JP4824532B2 - RFID label - Google Patents
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Description
本発明はRFIDラベルにかかるもので、とくにRFID(Radio Frequency Identification)技術による、非接触で情報の読取りや読書きを行うためのRFIDラベルに関するものである。
The present invention relates to an RFID label, and more particularly, to an RFID label for reading and reading information in a non-contact manner using RFID (Radio Frequency Identification) technology.
RFIDラベルは、アンテナおよびICチップを有するRFIDインレットを備えたラベル本体を有するもので、このRFIDラベルは、データ読取り書込み装置(リーダーライター、図示せず)からの電波の発信を受けて、ICチップからのデータの読取りおよびICチップへのデータの書込みが可能である。
さらに、ラベル本体の裏面の粘着剤層により被貼付物に貼り付けて、その被貼付物に関する情報をICチップに記憶させるとともに、その表面に任意のプリンターにより所定情報を印字して表示することができる。
The RFID label has a label main body provided with an RFID inlet having an antenna and an IC chip. The RFID label receives a radio wave from a data read / write device (reader / writer, not shown), and receives an IC chip. Data can be read from and written to the IC chip.
Furthermore, it can be attached to an object to be pasted by an adhesive layer on the back side of the label main body, information on the object to be pasted can be stored in the IC chip, and predetermined information can be printed and displayed on the surface by an arbitrary printer. it can.
こうした構成のRFIDラベルは、多くのデータを記憶することができることから、各種の分野において使用されているが、とくに小売りや流通の分野において、商品その他の被貼付物に一度貼られたRFIDラベルを不正に剥がして他の物品に貼り付けるという不正貼替え行為を防止することが要請されている。 An RFID label having such a configuration is used in various fields because it can store a large amount of data. In particular, in the field of retail and distribution, an RFID label once pasted on a product or other object to be pasted is used. There is a demand to prevent unauthorized re-approaching of unauthorized removal and pasting to other articles.
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、不正貼替え行為を防止可能なRFIDラベルを提供することを課題とする。 The present invention has been considered in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an RFID label capable of preventing unauthorized re-paste.
また本発明は、不正貼替え行為が行われたときに、RFIDインレットのアンテナ部分を破壊してRFIDラベルとしての機能を消失させ、以後の不正を未然に防ぐことができるようにしたRFIDラベルを提供することを課題とする。 In addition, the present invention provides an RFID label that destroys the antenna portion of the RFID inlet and loses its function as an RFID label when an unauthorized rewriting is performed, thereby preventing subsequent fraud. The issue is to provide.
また本発明は、不正貼替え行為を防止するにあたって、できるだけ簡単な構成とすることが可能なRFIDラベルを提供することを課題とする。 Another object of the present invention is to provide an RFID label that can be configured as simple as possible in preventing unauthorized re-paste.
また本発明は、不正貼替え行為が行われようとしたときに、RFIDインレットのアンテナをできるだけ確実に破壊可能としたRFIDラベルを提供することを課題とする。 Moreover, this invention makes it a subject to provide the RFID label which can destroy the antenna of an RFID inlet as reliably as possible when an illegal re-paste act is performed.
すなわち本発明のRFIDラベルは、ループ状のアンテナおよびICチップを有するRFIDインレットを備えたラベル本体を有し、このラベル本体の裏面の粘着剤層により被貼付物に貼り付けるためのRFIDラベルであって、前記RFIDインレットのループ状のアンテナの少なくとも内方側に、前記アンテナの方向に向けて凸状あるいは凹状の切込みを形成し、その一対を互いに反対方向に凸状とするとともに、前記ラベル本体の前記被貼付物からの剥離にともなって前記アンテナを破壊可能としてあることを特徴としている。
That is, the RFID label of the present invention is an RFID label that has a label main body provided with an RFID inlet having a loop antenna and an IC chip, and is attached to an object to be pasted by an adhesive layer on the back surface of the label main body. In addition, at least an inner side of the loop antenna of the RFID inlet is formed with a convex or concave cut in the direction of the antenna, and a pair thereof is convex in opposite directions, and the label body It is characterized in that the antenna can be destroyed along with peeling from the object to be adhered.
上記切込みは、上記ラベル本体の外周部においてその多数本をその中心方向に向けてこれを形成することができる。 The incisions can be formed by turning a large number of the cuts toward the center of the outer periphery of the label body.
上記切込みは、上記ラベル本体あるいは上記RFIDインレットの角部にこれを形成することができる。 The notch can be formed in the corner of the label body or the RFID inlet.
上記切込みは、上記ラベル本体および上記RFIDインレットにともにこれを形成するとともに、上記ラベル本体の上記切込みおよび上記RFIDインレットの上記切込みが、互いに平行ないし同一直線上にあることができる。 The notch may form both the label body and the RFID inlet, and the notch of the label body and the notch of the RFID inlet may be parallel or collinear with each other.
上記切込みは、上記RFIDインレットのみにこれを形成するとともに、上記アンテナの内方側にこれを形成することができる。 The notch can be formed only on the RFID inlet and can be formed on the inner side of the antenna.
上記切込みは、上記RFIDインレットにおいて、上記アンテナの方向に向けて、U字状やV字状などの凸状あるいは凹状にこれを形成することができる。 The notch can be formed in a convex or concave shape such as a U shape or a V shape toward the antenna in the RFID inlet.
上記ラベル本体の裏面における粘着剤層の粘着剤は、粘着力が比較的強力な強粘着剤を塗布したものであることが望ましい。 The pressure-sensitive adhesive in the pressure-sensitive adhesive layer on the back surface of the label main body is desirably a strong pressure-sensitive adhesive having a relatively strong adhesive force.
本発明によるRFIDラベルにおいては、RFIDインレットあるいはラベル本体の少なくともいずれか一方に、RFIDインレットのアンテナの方向に向けて切込みを形成し、ラベル本体の被貼付物からの剥離にともなって、切込みがアンテナ方向に伸びるように切り広がり、アンテナの部分に至ってこれを破壊可能としたので、不正に貼り替えようとしてもRFIDインレットないしRFIDラベル自体としての機能が消失し、不正行為を実行することが不可能となる。
In the RFID label according to the present invention, a cut is formed in at least one of the RFID inlet or the label main body in the direction of the antenna of the RFID inlet, and the cut is formed in the antenna along with the peeling of the label main body from the object to be adhered. Since it cuts and spreads in the direction and reaches the antenna part, it can be destroyed, so even if it is illegally replaced, the function as the RFID inlet or the RFID label itself is lost and it is impossible to execute fraud It becomes.
本発明は、RFIDインレットにおけるアンテナの方向に向けて切込みを形成したので、簡単な構成で不正貼替え行為の防止を実行することができるRFIDラベルを実現した。 In the present invention, since the cut is formed in the direction of the antenna in the RFID inlet, an RFID label capable of preventing an illegal re-placing action with a simple configuration has been realized.
つぎに本発明の第1の実施例によるRFIDラベル1を図1ないし図3にもとづき説明する。
図1は、RFIDラベル1の平面図、図2は、図1のII−II線断面図であって、RFIDラベル1は、帯状の台紙2(剥離紙)と、ラベル本体3と、を有する。
Next, the
1 is a plan view of the
ラベル本体3は、ラベル基材4と、RFIDインレット5と、上層側の第1の粘着剤層6および下層側の第2の粘着剤層7と、を有し、第2の粘着剤層7の部分において台紙2に仮着してある。
The label
ラベル基材4は、上質紙や合成紙などからこれを構成し、その表面に所定の情報を印字可能であるとともに、望ましくは強粘着剤による第1の粘着剤層6および第2の粘着剤層7の間にRFIDインレット5を挟んで保持している。
The
図3は、RFIDインレット5の断面説明図であって、RFIDインレット5は、基材フィルム8と、基材フィルム8の上に配線したICチップ9およびアンテナ10と、を有する。
なお図3に仮想線で示すように、RFIDインレット5としては、上層保護フィルム11および下層保護フィルム12の両層あるいは、そのいずれか一方を備えていてもよい。
FIG. 3 is an explanatory cross-sectional view of the
As indicated by a virtual line in FIG. 3, the
RFIDラベル1においては、とくに図1および図2に示すように、ラベル本体3にはラベル基材4から第1の粘着剤層6まで貫いて多数本の切込み13を所定長さで直線状に形成してある。
これらの切込み13は、ラベル本体3の外周側から内方側に向けてすなわち中心方向に向けて、ほぼ均等な間隔で互いに平行に、かつ、RFIDインレット5のアンテナ10の方向に向けて、ただしわずかに手前までで止まる長さにこれを形成してある。
なお、RFIDインレット5は、その使用する電波に応じてそのアンテナ10の形状がループ状あるいは鈎の手状などと異なるものであり、アンテナ10の形状に応じて切込み13の大きさや位置および数を選択するものである。
In the
These
Note that the
こうした構成のRFIDラベル1において、ラベル本体3を台紙2から剥がし、第1の粘着剤層6の外周部および第2の粘着剤層7の部分を露出させて、この第1の粘着剤層6および第2の粘着剤層7により任意の被貼付物(図示せず)にRFIDラベル1(ラベル本体3)を貼り付けるものである。
しかして、不正な目的により、このRFIDラベル1を被貼付物から剥がそうとすると、ラベル本体3(ラベル基材4)の外周部のいずれかの切込み13のいずれかの左右領域において、剥がれる領域と、被貼付物に貼り付いている領域とが分離し始まり、切込み13がアンテナ10の方向に切り広がり(伸びてゆき)、ラベル本体3の被貼付物からの剥離にともなって切込み13がアンテナ10に至って、アンテナ10を切断し破壊することになる。
したがって、このRFIDラベル1は、その無線データ交信機能を消失し、意図していた不正行為を行うことが不可能になるとともに、切込み13によるラベル本体3の切れ目が顕在化し、不正行為が発覚する。
なお、RFIDラベル1においては、その外周部に多数本の切込み13が形成されているので、ラベル本体3を剥がし始めると、いずれかの切込み13が切れやすいとともに、不正行為者にも不正貼替え防止対策が施されていることを注目させることができる。
In the
Therefore, if the
Therefore, the
In addition, since the
図4は、本発明の第2の実施例によるRFIDラベル20の平面図であって、RFIDラベル20においては、ラベル本体3の角部(四隅)に斜め方向の切込み21を対角線上にRFIDインレット5のアンテナ10に向かって中央方向に形成してある。
FIG. 4 is a plan view of the
こうした構成のRFIDラベル20においても、上述のRFIDラベル1(図1)と同様に、不正貼替え行為を防止可能である。
とくに、RFIDラベル20においては、ラベル本体3の角部から切込み端部を開始して切込み21を形成してあり、一般的には、剥がし開始端がこのような角部であることから、そもそも不正目的にもとづく剥がし行為自体を思い止まらせる効果がある。
Also in the
In particular, in the
図5は、本発明の第3の実施例によるRFIDラベル30の平面図、図6は、図5のVI−VI線断面図であって、RFIDラベル30においては、RFIDインレット5(基材フィルム8ないしはその上層保護フィルム11あるいは下層保護フィルム12)の角部(四隅)に斜め方向の切込み31を対角線上にRFIDインレット5のアンテナ10に向かって中央方向に形成してあるとともに、RFIDインレット5の外周側から内方側に向けてすなわち中心方向に向けて、ほぼ均等な間隔で互いに平行に、かつ、RFIDインレット5のアンテナ10の方向に向けて、ただしわずかに手前までで止まる長さに多数本の切込み32を直線状に形成してある。
なお切込み31、32は、RFIDインレット5のみに形成しておくこともできるが、図5中に仮想線で示すように、RFIDラベル30の製造時に切込み31、32を形成するための刃型(図示せず)の深さを調整することにより、第1の粘着剤層6あるいは第2の粘着剤層7のいずれか一方、あるいは第1の粘着剤層6および第2の粘着剤層7の両層にまで切込み31、32を延ばして形成しておくことが望ましい。
FIG. 5 is a plan view of an
The
こうした構成のRFIDラベル30においても、上述のRFIDラベル1(図1)およびRFIDラベル20(図4)と同様に、ラベル本体3を剥がそうとすると切込み31、32がアンテナ10方向に伸びてこれを切断するので、不正貼替え行為を防止可能である。
とくに、RFIDラベル30では、ラベル基材4の下層であるRFIDインレット5の角部から切込み31を形成するとともに、その外周部に多数本の切込み32を形成してあり、RFIDインレット5自体は表面からは見えないので、剥がし行為自体を開始し、剥がされた部分がRFIDインレット5に至ってから、RFIDインレット5がいずれかの切込み31、32に沿って切れて行くことになり、この時点で不正行為を思い止まらせる効果がある。
Also in the
In particular, in the
本発明においては、切込みは、RFIDインレット5あるいはラベル本体3の少なくともいずれか一方にこれを形成することもできるが、その両方に形成してもよい。
すなわち、図7は、本発明の第4の実施例によるRFIDラベル40の平面図であって、RFIDラベル40においては、ラベル本体3の切込み21(第2の実施例、図4)およびRFIDインレット5の切込み31(第3の実施例、図5)をともに形成している。
さらに、それぞれの切込み21、31が、互いに平行ないし同一直線上にあることが望ましい。
たとえば、図7中に仮想線で示すように、RFIDインレット5の切込み31と同一直線上にラベル本体3の切込み21を追加して形成しておくこともでき、反対にラベル本体3の切込み21と同一直線上にRFIDインレット5の切込み31を形成しておくこともできる。
In the present invention, the cut can be formed in at least one of the
7 is a plan view of an
Further, it is desirable that the
For example, as indicated by a virtual line in FIG. 7, a
なお、図示は省略するが、ラベル本体3の外周部に第1の実施例(図1)と同様の多数本の切込み13を形成し、また、RFIDインレット5の外周部に第3の実施例(図5)と同様に多数本の切込み32を形成しておくこともできる。
Although not shown in the figure, a large number of
こうした構成のRFIDラベル40においては、ラベル本体3およびRFIDインレット5にともに切込み21および切込み31がそれぞれ形成されているので、いずれかの切込み21あるいは切込み31において切り目が広がる可能性があり、不正剥がし行為の際にアンテナ10が破壊しやすくなっている。
しかも、切込み21および切込み31が互いに平行か同一直線上にあることにより、剥がされて切り目が広がる方向が同一であり、アンテナ10の破壊を助長することができる。
In the
In addition, since the
図8は、本発明の第5の実施例によるRFIDラベル50の平面図であって、RFIDラベル50においては、RFIDインレット5のみに、ループ状のアンテナ10の内方側に凸状あるいは凹状たとえばU字状やV字状その他各種形状の切込み51を形成している。
これらの切込み51は、RFIDインレット5において、アンテナ10の方向に向けて凸状あるいは凹状にこれを形成すればよいものであるが、好ましくは、アンテナ10の方向に向けてその一対を互いに反対方向に凸状とすることにより、その上流側あるいは下流側のいずれの方向から剥がされても、どちらかの切込み51が切り広がる可能性があるようにすることができる。
もちろん、アンテナ10の形状に応じて、切込み51の形状、形成部位、数および大きさを任意に選択可能であるとともに、剥がし方向によって切込み51による切り目が広がりやすい形状を採用することができる。
FIG. 8 is a plan view of the
These
Of course, according to the shape of the
こうした構成のRFIDラベル50においても、ラベル本体3ないしRFIDインレット5が剥がされる際に、RFIDインレット5の切込み51が直接切り広がり、内方側からアンテナ10を破壊可能であって、不正貼替え行為を防止可能である。
Even in the
1 RFIDラベル(第1の実施例、図1)
2 台紙
3 ラベル本体
4 ラベル基材
5 RFIDインレット
6 第1の粘着剤層
7 第2の粘着剤層
8 基材フィルム
9 ICチップ
10 アンテナ
11 上層保護フィルム
12 下層保護フィルム
13 切込み
20 RFIDラベル(第2の実施例、図4)
21 斜め方向の切込み
30 RFIDラベル(第3の実施例、図5)
31 斜め方向の切込み
32 切込み
40 RFIDラベル(第4の実施例、図7)
50 RFIDラベル(第5の実施例、図8)
51 U字状やV字状の切込み
1 RFID label (first embodiment, FIG. 1)
2
21
31
50 RFID label (fifth embodiment, FIG. 8)
51 U-shaped or V-shaped cutting
Claims (1)
前記RFIDインレットのループ状のアンテナの少なくとも内方側に、前記アンテナの方向に向けて凸状あるいは凹状の切込みを形成し、
その一対を互いに反対方向に凸状とするとともに、
前記ラベル本体の前記被貼付物からの剥離にともなって前記アンテナを破壊可能としてあることを特徴とするRFIDラベル An RFID label having a label main body provided with an RFID inlet having a loop-shaped antenna and an IC chip, and attached to an object to be adhered by an adhesive layer on the back surface of the label main body,
Forming a convex or concave cut toward the direction of the antenna on at least the inner side of the loop antenna of the RFID inlet,
The pair is convex in opposite directions, and
An RFID label characterized in that the antenna can be destroyed when the label main body is peeled off from the object to be pasted.
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