JP4828842B2 - 再インストールソフト作成方法,再インストールソフト作成プログラム,インストール方法,インストールプログラムおよびコンピュータ装置 - Google Patents

再インストールソフト作成方法,再インストールソフト作成プログラム,インストール方法,インストールプログラムおよびコンピュータ装置 Download PDF

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Description

本発明は,すでに使用されているドライバソフトウェアやアプリケーションソフトウェアなどのソフトウェアを再インストールする技術に関するものであり,特に,コンピュータ装置で実際に使用されているソフトウェアからそのソフトウェアを再インストールすることができる環境(再インストールソフト)を作成し,それを用いてソフトウェアの再インストールを行うための再インストールソフト作成方法,再インストールソフト作成プログラム,インストール方法,インストールプログラムおよびコンピュータ装置に関するものである。
このとき,本発明では,コンピュータ装置で使用されているソフトウェアがバージョンアップされたものであれば,再インストール時にもバージョンアップされたソフトウェアがインストールされる。また,コンピュータ装置で使用されているソフトウェアによってユーザデータが作成されている場合には,再インストール時にそのユーザデータも同時に再インストール先に組み込むことが可能である。
以下では,現在使用しているドライバソフトウェアやアプリケーションソフトウェア等を他のコンピュータ装置などに再インストールするための環境,すなわち再インストールの完遂に必要な情報を記録媒体等に記録する処理(再インストールソフトを作成する処理)を,デインストールと呼び,そのプログラムをデインストーラと呼ぶ。
ソフトウェアは,コンピュータ装置の構築時やユーザが必要とする場合などに,CD−ROMなどの記録媒体のインストールソフトや,通信手段(以下,ネットワークという)からダウンロードしたインストールソフトなどを用いて,コンピュータ装置にインストールされる。また,近年では一般に,すでに複数のソフトウェアがインストールされた状態でコンピュータ装置が販売されている。
インストールされたソフトウェアは,機能の拡張やバグの修正などの必要に応じて更新されることがあり,版数が変更(以下,バージョンアップという)される。バージョンアップは,インストールと同様に,CD−ROMなどの記録媒体のバージョンアップソフトや,ネットワークからダウンロードしたバージョンアップソフトなどを用いて行われる。
必要がなくなったソフトウェアは,コンピュータ装置から削除(アンインストール)される。アンインストールは,ソフトウェアのインストール時にそのソフトウェアとともにインストールされたアンインストーラなどを用いて行われる。
図11は,ソフトウェアのインストール・アンインストールの概念を説明する図である。図11(a)に示すように,インストールソフト100は,インストーラ110,ソフトウェア120,インストール情報130,アンインストーラ140などのプログラムファイルやデータファイルから構成される。なお,インストールソフト100は,コンピュータ装置101の内部または外部の記憶領域に記憶されている。
インストールの実行プログラムであるインストーラ110は,インストールソフト100内のソフトウェア120,インストール情報130,アンインストーラ140などのプログラムファイルやデータファイルを,コンピュータ装置101の固定ディスク102にインストールする(図11(b)参照)。
ソフトウェア120は,インストール対象となるソフトウェア本体であり,複数のファイルから構成される場合がある。また,インストールソフト100の段階では圧縮されている場合もある。ソフトウェア120は,インストーラ110によって展開され,コンピュータ装置101の固定ディスク102に書き込まれる。
インストール情報130は,インストールに必要な情報(インストールされるソフトウェアに関する情報,ソフトウェアのインストール先フォルダの情報,ソフトウェア実行時の設定情報など)であり,例えばマイクロソフト社のWindows(登録商標)系OSにおけるINFファイルやINIファイルなどがこれに含まれる。インストーラ110は,インストール情報130に従ってインストールを行う。インストール情報130は,通常,レジストリに登録という形でコンピュータ装置101の固定ディスク102に保存される(レジストリ情報131)。ただし,アンインストールに必要な情報など,INFファイル,INIファイルなどで保存されるものもある(インストール情報132)。
アンインストーラ140は,コンピュータ装置101の固定ディスク102から,ソフトウェア120を削除するためのプログラムである。アンインストーラ140は,インストール時にインストーラ110によって展開され,コンピュータ装置101の固定ディスク102に書き込まれる。アンインストーラ140を用いてアンインストールを行うと,コンピュータ装置101の固定ディスク102から,ソフトウェア120,レジストリ情報131,インストール情報132,アンインストーラ140が削除される(図11(c)参照)。
ユーザが使用することにより,ユーザデータ150が作成されるソフトウェア120がある。例えば,ワードプロセッサにおける文書ファイルや,表計算ソフトにおける表データファイルなどがユーザデータ150に相当する。作成されたユーザデータ150は,通常,アンインストール時にアンインストーラ140で削除されない。
一度アンインストールされたソフトウェアが再度必要となった場合には,最初のインストール時に用いたCD−ROMなどの記録媒体のインストールソフトや,ネットワークからダウンロードしたインストールソフトなどを再び用いて,コンピュータ装置に再インストールする必要がある(例えば,特許文献1,特許文献2参照)。
また,再インストールされたソフトウェアのバージョンアップソフトがある場合には,再インストール後に,CD−ROMなどの記録媒体のバージョンアップソフトや,ネットワークからダウンロードしたバージョンアップソフトなどを用いて,再びソフトウェアのバージョンアップを行う必要がある。
また,使用するコンピュータ装置を現在のコンピュータ装置から他のコンピュータ装置に切替える場合などにも,同様に,ソフトウェアを再インストールする必要がある。
特開平9−44353号公報 特開平11−203124号公報
一度削除されたソフトウェアを再び使用する場合や,使用するコンピュータ装置を現在のコンピュータ装置から他のコンピュータ装置に切替える場合などには,上述のようなソフトウェアの再インストールが必要となる。しかし,このようなソフトウェアの再インストールには様々な問題があり,再インストール時にそのソフトウェアの元の使用環境を再現することは,容易ではない。
まず,インストールソフトの保管・検索等の問題がある。ソフトウェアを再インストールする場合には,インストールソフトが記録されたCD−ROMなどの記録媒体を保管しておく必要がある。この場合,インストールソフトの記録媒体をきちんと管理していないと,保管した場所を忘れて探すのに手間取ってしまったり,紛失してしまったりする。また,ネットワークからのダウンロードによる再インストールの場合などには,再度ネットワーク上での検索等の手間がかかってしまう。
このように,インストールソフトの管理は容易ではなく,インストールソフトが記録された記録媒体を見つけることやネットワーク上での検索等に,かなりの時間が割かれてしまうことも多い。当然,バージョンアップソフトが存在する場合には,バージョンアップソフトの保管・検索等の問題も発生する。
また,ユーザデータの再インストール先への移動の問題もある。使用するコンピュータ装置を現在のコンピュータ装置から他のコンピュータ装置に切替える場合などには,現在のコンピュータ装置でソフトウェアによって作成されたユーザデータを,CD−RW等の記録媒体やLAN等のネットワークを利用して再インストール先のコンピュータ装置に移動する必要がある。このとき,ユーザは,移動するユーザデータが格納されたフォルダを覚えておくか,ユーザデータが格納されたフォルダ等を検索して移動するユーザデータを見つけ出す必要があり,その作業には大きな手間がかかってしまう。
最近では,ユーザが特に設定しなくても自動的にユーザデータを管理するソフトウェアも多くなっているため,ユーザデータがどのフォルダに格納されているかを知らずにソフトウェアを使用するユーザも多い。そのため,初心者のユーザが現在のコンピュータ装置のユーザデータを検索して再インストール先のコンピュータ装置に移動するのは,容易ではない。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,ソフトウェアの再インストール時に発生する煩雑な作業を大幅に軽減し,初心者のユーザでも簡単にソフトウェアの再インストールを実行し,そのソフトウェアの元の使用環境を容易に再現することが可能となる技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,ソフトウェアをコンピュータ装置にインストールするときに再インストール時に必要となるプログラムやデータなどのファイルもコンピュータ装置にインストールしておき,再インストールを行うときには,コンピュータ装置にインストールされているプログラムやデータなどのファイルから再インストールソフトを作成し,その再インストールソフトを用いてソフトウェアの再インストールを行うことを特徴とする。
図1は,本発明におけるソフトウェアのインストール・デインストールの概念を説明する図である。図1(a)に示すように,インストールソフト1は,インストーラ10,ソフトウェア20,インストール情報30,デインストーラ40などのプログラムファイルやデータファイルから構成される。なお,インストールソフト1は,コンピュータ装置2の内部または外部の記憶領域に記憶されている。
インストールの実行プログラムであるインストーラ10は,インストーラ10,ソフトウェア20,インストール情報30,デインストーラ40などのプログラムファイルやデータファイルを,コンピュータ装置2の固定ディスク3にインストールする(図1(b)参照)。従来は,インストーラ10が固定ディスク3に必ずしも書き込まれるとは限らなかったが,本発明の場合,従来とは異なり,インストール時に,インストーラ10自身も必ずコンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込まれる。
ソフトウェア20は,インストール対象となるソフトウェア本体であり,複数のファイルから構成される場合がある。また,インストールソフト1の段階では圧縮されている場合もある。ソフトウェア20は,インストール時にインストーラ10によって展開され,コンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込まれる。
インストール情報30は,インストールに必要な情報(インストールされるソフトウェアに関する情報,ソフトウェアのインストール先フォルダの情報,ソフトウェア実行時の設定情報など)であり,INFファイルやINIファイルなどがこれに含まれる。インストーラ10は,インストール情報30に従ってインストールを行う。インストール情報30は,通常,レジストリに登録という形でコンピュータ装置2の固定ディスク3に保存される(レジストリ情報31)。
ただし,従来とは異なり,インストール情報30のファイルのうちで再インストールが可能となる環境を作成する際に必要となるすべてのファイル(INFファイル,INIファイルなど)が,インストール情報32としてコンピュータ装置2の固定ディスク3に保存される。インストール情報32として保存されるのは,インストール情報30のすべてのファイルであってもよいし,インストール情報30のファイルのうちでレジストリ情報31から再現できないファイルのみであってもよい。
デインストーラ40は,再インストールソフト作成プログラムであって,コンピュータ装置2の内部または外部の記憶領域に,再インストールが可能となる環境を作成,すなわち再インストールの完遂に必要な情報を作成するプログラムである。コンピュータ装置2の固定ディスク3に格納されたインストーラ10,ソフトウェア20,レジストリ情報31,インストール情報32,デインストーラ40などのプログラムファイルやデータファイルは(図1(b)参照),デインストーラ40によって,再インストールソフト1’として,コンピュータ装置2の内部または外部の記憶領域に書き出される(図1(c)参照)。このとき,ソフトウェア20やデインストーラ40などを圧縮してから書き出すようにしてもよい。また,ユーザがソフトウェア20を利用して作成したユーザデータ50があれば,そのユーザデータ50も書き出してよい。
デインストール時に,レジストリ情報31とインストール情報32とから,再インストールに必要となるインストール情報30’が作成される。レジストリ情報31やインストール情報32は,ソフトウェア20の使用やバージョンアップなどによって,更新されている。インストール情報30’は,インストール情報30とは異なり,ソフトウェア20のバージョンアップによって更新された設定情報や,ソフトウェア20を使用しているユーザに合った設定情報などが反映されたものとなる。例えば,ユーザデータ50が存在する場合には,そのユーザデータの格納フォルダの情報なども含まれる。
なお,デインストーラ40にアンインストール機能を持たせ,再インストールソフト1’の作成と同時にソフトウェア20のアンインストール(図11(c)参照)を行うようにしてもよい。再インストールソフト1’をバックアップとして利用する場合などには,アンインストールを行わないようにしてもよい。
デインストールによって作成された再インストールソフト1’は,そのままインストールソフト1と同様なインストールソフトとして利用することができる。インストール情報30がユーザの使用環境に合わせたインストール情報30’となっているため,通常のインストールを行うだけで簡単に,ユーザがもともと使用していた環境でソフトウェア20を使用することができるようになる。
本発明によって,コンピュータ装置にインストールされ使用されているソフトウェアから,そのソフトウェアを再インストールするための環境を容易に作成することができるようになる。
また,コンピュータ装置にインストールされ使用されているソフトウェアの版数が変更されていても,その版数が変更された状態のソフトウェアをそのまま他のコンピュータ装置等に再インストールするための環境を容易に作成することができるようになる。なお,本発明では,現在使用している版数のソフトウェアからそのまま再インストールするための環境を作成するため,ソフトウェアの版数の情報管理は不要となる。
また,コンピュータ装置にインストールされ使用されているソフトウェアによって作成されたユーザデータも含めてソフトウェアを再インストールするための環境を作成することができるため,ユーザの手を煩わせることなくユーザデータを移動することもできるようになる。
以上のように,本発明によれば,ユーザが古いコンピュータ装置(今まで使用していたコンピュータ装置)から新しいコンピュータ装置(これから使用するコンピュータ装置)に移行する際に,古いコンピュータ装置でCD−RW等の記録媒体にソフトウェアを再インストールするための環境を作成し,そのCD−RW等の記録媒体を用いて新しいコンピュータ装置にソフトウェアを再インストールすることが可能となるため,再インストールのためにソフトウェアのパッケージの山をひっくり返すなどして探す必要がなくなり,容易にソフトウェアの使用環境を移行することが可能となる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
図2は,本発明の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。図2において,インストールソフト1,再インストールソフト1’の構成は,それぞれ図1(a),(c)に示すとおりであるものとする。コンピュータ装置2aは,図1(b)のコンピュータ装置2に相当する。
ソフトウェアベンダ4は,ドライバやアプリケーションなどのソフトウェア20の提供者である。ソフトウェアベンダ4は,ソフトウェア20をインストールするためのインストールソフト1(図1(a)参照)を,CD−ROM等の記録媒体5に格納して提供し,また,インターネット6等のネットワークを利用してダウンロードで提供する。
コンピュータ装置2aでのソフトウェア20の使用を希望するユーザは,ソフトウェアベンダ4が提供するソフトウェア20のインストールソフト1を入手し,コンピュータ装置2aの固定ディスク3aにソフトウェア20をインストールする。
記録媒体5に格納されたインストールソフト1でインストールを行う場合には,まず,インストールソフト1が格納された記録媒体5を入手する。入手した記録媒体5をコンピュータ装置2aに装着し,記録媒体5に格納されたインストールソフト1のインストーラ10を起動して,ソフトウェア20を固定ディスク3aにインストールする。
ダウンロードで提供されたインストールソフト1でインストールを行う場合には,まず,インターネット6を介して,ソフトウェアベンダ4からコンピュータ装置2aにインストールソフト1をダウンロードする。このとき,インストールソフト1は,固定ディスク3a上のソフトウェア20のインストール先とは別の領域に格納される。ダウンロードされたインストールソフト1のインストーラを起動し,ソフトウェア20を固定ディスク3aにインストールする。
以上のインストールによって,コンピュータ装置2aの環境は図1(b)に示すような状態となり,ユーザは,ソフトウェア20をコンピュータ装置2a上で使用できるようになる。なお,インストール時に,アクティベーション等のライセンス認証が自動的に行われるようにしてもよい。
しばらくの間,コンピュータ装置2aでソフトウェア20を使用したユーザが,次にコンピュータ装置2bでのソフトウェア20の使用を希望する場合には,コンピュータ装置2bにもソフトウェア20をインストールする必要がある。このような場合に,従来は,コンピュータ装置2aにインストールしたときと同じ手順で,コンピュータ装置2bへのインストールを行っていた。本実施の形態では,ソフトウェア20をコンピュータ装置2aからデインストールし,デインストールによって得られた再インストールソフト1’によって,コンピュータ装置2bへのソフトウェア20のインストールが行われる。
デインストールを行う場合には,ユーザは,コンピュータ装置2aにおいて固定ディスク3aに格納されたデインストーラ40を起動する。デインストールによって,コンピュータ装置2bにソフトウェア20をインストールするための再インストールソフト1’が作成される。
コンピュータ装置2bへのインストールは,デインストール時にコンピュータ装置2aで作成された再インストールソフト1’を格納するCD−RW等の記録媒体7を,コンピュータ装置2bに装着して行う。コンピュータ装置2bに装着された記録媒体7に格納された再インストールソフト1’のインストーラ10を起動して,ソフトウェア20を固定ディスク3bにインストールする。
また,LAN8等のネットワークを介して,コンピュータ装置2aからコンピュータ装置2bに再インストールソフト1’を転送し,コンピュータ装置2bにインストールを行うこともできる。まず,デインストール時にコンピュータ装置2aで,再インストールソフト1’を固定ディスク3a上のソフトウェア20のインストール先とは別の領域に格納する。次に,再インストールソフト1’は,固定ディスク3aから固定ディスク3b上のソフトウェア20のインストール先とは別の領域に転送され,格納される。固定ディスク3bに格納された再インストールソフト1’のインストーラ10を起動して,ソフトウェア20を固定ディスク3bにインストールする。
以上のインストールによって,コンピュータ装置2bの環境は図1(b)に示すような状態となり,ユーザは,ソフトウェア20をコンピュータ装置2b上で使用できるようになる。なお,ライセンス等の問題がある場合などには,コンピュータ装置2aのソフトウェア20のアンインストールを,デインストール時に自動的に行うようにしてもよい。また,再インストール時に,アクティベーション等のライセンス認証が自動的に行われるようにしてもよい。
図2において,コンピュータ装置2aでの使用中に,ソフトウェア20が機能向上やバグ修正のために更新されている場合がある。従来は,ソフトウェア20の再インストールとは別に,再インストールされたソフトウェア20の更新も行う必要があった。本実施の形態では,デインストール時に更新された状態のソフトウェア20で再インストールソフト1’が作成されるため,ソフトウェア20の再インストール終了後にソフトウェア20の更新を行う必要がない。
図3は,本実施の形態におけるバージョンアップされたソフトウェアのデインストールの例を説明する図である。図3は,コンピュータ装置2(ユーザが所有するパーソナルコンピュータなど)に組み込まれたハードウェアを利用するためのドライバソフトウェア21(図1におけるソフトウェア20に相当)についての例であり,ドライバソフトウェア21のインストール,アップデート,デインストール,再インストールの一連の流れを示している。
ドライバソフトウェア21をインストールするための記録媒体5(インストールディスクなど)には,インストーラ10,ドライバソフトウェア21,インストール情報30,デインストーラ40が格納されている(図3(a)参照)。インストーラ10によって,コンピュータ装置2aへのドライバソフトウェア21のインストールが行われる。
インストーラ10は,インストール情報30(INFファイルなど)を参照して,ドライバソフトウェア21をコンピュータ装置2aにインストールする。このとき,ドライバソフトウェア21の使用に必要な情報等をコンピュータ装置2aのレジストリに登録する(レジストリ情報31)。その他,再インストール時に必要となる情報(インストール情報32)も,コンピュータ装置2aにインストールする。また,インストーラ10,デインストーラ40も,コンピュータ装置2aにインストールする。この状態(図3(b)参照)で,ドライバソフトウェア21が使用される。
ドライバソフトウェア21のアップデートが必要になると,ユーザは,ドライバソフトウェア21のバージョンアップソフト9を,インターネット6等のネットワーク経由でコンピュータ装置2aにダウンロードする。ドライバソフトウェア21のバージョンアップソフト9は,バージョンアッププログラム60とドライバソフトウェア+21’とから構成される(図3(c)参照)。
ダウンロードされたバージョンアップソフト9のバージョンアッププログラム60は,コンピュータ装置2aのドライバソフトウェア21を,バージョンアップソフト9のドライバソフトウェア+21’で上書きすることにより,ドライバソフトウェア21のアップデートを行う。また,ドライバソフトウェア21のアップデートに合わせて,レジストリ情報31,インストール情報32の更新が行われ,それぞれ,レジストリ情報+31’,インストール情報+32’となる(図3(d)参照)。
次に,ユーザが新たにコンピュータ装置2bを購入したものとする。コンピュータ装置2bをコンピュータ装置2aと同じ環境で使用するためには,コンピュータ装置2bへのドライバソフトウェア+21’の再インストールを行う必要がある。このとき,従来は,最初にドライバソフトウェア21をインストールするための記録媒体5を探し出してドライバソフトウェア21のインストールを行い,さらに,インターネット6等のネットワークに接続してバージョンアップソフト9をダウンロードしてドライバソフトウェア+21’へのアップデートを行っていた。
これに対して本実施の形態では,元のコンピュータ装置2aにおいてデインストーラ40によるドライバソフトウェア+21’のデインストールを行い,コンピュータ装置2a上のインストーラ10,ドライバソフトウェア+21’,インストール情報30’,デインストーラ40を記録媒体7(CD−RW等)に書き出す(図3(e)参照)。なお,インストール情報30’は,レジストリ情報+31’とインストール情報+32’とから作成される。
記録媒体7のインストーラ10は,インストール情報30’を参照して,ドライバソフトウェア+21’をコンピュータ装置2bに再インストールする。このとき,インストール情報30’からレジストリ情報+31’とインストール情報+32’とが再現され,コンピュータ装置2bに再インストールされる。また,インストーラ10,デインストーラ40も,コンピュータ装置2bに再インストールされる。この状態(図3(f)参照)で,ドライバソフトウェア+21’がコンピュータ装置2bで使用可能となる。
以上のように,本実施の形態では,ドライバソフトウェア21をインストールするための記録媒体5を探し出す手間や,インターネット6等のネットワークに接続してバージョンアップソフト9をダウンロードする手間を省くことができる。また,元のコンピュータ装置2aのレジストリ情報+31’とインストール情報+32’とから作成されたインストール情報30’をインストーラ10が参照して再インストールを行っているため,元のコンピュータ装置2aの環境をコンピュータ装置2bに容易に再構築することができる。
図2において,コンピュータ装置2aでの使用中に,ソフトウェア20によってユーザデータ50が作成される場合がある。従来は,ソフトウェア20の再インストールとは別に,ユーザデータ50の移動も行う必要があった。本実施の形態では,デインストール時にユーザデータ50を含めた再インストールソフト1’が作成されるため,ユーザデータ50の移動をソフトウェア20の再インストールと同時に行うことができる。
図4は,本実施の形態におけるユーザデータを作成するアプリケーションソフトウェアのデインストールを説明する図である。図4は,あるユーザデータ50を作成するアプリケーションのソフトウェア22(図1におけるソフトウェア20に相当)についての例であり,ソフトウェア22のインストール,利用,デインストール,再インストールの一連の流れを示している。
ソフトウェア22をインストールするための記録媒体5(インストールディスクなど)には,インストーラ10,ソフトウェア22,インストール情報30,デインストーラ40が格納されている(図4(a)参照)。インストーラ10によって,コンピュータ装置2aへのソフトウェア22のインストールが行われる。
インストーラ10は,インストール情報30(INFファイルなど)を参照して,ソフトウェア22をコンピュータ装置2aにインストールする。このとき,ソフトウェア22の使用に必要な情報等をコンピュータ装置2aのレジストリに登録する(レジストリ情報31)。その他,再インストール時に必要となる情報(インストール情報32)も,コンピュータ装置2aにインストールする。また,インストーラ10,デインストーラ40も,コンピュータ装置2aにインストールする。この状態(図4(b)参照)で,ユーザはソフトウェア22を利用し,ユーザデータ50を作成する(図4(c)参照)。
次に,ユーザが新たにコンピュータ装置2bを購入したものとする。そのコンピュータ装置2bでソフトウェア22を使用するためには,コンピュータ装置2bへのソフトウェア22の再インストールを行う必要がある。このとき,従来は,最初にソフトウェア22をインストールするための記録媒体5を探し出してソフトウェア22のインストールを行い,さらに,外部記録媒体などにコンピュータ装置2aのユーザデータ50のバックアップをとり,その外部記録媒体からコンピュータ装置2bにユーザデータ50をコピーしていた。
これに対して本実施の形態では,元のコンピュータ装置2aにおいてデインストーラ40によるソフトウェア22のデインストールを行い,コンピュータ装置2a上のインストーラ10,ソフトウェア22,インストール情報30’,デインストーラ40,ユーザデータ50を記録媒体7(CD−RW等)に書き出す(図4(d)参照)。なお,インストール情報30’は,レジストリ情報31とインストール情報32とから作成される。
記録媒体7に書き出すユーザデータ50は,例えばファイル名の拡張子によって選び出す方法,またはあらかじめ定められたフォルダ(ディレクトリ)に格納されているファイルを選び出す方法,またはユーザに指定されたフォルダもしくはファイルをもとに選び出す方法を用いて決定することができる。
記録媒体7のインストーラ10は,インストール情報30’を参照して,ソフトウェア22をコンピュータ装置2bに再インストールする。このとき,インストール情報30’からレジストリ情報31とインストール情報32とが再現され,コンピュータ装置2bに再インストールされる。また,インストーラ10,デインストーラ40も,コンピュータ装置2bに再インストールする。さらに,ユーザデータ50も,コンピュータ装置2bに再インストールする。この状態(図4(e)参照)で,ソフトウェア22がコンピュータ装置2bで使用可能となる。
以上のように,本実施の形態では,ソフトウェア22をインストールするための記録媒体5を探し出す手間を省くことができる。また,元のコンピュータ装置2aに登録されているレジストリ情報31とインストール情報32とから作成されたインストール情報30’をインストーラ10が参照して再インストールを行い,そのときユーザデータ50のフォルダも同時に再インストールされるため,元のコンピュータ装置2aの環境をコンピュータ装置2bに再構築するのが容易であり,ユーザデータ50をあらためてコピーする必要はない。
図2において,記録媒体7の再インストールソフト1’によって,複数のコンピュータ装置2に同一のソフトウェア20が再インストールされる可能性がある。このとき,ソフトウェア20によっては,ライセンス上の問題が発生する場合がある。このようなライセンス問題の対処法としては,ハードウェアキー(例えば,USBドングルなど)を利用する方法や,ソフトウェア認証(例えば,アクティベーションなど)を利用する方法などが考えられる。このようなライセンス制限を設けることにより,ライセンス上の問題をクリアすることが可能となる。
図2において,記録媒体5のインストールソフト1を用いてコンピュータ装置2aにソフトウェア20をインストールする場合のライセンス認証の例を説明する。なお,ソフトウェア20のライセンスは,1台のコンピュータ装置2に限り有効であるものとする。また,ライセンス認証が失敗した場合には,コンピュータ装置2aでのソフトウェア20の使用に制限がかかるものとする。
まず,コンピュータ装置2aは,インストールソフト1によるインストール時にソフトウェアベンダ4にインターネット6経由でアクセスし,ソフトウェア20のシリアルIDとコンピュータ装置2a独自の値を持つデータとをソフトウェアベンダ4に送る。
ソフトウェアベンダ4は,コンピュータ装置2aから送られたシリアルIDのライセンス契約がまだ行われていないことを確認し,そのシリアルIDとコンピュータ装置2aとの組み合わせでのみ有効となるプロテクト解除キーをコンピュータ装置2aに送る。
コンピュータ装置2aは,ソフトウェアベンダ4からプロテクト解除キーを受取り,そのプロテクト解除キーを用いてライセンス認証を行う。このとき,ソフトウェア20のシリアルIDをレジストリ情報31かインストール情報32のいずれかに記録しておく。
ここで,ソフトウェア20を使用するコンピュータ装置を,コンピュータ装置2aからコンピュータ2bに切替えるものとする。
コンピュータ装置2aでのデインストールにより,記録媒体7にソフトウェア20の再インストールソフト1’が作成される。そのとき,コンピュータ装置2aからソフトウェア20をアンインストールし,ソフトウェアベンダ4にインターネット6経由でアクセスし,コンピュータ装置2aからのソフトウェア20のアンインストールを通知する。なお,ソフトウェア20のシリアルIDがレジストリ情報31かインストール情報32のいずれかに記録してあるため,再インストールソフト1’のインストール情報30’には,ソフトウェア20のシリアルIDが記録されている。
コンピュータ装置2bは,再インストールソフト1’による再インストール時にソフトウェアベンダ4にインターネット6経由でアクセスし,ソフトウェア20のシリアルIDとコンピュータ装置2b独自の値を持つデータとをソフトウェアベンダ4に送る。
ソフトウェアベンダ4は,コンピュータ装置2bから送られたシリアルIDのソフトウェア20が現在他のコンピュータ装置2で使用されていないことを確認し,そのシリアルIDとコンピュータ装置2bとの組み合わせでのみ有効となるプロテクト解除キーをコンピュータ装置2bに送る。
コンピュータ装置2bは,ソフトウェアベンダ4からプロテクト解除キーを受取り,そのプロテクト解除キーを用いてライセンス認証を行う。これにより,ソフトウェア20の使用は,コンピュータ装置2bのみで可能となる。
次に,本実施の形態におけるインストーラ10,バージョンアッププログラム60,デインストーラ40について説明する。
図5は,本実施の形態におけるインストーラの機能構成例を示す図である。なお,インストールソフト1と再イントールソフト1’とは実質的に同じものであるので,以下の図5の説明においてインストールソフト1を再インストールソフト1’と置き換えてもよい。また,インストールソフト1のインストール情報30と再インストールソフト1’のインストール情報30’も,実質的に同じものである。
インストーラ10は,インストール情報読込み部11と,ソフトウェア書込み部12と,レジストリ情報登録部13と,ユーザデータ書込み部14と,インストーラ書込み部15と,デインストーラ書込み部16と,インストール情報書込み部17と,ライセンス認証部18とから構成される。
インストール情報読込み部11は,インストールソフト1のインストール情報30を読み込む。インストール情報30は,インストールの手順を示す情報,ソフトウェアの情報(ファイル名,ファイル数等),ソフトウェアのインストール先フォルダの情報,ソフトウェア実行時の設定情報(レジストリに書き込む情報),ユーザデータ50の有無やユーザデータ50のインストール先フォルダの情報,デインストールの手順を示す情報など,ソフトウェア20のインストールに必要となる様々な情報からなる。読み込まれたインストール情報30に従って,ソフトウェア20のインストールが実行される。
ソフトウェア書込み部12は,インストール情報30に従って,インストールソフト1のソフトウェア20をコンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込む。このとき,インストールソフト1のソフトウェア20が圧縮されていれば,それを解凍する。
レジストリ情報登録部13は,インストール情報30に従って,コンピュータ装置2の内部のレジストリにレジストリ情報31を登録する。
ユーザデータ書込み部14は,インストールソフト1にユーザデータ50が存在する場合に,インストール情報30に従って,ユーザデータ50をコンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込む。
インストーラ書込み部15は,インストール情報30に従って,インストールソフト1のインストーラ10をコンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込む。
デインストーラ書込み部16は,インストールソフト1のデインストーラ40をコンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込む。このとき,インストールソフト1のデインストーラ40が圧縮されていれば,それを解凍する。
インストール情報書込み部17は,インストールソフト1のインストール情報30を,インストール情報32として,コンピュータ装置2の固定ディスク3に書き込む。このとき,インストールソフト1のインストール情報30を,インストール情報32としてすべて書き込むようにしてもよいし,デインストール・再インストール時に必要となる情報のみを,インストール情報32として書き込むようにしてもよい。
ライセンス認証部18は,ソフトウェア20のライセンス認証を行う。ライセンス認証は,例えば,ソフトウェアベンダ4へのアクセスによって取得されたプロテクト解除キーを用いて実行される。ライセンス認証に成功した場合には,ソフトウェア20を正常に使用できるようにする。ライセンス認証に失敗した場合には,ソフトウェア20を使用できないようにしたり,ソフトウェア20の使用に制限をかけたりする。
図6は,本実施の形態におけるインストール処理フローチャートである。図6のフローチャートは,インストール時または再インストール時におけるインストーラ10によるインストール処理の流れを示している。インストーラ10は,実行されているインストール処理が最初のインストール処理であるのか再インストール時のインストール処理であるのかを,区別しない。
インストーラ10が起動されると,インストール情報30が読み込まれ(ステップS10),以後,読み込まれたインストール情報30に従って,インストール処理が実行される。なお,新たにインストールしようとするソフトウェア20が,コンピュータ装置2に既にインストール済みであった場合には,警告メッセージを出力して処理を終了する。
まず,コンピュータ装置2にソフトウェア20を書き込む(ステップS11)。このとき,ソフトウェア20が圧縮されていれば,それを解凍してから書き込む。次に,コンピュータ装置2の内部のレジストリにレジストリ情報31を登録する(ステップS12)。ユーザデータ50がある場合には(ステップS13),コンピュータ装置2にユーザデータ50を書き込む(ステップS14)。
コンピュータ装置2にインストーラ10を書き込み(ステップS15),デインストーラ40も書き込む(ステップS16)。このとき,デインストーラ40が圧縮されていれば,それを解凍してから書き込む。また,インストール情報30の全部または一部を,インストール情報32として,コンピュータ装置2に書き込む(ステップS17)。
最後に,ソフトウェア20のライセンス認証の処理を行い(ステップS18),処理を終了する。ライセンス認証の処理では,例えば,ライセンスの認証に成功した場合にはソフトウェア20の正常な使用を許可し,ライセンスの認証に失敗した場合にはソフトウェア20の制限つきの使用を許可する。
なお,インストール時にライセンス認証の処理を行わない場合もある。例えば,最初から複数のコンピュータ装置2での使用が許可されているソフトウェア20には,インストール時にライセンス認証が行われないものも多い。
図7は,本実施の形態におけるバージョンアッププログラムの機能構成例を示す図である。ソフトウェア20の更新には,ソフトウェア20のみを更新すればよいものだけではなく,設定変更などの理由によりレジストリ情報31を更新する必要があるものもある。また,再インストール時に更新されたソフトウェア20を直接インストールできるように,コンピュータ装置2の中のインストール情報32を更新する必要があるものもある。
バージョンアッププログラム60は,ソフトウェア更新部61と,レジストリ情報更新部62と,インストール情報更新部63とから構成される。
ソフトウェア更新部61は,コンピュータ装置2内のソフトウェア20の更新を行う。このとき,元のソフトウェア20のすべてをバージョンアップされたソフトウェア20で書き換えてもよいし,複数のファイルからなるソフトウェア20の場合には,更新するファイルのみを書き換えるようにしてもよい。
レジストリ情報更新部62は,ソフトウェア20のバージョンアップにあたって設定変更が必要となる場合などに,コンピュータ装置2のレジストリにおける該当するソフトウェア20のレジストリ情報31を更新する。
インストール情報更新部63は,再インストール時にバージョンアップされたソフトウェア20のインストールのためにインストール情報32を更新する必要がある場合などに,コンピュータ装置2内のインストール情報32を更新する。
図8は,本実施の形態におけるバージョンアップ処理フローチャートである。バージョンアッププログラム60は,コンピュータ装置2のソフトウェア20を更新する(ステップS20)。ソフトウェア20に関するレジストリ情報31を更新する必要がある場合には(ステップS21),コンピュータ装置2のレジストリのソフトウェア20に関するレジストリ情報31を更新する(ステップS22)。ソフトウェア20のデインストール時・再インストール時に必要なインストール情報32を更新する必要がある場合には(ステップS23),コンピュータ装置2のインストール情報32を更新する(ステップS24)。
図9は,本実施の形態におけるデインストーラの機能構成例を示す図である。デインストーラ40は,CD−RW等の外部の記録媒体7に再インストールソフト1’を作成する。コンピュータ装置2内部の固定ディスク3に再インストールソフト1’用の領域を設け,そこに再インストールソフト1’を作成してもよい。以下では,CD−RW等の外部の記録媒体7に再インストールソフト1’を作成する例について説明する。
デインストーラ40は,インストール情報読込み部41と,ソフトウェア保存部42と,インストーラ保存部43と,デインストーラ保存部44と,ユーザデータ保存部45,インストール情報保存部46と,アンインストール処理部47と,ライセンス保存部48とから構成される。
インストール情報読込み部41は,コンピュータ装置2のインストール情報32を読み込む。読み込まれたインストール情報32に従って,ソフトウェア20のデインストールが実行される。
ソフトウェア保存部42は,インストール情報32に従って,コンピュータ装置2内部のソフトウェア20を,CD−RW等の外部の記録媒体7に保存する。このとき,ソフトウェア20を圧縮して保存してもよい。
インストーラ保存部43は,インストール情報32に従って,コンピュータ装置2内部のインストーラ10を,CD−RW等の外部の記録媒体7に保存する。
デインストーラ保存部44は,インストール情報32に従って,コンピュータ装置2内部のデインストーラ40を,CD−RW等の外部の記録媒体7に保存する。このとき,デインストーラ40を圧縮して保存してもよい。
ユーザデータ保存部45は,コンピュータ装置2内部にユーザデータ50が存在する場合に,インストール情報32に従って,ユーザデータ50をCD−RW等の外部の記録媒体7に保存する。ユーザデータ50を再インストールソフト1’として保存するか否かを選択できるようにしてもよい。
インストール情報保存部46は,インストール情報32に従って,コンピュータ装置2内部のインストール情報32と,コンピュータ装置2のレジストリにおける該当するソフトウェア20のレジストリ情報31とから,再インストールに必要となるインストール情報30’を作成し,CD−RW等の外部の記録媒体7に保存する。
レジストリ情報31を反映する方法としては,例えば,ソフトウェア20のインストール時にすべてのインストール情報30をインストール情報32としてコンピュータ装置2に保存する場合などに,インストール時からのレジストリ情報31の更新情報をログとして記録し,デインストール時に,ログの更新情報をインストール情報32に反映する方法がある。また,例えば,ソフトウェア20のインストール時にレジストリ情報31から再生できないインストール情報30のみをインストール情報32としてコンピュータ装置2に保存する場合などに,コンピュータ装置2のレジストリにおける該当するソフトウェア20のレジストリ情報31の内容をコピーした情報を作成する方法もある。
アンインストール処理部47は,コンピュータ装置2からインストーラ10,ソフトウェア20,レジストリにおける該当するソフトウェア20のレジストリ情報31,インストール情報32,デインストーラ40,ユーザデータ50のアンインストールを行う。
ライセンス保存部48は,ライセンスの保存処理を行う。ライセンスの保存処理は,例えば,ソフトウェアベンダ4にアクセスし,デインストールしたソフトウェア20のシリアルIDと,コンピュータ装置2からソフトウェア20をアンインストールした旨とを送信することにより行われる。ソフトウェアベンダ4では,受信したシリアルIDを確認し,そのシリアルIDで次のライセンス認証が行われたときに再びプロテクト解除キーを送れるように処理する。
図10は,本実施の形態におけるデインストール処理フローチャートである。図10のフローチャートは,CD−RW等の外部の記録媒体7に再インストールソフト1’を作成する処理の例を示す。
デインストーラ40が起動されると,インストール情報32が読み込まれ(ステップS30),以後,読み込まれたインストール情報32に従って,デインストール処理が実行される。
まず,CD−RW等の外部の記録媒体7にソフトウェア20を保存する(ステップS31)。このとき,ソフトウェア20を圧縮して保存するようにしてもよい。次に,CD−RW等の外部の記録媒体7にインストーラ10を保存する(ステップS32)。また,CD−RW等の外部の記録媒体7にデインストーラ40を保存する(ステップS33)。このとき,デインストーラ40を圧縮して保存するようにしてもよい。
ユーザデータ50が存在する場合には,ユーザデータ50を保存するか否かを確認し(ステップS34),保存する場合には,CD−RW等の外部の記録媒体7にユーザデータ50を保存する(ステップS35)。
レジストリ情報31とインストール情報32とから再インストール時に必要となるインストール情報30’を作成し,そのインストール情報30’をCD−RW等の外部の記録媒体7に保存する(ステップS36)。
CD−RW等の外部の記録媒体7に再インストールに必要なファイルをすべて保存した後に,ソフトウェア20のアンインストール処理を行い(ステップS37),ライセンスの保存処理を行い(ステップS38),処理を終了する。
なお,デインストール時にコンピュータ装置2からのソフトウェア20のアンインストールを行わない場合もある。例えば,ハードウェアのドライバソフトなどは,複数のコンピュータ装置2で同時に使用することを許可しているものも多いので,その場合には,デインストール時にソフトウェア20のアンインストールを行う必要がない。
また,デインストール時にライセンスの保存処理を行わない場合もある。例えば,もともとライセンス認証が行われないソフトウェア20のデインストールでは,デインストール時にライセンスの保存処理を行う必要がない。また,ユーザがソフトウェアベンダ4にソフトウェア20の使用コンピュータ装置2の変更を電話等で伝える場合などには,ライセンスの保存処理を行う必要はない。また,USBドングルなどのハードウェアキーによるライセンス管理が行われる場合などにも,ライセンスの保存処理を行う必要はない。
以上のデインストールにより作成された再インストールソフト1’によって,再インストールを行うことができる。再インストールソフト1’のインストーラ10は,デインストール時にレジストリ情報31とインストール情報32とから作成されたインストール情報30’に従って再インストールを行うので,ユーザは,再インストールソフト1’を用いた再インストールにより,再インストール先のコンピュータ装置2bに元の使用コンピュータ装置2aと同じ環境を容易に再現することができる。
ここまでは,個々のソフトウェア20についてのインストール・デインストールについて説明したが,複数のソフトウェア20をまとめてデインストールし,複数のソフトウェア20をまとめて再インストールできるようにしてもよい。
複数のソフトウェア20に共通のデインストーラ40は,完全にインストール情報32のみに従ってデインストールを行う。すなわち,あるAというソフトウェア20のデインストールの手順を示すインストール情報32に従って,複数のソフトウェア20に共通のデインストーラ40は,Aというソフトウェア20のデインストールを行う。同様に,Bというソフトウェア20のデインストールの手順を示すインストール情報32に従えば,複数のソフトウェア20に共通のデインストーラ40は,Bというソフトウェア20のデインストールを行う。これにより,複数のソフトウェア20をまとめてデインストールすることが可能である。
同様に,複数のソフトウェア20に共通のインストーラ10を用意すれば,それぞれのソフトウェア20のインストール情報30’に従って,複数のソフトウェア20をまとめて再インストールすることができる。
また,図2の構成ではソフトウェアベンダ4から入手したソフトウェア20をコンピュータ装置2aにインストールし,その後デインストールする例が示されているが,はじめからソフトウェア20がインストールされた状態でコンピュータ装置2aを入手する場合もある。近年では,パーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置2は,最初から複数のソフトウェア20がインストールされた状態で販売されるのが普通である。
このような場合には,各ソフトウェア20について,それぞれ,あらかじめインストーラ10,インストール情報32,デインストーラ40がインストールされている状態でコンピュータ装置2aが販売される。あらかじめインストールされたデインストーラ40を起動すれば,そのソフトウェア20のデインストールが実行される。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明は上記の実施の形態に限られるものではない。
また,本発明の具体的な使用例としては,例えば,ドライバソフトウェアなどの場合には,同一機種のコンピュータ装置間での各種ドライバソフトウェアの移行や,異機種のコンピュータ装置間での外付けI/O(プリンタ,スキャナ等)のドライバソフトウェアの移行などが考えられる。また,アプリケーションソフトウェアなどの場合には,アプリケーションソフトウェアを制御するOSがインストールされた機種のコンピュータ装置間での移行などが考えられる。
以上説明した本発明の実施の形態の特徴をまとめると,以下のとおりとなる。
(付記1)
コンピュータ装置で使用するソフトウェアと,そのソフトウェアをコンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムがそのソフトウェアのインストールまたはバージョンアップに用いた情報が内部にインストールされており,そのソフトウェアの設定情報が登録されているコンピュータ装置において,コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に,ソフトウェアの再インストールが可能な環境を作成するための再インストール支援方法であって,
前記ソフトウェアの再インストールを支援するための再インストール支援プログラムをコンピュータ装置に実行させることにより,
前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
前記再インストール支援プログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
前記ソフトウェアの設定情報と前記ソフトウェアのインストールまたはバージョンアップに用いた情報とから前記ソフトウェアのインストールに必要となる情報を作成し,作成されたインストールに必要となる情報を前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程とを有する
ことを特徴とする再インストール支援方法。
(付記2)
付記1に記載された再インストール支援方法において,
前記ソフトウェアによって作成されたユーザデータを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程を有する
ことを特徴とする再インストール支援方法。
(付記3)
付記1または付記2に記載された再インストール支援方法において,
前記コンピュータ装置にインストールされている前記ソフトウェアをアンインストールする過程を有する
ことを特徴とする再インストール支援方法。
(付記4)
コンピュータ装置で使用するソフトウェアと,そのソフトウェアをコンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムがそのソフトウェアのインストールまたはバージョンアップに用いた情報が内部にインストールされており,そのソフトウェアの設定情報が登録されているコンピュータ装置において,コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体へのソフトウェアの再インストールが可能な環境の作成をコンピュータ装置に実行させるための再インストール支援プログラムであって,
前記コンピュータ装置を,
前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記再インストール支援プログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記ソフトウェアの設定情報と前記ソフトウェアのインストールまたはバージョンアップに用いた情報とから前記ソフトウェアのインストールに必要となる情報を作成し,作成されたインストールに必要となる情報を前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段,
として機能させるための再インストール支援プログラム。
(付記5)
コンピュータ読み取り可能な記録媒体またはネットワークを介して提供された,コンピュータ装置で使用するソフトウェアと,そのソフトウェアをコンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムと,そのソフトウェアのインストールに必要となる情報と,そのソフトウェアの再インストールを支援するための再インストール支援プログラムとを用いて,コンピュータ装置へのソフトウェアのインストールを行うためのインストール方法であって,
前記インストールプログラムをコンピュータ装置に実行させることによって,
前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
前記インストールに必要となる情報に基づいて,前記ソフトウェアの設定情報を前記コンピュータ装置に登録する過程と,
前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
前記再インストール支援プログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
前記インストールに必要となる情報から前記ソフトウェアの再インストールの支援に必要となる情報を作成し,作成された再インストールの支援に必要となる情報を前記コンピュータ装置にインストールする過程とを有する
ことを特徴とするインストール方法。
(付記6)
付記5に記載されたインストール方法において,
前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体中に,前記ソフトウェアによって作成されたユーザデータが存在する場合に,そのユーザデータを,前記コンピュータ装置にインストールする過程を有する
ことを特徴とするインストール方法。
(付記7)
付記5または付記6に記載されたインストール方法において,
前記ソフトウェアについてのライセンス認証を行う過程を有する
ことを特徴とするインストール方法。
(付記8)
コンピュータ読み取り可能な記録媒体またはネットワークを介して提供された,コンピュータ装置で使用するソフトウェアと,そのソフトウェアをコンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムと,そのソフトウェアのインストールに必要となる情報と,そのソフトウェアの再インストールを支援するための再インストール支援プログラムとを用いたコンピュータ装置へのソフトウェアのインストールを,コンピュータ装置に実行させるためのインストールプログラムであって,
前記コンピュータ装置を,
前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置にインストールする手段と,
前記インストールに必要となる情報に基づいて,前記ソフトウェアの設定情報を前記コンピュータ装置に登録する手段と,
前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする手段と,
前記再インストール支援プログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする手段と,
前記インストールに必要となる情報から前記ソフトウェアの再インストールの支援に必要となる情報を作成し,作成された再インストールの支援に必要となる情報を前記コンピュータ装置にインストールする手段,
として機能させるためのインストールプログラム。
(付記9)
コンピュータ装置で使用するソフトウェアを搭載し,そのソフトウェアを再インストールするための環境を作成するコンピュータ装置であって,
前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記ソフトウェアをインストールするためのインストールプログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記ソフトウェアの再インストールを支援するための再インストール支援プログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
前記コンピュータ装置に登録されている前記ソフトウェアの設定情報と前記ソフトウェアのインストールに用いる情報とから前記ソフトウェアのインストールに必要となる情報を作成し,作成されたインストールに必要となる情報を前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段とを備える
ことを特徴とするコンピュータ装置。
本発明におけるソフトウェアのインストール・デインストールの概念を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。 本実施の形態におけるバージョンアップされたソフトウェアのデインストールの例を説明する図である。 本実施の形態におけるユーザデータを作成するアプリケーションソフトウェアのデインストールを説明する図である。 本実施の形態におけるインストーラの機能構成例を示す図である。 本実施の形態におけるインストール処理フローチャートである。 本実施の形態におけるバージョンアッププログラムの機能構成例を示す図である。 本実施の形態におけるバージョンアップ処理フローチャートである。 本実施の形態におけるデインストーラの機能構成例を示す図である。 本実施の形態におけるデインストール処理フローチャートである。 ソフトウェアのインストール・アンインストールの概念を説明する図である。
符号の説明
1 インストールソフト
2 コンピュータ装置
3 固定ディスク
4 ソフトウェアベンダ
5 記録媒体
6 インターネット
7 記録媒体
8 LAN
9 バージョンアップソフト
10 インストーラ
11 インストール情報読込み部
12 ソフトウェア書込み部
13 レジストリ情報登録部
14 ユーザデータ書込み部
15 インストーラ書込み部
16 デインストーラ書込み部
17 インストール情報書込み部
18 ライセンス認証部
20 ソフトウェア
30 インストール情報
31 レジストリ情報
32 インストール情報
40 デインストーラ
41 インストール情報読込み部
42 ソフトウェア保存部
43 インストーラ保存部
44 デインストーラ保存部
45 ユーザデータ保存部
46 インストール情報保存部
47 アンインストール処理部
48 ライセンス保存部
50 ユーザデータ
60 バージョンアッププログラム
61 ソフトウェア更新部
62 レジストリ情報更新部
63 インストール情報更新部

Claims (5)

  1. コンピュータ装置にインストールされ,アップデートがあった場合にはアップデートされたソフトウェアと,そのソフトウェアを前記コンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムと,前記ソフトウェアのインストールまたはアップデートに用いた情報と,前記ソフトウェアの設定情報と,前記ソフトウェアの再インストールが可能な環境である再インストールソフトを作成するための再インストールソフト作成プログラムとを,記憶装置に保持する前記コンピュータ装置が,
    前記再インストールソフト作成プログラムを実行することにより,
    前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
    前記ソフトウェアが作成したユーザデータまたは設定データが存在する場合に,そのデータを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
    前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
    前記再インストールソフト作成プログラムを,前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程と,
    前記ソフトウェアの設定情報と前記ソフトウェアのインストールまたはアップデートに用いた情報とから前記ソフトウェアのインストールに必要となる情報を作成し,作成されたインストールに必要となる情報を前記コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する過程とを有する
    ことを特徴とする再インストールソフト作成方法
  2. 請求項1に記載の再インストールソフト作成方法を,コンピュータ装置に実行させるための再インストールソフト作成プログラム。
  3. コンピュータ読み取り可能な記録媒体またはネットワークを介して提供された,コンピュータ装置で使用するソフトウェアと,そのソフトウェアを前記コンピュータ装置にインストールするためのインストールプログラムと,そのソフトウェアのインストールに必要となる情報と,請求項2に記載の再インストールソフト作成プログラムとを含むインストールソフトを用いて,前記コンピュータ装置が,
    前記インストールプログラムを実行することにより,
    前記ソフトウェアを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
    前記インストールに必要となる情報に基づいて,前記ソフトウェアの設定情報を前記コンピュータ装置に登録する過程と,
    前記インストールプログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
    前記再インストールソフト作成プログラムを,前記コンピュータ装置にインストールする過程と,
    前記インストールに必要となる情報から前記再インストールソフト作成プログラムが前記ソフトウェアの再インストールに用いる情報を作成し,作成した情報を前記コンピュータ装置にインストールする過程とを有する
    ことを特徴とするインストール方法。
  4. 請求項3に記載のインストール方法を,前記コンピュータに実行させるためのインストールプログラム。
  5. インストールされ,アップデートがあった場合にはアップデートされたソフトウェアと,そのソフトウェアをインストールするためのインストールプログラムと,前記ソフトウェアのインストールまたはアップデートに用いた情報と,前記ソフトウェアの設定情報と,前記ソフトウェアの再インストールが可能な環境である再インストールソフトを作成するための再インストールソフト作成プログラムとを,記憶装置に保持するとともに,
    前記再インストールソフト作成プログラムの実行によって,
    前記ソフトウェアを,当該コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
    前記ソフトウェアが作成したユーザデータまたは設定データが存在する場合に,そのデータを,当該コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
    前記インストールプログラムを,当該コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
    前記再インストールソフト作成プログラムを,当該コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段と,
    記ソフトウェアの設定情報と前記ソフトウェアのインストールまたはアップデートに用いた情報とから前記ソフトウェアのインストールに必要となる情報を作成し,作成されたインストールに必要となる情報を,当該コンピュータ装置の内部または外部の記録媒体に保存する手段とを備える
    ことを特徴とするコンピュータ装置。
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