間に間隙(摺動凸設部と同寸)が生じる。この間隙内を摺動凸設B31が螺旋摺接下降しながら次の下部に位置するページ捲り回転子10B内へ下降できる構造である。(後述、図15の作動原理図1ステップ4の(D)ページ捲り内部状態に記載)
また、この時の駆動軸50の動きであるが、上記摺動凸設B31により、送り回転子30が螺旋摺動移動(下降)するが、図7(b)の如く両端に止め輪A54A、止め輪B54Bが挟込されているため駆動軸50も共に下へ移動する。また、図8、9の駆動軸50の他端上方にも固着されている駆動軸リブ53も同様に、回転体60の遊貫孔を下へ、ページ捲り回転子10一つ分摺動移動する。
以上送りペダル120を踏動する事により、順次頁送りがされる。
次に図15の作動原理図1の概略説明を行う。
図は頁送り動作の原理図であり、説明上、図では1頁(ページ捲り回転子10A)までの捲り構造図とする。
図項目の(A)は送り回転子30と駆動軸50の状態と、(B)は戻し回転子20と同駆動軸50の状態と、(C)はページ捲り回転子10の状態を表わし、(D)はこれらの係合状態を表わすページ捲り内部状態である。尚、上記項目(A)(B)(C)は譜面台下方から見た図とし、(D)のページ捲り内部状態図は各作動理解上、譜面台裏面側から見た図とする。
ステップ1は、初期待機状態である。
ステップ2は、上記待機状態から送りペダル120が半分踏動されている時であり、1頁送り途中の経過状態図である。駆動軸50が1/4左回転(反時計回り以下同)し、それにより(A)の送り回転子30による(C)のページ捲り回転子10Aも1/4回転している。(レバーA51、レバーB52は駆動軸50に固着のため同一回転中)
ステップ3は、上記送りペダル120の踏動が完了し駆動軸50が初期状態から1/2左回転を完了し、送り回転子30による(C)ページ捲り回転子10Aが1頁送りを完了した状態図である。尚、(B)の戻し回転子20は図の如くレバーA51の空転のため不回転であることに注意。
ステップ4は、上記1頁送りを完了した後、送りペダル120が踏動開放され、駆動軸50が回転体60によって自動で右回転へ(回転体バネA63Aの弾発力により)復帰される途中の経過状態図であるが、(A)の送り回転子30も回転子バネ40の弾発力によって同じく右回転へ自動復帰される途中の経過状態図である。このとき送り回転子30は(D)のページ捲り内部状態図(譜面台裏側から視図)にあるようにページ捲り回転子10Aの斜面B13(下面)に自動で螺旋摺接下降の途中である。(駆動軸50も追動中)
ステップ5は、上記1頁送りが完全復帰完了し、(D)のページ捲り内部状態図の如く送り回転子30が次頁(下部)であるページ捲り回転子10Bへ配置されている図である。ところで、(C)のページ捲り回転子状態図はページ捲り回転子10Aが表示されているが、この送り回転子30は下部に位置するページ捲り回転子10Bに位置している。尚、(B)の戻し回転子20は回転せずそのまま下降してページ捲り回転子10Aに配置されている。以上が頁送りの主要動作である。
次に上記によって送られた頁が戻される動作を、各図及び図16の作動原理図2をもって説明する。
原則的には上記送り頁作動の逆原理である。上記の如く既に捲られている頁が存在している場合、戻しペダル121を一回踏動すると、ペダル回転プレート90が上記ページ送り作動とは逆に左回転(図10(b)の破線矢印方向)し、戻しワイヤー82が牽引され、図9(c)の回転体60が図中の破線矢印方向右(時計回り、以下同じ)へ半回転される。
上記回転体60が右へ半回転すると、この回転体60に軸通されている駆動軸50が同じく右へ半回転され、同駆動軸50に固着されている図6(b)のレバーA51、レバーB52も同じく右へ半回転される。
上記レバーA51,レバーB52が右へ半回転すると、上記頁送り作動と同様に戻し回転子20も、同レバーA51により同じく右へ半回転する。これに対して下に位置する送り回転子30(戻し回転子20と同形、但し倒置)は上記頁送り同様(図6(a)、図15参照)、同心円上に半径の異なった半円同士の空洞を有するため、レバーB52が右へ半回転しても大きい半円空洞側内のため、レバーB52は空転し、送り回転子30は回転しない(後述、図16の作動原理図2のステップ2、3の(A)項記載)
上記戻し回転子20が右へ半回転すると、図6(a)の同戻し回転子20の摺動凸設A21上部の傾斜無し部(送り回転子30とは倒置配置)が、図4(b)のページ捲り回転子10A内に有するスリット14部にある螺旋状斜面B13斜面鋭角の始まり(エッジ)に係合して同ページ捲り回転子10Aを右へ半回転させ(図7(a)の実線方向、但し図を倒置)、1頁が戻される。(後述の図16作動原理図2ステップ1から3記載)
上記、1頁が戻された後、戻しペダル121から足を踏動開放すると、バネ101によって同ペダル121とペダル回転プレート90が定置復帰し、これにより戻しワイヤー82が復帰する。(図10(b)の実線矢印方向)
また同時に、図9の回転体60も上記ワイヤー復帰作動と共に、回転体バネB63Bの弾発力により同回転体60が左へ半回転し復帰する。(図9(c)実線矢印方向)
上記、回転体60復帰により駆動軸50も同様に左へ半回転し復帰する。この時、同時に戻し回転子20が図6(a)の回転子バネ40の弾発力によって同様に左へ半回転し復帰するが、上記頁送り作動とは逆に、ページ捲り回転子10A内の螺旋状の斜面A12(上面)を摺動凸設A21の下部(斜面有り部)が摺接上昇移動(図7(a)の図を倒置しての破線矢印方向参照)しながら半回転し(後述の図16作動原理図2のステップ4)、復帰完了時は上方に位置する最上部ページ捲り上部11A内のスリット14内に定置され、最初のスタンバイ状態となる。(後述の図16作動原理図2ステップ5)
また、最上部であるページ捲り上部11A(ページ捲り下部11Bと同形状)においても、図5(b)の如く斜面A(上面)を有しないため、戻しペダル121を踏動しても、戻し回転子20は上方へ摺動せず、当該ページ捲り上部11Aを右回転させるが、再び戻り空転させるのみである。
また、回転子バネ40の弾発力による摺動凸設A21の次頁への摺接上昇移動は、上記頁送り作動と同様な原理により、ページ捲り回転子10Aの回転による斜面A12の位置と、上部にあるページ捲り上部11Aの斜面B13との関係によって、回転子バネ40の他端係止(反動係止)及び、この回転から生じる間隙により上方へ螺旋摺動移動可能できる。(後述、図16の作動原理図2ステップ4)
また、駆動軸50の動きは戻し回転子20が上記の螺旋摺動移動(上昇)するが、上記送り作動と同様、駆動軸50に挟込されている止め輪A54,止め輪B55によって駆動軸50と共に上方へ移動する。また、駆動軸50の他端上方にも固着されている駆動軸リブ53部も同様に、回転体60の遊貫孔を上方へページ捲り回転子10ひとつ分摺動する。
以上戻しペダル121を踏動する事により、頁戻しがされ完了する。
次に図16の作動原理図2の概略説明を行う。
同図は頁戻し作動の原理図であり、前記図15の頁送り作動原理図のステップ5の待機状態からの頁戻しとする。
ステップ1は、1頁の捲りが完了している待機状態である。
ステップ2は、上記待機状態から戻しペダル121が半分踏動されている1頁戻し途中の経過状態図である。駆動軸50が1/4右回転(時計回り)し、それにより(B)の戻し回転子20による(C)のページ捲り回転子10Aが1/4回転している。
ステップ3は、上記戻しペダル121の踏動が完了し、駆動軸50が待機状態から1/2右回転を完了し、戻し回転子20による(C)ページ捲り回転子10Aが1頁戻りを完了した状態図である。尚、(A)の送り回転子30は図の如くレバーB52の空転のため不回転であることに注意。
ステップ4は、上記1頁戻りを完了した後、戻しペダル121が踏動開放され、駆動軸50が回転体60によって左回転へ(回転体バネB63Bの弾発力により)自動復帰される途中の経過状態図であるが、(B)の戻し回転子20も前記作動原理図1と同原理で、戻し回転子20も回転子バネ40の弾発力によって同じく左回転へ自動復帰される途中の経過状態図である。このとき戻し回転子20は(D)のページ捲り内部状態図(譜面台裏面からの視図)にあるようにページ捲り回転子10Aの斜面A12(図4(a)参照)に自動で螺旋摺接上昇の途中である。(駆動軸50も追動中)
ステップ5は、上記1頁戻しが完全完了し、(D)のページ捲り内部状態図の如く、戻し回転子20がページ捲り上部11Aへ配置されている図である。ところで、(C)のページ捲り回転子状態図ではページ捲り回転子10Aが表示されているが、この戻し回転子20は上部に位置するページ捲り上部11Aに位置している。 尚、(A)の送り回転子30は回転せずそのまま上昇してページ捲り回転子10Aに配置される。以上、再び図15の作動原理図1のステップ1の待機状態にもどる。
以上が頁戻しの主要動作である。
なを、上記説明及び図は理解簡略化のため、実際の頁捲り時のページ捲り回転子10及び装着ページアーム15を、傾倒考慮無しである回動角度180度で説明している。以下実際のページ捲り回転子10の作動内容を説明する。(実際使用例図は図17参照)
譜面3を譜面台本体1に載置し、ページを捲る時、図17(a−1)の如くページめくり回転子10は譜面台本体1の下部に配置されるため、クリップ17が譜面3を挟入状態時、ページアーム15が水平ではなく、やや斜め上方に傾倒する。そして、頁が捲られた後、同じく、ページアーム15が水平ではなく、やや斜め上方に傾倒する(同図(a−2)、破線部は次頁のページアームを表わす)。そしてこれら回動角度(鈍角)の傾倒において、斜面A12と斜面B13を、図17(b−1)から(b−2)への如く、ページアーム15の傾倒に合わせ斜面A12及び斜面B13(斜面A12の裏面対称)を図内矢印方向へ短くする。これによってページ捲り回転子10が傾倒角度(鈍角)でストップしても図6、図7の摺動凸設A21、及び摺動凸設B31は次の各ページ捲り回転子10の所定スリット14内に摺動挿入され、各ページめくり回転子10を回動させる準備となる。
また、ページアーム15は頁装着時、次頁分のクリップ17の幅分だけ順次延長されるので、理論上、ページアーム15が順次鈍角方向へ傾倒し、各ページ捲り回転子10内のスリット14の角度位置がずれていく。この対処には斜面A12と斜面B13を各頁ごと上記同様に変更する方法もあるが、しかし、この傾倒は些少角度であるので、スリット14内に摺動凸設A21及び、摺動凸設B31が挿入していく間隙をやや大きめにし、ずれを吸収する方法もある。
以上の各部品構成及び作動原理による一連動作の概略を説明する。
先ず図1の如く、任意の譜面3を譜面台本体1に載置し、演奏する譜面左側頁部を図11の如く,譜面台左側の譜面固定クリップ板A141Aに挟着する。同じく譜面右側頁部を譜面固定クリップ板B141Bに挟着し譜面3を固定する。
次に同譜面右側頁部の任意の捲る各ページを図11の如く、ページクリップ17に順次挟着する。尚、このページクリップ17はページを挟める構造で、ページアーム15に固着可能であれば何でもよい。(図11では既製品差込型クリップの使用例)。
また、譜面頁が捲られる作動時のアームの固定だけでなく、振動や風、または譜面、書籍などの綴じ癖などの固定が必要である。このため、図18(a)(b)の如くページ捲り回転子10にページ固定カム180を有し、ページ捲り回転子保持具19に具備された板バネ181の弾発力により、前記ページ固定カム180の形状によってページ捲り回転子10が図18(a−1)と(a−3)の如く回動傾倒後、定位置に固定される。
また、上記以外、別のアームの固定方法として、図19の如くページ捲り回転子10に凹固定部190を有し、ページ捲り回転子保持具19に具備されたボール部191が、ボールバネ192によって前記凹固定部190へ嵌入される。そしてページ捲り回転子10が図19(a−1)と(a−3)の如く回動傾倒後、定位置に固定される。尚、ボール部191において、ボールでなくとも凹部固定部190に嵌入する凸部状であればよい。
また、上記以外、さらに別のアームの固定方法として、上記ページクリップ17の上下には図11の如く磁性体143が装着され、頁が捲られる時、図1のページ捲り回転子10が回転し、ページアーム15とページクリップ17が左側譜面部の譜面固定クリップ板A141Aに傾倒され、前記磁性体143がこの譜面固定クリップ板A141Aに吸着固定され譜面頁が安定する。また、頁が戻される場合も、同様にページアーム15とページクリップ17が右側譜面部の譜面固定クリップ板B141Bに傾倒され、前記磁性体143が譜面固定クリップ板B141Bに吸着固定され譜面頁が安定する。
尚、磁性体143の装着は上記各ページクリップ17でなくとも、各ページアーム15の上下面(図11の(143))に装着し、アーム固定クリップ板A141A、及びアーム固定クリップ板B141Bに吸着固定できるようにしてもよい。
以上で譜面台本体1へ譜面3の載置が完了し演奏開始する。演奏中、頁を捲る場合、足元近傍へ任意に置いた図1の送りペダル120を踏動すると、ペダルボックス100内のペダル回転プレート90が、送りワイヤー81を牽引し、譜面台本体1の下部に設置された駆動部ボックス70内の回転体60を回転させる。
上記回転体60が回転すると、同回転体60に軸通されている駆動軸50が回転し、図6(a)の送り回転子30を回転さる。そして、この送り回転子30により、1頁目のページ捲り回転子10Aが回転し、上記ページクリップ17に挟着された1頁目が捲られ頁送りがされる。
(内部詳細動作は上記作動原理図1にて説明)
1頁目が送られた後、送りペダル120を踏動開放すると、送りワイヤー81がペダルバネ101によって復帰し、上記回転体60と駆動軸50も回転体バネA63Aにより復帰する。そして、送り回転子30も回転子バネ40により復帰する。この時、駆動軸50と共に送り回転子30は同時に、直下(譜面台下方)に位置する次のページ捲り回転子10B内へ、前記回転子バネ40の復帰弾発力と、1頁目であるページ捲り回転子10Aの構造により自動で移動する。そして、次頁の送り、または戻しのスタンバイ状態になる。(内部詳細動作は上記作動原理図1にて説明)
次に、送った頁を戻す場合であるが、原則的に上記送りと逆作動である。足元近傍にある戻しペダル121を踏動すると、ペダルボックス100内のペダル回転プレート90が、戻しワイヤー82を牽引し、図9(a)の回転体60、駆動軸50が、戻し回転子20を逆回転し、上記捲られていたページ捲り回転子10Aが戻される。(内部詳細動作は上記作動原理図2にて説明)
1頁目が戻された後、図1の戻しペダル121を踏動開放すると、戻しワイヤー82がペダルバネ101にて復帰し、上記送り作動と同様に回転体60と駆動軸50が回転体バネB63Bにより復帰する。そして送り回転子30も回転子バネ40により復帰する。この時、駆動軸50と共に戻し回転子20は同時に、送り作動とは逆に直上(譜面台上方)に位置するページ捲り回転子10A内へ、前記回転子バネ40の弾発力と、2頁目であるページ捲り回転子10Bの構造により自動で移動する。そして次頁の戻し、または送りのスタンバイ状態になる。(内部詳細動作は上記作動原理図2にて説明)
以上で実施例1における頁の送り戻し動作が完了する。
実施例1では、図1の足元近傍に任意に置いたペダル部80のペダル踏動にて、ワイヤーを牽引して図9の回転体60を回動させ、ページの送り戻しを行うが、別の解決手段として、図2の如く、フットスイッチ150により図13の駆動モーター160を作動させ、頁の送り戻しを行うものである。以下詳細説明する。
当実施例2の部品構成は図13の如く駆動ボックス70内に、駆動モーター160とモーター用回転体166とを駆動ベルト161で巻架し、前記モーター用回転体166にはカム164が凸設してあり、このカム164に当接するリミットスイッチ165が設置されている。また、前記駆動モーター160を駆動させる電源部162には電池収容スペースを有してもよく、また電源をAC/DCアダプター154にてAC/DC共用可能にしたものである。また制御部163は駆動モーター160を制御する。足元近傍には信号ケーブル153にて接続されたフットスイッチ150を任意の場所に配置する。
以上の各部品構成よる実施例2の一連動作の概略を説明する。
先ず頁送りする場合、譜面3を実施例1同様に載置準備した後、図2の如く,足元近傍のフットスイッチ150の送りフットスイッチ151を足などで押動すると、図13の駆動モーター160が回転し、この駆動モーター160に巻架されている駆動ベルト161がモーター用回転体166を左回転(譜面台下から見たとき反時計周り、以下同じ)させる。そして、このモーター用回転体166に遊貫されている駆動軸50を実施例1の頁送り作動同様、左回転させページ捲り回転子10を同じく左回転させ、頁が送られる。
そして上記モーター用回転体166が左回転された時(頁捲りされた時)、同モーター用回転体166に凸設してあるカム164がリミットスイッチ165に当接し、前記駆動モーター160を停止させる。これは,実施例1における送りワイヤー82が回転体60を牽引し、ページ捲り回転子10の1頁送り直後と同じ状態である。
次からの動作は、実施例1による送り作動後と同様であり、図13、図9(b)の回転体バネA63Aの弾発力により、上記回転体60及びモーター用回転体166が右へ自動逆回転復帰し、駆動軸50が実施例1の図15作動原理1により回転復帰しながら、下方へ摺動移動し、1頁送りが完了し次の待機状態となる。
次に上記待機状態から頁戻しする場合、原則的に上記送りと逆作動である。図2のフットスイッチ150の戻しフットスイッチ152を押動すると、図13の駆動モーター160が回転(送りとは逆回転)し、上記送り同様、駆動ベルト161がモーター用回転体166を右回転させる。そして、このモーター用回転体166に遊貫されている駆動軸50を右回転させ、ページ捲り回転子10を回転させ頁が戻る。この時、カム164がリミットスイッチ165に当接し、駆動モーター160を停止させる。以下、実施例1による戻し作動と同様に、図13、図9(b)の回転体バネB63Bの弾発力により回転体60が左へ自動逆回転し、駆動軸50が実施例1の図16作動原理2により回転復帰しながら上方へ摺動移動し、1頁戻りが完了し、次の待機状態となる。以上が頁送り戻し動作である。
なお、当モーター仕様において、回転体バネA63A及び回転体バネB63Bの代わりに駆動モーター160による回転に変えても良い。
なを、当モーター用回転体166は実施例1の回転体60と同回転とするため、同回転体60と一体化構造にして実施例1と共用可能構造でもよい。
又、実施例1タイプから実施例2のタイプへ仕様変更する場合は、送りワイヤー81、戻しワイヤー82、ペダル部80を具設せず、上記実施例2の部品のみを具設すればよい。
また、リミットスイッチ165を、カム164と当接しない非接触であるフォトセンサーに代えてもよい。
実施例1及び2において、ページ捲り機構部は共通であるので、図13の駆動部ボックス70内に実施例2であるモーター仕様の配置スペースを考慮すれば、一つの筐体タイプで共用可能である。
また上記フットスイッチ150において、信号ケーブル153を、他の当該ページ捲り譜面台のフットスイッチ150と並列接続する事によって図2の(b)の如く、複数台同時動作もできる。
また上記フットスイッチ150部を赤外線又は電波送受信機構に代えた場合、無線方式スイッチ150Aとし、図13の制御部163に赤外線又は電波送受信機構を設け、有線である信号ケーブル153を不要にし、無線方式にすれば図2の(c)の如く、複数台同時動作でき、また、無線方式仕様であるため、演奏当事者に限らず、前記無線方式スイッチ150Aの遠隔操作で頁捲りが可能である。
また本ページ捲り装置と譜面台本体1を一体とした、ページ捲り譜面台を譜面台脚2から外す事により、前記ページ捲り譜面台の載置場所は限定せず、任意の場所や鍵盤楽器に載置でき、任意で頁の送り戻しが自動にできる。図3は実施例1、2におけるページ捲り譜面台を譜面台脚2から取り外し、鍵盤楽器の譜面台立てに載置したものである。
鍵盤楽器など譜面台脚使用不可の場合でも載置でき、頁の送り戻しは、ペダル部80、フットスイッチ150、無線方式フットスイッチ150Aのいずれ方式でも、手を使わずに頁の送り戻しを自在に捲ることができる。
また、この鍵盤楽器載置場合、図3(a)はページアーム10群が下方にある載置方法の場合である。
図12(a)は、ページアーム10群が鍵盤操作の邪魔しないように,譜面台本体1の裏面に装着された譜面台スライドスタンド板A170Aの固定ねじ171を緩め、同譜面台スライドスタンド板A170Aを下方へスライドさせ固定し、鍵盤楽器に載置したものである。
図3(b)の載置図は、別の載置方法として、ページアーム10群が上方にある当譜面台を倒置させたものである。
この場合、図12(b)の如く当該譜面台を倒置させ、譜面3の低部を安定させるため、上記譜面台スライドスタンド板A170Aの固定ねじ171を緩め、同譜面台スライドスタンド板A170Aを譜面3の大きさに合わせ下方へスライドさせ(上記図(a)とは逆スライド)、譜面載板A172Aを起立させ譜面3の低部を載せる。但しこの場合、本ページ捲り装置を倒置して使用するため、考え方として上記実施例1、2の頁の送りと戻しの操作及び、動作が逆になるが、使用に関してはなんら変わることは無い。
また、上記図12(a)(b)のスライド式譜面台の固定以外に、図12(a−1),(b−1)の如く開閉式譜面台の固定である譜面台開閉スタンド板B170Bと譜面載板B172Bにしても良い。
1.譜面台本体
2.譜面台脚
3.譜面
10.(10A,10B,10C)ページ捲り回転子
11A.ページ捲り上部
11B.ページ捲り下部
12.斜面A
13.斜面B
14.スリット
15.ページアーム
16.アーム固定部
16A.固定ネジ
17.クリップ
18A.回転ストッパーA
18B.回転ストッパーB
19・ページ捲り回転子保持具
20.戻し回転子
21.摺動凸設A
22A.回転子上部蓋
22B.回転子下部蓋
30.送り回転子
31.摺動凸設B
33.スペーサーA
34.スペーサーB
40.回転子バネ
50.駆動軸
51.レバーA
52.レバーB
53.駆動軸リブ
54A.止め輪A
54B.止め輪B
60.回転体
61.ワイヤー止A
62.ワイヤー止B
63A.回転体バネA
63B.回転体バネB
65.バネ止A
66.バネ止B
67.バネ止a
68.バネ止b
70.駆動部ボックス
71.保持板A
72.保持板B
80.ペダル部
81.送りワイヤー
82.戻しワイヤー
90.ペダル回転プレート
100.ペダルボックス
101.ペダルバネ
102.バネレバー
110.ペダル軸
120.送りペダル
121.戻しペダル
130.ペダル台
141A.譜面固定板A
141B.譜面固定板B
143.磁性体
150.フットスイッチ
150A.無線方式フットスイッチ
151.送りフットスイッチ
152.戻しフットスイッチ
153.信号ケーブル
154.AC/DCアダプター
160.駆動モーター
161.駆動ベルト
162.電源部(電池収容可も含む)
163.制御部
164.カム
165.リミットスイッチ
166.モーター用回転体
170A.譜面台スライドスタンド板A
170B.譜面台開閉スタンド板B
171.固定ねじ
172A.譜面載板A
172B・譜面載板B
180.ページ固定カム
181.板バネ
190.凹固定部
191.ボール部
192.ボールバネ

Claims (4)

  1. ペダルワイヤーで回動する回転体(60)と、この回転体(60)を復帰させるバネと、突出係合部の頁戻し用レバーA(51)と同頁送り用レバーB(52)を有する駆動軸(50)と、円筒、及びこの円筒外周にあって枢軸線方向にある凸部形状の摺動凸設B(31)を有する送り回転子(30)と、この送り回転子(30)を倒置した同一構造で、また、この送り回転子(30)と同軸上に隣接軸通された摺動凸設A(21)を有する戻し回転子(20)と、これら頁送り、頁戻し回転子の回動を復帰させる回転子バネ(40)と、円筒体で、この円筒体内部には螺旋状斜面A(12)及びこの斜面A(12)と表裏対称な同螺旋状斜面B(13)を有した表裏同形の円筒体でさらに当円筒体外周部に頁把持部を有した複数のページ捲り回転子(10)とを具備し、
    前記回転体(60)が頁送りへ回動したときは、前記駆動軸(50)が頁送りへ回動し、この駆動軸(50)に有する突出係合部の前記頁送り用レバーB(52)が前記送り回転子(30)を回動させ、この送り回転子(30)の回動により、頁把持部を有した前記ページ捲り回転子(10)を頁送りへ回動させ、頁を送り側へ捲り、
    そして、前記送り回転子(30)が上記頁送りへ回動した後、前記回転子バネ(40)の弾発力によって付勢された前記摺動凸設B(31)が、前記螺旋状斜面B(13)を、螺旋状に復帰摺動しながら、次頁に位置するページ捲り回転子(10)内に自動にて移行し、次頁送り捲りの待機状態となり、
    次に前記回転体(60)が頁戻しへ回動したときは、前記駆動軸(50)が逆回動(頁戻し)し、この駆動軸(50)に有する突出係合部の前記頁戻し用レバーA(51)が前記送り回転子(30)と同軸上に隣接軸通された戻し回転子(20)を回動させ、この戻し回転子(20)の回動により、既送り完了状態である前記ページ捲り回転子(10)を頁戻しへ回動させ、頁を戻し側へ捲り、
    そして、前記戻し回転子(20)が上記頁戻しへ回動した後、前記回転子バネ(40)の弾発力によって付勢された前記摺動凸設A(21)が、前記螺旋状斜面A(12)を、螺旋状に復帰摺動しながら、次頁(既送り完了頁)に位置するページ捲り回転子(10)内に自動にて移行し、次頁戻し捲りの待機状態になる、ページ捲り装置。
  2. 請求項1記載の回転体(60)を回動させるペダルワイヤーにおいて、このペダルワイヤーに代えて、前記回転体(60)を回動させるモーターと、このモーターの駆動制御部と電源部と、前記モーターを有線にて駆動指示する有線仕様スイッチとを具設し、
    前記モーター駆動制御部と前記有線仕様スイッチとを有線接続することにより、前記モーターを回動させ、請求項1に記載のページ捲り装置を単独稼動または、このページ捲り装置を複数台設置した場合、前記有線仕様スイッチからの有線信号を、前記複数台設置した当ページ捲り装置間とに有線並列接続することにより複数台同時稼動できるページ捲り装置。
  3. 請求項1記載の回転体(60)を回動させるペダルワイヤーにおいて、このペダルワイヤーに代えて、前記回転体(60)を回動させるモーターと、このモーターの駆動制御部と、電源部と、無線方式受信部と、無線方式仕様スイッチを具設し、
    前記無線方式受信部と、前記無線方式仕様スイッチとが無線方式伝送することにより、前記モーターを回動させ、請求項1に記載のページ捲り装置を単独稼動または複数台同時稼動できるページ捲り装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のページ捲り装置と、譜面台本体(1)とが一体となったページ捲り譜面台。
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