JP4827265B2 - 培養ディッシュ - Google Patents

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Description

この発明は細胞培養、細胞栽培などに用いられる培養ディッシュに関する。
一般的に、細胞培養や細胞栽培等に用いられる培養ディッシュは、異なる種類の細胞や組織毎にそれぞれ分けて収容して培養するために用いられる。このような培養ディッシュは外周壁部を有する容器本体と前記外周壁部の外面に被着される垂壁部を有する蓋部を有しており、前記容器本体の底面部及び蓋部の上面が円形形状であるものが多い。
そして、一度に多種類の細胞や組織を培養する際に、その種類毎に異なる形状の培養ディッシュが用いられるのではなく、通常は同形状の培養ディッシュが複数組用いられる。この場合、蓋部の上面に細胞の種類を記載するなどして識別される。しかしながら、これらの複数組の培養ディッシュにおいて、蓋部と容器本体はどれも同じ形状であるため、例えば蓋部の上面に記載された細胞とは、別の細胞が収容された容器本体へ該蓋部を誤って被着してしまうおそれがある。仮に、蓋部を別の組の容器本体へ被着した場合には、異種の細胞や組織等が混ざってしまう場合があり、特に、容器本体に収容された細胞と混入した別の細胞が類似した形態であると、顕微鏡による観察をもってしても判別が不能である。
そこで、容器本体と対応する蓋部を取り違えないようにするためのシャーレ(培養ディッシュ)が提案されている(特許文献1参照)。このシャーレは、上述の培養ディッシュのような外周壁部を有する容器本体と、前記外周壁部の外面に被着される垂壁部を有する蓋部を有しており、前記外周壁部と前記垂壁部にそれぞれヒンジ部分を設け、両ヒンジ部分にわたって着脱可能に取付ける継手部材を有し、該両ヒンジ部分に継手部材を取付けることで容器本体に対して蓋部を開閉可能に一体化して形成される。このようなシャーレであれば、蓋部と容器本体が一体化されているので、前述のような問題は生じない。
しかしながら、蓋部と容器本体を一体化するためのヒンジ部分や継手部材が必要となり、部品点数が多くなり構成が比較的複雑になる。また、従来多用されてきた培養ディッシュと形態が異なるのでかえって作業がしにくくなるおそれがあり、蓋部と容器本体分の十分な作業スペースを確保する必要が生じるなど、取り扱いが極めて困難である。
特開2004−350504号公報
この発明は前記の点に鑑みなされたものであり、複数組の培養ディッシュにおいて、極めて簡単な構成で、蓋部を誤って他の組の容器本体に被着するのを防止することができ、取り扱い性にも優れた培養ディッシュを提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、外周壁部を有する容器本体と前記外周壁部の外面に被着される垂壁部を有する蓋部とからなる複数組の培養ディッシュからなり、前記容器本体の外周壁部に複数の突部が形成されており、前記蓋部の垂壁部には前記突部と同数の係合部が形成されているとともに、前記各組における蓋部はその係合部が当該組の容器本体の突部にのみ対応して係合して被着でき、他の組の容器本体の突部には対応せず被着できないように構成されていることを特徴とする培養ディッシュに係る。
請求項2の発明は、前記容器本体の突部と蓋部の係合部が2又は3箇所に形成されている請求項1に記載の培養ディッシュに係る。
請求項3の発明は、前記複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係が、配置位置か形状のいずれか一方又は両方である請求項1又は2に記載の培養ディッシュに係る。
請求項4の発明は、前記容器本体の底面部及び蓋部の上面部は円形形状である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の培養ディッシュに係る。
請求項5の発明は、前記突部は円周方向の長さが2〜6mm、上下方向の長さが2〜10mm、外周壁部から突出される突部の先端部までの高さが2〜5mmである請求項4に記載の複数種の培養ディッシュに係る。
請求項1の発明に係る培養ディッシュは、外周壁部を有する容器本体と前記外周壁部の外面に被着される垂壁部を有する蓋部とからなる複数組の培養ディッシュからなり、前記容器本体の外周壁部に複数の突部が形成されており、前記蓋部の垂壁部には前記突部と同数の係合部が形成されているとともに、前記各組における蓋部はその係合部が当該組の容器本体の突部にのみ対応して係合して被着でき、他の組の容器本体の突部には対応せず被着できないように構成されているため、極めて簡単な構造で蓋部を他の組の容器本体に誤って被着することを防止すると共に、複数組の培養ディッシュを各組の培養ディッシュ毎に識別することができる。
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載の培養ディッシュにおいて、前記容器本体の突部と蓋部の係合部が2又は3箇所に形成されているため、複数組の培養ディッシュを十分に作製することができる。また、作業の際に邪魔にならず、取り扱いが極めて容易である。
請求項3の発明にあっては、請求項1又は2に記載の培養ディッシュにおいて、前記複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係が、配置位置か形状のいずれか一方又は両方であるため、複数の培養ディッシュにおける各組の培養ディッシュを容易に識別することができる。
請求項4の発明にあっては、請求項1ないし3に記載のいずれか1項に記載の培養ディッシュにおいて、前記容器本体の底面部及び蓋部の上面部は円形形状であるため、従来多用されている形状の培養ディッシュを利用することができる。
請求項5の発明にあっては、請求項4に記載の培養ディッシュにおいて、前記突部は円周方向の長さが2〜6mm、上下方向の長さが2〜10mm、壁部外面から突出される突部の先端部までの高さが2〜5mmであるため、作業の際に突部が邪魔にならず、取り扱い性に優れている。
一組の培養ディッシュの蓋部を容器本体に被着する状態を示す全体概略斜視図である。 図1の培養ディッシュの概略斜視図である。 図1の培養ディッシュの断面模式図である。 この実施例に係る複数組の培養ディッシュの断面模式図である。 蓋部を別の組の容器本体に被着できない状態を示す概略斜視図である。 別の実施例の複数組の培養ディッシュの断面模式図である。 他の実施例の複数組の培養ディッシュの断面模式図である。 図7の培養ディッシュの正面側模式図及び背面側模式図である。
この発明の実施例に係る培養ディッシュは複数組の培養ディッシュからなり、一組の培養ディッシュ11は、例えば図1ないし図3に示されるように、容器本体12と蓋部20とからなる。
容器本体12は図1からよく理解されるように、外周壁部13を有する。前記容器本体12の底面部17はどのような形状でもよく、実施例では図示の如く、円形形状である。容器本体12の材質は、ガラスあるいはポリスチレン、アクリルなどの合成樹脂等により形成される。下記の蓋部20についても材質は同様である。なお、容器本体12の大きさは、培養する細胞や組織の種類、量等に応じて適宜選択されるが、この実施例では、具体的には底面部17が円形形状である場合に、直径が概ね30〜200mm、外周壁部13の高さが約10〜25mm、外周壁部13の厚みは1〜2mm程度である。
蓋部20は、前記外周壁部13の外面14に被着される垂壁部21を備える。前記蓋部20は、容器本体12の上部の開口部15を被覆して装着できるように、その形状や大きさ等は容器本体12に対応させて形成される。容器本体12に蓋部20がスムーズに被着できるように、例えば、上記実施例の容器本体12に被着する蓋部20として、上面部22の大きさは前記容器本体12の底面部17の直径よりも約1〜3mm程度大きい直径であることが望ましく、垂壁部21の高さは容器本体12の外周壁部13よりも2〜5mm低いことが好ましい。なお、垂壁部21の厚みは容器本体12と同じく1〜2mm程度である。
また、前記容器本体12の外周壁部13には、複数の突部16(16a,16b)が形成され、前記蓋部20の垂壁部21には前記突部16(16a,16b)と同数の係合部25(25a,25b)が形成される。なお、突部16及び係合部25は図1ないし図8において、説明のため強調して表している。以下の実施例についても同様である。
前記突部16(16a,16b)は、前記蓋部20の係合部25(25a,25b)と係合できれば板状、球状、塊状等どのような形状でもよく、大きさやその数も特に限定されない。容器本体12に形成される突部16は、実施例では図3のように、突部16a及び突部16bは同様の大きさ及び形状であるが、それぞれ異なる形態であってもよい。なお、このような突部16は、従来公知の成形方法により容器本体12と一体的に成形されても良いし、一旦成形された容器本体12に後から形成されるなどしてもよい。
特に、容器本体12の優れた使用性を確保するための突部16の大きさとしては、例えば図3で示されるように突部16aは、外周壁部13の円周方向の長さL1が約2〜6mm、外周壁部13の外面14から突出される突部16aの先端部までの長さL3が概ね2〜5mmであり、図1に示される上下方向の長さL2が2〜10mm程度であることが望ましい。
一方、前記係合部25(25a,25b)は、容器本体12の外周壁部13に突部16(16a,16b)が形成されても確実に蓋部20が被着できるように形成される。図1の蓋部20には、容器本体12の外周壁部13に設けられた突部16aに係合される係合部25a及び突部16bに係合される係合部25bが形成される。すなわち、実施例では突部16(16a,16b)の形状、及びその配置に合わせて正面視略コ字状の切欠部26(26a,26b)が形成されて、係合部25(25a,25b)とされる。なお、前記係合部25は、蓋部20が成形された後に従来公知の手法により切削加工が施されたり、蓋部20と一体的に形成されるなどして形成される。
このような容器本体12の突部16と蓋部20の係合部25は適宜設けられるが、前記容器本体12と蓋部20とが被着しやすく、作業性が良好であるように、前記突部16とそれに対応する前記係合部25は2又は3箇所に形成されることが好ましい。また、前記容器本体12の突部16と蓋部20の係合部25が2又は3箇所に形成されていると、後述するように各々の配置位置や形状を変化させることで、蓋部が対応する容器本体にしか被着できない培養ディッシュの組合せを何種類も構成することができ、通常、一度に扱う細胞や組織等の種類を識別するのに十分である。
上記したように、培養ディッシュが各種細胞や組織の培養に用いられる場合は、通常、その種類毎に培養ディッシュが必要である。すなわち、前記培養ディッシュ11を1組の培養ディッシュ11Aとして、培養ディッシュ11A、培養ディッシュ11B、培養ディッシュ11C、培養ディッシュ11D・・・等の複数組の培養ディッシュが用いられる。前記複数組の培養ディッシュにおいて、前記各組の培養ディッシュ11(11A,11B,11C,11D)における蓋部は、その係合部が当該組の容器本体の突部にのみ対応して係合して被着でき、他の組の容器本体の突部には対応せず被着できないように構成される。
すなわち、まず複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係が配置位置である場合を説明する。容器本体に突部が2箇所形成される場合において、図4に示される複数組の培養ディッシュである培養ディッシュ11A及び培養ディッシュ11Bにおいて、まず、図4(a)の培養ディッシュ11Aは容器本体12Aに突部16a及び突部16bが形成され、蓋部20Aには前記各突部16a及び突部16bにそれぞれ対応して係合される係合部25a及び係合部25bが形成される。一方、図4(b)からわかるように、培養ディッシュ11Bにおいては、容器本体12Bに突部16c及び突部16dが形成され、蓋部20Bには前記各突部16c及び突部16dに対応して係合される係合部25c及び係合部25dが各々形成される。
培養ディッシュ11Aにおける蓋部20Aは、その係合部25a及び係合部25bが当該培養ディッシュ11Aの容器本体12Aに形成された突部16a及び16bにのみ対応して被着でき、他の培養ディッシュ11Bの容器本体12Bの突部16c及び突部16dには対応しないため、図4及び図5に示すように、培養ディッシュ11Bの蓋部20Bは他の組の培養ディッシュ11Aの容器本体12Aに被着できない。
この実施例では、図4(a)からよく理解されるように、培養ディッシュ11Aにおける容器本体12Aに形成された突部16a及び突部16bの間隔、及びそれぞれに対応する蓋部20Aの係合部25a及び係合部25bの間隔はL4,L5である。一方、培養ディッシュ11Bの容器本体12Bの突部16c及び突部16dの間隔、及び各々に対応する蓋部20Bの係合部25c及び係合部25dの間隔はL6,L7である(図4(b)参照)。
このように、複数組の前記培養ディッシュ11A及び培養ディッシュ11Bに設けられる突部と対応する係合部の関係について、各培養ディッシュにおける複数の突部(係合部)同士の間隔は、それぞれ各組で異なるように設けられる。すなわち、各組の培養ディッシュ11A及び培養ディッシュ11Bにおける突部と係合部の対応関係がその配置位置により規定されることにより、各組における蓋部が誤って他の組の容器本体に被着されることを防止することができる。
例えば、図4及び図5に示されるように、培養ディッシュ11Bの蓋部20Bを誤って培養ディッシュ11Aの容器本体12Aに被着しようとした場合に、蓋部20Bの係合部25c及び係合部25dの間隔L6,L7と、容器本体12Aが有する突部16a,16bの間隔L4,L5が異なるため被着することができない。そのため、蓋部に対応する容器本体とは別の培養ディッシュの容器本体であることを認識することができる。そして、その蓋部20Bがどの容器本体に対応するものか失念してしまった場合であっても、容器本体内に収容された細胞、組織等を顕微鏡で調べ直して該当するものを探したりなどしなくても、蓋部は対応するその組容器本体にしか被着できないので、非常に便利である。
同様に、複数組の培養ディッシュにおいて、突部及びそれに対応する係合部が3箇所形成される場合を図6を用いて説明すると、図6(a)に示される培養ディッシュ11Cにおける容器本体12Cに形成された突部16e、突部16f及び16gの間隔、及び各々に対応する蓋部20Cの係合部25e、係合部25f及び係合部25gの間隔はそれぞれL8,L9,L10である。一方、図6(b)の培養ディッシュ11Dの容器本体12Dの突部16h、突部16i及び16jの間隔、及びそれぞれに対応する蓋部20Dの係合部25h、係合部25i及び25jの間隔はそれぞれL11,L12,L13である。
複数組の前記培養ディッシュ11C及び前記培養ディッシュ11Dにおいて、図示の如く、前記突部及び前記係合部の各々は間隔はL8,L9,L10とL11,L12,L13であって、それぞれの長さが異なり配置位置が各々相違するため、例えば、培養ディッシュ11Cの蓋部20Cは、他の組である培養ディッシュ11Dの容器本体12Dには被着できない。また、複数組の培養ディッシュとして、上記した前記培養ディッシュ11A及び培養ディッシュ11Bと共に、前記培養ディッシュ11C及び培養ディッシュ11Dを使用する場合であっても、容器本体の係合部と容器本体の突部の対応関係である配置位置がそれぞれ異なるため、各組の培養ディッシュにおいて容器本体と蓋部が一組になり、その蓋部は他の組の容器本体に被着できないように構成される。
続いて、前記複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係がその形状である場合を図7及び図8の培養ディッシュ11E及び培養ディッシュ11Fを用いて説明する。培養ディッシュ11Eの正面視において(図8(a)参照)、略球状突部16lに対応するように、係合部25lが蓋部20Eの円周方向の長さL16及び上下方向の長さL17に形成される。同様に図8(b)の背面視において、係合部25kは略板状突部16kに対応する蓋部20Eの円周方向の長さL14及び上下方向の長さL15に構成される。
一方、培養ディッシュ11Fにおいては、図8に示されるように、正面視において図8(c)の略板状突部16nに係合される係合部25nが、蓋部20Fの円周方向の長さL20及び上下方向の長さL21に形成される。また、図8(d)の背面視において、略球状突部16mに対応する係合部25mは、蓋部20Fの円周方向の長さL18及び上下方向の長さL19に構成される。
すなわち、複数組の前記培養ディッシュ11E及び培養ディッシュ11Fにおいて、図7及び図8から理解されるように、各蓋部に備えられる係合部の大きさがそれぞれ異なっているので、例えば、培養ディッシュ11Eの蓋部20Eは、培養ディッシュ11Fの容器本体12Fに被着することができない。つまり、複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係が形状であるため、蓋部は対応する容器本体でない他の組の容器本体に被着できない。複数組の培養ディッシュにおいて図示は省略するが、突部と蓋部との対応関係を形状のみでなく、さらに、上記したように配置位置も考慮して構成されてもよい。
加えて、前述の各組の培養ディッシュ11A,培養ディッシュ11B,培養ディッシュ11C及び培養ディッシュ11Dと共に、培養ディッシュ11E及び培養ディッシュ11Fを複数組の培養ディッシュとして同時に使用しても、蓋部は対応する容器本体にしか被着できず、他の組の容器本体には被着できない。そのため、極めて簡単な構造により、蓋部を誤って他の組の容器本体に被着することを防止できる。なお、この発明の培養ディッシュは、上述した実施例に限定されず、当業者の知識に基づいて様々な変更、修正、改良等を加えて実施することができる。
11,11A,11B,11C,11D,11E,11F (各組の)培養ディッシュ
12 容器本体
13 外周壁部
14 外面
16 突部
20 蓋部
21 垂壁部
22 上面部
25 係合部

Claims (5)

  1. 外周壁部を有する容器本体と前記外周壁部の外面に被着される垂壁部を有する蓋部とからなる複数組の培養ディッシュからなり、
    前記容器本体の外周壁部に複数の突部が形成されており、前記蓋部の垂壁部には前記突部と同数の係合部が形成されているとともに、
    前記各組における蓋部はその係合部が当該組の容器本体の突部にのみ対応して係合して被着でき、他の組の容器本体の突部には対応せず被着できないように構成されていることを特徴とする培養ディッシュ。
  2. 前記容器本体の突部と蓋部の係合部が2又は3箇所に形成されている請求項1に記載の培養ディッシュ。
  3. 前記複数組の培養ディッシュの容器本体の突部と蓋部の係合部の対応関係が、配置位置か形状のいずれか一方又は両方である請求項1又は2に記載の培養ディッシュ。
  4. 前記容器本体の底面部及び蓋部の上面部は円形形状である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の培養ディッシュ。
  5. 前記突部は円周方向の長さが2〜6mm、上下方向の長さが2〜10mm、外周壁部から突出される突部の先端部までの高さが2〜5mmである請求項4に記載の複数種の培養ディッシュ。
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