JP4828958B2 - 加入者認証モジュール発行システム及び加入者認証モジュール発行方法 - Google Patents

加入者認証モジュール発行システム及び加入者認証モジュール発行方法 Download PDF

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本発明は、加入者認証モジュール発行システム及び加入者認証モジュール発行方法に関する。
ICカード(Integrated Circuit Card:諸外国においてはスマートカード(Smart Card)と言われることがある。)は、セキュリティ性能が重要視されている。ICカード発行者から各利用者に対してICカードが交付されることによって市場に提供され、それ以降も、セキュアなデバイスとして利用者が安心して利用するためには、ICカード製造業者によるICカード製造及び発行処理の段階からセキュアな環境でICカードを運用する必要がある。
通常、ICカード発行者はICカード製造業者に対してセキュアで安全な環境での製造及び発行処理を求めている。また、近年の個人情報保護の社会的な啓発と共に、ICカード利用者はICカードを使用することによってセキュアな運用が実現できることを一般に期待している。
第三世代の移動通信方式であるIMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)では、移動通信網の加入者が契約するネットワーク事業者により発行された加入者認証モジュール(USIM:Universal Subscriber Identity Module)を加入者側端末設備(ME:Mobile Equipment;例えば携帯電話)に装着することにより、当該ネットワーク事業者の電気通信サービスが利用可能となる。
USIMは、GSM(Global System for Mobile communications)で使用されるSIMを機能拡張したものであり、USIM及びSIMとの間には、コマンド体系、ファイルシステム、電気通信サービスにおいて果たす役割など、類似または共通している部分が多い。本発明においては、特に断らない限りUSIM及びSIMを代表して、USIMと記載する。
USIMは接触型ICカードであり、このUSIMの発行方法には、大別して以下2つの方法がある。1つ目の方法は、ICカード製造業者が、ネットワーク事業者から取得したID情報や認証に関連した情報に基づいて、ネットワーク事業者(ICカード発行者)に納入する前に、一元的にUSIMを発行(USIMに所定の情報を全て登録する)する方法である。もう1つの方法は、ICカード製造業者が、製造番号などの通し番号以外は全カード共通の情報を格納したICカードを製造するいわゆる一次発行を行い、次に、ネットワーク事業者(ICカード発行者)が、ICカード製造業者からICカードの納入を受け、ICカードに個別の利用者情報を格納して利用者に交付するいわゆる二次発行を行う方法である。このうち後者の場合には、ネットワーク事業者が二次発行を利用者の契約申込を受けてからオンラインリアルタイム処理によって行うこともあれば、利用者の契約申込を受けてから都度二次発行を行うのではなくネットワーク事業者が予め集中的に二次発行を行っておくこともある(下記の特許文献1参照)。
特開2005−141562号公報
近年、クレジットカードまたは銀行のキャッシュカードにICカード用ICチップが搭載されるようになってきたが、クレジットカード等の場合は一般にカード本体にエンボス加工によってカード番号、有効期限、および所有者名などを表示するため、製造ラインにおける二次発行後においては、二次発行済みか否かを容易に判別することが可能である。ここで、エンボスレスのクレジットカードも実際存在しているが、このような事例であっても、クレジットカード番号、有効期限、名義などの情報は券面に印字されているため、二次発行済みであるか否かは容易に判別可能である。
一方、一般にUSIMには、契約者名、電話番号などといった情報、或いは単に記号等による二次発行済みを示すような印字または表示がなされることはない。これは、USIMが通常はプラグイン・サイズと呼ばれる、ETSI(European Telecommunications Standards Institute) SCP 102.221で規定される小型のカードサイズに切り出されるため、ID−1と呼ばれるISO(International Organization for Standardization)7810で規定されるサイズの残りの部分は使用されず、多くの場合は廃棄されることに由来すると考えられる。よって、もっぱらこのID−1サイズからプラグイン・サイズを除去した部分は、ICカード製造・発行装置での取り扱い、または流通段階における取り扱いの容易性を優先していると考えられる。
ところで、前述のように、ICカードの発行について、ICカード製造業者が一次発行および二次発行を一元的に行う方法では、工場の生産ラインで生産機械により製造されるため、二次発行済みのUSIMを未発行のICカードと混同する可能性は極めて低い。しかも多くの場合、ICカード製造業者が、二次発行済みのICカードを台紙に貼付して、ICカード発行者の代行として、利用者に対して直接郵送するいわゆるポスティング処理を行うため、なおさら人間の手作業で、二次発行済みのICカードと未発行のICカードとを識別することは少ない。
しかしながら、後者の方法、即ち、ネットワーク事業者が二次発行を行う方法では、一次発行済みのUSIMが数百枚単位で包装されるか、又は個別に包装されていても、最終的には二次発行を行う装置に対して操作者がカード毎に操作を行うため、純粋に手作業で発行処理を行う場合もあり、何かの人為的なミスで二次発行済みのUSIMに対して、重ねて二次発行を行おうとしてしまうかも知れない。
このような場合、二次発行を行う装置は所定のコマンド列を連続して発行しようとするだけであれば、二次発行済みのICカード側から書類を拒絶される(二次発行を行う装置に対しエラーが返却される)かも知れない。この場合、ICカードによっては、二次発行するために必要となるアクセス権を永久に閉じてしまう恐れがあり、仮にアクセス権を永久に閉じてしまうと、このICカードについては廃棄せざるを得なくなる。このように、二次発行を行う装置の操作者の単純ミスによって、USIMが無駄に消費されるおそれが出てくる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するべく、加入者認証モジュールの発行処理状態を容易に把握可能とし、既に施された処理工程の重複実行を回避し発行処理を円滑に行うことのできる加入者認証モジュール発行システム及び加入者認証モジュール発行方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る加入者認証モジュール発行システムは、通し番号以外は全加入者認証モジュール共通の情報が格納される一次発行、及び前記一次発行に続いて個別の利用者情報が格納される二次発行を含む発行処理が施され、外部との情報のやりとりが可能とされる加入者認証モジュールと、前記加入者認証モジュールとの情報のやりとりが可能とされ、前記加入者認証モジュールに前記二次発行を施す加入者認証モジュール発行装置とを含んで構成される加入者認証モジュール発行システムであって、前記加入者認証モジュールは、当該加入者認証モジュールに対し既に施された前記発行処理を示す発行処理状態を記憶した記憶処理部と、外部からの読み出し要求に対し、前記記憶処理部に記憶された発行処理状態を読み出して、該発行処理状態を外部へ出力する中央処理部と、を備え、前記加入者認証モジュール発行装置は、前記加入者認証モジュールに対し前記発行処理状態の読み出し要求を出力する要求出力部と、前記読み出し要求に対する前記発行処理状態の応答を前記加入者認証モジュールから受信する応答受信部と、受信された前記発行処理状態に基づいて、前記加入者認証モジュールに対し既に前記二次発行が施されたか否かを判定し、既に前記二次発行が施されたと判定された場合、所定の警告を出力して、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を中断し、前記二次発行が施されていないと判定された場合、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を施す制御部と、を備えたことを特徴とする。上記加入者認証モジュールは、外部からの読み出し要求に対し、記憶処理部に記憶された発行処理状態を読み出して、該発行処理状態を外部へ出力するため、外部の装置(加入者認証モジュール発行装置など)は発行処理状態を得て、当該加入者認証モジュールに対し既に施された発行処理を容易に把握することができる。また、上記加入者認証モジュール発行装置では、要求出力部が加入者認証モジュールに対し発行処理状態の読み出し要求を出力すると、応答受信部が該読み出し要求に対する発行処理状態の応答を受信し、制御部が該発行処理状態に基づいて、加入者認証モジュールに対し既に二次発行が施されたか否かを判定し、既に二次発行が施されたと判定された場合、所定の警告を出力して、加入者認証モジュールに対する二次発行を中断し、二次発行が施されていないと判定された場合、加入者認証モジュールに対する二次発行を施す。このため、加入者認証モジュール発行装置は、加入者認証モジュールの発行処理状態を容易に把握可能であり、既に施された二次発行の重複実行を回避し、発行処理を円滑に行うことができる。さらに、上記加入者認証モジュール発行装置の操作者は、出力された警告によって、既に施された二重発行の重複実行をより確実に回避することができる。
なお、中央処理部は、外部からの前記発行処理状態の更新要求に対し、前記記憶処理部に記憶された発行処理状態を更新する構成とすることが望ましい。この場合、加入者認証モジュールに記憶された発行処理状態の情報を最新の情報に維持することが可能となる。
本発明に係る加入者認証モジュール発行方法は、通し番号以外は全加入者認証モジュール共通の情報が格納される一次発行、及び前記一次発行に続いて個別の利用者情報が格納される二次発行を含む発行処理のうち、既に施された発行処理を示す発行処理状態が記憶された加入者認証モジュールと、前記加入者認証モジュールに対し前記二次発行を施す加入者認証モジュール発行装置とを含んで構成される加入者認証モジュール発行システムにおける加入者認証モジュール発行方法であって、前記加入者認証モジュール発行装置が、前記加入者認証モジュールに対し前記発行処理状態の読み出し要求を出力する要求出力ステップと、前記加入者認証モジュールが、前記読み出し要求に対し、前記記憶された発行処理状態を読み出して、該発行処理状態を前記加入者認証モジュール発行装置へ出力する状態出力ステップと、前記加入者認証モジュール発行装置が、前記発行処理状態を前記加入者認証モジュールから受信する状態受信ステップと、前記加入者認証モジュール発行装置が、受信された前記発行処理状態に基づいて、前記加入者認証モジュールに対し既に前記二次発行が施されたか否かを判定し、既に前記二次発行が施されたと判定された場合、所定の警告を出力して、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を中断し、前記二次発行が施されていないと判定された場合、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を施す制御ステップと、を有することを特徴とする。上記加入者認証モジュール発行方法では、加入者認証モジュール発行装置が、加入者認証モジュールに対し発行処理状態の読み出し要求を出力すると、加入者認証モジュールが、該読み出し要求に対し発行処理状態を読み出して加入者認証モジュール発行装置へ出力する。そして、加入者認証モジュール発行装置は、該発行処理状態を加入者認証モジュールから受信すると、該発行処理状態に基づいて、加入者認証モジュールに対し既に施された処理工程を回避するよう発行処理の実行を制御する。このように、加入者認証モジュールの発行処理状態は容易に把握可能とされており、既に施された処理工程の重複実行を回避し、発行処理を円滑に行うことができる。
本発明によれば、加入者認証モジュールの発行処理状態を容易に把握可能とし、既に施された処理工程の重複実行を回避して発行処理を円滑に行うことができる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1に、本実施形態に係る業務拠点10及び基幹拠点20を含んで構成されるICカード発行システムの構成を示す。業務拠点10には操作端末110、ICカードリーダライタ120及びICカード130が設置されている。また、基幹拠点20には、サーバ210が設置されている。操作端末110とサーバ210との間は通信回線(回線交換ダイヤルアップ、専用線、インターネットなどの電気通信設備を含む。)によって遠隔接続されていて、オンラインリアルタイム処理が可能な構成となっている。
本実施形態においては、ICカード発行システムの運用及び管理者は移動通信事業者であることを想定して説明する。ここに業務拠点10とは、この移動通信網が直営し、又は代理店に業務の一部を委託しているような業務形態における、この移動通信事業者の利用者が訪問可能な市中にある営業拠点を含むものとする。以下、ICカード発行システムの各構成要素について説明する。
操作端末110は、業務拠点10に設置されていて専任の操作者が操作に従事する装置であり、サーバ210と遠隔接続されている。操作端末110はパーソナルコンピュータで構成するのが適しているが、少なくとも、入力装置、出力装置、中央処理装置、記憶装置の他に、ICカードリーダライタ120と接続するために必要な接続機能(インターフェイス)、及び、サーバ210と接続するために必要な通信装置を有している。この操作端末110の操作者は、直接サーバ210に対して遠隔操作を行うのではなく、操作端末110上で動作するアプリケーションに対して操作することにより、必要な処理がその都度サーバ210との間に発生することとなる。一方、操作端末110がサーバ210から処理指示を受領すると、ICカード130に対して必要となる処理を行うために、ICカードリーダライタ120に対して必要な処理を行うための電気信号を送信して、ICカードリーダライタ120を介してICカード130に対して発行処理を行う。
この操作端末110は、ICカード130に対し発行処理状態の読み出し要求を出力する要求出力部110Aと、発行処理状態の応答をICカード130から受信する応答受信部110Bと、受信された発行処理状態に基づいて、ICカード130に対し既に施された処理工程(二次処理)を回避するよう発行処理の実行を制御する制御部110Cとを備えている。
ICカードリーダライタ120は、操作端末110及びICカード130の各々と接続されていて、操作端末110から受信した電気信号をICカード130と通信するために必要となる電気信号に変換を行うものである。また、ICカードリーダライタ120は、ICカード130より受信した電気信号を操作端末110に対して通信するために必要となる電気信号に変換するものである。さらに、ICカードリーダライタ120は、ICカード130に対して動作電源及び動作クロックの供給も行う。
ICカード130は、USIM(Universal Subscriber Identity Module)又はSIM(Subscriber Identity Module)といったISO7816準拠の接触型ICカードが適している。ICカード130は、図2に示すように、中央処理部1310、通信部1320、電源部1330、記憶処理部1340及び電気接点部1350を含んで構成される。電源部1330はICカード130内の各部に電力を供給する。ICカードリーダライタ120からの電気信号は、電気接点部1350を介して通信部1320が受信し、この電気信号は、中央処理部1310に伝達され、最終的に中央処理部1310に対するコマンドとして解釈される。
コマンドの内容によっては、このICカード130は、記憶処理部1340に格納されている当該ICカード130の発行情報を読み出して(通常は、ファイルシステムにあるEF(Elementary File)というファイルにて管理されている)、読み出した発行情報を通信部1320及び電気接点部1350経由でICカードリーダライタ120に対して応答することもあれば、上記読み出した発行情報をもって、記憶処理部1340に格納されている当該ICカード130の発行情報を更新し、そのコマンド処理の終了を通信部1320及び電気接点部1350経由でICカードリーダライタ120に対して応答することもある。
サーバ210は、基幹拠点20に設置され、移動通信事業者の管理する顧客データベース210Aを含んでおり、操作端末110から要求のあった処理を受信し、操作端末110側で必要となる発行処理を操作端末110に対して指示する。また、サーバ210は操作端末110と遠隔接続されている。
以下、図3のシーケンス図を用いて、本実施形態におけるICカード発行システムにより実行される発行処理を説明する。本処理は、ICカード130がICカードリーダライタ120に接続され、利用者の移動通信網を使用する上で必要となる顧客情報をICカード130に個別に書き込みを行うものである。
まず、操作端末110の操作者が、利用者に対する受付処理を行う。ここでは加入受付を想定すると、必要な顧客情報を入力し、サーバ210に対して加入受付である旨の処理要求を送信する(図3のS1)。サーバ210は、この処理要求を受け入れると、所定の処理を行った後、処理指示を操作端末110に対して行う(S2)。
処理S2に続いて、又は、処理S1、S2の実行中に、業務拠点10の操作者がICカードリーダライタ120にICカード130を接続すると、ICカード130にICカードリーダライタ120から電源及び動作クロックが供給され、ICカード130は内部で初期化を行い(S3)、コマンドを実行可能な状態となる。
操作端末110より、実際に発行処理が開始されるのに先立って、ICカード130の発行処理状態を出力要求するコマンドが発行される(S4)。実際には操作端末110より電気信号がICカードリーダライタ120に対して伝達され、電気信号が変換されてICカード130に到達する。ICカード130の電気接点部1350がこの電気信号を受信すると、通信部1320を介して、中央処理部1310まで到達する。
中央処理部1310まで伝達された電気信号はコマンドとして識別され、さらに、このコマンドが、ICカード130の発行処理状態を出力要求するコマンドであることを識別すると、中央処理部1310は記憶処理部1340に記憶されたファイルより、このICカード130の発行処理状態を取得して(S5)、通信部1320及び電気接点部1350を介してICカードリーダライタ120に対して電気信号を送信する。ICカードリーダライタ120は電気信号を変換して、操作端末110まで電気信号を伝達する(S6)。
そして、操作端末110は、この電気信号を受信した後、ICカード130の発行処理状態について二次発行済みか否かを判定する(S7)。ここで、二次発行済みであれば、以下のようなエラー終了処理を実行して(S10)、ICカード130への二次発行処理を中断する。なお、エラー終了処理では、ICカードリーダライタ120からICカード130を物理的に完全に排出してもいいし、ICカード130の一部を物理的に移動させることによって電気接点部1350におけるICカードリーダライタ120との電気接続を解除してもよい。又は、操作端末110の出力装置(例えばディスプレイやスピーカなど)に、二次発行済みのICカードなので二次発行処理を中断すべき旨を操作者に対し警告しても良い。なお、ここでの警告は、画面表示、音鳴動、振動、発光など、操作端末110の操作者に対し注意喚起できるもの全般を含む。
一方、S7で、ICカード130が二次処理済みでないと判定されれば、操作端末110は、その後の処理について、ICカードリーダライタ120を介したICカード130との連携における処理を実行する(S8、S9)。
上記により本実施形態によれば、ICカード130に対する発行処理が開始される前に、ICカード130の発行処理状態が操作端末110にて検出可能となる。仮に発行処理済みのICカードに対して発行処理を行うこととなった場合には、操作端末110の操作者に対してタイムリーに警告が行われることにより、二重発行処理を効果的に防止することが可能となる。これにより、既に施された発行処理の重複実行を回避し、ICカード(例えばUSIM)が無駄に消費される事態を防止することができる。
発明の実施形態に係るICカードシステムの構成図である。 ICカードの詳細な構成図である。 ICカードシステムで実行される処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
10…業務拠点、20…基幹拠点、110…操作端末、110A…要求出力部、110B…応答受信部、110C…制御部、120…ICカードリーダライタ、130…ICカード、210…サーバ、210A…顧客データベース、1310…中央処理部、1320…通信部、1330…電源部、1340…記憶処理部、1350…電気接点部。

Claims (3)

  1. 通し番号以外は全加入者認証モジュール共通の情報が格納される一次発行、及び前記一次発行に続いて個別の利用者情報が格納される二次発行を含む発行処理が施され、外部との情報のやりとりが可能とされる加入者認証モジュールと、前記加入者認証モジュールとの情報のやりとりが可能とされ、前記加入者認証モジュールに前記二次発行を施す加入者認証モジュール発行装置とを含んで構成される加入者認証モジュール発行システムであって、
    前記加入者認証モジュールは、
    当該加入者認証モジュールに対し既に施された前記発行処理を示す発行処理状態を記憶した記憶処理部と、
    外部からの読み出し要求に対し、前記記憶処理部に記憶された発行処理状態を読み出して、該発行処理状態を外部へ出力する中央処理部と、
    を備え
    前記加入者認証モジュール発行装置は、
    前記加入者認証モジュールに対し前記発行処理状態の読み出し要求を出力する要求出力部と、
    前記読み出し要求に対する前記発行処理状態の応答を前記加入者認証モジュールから受信する応答受信部と、
    受信された前記発行処理状態に基づいて、前記加入者認証モジュールに対し既に前記二次発行が施されたか否かを判定し、既に前記二次発行が施されたと判定された場合、所定の警告を出力して、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を中断し、前記二次発行が施されていないと判定された場合、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を施す制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とする加入者認証モジュール発行システム。
  2. 前記中央処理部は、
    外部からの前記発行処理状態の更新要求に対し、前記記憶処理部に記憶された発行処理状態を更新する、
    ことを特徴とする請求項1記載の加入者認証モジュール発行システム
  3. 通し番号以外は全加入者認証モジュール共通の情報が格納される一次発行、及び前記一次発行に続いて個別の利用者情報が格納される二次発行を含む発行処理のうち、既に施された発行処理を示す発行処理状態が記憶された加入者認証モジュールと、前記加入者認証モジュールに対し前記二次発行を施す加入者認証モジュール発行装置とを含んで構成される加入者認証モジュール発行システムにおける加入者認証モジュール発行方法であって、
    前記加入者認証モジュール発行装置が、前記加入者認証モジュールに対し前記発行処理状態の読み出し要求を出力する要求出力ステップと、
    前記加入者認証モジュールが、前記読み出し要求に対し、前記記憶された発行処理状態を読み出して、該発行処理状態を前記加入者認証モジュール発行装置へ出力する状態出力ステップと、
    前記加入者認証モジュール発行装置が、前記発行処理状態を前記加入者認証モジュールから受信する状態受信ステップと、
    前記加入者認証モジュール発行装置が、受信された前記発行処理状態に基づいて、前記加入者認証モジュールに対し既に前記二次発行が施されたか否かを判定し、既に前記二次発行が施されたと判定された場合、所定の警告を出力して、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を中断し、前記二次発行が施されていないと判定された場合、前記加入者認証モジュールに対する前記二次発行を施す制御ステップと、
    を有する加入者認証モジュール発行方法。
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