JP4829023B2 - 漏れ電流検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電路の電極間で発生した漏れ電流を検出する漏れ電流検出回路に関する。
従来、プラグの栓刃間でトラッキングが発生したら電路を遮断する機能を有する電源コンセント装置として特許文献1或いは特許文献2に開示されたものがあった。また、電源コード内部の電線の破損を検知して電路を遮断する電源コード装置として特許文献3に記載されたものがあった。
特許文献1は、プラグ挿入口間に2個のトラッキング検出用電極を配置し、このトラッキング検出用電極間に釈放リレーの励磁コイルを接続して、プラグ挿入口間に発生するトラッキング電流により励磁コイルを励磁して釈放リレーを動作させて電路を遮断しているし、特許文献2は、電流検出部、フィルタ回路、A/D変換回路、演算処理部等を有し、検出した電路電流から、トラッキングの発生を判断している。
また、特許文献3では、電源コード内に電線以外に感知線を平行に配置し、零相変流器(センサコア)により2本の電線の零相電流を検出することで電線の破損を判断するものであった。
特開平9−180805号公報 特開2001−324533号公報 特開2003−17195号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成は、トラッキングが発生したらそれを検知することはできるが、トラッキングの原因となるプラグ栓刃間の火花放電(シンチレーション)を検知するのが難しく、トラッキング発生をその初期段階で検知して電路を遮断することはできなかった。また、特許文献2の構成は、火花放電を検出することが可能であるため、トラッキングを初期の段階で検知することは可能であるが、フィルタ回路、A/D変換回路、演算処理部等が必要であり、回路が複雑でコスト高であった。
更に、特許文献3の構成は、ZCTを小型にするのが難しく、プラグ内等に組み込んで電源コードに一体に構成する場合、大型なものとなっていた。
このような問題点に鑑み、本発明者等はプラグ栓刃間のトラッキング初期の放電現象をフォトカプラを用いた簡易な回路で検出できることを見出した。しかも、このフォトカプラを用いた検出回路は放電を始めとする電極間の漏れ電流の発生を良好に而も高速に検出でき、電線の半断線現象に関しても良好に検出できることを見出した。
そこで本発明は、電子機器の金属製筐体が電源線の何れかの極に接触して発生した漏れ電流をフォトカプラを使用した簡易な回路で高速に検出する漏れ電流検出回路を提供するとを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明に係る漏れ電流検出回路は、フォトカプラの光素子のアノードに漏れ電流検出対象の筐体に接続した信号線が接続され、前記フォトカプラの受光素子が漏れ電流検出対象に電力を供給する電路から電源の供給を受け、前記信号線から流入した電荷によりフォトカプラをオン動作させることで前記筐体と電源の接触による漏れ電流の発生を検出することを特徴とする。
この構成により、筐体から漏れた電流がアースに流れなくても、フォトカプラに接続された信号線に漏れ電流により発生する電荷を流すことで、漏れ電流を検出することができる。その結果、アース線が接続されていない状態でも、漏電による事故を未然に防ぐことが可能となる。
また、この漏れ電流検知動作は、零相変流器を用いた漏電検知動作より高速で動作するので、特定の機器の漏れ電流に対して広域に遮断する状況を回避するのに役立てることができる。
請求項の発明は、請求項1に記載の発明において、フォトカプラのオン動作を受けて信号を出力する信号出力回路を有し、該信号出力回路はフォトカプラに連動してオンする第2のフォトカプラを備え、この第2のフォトカプラの受光素子のコレクタを漏れ電流検出信号の出力部としたことを特徴とする。
この構成により、入力回路と出力回路を完全に分離することで、汎用性をもたせることができ、回路基板内で発生する放電や漏れ電流の発生を検知できる。また、IC化が可能であり、漏れ電流等の検知をICを組み付けるだけの簡易な回路構成で実施することが可能となる。
本発明によれば、筐体で発生した漏れ電流がアースに流れ出なくても、信号線を介してフォトカプラに流れ込ませることで、簡易な回路で漏れ電流を検出することができる。そのためアース線が接続されていない状態でも、漏電による感電事故や火災に至るような事故の発生を未然に防ぐことが可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る電源コンセント装置の一例を示す回路図であり、1は電源側端子、2はプラグの栓刃(図示せず)を挟持して接続するコンセントの受刃、3は電路、4は交流電源、5は栓刃間に発生する放電電流を検知するセンサ、6はセンサ5が検出した電荷によりトラッキング発生信号を出力するトラッキング検出回路(漏れ電流検出回路)、7は電路3を遮断する遮断手段としての開閉接点、8は開閉接点7を開操作(遮断操作)する遮断回路、9はトラッキング検出回路に電源を供給する電源回路である。
センサ5は、金属片等の導電部材により形成され、1対の受刃2,2間に配設されている。センサ5に接続された信号線11は、ダイオード12a、抵抗器12bを備えた保護回路12を介してフォトカプラ13の発光ダイオード13aのアノードに接続されている。そして、発光ダイオード13aのカソードは基準電位ライン15に接続され、トラッキング検出回路6のセンサ信号回路を構成している。
一方、フォトカプラ13の受光素子13bのエミッタは基準電位ライン15に接続され、コレクタは電源ライン16に接続されている。そして、受光素子13bのコレクタは更にPNPトランジスタ18のベースに接続され、このPNPトランジスタ18のコレクタにトラッキング発生信号を出力する信号出力部が設けられ、フォトカプラ13の受光素子13b側の回路は、トラッキング発生信号生成回路を構成している。
このように、センサ信号回路とトラッキング発生信号生成回路はフォトカプラ13を介して電気的に分離されて接続されている。
遮断回路8は、トラッキング検出回路6の出力するトラッキング発生信号を受けてオン動作するサイリスタ8a、サイリスタ8aのオンにより励磁されて開閉接点7を遮断操作するマグネットコイル8bを有し、トラッキング検出回路6からトラッキング発生信号が出力されたら、電路3が電源4から遮断される。
電源回路9は整流回路10を有し、開閉接点7より負荷側の電路3から電源の供給を受けて直流に変換し、トラッキング検出回路6のトラッキング発生信号生成回路に電源を供給している。
図2は上記回路を組み込んだ電源コンセント装置の正面図を示している。図2において、20は内部に受刃を備えたプラグ挿入口、21は遮断動作した開閉接点を接続操作する操作レバー、22はプラグ挿入口20間に配置され、内部にセンサ5を備えて栓刃間に発生する火花放電を検知するための透孔、23は背部に電源線接続部(図示せず)を備えたコンセントケースである。
このように構成された電源コンセント装置は次のように動作する。受刃2に接続されたプラグの栓刃間に放電電流が流れると、火花放電発生部位に設けられた透孔22を介してセンサ5にその火花放電が接触し、微小な電流(電荷)が信号線11を介してグランドライン15に流れる。
こうして信号線11に流れた電流により、フォトカプラ13の発光ダイオード13aに電流が流れてフォトカプラ13の受光素子13bがオンする。その結果、受光素子13bのコレクタにベースが接続されたトランジスタ18がオンし、トラッキング検出回路6からトラッキング発生信号がサイリスタ8aに対して出力される。
サイリスタ8aは、このトラッキング発生信号を受けてオンし、マグネットコイル8bに大電流を通電し、マグネットコイル8bはトリップ動作する。この動作により、開閉接点7が開操作されて電路3が遮断される。その結果、受刃2の出力は停止すると同時に、トラッキング検出回路6及びマグネットコイル8bへの電源の供給は停止される。
このように、フォトカプラを用いた回路で栓刃間で発生する放電を検知することができ、比較回路やフィルタ回路を設けること無く、簡易な回路構成でトラッキング生成の原因となる放電を検知することができる。そして、放電が発生したら電路を遮断するので、トラッキングの進行を止めてプラグ及びコンセントを保護することができるし、発火する虞もなくなる。また、保護回路により漏れ電流検出回路を保護できる。
尚、上記電源コンセント装置は、図2に示すようには、壁面に埋設する壁面コンセントとして示しているが、延長コードを備えたタップコンセントであっても良い。
図3は本発明に係る漏れ電流検出回路の一例を示し、電子機器の金属製の筐体が電源線の何れかの極に接触する状態が発生したら電路を遮断する漏れ電流遮断装置に適用した構成を示している。尚、ここではコンセントボックスに組み込んだ構成を示している。図3において、26は電子機器、26aはその金属製筐体、27は漏れ電流遮断装置、28は交流電源、29は交流電源28から漏れ電流遮断装置27に設けられているコンセント30まで配設された電路、31はコンセント30に接続された電子機器26の電線コードを示している。
そして、漏れ電流遮断装置27は、電路を遮断する遮断手段としての開閉接点33、漏れ電流検出回路34、開閉接点33を遮断操作する遮断回路35、電源回路36、電子機器筐体26aに接続された信号線(アース線)37を備えている。漏れ電流検出回路34は、フォトカプラ39を使用し、その発光側で漏れ電流入力回路を形成すると共に、受光側で漏れ電流発生信号生成回路を形成し、上記図1に示す漏れ電流検出回路6と略同一の回路構成となっている。
具体的に、信号線37はフォトカプラ39の発光ダイオード39aのアノードに保護回路12を介して接続され、発光ダイオード39aのカソードは基準電位ライン40aに接続され、漏れ電流検出回路34のセンサ信号回路を構成している。
一方、フォトカプラ39の受光素子39bのエミッタは基準電位ライン40aに接続され、コレクタは電源ライン40bに接続されている。そして、受光素子39bコレクタは更にPNPトランジスタのベースに接続され、このPNPトランジスタのコレクタに漏れ電流発生信号を出力する信号出力部が設けられ、フォトカプラ39の受光素子39b側の回路は、漏れ電流発生信号生成回路を構成している。このように、センサ信号回路と漏れ電流発生信号生成回路はフォトカプラ39を介して電気的に分離されて接続されている。
遮断回路35は、漏れ電流検出回路34の出力する漏れ電流発生信号を受けてオン動作するサイリスタ35a、サイリスタ35aのオンにより開閉接点33を遮断動作させるマグネットコイル35bを有している。漏れ電流検出回路34から漏れ電流発生信号が出力されたら、電路29を電源28から遮断するよう構成されている。
このように構成された漏れ電流遮断装置27は次のように動作する。電子機器筐体26aが電源の何れかの極に接触すること無く正常な状態では、開閉接点33は閉状態にあり、交流電源28からコンセント30、電源コード31を介して電力が電子機器26に供給される。
この状態で、絶縁劣化等何らかの問題発生により、電子機器筐体26aが電源の何れかの極に接触して充電されると、信号線37に充電電位が加わり通電され、フォトカプラ39の発光ダイオード39aに電流(電荷)が流れ込む。その結果、フォトカプラ39がオン動作してサイリスタ35aをオンさせ、マグネットコイル35bが励磁されてトリップする。こうして開閉接点33が開動作し、コンセント30の出力は遮断され、電子機器26への電力の供給は停止される。同時に、漏れ電流検出回路34及びマグネットコイル35bへの電源の供給も停止される。
一方、この漏れ電流遮断装置27と零相変流器を使用した従来の漏電遮断器の遮断動作時間を比較してみると表1のようになる。表1では図3に示すような構成で電子機器筐体に電源の一方の極を接触させた場合の遮断時間を10回測定して比較している。尚、漏電遮断器を使用する場合は、信号線37はアース線となる。
Figure 0004829023
この測定結果に示すように、本発明の漏れ電流遮断装置の遮断動作は、漏電遮断器に比べ5分の1から6分の1の時間の短い時間で遮断動作することが判る。この理由としては、漏電遮断器は誤動作を防止するために、信号を受けてから出力を出すまで半サイクル遅らせていること、更に零相変流器により間接的に漏電を検出しているため時間に遅れが生ずることが挙げられる。
このように、電路から漏れた電流がアースに流れなくても、フォトカプラに接続されたセンサとしての信号線に流れることで、電荷を検知させることができ漏れ電流を検出することができる。その結果、アース線が接続されていない状態でも、漏電による事故を未然に防ぐことができる。
そして、この遮断動作は、漏電遮断器の遮断動作より早く動作させることができるため、電子機器筐体がアース線に接続されていても、漏電遮断器が動作する前に漏れ電流遮断装置が遮断動作するので、漏れ電流発生機器の電路のみ遮断でき、広範囲に停電する事態を防ぐことができる。
尚、上記漏れ電流遮断装置27は、コンセントボックスに組み込んで構成されているが、コンセントに接続するプラグから負荷の電子機器26に至る何れかの部位に配置しても良い。この場合、プラグから電子機器26に至る電源コード31の端部或いは途中に開閉接点33及び漏れ電流検出回路34を配置することで、筐体26aと電源の接触を検知し、電子機器26に至る電源コード31を電路から遮断させることができる。
図4は、本発明に係る電源コード装置の一例を示し、電源コードに発生した半断線を検出して電路を遮断する装置を示している。図4(a)は電源コード装置の回路図、図4(b)はこの装置において使用する電源コードの構造を示している。図4(a)において、41はコンセントに接続する栓刃、42は電子機器が接続された電源コード、43は電路を遮断する遮断手段としての開閉接点、44は半断線検出回路、45は開閉接点43を遮断操作する遮断回路、46は電源回路、47は電源コード42に接続された信号線であり、これらの回路は栓刃41を備えたプラグケース内に組み込まれている。
一方、電源コード42は、図4(b)に示すように絶縁被覆された2本の電線42aの周囲を導電膜としての編組導体42bで覆うシールド構造を有し、信号線47はこの編組導体42bに接続されている。
電源コードに使用される電線42aは、コード全体を曲がり易くするために複数の細い電線を寄り合わせて所定の電流容量を得るよう構成されている。そのため、過度に折り曲げられたり、局部的に大きな圧力が加えられたりすると、複数の細い電線のうちの一部が金属疲労等で断線することがある。このような場合、電流の許容量が小さくなってしまうため発熱し、やがて発火して焼損に至ってしまう。本発明の電源コード装置は、このような危険な現象の発生を防止するものである。
半断線検出回路44は、上記図1に示す漏れ電流検出回路6と同一の構成であり、フォトカプラ49のアノードに編組導体42bが保護回路12を介して接続され、フォトカプラ49の発光側が半断線により発生する漏れ電流入力回路を形成している。編組導体42bは、半断線の発生により電線42aの段線部が接触することで生ずる漏れ電流を検知するセンサとして作用している。具体的に、信号線47はフォトカプラ49の発光ダイオード49aのアノードに接続され、また発光ダイオード49aのカソードは基準電位ライン50aに接続され、半断線検出回路44のセンサ信号回路を構成している。
一方、フォトカプラ49の受光素子49bのエミッタは基準電位ライン50aに接続され、コレクタは電源ライン50bに接続されている。そして、受光素子49bコレクタは更にPNPトランジスタのベースに接続され、このPNPトランジスタのコレクタに半断線発生信号を出力する信号出力部が設けられ、フォトカプラ49の受光素子49b側の回路は、半断線発生信号生成回路を構成している。このように、センサ信号回路と半断線発生信号生成回路はフォトカプラ49を介して電気的に分離されて接続されている。
遮断回路45は、半断線検出回路44の出力する半断線発生信号を受けてオン動作するサイリスタ45a、サイリスタ45aのオンにより開閉接点43を遮断動作させるマグネットコイル45bを有している。半断線検出回路44から半断線発生信号が出力されたら、電路48を電源から遮断するよう構成されている。
このように構成された電源コード装置は次のように動作する。電源コード42の内部で半断線が発生すると、負荷電流により断線部が加熱され、また放電等の発生により電線42aを覆っている絶縁体が劣化し、やがて周囲の編組導体42bと電線42aが接触或いは発生する放電が編組導体42bに接触するようになる。こうなると、編組導体42bに電流が流れ半断線検出回路44がオン動作し、遮断回路45が動作して開閉接点43が開動作する。
その結果、半断線が発生した電源コード42はコンセントに接続された状態でもプラグ内で電源から遮断され、電源コード42への通電が遮断される。同時に、半断線検出回路44及びマグネットコイル45bへの電源の供給も停止される。こうして、半断線が電源コード42の何れの部位に発生しても、その劣化の進行を止めることができる。
このように、フォトカプラを用いた簡易な回路で電線の半断線を検出することができる。そして、半断線が発生したら電路を遮断するので、半断線により電線が発熱して発火する虞もなくなる。
尚、図4では、電線42aの周囲をシールド膜のように覆う導電膜として編組導体42bを設けて電源コードを構成しているが、個々の電線を覆うように導電膜を設けても良い。また、導電膜は、アルミ膜のような金属薄膜であっても良い。
図5は、本発明に係る漏れ電流検出回路の他の例を示している。図5は汎用性を持たせてIC化に適した回路構成を示している。図5において、51はICパッケージ、52は回路をリセット操作するためのリセット端子、53はセンサを接続するセンサ端子、54はセンサ側電源端子、55はセンサ側アース端子である。また、56は信号出力端子、57は出力側電源端子、58は出力側アース端子である。
この漏れ電流検出回路は、内部にフォトカプラ(第1のフォトカプラ)60を備えた図1に示す漏れ電流検出回路6と同様の漏電検出回路61を有し、信号出力回路62が新たに追加された構成となっている。この信号出力回路62には、第1のフォトカプラ60に連動する第2のフォトカプラ63が設けられ、この第2のフォトカプラ63の受光部コレクタが信号出力部となり信号出力端子56に接続されている。こうして、入力側回路と出力側回路とは電気的に完全に分離された構成となっている。
この構成により、電流(電荷)を検出したい部位に配置したセンサをセンサ端子53に接続すると共に、センサ側電源端子54及びセンサ側アース端子55を検出対象の回路の電源に接続することで、トラッキング放電や漏れ電流を検出することができる。そして、出力側電源端子57と出力側アース端子58に所定の電圧を加えさえすれば、信号出力端子56から、検出信号を出力させることができる。具体的にはセンサが電荷等を検知すれば、LOW信号が出力される。
このように入力回路と出力回路を完全に分離することで、汎用性をもたせることができ、回路基板内で発生する放電や漏れ電流の発生を検知できるし、遮断回路等を簡易な回路で形成できるようになる。また、IC化すれば、漏れ電流等の検知をICを組み付けるだけの簡易な回路構成で実施することができる。
本発明に係る電源コンセント装置の一例を示す回路図である。 図1の電源コンセント装置の正面図でる。 本発明に係る漏れ電流検出回路を使用した漏れ電流検出装置の回路図である。 本発明に係る電源コード装置の回路図である。 IC化に適した漏れ電流検出装置の回路図である。
符号の説明
2・・受刃、3・・電路、5・・センサ、6・・トラッキング検出回路(漏れ電流検出回路)、7・・開閉接点(遮断手段)、8・・遮断回路、9・・電源回路、11・・信号線、12・・保護回路、13・・フォトカプラ、13a・・発光ダイオード、13b・・受光素子、27・・漏れ電流遮断装置、31・・電源コード、33・・開閉接点、34・・漏れ電流検出回路、35・・遮断回路、37・・信号線、39・・フォトカプラ、42・・電源コード、43・・開閉接点、44・・半断線検出回路、45・・遮断回路、47・・信号線、49・・フォトカプラ、60・・第1フォトカプラ、62・・信号出力回路、63・・第2フォトカプラ。

Claims (2)

  1. フォトカプラの光素子のアノードに漏れ電流検出対象の筐体に接続した信号線が接続され、前記フォトカプラの受光素子が漏れ電流検出対象に電力を供給する電路から電源の供給を受け、前記信号線から流入した電荷によりフォトカプラをオン動作させることで前記筐体と電源の接触による漏れ電流の発生を検出することを特徴とする漏れ電流検出回路。
  2. フォトカプラのオン動作を受けて信号を出力する信号出力回路を有し、該信号出力回路はフォトカプラに連動してオンする第2のフォトカプラを備え、この第2のフォトカプラの受光素子のコレクタを漏れ電流検出信号の出力部とした請求項1記載の漏れ電流検出回路。
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