JP4828605B2 - モジュール方式バックアップ流体供給システム - Google Patents

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Description

(関連出願の引用)
本出願は、仮特許出願第60/705,538号に対する優先権を主張する。
(技術分野)
本発明は、概して流体供給システムおよび装置に関し、より具体的には、モジュール方式バックアップ油圧流体供給システムおよび装置に関する。
海中掘削作業では、掘削井戸への地層流体の制御されない流れである噴出を経験することがある。噴出は、危険であり、犠牲が大きい。噴出は、人命の損失、汚染、掘削設備の損傷、および坑井生産の損失を引き起こし得る。噴出を防止するためには、噴出防止(BlowOut Prevention;BOP)設備が必要である。BOP設備は、一般に、掘削現場において地層圧および地層流体を安全に隔離し制御することができる一連の機能を含む。BOP機能は、油圧動作パイプラム、環状シール、パイプを切断するように設計されたシアラム、掘削流体の制御された流れを可能にするための一連の遠隔操作弁、および坑井リエントリ設備を開閉することを含む。加えて、プロセスおよび状態監視デバイスがBOPシステムを完成させる。掘削業界では、BOPシステム全体をBOPスタックと称する。
坑井およびBOPは、マリンライザパイプを介して水上掘削艦に接続し、当該パイプは地層流体(例えば、油等)を水面に運搬し、掘削流体を循環させる。マリンライザパイプは、BOPと接続するためのデバイス、坑井制御用の環状シール、およびBOPの操作用の油圧流体を供給するための流量制御デバイスを含む、ロアーマリンライザパッケージ(Lower Marine Riser Package;「LMRP」)を介してBOPに接続する。通例、LMRPとBOPは単にBOPと総称される。多くのBOP機能は油圧制御されており、油圧流体およびその他の坑井制御流体を供給しているライザに配管が付着されている。一般に、中央制御ユニットにより、オペレータは水面からBOP機能を監視および制御することができる。中央制御ユニットは、様々なBOP機能を制御するための油圧制御システムを含み、そのそれぞれは、その上流に様々な流量制御コンポーネントを有する。水上艦に乗っているオペレータは、一般に、電子多重制御システムを介して流量制御コンポーネントおよびBOP機能を操作する。
いくつかの掘削または環境状況では、オペレータがBOPからLMRPの接続を切り、ライザおよびLMRPを水上艦へ回収する必要がある。BOP機能は、LMRPの接続が切り離されるときに、地層流体が環境に流出しないよう、坑井を封じ込めなくてはならない。転覆または切断状態で坑井が封じられる可能性を増加させるために、企業は一般に、1つの制御コンポーネントが機能しなくなった場合の制御不能を防止するように設計された冗長システムを含む。通常、企業は、2つの別個の独立した中央制御ユニットを設置してすべての臨界制御ユニットを二倍にすることにより、冗長性を提供する。当業界では、この2つの中央制御ユニットを、ブルーポッドおよびイエローポッドと称する。一度に使用されるのは一方のポッドのみであり、このとき他方はバックアップを提供する。
当業界では、当該ポッドの初期バージョンをコンポーネント故障時に回収可能なように設計していたが、後期バージョンはサイズが増大し、効率的に回収できなくなった。さらに、先行技術のシステムは二重の冗長性を有するが、この冗長性は、安全性の冗長性であるのみで操業の冗長性でない場合が多く、これは、単一のコンポーネント故障により、掘削作業の停止、坑井の安全確保、および機能しなくなったコンポーネントの置換が必要となることを意味する。コンポーネントを置換するために掘削を停止することは、多くの場合、長期にわたる運転休止期間ならびに掘削請負業者およびオペレータの大幅な収入減少を表す。
当業界は、さらなる冗長性を提供し、計画外のスタック回収を防止するための、単純且つ費用効率が高い方法を必要としている。当業界は、コンポーネント動作不能時間中における継続的な安全操業を可能にし、既存の坑井制御システムと容易且つ迅速に統合する、容易に回収可能なシステムを必要としている。当業界は、海中坑井制御設備を制御する、より単純で、合理的で、有効な方法を必要としている。
いくつかの実施形態において、本発明は、代替流路を介して流体流動コンポーネントに冗長性を提供するために、改良された方法および装置を提供する。いくつかの実施形態において、本発明は、機能または目的地への継続的な流れを可能にしながら、故障したコンポーネントの安全且つ効率的なバイパスを可能にする。本発明は、効率的な冗長性の層を提供するために、既存の様々な流動システムに統合されてもよいし、全く新しい流動システムに載置されてもよい。その他の実施形態において、本発明は、海中噴出防止(BOP)制御機能のためのスタンドアロン型制御システムに関する。本発明は、特に、水深10,000フィート以上における油圧動作制御システムおよび機能に有用である。
いくつかの実施形態において、流体供給装置は、1つ以上の一次流量制御コンポーネント、介入シャトル弁、および目的地を含む一次流体流路と;一次流量制御コンポーネントをバイパスし、1つ以上の二次流量制御コンポーネントのモジュラ着脱式ブロック、介入シャトル弁、二次流量制御コンポーネントのモジュラ着脱式ブロックを介入シャトル弁に接続する選択的に着脱可能なホース、および目的地を含む二次流体経路とを備える。遠隔操作ビークル(Remotely Operated Vehicle;ROV)は、従来の制御を失ったBOP機能への選択的な油圧供給を配備することができる。いくつかの実施形態において、介入シャトル弁は、BOP機能にパイプで強固に接続された出口と、レシーバプレートからパイプで強固に接続された二次注入口とを有する。
いくつかの実施形態において、モジュラ弁ブロックは着脱可能であり、方向制御弁を含む。モジュラ弁ブロックには、より多くの方向制御弁が載置されてよく、方向制御弁の数は、同時に果たし得るBOP機能の数に対応している。モジュラ弁ブロックは、概してROVによって回収可能であり、これにより、修理および交換が容易になる。さらに、弁ブロックのモジュラ性は、置換用弁ブロックを保管して、既存の弁ブロックが保守または補修を必要とする際に配備することができることを意味する。パイロット弁および圧力調整器アキュムレータを含むその他多くのコンポーネントが、モジュラ弁ブロックに載置され得る。パイロット弁は、油圧パイロットであってもよいし、電磁操作されるものであってもよい。
モジュラ弁ブロックは、いくつかの実施形態においては圧力平衡型スタブ接続を介して、電気的接続を必要とする実施形態においては湿式電気接続を介して、BOPスタックに接続する。いくつかの実施形態において、モジュラ弁ブロックは、BOPスタックに固定可能に付着されたモジュラブロックレシーバの上に取り付けられる。好ましくは、モジュラブロックレシーバは、異なる多くのモジュラ弁ブロックが接続できるようにユニバーサルである。いくつかの実施形態においては、モジュラ弁ブロックまたはモジュラブロックレシーバのいずれかが、モジュラ弁ブロックを介入シャトル弁に接続するホースを受けるための仮コネクタに接続される。
いくつかの実施形態において、介入シャトル弁は、略円筒型の空洞を有するハウジングと、ハウジングの側面に入る一次注入口と、ハウジングの端面に入る二次注入口と、戻り止め手段を有するスプール型シャトルと、ハウジングの側面から出る出口とを備える。いくつかの実施形態において、出口は目的地にパイプで強固に接続されており、一次注入口は一次流体源にパイプで強固に接続されている。正常流の間、シャトルは正常流位置にあり、流体は一次注入口に入ってシャトル軸の周囲を流れ、出口から出る。シャトル設計は、流体が他のエリアに移動しないように密封するものである。予備流が二次注入口に導入されると、当該流体はシャトルを作動位置に押し進め、一次注入口を分離して二次注入口からの流れのみを可能にする。
いくつかの実施形態において、複合介入シャトル弁は、その出口がゲートシャトル弁の注入口に付着された2つの介入シャトル弁を備える。したがって、複合介入シャトル弁は、2つの一次注入口、2つの二次注入口、および出口を備える。ゲートシャトル弁は、一方の注入口からの流れを可能にし、他方の注入口からの流れを隔離するためにシフトするシャトルを有しているという点では介入シャトル弁と同様であるが、概して異なるシャトル設計を有する。
いくつかの実施形態において、BOP油圧制御システムは、ブルー中央制御ポッド、イエロー中央制御ポッド、および、すべての制御ポッドコンポーネントにユニバーサルなバックアップを提供するために各ポッドと関連付けられた、少なくとも1つのモジュラ弁ブロックを含む。モジュラ弁ブロックは、仮接続を介してホースと付着した出口を有し、当該ホースの他端は、それぞれBOP機能と関連付けられた多数の介入シャトル弁のうちいずれか1つに付着される。したがって、各モジュラ弁ブロックは、少なくとも1つのBOP機能に冗長性を提供する。
別の実施形態において、本発明は、モジュラ型の構造であり、海中BOPシステムで一般的に用いられる複数の油圧コンポーネントの回収可能で、局所的で、独立した制御を提供する、スタンドアロン型海中制御システムを備える。そのようなシステムにより、別個の制御ポッドの必要性がなくなる。その他の実施形態では、すべてのBOP機能の壊滅的なシステム制御故障の場合に、水面からISVに送られる緊急用油圧ラインを使用する独立したROV介入が可能である。
BOP機能の独立および/または冗長制御は、動作不能時間を減少させ、安全性を増大させる。さらに、容易に回収可能なコンポーネントを有する制御システムにより、高速且つ容易な保守および置換が可能になる。本発明は、いくつかの実施形態において、数多くの確立したシステムと互換性があり、BOPシステムコンポーネントに安価な冗長性を提供する。本発明の別の実施形態において、モジュラブロック弁の制御は、既存の多重制御システムと透過的に統合され、それにより、オペレータは既存の制御システムを使用してモジュラ弁ブロックを制御することができる。
上記では、以下の本発明の詳細な説明をさらによく理解できるよう、本発明の特徴および技術的利点をかなり大まかに概説した。本発明の特許請求の範囲の主題を形成する本発明のさらなる特徴および利点を以下に記載する。開示されている概念および特定の実施形態は、本発明の同じ目的を実行するその他の構造物を修正または設計するための基礎として容易に利用され得ることが、当業者には十分に理解されるはずである。当業者は、そのような同等の構成が、添付の特許請求の範囲で説明しているような本発明の精神および範囲を逸脱するものでないことも十分に認識すべきである。本発明の特性と考えられる新規の特徴は、添付の図を併せて考慮すれば、その機構および動作方法の両方に関して、さらなる目的および利点と共に、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、図のそれぞれは図解および説明のみを目的として提供されるものであり、本発明の制限の定義として意図されるものでないことは、明白に理解すべきである。
本発明をより完全に理解するために、添付の図面と併せて解釈される以下の説明を参照されたい。
本書において使用する場合、単数形を示す語の使用は、特許請求の範囲および/または明細書中で「を備える(含む)」(または同義語「有する」)と併せて使用される場合には「1つ」を意味し得るが、「1つ以上」「少なくとも1つ」および「1つまたは1つを超える」の意味とも一致する。また、本書で使用する場合、「に(と)接続する」という語句は、直接的に、または中間コンポーネントを介して、接合または連通させることを意味する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態は、冗長な流体供給装置10を備え、該装置は一次流体流路11と二次流体流路12とを備えている。一次流体流路11は、流体源13から開始し、一次流量制御コンポーネント14および15を通り、介入シャトル弁16の一次注入口100を通って、目的地17へ続いている。二次流体流路12は、流体源13または代替流体源102のいずれかから開始し、モジュラ弁ブロック18を通り、選択的に着脱可能なホース19を通り、介入シャトル弁16の二次注入口101を通って、目的地17へ続いている。
図1では2つの一次流量コンポーネント14および15を示しているが、任意の数のコンポーネントがあってよい。一次流量コンポーネント14および15は、流体流動システム内に、弁、パイプ、ホース、シール、接続、および計装等であるがこれらに限定されない任意のコンポーネントを備えてよい。モジュラ弁ブロック18は、任意のモジュラ、つまり着脱可能な流量制御コンポーネントを備えてよく、それらの少なくとも1つは、バイパスされた流体コンポーネント14および15を補償する。以下でさらに詳細に説明するが、介入シャトル弁16は、一次注入口100または二次注入口101のいずれかを介して流体を受け入れる。流れが二次注入口101を通る場合、一次注入口100の上流のコンポーネントは隔離されバイパスされるが、流体は二次流体流路12を介して目的地17まで流れ続ける。
ホース19は、仮接続103を介してモジュラ弁ブロック18に、および仮接続104を介して介入シャトル弁16の二次注入口101に接続する。いくつかの実施形態において、仮接続103はモジュラ弁ブロック18に直接付着し、一方、その他の実施形態においては、それらの間に配管およびその他の設備が存在する。同様に、いくつかの実施形態において、仮接続104は二次注入口101に直接付着し、一方、その他の実施形態においては、それらの間に配管およびその他の設備が存在する。
仮接続103および104は、接続ポートまで伸び、その油圧回路と結合する自己整列外部油圧リンクを有するもの等、市販のスタブ接続を備える。概して、スタブ接続は、レシーバすなわち雌部およびスタブすなわち雄部を備え、いずれの部分をも総称してスタブ接続という場合がある。一実施形態において、二次注入口101は、仮接続104を格納し、その他の仮接続も格納し得るレシーバプレート105に、配管を介して接続する。
いくつかの実施形態において、流体供給装置10は、ホース19を配備し、それをモジュラ弁ブロック18と介入シャトル弁16の二次注入口101とに接続する遠隔操作ビークル(Remote Operated Vehicle;ROV)106を備える。ROV106は、ホース19の接続を切ること、ならびに、モジュラ弁ブロック18を接続することおよびその接続を切ることもできる。ROV106は、人間のオペレータによって水面から操作されてもよいし、多重制御システムからの入力に基づいて特定の接続または切断を実行するよう事前にプログラムされていてもよい。
いくつかの実施形態において、流体供給装置10は、BOPコンポーネントに油圧流体を供給するために使用される。図2を参照すると、水面21上の水上艦20は、マリンライザパイプ23を介してBOPスタック22と接続している。マリンライザパイプ23は、油圧供給ライン、チョークライン、キルライン等、様々な供給ラインおよびパイプを持つことができる。そのような実施形態において、流体源13は概して、マリンライザパイプ23を下降する主要油圧供給ラインである。代替流体源102は、アキュムレータ、補助油圧供給ライン、マリンライザ23上の補助導管、または制御ポッド24からの油圧送りを含み得るが、これらに限定されない。
一実施形態において、制御ポッド24はBOPスタック22に付着し、モジュラ弁ブロック18は制御ポッド24に付着している。ホース19は、モジュラ弁ブロック18をBOPスタック22に接続する。制御ポッド24は、様々なBOP機能を制御するために使用される任意のシステムであってよく、弁、計測器、配管、計装、アキュムレータ、調整器等の様々な組み合わせを含んでよい。従来、当業界では、制御ポッド24およびその冗長対応物である制御ポッド25を、ブルーポッドおよびイエローポッドと称している。本発明に従ってバックアップを作っていない制御ポッド24の内部にあるコンポーネントのいずれか1つが故障または機能不良となった場合、掘削停止および制御ポッドの補修が必要となることがあり、多額の費用がかかる。しかしながら、ROV106、ホース19およびモジュラ弁ブロック18を含む本発明の一実施形態では、正常に機能していないコンポーネントをバイパスして隔離し、モジュラ弁ブロック18およびホース19を介して流体流動を別の経路に切り換えることにより、制御ポッド24の内部にあるコンポーネントの冗長性を可能にする。
図3に明示されている本発明の実施形態を参照すると、制御ポッド24(例えば、ブルーポッド)はBOPスタック22に付着し、モジュラ弁ブロック18は制御ポッド24に付着している。また、第二の制御ポッド25(例えば、イエローポッド)はBOPスタック22に付着し、第二のモジュラ弁ブロック31は制御ポッド25に付着している。これらの実施形態において、油圧流体の目的地は、BOP機能である。制御ポッド24および25は様々なBOP機能に制御を提供し、それらのいくつかを番号301、303、および304で参照する。BOP制御機能は、油圧動作パイプラム、環状シール、パイプを切断するように設計されたシアラム、掘削流体の制御流れを可能にするための一連の遠隔操作弁、ライザコネクタ、および坑井リエントリ設備、を開閉することを含むがこれらに限定されない。制御ポッド24および25は、BOP機能301、303、および304を含む様々なBOP機能とパイプで強固に接続されており、これは、制御ポッド24または25内にある1つのコンポーネントが機能しなくなり、修理しなくてはならない場合、制御ポッド全体またはLMRPの接続を切らなくてはならず、制御ポッドによるBOP機能の制御は、中止または限定されることを意味する。本書で使用する場合、「パイプで強固に接続されている」または「強固な配管」は、永久的な、または、ROVによって容易に除去されない配管および関連する接続をいう。また、安全性および規制上の理由により、掘削作業を1つの制御ポッドの稼働のみで行うことはできない、または行うわけにいかない。したがって、1つのポッドにおける1つのコンポーネントの故障により、掘削作業を停止せざるを得なくなる。本発明の一実施形態は、制御モジュール24および/または25内にある多くのコンポーネントに、モジュール方式で選択可能なバックアップ制御を提供することにより、海中掘削におけるこの問題を克服するものである。
図3を参照すると、BOP機能301、303、および304は強固な配管を介してそれぞれ介入シャトル弁16、300、および302に接続している。この実施形態において、介入シャトル弁16は、強固な配管32を介してレシーバプレート105上の仮接続104とパイプで強固に接続されている。介入シャトル弁300および302も、強固な配管を介してレシーバプレート105上のその他の仮接続レシーバと接続している。また、制御ポッド24は、強固な配管33を介して介入シャトル弁16と接続している。図示しないが、制御ポッド24は介入シャトル弁300および302にも接続している。制御ポッド24内にある制御コンポーネントが正常に機能していない場合、当該制御コンポーネントが対応するBOP機能は、通常のコマンドに応答しない(例えば、アニュラが閉じない)ことになる。BOPコンポーネントが稼働していないと判断された後、ROV106は、応答していない機能とパイプで強固に接続されたレシーバプレート105上の接続レシーバにおいて接続ホース19へ方向付けられ得る。図3において、ROVはホース19を、レシーバプレート105上にあるいくつかの仮接続のうち1つである仮接続104に接続している。ROV106はホース19を、仮接続103でモジュラ弁ブロック18にも接続する。その他の実施形態において、ROV106はホース19をまずモジュラ弁ブロック18に、続いて介入シャトル弁16に接続する。いずれの場合も、制御ポッド24の正常に機能していない制御コンポーネントはバイパスされ、油圧流体は、モジュラ弁ブロック18、ホース19、および介入シャトル弁16を含む二次経路を通って流れる。BOP機能は適切に稼働するようになり、動作不能時間を回避する。
いくつかの実施形態において、モジュラ弁ブロック18は、いくつかの異なるBOP機能を果たすことができる点でロバストであるように設計され、当該機能のそれぞれは、制御の問題に直面しているBOP機能と関連付けられた特定の介入シャトル弁にホース19を差し込むことによって選択される。以下で詳細に説明するモジュラ弁ブロック18上のコンポーネントは、制御ポッド24および/または25内にある多数のコンポーネントに冗長性を提供し、モジュラ弁ブロックを概してユニバーサル且つ金銭効率の高いものにする。コンポーネント故障が生じる前であっても、ホース19は、特定のコンポーネントの機能不良を予期するために、モジュラ弁ブロック18およびレシーバプレート105上の特定の接続に接続され得る。当然ながら、後に予期したものと異なるコンポーネントが機能しなくなった場合には、ROV106はレシーバプレート105上の第一の接続とのホース19の接続を切り、それを異なる接続(正常に機能していないBOP機能に対応するもの)に接続して、バックアップ制御を可能にすることができる。
(モジュラ弁ブロック)
図4AおよびBは、モジュラ弁ブロック18の一実施形態を明示しており、これは、方向制御弁40および42ならびにパイロット弁41および43を含む。2セットの弁およびパイロット弁を図示しているが、任意の数の弁がモジュラ弁ブロック18に載置され得る。方向制御弁の数は、モジュラ弁ブロック18が同時に果たし得るBOP機能の数に対応している。しかしながら、モジュラ弁ブロック18は、ほとんどの場合、ROV106によって回収されるのに十分なほど小型である。いくつかの実施形態において、モジュラ弁ブロック18は、方向制御弁40および42の下流にあるシステムコンポーネントへの油圧流体供給圧力を制御するためのマニホールド圧力調整器45と、パイロットシステムに利用可能な圧力を制御するためのパイロット圧力調整器46とを備える。いくつかの実施形態において、パイロット圧力調整器46は、制御ポッド24に逆送り油圧を提供するようにも構成される。
いくつかの実施形態において、モジュラ弁ブロック18は、パイロット弁41および43をシフトさせた際のあらゆる圧力損失を回避するための圧力アキュムレータ44と、通常動作中に要求される、アキュムレータ44の通気を可能にするためのアキュムレータ放出弁47とを備える。いくつかの実施形態において、パイロット弁41および43、圧力アキュムレータ44、マニホールド圧力調整器45、およびパイロット圧力調整器46はモジュラ弁ブロック18に格納されておらず、むしろ上流に載置されるか、または必要とされない。多くのBOPコンポーネントは同じ圧力の油圧流体を必要とするが、モジュラ弁ブロック18が一般的に油圧流体を異なる圧力で異なるBOPコンポーネント(シアラムと比較した場合のアニュラ等)に供給することができる実施形態においては、マニホールド圧力調整器45が有利である。弁、パイロット、調整器、アキュムレータ、およびその他の制御コンポーネントの様々な組み合わせが可能であり、いくつかの実施形態においては、パイロット弁41および43は電磁操作されるパイロット弁であり、一方、その他の実施形態においては、それらは油圧パイロット弁である。また、いくつかの実施形態において、BOPスタック22は、複数のモジュラ弁ブロックに接続され、当該ブロックのそれぞれは1つ以上の制御コンポーネントについてバックアップを提供することができる。
モジュラ弁ブロック18は、BOPスタック22と接続するために、接続400、401、402、および403をさらに備える。いくつかの実施形態において、接続400、401、402、および403は、ROV106を介して除去および再設置を可能にする圧力平衡型スタブ接続である。電気的接続を必要とする実施形態において、接続410は、水中における電気的接続の作成および遮断を可能にする湿式電気接続である。図4Bを参照すると、モジュラ弁ブロック18は、いくつかの実施形態においてモジュラブロックレシーバ48上に取り付けられている。モジュラブロックレシーバ48はBOPスタック22と固定可能に付着され、油圧流体供給はそれとパイプで強固に接続されている。図4Bの実施形態によると、モジュラブロックレシーバ48は、接続400、401、402、および403を受けるためのレセプタクル404、405、406、および407を含む。レセプタクル404、405、406、および407ならびに接続400、401、402、および403は、本発明を任意の数のBOPスタックに設置することができ、様々なモジュラ弁ブロックをモジュラブロックレシーバ48に付着させることができるよう、好ましくはユニバーサルである。
油圧供給接続408および409は、モジュラ弁ブロック18に油圧流体およびパイロット油圧流体を供給する。主要油圧供給、アキュムレータ、補助油圧供給ライン、マリンライザ23上の補助導管、または制御ポッド24からの油圧送り等であるがこれらに限定されない任意の適切な源が、油圧供給接続408および409を供給し得る。仮接続103はモジュラ弁ブロック18に直接格納されていてよいが、モジュラブロックレシーバ48に格納されていてもよい。また、1つ以上のさらなる仮接続411が含まれてもよい。モジュラ弁ブロック18に接続される仮接続の数は概して、モジュラ弁ブロック18上にある方向制御弁の数に対応し、概していくつのBOP機能が同時に果たされ得るかを決定付けることにもなる。仮接続103はモジュラブロックレシーバ48の側面に出るものとして示されているが、底部等のモジュラブロックレシーバ48のその他の位置に、緊急のスタック引き上げの間に容易に接続を切るため海底に対して垂直に向いて出してもよい。
(介入シャトル弁)
図5AおよびBを参照すると、介入シャトル弁16は、ハウジング58と、略円筒型の空洞500と、一次注入口100と、二次注入口101と、略円筒型のスプール型シャトル51と、出口50とを備える。空洞500は、上部略円形エリア501と、底部略円形エリア502と、側面円筒型エリア503とを備える。ハウジング58は、上部略円形エリア503の上に縁52を有する。いくつかの実施形態において、シャトル51は、二次注入口101に最も近く、空洞500のそれと実質的に同様の半径を有する第一の領域504、二次注入口101からはより遠く、第一の領域504のそれよりも小さい半径を有する第二の領域505、二次注入口101からはさらに遠く、空洞500のそれと実質的に同様の半径を有する第三の領域506、二次注入口101から最も遠く、第三の領域506のそれよりも小さい半径を有する第四の領域507、および、第一の領域504と第二の領域505との間に遷移面56を備える。遷移面56は、第一の領域504と第二の領域505の半径の間で徐々に傾斜してもよいし、第一の領域504の半径から第二の領域505の半径に急激に変化してもよい(この場合、遷移面56は、第二の領域505の円筒型側面に垂直な平面である)。いくつかの実施形態において、出口50は、BOP機能等の目的地とパイプで強固に接続されており、一次注入口100は制御ポッド24とパイプで強固に接続されており、二次注入口101はレシーバプレート105とパイプで強固に接続されている。図1の一次流体流路11に沿った流れに対応する正常流の間、シャトル51は正常流位置にあり、流体は一次注入口100に入り、第二の領域505の周囲を流れて、出口50から出る。第一の領域504および第三の領域506にそれぞれ対応するシールエリア54および53が、流体が漏れたりそれらを越えて流れたりするのを防止するので、流体がその他のエリアに流れることはない。一次注入口100を通って流れる流体は、シャトル51を平衡に保つための力を遷移領域56に対して与える。したがって、シャトル弁は通常位置のままである。
正常流からバックアップ流に切り換えることが望ましい場合、流体は二次注入口101に導入され、シャトル51の幅広面55に圧力を与える。幅広面55の表面積は遷移帯56の表面積よりも大きいため、一次注入口100を通って入る流体と等しい圧力での二次注入口101における流体の流れは、シャトル51を作動位置に押し進めることになる。図5Bは、シャトル51が作動位置にある介入シャトル弁16の実施形態を描写している。図1の二次流路12に沿った流れと対応する作動位置での流れの間、流体は二次注入口101に入り、出口50から出る。シールエリア54が流れを防止するので、流体がシャトル51を越えて流れることはない。また、第三の領域506が縁52に衝突し、これによってシャトル51がそれ以上作動するのを防止する。したがって、シャトル51が作動位置にある場合、一次注入口100およびその上流のコンポーネントは、隔離されバイパスされる。シャトル51は、ブリードポート(bleed port)57に流体を供給し、シャトルを通常位置に押し進めることによって、いかなる時点でもリセットされ得る。
図6を参照すると、いくつかの実施形態において、介入シャトル弁16は、他の弁と組み合わせられて複合介入シャトル弁60を形成する。いくつかの実施形態において、複合介入シャトル弁60は、2つの介入シャトル弁16および61と、ゲート介入シャトル弁62と、一次注入口100および600と、二次注入口101および601と、ゲートシャトル64と、出口65とを備える。コネクタ63は、複合介入シャトル弁60をBOP機能に接続する。「ゲートシャトル」という用語は、任意の特定種類のシャトルまたは弁に限定することを意味するのでなく、介入シャトル弁16と区別するためにのみ使用される。ゲート介入シャトル弁62は、片側のみからの流れを受け入れるためにシフトし、反対側を分離する、いかなるシャトル弁であってもよい。
図6中の1つの考えられる流路を辿ると、流れはシャトル弁16の二次注入口101を通って入り、シャトル51を作動位置に押し進める。流れは介入シャトル弁16から出てゲート介入シャトル弁62へ続き、ゲートシャトル64を左に押し進めて流れが出口65から出られるようにし、介入シャトル弁61を隔離する。介入シャトル弁16を通る流れが中止して、シャトル弁61に流れが導入された場合には、ゲートシャトル64は右に押し進められ、シャトル弁16を隔離するであろう。いくつかの実施形態において、複合介入シャトル弁60は、ブルーポッドまたはイエローポッドのいずれか(例えば、図3の制御ポッド24および25)からの油圧流体の正常流および図3のモジュラ弁ブロック18または31からの代替流を提供するために使用され得る。そのような実施形態において、複合介入シャトル弁60は、4つの異なる源からBOP機能に繋がる出口へ油圧流体を送ることができるであろう。いくつかの実施形態において、介入シャトル弁16、61、および62のハウジングは単一の材料で作られており、一方、その他の実施形態において、ハウジングは異なるコンポーネントで作られており、介入シャトル弁16、61、および62は、介入シャトル弁16および61の出口がゲート介入シャトル弁62の注入口602および603に流れ込むよう、互いに固定可能に付着している。
(概略流れ図)
図7は、BOPパイプラム700および関連する油圧送りシステムを含む概略である。流体源13は、主要油圧注入口を備え、弁70を通って制御ポッド24または制御ポッド25のいずれかへ流れる。1つの考えられる流路において、弁70は制御ポッド24に流れを送り、弁703は制御コンポーネント14および15を介して複合介入シャトル弁60に流れを送る。図6および7を参照すると、一実施形態において、複合介入シャトル弁60は、制御ポッド24の下流に一次注入口100、制御ポッド25の下流に一次注入口600、仮接続104の下流に二次注入口101、および仮接続74の下流に二次注入口601を有する。ゲートシャトル64は、コネクタ63を通るBOP機能への流れを可能にするために、複合介入シャトル弁60の非アクティブ側を隔離する。この例において、介入シャトル弁16は、二次注入口101からの流れを可能にするために作動位置にあり、ゲートシャトル64は介入シャトル弁61を隔離して介入シャトル弁16を通る流れを可能にする。
油圧流体の目的地はあらゆるBOP機能を含み得るが、図7では、2つの相補的な目的地を含む実施形態を描写しており、第一の機能「パイプラム閉鎖」701は、複合介入シャトル弁60と関連付けられパイプラム700を開放し、第二の機能「パイプラム開放」702は複合介入シャトル弁78と関連付けられパイプラム700を閉鎖する。この例において、ホース19は、複合介入シャトル弁60の介入シャトル弁16にバックアップ油圧流を送るために仮接続103と仮接続104とを接続している。したがって、通常は流体を機能「パイプラム閉鎖」701に方向付ける制御ポッド24の制御コンポーネント14および15は隔離およびバイパスされており、流体流れは、モジュラ弁ブロック18、ホース19、および複合介入シャトル弁60の介入シャトル弁16を通って送られる。
図7の実施形態において、パイプラム開放702およびパイプラム閉鎖701はいずれも、制御ポッド24および制御ポッド25を迂回する流れのバックアップを作ることができる。したがって、制御ポッド24および制御ポッド25の両方に、制御コンポーネントの完全な冗長性が提供される。モジュラブロック弁18は仮接続411用のさらなる出口を含み、モジュラ弁ブロック77は仮接続75および76を含む。同様に、レシーバプレート105は、仮接続72、73、および74用のさらなるポートを含む。描写しているように、仮接続411、75、76、72、73、または74のいずれにもホースは付着されていないが、ROV106は、必要に応じてそれらの接続にホースを付着させることができる。いくつかの実施形態において、モジュラブロック弁18および77のユニバーサルな性質により、ROVは、仮接続103、411、75、および76のいずれかまたはすべてにホースを付着させ、その他のBOP機能(図示せず)に繋がる任意の数の仮接続に当該ホースを送ることができる。いくつかの実施形態において、パイプラム開放702およびパイプラム閉鎖701等のBOP機能は、複合介入シャトル弁60および78を通る逆流を使用して、油圧流体に出口ライン(図示せず)への出口を与えることができる。
油圧制御を完全に失ってしまった場合に、介入シャトル弁16がBOP機能に緊急用バックアップ直通流を提供することも可能である。そのような実施形態において、ROV106は、水面から緊急用油圧供給ラインを運搬し、それを仮接続104に直接接続し、これが介入シャトル弁16の二次注入口101に接続されることによって、他の油圧流体供給故障の場合に油圧流体を供給する。このようにして、油圧流体は、壊滅的なシステム故障の場合に、任意の数のBOP機能に漸次供給され得る。
いくつかの実施形態においては、電子多重制御システム(multiplex control system;「MUX」)および水面にいるオペレータが、BOP機能および油圧供給を制御および/または監視する。単純な意味で、MUXはオペレータがボタンを押すこと等によってBOP機能を制御できるようにするものである。例えば、オペレータは、ボタンを押下することによって、または、油圧システムにアニュラを閉鎖するよう信号で伝えるための電子コマンドを入力することによって、アニュラを閉鎖する。いくつかの実施形態において、本発明は、バックアップ油圧供給の開始がボタンを押すことによって命令され得るような、既存の多重システムに統合される。また、ソフトウェアによって、正常流とバックアップ流のいずれが使用されているかにかかわらず、特定の機能を制御するためにオペレータが同じボタンを押すという点で、正常流とバックアップ流との間の切り換えを透過的にすることを可能にし得る。
図8に示す本発明の別の実施形態において、中央制御ポッド(図7の制御ポッド24および25等)はBOP油圧供給システムから完全に除去されている。中央制御ポッドの代わりに、複数の一次専用モジュラ弁ブロックおよび関連する介入シャトル弁が様々なBOP機能とパイプで強固に接続されている。限定的でない例として、一次モジュラ弁ブロック80および81は一般に、それぞれ複合介入シャトル弁60’および78’とパイプで強固に接続されているが、仮接続を介して接続されてもよい。一次モジュラ弁ブロック80および81は一般に、モジュラレシーバプレートに回収可能なように取り付けられているが、BOPスタック上に直接取り付けられてもよい。ROVは、中央制御ポッド全体を回収する代わりに、特定の正常に機能していない一次モジュラ弁ブロックを回収することができるため、複数の一次モジュラ弁ブロックを有することにより、正常に機能していない一次制御コンポーネントを修理することは、より容易に且つ費用効率が高いものになる。いくつかの実施形態において、一次モジュラ弁ブロックは、二次モジュラ弁ブロック18’および77’´等、1本以上のホース19’を介して介入シャトル弁に接続する1つ以上の二次モジュラ弁ブロックをバックアップとする。したがって、全油圧制御は、容易に回収可能なモジュラ弁ブロックを介して冗長的に供給される。容易に回収可能であることに加えて、複数のモジュラ弁ブロックは、大量生産され得るため、スケールメリットを介してコストを節約する。
(流れ図)
図9Aを参照すると、一実施形態において、ある方法は、バックアップ流体流を目的地に提供する。ボックス91を参照すると、いくつかの実施形態において、オペレータは、正常に機能していない機能を検出した場合、および/または、制御コンポーネントを迂回して流れを送る必要がある場合等に、代替流体流路を始動させる。いくつかの実施形態において、流体は油圧流体であり、目的地はBOP機能である。ボックス92および93を参照すると、ROVは、モジュラ弁ブロックおよび介入シャトル弁の二次注入口にホースを接続するために配備される。ホースが接続された後、流れは、ボックス94に示すように、モジュラ弁ブロック、ホース、および介入シャトル弁の二次注入口を通って目的地へ送出される。いくつかの実施形態において、ボックス95に示すように、機能への油圧流の多重制御は、オペレータが、正常に機能していない制御コンポーネントを制御したものと同じボタンまたは入力手段を使用し、モジュラ弁ブロックを介してBOP機能を制御することができるよう、透過的に切り換えられる。
図9Bは、1つ以上のBOP機能に油圧流体を供給するためにブルーおよびイエロー中央制御ポッドを伴う、本発明の実施形態を示す。一実施形態において、油圧流体はブルーポッドによって供給されるが、ボックス902に示すように、制御コンポーネント機能不良が検出される。いくつかの実施形態において、ボックス903に示すように、油圧供給はブルーポッドからイエローポッドに切り換えられ、当該切り換えは、オペレータ入力または自動コンピュータ始動のいずれかにより生じるものである。当然ながら、別の実施形態においては、制御はブルーポッドにとどまる一方で、バックアップ流が開始される。ボックス904を参照すると、ROVが配備され、モジュラ弁ブロックに、および、適切なBOP機能と関連付けられた複合介入シャトル弁に、ホースを接続する。いくつかの実施形態において、ボックス905に示すように、機能への油圧流の多重制御は、オペレータが、現在正常に機能していない制御コンポーネントを制御したものと同じボタンまたは入力手段を使用し、モジュラ弁ブロックを介してBOP機能を制御することができるよう、透過的に切り換えられる。ボックス906を参照すると、油圧供給は元のブルーポッドに切り換えられてよく、油圧流体は正常に機能していない制御コンポーネントを迂回し、またモジュラ弁ブロックを通ってBOP機能に流れ、ブルーポッドによってBOP機能の油圧制御を修復する。
本発明およびその利点について詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本発明の精神および範囲を逸脱することなく、そこに様々な変更、代用、および代替が為され得ることを理解すべきである。さらに、本出願の範囲は、本明細書に記載したプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、およびステップの、特定の実施形態に限定されることを意図するものではない。当業者であれば本発明の開示から容易に理解するように、本書に記載した対応する実施形態と実質的に同じ機能を実行する、またはそれらと実質的に同じ結果に到達する、現存するまたは後に開発されるプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはステップは、本発明に従って利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはステップをその範囲内に含むことを意図するものである。
図1は、本発明の一実施形態を表す海中制御モジュールの概略図である。 図2は、本発明の実施形態を組み込んだ深海掘削作業の概略図である。 図3は、本発明の実施形態を組み込んだBOP装置の側面図である。 図4Aは、本発明の実施形態によるモジュラ弁ブロックの概略図である。 図4Bは、本発明の実施形態によるモジュラ弁ブロックの斜視図である。 図5AおよびBは、本発明の実施形態による介入シャトル弁の断面側面図である。 図6は、本発明の実施形態による複合介入シャトル弁の断面側面図である。 図7は、本発明の実施形態を組み込んだBOP油圧制御システムの概略図である。 図8は、本発明の実施形態を組み込んだBOP油圧制御システムの概略図である。 図9Aは、本発明を使用する方法の実施形態を示すフローチャートである。 図9Bは、本発明を使用する方法の実施形態を示すフローチャートである。

Claims (26)

  1. 水中BOPシステムで使用するための油圧流体供給装置であって、
    油圧流体源に接続された注入口および弁ブロックスタブ接続に接続された出口を有するモジュラ着脱式弁ブロックと、
    油圧流体供給ラインにパイプで強固に接続された一次注入口、バックアップ注入口スタブ接続レシーバと接続されたバックアップ注入口、油圧動作BOP機能と接続された出口、およびシャトルをそれぞれが有する複数の介入シャトル弁と、
    該弁ブロックスタブ接続と着脱可能に接続可能な第一端および該バックアップ注入口スタブ接続のうちのいずれか1つに接続可能な第二端を有する、選択的に係合可能なホースと、
    該弁ブロックスタブ接続からの該ホースを、該バックアップ注入口スタブ接続に接続および除去する遠隔操作ビークルと
    を備える、油圧流体供給装置。
  2. 前記モジュラ着脱式弁ブロックは、方向制御弁を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記モジュラ着脱式弁ブロックは、マニホールド圧力調整器、アキュムレータ、パイロット弁、パイロット圧力調整器、およびそれらの任意の組み合わせから成る群より選択されるコンポーネントをさらに備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記パイロット弁は、電磁パイロット弁または油圧パイロット弁である、請求項3に記載の装置。
  5. 前記バックアップ注入口スタブ接続は、レシーバプレート上に格納され、前記介入シャトル弁の前記バックアップ注入口にパイプで強固に接続されている、請求項1に記載の装置。
  6. 前記バックアップ注入口スタブ接続のうちの1つに選択的且つ着脱可能に付着された緊急用油圧源をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記BOPシステムは、第一の中央制御ポッドに接続された複数の一次流量制御コンポーネントセットを備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記BOPシステムは、複数の一次流量制御コンポーネントセットを備え、該複数の一次流量制御コンポーネントセットのそれぞれは、対応する複数の一次モジュラ着脱式ブロックの1つに接続され、各一次モジュラ着脱式ブロックは対応する介入シャトル弁および目的地に接続される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第一の中央制御ポッドの前記一次流量制御コンポーネントに一次流量制御コンポーネントの冗長性セットを提供する第二の中央制御ポッドと、
    該第二の中央制御ポッドと関連付けられた、少なくとも1つのさらなるモジュラ着脱式弁ブロックと、
    をさらに備える、請求項7に記載の装置。
  10. 前記介入シャトル弁のうち1つ以上は、それぞれが第一の一次注入口、第二の一次注入口、第一の二次注入口、第二の二次注入口、第一のシャトル、第二のシャトル、ゲートシャトル、およびBOP機能への出口を備える複合介入シャトル弁である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記モジュラ着脱式弁ブロックは、前記ホースとの接続用の少なくとも1つのスタブ型レシーバ接続を格納する別個のモジュラブロックレシーバにそれぞれが付着し、
    該モジュラ着脱式弁ブロックは、前記第一の中央制御ポッドまたは前記第二の中央制御ポッドを通る流れを中断することなく該モジュラブロックレシーバから除去可能である、請求項10に記載の装置。
  12. 前記モジュラブロックレシーバにおける前記ホースとの接続用の前記スタブ型レシーバ接続は、海底に対して垂直方向に配向される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記モジュラ着脱式弁ブロックは、圧力平衡型スタブ接続および湿式電気接続を介して前記別個のモジュラブロックレシーバに付着する、請求項11に記載の装置。
  14. 電子多重制御システムをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  15. 前記モジュラ着脱式弁ブロックの制御は、前記電子多重制御システムに統合されている、請求項14に記載の装置。
  16. 油圧流体のバックアップ供給を水中BOP機能に提供するための方法であって、
    複数の一次流体制御コンポーネントセットとBOPスタックに着脱可能に接続されたモジュラ弁ブロックとを提供するステップであって、該モジュラ弁ブロックは弁ブロックスタブ接続に接続された出口を有する、ステップと、
    複数の介入シャトル弁を提供するステップであって、該複数の介入シャトル弁のそれぞれは、一次流体制御コンポーネントセットを通って油圧流体供給にパイプで強固に接続された一次注入口、バックアップ注入口スタブ接続と接続されたバックアップ注入口と、油圧動作BOP機能とパイプで強固に接続された出口とを有する、ステップと、
    着脱可能なスタブ接続を介して、該弁ブロックスタブ接続にホースの第一端を、該バックアップ注入口スタブ接続のうち1つに該ホースの第二端を接続するように、遠隔操作ビークルを制御するステップと
    を含む、方法。
  17. オペレータまたは電子監視システムからの信号に基づいて、いずれの介入シャトル弁に前記ホースを接続するかを選択するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記モジュラ弁ブロックを制御するための電子制御を提供するステップと、
    前記モジュラ弁ブロックの該電子制御を電子多重制御システムに統合するステップと
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記介入シャトル弁のうち1つの前記バックアップ注入口スタブ接続内へ、そして、該介入シャトル弁を介して前記BOP機能へ流体を送るステップをさらに含み、該介入シャトル弁を通る該流れは、作動するようにシャトルを押し進め、該介入シャトル弁の該一次注入口および該一次注入口の上流にある前記一次流体制御コンポーネントセットを隔離する、請求項16に記載の方法。
  20. 前記ホースを接続するよう遠隔操作ビークルを制御するステップの前に、前記モジュラ弁ブロックへの油圧供給を確立するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記バックアップ注入口スタブ接続をレシーバプレートに取り付けるステップと、
    該バックアップ注入口スタブ接続を前記介入シャトル弁の前記バックアップ注入口にパイプで強固に接続するステップと
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  22. 前記複数の一次流体制御コンポーネントセットを第一の中央制御ポッドに付着させるステップと、
    一次流体制御コンポーネントの冗長性セットを提供する第二の中央制御ポッドを提供するステップと、
    少なくとも1つのさらなるモジュラ弁ブロックに該第二のポッドを提供するステップと
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  23. 前記複数の介入シャトル弁に、第二の一次注入口、第二のバックアップ注入口、第一のシャトル、第二のシャトル、およびゲートシャトルを提供するステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第一の中央制御ポッドから油圧流体が供給されている間に、BOP機能が正常に機能していないという指示を受信するステップと、
    油圧流を前記第二の中央制御ポッドに切り換えるステップと
    をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記モジュラ弁ブロックに方向制御弁を提供するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  26. 前記モジュラ弁ブロックに、マニホールド圧力調整器、アキュムレータ、パイロット弁、パイロット圧力調整器、およびそれらの任意の組み合わせから成る群より選択されるコンポーネントを提供するステップをさらに含む、請求項25に記載の方法。
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